JP2008207839A - インパルスシール装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、熱可塑性包装袋の開口部等を瞬間的な電気エネルギーで融着シールさせる、所謂「インパルスシール」により密封シールする場合等に使用されるインパルスシール用のインパルスシール装置に関する。
【解決手段】
インパルスシール機のヒート線が載置されるシール台を有するインパルスシール装置において、前記ヒートシール台の上側面のヒート線の下側に溝が設けられ、該溝にヒート線が載置さされていることを特徴とするインパルスシール装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、熱可塑性包装袋の開口部等を瞬間的な電気エネルギーで融着シールさせる、所謂「インパルスシール」により密封シールする場合等に使用されるインパルスシール用のインパルスシール装置に関する。詳しくは、包装袋等の接合物のシール部を剥離させることなく、精度よく効率的に行うことができるインパルスシール装置に関する。
従来、インパルスシール装置は、熱可塑性包装材料等のシートあるいはフィルムからなる包装袋の開口部をシール台とシールバーとで挟圧すると共に、ヒータ線に高圧電流を瞬間的に印加して包装袋の開口部を溶融する。
そして、袋を挟圧したままの状態で、該シールバーの温度低下を待ち、溶融した部分が凝固した後、シール台とシールバーの挟圧が開放されることにより包装袋の開口部が剥離することなく密封シールされる。
このため、シールが剥離することなく安定して行うことができるようにインパルスシールのシールバーを冷却した自動包装機に於けるインパルスシール装置(例えば、特許文献1参照。)が知られている。
この、自動包装機に於けるインパルスシール装置はニクロム線取付台の長さ方向に冷却エアーの流入する空洞を設け、該空洞からニクロム線の取付面に向かって多数の吹出導孔を穿設すると共にニクロム線はテフロン(登録商標)シートを介して取付けられている。また、押え板の長さ方向にも冷却エアーの流入する空洞を設け、該空洞から押え板面に向かって多数の吹出導孔を穿設した構成になっている。
また、インパルスシールに高圧電流を印加して包装材料を溶融したあと、前記溶融部を剥離させることなく、速やかに冷却するインパルスシール機(例えば、特許文献2参照。)も知られている。
このインパルスシール機は袋をシール台と加圧ブロックとで挟圧する。下側の加圧ブロックに形成した溝にシールバーを配置し、通常スプリングの弾力で前記シールバーをシール台から離れるように付勢する。そのあと、ハンマーでプレートに応力を加えると、シールバーは上動しシール台との間で袋口を加圧する。同時にヒータ線に電流を印加し、袋口を溶融する。その直後、スプリングの反力でシールバーが袋から離れ、シールバーの残り熱と、袋の残り熱とが干渉し合うのを防止する。結果的にシールバー及び袋は速やかに冷却し、シール台と加圧ブロックとの挟圧の持続でもって溶融部の剥離を防止する。
また、通常インパルスシールは、ヒータ線に高圧電流を瞬間的に印加される際、包装袋にシール台とシールバーによって圧着されるヒータ線の圧着面全体が均等な温度を有する構造となっている。このため、このヒータ線により加熱される溶着部分の温度分布が等しく、溶着が完了したとき、厚みの薄い熱可塑性包装材料のシートあるいはフイルムの溶着部分における厚みがヒータ線の圧着面により加熱と圧着との結果としてさらに薄くなる。そして、溶着部分の強度が弱くなる他に、内側端縁に引張り力が作用してこの部分が最初に裂断され側端に沿って裂断されてしまうという問題がある。
上記問題を解決したインパルスシール機の電熱板(例えば、特許文献3参照。)も知られている。
このインパルスシール機の電熱板は互いに近接離間可能に設けた上台および下台の対向位置に電熱板を設け、上台と下台との間に合成樹脂シートを重ねて挟み溶着するインパルスシール機において、上台側または下台側のいずれか一方の電熱板の圧着面の引張り側の側縁部のすくなくとも一方に耐熱シートを被覆する。
以下に先行技術文献を示す。
実開昭59−168312号公報 実開平5−61005号公報 特公昭62−9016号公報
ところで、ニクロム線取付台の長さ方向に設けた、空洞からニクロム線の取付面に向かって多数の吹出導孔を穿設されている特許文献1の自動包装機に於けるインパルスシール装置は包装袋等をインパルスシールした際、吹出導孔が穿設されている部分が加圧不足となるという問題がある。そして、その部分の包装袋に形成されるシール部の接着強度が低下する他、シールした後の外観の見栄えが悪いという問題がある。
