JP2008204544A - 誤り訂正装置及びデータ読み出し装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】内蔵メモリ容量の増大を抑制しつつも、外部メモリへのアクセス量を低減することのできる誤り訂正装置を提供する。
【解決手段】内蔵メモリ部12からECCブロックを読み出してデスクランブル処理を行うデスクランブル回路13と、デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを外部バッファメモリ6に出力するEDCシンドローム生成回路14とを備えた。内蔵メモリ部12からECCブロックをPI方向に読み出してPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを外部バッファメモリに出力するPIシンドローム生成回路15と、内蔵メモリ部12からECCブロックをPO方向に読み出してPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを外部バッファメモリ6に出力するPOシンドローム生成回路16とを備えた。
【選択図】図6

Description

本発明は、誤り訂正装置及びデータ読み出し装置に関するものである。
近年、光ディスク等の記録媒体における記憶容量の大容量化に伴い、そのデータ読み取り時間の高速化も要求されている。しかし、光ディスクの製造時の欠陥や光ディスクの表面に付着した汚れ等によって、その光ディスクから高速に正しくデータを読み取ることが困難である。そこで、このような光ディスクの記録データは、リード・ソロモン積符号を用いたエラー訂正符号がデータと併せて記録されており、そのエラー訂正符号に基づいてエラー訂正処理を行うことにより正しいデータを復元するようにしている。このエラー訂正処理の処理時間が長いため、データ読み取り時間の高速化を実現するためには、上記エラー訂正処理の高速化が要求される。
従来、記憶媒体(CD、DVD、HD−DVD等)に記録されたデータには、そのデータの読み出し時等に発生する誤りを検出するための誤り検出符号(EDC:Error Detecting Code)が予め付加されている。また、データには、読み出し時に発生する誤りを訂正するための誤り訂正符号(ECC:Error Correcting Code)が予め付加されている。
詳しくは、例えばDVD−ROMに記憶されるデータのフォーマットを説明すると、図14に示すように、一つのセクタ70は、行方向(図14において横方向)に12段のデータとして構成され、1段が172バイトのデータとして構成される。詳しくは、初段は12バイトのID及び予約領域と160バイトのメインデータ(Main Data)が記憶され、終段は168バイトのメインデータと4バイトの誤り検出符号EDCが記憶され、2段から11段の中間段は172バイトのメインデータが記憶される。
DVDに記録される際には、各セクタ70内のメインデータに対してスクランブルがかけられ、図15に示すように、16個のセクタ70に対し、列方向(図15において縦方向)にPO誤り訂正符号(PO−ECC部)72が付加され、行方向にPI誤り訂正符号(PI−ECC部)73が付加されてECCブロック71が形成される。ここで、PO−ECC部72は、各セクタ70を跨るPO方向(列方向)のデータに対する誤り訂正符号であり、PI−ECC部73は、PO−ECC部72を含むPI方向(行方向)のデータに対する誤り訂正符号である。
そして、PI−ECC部73は、ECCブロック71内のPI方向の1行毎、すなわちPIインターリーブ毎の誤り訂正を行うためのシンドロームを生成するために付加されている。また、PO−ECC部72は、ECCブロック71内のPO方向の1列毎、すなわちPOインターリーブ毎の誤り訂正を行うためのシンドロームを生成するために付加されている。
ECCブロック71は、実際には図16に示す符号化フォーマットでDVD−ROM上に格納される。すなわち、PO−ECC部72は1インターリーブ毎に分割され、各セクタ70間に1インターリーブずつが挿入される。なお、この1つのセクタ70、すなわち12インターリーブと、PO−ECC部72の1インターリーブとから1記録セクタ(1クラスタ)が構成される。
このようなフォーマットにより、データ再生時の誤り訂正処理において、高い誤り検出・訂正能力が確保される。
そして、図17に示すように、記録媒体に対してデータの入出力を行うコントローラ80では、まず、復調回路81が記録媒体としてのDVD−ROMからデータを読み出し、該データを復調したデータ、すなわちECCブロック71をバッファメモリ90に格納する。次に、誤り訂正回路82がバッファメモリ90に格納されたECCブロック71を読み出して、該ECCブロック71に対して誤り訂正処理を行う。
詳述すると、誤り訂正回路82は、まずPI方向の誤り訂正処理を行う。すなわち、誤り訂正回路82は、ECCブロック71の各PIインターリーブのデータを1バイト毎に読み出して順次演算してPIシンドロームを生成し、該PIシンドロームに基づいてそのPIインターリーブに発生する誤りを訂正する。次に、誤り訂正回路82は、PO方向の誤り訂正処理を行う。すなわち、誤り訂正回路82は、ECCブロック71の各POインターリーブのデータを1バイト毎に読み出して順次演算してPOシンドロームを生成し、そのPOシンドロームに基づいてそのPOインターリーブに発生する誤りを訂正する。
そして、誤り訂正回路82は、誤り訂正処理済データをバッファメモリ90に格納する。次に、デスクランブル回路/EDCチェック回路83は、バッファメモリ90から上記誤り訂正処理済データを読み出し、誤り訂正処理済データに対してデスクランブル処理を行うとともに、EDCチェックを行って、デスクランブル処理済データをバッファメモリ90に格納する。続いて、インターフェース回路84は、バッファメモリ90からデスクランブル処理済データを読み出して、該データをホストコンピュータ91等の外部機器に出力する。
ところで、近年では、ホストコンピュータ91の処理速度の高速化に伴い、記憶装置に対するデータの読み出し/書き込み速度の高速化が要求されている。例えば、光ディスク等の記憶装置では、記憶媒体である光ディスクを基準の速度の2倍以上の速度で回転制御し、読み出し速度の高速化が図られる。
しかしながら、バッファメモリ90に対するアクセスにより、読み出し速度の高速化が難しい場合がある。すなわち、バッファメモリ90に対して以下の(1)〜(6)のアクセスが行われるため、アクセス速度を高速化することが難しく、誤り訂正処理を高速化することができない。
(1)復調回路81からのエラー訂正前のECCブロックの入力
(2)誤り訂正回路82による訂正前のECCブロックの読み出し
(3)誤り訂正回路82からの誤り訂正処理済データの入力
(4)デスクランブル回路83による誤り訂正処理済データの読み出し
(5)デスクランブル回路83からのデスクランブル処理済データの入力
(6)インターフェース回路84によるデスクランブル処理済データの読み出し
そこで、外部バッファメモリへのアクセス量を減らすために、一旦内蔵バッファメモリに1つのECCブロックを格納し、その内蔵バッファメモリに対して誤り訂正回路及びデスクランブル回路がアクセスするようにしたコントローラが提案されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、誤り訂正回路及びデスクランブル回路によるバッファメモリへのアクセス量がなくなるため、バッファメモリに対する全体のアクセス量を減らすことができる。
特開平9−265730号公報
ところが、上記誤り訂正回路による誤り訂正処理を行うためには、ECCブロック単位でのデータが必要となる。そのため、上記特許文献1のコントローラでは、内蔵バッファメモリが1つのECCブロック分のデータを格納することのできる大容量のメモリとなり、コントローラの回路規模が増大してしまう。さらに、PI方向の誤り訂正処理とPO方向の誤り訂正処理とを交互に繰返す複数回の誤り訂正処理を行う場合には、誤り訂正処理時間が長くなるため、内蔵バッファメモリのメモリ容量を複数のECCブロックを格納することのできる大容量にする必要がある。従って、このような場合には、コントローラの回路規模が益々増大することとなる。
本発明は上記問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、内蔵メモリ容量の増大による回路規模の増大を抑制しつつも、外部メモリへのアクセス量を低減することのできる誤り訂正装置を提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明によれば、光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、前記復調済データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを外部メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、前記復調済データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記外部メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納される前記復調済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路とを備えた。
