JP2008204667A - スイッチ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】可動接片のバウンシングを低減することができ、アークの発生を抑制して信頼性を向上することが可能なシーソー式スイッチ装置を提供する。
【解決手段】可動接片19には、連結部材20が設けられている。連結部材20は可動接片19とともに回動し、可動接片19の回動支点から可動接片19の長さ方向と直交する方向に一定距離離れた位置に凹部20aを有し、この凹部20aに操作子22の一端部としての押圧部材23の先端部が係合されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えばシーソー式の可動接片を有するスイッチ装置に係わり、特に、交流電源の開閉に適用されるスイッチ装置に関する。
シーソー式スイッチ装置は、コモン接片に対して回動する可動接片を有し、操作子の操作に応じて、操作子に設けられた押圧部材が可動接片上をスライドする。この押圧部材が可動接片の回動支点(コモン接片)を通過した時点において、可動接片がコモン接片を支点として回動し、スイッチ状態が切り換えられる(例えば特許文献1参照)。
このシーソー式スイッチ装置において、押圧部材は、操作子内に設けられたコイルばねの付勢力により可動接片上に押圧されており、操作子の操作速度に依存せず、押圧部材が可動接片上をスライドしてコモン接片を通過した瞬間に、コイルばねの付勢力により可動接片が回動して固定接点に接触される。このスイッチの切替え動作時に、固定接点に対して可動接片がバウンシングする。このため、固定設定と可動接片の間においてアークが発生し、接点の炭化又は溶着が発生する。接点の炭化又は溶着はスイッチ装置の信頼性を著しく低下させるため、バウンシングの防止対策が望まれている。
交流用途のスイッチ装置において、可動接片のバウンシングを低減するには、固定接片に対する可動接片の接触スピードを低下させればよい。そこで、操作子内に設けられたコイルばねの付勢力を低減することが考えられる。しかし、コイルばねの付勢力を低減した場合、可動接片と固定接点との接触圧を保持することが困難となる。したがって、可動接片のバウンシングを抑制する技術の開発が要望されている。
特開平05−198234号公報
本発明は、可動接片のバウンシングを低減することができ、アークの発生を抑制して信頼性を向上することが可能なスイッチ装置を提供しようとするものである。
本発明のスイッチ装置の態様は、ハウジングと、前記ハウジング内に設けられたコモン接片と、前記コモン接片に回動可能に設けられた可動接片と、前記ハウジング内に設けられ、前記可動接片が接触される固定接点と、前記可動接片の回動支点に垂直な線上に回動支点を有し、前記ハウジングに対して回動可能に設けられ、前記ハウジング内の一端部により前記可動接片を操作する操作子と、前記可動接片に設けられて可動接片とともに回動し、前記可動接片の回動支点から可動接片に対して垂直な線上に前記操作子の前記一端部が係合される凹部を有する連結部材とを具備する。
本発明によれば、可動接片のバウンシングを低減することができ、アークの発生を抑制して信頼性を向上することが可能なスイッチ装置を提供できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1(a)(b)は、本実施形態に係るシーソー式スイッチ装置11を示している。このシーソー式スイッチ装置11は、2極単投スイッチの場合を示しているが、これに限定されるものではない。2極単投スイッチにおいて、2つのスイッチ機構は同一構成であるため、以下の説明は、一方のスイッチ機構について説明し、他方のスイッチ機構において、同一部分には、同一符号を付し、説明は省略する。
ハウジング12には、収容部12aが設けられている。この収容部12aの底部且つ中央部には、コモン接片13が設けられている。このコモン接片13の両側に固定接点14、15が配置されている。また、コモン接片13と固定接点15は電気的に接続されている。これらコモン接片13、固定接点14、15は、それぞれハウジング12の底部に配置された外部接続端子16、17、18にそれぞれ接続されている。
前記コモン接片13には、可動接片19が回動自在に設けられている。この可動接片19の固定接点14側端部には、接点19aが設けられている。また、可動接片19の上部且つ中央部には、連結部材20が設けられている。
