JP2008204992A - 蓄電装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】結露を低減し、高信頼性の蓄電装置を提供することを目的とする。
【解決手段】複数の蓄電素子35からなる蓄電部17を収納したケース33において、第1開口部37の近傍にファン23、ヒータ26、および第1温湿度センサ28を、第2開口部39の近傍に第2温湿度センサ29をそれぞれ設け、第1温湿度センサ28の第1温度、または第2温湿度センサ29の第2温度が蓄電素子35の既定上限温度を上回った場合は、ファン23をオン、ヒータ26をオフにし、それ以外の場合は、第1温湿度センサ28の第1相対湿度、または第2温湿度センサ29の第2相対湿度が既定高相対湿度より大きければ、ファン23とヒータ26をオンにし、前記第1相対温度が既定低相対湿度以下であればヒータ26をオフにするとともに、前記第2相対湿度が前記既定低相対湿度以下であればファン23をオフにするようにした。
【選択図】図2
【解決手段】複数の蓄電素子35からなる蓄電部17を収納したケース33において、第1開口部37の近傍にファン23、ヒータ26、および第1温湿度センサ28を、第2開口部39の近傍に第2温湿度センサ29をそれぞれ設け、第1温湿度センサ28の第1温度、または第2温湿度センサ29の第2温度が蓄電素子35の既定上限温度を上回った場合は、ファン23をオン、ヒータ26をオフにし、それ以外の場合は、第1温湿度センサ28の第1相対湿度、または第2温湿度センサ29の第2相対湿度が既定高相対湿度より大きければ、ファン23とヒータ26をオンにし、前記第1相対温度が既定低相対湿度以下であればヒータ26をオフにするとともに、前記第2相対湿度が前記既定低相対湿度以下であればファン23をオフにするようにした。
【選択図】図2
Description
本発明は、蓄電素子により電力を蓄える補助電源用の蓄電装置に関するものである。
近年、環境への配慮や燃費向上のためにハイブリッド車が市販されている。これは、自動車(以下、車両という)をエンジンだけでなくモータによっても駆動するので、効率が向上し、低燃費化を実現できる。このハイブリッド車にはモータを駆動するために大電力を扱う蓄電装置が必要となる。この蓄電装置はモータを駆動するだけでなく、制動時の回生エネルギーを蓄える動作を行っている。これにより、制動エネルギーを有効利用できるので、低燃費が可能となる。
このような動作により、蓄電装置は車両の使用中に何度も短時間に充放電を繰り返すことになる。その結果、特に電力を蓄える蓄電素子(二次電池やキャパシタ等)の内部抵抗に起因した発熱が起こるが、これをそのまま放置すると、蓄電素子の寿命を短くしてしまい信頼性が低減する。そこで、蓄電素子の冷却を行う蓄電装置が、例えば特許文献1に提案されている。図4はこのような蓄電装置の分解斜視図である。
図4において、電力を蓄える蓄電素子には例えば二次電池からなる単電池101を用いる。これを複数個(図4では6個)接続して電池モジュール103を構成する。さらに、必要な電力を賄うために電池モジュール103を複数列、複数段に積層して電池モジュール群105を形成する。電池モジュール群105はケース本体107に固定される。また、電池モジュール103の端部に形成されたネジ穴付きの端子109にバスバー111をネジ113で固定することにより、電池モジュール103の間を電気的に接続する。さらに、ケース本体107には電池モジュール群105を冷却するファン115が取り付けられている。ケース本体107にフタ117を固定することで蓄電装置が完成する。
このような蓄電装置は車両使用時にファン115を動作させることにより、電池モジュール群105を冷却することができるので、高信頼性が得られる。
特許第3681051号公報
上記の蓄電装置によると、確かに車両使用時にファン115で電池モジュール群105を冷却することにより高信頼性が得られるのであるが、問題となるのは車両使用終了後や車両非使用時において蓄電装置の内部が結露した場合に、端子109とバスバー111が異種金属であれば腐食する可能性があるという点である。すなわち、異種金属からなる端子109とバスバー111が接合している部分に結露水が付着すると、局部電池を形成して腐食が進行するという課題があった。
