JP2006120374A - 過電流保護機能付きスイッチ機構 - Google Patents

過電流保護機能付きスイッチ機構 Download PDF

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Abstract

【課題】 比較的小型で、構造簡易であり、安価な過電流保護機能付きのスイッチ機構を提供する。
【解決手段】 投入アーム6は、連結アーム8を介して可動接触子1を投入位置と開離位置との間で揺動させる。連結アーム8は、一端側において投入アーム6に対し枢支位置p1とp2の択一的な2位置で枢支される。投入位置にある可動接触子1が、過電流による電磁反発力で、中間位置まで押し上げられたとき、枢支位置変更機構が、連結アーム8の枢支位置をp1からp2に変更して可動接触子1を中間位置に保持する。熱で溶解した可動接触子1は、投入位置へ復帰せず、固定接触部5へ溶着しない。投入アーム6が開離位置へ移動するときに、枢支位置リセット機構が連結アーム8の枢支位置をp2からp1に戻す。次に投入アーム6が投入位置へ移動するときに、可動接触子1は支障なく投入位置へ移動する。
【選択図】 図3

Description

この発明は、電源切り替え開閉器等の接点として用いられるスイッチ機構に関し、特に回路短絡電流のような予期しない大電流による電磁反発力で可動接触子が発弧を伴って接点を開いた直後に閉路位置に自動復帰することにより、アークエネルギーで溶解した可動接触子が固定接触部に溶着して開路不能となることを防止する過電流保護機能付きのスイッチ機構に関する。
従来、電源切り替え開閉器のスイッチ機構として、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。このスイッチ機構は、常時電源側の固定接触部に接触し、投入位置において負荷側の固定接触部に接触し、開離位置において負荷側の固定接触部から離れる可動接触子を有する(図1(C)、図2(C))。可動接触子は、投入位置と開離位置との間で揺動可能に枢支される。この可動接触子を投入位置と開離位置との間で揺動させるための投入アームと、この投入アームの揺動を可動接触子に伝える連結アームが設けられる。投入アームは、投入位置と開離位置との間を揺動可能で、投入位置にあるときに可動接触子を投入位置に保持し、開離位置にあるときに可動接触子を開離位置に保持する。可動接触子と負荷側の固定接触部との接触圧力を高めるためにばね力が用いられる。
特公平1−32604号公報
上記従来のスイッチ機構においては、投入状態で可動接触子に短絡電流のような大電流が流れると、固定接触部と可動接触子との間に電磁反発力が生じ、可動接触子が発弧を伴って、固定接触部から押し上げられる。大電流が停止すると放電で溶解した可動接触子が保持力で投入位置に復帰して固定接触部に溶着され、可動接触子の開離動作が不能となる現象が生じる。
この不都合を防止するために、固定接触部に対する可動接触子の接触圧力を高くすると、可動接触子の操作力も高める必要があり、装置の大型化、コストアップを招来する難点がある。
この発明は、固定接触部に対する可動接触子の接触圧力を高くすることなく、したがって、装置の大型化、コストアップを招来することなく、可動接触子の固定接触部への溶着を防止することができる過電流保護機能付きのスイッチ機構を提供することを課題としている。
この発明のスイッチ機構は、投入位置と開離位置との間で揺動可能に一端側において枢支される可動接触子を有する。可動接触子は、常時負荷側の電気回路に接続され、投入位置において他端側が電源につながる固定接触部に接触する。これにより所望の電気的接続が得られる。
可動接触子を投入位置と開離位置との間で揺動させるために投入アームが設けられる。投入アームは、ソレノイド駆動等により投入位置と開離位置との間を揺動可能で、投入位置にあるときに可動接触子を投入位置に保持し、開離位置にあるときに可動接触子を開離位置に保持する。
投入アームの揺動を可動接触子に伝えるために連結アームが設けられる。連結アームは、一端側において投入アームに対し第1の枢支位置と第2の枢支位置の択一的な2位置で枢支され、他端側において可動接触子に枢支される。