図3(a)は、連結部材20を取り出して示す図であり、図3(b)は、可動接片19を取り出して示す図である。連結部材20の底部且つ中央部には、突起20aが設けられている。この突起20aは、可動接片19の中央部に設けられた開口部19aに嵌合される。連結部材20は、可動接片19に装着された状態において、可動接片19と共に回動する。
また、連結部材20の上部には、凹部20bが設けられている。この凹部20bは、例えば断面が円弧状とされ、この凹部20bには、後述する操作子の一端部を構成する押圧部材の一端部が係合される。この凹部20bは、図1(a)に示すように、可動接片19の回動支点(コモン接片13の中央部)から可動接片19の表面に垂直な線PL1上に形成されている。また、凹部20bの位置は、可動接片19の回動支点と操作子22の回動支点のほぼ中央部に位置している。
図1(a)(b)に示すハウジング12には、収容部12aを閉塞するフレーム21が十着されている。このフレーム21には、操作子22が回動自在に取着されている。操作子22の回動支点は、可動接片19の回動支点、すなわち、コモン接片13の中央部に垂直な線PL2上に位置されている。
操作子22には、凹部22aが設けられ、この凹部22a内に操作子の一部を構成する押圧部材23が出入自在に設けられている。さらに、凹部22a内には、押圧部材23を凹部22aから突出方向に付勢するコイルばね24が設けられている。押圧部材23の先端部(操作子の一端部)は、例えば球形状に加工され、この先端部は前記連結部材20の凹部20bに係合されている。この状態において、押圧部材23は、コイルばね24の付勢力により連結部材20に圧接され、可動接片19は、連結部材20と共に回動され、例えば図1(a)に示すように、接点19aが固定接点14から離間したオフ状態とされる。
図1(a)に示す状態は、押圧部材23の先端部が可動接片19の回動支点より図示右側、具体的には、押圧部材23の先端部が可動接片19の回動支点に垂直な線PL2より、図示右側に位置した状態にある。この状態において、可動接片19の接点19aが、固定接点14から離間したオフ状態となっている。
図1(a)に示す状態において、操作子22をコイルばね24の付勢力に抗して図示矢印X方向に回動すると、これに従って、連結部材20、可動接片19が操作子22とは反対の図示矢印Y方向に回動する。この後、操作子22が図2(a)に示す中立位置に到達すると、コイルばね24の付勢力が最大となる。この中立位置を越えると、コイルばね24の付勢力により連結部材20と可動接片19が図示矢印Y方向に回動し、図2(b)に示すように、接点19aが固定接点14に接触してオン状態となる。
図2(b)に示すオン状態において、操作子22をコイルばね24の付勢力に抗して図示矢印Y方向に回動すると、これに従って、連結部材20、可動接片19が操作子22とは反対の図示矢印X方向に回動する。この後、上記とは反対の動作により、可動接片19等が動作し、図1(a)に示すオフ状態に復帰する。
次に、図4を参照して、上記構成のシーソー式スイッチ装置の動作についてさらに説明する。図4において、図1、図2と同一部分には同一符号を付している。図4に示す点F(凹部20a)に作用するコイルばね24の荷重Pの分力は、それぞれA、Bとなる。分力Aは、可動接片19の回動支点としてのコモン接片13から可動接片19の長手方向に直交する線PL1上に作用する。押圧部材23は連結部材20の凹部20aに係合している。このため、操作子22に対して矢印X方向の操作力Gを加えた場合、操作力Gは、点Fに直ちに作用し、操作子22の動作と共に連結部材20及び可動接片19が回動する。この後、点Fが可動接片19の回動支点に垂直な線PL2を越えると、コイルばね24の付勢力により、連結部材20と可動接片19が図示矢印Y方向に回動する。この際、可動接片19の接点19aと固定接点14との間隔は狭まっている。このため、固定接点14に対する可動接片19aの接触速度が低減される。
