JP2008206495A - 培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 - Google Patents
培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008206495A JP2008206495A JP2007049024A JP2007049024A JP2008206495A JP 2008206495 A JP2008206495 A JP 2008206495A JP 2007049024 A JP2007049024 A JP 2007049024A JP 2007049024 A JP2007049024 A JP 2007049024A JP 2008206495 A JP2008206495 A JP 2008206495A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- holder
- culture vessel
- culture
- carrier case
- erroneous insertion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12M—APPARATUS FOR ENZYMOLOGY OR MICROBIOLOGY; APPARATUS FOR CULTURING MICROORGANISMS FOR PRODUCING BIOMASS, FOR GROWING CELLS OR FOR OBTAINING FERMENTATION OR METABOLIC PRODUCTS, i.e. BIOREACTORS OR FERMENTERS
- C12M23/00—Constructional details, e.g. recesses, hinges
- C12M23/48—Holding appliances; Racks; Supports
Landscapes
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Bioinformatics & Cheminformatics (AREA)
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Zoology (AREA)
- Wood Science & Technology (AREA)
- Sustainable Development (AREA)
- Microbiology (AREA)
- Biotechnology (AREA)
- Biomedical Technology (AREA)
- Biochemistry (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
- Genetics & Genomics (AREA)
- Clinical Laboratory Science (AREA)
- Apparatus Associated With Microorganisms And Enzymes (AREA)
Abstract
【解決手段】 キャリアケース内に先端部から挿入される培養容器用ホルダーの誤挿入を防止する培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に後端部から挿入した時に、前記先端部の前記キャリアケース内への挿入を阻止する挿入阻止手段を有することを特徴とする。
【選択図】 図4
Description
一方、このような培養装置では、培養容器には、ウェルプレート、フラスコ、ディッシュ等のように種々の形状および大きさの培養容器が使用されており、搬送装置による搬送を容易にするために培養容器を培養容器用ホルダーに保持して搬送することが行われている。また、培養容器用ホルダーに培養容器を保持した状態で、搬送装置により培養容器用ホルダーを観察ステージに搬送し、培養容器内の細胞を顕微鏡により観察することが行われている。さらに、培養装置の外部のクリーンベンチ等において、予め複数の培養容器用ホルダーをキャリアケース内に収容し、培養装置のキャリア保持台に載置することにより、キャリアケース内の培養容器用ホルダーを搬送装置により培養装置内に搬入することが行われている。
すなわち、培養容器用ホルダーの先端部には、観察ステージ上で培養容器用ホルダーの位置決めを行う位置決め部が形成されており、培養容器用ホルダーの挿入方向を間違えると、観察ステージの所定の位置に培養容器用ホルダーを確実に位置決めすることが困難になる。
第3の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造は、第2の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、前記位置決め手段は、前記培養容器用ホルダーに形成された凹部からなり、前記観察ステージの位置決めピンに係合することを特徴とする。
第5の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造は、第4の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、前記挿入阻止手段は、前記挿入方向に非対称に形成される前記係合部と、前記キャリアケースに配置され、前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に前記後端部から挿入した時に、前記係合部に衝突し前記先端部の前記キャリアケース内への挿入を阻止する挿入阻止部材とを有することを特徴とする。
第7の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造は、第3または第4の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、前記挿入阻止手段は、前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に前記先端部から挿入完了した時に、前記培養容器用ホルダーに形成された前記凹部内に位置するように前記キャリアケースに配置される挿入阻止部材を有することを特徴とする。
第9の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造は、第1ないし第8のいずれか1の発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、前記キャリアケースに前記培養容器用ホルダーの挿入方向を表記してなることを特徴とする。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造の第1の実施形態が適用される培養装置を示している。
この培養装置は、恒温および恒湿の雰囲気に維持されるチャンバー11を有している。
スタッカー13は、基台19上に配置され、棚13aにより上下方向に仕切られている。棚13aの上面には、培養容器用ホルダー(以下ホルダーという)21が載置されている。各ホルダー21には、細胞を培養する培養容器23が保持されている。
情報入力部53の下側には、搬送アーム33を移動するための制御部57が設けられている。この制御部57は、第1および第2のモータ31,35を制御することにより搬送アーム33の移動を行う。また、第3のモータ45を駆動してドア47の開閉を行う。