これを避けるために、簡単には端子109とバスバー111を同じ金属にすればよい。しかし、車両駆動用のモータには数100A程度の電流が流れるので、発熱の要因となる蓄電装置の内部抵抗をできるだけ低減するために、バスバー111には一般に比抵抗が小さい銅を用いる。一方、端子109については、例えば蓄電素子に電気二重層キャパシタを用いた場合、その構造上、電極端子はアルミニウムを使用している。従って、電気二重層キャパシタの端子を銅製のバスバーで接続するような構成であれば、端子とバスバーを同じ金属にすることができない。
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、結露水を低減することで端子とバスバーが異種金属であっても腐食を低減し、高信頼性が得られる蓄電装置を提供することを目的とする。
前記従来の課題を解決するために、本発明の蓄電装置は、複数の蓄電素子の端子を接続して形成される蓄電部と、前記蓄電部に接続され、前記蓄電部の充放電を制御する充放電回路と、前記充放電回路に接続され、前記充放電回路を制御する制御回路と、前記蓄電部、前記充放電回路、および前記制御回路を内蔵するケースと、前記ケースにおいて、前記蓄電部への送風可能位置に取り付けられ、前記蓄電部に前記ケースの外部空気を導入するように前記制御回路により制御されるファンと、前記ファンの送風側に配置し、前記制御回路により制御されるヒータと、前記ヒータと前記蓄電部の間に設け、前記制御回路に接続した第1温湿度センサと、前記ファンと対向しない位置に設けた空気導入部と、前記ケースにおいて前記空気導入部から前記蓄電部をはさんで最も遠い位置に設けた空気排出部と、前記蓄電部の中心位置に対し前記第1温湿度センサと点対称の位置に設け、前記制御回路に接続した第2温湿度センサとからなり、前記制御回路は、前記第1温湿度センサの出力から第1温度と第1相対湿度を取り込み、前記第2温湿度センサの出力から第2温度と第2相対湿度を取り込み、前記第1温度、または前記第2温度が前記蓄電素子の既定上限温度を上回った場合は優先的に前記ファンをオンにするとともに前記ヒータをオフにし、それ以外の場合は、前記第1相対湿度、または前記第2相対湿度が既定高相対湿度より大きければ、前記ファン、および前記ヒータをオンにし、前記第1相対温度が既定低相対湿度以下であれば前記ヒータをオフにするとともに、前記第2相対湿度が前記既定低相対湿度以下であれば前記ファンをオフにするようにしたものである。
本発明の蓄電装置によれば、第1温度や第2温度が蓄電素子の既定上限温度を超えるような高温であれば優先的にファンのみを動作させて冷却するとともに、第1相対湿度や第2相対湿度が100%RH(以下、%RHを相対湿度の単位として定義する)に近づき、結露しそうになればファンとヒータを動作させて相対湿度を下げるように制御するので、蓄電装置の内部が結露する可能性を大きく低減することができ、高信頼な蓄電装置を実現できるという効果が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、蓄電素子に電気二重層キャパシタを用いた蓄電装置を、ハイブリッド車の主電源の電力不足時に補助的に車両駆動用のモータへ電力を供給する補助電源として適用した場合について述べる。
(実施の形態)
図1は、本発明の実施の形態における蓄電装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態における蓄電装置の概略断面図である。図3は、本発明の実施の形態における蓄電装置の動作を示すフローチャートである。なお、図1において、太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1は、本発明の実施の形態における蓄電装置のブロック回路図である。図2は、本発明の実施の形態における蓄電装置の概略断面図である。図3は、本発明の実施の形態における蓄電装置の動作を示すフローチャートである。なお、図1において、太線は電力系配線を、細線は信号系配線をそれぞれ示す。
図1において、蓄電装置11は車両に搭載したバッテリからなる主電源13と車両駆動用のモータからなる負荷15の間に接続されている。
蓄電装置11の詳細構成は以下の通りである。
まず、電力を蓄える蓄電部17は電極端子がアルミニウム製の電気二重層キャパシタからなる蓄電素子を複数個、それぞれの端子を接続することで形成されている。蓄電素子の端子間の接続は銅製のバスバー(図示せず)を用いている。この接続部分の構成は図4に示した従来のものと同様である。なお、蓄電素子の接続方法は要求される電力仕様に応じて、直列、並列、または直並列のいずれであってもよい。