さらに、ニクロム線取付台の長さ方向の溶着部分における厚みがニクロム線の圧着面により加熱と圧着との結果さらに薄くなる。そして、接着強度が低下する。さらに、引張り力が作用して、この部分が裂断するという問題がある。
また、ニクロム線が印加された際、ニクロム線の膨脹、伸び等によってニクロム線取付台面上の位置がずれるという問題がある。そして、包装袋のシール位置が安定しないという問題が生じる。
また、特許文献2のインパルスシール装置は、シール作業するための機械の動作が煩雑であり、且つ、シール装置の構造も複雑である。そして、故障箇所が増えるだけでなく、シール装置の製造コストが上昇するという問題がある。
また、ヒータ線に電流が印加され袋口が溶融された直後に、シールバーがスプリングの反力で袋から離れるため、溶融した部分が剥離する問題がある。さらに、袋に使用される包装材料の材質、材質構成、厚さ等によって溶融した部分の接着強度のバラツキや不良が生じる問題がある。
また、インパルスシールする際のシールバー等の上下駆動がクランク駆動的であり、生産効率が著しく低下する問題がある。
さらに、包装袋に用いられる包装材料の材質や厚み等が変わった際、該シール装置の調整作業に時間がかかるという問題がある。
また、特許文献3のインパルスシール機の電熱板は特許文献1と同様に、電熱板が印加された際、電熱板の膨脹、伸び等によって電熱板が載置されている上台あるいは下台面上の位置がずれるという問題がある。そして、包装袋のシール位置が安定しないという問題が生じる。
また、上台側または下台側のいずれか一方の電熱板圧着面の、引張り側の側縁部のすくなくとも一方に耐熱シートが被覆されるため、包装袋に形成されるその部分のシール部の接着強度が低下するという問題がある。
本発明は、上記従来の問題に鑑みてなされたものであり、その課題とするところは、包装袋等の接合物のシール部が剥離等することなく、シール位置が精度よく、且つ煩雑で、高価な装置等を用いることなく、効率的にインパルスシールができるインパルスシール装置を提供することである。
上記問題点を解決するために、本発明の請求項1に係る発明は、
インパルスシール機のヒート線が載置されるシール台を有するインパルスシール装置において、
前記ヒートシール台の上側面の、ヒート線の下側に溝が設けられ、該溝にヒート線が載置さされていることを特徴とするインパルスシール装置である。
次に、本発明の請求項2に係る発明は、
前記溝の深さがヒート線の厚みの1/2から2/3で幅がヒート線を加熱し、膨張した幅と同じかまたは0.5mm以内で広いことを特徴とする請求項1に記載のインパルスシール装置である。
本発明のインパルスシール装置は、以上の構成からなるので、ヒート線がヒートシール台の上側面を移動することがない。そして、常に包装袋等のシール位置が精度よく、安定して、見栄えよく形成できる。
また、ヒート線がヒートシール台の長さ方向に施された溝に載置されるため、包装袋等の溶着部がヒート線の圧着面により加熱と圧着で薄くなる率が低下する。そして、安定した接着強度を保つことができる。
また、本発明のインパルスシール装置は、ヒート線がヒートシール台の溝に載置されているため、溶着部のシール幅方向の端部が薄くなる率が少ない。そして、引張り力が作用してもシール部端縁から裂断することがない。
さらに、本発明のインパルスシール装置は、煩雑な機構や構造を用いることなく、安価にインパルスシール装置を製造することができる。そして、従来のシール作業操作で、効率良く生産できる。
また、袋に使用される包装材料の材質、材質構成、厚さ等によって溶融した部分の接着強度等のバラツキが発生し難い。
本発明のインパルスシール装置を実施の形態に沿って以下に図面を参照にしながら詳細に説明する。図1〜図8は本発明の一実施例を示す。
図1は、本発明のインパルスシール装置の一実施例の正面の概略を示す概略図である。また、図2は本発明のインパルスシール装置の一実施例の平面の概略を示す概略図である。
図1または図2に示すように、本発明のインパルスシール装置1は架台10と、その上
側面にシール台2と該シール台2の両端にヒータ線引張り軸受9が固定されている。そして、シール台2にヒータ線3が載置されている。さらに、シール台2にヒータ線3が載置されている上方方向に加圧バー11が設けられている。