投入位置にある可動接触子が、過電流による電磁反発力で、投入位置と開離位置の中間位置まで連結アームと共に押し上げられたときに、投入アームに対する連結アームの枢支位置を第1の枢支位置から第2の枢支位置に変更して可動接触子を中間位置に保持するために枢支位置変更機構が設けられる。それによって、熱で溶解した可動接触子がそのまま投入位置へ復帰して固定接触部へ溶着することを妨げる。
投入アームが開離位置へ移動するときに、投入アームに対する連結アームの枢支位置を第2の枢支位置から第1の枢支位置に戻すために枢支位置リセット機構がさらに設けられる。これによって、次に投入アームが投入位置へ移動したときに、可動接触子を支障なく投入位置へ移動させることができる。
例えば、枢支位置変更機構は、連結アームを投入アームに枢支する可動軸と、この可動軸を第1の枢支位置と第2の枢支位置の2位置で択一的に枢支することができるように投入アームに設けられる枢支孔と、可動軸をいずれかの枢支位置に弾性的に保持するためのばね部材とを具備するものとすることができる。また、枢支位置リセット機構は、連結アームの一端側に設けられるカム面と、投入アームが開離位置へ移動する途上でカム面を押圧して可動軸を第2の枢支位置から第1の枢支位置へ移動させるように投入アーム上に設けられる押圧部材とを具備するものとすることができる。このようにして、枢支位置変更機構及び枢支位置リセット機構を小型、単純化することができる。
この発明は、固定接触部に対する可動接触子の接触圧力を高くすることなく、したがって、装置の大型化、コストアップを招来することなく、過電流時の可動接触子の固定接触部への溶着を防止することができる過電流保護機能付きのスイッチ機構を提供する。
図面を参照してこの発明の実施の形態を説明する。図1は本発明の実施例を示すスイッチ機構の斜視図、図2は同スイッチ機構の分解斜視図、図3は同スイッチ機構の断面図、図4ないし図10は同スイッチ機構の動作を説明する側面図である。
図において、可動接触子1は、4枚の導体板12,13からなり、一端側において、軸2により、ブラケット3を介してフレームに枢支され、投入位置と開離位置との間で揺動可能である。図1において、可動接触子1は、投入位置にある。可動接触子1は、一端側において、負荷側に接続された固定接触部4に常時接触し、あるいは必要に応じて導線で接続されている。可動接触子1は、投入位置において他端側が、電源につながる固定接触部5に接続され、開離位置において固定接触部5から開離する。
この可動接触子1を投入位置と開離位置との間で揺動させるための投入アーム6は、可動接触子1の上方に配置され、固定金具15で操作軸7に固着される。操作軸7は、スイッチON,OFFの操作指令に基づき、ソレノイド駆動により、所定角度正逆回転し、投入アーム6を投入位置と開離位置との間で揺動させる。
連結アーム8は、投入アーム6の揺動を可動接触子1に伝えるために、投入アーム6と可動接触子1とを接続する。投入アーム6が投入位置にある時、可動接触子1も投入位置にあり、開離位置ある時、可動接触子1も開離位置にある。
連結アーム8は、可動接触子1の外側面に平行に配置される一対のアーム板8aと、両アーム板間を接続する連結板8bとを有する。連結アーム8は、アーム板8aの一端側において可動軸9によって投入アーム6に枢支され、他端側において軸10によって可動接触子1に枢支される。アーム板8aの一端側にカム面8cが形成される。
可動接触子1の上部を覆う押圧部材11は、可動接触子1と共に、軸2,10でブラケット3と連結アーム8に枢支される。押圧部材11は、可動接触子1の上面に対向する矩形の天板部11aと、天板部11aの対向辺から直角に下方へ延出し、可動接触子1の外側面に沿う平行一対の側板部11bとを有する。図2において、押圧部材11の側板部11bは、軸受け孔11c,11dを有する。
可動接触子1は、形状の異なる2種類、計4枚の導体12,13からなり、それぞれ軸2,10により、ブラケット2と連結アーム8に枢支される。図3に示すように、導体12,13の軸2を受ける軸受け孔12a,13aは、軸2を遊びをもって挿通させる同形の長円形である。導体12,13の軸10を受ける軸受け孔12b,13bは、軸10を遊びをもって挿通させる円形であるが、軸受け孔12bより軸受け孔13bの方が大径である。各導体12,13と押圧部材11の天板部11aとの間には、ばね14が挿入され、それによって、可動接触子1が投入位置にあるときに、導体12,13が弾性的に固定接触部5へ圧接される。