従来のコントローラでは、光ディスクから読み出したデータに対して誤り訂正を行うために、1つのECCブロックのデータ量に相当するデータに対して、約5回のアクセスが必要となる。これに対して、上記構成では、1つのECCブロックのデータ量に相当するデータに対して1回のアクセスをするとともに、1つのECCブロックに比べて非常にデータ量の小さい各種シンドロームに対してアクセスをすることによって、光ディスクから読み出したディスクデータに対して誤り訂正を行うことができる。従って、外部メモリに対するアクセス量を大幅に減らすことができる。さらに、復調済データ、PIシンドローム及びPOシンドロームを外部メモリに格納するようにしたため、当該誤り訂正装置内に内蔵メモリを設けることなく、すなわち回路規模の増大を抑制しつつ、外部メモリに対するアクセス量を大幅に減らすことができる。
請求項2,8に記載の発明は、前記復調回路から出力される前記復調済データのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データを前記外部メモリ(メモリ)に出力するデスクランブル回路と、前記デスクランブル回路から前記デスクランブル処理済データが入力されて、該デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを前記外部メモリに出力するEDCシンドローム生成回路とを備え、前記誤り訂正回路は、前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドローム及び前記EDCシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納されている前記デスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行う。
上記構成では、1つのECCブロックのデータ量に相当するデータに対して1回のアクセスをするとともに、1つのECCブロックに比べて非常にデータ量の小さい各種シンドロームに対してアクセスをすることによって、光ディスクから読み出したディスクデータに対して誤り訂正を行うことができる。従って、外部メモリ(メモリ)に対するアクセス量を大幅に減らすことができる。さらに、デスクランブル処理済データ、PIシンドローム及びPOシンドロームを外部メモリに格納するようにしたため、当該誤り訂正装置内に内蔵メモリを設けることなく、すなわち回路規模の増大を抑制しつつ、外部メモリに対するアクセス量を大幅に減らすことができる。
請求項3に記載の発明は、前記外部メモリから前記誤り訂正処理されたデータを読み出して、該誤り訂正処理されたデータのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データをインターフェース回路に出力するデスクランブル回路を備えた。
上記構成では、1つのECCブロックのデータ量に相当するデータに対して1回のアクセスをするとともに、1つのECCブロックに比べて非常にデータ量の小さい各種シンドロームに対してアクセスをすることによって、光ディスクから読み出したディスクデータに対して誤り訂正を行うことができる。従って、外部メモリに対するアクセス量を大幅に減らすことができる。
請求項4,9に記載の発明は、前記POシンドローム生成回路と前記外部メモリ(メモリ)との間に設けられ、該POシンドローム生成回路の前記POシンドロームの途中結果を格納する小容量のPOシンドロームメモリ部を備えた。
上記構成では、例えば復調回路からPI方向にデータが入力される場合には、1バイト毎にPOシンドロームの中間結果をPOシンドロームメモリ部に格納することができる。さらに、各列毎にPOシンドロームの中間値を読み出しながらPOシンドロームの生成を行うこともできるため、各列で共通のPOシンドローム生成回路を使用することができるようになり、全列分のPOシンドローム生成回路を設ける必要がなくなる。これにより、回路規模を小さくすることができる。なお、ここで小容量とは、1つのECCブロックのデータ量よりも少ないデータ量しか格納できない容量である。このような容量とすることで、回路規模の増大を抑制することができる。
請求項5,10に記載の発明は、前記復調回路から前記復調済データが入力される小容量の内蔵メモリ部を備え、前記PIシンドローム生成回路と、前記POシンドローム生成回路とが前記内蔵メモリ部に独立してアクセスし、前記PIシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPI方向に読み出し、前記POシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPO方向に読み出す。
上記構成によれば、PIシンドローム生成回路において、PI方向に読み出されたデータに基づいてPIシンドロームが生成されるとともに、POシンドローム生成回路において、PO方向に読み出されたデータに基づいてPOシンドロームが生成される。なお、ここで小容量とは、POシンドロームメモリ部と内蔵メモリ部とに格納できるデータ量の合計が1つのECCブロックのデータ量よりも少ないデータ量となる容量である。
請求項6に記載の発明は、前記内蔵メモリ部には、所定数の記録セクタ分のデータが格納され、前記POシンドローム生成回路は、上記所定数の記録セクタ毎に、前記POシンドロームの途中結果を前記POシンドロームメモリ部に格納するようにした。
上記構成によれば、POシンドローム生成回路は、所定数の記録セクタ毎、すなわち複数バイト毎にPOシンドロームの途中結果の格納・読み出しを行えばよくなるため、1バイト毎にPOシンドロームの途中結果の格納・読み出しを行う場合に比べて、POシンドロームメモリ部に対するアクセス量を減らすことができる。
請求項7に記載の発明は、前記内蔵メモリ部は、少なくとも2つのメモリから構成され、前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記復調回路からの復調済データを格納するデータ保存用として使用するとともに、前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記デスクランブル回路と前記PIシンドローム生成回路と前記POシンドローム生成回路とからアクセスされるアクセス用として使用する。
上記構成によれば、復調回路からの復調済データの格納と、内蔵メモリからのデータの読み出しとを同時に行うことができる。従って、内蔵メモリからのデータの読み出しによって、復調回路からの復調済データの格納が制限されないため、光ディスクからのデータの読み出しを連続的に行うことができる。
以上説明したように、本発明によれば、内蔵メモリ容量の増大による回路規模の増大を抑制しつつも、外部メモリへのアクセス量を低減可能な訂正装置を提供することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図12に従って説明する。
図1に示すように、データ読み出し装置としての光ディスク制御装置1は、ATAPI(AT attachment packet interface)等の所定のインターフェースを介してコンピュータ2に接続されている。また、光ディスク制御装置1は、インターフェースを介して光ディスク駆動装置3に接続されている。
光ディスク駆動装置3は、記録媒体としての大容量光ディスク(HD−DVD:High Definition Digital Video Disk)4を所定の速度で回転駆動するとともに、HD−DVD4に記憶されたディスクデータを図示しない光ピックアップにより読み出す。そして、光ディスク駆動装置3は、ディスクデータを光ディスク制御装置1に出力する。
光ディスク制御装置1の入出力駆動回路5には、光ディスク駆動装置3から上記ディスクデータが入力され、そのディスクデータを誤り訂正装置としての光ディスクコントローラ(コントローラ)10に出力する。
コントローラ10は、光ディスク駆動装置3への命令送信及びステータス受領と、光ディスクであるHD−DVD4からの読み出しフォーマット解読及び誤り訂正と、光ディスク駆動装置3と外部バッファメモリ6との間のデータ転送と、インターフェース回路20と外部バッファメモリ6との間のデータ転送等の各処理を行う。すなわち、コントローラ10は、入出力駆動回路5から入力されるディスクデータに対してデスクランブル処理を行うとともに、EDCシンドローム、PIシンドローム及びPOシンドロームといった各種シンドロームを生成して、これらのデスクランブル処理済データ及び各種シンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。また、コントローラ10は、外部バッファメモリ6に格納した各種シンドロームに基づいて、外部バッファメモリ6に格納されたデスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行う。そして、コントローラ10は、マイクロプロセッサ8の命令に基づいて、外部バッファメモリ6に格納した誤り訂正後のデータを、インターフェース回路20を介して上記コンピュータ2に転送する。
ここで、HD−DVD4に記録されたデータのフォーマットについて説明する。
まず、一つのセクタ40について説明する。図2に示すように、一つのセクタ40は、スクランブルされた6行×2列のメインデータを含み、1セクタの先頭には4バイトの識別データID、2バイトのID誤り検出信号IEC及び6バイトの予約領域RSVが付加され、1セクタの最後には4バイトの誤り検出符号EDCが付加されている。
