JP2008207751A - ステアリングハンガーの支持構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 ステアリングハンガーの重量を軽減しながらステアリングホイールに伝達される振動を最小限に抑制する。
【解決手段】 ステアリングハンガー21が運転席シート15の車幅方向外側面前方および車幅方向内側面前方の範囲だけに設けられるので、それを車室の幅いっぱいに設ける場合に比べて、ステアリングハンガー21の長さを短くして重量を軽減することができ、しかもステアリングハンガー21の振動を抑制してステアリングホイール17に伝達される振動を小さくすることができる。また車幅方向外端部をフロントピラー23に固定し、車幅方向内端部に中間部を固定された支柱25の上端部および下端部をそれぞカウルロアパネル14およびフロアトンネル10に固定するので、ステアリングハンガー21の支持剛性を充分に確保して振動を一層効果的に抑制することができる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトを支持するステアリングハンガーを自動車の車室前部に車幅方向に配置するステアリングハンガーの支持構造に関する。
自動車の左右のヒンジピラー36間を車幅方向に延びるインパネメンバ37およびピラー間メンバ53とフロアパネル24のトンネル部26とを、1本の前後方向メンバ59および2本の上下方向メンバ60,61で連結し、前記インパネメンバ37をステアリンコラム78を支持するステアリングハンガーとして兼用するものが、下記特許文献1により公知である。
特開2003−335265号公報
ところで上記特許文献1に記載されたものは、ステアリングハンガーとして機能するインパネメンバ37が車体の左右両側面間に亘って延びているため、ステアリンコラム78の支持機能を発揮しない部分が長くなって重量が増加するだけでなく、ステアリングハンガー(インパネメンバ37)が長くなることで振動の振幅が増加し、それに支持されたステアリングコラム78からステアリングホイール79に大きな振動が伝達されて運転者に不快感を与える可能性があった。
本発明は前述の事情に鑑みてなされたもので、ステアリングハンガーの重量を軽減しながらステアリングホイールに伝達される振動を最小限に抑制することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載された発明によれば、ステアリングホイールに接続されたステアリングシャフトを支持するステアリングハンガーを自動車の車室前部に車幅方向に配置するステアリングハンガーの支持構造において、前記ステアリングハンガーは、車幅方向外端部が運転席シートの車幅方向外側面前方で車体に固定されて車幅方向内端部が運転席シートの車幅方向内側面前方まで延び、前記ステアリングハンガーの車幅方向内端部に中間部を固定された支柱の上端部および下端部をそれぞれ車体に固定したことを特徴とするステアリングハンガーの支持構造が提案される。
また請求項2に記載された発明によれば、請求項1の構成に加えて、前記支柱の下端部は、略鉛直方向に延びて車体に固定される第1取付部と、略水平方向に延びて車体に固定される第2取付部とを備えることを特徴とするステアリングハンガーの支持構造が提案される。
また請求項3に記載された発明によれば、請求項1または請求項2の構成に加えて、前記支柱の中間部は前記ステアリングハンガーの車幅方向内端部を貫通することを特徴とするステアリングハンガーの支持構造が提案される。
尚、実施の形態のフロアトンネル10、カウルロアパネル14およびフロントピラー23は本発明の車体に対応し、実施の形態の第1ステアリングシャフト18は本発明のステアリングシャフトに対応し、実施の形態の二つの平坦部30b,31bはそれぞれ本発明の第1、第2取付部に対応する。
請求項1の構成によれば、ステアリングハンガーが運転席シートの車幅方向外側面前方および車幅方向内側面前方の範囲だけに設けられるので、それを車室の幅いっぱいに設ける場合に比べて、ステアリングハンガーの長さを短くして重量を軽減することができ、しかもステアリングハンガーの振動を抑制してステアリングホイールに伝達される振動を小さくすることができる。また車幅方向外端部を車体に固定し、車幅方向内端部に中間部を固定された支柱の上端部および下端部をそれぞれ車体に固定するので、ステアリングハンガーの支持剛性を充分に確保して振動を一層効果的に抑制することができる。