図2において、投入アーム6は、矩形の上板部6aと、上板部6aの対向辺から直角に下方へ延出する平行一対の側板部6bとを有する。側板部6bは、可動軸9を受ける枢支孔6cを有する。枢支孔6cは、ほぼハート形の長孔からなり、図3に示す下端側の第1の枢支位置p1と上端側の第2の枢支位置p2の2位置で択一的に可動軸9を枢支することができる。枢支孔6cの中間部の内側には、可動軸9が2つの枢支位置p1,p2間を移動するのに抵抗となる内側突出部6dが突出する。
投入アーム6の内側には、枢支孔の内側突出部6dと協働して、可動軸9をいずれかの枢支位置p1,p2に弾性的に保持するためのばね部材16が設けられる。ばね部材16は、一端が可動軸9に係止され、他端が投入アーム6のばね受けピン17に係止される。
投入アーム6の側板部6bの外側面には、連結アーム8のカム面8aを押圧するための押圧ピン18が突出する。図8に示すように、押圧ピン18は、投入アーム6が、投入位置から開離位置へ揺動する途上で、連結アームのカム面8cを押圧して可動軸9を第2の枢支位置p2から第1の枢支位置p1へ復帰させる。
図4において、可動接触子1は、投入位置にあり、負荷側固定接触部4と電源側固定接触部5が、可動接触子1を介して電気的に接続され、可動軸9は投入アーム6の第1の枢支位置p1に保持された状態にある。このとき、接点に回路短絡電流のような大電流が流れると、図5、図6に示すように、電源側固定接触部5と可動接触子1との間に電磁反発力が生じ、可動接触子1は、ばね14を圧縮しながら、固定接触部5から離れる方向に押し上げられる。さらに可動接触子1が押し上げられると、図6に示すように、押圧部材11,連結アーム8が同時に押し上げられ、可動軸9は、ばね16を引いて、枢支孔6の突出部6dを乗り越え、第1の枢支位置p1から第2の枢支位置p2へ移動し、ここにばね力で保持される。この状態で、連結アーム8のカム面8cが、押圧ピン18に当接する。その後、過電流が消滅すると、図7に示すように、可動接触子1がばね14の力で押し下げられるが、可動接触子1は、固定接触部5から離れた中間位置に維持される。したがって、過電流による発熱で可動接触子1の接触部が溶解していても、固定接触部5に溶着されることがない。
図7の状態から、開離指令に基づいて投入アーム6が開離位置に向かって反時計方向へ回動すると、その回動途上で、図8に示すように、押圧ピン18が連結アーム8のカム面8cを押圧して、連結アーム8と共に可動軸9を押し下げる。可動軸9は、ばね16を伸ばしながら、枢支孔6の突出部6dを乗り越え、第2の枢支位置p2から第1の枢支位置p1へ移動してリセットされる。可動軸9は、枢支位置p1において、ばね16の力で保持され、図9に示すように、投入アーム6と可動接触子1は、開離位置に至る。
次の投入指令に基づき、投入アーム6が開離位置に向かって時計方向へ回動すると、可動接触子1が固定接触部5に当接して図10に示す状態に至り、さらに回動すると、ばね14を圧縮して、図4に示すように、投入アーム6と可動接触子1は、投入位置に至る。投入位置において、可動接触子1には、圧縮されたばね14により、固定接触部5に対する接触圧力がかけられる。
この発明は、例えば、トランスファースイッチの接点として用いることができる。
本発明に係るスイッチ機構の斜視図である。 本発明に係るスイッチ機構の分解斜視図である。 本発明に係るスイッチ機構の断面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。 本発明に係るスイッチ機構の動作を説明する側面図である。
符号の説明
1 可動接触子
2 軸
3 ブラケット
4 負荷側固定接触部
5 電源側固定接触部
6 投入アーム
6a 天板部
6b 側板部
6c 枢支孔
6d 突出部
7 操作軸
8 連結アーム
8a アーム板
8b 連結板
8c カム面
9 可動軸
10 軸
11 押圧部材
11a 天板部
11b 側板部
11c 軸受け孔
11d 軸受け孔
12 導体
12a 軸受け孔
13 導体
13a 軸受け孔