前記ヒータ線引張り軸受9はシール台2の長さ方向両端に図2に示すように各々4本のボルト15により架台10に固定されている。
また、ヒータ線引張り軸受9の上方にヒータ線3を外側方向に引張るヒータ線引張軸8が左右に設けられている。そして、各々のヒータ線引張軸8の外側方向の軸の外周縁には、ネジ部12が形成されている。
前記ネジ部12はヒータ線3を外側に常に一定の引張り力で引張るための、引張りバネ7とナット6が設けられている。そして、引張りバネ7の外側方向にカラー14を介してナット6が設けられている。前記ナット6は引張りバネ7の引張り力を調整するためのものであり、ダブルで設けられている。
また、ヒータ線引張軸8の内方方向先端はヒータ線3がヒータ線取付けネジ4で固定できるように、ヒータ線引張軸8の軸心まで半円状に切り取られヒータ線取付けネジ部16が設けられている。
また、ヒータ線引張軸8はヒータ線3に高圧電流を瞬間的に印加させるため、図には示していないが電線を通す空洞部が設けられている。
また、シール台2およびヒータ線3の上方方向には包装材料、包装袋等の接合物をヒータ線3と挟圧して溶着させる上述した加圧バーが設けられている。前記加圧バー11はシール台2の上方方向を上下運動する。そして、シール台2上側面に接合物が載置されると加圧バー11が降下する。
前記降下した加圧バー11は、包装材料、包装袋等の接合物をヒータ線3と挟圧するとヒータ線3に高圧電流が瞬間的に印加される。そして、接合物の内側面を溶融し、凝固(溶着)した後、加圧バー11は、上昇する。
前記架台10に固定されているシール台2のヒータ線3の下側はヒータ線3の位置がずれることなく、常に、一定の位置に、精度良く包装材料や包装袋などの接合物にシールが施されるようにシール台2の長い方向に溝13が形成されている。
この溝13の幅は、ヒータ線3に高圧電流が流れ加熱し、膨脹した幅と同じか、または0.5mm以内広い幅が望ましい。上述した幅よりも狭いとヒータ線3が加熱し、膨脹した際に、溝から浮き上がったり、ヒータ線3が変形したり、あるいは断線等が生じる可能性がある。
また、溝13の幅が広いとヒータ線3が溝13の幅内で移動したり、変形したりするため、ヒータ線3の位置ずれが生じる。そして、接合物のシール位置がバラツキ、且つ、見栄えが悪くなる。
また、溝13の深さは、ヒータ線3の厚みの1/2から2/3が望ましい。前記溝13の深さが深すぎると包装材料や包装袋などの接合物をシールした際、加圧等が不十分となり、シール部分の接着強度が弱くなる。
また、包装材料や包装袋などの接合物の厚さにバラツキがある場合にも、加圧不足等の
部分が生じ、シールが施されている部分の接着強度にムラが生じる。
また、溝13の深さが浅いと、ヒート線3の圧着面により加熱と圧着でシール部分が薄くなり、接着強度が低下する。さらに、ヒート線3の長さ方向のシール端縁が一番薄くなるため、引張り力が作用してこの部分が最初に裂断される問題がある。
また、ヒータ線3が溝13からシール台2上側面に移動したり、変形したりする。このため、ヒータ線3の位置ずれが生じる。そして、包装材料や包装袋などの接合物のシール位置がバラツキ、且つ、見栄えが悪くなる。
前記ヒータ線3は電熱線、抵抗線として多く用いられている公知のニクロム線(ニッケル・クロム合金)等が用いられる。また、該ニッケル・クロム合金の表面に各種金属、セラミック、またはこれらの混合体、ガラスや樹脂等、如何なる材質のショットをブラスト法等で梨地状に施しても良い。
前記ニッケル・クロム合金の表面に前記梨地状を施すことにより、円弧状の凹凸が多数形成される。このため、シール部分の表面積が大きくなり、接合物のシール強度が向上する。
また、ヒータ台2の材質としては、特に限定するものではないが、耐熱性、耐食性、耐圧性、耐強度等に優れているものが望ましい、例えば、耐食アルミニウム合金(A2)、高力アルミニウム合金(A3)、ニッケル・クロム鋼(NC)等の構造用合金鋼、炭素鋼(C)等の普通鋼、ナイロン等の樹脂他が挙げられる。
また、前記包装材料や包装袋などの接合物の包装材料は少なくとも内面にインパルスシールで溶融するシートないしフィルム、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−メタクリル酸共重合体、エチレン−メタクリル酸エステル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体及びそれらの金属架橋物等の樹脂のシートないしフィルムが用いられる。