これに対して、従来のシーソー式スイッチ装置のように、押圧部材が可動接片上をスライドする場合、図4に点Dで示すように、押圧部材が可動接片19の表面に接している。ここで、コイルばねの付勢力Pは、コイルばね24の付勢力と等しいとする。このような構成の場合、押圧部材(点D)が可動接片19上をスライドし、押圧部材が可動接片19の回動支点を越えるまで可動接片19は回動しない。押圧部材の先端部が回動支点を越えるとコイルばねの付勢力及び操作力により可動接片19が回動する。この際、可動接片19の接点19aと固定接点14との間隔は、オフ状態の間隔のままである。このため、可動接片19の回動速度が速くなり、固定接点14に対する接点19aの接触速度が速くなる。しかも、最終的な押圧部材の先端部の停止位置と回動支点との距離が大きく、押圧部材の先端部が可動接片に点接触して可動接片を押圧しているため、バウンシングが発生し易くなる。
一方、本実施形態の場合、操作子22の操作と同時に連結部材20を介して可動接片19が回動している。このため、押圧部材23が回動支点を通過してから接点19aが固定接点14に接触するまでの距離が短く、可動接片19の回動速度が従来に比べて速くならない。しかも、コイルばね24の荷重Pの分力Aは、可動接片19の回動中心に作用し、連結部材20の底面が可動接片19に面接触して、可動接片を押圧している。このため、可動接片19のバウンシングを抑制することができる。
可動接片19のバウンシングを抑制するための点Fの最適位置、すなわち、連結部材20の凹部20aの形成位置は、操作子22の回動角度、及びコイルばね24の荷重を一定とした場合、可動接片19の回動中心上で可動接片の表面と垂直な線PL1と操作子22の回動支点から線PL1に向かって引いた線との交点の位置であり、可動接片19の回動支点と、操作子22の回動支点とを結ぶ線のほぼ中央部であることが望ましい。
上記実施形態によれば、可動接片19に連結部材20を設け、この連結部材20の凹部20bに操作子22の一端部を構成する押圧部材23の先端部を係合させ、操作子22の操作に応じて連結部材20を介して可動接片19を回動している。このため、スイッチ装置をオフ状態からオン状態に切り替える場合、固定接点14に対する可動接片19の速度を低減できるため、接点19aを固定接点14に対して緩やかに接触させることができる。しかも、連結部材20により固定接点14及びコモン接片13に対する可動接片19の押圧を高めることができるため、可動接片19のバウンシングを抑制でき、アークの発生を防止できる。したがって、接点の炭化又は溶着を防止してスイッチの信頼性を長期間維持することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨を変えない範囲において、種々変形実施可能なことは勿論である。
図1(a)は、本実施形態に係るシーソー式スイッチ装置の側断面図、図1(b)は、図1(a)と異なる側断面図。 図2(a)(b)は、図1と異なる動作状態を示す側断面図。 図3(a)は、図1に示す連結部材を取り出して示す側面図、図3(b)は、図1に示す可動接片を取り出して示す平面図。 図1に示すシーソー式スイッチ装置の動作を説明するために示す図。
符号の説明
11…シーソー式スイッチ装置、12…ハウジング、13…コモン接片、14、15…固定接点、19…可動接片、20…連結部材、20a…凹部、22…操作子、23…押圧部材、24…コイルばね。

Claims (2)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に設けられたコモン接片と、
    前記コモン接片に回動可能に設けられた可動接片と、
    前記ハウジング内に設けられ、前記可動接片が接触される固定接点と、
    前記可動接片の回動支点に垂直な線上に回動支点を有し、前記ハウジングに対して回動可能に設けられ、前記ハウジング内の一端部により前記可動接片を操作する操作子と、
    前記可動接片に設けられて可動接片とともに回動し、前記可動接片の回動支点から可動接片に対して垂直な線上に前記操作子の前記一端部が係合される凹部を有する連結部材と
    を具備することを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記凹部の位置は、前記可動接片の回動支点と前記操作子の回動支点を結ぶ線のほぼ中央部に位置することを特徴とする請求項1記載のスイッチ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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