各セクタ40は、12個のデータブロックDB1〜DB12から構成される。12個のデータブロックDB1〜DB12は、所定の行数及び列数(本実施形態では、6行×2列)で2次元配列されている。詳しくは、奇数番目のデータブロックDB1,DB3,DB5,DB7,DB9,DB11は、左フレーム(第1列、すなわち図2において左側の列)40Lの上から順に配列される。偶数番目のデータブロックDB2,DB4,DB6,DB8,DB10,DB12は、右フレーム(第2列、すなわち図2において右側の列)40Rの上から順に配列される。そして、第1データブロックDB1には、12バイトの識別データID、ID誤り検出信号IEC及び予約領域RSVと160バイトのメインデータが記憶される。第2データブロックDB2〜第11データブロックDB11には、172バイトのメインデータが記憶される。第12データブロックには、168バイトのメインデータと4バイトの誤り検出符号EDCが記憶される。
ところで、HD−DVD4及びDVD等の光ディスクにおいては、記憶容量が膨大な上、ディスクの製造時の欠陥等や、ディスクの表面に付着した汚れ等によって、読み出したデータの誤り発生率が非常に高い。そこで、図3に示すように、32個のセクタ40に対して、列方向(図3において縦方向)に左側PO−ECC部51及び右側PO−ECC部52が付加され、行方向(図3において横方向)に左側PI−ECC部53及び右側PI−ECC部54が付加されて、上記HD−DVD4に記録されるECCブロック50が形成される。ここで、左側PO−ECC部51は、各セクタ40の左フレーム40Lを跨るPO方向(列方向)のデータに対する誤り訂正符号であり、右側PO−ECC部52は、各セクタ40の右フレーム40Rを跨るPO方向のデータに対する誤り訂正符号である。また、左側PI−ECC部53は、各セクタ40の左フレーム40L及び左側PO−ECC部51におけるPI方向(行方向)のデータに対する誤り訂正符号であり、右側PI−ECC部54は、各セクタ40の右フレーム40R及び右側PO−ECC部52におけるPI方向のデータに対する誤り訂正符号である。
上記ECCブロック50についてさらに詳述する。本実施形態では、説明の便宜上、図4に示すように、ECCブロック50の各セクタ40(左フレーム40L及び右フレーム40R)部分を、ブロックB(セクタ番号−データブロック番号)として表すものとする。すなわち、ブロックB(1−1)は、第1セクタSE1の第1データブロックDB1のデータであることを示す。そして、奇数セクタ(例えば、第1セクタSE1,第3セクタSE3等)と偶数セクタ(例えば、第2セクタSE2,第4セクタSE4等)とは、データブロックDBが左右反対に配列されている。すなわち、奇数セクタでは、奇数データブロック(例えば、第1データブロックDB1、第3データブロックDB3等)が左フレーム40Lに配列され、偶数データブロック(例えば、第2データブロックDB2、第4データブロックDB4等)が右フレーム40Rに配列されている。一方、偶数セクタでは、奇数データブロックが右フレーム40Rに配列され、偶数データブロックが左フレーム40Lに配列されている。
各左フレーム40L部分及び各右フレーム40R部分には、各列毎のデータに基づいて演算された左側及び右側PO−ECC部51,52がそれぞれ付加されている。両PO−ECC部51,52は、所定の誤り訂正符号(例えば、リード・ソロモン積符号)よりなり、各列のデータ数に対応した所定のバイト数(本実施形態では16バイト)の誤り訂正符号が演算されて付加されている。左側PO−ECC部51を構成する各ブロックを、ブロックPO(段数番号Li)として表すものとする。すなわち、ブロックPO(L1)は、左側PO−ECC部51の第1段目のPO−ECCであることを示す。また、右側PO−ECC部52を構成する各ブロックを、ブロックPO(段数番号Ri)として表すものとする。すなわち、ブロックPO(R1)は、右側PO−ECC部52の第1段目のPO−ECCであることを示す。
さらに、左フレーム40Lの各ブロック及び左側PO−ECC部51には、各行毎のデータに基づいて演算された左側PI−ECC部53が付加されている。また、右フレーム40Rの各ブロック及び右側PO−ECC部52には、各行毎のデータに基づいて演算された右側PI−ECC部54が付加されている。両PI−ECC部53,54は、所定の誤り訂正符号(例えば、リード・ソロモン積符号)よりなり、各行のデータ数に対応した所定のバイト数(本実施形態では10バイト)の誤り訂正符号が演算され付加されている。左側PI−ECC部53を構成する各ブロックを、ブロックPI(対応するブロック番号)として表すものとする。すなわち、ブロックPI(1−1)は、第1セクタSE1の第1データブロックDB1に対応するPI−ECCであることを示し、ブロックPI(L1)は、左側PO−ECC部51の1段目のPO−ECCに対応するPI−ECCであることを示す。換言すると、ブロックPI(1−1)のPI−ECCは、第1セクタSE1の第1データブロックDB1のデータに基づいて演算されて付加され、ブロックPI(L1)のPI−ECCは、左側PO−ECC部51の1段目のPO−ECCに基づいて演算されて付加されたものである。
一方、右側PI−ECC部54を構成する各ブロックPIを、ブロックPI(対応するブロック番号)として表すものとする。すなわち、ブロックPI(1−2)は、第1セクタSE1の第2データブロックDB2に対応するPI−ECCであることを示し、ブロックPI(R1)は、右側PO−ECC部52の1段目のPO−ECCに対応するPO−ECCであることを示す。換言すると、ブロックPI(1−2)のPI−ECCは、第1セクタSE1の第2データブロックDB2のデータに基づいて演算されて付加され、ブロックPI(R1)のPI−ECCは、右側PO−ECC部52の2段目のPO−ECCに基づいて演算されて付加されたものである。
なお、左側PO−ECC部51及び右側PO−ECC部52は、ECCブロック50内のPO方向の1列毎の誤り訂正を行うためのシンドロームを生成するために付加されている。また、左側PI−ECC部53は、各セクタ40の左フレーム40L内及び左側PO−ECC部51内のPI方向の1行毎の誤り訂正を行うためのシンドロームを生成するために付加されている。右側PI−ECC部54は、各セクタ40の右フレーム40R内及び右側PO−ECC部52内のPI方向の1行毎の誤り訂正を行うためのシンドロームを生成するために付加されている。
そして、ECCブロック50は、実際には図5に示す符号化フォーマットでHD−DVD4上に格納される。すなわち、ECCブロック50は、各セクタ40部分と各PO−ECC部51,52とがそれぞれ所定数に分割されるとともに、データ順序が入れ替えられる(インターリーブされる)。詳しくは、図5に示すように、セクタ40部分は、1つのセクタに対応する6段毎に分割され、各PO−ECC部51,52は、1段毎に分割される。次に、奇数セクタに対応する部分に、左側PO−ECC部51の1段ずつが挿入されるとともに、偶数セクタに対応する部分に、右側PO−ECC部52の1段ずつが挿入される。そして、図5の一点鎖線で示すように、分割された1つのセクタ部分(6段分のデータ)と挿入された左側PO−ECC部51あるいは右側PO−ECC部52の1段分のデータにより1つの記録セクタ(1クラスタ)が構成される。すなわち、一つのECCブロック50は、32個のクラスタC1〜C32から構成される。なお、各セクタ部分及び各PO−ECC部51,52の各段には、PIブロックがそれぞれ付加されている。また、奇数クラスタ(例えば、第1クラスタC1)と偶数クラスタ(例えば、第2クラスタC2)とを合わせると、13段×2列の二次元配列されたブロックとなる。従って、1つのECCブロック内のブロック配列は、2クラスタ毎に繰返し配列となっている。
このようなフォーマットにより、データ再生時の誤り訂正処理において、高い誤り検出・訂正能力が確保される。
次に、図1に示した光ディスクコントローラ10の内部構成について図6に従って説明する。
光ディスクコントローラ10の復調回路11には、HD−DVD4から読み出されたディスクデータが入出力駆動回路5を通じて順次入力される。復調回路11は、入力されるディスクデータをデジタルデータに変換するとともに、そのデジタルデータに同期したクロック信号CLKを生成する。復調回路11は、さらにデジタルデータを復調して、該復調済データ、すなわち図5に示したECCブロック50のデータをPI方向に出力するとともに、クロック信号CLKを出力する。
復調回路11からECCブロック50のデータが入力される内蔵メモリ部12は、2つのバッファメモリM1,M2とから構成されている。各バッファメモリM1,M2の各々は、所定数(本実施形態では2つ)のクラスタ分のデータを格納可能なメモリ容量となっている。ここで、2クラスタ分のデータを格納可能なメモリ容量としたのは、前述したように、1つのECCブロック内のブロック配列が2クラスタ毎に繰返し配列となっているためである。このように繰り返し配列毎に格納することによって、後述するPOシンドロームの生成が行いやすくなる。
内蔵メモリ部12は、同一時間において、バッファメモリM1及びバッファメモリM2のいずれか一方を、復調回路11からのデータを保存するデータ保存用として使用し、他方を、後述するデスクランブル回路13等にアクセスされるアクセス用として使用する。すなわち、バッファメモリM1がデータ保存用として使用される場合にはバッファメモリM2がアクセス用として使用され、バッファメモリM2がデータ保存用として使用される場合にはバッファメモリM1がアクセス用として使用される。