14 ばね
15 固定金具
16 ばね
17 ばね受けピン
18 押圧ピン
p1 第1の枢支位置
p2 第2の枢支位置

Claims (8)

  1. 投入位置と開離位置との間で揺動可能に一端側において枢支され、投入位置において他端側が電気回路につながる固定接触部に接触することにより所望の電気的接続が得られ、開離位置において他端側が前記固定接触部から開離することにより電気的接続が絶たれる可動接触子と、
    この可動接触子を投入位置と開離位置との間で揺動させるために、投入位置と開離位置との間を揺動可能で、投入位置にあるときに前記可動接触子を投入位置に保持し、開離位置にあるときに前記可動接触子を開離位置に保持する投入アームと、
    この投入アームの揺動を前記可動接触子に伝えるために、一端側において前記投入アームに対し第1の枢支位置と第2の枢支位置の択一的な2位置で枢支され、他端側において前記可動接触子に枢支される連結アームと、
    投入位置にある前記可動接触子が、過電流による電磁反発力で、投入位置と開離位置の中間位置まで前記連結アームと共に押し上げられたときに、前記投入アームに対する前記連結アームの枢支位置を前記第1の枢支位置から第2の枢支位置に変更して前記可動接触子を中間位置に保持し、それによって、前記可動接触子が前記固定接触部へ溶着することを妨げる枢支位置変更機構と、
    前記投入アームが開離位置へ移動するときに、前記投入アームに対する前記連結アームの枢支位置を前記第2の枢支位置から第1の枢支位置に戻す枢支位置リセット機構とを具備することを特徴とする過電流保護機能付きスイッチ機構。
  2. 前記枢支位置変更機構が、前記連結アームを前記投入アームに枢支する可動軸と、
    この可動軸を前記第1の枢支位置と第2の枢支位置の2位置で択一的に枢支することができるように前記投入アームに設けられる枢支孔と、
    可動軸をいずれかの前記枢支位置に弾性的に保持するためのばね部材とを具備することを特徴とする請求項1に記載の過電流保護機能付きスイッチ機構。
  3. 前記枢支位置リセット機構が、前記連結アームの一端側に設けられたカム面と、
    前記投入アームが開離位置へ移動する途上で前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ移動させるために前記投入アーム上に設けられた押圧部材とを具備することを特徴とする請求項1に記載の過電流保護機能付きスイッチ機構。
  4. 前記枢支位置変更機構が、前記連結アームを前記投入アームに枢支する可動軸と、
    この可動軸を前記第1の枢支位置と第2の枢支位置の2位置で択一的に枢支することができる枢支孔と、
    前記可動軸をいずれかの前記枢支位置に弾性的に保持するためのばね部材とを具備し、
    かつ、前記枢支位置リセット機構が、前記連結アームの一端側に設けられたカム面と、
    前記可動接触子が中間位置にあって、前記投入アームが開離位置へ移動する途上で前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ移動させるために前記投入アーム上に設けられた押圧部材とを具備することを特徴とする請求項1に記載の過電流保護機能付きスイッチ機構。
  5. 前記投入アームの前記枢支孔が、一端側に前記可動軸の第1の枢支位置を有し、他端側に前記可動軸の第2の枢支位置を有し、中間に前記可動軸の前記2つの枢支位置間の移動に対する抵抗となる内側突出部を有するほぼハート形の孔からなり、
    前記ばね部材が、一端において前記投入アームに係止され、他端において前記可動軸に係止され、可動軸を前記第1又は第2の枢支位置に弾性的に牽引して保持する引きばねからなり、
    それによって、過電流による電磁反発力で、前記連結アームが、前記可動接触子と共に押し上げられたときに、前記ばね部材のばね力に抗して前記可動軸を前記枢支孔の内側突出部を越えて前記第1の枢支位置から第2の枢支位置移動させることを特徴とする請求項2又は4に記載の過電流保護機能付きスイッチ機構。
  6. 前記枢支位置リセット機構の前記押圧部材が、前記カム面の近傍に位置して前記投入アームの側面に突設された押圧ピンからなることを特徴とする請求項3又は4に記載の過電流保護機能付きスイッチ機構。