また請求項2の構成によれば、支柱の下端部が略鉛直方向に延びて車体に固定される第1取付部と略水平方向に延びて車体に固定される第2取付部とを備えるので、支柱の下端部を車体に強固に固定することができる。
また請求項3の構成によれば、支柱の中間部がステアリングハンガーの車幅方向内端部を貫通するので、支柱およびステアリングハンガーの結合強度を高めてステアリングハンガーの振動を一層効果的に抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態を添付の図面に基づいて説明する。
図1〜図5は本発明の実施の形態を示すもので、図1は自動車の車室前部の斜視図、図2は図1の2方向矢視図、図3は図2の3−3線断面図、図4は図2の4−4線拡大断面図、図5は図2の5−5線拡大断面図である。
図1および図2に示すように、自動車の車室前部には、車体前後方向に延びるフロアトンネル10を有するフロアパネル11と、フロアパネル11の前端から上方に立ち上がるダッシュパネル12と、ダッシュパネル12の上端に結合されて車幅方向に延びる閉断面を構成するカウルアッパパネル13およびカウルロアパネル14とが設けられる。
フロアパネル11の前部に、車体左側の運転席シート15と車体右側の助手席シート16とが配置されており、運転席シート15の前方に配置されたステアリングホイール17から第1ステアリングシャフト18が車体前下方に延び、その前端にユニバーサルジョイント19を介して接続された第2ステアリングシャフト20が、ダッシュパネル12を貫通してエンジンルーム内に延出する。
運転席シート15の左側面の前方から右側面の前方に亘る範囲に、車幅方向に延びる円形断面の直線状のパイプよりなるステアリングハンガー21が配置される。ステアリングハンガー21の左端に溶接されたブラケット22が、左前部ドアを枢支するフロントピラー23の下部にボルト24…で固定される。またステアリングハンガー21の右端に形成された貫通孔21aに、中間部が「く」字状に屈曲した円形断面のパイプよりなる支柱25が貫通して溶接により固定される。
図3〜図5に示すように、支柱25の上端を固定する上部取付ブラケット26は、パイプ部材の一端側を潰した平坦部26aと、平坦部26aに連なるパイプ部26bとを備えており、パイプ部26bを支柱25の上端に嵌合して溶接した状態で、平坦部26aおよびカウルロアパネル14を貫通するボルト27を、カウルロアパネル14の内面に固定したウエルドナット28に締結することで、支柱25の上端の上部取付ブラケット26がカウルロアパネル14に強固に固定される。
また支柱25の下端を固定する下部取付ブラケット29は、第1ブラケット半体30および第2ブラケット半体31とで構成される。第1ブラケット半体30は半割パイプ部30aと平坦部30bとで構成されるとともに、第2ブラケット半体31は半割パイプ部31aと平坦部31bとで構成されており、第1、第2ブラケット半体30,31の半割パイプ部30a,31aを支柱25の下端全周を覆うように嵌合させて溶接により固定する。この状態で概ね鉛直方向に延びる第1ブラケット半体30の平坦部30bはフロアトンネル10の側壁10aにボルト32およびウエルドナット33で固定され、概ね水平方向に延びる第2ブラケット半体31の平坦部31bはフロアトンネル11aの上壁10bにボルト34およびウエルドナット35で固定される。
ステアリングハンガー21の車幅方向中間部から車体前方に延びる一対の第1取付ブラケット36,36の前端が、ボルト37,37およびウエルドナット38,38でカウルロアパネル14に固定される。またステアリングハンガー21の車幅方向中間部から下方に延びる支持ブラケット39に、第1ステアリングシャフト18を回転自在に支持する支持部材40の下端がピン41でチルト可能に枢支される。更に、ステアリングハンガー21の車幅方向中間部から車体後方に延びる一対の第2取付ブラケット42,42の後端に、第1ステアリングシャフト18を回転自在に支持する支持部材40を上下方向にチルトさせるチルト機構43がボルト44…で固定される。