蓄電部17には蓄電素子への充放電を制御する充放電回路19が接続されている。さらに、充放電回路19はマイクロコンピュータからなる制御回路21によって充放電が制御される。すなわち、制御回路21は充放電回路19に対して充電や放電の開始、停止等の指示を行う充放電信号C/Dを送信することにより制御している。具体的には、充放電回路19は例えば車両の急加速時等で主電源13の電力だけでは負荷15に必要な電力を供給できない時に、蓄電部17の電力も併せて供給するよう制御する。また、通常走行時等で大電力を必要としない間に主電源13から蓄電部17を満充電にするよう制御する。
また、充放電回路19には主電源13の電圧Vb、蓄電部17の電圧Vc、および放電出力電圧Vdを検出するための電圧検出回路が内蔵されており、それらの電圧値は電圧値信号Vinとして制御回路21に取り込まれる。
蓄電部17には、制御回路21によって駆動制御されるファン23によって外部空気が導入される構成としている。具体的には、制御回路21から送信されたファンオンオフ信号FOFがファンスイッチ25に入力されると、ファン23の駆動、停止が行われる。なお、ファン23の駆動電力は充放電回路19の電力系出力から得ている。
ファン23の送風側にはヒータ26が配置されている。ヒータ26は制御回路21からのヒータオンオフ信号HOFによりヒータスイッチ27をオンオフすることで制御される。なお、ヒータ26への電力はファン23と同様に充放電回路19の電力系出力から得ている。このような構成とすることにより、ファン23の駆動時にヒータ26がオンになると、蓄電部17へはヒータ26で暖められた空気が導入される。
なお、ヒータのオンオフ制御はファンがオンの時のみ行える構成としている。このために、制御回路21がファンオンオフ信号FOFのオン信号を送信しているときにのみヒータオンオフ信号HOFのオンオフ信号を送信するようソフトウエア的に制御している。しかし、本実施の形態では図1に示すように、ファンスイッチ25の出力、すなわちファンスイッチ25とファン23の間の配線にヒータスイッチ27を接続し、ファンスイッチ25がオンにならなければヒータスイッチ27をオンにしてもヒータ26に電力が供給されないような構成としている。これにより、ハードウエア的にもヒータ26はファン23が駆動している時にのみ動作させることができる。このような二重構成とすることにより、ファン23が停止しているにもかかわらずヒータ26のみが動作してしまい、ヒータ26の近傍の蓄電素子が高温にさらされて寿命が短くなるという可能性を低減し、高信頼性を得ている。
蓄電部17の近傍には2個の温湿度センサが設けられている。これらの温湿度センサの位置関係は後述するが、それぞれ第1温湿度センサ28、および第2温湿度センサ29と呼ぶ。第1温湿度センサ28と第2温湿度センサ29は、それぞれの設置場所の温度、および湿度を出力する機能を有しており、本実施の形態では低コスト、かつ小型であることから、マイクロマシン技術で作製された温度センサ付き相対湿度センサを用いた。第1温湿度センサ28と第2温湿度センサ29は制御回路21に接続されており、温度や相対湿度等のデータ信号TH1、TH2をそれぞれ制御回路21に送信する。また、第1温湿度センサ28と第2温湿度センサ29の測定誤差はフルスケール比±3%である。
制御回路21は車両に搭載された車両用制御回路(図示せず)とデータの送受信を行う機能を有する。これにより、例えば蓄電装置11の過充電、過放電、故障等のデータを車両用制御回路に送信できるので、蓄電装置11が異常であることを運転者に警告し、異常の内容によっては修理を促すことができる。
蓄電装置11は主に以上のような回路構成を有しているが、これらの構成部品は全て図2に示すようなケース33に内蔵されている。なお、図2は蓄電装置11の断面図であるので、充放電回路19、制御回路21、ファンスイッチ25、ヒータスイッチ27、および接続配線類は省略している。また、蓄電素子35はケース33の底面に対し垂直方向に配置した。
ここで、図2によりケース33の構造について詳細を説明する。本実施の形態では蓄電素子35を64個配置した構成とした。従って、図2に細点線で示したように64個の蓄電素子35から蓄電部17が構成されることになる。