図7に、上記内蔵メモリ部12の回路構成例を示した。図7に示すように、復調回路11から入力されるデータは、第1セレクタSEL1に入力される。この第1セレクタSEL1には、選択回路SCからの選択信号が入力される。選択回路SCは、復調回路11から入力されるクロック信号CLKをカウントして、所定のタイミングで選択信号の信号レベルを切り替える。本実施形態では、選択回路SCは、2クラスタ分のクロックをカウントする度に、上記選択信号の信号レベルを切り替える。なお、この選択信号は、インバータを介して第2セレクタSEL2にも入力される。
第1セレクタSEL1は、選択回路SCからの選択信号の信号レベルに基づいて、復調回路11からのデータをバッファメモリM1あるいはバッファメモリM2に出力する。また、第2セレクタSEL2は、インバータを介して入力される選択回路SCからの選択信号の信号レベルに基づいて、バッファメモリM1及びバッファメモリM2のいずれか一方をアクセス可能とする。
デスクランブル回路13は、内蔵メモリ部12からECCブロック50のデータをPI方向に読み出し、そのECCブロック50内のメインデータに対してデスクランブル処理を行って該メインデータにかけられた所定のスクランブルを解除する。デスクランブル回路13は、デスクランブル処理済データを外部バッファメモリ6及びEDCシンドローム生成回路14に出力する。
EDCシンドローム生成回路14は、デスクランブル回路13から入力されるデスクランブル処理済データに対してEDC計算を行ってEDCシンドロームを生成し、該EDCシンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。本実施形態では、EDCシンドローム生成回路14に入力されるデータが誤り訂正前のデータであることから、EDCシンドローム生成回路14は、誤り検出符号EDCの誤り成分のみを抽出したシンドロームを生成する。
PIシンドローム生成回路15は、内蔵メモリ部12から上記ECCブロック50のデータをPI方向に読み出し、各行毎の誤り成分であるPIシンドロームを生成し、該PIシンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。
POシンドローム生成回路16は、内蔵メモリ部12から上記ECCブロック50をPO方向に読み出し、所定のバイト数(本実施形態では2クラスタ分、すなわち13バイト)毎に各列のPOシンドロームの中間値を生成し、該POシンドロームの中間値をPOシンドロームメモリ部17に格納する。また、POシンドローム生成回路16は、上記POシンドロームの中間値を読み出して、該POシンドロームの中間値及びECCブロック50のPO方向におけるデータに基づいてPOシンドロームの中間値を更新して、該POシンドロームをPOシンドロームメモリ部17に格納する。
図6に示すように、POシンドロームメモリ部17は、2つのPOシンドロームバッファメモリM3,M4とから構成されている。各バッファメモリM3,M4の各々は、1つのECCブロック内の全列のPOシンドロームを格納可能なメモリ容量、すなわち5824(364×16)バイトを格納可能なメモリ容量となっている。POシンドロームメモリ部17は、1つのECCブロック全体のデータ読み出し終了後に格納されているPOシンドロームの中間値が最終的なPOシンドロームとなるため、各列毎のその最終的なPOシンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。POシンドロームメモリ部17は、同一時間において、バッファメモリM3及びバッファメモリM4のいずれか一方を、POシンドローム生成回路16からのPOシンドロームの中間値を保存するシンドローム保存用として使用し、他方を、最終的なPOシンドロームを外部バッファメモリ6に出力するシンドローム出力用として使用する。すなわち、バッファメモリM3がシンドローム保存用として使用される場合にはバッファメモリM4がシンドローム出力用として使用され、バッファメモリM3がシンドローム保存用として使用される場合にはバッファメモリM4がシンドローム出力用として使用される。なお、POシンドロームメモリ部17は、内蔵メモリ部12と略同様の構成を有する。
誤り訂正回路18は、外部バッファメモリ6からPIシンドローム、POシンドローム及びEDCシンドロームを読み出し、PIシンドロームをPI用メモリRAM1に、POシンドロームをPO用メモリRAM2に、EDCシンドロームをEDC用メモリRAM3にそれぞれ格納する。訂正回路18aは、各種シンドロームに基づいて、外部バッファメモリ6に格納されたデスクランブル処理済のメインデータに対して誤り訂正処理を行う。
インターフェース回路20は、マイクロプロセッサ8の命令に基づいて、外部バッファメモリ6に格納された誤り訂正後のデータを読み出して上記コンピュータ2に出力する。
外部バッファメモリ6は、図8に示すように、複数(本実施形態では10個)の格納ブロックから構成される。1つの格納ブロックには、1つのECCブロック50内のデスクランブル処理済のメインデータ、ID情報、EDCシンドローム、PIシンドローム及びPOシンドロームが格納される。従って、外部バッファメモリ6は、最大10個のECCブロック50分のメインデータ及び各種シンドローム等を格納することができる。
次に、このように構成された光ディスクコントローラ10の動作について説明する。
復調回路11は、HD−DVD4からディスクデータをPI方向に読み込んで復調し、その復調済データ(ECCブロック50)を、内蔵メモリ部12の第1及び第2バッファメモリM1,M2のうちデータ保存用として選択されているバッファメモリに格納する。なお、1つのバッファメモリに、ECCブロック50の2クラスタ分のデータが格納される。
デスクランブル回路13及びPIシンドローム生成回路15は、アクセス用として選択されている第1バッファメモリM1あるいは第2バッファメモリM2から、ECCブロック50をPI方向に読み出す。デスクランブル回路13は、読み出したECCブロック50に対してデスクランブル処理を施し、デスクランブル処理済データを、外部バッファメモリ6に格納するとともに、EDCシンドローム生成回路14に出力する。EDCシンドローム生成回路14は、入力されるデスクランブル処理済データに基づいて、1クラスタ毎に4バイトのEDCシンドロームを生成し、該1クラスタ毎のEDCシンドロームを外部バッファメモリ6に順次格納する。
PIシンドローム生成回路15は、内蔵メモリ部12から読み出したECCブロック50内の1つのデータブロック(ブロックB(1−1)等)及び1つのPIブロック(ブロックPI(1−1)等)毎に10バイトのPIシンドロームを生成し、該PIシンドロームを外部バッファメモリ6に順次格納する。詳しくは、PIシンドローム生成回路15は、図5に示すように、まずブロックB(1−1)内のデータをPI方向に読み出し、続いてブロックPI(1−1)内のデータをPI方向に読み出す。PIシンドローム生成回路15は、これらブロックB(1−1)及びブロックPI(1−1)のデータから1つのPIシンドロームを生成する。次に、PIシンドローム生成回路15は、ブロックB(1−2)内のデータをPI方向に読み出し、ブロックPI(1−2)内のデータをPI方向に読み出す。PIシンドローム生成回路15は、これらブロックB(1−2)及びブロックPI(1−2)のデータから1つのPIシンドロームを生成する。従って、ECCブロック50内の各行毎のデータから2つのPIシンドロームが生成される。さらに、PIシンドローム生成回路15は、次にブロックB(1−3)内のデータをPI方向に読み出し、ブロックPI(1−3)内のデータをPI方向に読み出す。この後のデータについても、PIシンドローム生成回路15によって、同様の順序で読み出されるとともに、PIシンドロームが生成される。そして、PIシンドローム生成回路15は、上記PIシンドロームが生成される度に、そのPIシンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。
POシンドローム生成回路16は、PIシンドロームの生成と同時に、アクセス用として選択されている第1バッファメモリM1あるいは第2バッファメモリM2から、ECCブロック50をPO方向に読み出す。このとき、上記バッファメモリには、ECCブロック50内の任意の2クラスタ分のデータのみしか格納されていないため、POシンドローム生成回路16は、列方向に2クラスタ分、すなわち13バイト分のデータ毎にPOシンドロームを生成する。
ここで、POシンドローム生成回路16による読み出し順序を図9に従って説明する。図9に、図5に示したブロックB(1−1)からPO方向に配列されたB(32−12)までの各ブロックのデータ配列を示した。各ブロックは、172バイトのデータDから構成されている。具体的には、ブロックB(1−1)は、データD(1,1)〜データD(1,172)により構成されている。また、各列は、208バイトのデータDから構成されている。具体的には、1列目は、データD(1,1)〜データD(192,1)及びデータPO(L1,1)〜データPO(L1,16)により構成されている。