次に、上記構成を備えた本発明の実施の形態の作用について説明する。
従来は車室の左端から右端に亘って設けられていたステアリングハンガーを、運転席シート15の車幅方向外側面前方および車幅方向内側面前方の範囲だけに設けられるので、従来に比べてステアリングハンガー21の長さを半分以下に短くして重量を軽減することができ、しかもステアリングハンガー21を短くしたことでその振動の振幅を小さくしてステアリングホイール17に伝達される振動を低減することができる。また車幅方向外端部をフロントピラー23に固定したステアリングハンガー21の車幅方向内端部に、「く」字状の支柱25の中間部を固定し、その支柱25の上端部および下端部をそれぞれカウルロアパネル14およびフロアトンネル10に固定するので、ステアリングハンガー21の支持剛性を充分に確保して振動を一層効果的に抑制することができる。
特に、支柱25の下端部をフロアトンネル10に固定する第2取付ブラケット42の第1、第2ブラケット半体30,31が、略鉛直方向に延びてフロアトンネル10の側壁10aに固定される平坦部30bと、略水平方向に延びてフロアトンネル10の上壁10bに固定される平坦部31bとを備えるので、支柱25の下端部を車体に強固に固定することができる。しかも、支柱25の中間部がステアリングハンガー21の車幅方向内端部を貫通するので、支柱25およびステアリングハンガー21の結合強度を高めてステアリングハンガ21ーの振動を一層効果的に抑制することができる。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行うことが可能である。
例えば、実施の形態では運転席シート15が車体左側に設けられた所謂左ハンドル車両を例示したが、本発明は運転席シート15が車体右側に設けられた右ハンドル車両に対しても適用することができる。
また実施の形態の支柱25は「く」字状に屈曲しているが、その形状は任意である。
また実施の形態のステアリングハンガー21は直線状であるが、屈曲部を有していても良い。
自動車の車室前部の斜視図 図1の2方向矢視図 図2の3−3線断面図 図2の4−4線拡大断面図 図2の5−5線拡大断面図
符号の説明
10 フロアトンネル(車体)
14 カウルロアパネル(車体)
15 運転席シート
17 ステアリングホイール
18 第1ステアリングシャフト(ステアリングシャフト)
21 ステアリングハンガー
23 フロントピラー(車体)
25 支柱
30b 平坦部(第1取付部)
31b 平坦部(第2取付部)

Claims (3)

  1. ステアリングホイール(17)に接続されたステアリングシャフト(18)を支持するステアリングハンガー(21)を自動車の車室前部に車幅方向に配置するステアリングハンガーの支持構造において、
    前記ステアリングハンガー(21)は、車幅方向外端部が運転席シート(15)の車幅方向外側面前方で車体(23)に固定されて車幅方向内端部が運転席シート(15)の車幅方向内側面前方まで延び、前記ステアリングハンガー(21)の車幅方向内端部に中間部を固定された支柱(25)の上端部および下端部をそれぞれ車体(14,10)に固定したことを特徴とするステアリングハンガーの支持構造。
  2. 前記支柱(25)の下端部は、略鉛直方向に延びて車体(10)に固定される第1取付部(30b)と、略水平方向に延びて車体(10)に固定される第2取付部(31b)とを備えることを特徴とする、請求項1に記載のステアリングハンガーの支持構造。
  3. 前記支柱(25)の中間部は前記ステアリングハンガー(21)の車幅方向内端部を貫通することを特徴とする、請求項1または請求項2に記載のステアリングハンガーの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013032124A (ja) * 2011-08-03 2013-02-14 Suzuki Motor Corp 支持構造
JP2016165963A (ja) * 2015-03-10 2016-09-15 富士重工業株式会社 車室前部用支持体

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