ホルダー21は白色透明の樹脂により形成されている。なお、ホルダー21の材質は限定されるものではなく例えば金属でも良い。金属の場合には観察用の穴部が形成される。ホルダー21の底部21aには、培養容器23が載置される。底部21aの両側には、上方に突出して壁部21bが形成されている。壁部21bの上端には、搬送アーム33(詳細は後述する)を係合するための係合部21c,21dが外側に突出して形成されている。係合部21c,21dは、キャリアケース49(詳細は後述する)内への挿入方向Sに延在して形成されている。係合部21c,21dは、挿入方向Sに間隔を置いて形成されている。係合部21c,21dは、ホルダー21の挿入方向Sの中心線Lを中心にして対称に形成されている。そして、係合部21dに切欠部21eを形成することにより、挿入方向Sの中心線Lを中心にしてに非対称な形状とされている。
図3は、キャリアケース49を示している。図3の(a)は側面図、(b)は正面図、(c)は上面図である。
キャリアケース49には、支持部材61が配置されている。支持部材61は、上下方向に所定間隔を置いて水平に配置されている。支持部材61は、ホルダー21の挿入方向Sの両側に一対配置されている。支持部材61の上面には、ホルダー21の係合部21c,21dが載置される。支持部材61とホルダー21との間には、搬送アーム33(詳細は後述する)を挿入するための間隙部Kが形成されている。
この状態では、ホルダー21の後端部21B側に形成される係合部21cの端面が、挿入阻止部材63に衝突し、キャリアケース49へのホルダー21の挿入が阻止されている。そして、ホルダー21の先端部21Aのキャリアケース49内への挿入が阻止され、先端部21Aに形成される凹部21i,21jがキャリアケース49から突出している。
観察ステージ37のベース部材40上には、試料台41が配置されている。試料台41は、ベース部材40に対して水平方向(XおよびY方向)に移動可能とされている。試料台41には、付勢部材67が配置されている。この付勢部材67は、トグルバネ(不図示)により支点69を中心にして回動可能に付勢されている。試料台41の付勢部材67と反対側には、位置決めピン71,73が配置されている。試料台41には、顕微鏡39により下方から観察するための窓部41aが形成されている。試料台41の位置決めピン71,73の間には、赤外線センサ75が配置されている。なお、赤外線センサ75に限定されるものではなく、例えばファイバーセンサを用いても良い。
この観察ステージ37では、図8の(a)に示すように、ホルダー21の係合部21c,21dの下側に、搬送装置15の搬送アーム33を係止した状態で、ホルダー21が培養容器23とともに搬送される。この状態では、試料台41がベース部材40の左側の位置に位置されている。これにより、試料台41の付勢部材67が回動阻止部材77に当接し付勢部材67の回動が阻止されている。
(第2の実施形態)
図9および図10は、本発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造の第2の実施形態を示している。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、ホルダー21の係合部21dには、切欠部21eが形成されておらず、係合部21c,21dは、中心線Lを中心にして挿入方向Sに対称に形成されている。
この状態では、ホルダー21の後端部21B側に形成される突出部21fが、挿入阻止部材79に衝突し、キャリアケース49へのホルダー21の挿入が阻止されている。そして、ホルダー21の先端部21Aのキャリアケース49内への挿入が阻止され、先端部21Aに形成される凹部21i,21jがキャリアケース49から突出している。従って、ホルダー21の誤挿入を確実に認識することができる。
(第3の実施形態)
図13は、本発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造の第3の実施形態を示している。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
この実施形態では、ホルダー21の矢印81の方向を先端側にして、ホルダー21をキャリアケース49の開口部49d側から挿入することにより、ホルダー21の誤挿入を防止することができる。
(第4の実施形態)
図14は、本発明の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造の第4の実施形態を示している。なお、この実施形態において第1の実施形態と同一の部分には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
(実施形態の補足事項)
以上、本発明を上述した実施形態によって説明してきたが、本発明の技術的範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下のような形態でも良い。
(2)上述した実施形態では、挿入阻止部材63,79を上下方向に一体で配置した例について説明したが、挿入阻止部材を複数に分割して配置しても良い。
Claims (9)
- キャリアケース内に先端部から挿入される培養容器用ホルダーの誤挿入を防止する培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に後端部から挿入した時に、前記先端部の前記キャリアケース内への挿入を阻止する挿入阻止手段を有することを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項1記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記培養容器用ホルダーは、培養装置の観察ステージに搬送手段により搬送され、
前記先端部には、前記観察ステージ上で前記培養容器用ホルダーの位置決めを行う位置決め手段が形成されていることを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項2記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記位置決め手段は、前記培養容器用ホルダーに形成された凹部からなり、前記観察ステージの位置決めピンに係合することを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項2または請求項3記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記培養容器用ホルダーには、前記搬送手段の搬送アームが係合される係合部が挿入方向に延在して形成されていることを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項4記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記挿入阻止手段は、
前記挿入方向に非対称に形成される前記係合部と、
前記キャリアケースに配置され、前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に前記後端部から挿入した時に、前記係合部に衝突し前記先端部の前記キャリアケース内への挿入を阻止する挿入阻止部材と、