ケース33において蓄電部17を配置した部分の壁面の一部には第1開口部37と第2開口部39が設けられている。第1開口部37と第2開口部39は蓄電部17への空気出入口となるものであり、第1開口部37から第2開口部39へ直接空気が流れないようにするために、図2に示すように両者をそれぞれ対向しない位置に配している。これにより、第1開口部37から導入された空気は蓄電部17の中を全体に満遍なく流れることができる。
ケース33の外部空気を蓄電部17に導入するために、ケース33にはファン23が取り付けられているが、その位置は蓄電部17への送風可能位置、すなわち図2に示すように、蓄電部17にファン23の風が到達できる位置として第1開口部37の近傍とした。
また、ファン23の送風側と第1開口部37の間にはヒータ26が取り付けられている。従って、ファン23の動作中にヒータ26をオンにすると、温風が蓄電部17に導入されることになる。なお、ファン23、およびヒータ26は第2開口部39の近傍に取り付けてもよいが、この場合の空気の流れる方向は図2の矢印とは逆になる。
ファン23の近傍で対向しない位置には空気導入部41が設けられている。空気導入部41はケース33の外部から空気を導入する部分である。空気導入部41は図2に示すように第1開口部37とも対向しない位置に配されるので、ケース33の外部の空気と蓄電部17が直接接することがない。従って、外部空気の影響による蓄電部17の空気の温度や湿度のバラツキを低減することができる。
同様に、第2開口部39と対向しない位置に空気排出部43が設けられている。空気排出部43はケース33の空気を外部に排出する部分である。第2開口部39と空気排出部43が対向しない位置にした理由は第1開口部37と空気導入部41の位置関係の場合と同じである。これらのことから、図2に示すように第1開口部37、第2開口部39、空気導入部41、および空気排出部43は、いずれもそれぞれ互いに直接対向しない位置となる。その結果、空気排出部43はケース33において空気導入部41から蓄電部17をはさんで最も遠い位置に設けられることになる。なお、空気導入部41と空気排出部43には外部のゴミ、埃が蓄電部17に導入されないようにフィルタ(図示せず)が設けられている。
このようなケース33の構造とすることにより、ファン23を駆動した時のケース33の内部における空気の流れは図2の矢印に示すように、まず外部(ここでは車外)の空気が空気導入部41から第1開口部37を通って蓄電部17に導入され、蓄電部17の中を全体に満遍なく流れる。次に、この空気は第2開口部39を通って空気排出部43から車外に排出される。これにより、蓄電部17の空気は車外の空気に置換される。置換後にファン23を停止しても、第1開口部37と空気導入部41、および第2開口部39と空気排出部43は互いに対向しない位置に配されているので、蓄電部17は直接ケース33の外部空気と接することがない。従って、蓄電部17が置換後の空気を保持する時間を長くすることができる。
ここで、第1温湿度センサ28と第2温湿度センサ29のケース33に対する位置関係を説明する。図2に示すように、第1温湿度センサ28はヒータ26と蓄電部17の間に設けられている。これにより、第1温湿度センサ28は、ファン23とヒータ26がオフの時は第1開口部37近傍の空気の温度と相対湿度を、ファン23とヒータ26がオンの時はそれらから蓄電部17に供給される空気の温度、および相対湿度を検出することになる。
一方、第2温湿度センサ29は蓄電部17の中心位置に対し第1温湿度センサ28と点対称の位置に設けられている。これは、具体的には第2開口部39と蓄電部17の間に設けられることになる。従って、第2温湿度センサ29は、第2開口部39近傍の空気や蓄電部17から排出される空気の温度、および相対湿度を検出することになる。
次に、このような蓄電装置11の動作について図3を参照しながら説明する。なお、図3の動作は制御回路21において既定時間毎に実行されるので、サブルーチンの形態で示した。ここで、既定時間は蓄電部17の温湿度を制御するために必要な時間間隔から決定すればよいが、温湿度が短期的に変動する車両使用時や車両使用終了直後などでは既定時間を小さくしてきめ細かく温湿度制御を行い、温湿度が比較的安定している車両非使用時などでは既定時間を長くするというように、既定時間を可変するようにしてもよい。