さらに、内面のシートないしフィルムに積層される樹脂として、例えば、低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、綿状低密度ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレンープロピレン共重合体、エチレンー酢酸ビニル共重合体、アイオノマー樹脂、エチレンーアクリル酸エチル共重合体、エチレンーアクリル酸またはメタクリル酸共重合体、メチルペンテンポリマー、ポリブテン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、塩化ビニルー塩化ビニルデン共重合体、ポリ(メタ)アクリル系樹脂、ポリアクリルニトリル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、アクリロニトリルースチレン共重合体(AS系樹脂)、アクリロニトリルーブタジェンースチレン共重合体(ABS系樹脂)、ポリエステル系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリカーボネート系樹脂、ポリビニルアルコール系樹脂、エチレンー酢酸ビニル共重合体のケン化物、ジエン系樹脂、ポリアセタール系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ニトロセルロース、その他、公知の樹脂の単体または積層体を使用することができる。その他、例えば、内容物等によってセロハン等のシートないしフィルム、紙、アルミニウム箔、合成紙等の単体または積層体が用いられる。
また、包装袋としては二方シールまたは三方シール、四方シール、側面シールあるいは封筒貼りシール、合掌貼りシール、舟底シール等の平袋、あるいは底部に底シール部と両側端面にサイドシール部等を有する三方シールまたは四方シールなどの包装袋の下部を前後に広げて、底部に矩形状の扁平な底面を形成した自立包装袋あるいは袋の表側面と裏側面の底部の内側にガセット部を有する自立包装袋(スタンディングパウチ)等が挙げられる。
次に、図3は、本発明のインパルスシール装置の他の一実施例の正面を示す概略図である。また、図4は本発明のインパルスシール装置の他の一実施例の平面を示す概略図である。
図3または図4に示すように、本実施例の他インパルスシール装置1は図1または図2と同様に架台10と、その上側面にシール台2と該シール台2の両端にヒータ線引張り軸受9が固定されている。そして、シール台2にヒータ線3が載置されている。さらに、シール台2にヒータ線3が載置されている上方方向に加圧バー11が設けられている。
前記ヒータ線引張り軸受9はシール台2の長さ方向両端に図4に示すように各々4本のボルト15により架台10に固定されている。
また、ヒータ線引張り軸受9の上方にヒータ線3を外側方向に引張るヒータ線引張軸8が左右に設けられている。そして、一方のヒータ線引張軸8の外側方向の軸の外周縁には、ネジ部12が形成されている。
前記ネジ部12には、ヒータ線3を外側に常に一定の引張り力で引張るための、引張りバネ7とナット6が設けられている。また、ナットは引張りバネ7の外側方向にカラー14を介して2個設けられている。そして、ナットを締めて行く事によりヒータ線3がより外側方向に引張られる。
また、他方のヒータ線引張軸8は軸固定ネジによってヒータ線引張り軸受9に固定されている。そして、ヒータ線3の張りの調整は一方のヒータ線引張軸8で行われる。このため、主に細いヒータ線3を使用する際に用いられる。
次に、図5は図1のA−A´線断面の一実施例を説明するための説明図であり、図6は図1のA−A´線断面の他の一実施例を説明するための説明図である。
本発明のインパルスシール装置で包装材料や包装袋などの接合物を載置して溶着する際には図5に示すようにシール台2の上側面および加圧バー11の表面にフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けられる。
前記耐熱シート20等は粘着性のテープ等の他に、フッ素樹脂あるいはシリコン等のとう耐熱性樹脂をコーティングすることもできる。
また、図6に示すように加圧バー11の表面にシリコン等の耐熱性ゴム21を設け、シール台2の溝の下部にナイロンやポリエチレンテレフタレート等の耐熱性樹脂22を設けその上側面にフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けることもできる。また、図には示していないが、シール台2の溝の下部にナイロンやポリエチレンテレフタレート等の耐熱性樹脂22を設け、その上側面にヒート線3を載置する。そして、該ヒート線3の上側面をフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けてもよい。