を有することを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項5記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記係合部の前記先端部側に、前記挿入阻止部材への衝突を回避する切欠部を形成してなることを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項3または請求項4記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記挿入阻止手段は、前記培養容器用ホルダーを前記キャリアケース内に前記先端部から挿入完了した時に、前記培養容器用ホルダーに形成された前記凹部内に位置するように前記キャリアケースに配置される挿入阻止部材を有することを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記培養容器用ホルダーに前記キャリアケースへの挿入方向を表記してなることを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか1項記載の培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造において、
前記キャリアケースに前記培養容器用ホルダーの挿入方向を表記してなることを特徴とする培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007049024A JP2008206495A (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007049024A JP2008206495A (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008206495A true JP2008206495A (ja) | 2008-09-11 |
JP2008206495A5 JP2008206495A5 (ja) | 2011-03-31 |
Family
ID=39783361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007049024A Pending JP2008206495A (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008206495A (ja) |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247373A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-11-04 | シヤ−ウツド・メデイカル・カンパニ− | 自動微生物テスト装置 |
JP2004180675A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-07-02 | Sanyo Electric Co Ltd | インキュベータ |
WO2007001002A1 (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Nikon Corporation | 培養容器用搬送装置、培養装置および培養容器用ホルダー |
JP2007330143A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Nikon Corp | 培養容器規制体,ホルダ及び培養装置 |
-
2007
- 2007-02-28 JP JP2007049024A patent/JP2008206495A/ja active Pending
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61247373A (ja) * | 1985-03-01 | 1986-11-04 | シヤ−ウツド・メデイカル・カンパニ− | 自動微生物テスト装置 |
JP2004180675A (ja) * | 2002-11-19 | 2004-07-02 | Sanyo Electric Co Ltd | インキュベータ |
WO2007001002A1 (ja) * | 2005-06-29 | 2007-01-04 | Nikon Corporation | 培養容器用搬送装置、培養装置および培養容器用ホルダー |
JP2007330143A (ja) * | 2006-06-14 | 2007-12-27 | Nikon Corp | 培養容器規制体,ホルダ及び培養装置 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4248512B2 (ja) | 保管装置 | |
JP5076893B2 (ja) | 培養容器用搬送装置、培養装置および培養容器用ホルダー | |
WO2016143478A1 (ja) | 自動分析装置 | |
JP6348816B2 (ja) | 自動分析装置 | |
JP2016072458A (ja) | 基板処理装置および基板処理方法 | |
JP6087274B2 (ja) | 検体処理装置 | |
JP2009541038A (ja) | 実験液用のモジュール式の貯蔵システム | |
CN107431036B (zh) | 基板收纳容器 | |
JP2011075339A (ja) | 検体処理装置 | |
JP2006120791A (ja) | 基板収納容器 | |
JP2011117776A (ja) | ラック | |
JP2008206495A (ja) | 培養容器用ホルダーの誤挿入防止構造 | |
JP2014176349A (ja) | 細胞培養装置と細胞培養方法 | |
JPWO2008108092A1 (ja) | 培養装置 | |
JP2010273574A (ja) | ピペットおよび運搬装置 | |
JP2007084111A (ja) | スライドガラスカセット | |
JP5310668B2 (ja) | 試料搬送装置 | |
TWI222950B (en) | Container for conveying plate-like object | |
JP6262892B2 (ja) | 検体処理装置 | |
TW200409266A (en) | Wafer processing apparatus capable of mapping wafer | |
WO2018154833A1 (ja) | 細胞培養システム | |
JP4739663B2 (ja) | 保管装置 | |
JP6899667B2 (ja) | 試料搬送装置、試料測定装置、試料搬送方法および保持体 | |
US20220120773A1 (en) | Automated analaysis device and reagent storage unit | |
JP6329492B2 (ja) | 低温移送ユニット |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20100216 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100423 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110207 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110526 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110607 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20111011 |