制御回路21は上記した既定時間が経過し、図3に示す温湿度制御サブルーチンにジャンプしてくると、まずイグニションスイッチ(図示せず)の状態を判断する(ステップ番号S11)。なお、イグニションスイッチの状態情報は車両用制御回路から制御回路21に送信されている。もし、イグニションスイッチがオンであれば(S11のYes)、車両使用中であるので、蓄電部17の冷却動作を行うために、後述するS81にジャンプする。
一方、イグニションスイッチがオンでなければ(S11のNo)、車両非使用時であるので、以下に示す温湿度制御を行う。
まず、現在の蓄電部17の電圧Vcを充放電回路19から取り込み、既定値と比較する(S13)。なお、既定値は蓄電部17の寿命に影響しない電圧であり、例えば満充電電圧の半分の電圧とした。もし、電圧Vcが既定値以上であれば(S13のNo)、充放電回路19の電力系配線の出力を蓄電部17側に切り替える(S15)。これにより、電圧Vcが満充電電圧の半分の電圧に至るまでは、ファン23やヒータ26は蓄電部17の電力により駆動されることになる。この際、車両非使用時であるので、車両駆動用のモータからなる負荷15が動作することはない。従って、蓄電部17から負荷15へは電力が供給されない。S15の後は後述するS25にジャンプする。
一方、電圧Vcが既定値未満であれば(S13のYes)、蓄電部17からの出力を停止するように充放電回路19へ充放電信号C/Dを送信する(S17)。次に、現在の主電源13の電圧Vbを充放電回路19から取り込み、下限値と比較する(S19)。なお、下限値は主電源13が次回に車両を起動することができる最低電圧値である。もし、電圧Vbが下限値未満であれば(S19のYes)、蓄電部17の電圧Vcが既定値未満であり、かつ電圧Vbが下限値未満となるので、いずれからもファン23やヒータ26に電力を供給できない。この場合、制御回路21は電力を消費しているヒータ26とファン23を直ちにオフにするようヒータスイッチ27、およびファンスイッチ25にそれぞれヒータオンオフ信号HOF、およびファンオンオフ信号FOFを送信する(S21)。これにより、これ以上電力を消費して次回の車両起動が行えなくなる可能性を低減している。なお、S21の時点でヒータスイッチ27やファンスイッチ25が既にオフの場合は、オフ状態を維持する。その後、図3のサブルーチンを終了する。なお、このサブルーチンは既定時間毎に実行されるが、電圧Vcと電圧Vbが両方下限値未満であれば(S13とS19が両方Yesの場合)、そのままS21を経由してサブルーチンを終了するだけなので、その間に蓄電装置11が消費する電力は僅かである。
一方、電圧Vbが下限値以上であれば(S19のNo)、充放電回路19の電力系配線の出力を主電源13側に切り替える(S23)。これにより、ファン23やヒータ26は主電源13の電力により駆動されることになる。
以上の動作(S13〜S23)をまとめると、車両使用終了後に制御回路21は、蓄電部17の電圧Vcが既定値になるまではファン23やヒータ26を蓄電部17の電力で動作させ、電圧Vcが既定値を下回ると、電圧Vbが下限値を下回るまではファン23やヒータ26を主電源13の電力で動作させることになる。このように制御することで、車両使用終了後に、まず蓄電部17の電力を優先的に消費することにより、蓄電部17の電圧を蓄電部17の劣化にほとんど影響しない電圧まで早く下げることができる上、蓄電部17の電力を有効に利用できる。さらに、蓄電部17の電圧Vcが既定値未満になれば、主電源13の電圧Vbが下限値未満になるまでファン23やヒータ26を駆動することができるので、蓄電部17の電圧Vcが既定値未満になった後も、後述するように蓄電部17を低湿度環境に維持できる。従って、結露の可能性を低減することができる。
S15、またはS23が実行された後、制御回路21は第1温湿度センサ28の出力から第1温度と第1相対湿度を取り込み、第2温湿度センサ29の出力から第2温度と第2相対湿度を取り込む(S25)。
次に、第1温度と既定上限温度を比較する(S29)。なお、蓄電素子35は温度によって寿命が異なり、高温ほど短くなる傾向になる。そこで、既定上限温度は蓄電素子35において、蓄電装置11に必要とされる寿命(例えば車両寿命と同じ約10年)が得られる温度とした。既定上限温度の具体的な数値は、使用する蓄電素子35の温度に対する寿命試験の結果から適宜決定すればよい。