さらに、図7に示すように加圧バー11の表面にシリコン等の耐熱性ゴム21を設け、シール台2の溝13の下部にナイロンやポリエチレンテレフタレート等の耐熱性樹脂22を設ける。そして、その上側面にフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20あるいはガラステープ23を設けた上側面にヒータ線3を載置し、該ヒータ線3を覆うようにフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けても良い。
また、図8に示すようにシール台2の溝13の下部に設けたナイロンやポリエチレンテ
レフタレート等の耐熱性樹脂22を凹字形状に加工して、シール台2に設けても良い。そして、該耐熱性樹脂22等の上側面にガラステープ23を設け、その上側面にヒータ線3を載置し、該ヒータ線3を覆うようにフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けても良い。
また、ヒータ線3の幅が狭い場合、溝13の幅も狭くなり耐熱性樹脂22が設け難くなるが、耐熱性樹脂22を凹字形状に加工して設けることにより精度良く、容易に設けられる。
また、上記ヒータ線3を覆うようにフッ素樹脂あるいはシリコン等の耐熱シート20等を設けることによりヒータ線3の腐食の発生を防止して寿命が長くなる。さらに、包装材料や包装袋などの接合物のシール強度を高めることができる。
上記シール台2に設ける耐熱シート20等や耐熱性樹脂22または耐熱性ゴム21および積層構成等は包装材料や包装袋などの接合物の材質、厚さ、構成、シール幅等によって適宜選択される。
また、シール台2の溝に耐熱シート20等や耐熱性樹脂22またはガラスシート等を設ける際、溝13の幅は耐熱シート20等や耐熱性樹脂22またはガラスシート等を設けた外側面の幅がヒート線を加熱し、膨張した幅と同じかまたは0.5mm以内で広いように設けられる。
また、溝13の深さにおいても、耐熱シート20等や耐熱性樹脂22またはガラスシート等を設けた外側面までの深さがヒート線の厚みの1/2から2/3に設けられる。
本発明のインパルスシール装置は包装材料や包装袋などの接合物を安定した接着強度で、シール位置精度が良く、インパルスシールできるインパルスシール装置として優れていることはもとより、プラスチックフィルムないしシート、紙、合成紙等の断裁(溶断)等にも使用できる素晴らしい発明である。
本発明のインパルスシール装置の一実施例の正面の概略を示す概略図である。 本発明のインパルスシール装置の一実施例の平面の概略を示す概略図である。 本発明のインパルスシール装置の他の一実施例の正面の概略を示す概略図である。 本発明のインパルスシール装置の他の一実施例の平面の概略を示す概略図である。 図1のA−A´線断面の一実施例を説明するための説明図である。 図1のA−A´線断面の他の一実施例を説明するための説明図である。 図1のA−A´線断面のまた他の一実施例を説明するための説明図である。 図1のA−A´線断面のさらに他の一実施例を説明するための説明図である。
符号の説明
1…インパルスシール装置
2…シール台
3…ヒータ線
4…ヒータ線取り付ネジ
5…ヒータ線取り付軸
6…ナット
7…引張りバネ
8…ヒータ線引張り軸
9…ヒータ線引張り軸受
10…加台
11…加圧バー
12…ネジ部
13…溝
14…ヒータ線取り付ネジ
15…ボルト
16…ヒータ線取り付軸部
17…ヒータ線軸固定ネジ
18…電線
20…耐熱シート
21…耐熱ゴム
22…耐熱性樹脂
23…ガラスシート

Claims (2)

  1. インパルスシール機のヒート線が載置されるシール台を有するインパルスシール装置において、
    前記ヒートシール台の上側面の、ヒート線の下側に溝が設けられ、該溝にヒート線が載置さされていることを特徴とするインパルスシール装置。
  2. 前記溝の深さがヒート線の厚みの1/2から2/3で幅がヒート線を加熱し、膨張した幅と同じかまたは0.5mm以内で広いことを特徴とする請求項1に記載のインパルスシール装置。
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