POシンドローム生成回路16は、図9の実線の矢印で示すように、データD(1,1)〜データD(6,1)、データPO(L1,1)、データD(7,1)〜データD(12,1)の順に13バイトのデータを読み出す。POシンドローム生成回路16は、これら13バイトのデータから1つのPOシンドロームを生成し、そのPOシンドロームをPOシンドロームの中間値として上記POシンドロームメモリ部17のシンドローム保存用に選択されているバッファメモリに格納する。次に、POシンドローム生成回路16は、データD(1,2)〜データD(6,2)、データPO(L1,2)、データD(7,2)〜データD(12,2)の順に13バイトのデータを読み出す。そして、POシンドローム生成回路16は、これら13バイトのデータから1つのPOシンドロームの中間値を生成する。このように、POシンドローム生成回路16は、各列毎に、上記内蔵メモリ部12に格納された2クラスタ分のデータを読み出すとともに、POシンドロームの中間値を生成する。ECCブロック50内の最終列(本実施形態では364列目)の読み出しが終了すると、POシンドローム生成回路16は、次の2クラスタの1列目のデータ、すなわちデータD(13,1)から順にデータを読み出す。このとき、POシンドローム生成回路16は、さきほど生成した同一列のPOシンドロームの中間値を上記POシンドロームメモリ部17のシンドローム保存用として選択されているバッファメモリから読み出して、読み出した13バイトのデータ及びPOシンドロームの中間値からPOシンドロームを生成する。そして、POシンドローム生成回路16は、生成したPOシンドロームを新たなPOシンドロームの中間値として上記シンドローム保存用として選択されているバッファメモリに格納する。
POシンドロームメモリ部17では、1つのECCブロックの全てのデータの読み出しが終了すると、バッファメモリM3及びバッファメモリM4におけるシンドローム保存用とシンドローム出力用の選択が切り替えられる。これにより、シンドローム保存用からシンドローム出力用に切り替わったバッファメモリには、1つのECCブロックの各列毎の最終的なPOシンドロームが格納されることとなる。シンドローム出力用に切り替えられたバッファメモリは、この各列毎の最終的なPOシンドロームを外部バッファメモリ6に格納する。
外部バッファメモリ6に、1つのECCブロック分のデスクランブル処理済のメインデータと、PIシンドロームと、POシンドロームと、EDCシンドロームとが格納されると、誤り訂正回路18は、外部バッファメモリ6からPIシンドローム、POシンドローム及びEDCシンドロームの各種シンドロームのみを読み出す。誤り訂正回路18は、PIシンドローム、POシンドローム及びEDCシンドロームを、PI用メモリRAM1、PO用メモリRAM2及びEDC用メモリRAM3にそれぞれ格納する。
次に、誤り訂正回路18は、図10〜図12のフローに従って、外部バッファメモリ6に格納されたメインデータ及び各メモリRAM1,RAM2,RAM3に格納された各シンドロームの誤り訂正を行う。
図10に示すステップS1において、訂正回路18aは、PI方向におけるPI誤り訂正処理を行う。このとき、訂正回路18aは、PI誤り訂正処理に対してEDCチェックを行う。訂正回路18aは、EDCチェックの結果に基づいて、誤りが残っている場合には、ステップS2に移る。そして、訂正回路18aは、誤りがなくなると、誤り訂正処理を終了する。ステップS2において、訂正回路18aは、PO方向におけるPO誤り訂正処理を行う。このとき、訂正回路18aは、PO誤り訂正処理に対するEDCチェックを行う。訂正回路18aは、EDCチェックの結果に基づいて、誤りが残っている場合には、ステップS1に移る。そして、訂正回路18aは、誤りがなくなるまでステップS1及びステップS2を繰返し実行する。そして、訂正回路18aは、誤りがなくなると、誤り訂正処理を終了する。
図11に示すステップS11〜ステップS17は、図10のPI誤り訂正処理(ステップS1)のサブステップである。すなわち、ステップS11において、訂正回路18aは、PI用メモリRAM1から1つのPIシンドロームを読み出す。ステップS12において、訂正回路18aは、読み出したPIシンドロームを基に、誤りの位置多項式と数値多項式とを算出する。この演算には、例えばユークリッド互除アルゴリズムが用いられる。次に、ステップS13において、訂正回路18aは、誤り位置多項式及び誤り数値多項式を基に、誤り位置及び誤り数値を算出する。この演算には、例えばチェンのアルゴリズム(チェンサーチ)が用いられる。
続いて、ステップS14において、訂正回路18aは、算出した誤り位置及び誤り数値を基に、外部バッファメモリ6に格納されたメインデータ、すなわちステップS12で読み出したPIシンドロームに対応するブロックのメインデータの誤りを訂正する。具体的には、訂正回路18aは、外部バッファメモリ6から誤り位置に対応するデータを読み出し、そのデータと誤り数値とをEXORで加算した結果を外部バッファメモリ6に書き込むことによって、誤りを訂正する。
また、訂正回路18aは、ステップS14と略同時に、ステップS15としてPOシンドローム及びEDCシンドローム補正を行う。すなわち、訂正回路18aは、算出した誤り位置及び誤り数値を基に、POシンドローム補正値を算出する。そして、訂正回路18aは、PO用メモリRAM2から対応するPOシンドロームを読み出して、そのPOシンドロームと上記POシンドローム補正値とをEXORで加算した結果をPO用メモリRAM2に書き込むことによって、POシンドローム補正を行う。また、訂正回路18aは、算出した誤り位置及び誤り数値を基に、EDCシンドローム補正値を算出する。そして、訂正回路18aは、EDC用メモリRAM3から対応するEDCシンドロームを読み出して、そのEDCシンドロームと上記EDCシンドローム補正値とをEXORで加算した結果をEDC用メモリRAM3に書き込むことによって、EDCシンドローム補正を行う。なお、このとき、訂正回路18aは、正常に訂正が終了した場合には、PIシンドロームを「0」にする。
次に、ステップS16として、訂正回路18aは、1つのECCブロックの全てのPIシンドロームの読み出しが終了したかを判定する。訂正回路18aは、全てのPIシンドロームの読み出しが終了するまで、上記ステップS11〜ステップS15までの動作を繰返し実行する。そして、訂正回路18aは、全てのPIシンドロームの読み出しが終了すると、ステップS17に移る。
ステップS17として、訂正回路18aは、EDC用メモリRAM3からEDCシンドロームを読み出し、EDCチェックを行う。すなわち、訂正回路18aは、EDCシンドロームが全て「0」のときに、誤り訂正が正しく完了したと判断し、1つでも「1」があるときには、誤り訂正が完了していないと判断して、図10のステップS2に移ってPO誤り訂正を行う。
図12に示すステップS21〜ステップS7は、図10のPO誤り訂正処理(ステップS2)のサブステップである。すなわち、ステップS21において、訂正回路18aは、PO用メモリRAM2から1つのPOシンドロームを読み出す。ステップS22において、訂正回路18aは、読み出したPOシンドロームを基に、誤りの位置多項式と数値多項式とを算出する。この演算には、例えばユークリッド互除アルゴリズムが用いられる。次に、ステップS23において、訂正回路18aは、誤り位置多項式及び誤り数値多項式を基に、誤り位置及び誤り数値を算出する。この演算には、例えばチェンのアルゴリズム(チェンサーチ)が用いられる。
続いて、ステップS24において、訂正回路18aは、算出した誤り位置及び誤り数値を基に、外部バッファメモリ6に格納されたメインデータ、すなわちステップS22で読み出したPOシンドロームに対応する列のメインデータの誤りを訂正する。具体的には、訂正回路18aは、外部バッファメモリ6から誤り位置に対応するデータを読み出し、そのデータと誤り数値とをEXORで加算した結果を外部バッファメモリ6に書き込むことによって、誤りを訂正する。
また、訂正回路18aは、ステップS24と略同時に、ステップS25としてPIシンドローム及びEDCシンドローム補正を行う。すなわち、訂正回路18aは、算出した誤り位置及び誤り数値を基に、PIシンドローム補正値を算出する。そして、訂正回路18aは、PI用メモリRAM1から対応するPOシンドロームを読み出して、そのPIシンドロームと上記PIシンドローム補正値とをEXORで加算した結果をPI用メモリRAM1に書き込むことによって、PIシンドローム補正を行う。また、訂正回路18aは、PI誤り訂正処理のときと同様に、EDCシンドローム補正を行う。なお、このとき、訂正回路18aは、正常に訂正が終了した場合には、POシンドロームを「0」にする。
次に、ステップS26として、訂正回路18aは、1つのECCブロックの全てのPOシンドロームの読み出しが終了したかを判定する。訂正回路18aは、全てのPOシンドロームの読み出しが終了するまで、上記ステップS21〜ステップS25までの動作を繰返し実行する。そして、訂正回路18aは、全てのPIシンドロームの読み出しが終了すると、ステップS27に移る。
ステップS27として、訂正回路18aは、EDC用メモリRAM3からEDCシンドロームを読み出し、EDCチェックを行う。そして、訂正回路18aは、誤り訂正が正しく完了したと判断したときに誤り訂正処理を終了し、誤り訂正が完了していないと判断したときに再度PI誤り訂正(図10のステップS1)を行う。
上記誤り訂正処理において、誤り訂正が正常に完了すると、コントローラ10は、マイクロプロセッサ8の命令に基づいて、外部バッファメモリ6に格納した誤り訂正後のデータを、インターフェース回路20を介して上記コンピュータ2に転送する。
以上説明した本実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)復調回路11から読み出されたECCブロック50に基づいて、デスクランブル処理済のメインデータ、PIシンドローム、POシンドローム及びEDCシンドロームを予め生成してから、外部バッファメモリ6に格納するようにした。また、誤り訂正回路18は、外部バッファメモリ6から各シンドロームのみを読み出すようにした。これにより、誤り訂正回路18が読み出す必要のあるデータ量を減らすことができるとともに、デスクランブル回路13による外部バッファメモリ6へのアクセス量を減らすことができる。