  7. 投入位置と開離位置との間を揺動可能に一端側においてフレームに枢支され、投入位置において他端側が電気回路につながる固定接触部に接続されることにより所望の電気的接続が得られ、開離位置において他端側が前記固定接触部から開離する可動接触子と、
    この可動接触子を投入位置と開離位置との間で揺動させるために、投入位置と開離位置との間で揺動可能な投入アームと、
    この投入アームの揺動を前記可動接触子に伝えるために、投入アームと可動接触子とを接続する連結アームとを具備し、
    前記連結アームは、一端側において可動軸によって前記投入アームに枢支され、かつ、一端側に前記可動軸の前記投入アーム上の枢支位置を変更するためのカム面を有し、他端側において前記可動接触子に枢支され、
    前記投入アームは、前記可動軸を第1の枢支位置と第2の枢支位置の2位置で択一的に枢支することができる枢支孔と、可動軸をいずれかの前記枢支位置に弾性的に保持するためのばね部材と、投入位置から開離位置への揺動途上で前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ復帰させるための押圧部材とを有し、
    それによって、前記可動軸が第1の枢支位置に保持された状態で投入位置にある前記可動接触子が、連結アームと共に電磁反発力によって押し上げられて、投入位置と開離位置の間の中間位置に配置されたときに、前記ばね部材のばね力に抗して前記可動軸を第1の枢支位置から第2の枢支位置へ移動させて保持することにより可動接触子の中間位置を維持し、この状態から前記投入アームが開離位置へ移動する間に前記押圧部が前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ復帰させるように構成されることを特徴とする過電流保護機能付きスイッチ機構。
  8. 常時負荷に接続され、投入位置と開離位置との間で揺動可能に一端側においてフレームに枢支され、投入位置において他端側が電源につながる固定接触部に接続され、開離位置において他端側が固定接触部から開離する可動接触子と、
    この可動接触子を投入位置と開離位置との間で揺動させるために、投入位置と開離位置との間で揺動可能な投入アームと、
    この投入アームの揺動を前記可動接触子に伝えるために、投入アームと可動接触子とを接続する連結アームとを具備し、
    前記連結アームは、一端側において可動軸によって前記投入アームに枢支され、かつ、一端側に前記可動軸の前記投入アーム上の枢支位置を変更するためのカム面を有し、他端側において前記可動接触子に枢支され、
    前記投入アームは、前記可動軸を第1の枢支位置と第2の枢支位置の2位置で択一的に保持することができる枢支孔と、可動軸をいずれかの前記枢支位置に弾性的に保持するためのばね部材と、投入位置から開離位置への揺動途上で前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ復帰させるための押圧部材とを有し、
    それによって、前記可動軸が第1の枢支位置に保持された状態で投入位置にある前記可動接触子が、連結アームと共に電磁反発力によって押し上げられて、投入位置と開離位置の間の中間位置に配置されたときに、前記ばね部材のばね力に抗して前記可動軸を第1の枢支位置から第2の枢支位置へ移動させて保持することにより可動接触子の中間位置を維持し、この状態から前記投入アームが開離位置へ移動する間に前記押圧部が前記連結アームのカム面を押圧して前記可動軸を前記第2の枢支位置から前記第1の枢支位置へ復帰させるように構成されることを特徴とする過電流保護機能付きスイッチ機構。
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JP2015210982A (ja) * 2014-04-28 2015-11-24 河村電器産業株式会社 切替開閉器
CN110148536A (zh) * 2019-05-24 2019-08-20 苏彬良 一种5g通信基站交流远供电源设备

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