もし、第1温度が既定上限温度を上回っていれば(S29のYes)、後述するS33にジャンプする。第1温度が既定上限温度以下であれば(S29のNo)、同様にして第2温度と既定上限温度を比較する(S31)。もし、第2温度が既定上限温度以下であれば(S31のNo)、第1温度、第2温度ともに既定温度以下であるので、蓄電部17を冷却する必要はない。従って、後述する湿度制御(S47)にジャンプする。
一方、第2温度が既定上限温度を上回っていれば(S31のYes)、そのまま放置すると蓄電素子35の寿命が短くなるので、蓄電部17を冷却するためにファン23をオンにすると同時に、ヒータ26をオフにする(S33)。この時、すでにファン23がオンであればオン状態を維持し、ヒータ26がオフであればオフ状態を維持する。その後、サブルーチンを終了する。
以上説明したS29からS33の動作により、第1温度、または第2温度が蓄電素子35の既定上限温度を上回った場合は、ファン23をオンにするとともにヒータ26をオフにしている。これにより、蓄電部17を冷却することができる。なお、この動作は後述する湿度制御(S47以降)を行う前に優先的に実行される。これにより、湿度低減のためにヒータ26を動作させていても、第1温度、または第2温度が既定上限温度を上回ると、これ以上蓄電素子35が熱くならないようにファン23による冷却制御を優先することになる。従って、蓄電素子35の寿命が短くならない範囲で湿度制御を行っていることになる。
次に、湿度制御について説明する。第1温度、第2温度ともに既定温度以下であれば(S31のNo)、第1温度と第2温度がともに0℃未満であるか否かを判断する(S47)。もし、両者とも0℃未満であれば(S47のYes)、蓄電部17の内部空気に含まれる水蒸気の絶対量が少なくなる上、結露水は凍結するので、結露の影響はほとんど発生しない。従って、ヒータ26、およびファン23を動作させる必要がないので、これらをオフにする(S49)。なお、既にオフであれば、オフ状態を維持する。その後、サブルーチンを終了する。
一方、第1温度と第2温度のいずれかが0℃未満でなければ、蓄電部17の内部空気温度が露点以下に下がると結露水が発生するので、これを避けるために以下のような動作を行う。
まず、第1相対湿度が既定高相対湿度より大きいか否かを判断する(S51)。ここで、相対湿度が100%RHになれば結露が発生するので、その前に湿度制御を行うために、既定高相対湿度は100%RHより小さく100%RHに近い値に設定すればよい。但し、既定高相対湿度は蓄電素子35の数や蓄電部17の大きさ、さらにはファン23やヒータ26の性能によって、ファン23とヒータ26で生成した結露しない空気を導入し終わるまでの時間が変わってくるので、あらかじめ既定高相対湿度をどれ位に設定すれば結露しないかを実験的に求めることにより決定する。なお、本実施の形態では既定高相対湿度を80%RHとした。
もし、第1相対湿度が既定高相対湿度より大きければ(S51のYes)、間もなく結露する可能性が高いため、蓄電部17内部の相対湿度を直ちに下げる必要がある。そのためには、蓄電部17の内部空気の温度を上げればよい。そこで、ファン23をオンにするとともに、ヒータ26をオンにする(S53)。なお、ファン23やヒータ26が既にオンの時は、オン状態を維持する。これにより、蓄電部17にはヒータ26で暖められた空気がファン23によって導入されるので、蓄電部17の内部空気温度が上昇し、その分相対湿度が低下する。このように動作させることで、蓄電部17の内部相対湿度が100%RHになることがなくなるので、結露を抑制することができる。その後、サブルーチンを終了する。
一方、第1相対湿度が既定高相対湿度以下であれば(S51のNo)、第2相対湿度と既定高相対湿度を同様に比較する(S55)。もし、第2相対湿度が既定高相対湿度より大きければ(S55のYes)、上記したS53にジャンプすることにより結露を抑制する動作を行う。このように、第1相対湿度、または第2相対湿度のいずれかが既定高相対湿度より大きければファン23とヒータ26をオンにすることにより、蓄電部17の第1開口部37の近傍と第2開口部39の近傍の温度や湿度がばらついていても、結露可能性の高いほうに合わせてファン23とヒータ26を動作させるので、結露抑制が効果的に行われ高信頼性が得られる。