詳しくは、従来のコントローラ80では、外部バッファメモリに対して、(a)復調回路からのエラー訂正前のECCブロックの入力、(b)誤り訂正回路による訂正前のECCブロックの読み出し、(c)誤り訂正回路からの誤り訂正処理済データの入力、(d)デスクランブル/EDCチェック回路による誤り訂正処理済データの読み出し、(e)デスクランブル/EDCチェック回路からのデスクランブル処理済データの入力、(f)インターフェース回路によるデスクランブル処理済データの読み出し、という6種類のアクセスがあった。しかも、各々のアクセスが略1つのECCブロック(75712バイト)分の大量のデータ(合計約454272バイト)であった。これに対して、本実施形態のコントローラ10では、外部バッファメモリ6に対して、(A)デスクランブル処理済のデータ(75712バイト)の入力、(B)PIシンドローム(4160(=416×10)バイト)の入力、(C)POシンドローム(5824(=364×16)バイト)の入力、(D)PIシンドロームの読み出し、(E)POシンドロームの読み出し、(F)誤り訂正後のデータの読み出し、という7種類のアクセスがある。アクセスの種類は多いものの、各々のアクセスにおけるデータ量が少ないため、外部バッファメモリ6への全体のアクセス量が従来のコントローラ80に比べて大幅に低減される。これにより、外部バッファメモリ6の利用帯域を減らすことができるため、転送速度の高速化に対応させやすくなる。従って、外部バッファメモリ6として、安価で大容量・低速なメモリを使用しても、所望の速度によるデータ転送を実現することができる。なお、EDCシンドロームのデータ量は、1つのECCブロックあたり128(=4×32)バイトと無視できるほどに小さいため、上記説明ではEDCシンドロームについて考慮していない。
(2)大容量の外部バッファメモリ6に、デスクランブル処理済のメインデータ、PIシンドローム、POシンドローム及びEDCシンドロームを格納するようにした。従って、従来のように、内蔵の大容量のメモリを設ける必要がなくなる。従って、内蔵メモリのメモリ容量の増大によって発生する回路規模の増大を抑制することができる。その結果、回路規模の増大を抑制しつつも、外部バッファメモリ6へのアクセス量を低減することができる。
(3)EDCシンドローム生成回路14、PIシンドローム生成回路15及びPOシンドローム生成回路16により生成された各シンドロームが外部バッファメモリ6に格納され、誤り訂正回路18は、その格納された各シンドロームを読み出して誤り訂正処理を行うようにした。すなわち、誤り訂正回路18をシンドローム生成処理から切り離すようにした。また、外部バッファメモリ6には、複数のECCブロック分のメインデータ及び各シンドロームを格納することができる。これらより、読み出したデータに誤りが多く、誤り訂正処理に時間がかかったとしても、シンドローム生成処理がその誤り訂正処理に影響されることなく実行されるため、連続的にシンドロームを生成して外部バッファメモリ6に格納しておくことができる。従って、ディスクデータの読み出し動作途中に、HD−DVD4の回転動作を止めて読み出し動作を強制的に一旦停止する等の機械的動作に対する誤り訂正処理時間の影響を低減することができる。
例えば、従来のように、誤り訂正回路とシンドローム生成処理とが切り離されていない場合には、誤り訂正処理が終わるまでは次のECCブロックの各シンドロームを格納・生成することができないため、次のECCブロックのデータを読み込むことができない。従って、ディスクデータの読み出し途中に、HD−DVD4の回転動作を止める等の処置を行わなければならない。また、誤り訂正回路内に、複数のECCブロック分のシンドロームを格納できるようなメモリを設けることも考えられるが、この場合には、上記メモリのメモリ容量が大きくなるため、結果的に、従来のコントローラと同様に、メモリ容量の増大によって回路規模が増大するという問題がある。
(4)復調回路11から出力されるデータを格納する内蔵メモリ部12を設けた。これにより、デスクランブル回路13及びPIシンドローム生成回路15が内蔵メモリ部12からPI方向にデータを読み出すとともに、POシンドローム生成回路16が内蔵メモリ部12からPO方向にデータを読み出すことができる。従って、デスクランブル処理、EDCシンドローム生成、PIシンドローム生成及びPOシンドローム生成を並行して行えるようになるため、誤り訂正処理における全体の時間を短縮することができる。なお、内蔵メモリ部12のメモリ容量は、4クラスタ分のデータ(9464バイト)を格納できる容量であり、従来の内蔵メモリの容量(1つのECCブロック分とすると、75712バイト)に比べると小容量であるため、回路規模の増大が抑制される。
(5)POシンドローム生成回路16のPOシンドロームの途中結果(中間値)を格納するPOシンドロームメモリ部17を設けた。これにより、各列のPOシンドローム生成に共通の回路を使用することができるため、各列毎のPOシンドローム生成回路を設ける必要がなくなるため、回路規模の増大を抑制することができる。
また、内蔵メモリ部12に格納できる2クラスタ分毎に、POシンドロームの中間値を生成するようにしたため、13バイト毎にPOシンドロームの読み出し・格納を行えばよい。これにより、PI方向にPOシンドロームメモリ部17における利用帯域を減らすことができる。従って、内蔵メモリ部12の容量を小容量として回路規模の増大を抑制しつつも、POシンドロームメモリ部17の利用帯域を減らしてPOシンドロームを生成することができる。なお、POシンドロームメモリ部17のメモリ容量は、各列毎のシンドローム(11648バイト)を格納できる容量であり、従来の内蔵メモリの容量(1つのECCブロック分とすると、75712バイト)に比べると小容量であるため、回路規模の増大が抑制される。
(6)内蔵メモリ部12を、2つのバッファメモリM1,M2とから構成し、一方のバッファメモリをデータ保存用として、他方のバッファメモリをアクセス用として使用するようにした。これにより、復調回路11からのデータの格納と、内蔵メモリ部12からのデータの読み出しとを同時に行うことができる。従って、HD−DVD4からのディスクデータの読み出しを連続的に行うことができる。
(7)POシンドロームメモリ部17を、2つのバッファメモリM3,M4とから構成し、一方のバッファメモリをPOシンドローム保存用として、他方のバッファメモリをPOシンドローム出力用として使用するようにした。これにより、POシンドロームの中間値の格納と、最終的なPOシンドロームの外部バッファメモリ6への出力とを同時に行うことができる。従って、POシンドローム生成回路16からのPOシンドロームの中間値の格納を連続的に行うことができる。
(他の実施形態)
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の態様にて実施することもできる。
・上記実施形態では、デスクランブル回路13にて復調済データ(ECCブロック50)をデスクランブル処理したデスクランブル処理済データに対して、誤り訂正処理を行うようにした。これに限らず、例えば図13に示すように、デスクランブル回路30にて誤り訂正後のデータをデスクランブル処理するようにしてもよい。詳しくは、復調回路11からバッファメモリM1,M2を介して復調済データ(ECCブロック50)が外部バッファメモリ6に出力される。この外部バッファメモリ6に格納された復調済データに対して訂正回路18aにて誤り訂正処理を行う。デスクランブル回路30は、誤り訂正処理済データを外部バッファメモリ6から読み出し、その誤り訂正処理済データに対してデスクランブル処理を行って、該デスクランブル処理済データをEDCチェック回路31に出力する。EDCチェック回路31は、デスクランブル回路30からのデスクランブル処理済データに基づいてEDCチェックを行って、誤りが残っていなければデスクランブル処理済データをインターフェース回路20に出力する。なお、EDCチェック回路31におけるEDCチェックにおいて誤りが残っている場合には、誤り訂正処理済データに対して訂正回路18aにて再度誤り訂正処理を行う。このような構成においても、上記実施形態と略同様の効果を奏する。
・上記実施形態では、光ディスクとしてHD−DVDに具体化したが、例えば光ディスクとしてDVD−ROM等に具体化してもよい。なお、この場合は、各メモリ部の容量を、DVDのフォーマット(図14〜図16参照)に応じて変更することが好ましい。
・上記実施形態では、内蔵メモリ部12及びPOシンドロームメモリ部17の内部構成を図7の構成に具体化したが、同一時間において、一方のバッファメモリをデータ保存用(シンドローム保存用)として使用し、他方のバッファメモリをアクセス用(データ出力用)として使用する構成であれば、特に制限されない。
・上記実施形態では、内蔵メモリ部12の各バッファメモリM1,M2を、2つのクラスタ分のデータを格納できる容量とするようにしたが、その容量は特に制限されない。例えば、1つのクラスタ分のデータあるいは3つ以上のクラスタ分のデータを格納できる容量にしてもよい。とくに、光ディスクがDVD−ROM等である場合には、1つのクラスタ分のデータを格納できれば十分である。
・上記実施形態では、内蔵メモリ部12を2つのバッファメモリM1,M2から構成するようにしたが、1つのバッファメモリあるいは3つ以上のバッファメモリから構成するようにしてもよい。また、1つのバッファメモリに対して、同時にデータの格納とデータの読み出しを行えるように構成してもよい。
・上記実施形態における内蔵メモリ部12を省略してもよい。なお、この場合、POシンドローム生成回路16にも、PI方向にデータが入力されることになるため、1バイト毎にPOシンドロームの中間値の格納・読み出しが行われる。
・上記実施形態では、POシンドロームメモリ部17の各バッファメモリM3,M4を、全列のPOシンドロームの中間値を格納できる容量としたが、その容量は特に制限されない。
・上記実施形態では、POシンドロームメモリ部17を2つのバッファメモリM3,M4から構成するようにしたが、1つのバッファメモリあるいは3つ以上のバッファメモリから構成するようにしてもよい。また、1つのバッファメモリに対して、同時にデータの格納とデータの読み出しを行えるように構成してもよい。
・上記実施形態におけるPOシンドロームメモリ部17を省略してもよい。なお、この場合は、POシンドローム生成回路16内に全列(上記実施形態では364列)分のPOシンドローム演算器を設けることが好ましい。
・上記実施形態において、外部バッファメモリ6へのアクセスに優先順位を付けるようにしてもよい。例えば、デスクランブル回路13、EDCシンドローム生成回路14、PIシンドローム生成回路15、POシンドローム生成回路16及び誤り訂正回路18からのアクセスが入力されて、そのアクセスの優先順位が設定される調停回路を設けるようにしてもよい。
・上記実施形態におけるPOシンドローム生成回路16においてPOシンドロームを生成する際のデータの入力順序がECCブロック50上の配置順序と異なるため、POシンドローム生成回路16は最終的なPOシンドロームに対して補正演算を施すようにしてもよい。
以上の様々な実施形態をまとめると、以下のようになる。
(付記1)
光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、
前記復調済データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを外部メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、
前記復調済データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記外部メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、
前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納される前記復調済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と
を備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
(付記2)
前記復調回路から出力される前記復調済データのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データを前記外部メモリに出力するデスクランブル回路と、
前記デスクランブル回路から前記デスクランブル処理済データが入力されて、該デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを前記外部メモリに出力するEDCシンドローム生成回路とを備え、
前記誤り訂正回路は、前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドローム及び前記EDCシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納されている前記デスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行うことを特徴とする付記1に記載の誤り訂正装置。
(付記3)
前記外部メモリから前記誤り訂正処理されたデータを読み出して、該誤り訂正処理されたデータのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データをインターフェース回路に出力するデスクランブル回路を備えたことを特徴とする付記1に記載の誤り訂正装置。
(付記4)
前記デスクランブル回路にて生成された前記デスクランブル処理済データに基づいてEDCチェックを行うEDCチェック回路を備えたことを特徴とする付記3に記載の誤り訂正装置。
(付記5)
前記POシンドローム生成回路と前記外部メモリとの間に設けられ、該POシンドローム生成回路の前記POシンドロームの途中結果を格納する小容量のPOシンドロームメモリ部を備えたことを特徴とする付記1〜4のいずれか1つに記載の誤り訂正装置。
(付記6)
前記復調回路から前記復調済データが入力される小容量の内蔵メモリ部を備え、
前記PIシンドローム生成回路及び前記POシンドローム生成回路が前記内蔵メモリ部に独立してアクセスし、
前記PIシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPI方向に読み出し、
前記POシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPO方向に読み出すことを特徴とする付記5に記載の誤り訂正装置。
(付記7)
前記内蔵メモリ部には、所定数の記録セクタ分のデータが格納され、
前記POシンドローム生成回路は、前記所定数の記録セクタ毎に、前記POシンドロームの途中結果を前記POシンドロームメモリ部に格納するようにしたことを特徴とする付記6に記載の誤り訂正装置。
(付記8)
前記内蔵メモリ部は、少なくとも2つのメモリから構成され、
前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記復調回路からの復調済データを格納するデータ保存用として使用するとともに、前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記PIシンドローム生成回路及び前記POシンドローム生成回路からアクセスされるアクセス用として使用することを特徴とする付記6又は7に記載の誤り訂正装置。
(付記9)
前記光ディスクがHD−DVDであって、
前記内蔵メモリ部を構成する各々の前記メモリには、2つの記録セクタ分のデータが格納されることを特徴とする付記8に記載の誤り訂正装置。
HD−DVDのフォーマットは、図5に示すように、各ブロック配列が2記録セクタ毎に繰り返し配列となっている。付記9の構成によれば、そのように繰り返し配列となる2記録セクタ毎にPOシンドロームの途中結果を生成することができる。
(付記10)
前記POシンドロームメモリ部は、少なくとも2つのメモリから構成され、
前記POシンドロームメモリ部の少なくとも1つのメモリを前記POシンドローム生成回路からのPOシンドロームの途中結果を格納するPOシンドローム保存用として使用するとともに、前記POシンドロームメモリ部の少なくとも1つのメモリを前記外部メモリに前記POシンドロームを出力するPOシンドローム出力用として使用することを特徴とする付記5〜9のいずれか1つに記載の誤り訂正装置。
付記10の構成によれば、POシンドローム生成回路からのPOシンドロームの途中結果の格納と、外部メモリへのPOシンドロームの出力とを同時に行うことができる。従って、外部メモリへのPOシンドロームの出力によって、POシンドロームの途中結果の格納が制限されないため、POシンドロームの途中結果の格納を連続的に行うことができる。
(付記11)
誤り訂正装置とメモリとを含んで構成され、光ディスクに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し装置であって、
前記誤り訂正装置は、
光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、
前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのスクランブルを解除して、該デスクランブル処理済データをメモリに出力するデスクランブル回路と、
前記デスクランブル回路から前記デスクランブル処理済データが入力されて、該デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを前記メモリに出力するEDCシンドローム生成回路と、
前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを前記メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、
前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、
前記メモリから前記各シンドロームを読み出し、該各シンドロームに基づいて前記メモリに格納されている前記デスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と
を備えたことを特徴とするデータ読み出し装置。
(付記12)
前記POシンドローム生成回路と前記メモリとの間に設けられ、該POシンドローム生成回路の前記POシンドロームの途中結果を格納する小容量のPOシンドロームメモリ部を備えたことを特徴とする付記11に記載のデータ読み出し装置。
(付記13)
前記復調回路から前記復調済データが入力される小容量の内蔵メモリ部を備え、
前記デスクランブル回路と、前記PIシンドローム生成回路と、前記POシンドローム生成回路とが前記内蔵メモリ部に独立してアクセスし、
前記PIシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPI方向に読み出し、