一方、第2相対湿度が既定高相対湿度以下であれば(S55のNo)、第1相対湿度と既定低相対湿度を比較する(S57)。ここで、既定低相対湿度は既定高相対湿度より低い値であり、これによりヒータ26やファン23のオフ制御を判断している。すなわち、S53で相対湿度を下げる動作を行っているが、相対湿度が十分下がればヒータ26やファン23を動作させ続ける必要はない。そこで、既定低相対湿度に至ったか否かの判断を行っている。なお、既定高相対湿度より低い既定低相対湿度を設定したのは、ヒータ26やファン23がオンオフを繰り返すチャタリング動作を防止するためであり、これも実験的に設定した。本実施の形態では既定低相対湿度を70%RHとした。
もし、第1相対湿度が既定低相対湿度より大きければ(S57のYes)、第1相対湿度は既定高相対湿度と既定低相対湿度の間の値であることになるので、ヒータ26やファン23が動作中であれば、さらに相対湿度を下げる動作を継続し、ヒータ26やファン23が停止中であれば、まだ既定高相対湿度に至っていないので停止状態を維持する。従って、S57でYesの場合は何もせずそのままサブルーチンを終了する。
一方、第1相対湿度が既定低相対湿度以下であれば(S57のNo)、第1相対湿度が十分下がり、これ以上暖かい空気を蓄電部17に導入する必要がない上に、このまま暖かい空気を導入し続けると蓄電素子35の寿命が短くなる方向に向かうので、直ちにヒータ26をオフにする(S59)。但し、第1相対湿度は蓄電部17への空気導入における最上流の相対湿度であるので、最下流における第2相対湿度が十分に下がっていない可能性がある。そこで、蓄電素子35を保護するためにヒータ26はオフにするが、最下流まで相対湿度の低い空気を流し続けるためにファン23は動作させ続ける。
次に、もし第2相対湿度が既定低相対湿度より大きければ(S61のYes)、S57のYesと同様に何もせずサブルーチンを終了する。一方、第2相対湿度が既定低相対湿度以下であれば(S61のNo)、第2相対湿度も十分下がっているので、ファン23をオフにして(S63)サブルーチンを終了する。
以上に説明したS47からS63の動作により、第1相対湿度、または第2相対湿度のいずれかが既定高相対湿度を上回ればファン23とヒータ26を動作させることにより暖かい空気を蓄電部17に導入し、蓄電部17の内部空気の相対湿度を下げ、結露を抑制している。
次に、S11に戻って、イグニションスイッチがオンであれば(S11のYes)、車両使用中であるので、蓄電部17への充放電動作を繰り返し行うことにより、蓄電部17の温度は上昇していく。従って、ヒータ26で暖かい空気を生成する必要がなく、むしろ蓄電部17を冷却しなければならないので、ヒータ26をオフにする(S81)。なお、既にヒータ26がオフの時は、オフ状態を維持する。
次に、第1温湿度センサ28と第2温湿度センサ29の出力から第1温度、および第2温度をそれぞれ取り込む(S83)。その後、第1温度と既定上限温度を比較する(S85)。なお、既定上限温度はS29で説明したものと同じである。もし、第1温度が既定上限温度以下であれば(S85のNo)、第2温度と既定上限温度を同様に比較する(S87)。この時も第2温度が既定上限温度以下であれば(S87のNo)、第1温度、第2温度ともに既定上限温度以下であるので蓄電部17を冷却する必要はない。従って、ファン23をオフにする(S89)。なお、既にファン23がオフであれば、オフ状態を維持する。その後、サブルーチンを終了する。
一方、第1温度が既定上限温度を上回っているか(S85のYes)、または第2温度が既定上限温度を上回っていれば(S87のYes)、蓄電素子35の寿命を向上するためにファン23をオンにする(S91)。この場合もファン23が既にオンであれば、オン状態を維持する。その後、サブルーチンを終了する。
このように、車両使用中は蓄電部17の温度が上昇する傾向にあるので結露する可能性が小さい。従って、湿度制御を行わずファン23による冷却制御のみを行うようにしている。
以上の構成、動作により、蓄電素子35の近傍温度が既定上限温度を超えれば優先的にファン23で冷却を行うとともに、結露しそうになればファン23とヒータ26を動作させて相対湿度を下げるように制御することで結露可能性を低減できるので、高信頼な蓄電装置が実現できる。
なお、本実施の形態では蓄電装置11をハイブリッド車に適用した場合について述べたが、それに限らずアイドリングストップ、電動パワーステアリング、電動過給器等の各システムのように蓄電部17の充放電が短時間に繰り返される補助電源等にも適用可能である。