前記POシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPO方向に読み出すことを特徴とする付記12に記載のデータ読み出し装置。
(付記14)
誤り訂正装置とメモリとを含んで構成され、光ディスクに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し装置であって、
前記誤り訂正装置は、
光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、
前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを前記メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、
前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、
前記メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記メモリに格納されている前記復調済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と
を備えたことを特徴とするデータ読み出し装置。
(付記15)
前記メモリから前記誤り訂正処理されたデータを読み出して、該誤り訂正処理されたデータのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データをインターフェース回路に出力するデスクランブル回路を備えたことを特徴とする付記14に記載の誤り訂正装置。
光ディスク制御装置を示すブロック図。 HD−DVDのセクタの内容を示す説明図。 HD−DVDのECCブロックを示す説明図。 HD−DVDのECCブロックを示す説明図。 HD−DVDのECCブロックの符号化フォーマットを示す説明図。 光ディスクコントローラを示すブロック図。 内蔵メモリ部を示すブロック図。 外部バッファメモリを示す説明図。 PO方向の読み出し順序を説明するための説明図。 誤り訂正処理の動作を示すフローチャート。 PI誤り訂正の動作を示すフローチャート。 PO誤り訂正の動作を示すフローチャート。 変形例における光ディスクコントローラを示すブロック図。 DVD−ROMのセクタの内容を示す説明図。 DVD−ROMのECCブロックを示す説明図。 DVD−ROMのECCブロックの符号化フォーマットを示す説明図。 従来の光ディスクコントローラを示すブロック図。
符号の説明
1 光ディスク制御装置(データ読み出し装置)
4 HD−DVD(光ディスク)
6 外部メモリ
10 光ディスクコントローラ(誤り訂正装置)
11 復調回路
12 内蔵メモリ部
13 デスクランブル回路
14 EDCシンドローム生成回路
15 PIシンドローム生成回路
16 POシンドローム生成回路
17 POシンドロームメモリ部
18 誤り訂正回路
20 インターフェース回路
M1〜M4 バッファメモリ

Claims (10)

  1. 光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、
    前記復調済データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを外部メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、
    前記復調済データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記外部メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、
    前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納される前記復調済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と
    を備えたことを特徴とする誤り訂正装置。
  2. 前記復調回路から出力される前記復調済データのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データを前記外部メモリに出力するデスクランブル回路と、
    前記デスクランブル回路から前記デスクランブル処理済データが入力されて、該デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを前記外部メモリに出力するEDCシンドローム生成回路とを備え、
    前記誤り訂正回路は、前記外部メモリから前記PIシンドローム及び前記POシンドローム及び前記EDCシンドロームを読み出し、該シンドロームに基づいて前記外部メモリに格納されている前記デスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行うことを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正装置。
  3. 前記外部メモリから前記誤り訂正処理されたデータを読み出して、該誤り訂正処理されたデータのスクランブルを解除したデスクランブル処理済データを生成し、該デスクランブル処理済データをインターフェース回路に出力するデスクランブル回路を備えたことを特徴とする請求項1に記載の誤り訂正装置。
  4. 前記POシンドローム生成回路と前記外部メモリとの間に設けられ、該POシンドローム生成回路の前記POシンドロームの途中結果を格納する小容量のPOシンドロームメモリ部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の誤り訂正装置。
  5. 前記復調回路から前記復調済データが入力される小容量の内蔵メモリ部を備え、
    前記PIシンドローム生成回路及び前記POシンドローム生成回路が前記内蔵メモリ部に独立してアクセスし、
    前記PIシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPI方向に読み出し、
    前記POシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPO方向に読み出すことを特徴とする請求項4に記載の誤り訂正装置。
  6. 前記内蔵メモリ部には、所定数の記録セクタ分のデータが格納され、
    前記POシンドローム生成回路は、前記所定数の記録セクタ毎に、前記POシンドロームの途中結果を前記POシンドロームメモリ部に格納するようにしたことを特徴とする請求項5に記載の誤り訂正装置。
  7. 前記内蔵メモリ部は、少なくとも2つのメモリから構成され、
    前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記復調回路からの復調済データを格納するデータ保存用として使用するとともに、前記内蔵メモリ部の少なくとも1つのメモリを前記PIシンドローム生成回路及び前記POシンドローム生成回路からアクセスされるアクセス用として使用することを特徴とする請求項5又は6に記載の誤り訂正装置。
  8. 誤り訂正装置とメモリとを含んで構成され、光ディスクに書き込まれたデータを読み出すデータ読み出し装置であって、
    前記誤り訂正装置は、
    光ディスクからデータを読み出して、該データを復調して復調済データを生成する復調回路と、
    前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのスクランブルを解除して、該デスクランブル処理済データをメモリに出力するデスクランブル回路と、
    前記デスクランブル回路から前記デスクランブル処理済データが入力されて、該デスクランブル処理済データからEDCシンドロームを生成して、該EDCシンドロームを前記メモリに出力するEDCシンドローム生成回路と、
    前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPIシンドロームを生成して、該PIシンドロームを前記メモリに出力するPIシンドローム生成回路と、
    前記復調回路から前記復調済データが入力されて、該データのPOシンドロームを生成して、該POシンドロームを前記メモリに出力するPOシンドローム生成回路と、
    前記メモリから前記各シンドロームを読み出し、該各シンドロームに基づいて前記メモリに格納されている前記デスクランブル処理済データに対して誤り訂正処理を行う誤り訂正回路と
    を備えたことを特徴とするデータ読み出し装置。
  9. 前記POシンドローム生成回路と前記メモリとの間に設けられ、該POシンドローム生成回路の前記POシンドロームの途中結果を格納する小容量のPOシンドロームメモリ部を備えたことを特徴とする請求項8に記載のデータ読み出し装置。
  10. 前記復調回路から前記復調済データが入力される小容量の内蔵メモリ部を備え、
    前記デスクランブル回路と、前記PIシンドローム生成回路と、前記POシンドローム生成回路とが前記内蔵メモリ部に独立してアクセスし、
    前記PIシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPI方向に読み出し、
    前記POシンドローム生成回路は、前記内蔵メモリ部から前記復調済データをPO方向に読み出すことを特徴とする請求項9に記載のデータ読み出し装置。
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