また、本実施の形態では車両用の蓄電装置11として説明したが、これは例えば停電時の非常用電源における蓄電装置としても使用できる。この場合は、図1における主電源13が例えばAC100Vの交流電源となり、負荷15が停電しても動作し続ける必要がある情報処理装置等となる。
このような用途では常時動作し続けるので、車両用のようにイグニションスイッチにより蓄電装置11の動作を切り替えることがない。また、通常時は蓄電部17を常に満充電にしておく必要があるため、蓄電部17の電力でファン23やヒータ26を駆動できない。従って、図3に示す動作フローチャートにおいて、点線で囲んだ部分のみを既定時間毎に実行するようにすればよい。これによっても、蓄電部17が発熱してくるとファン23を動作させて冷却し、結露しそうになればファン23とヒータ26を動作させて相対湿度を下げ、結露可能性を低減することができる。
本発明にかかる蓄電装置は内部が結露する可能性を大きく低減することができ、高信頼性が得られるので、特に車両や非常用の補助電源に用いられる蓄電装置等として有用である。
11 蓄電装置
17 蓄電部
19 充放電回路
21 制御回路
23 ファン
26 ヒータ
28 第1温湿度センサ
29 第2温湿度センサ
33 ケース
35 蓄電素子
37 第1開口部
39 第2開口部
41 空気導入部
43 空気排出部
17 蓄電部
19 充放電回路
21 制御回路
23 ファン
26 ヒータ
28 第1温湿度センサ
29 第2温湿度センサ
33 ケース
35 蓄電素子
37 第1開口部
39 第2開口部
41 空気導入部
43 空気排出部
Claims (5)
- 複数の蓄電素子の端子を接続して形成される蓄電部と、
前記蓄電部に接続され、前記蓄電部の充放電を制御する充放電回路と、
前記充放電回路に接続され、前記充放電回路を制御する制御回路と、
前記蓄電部、前記充放電回路、および前記制御回路を内蔵するケースと、
前記ケースにおいて、前記蓄電部への送風可能位置に取り付けられ、前記蓄電部に前記ケースの外部空気を導入するように前記制御回路により制御されるファンと、
前記ファンの送風側に配置し、前記制御回路により制御されるヒータと、
前記ヒータと前記蓄電部の間に設け、前記制御回路に接続した第1温湿度センサと、
前記ファンと対向しない位置に設けた空気導入部と、
前記ケースにおいて前記空気導入部から前記蓄電部をはさんで最も遠い位置に設けた空気排出部と、
前記蓄電部の中心位置に対し前記第1温湿度センサと点対称の位置に設け、前記制御回路に接続した第2温湿度センサとからなり、
前記制御回路は、前記第1温湿度センサの出力から第1温度と第1相対湿度を取り込み、前記第2温湿度センサの出力から第2温度と第2相対湿度を取り込み、
前記第1温度、または前記第2温度が前記蓄電素子の既定上限温度を上回った場合は、優先的に前記ファンをオンにするとともに前記ヒータをオフにし、
それ以外の場合は、前記第1相対湿度、または前記第2相対湿度が既定高相対湿度より大きければ、前記ファン、および前記ヒータをオンにし、
前記第1相対温度が既定低相対湿度以下であれば前記ヒータをオフにするとともに、前記第2相対湿度が前記既定低相対湿度以下であれば前記ファンをオフにするようにした蓄電装置。 - 前記制御回路による制御は既定時間毎に実行される請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記ファンスイッチの出力に前記ヒータスイッチを接続した請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記既定上限温度は前記蓄電素子において必要な寿命が得られる温度である請求項1に記載の蓄電装置。
- 前記空気導入部、および前記空気排出部は、前記蓄電部への空気出入口となる第1開口部、および第2開口部と、いずれもがそれぞれ対向しない位置に配した請求項1に記載の蓄電装置。
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-
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- 2007-02-16 JP JP2007036093A patent/JP2008204992A/ja active Pending
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