JP2008204353A - 車載装置及びプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両のバッテリーから車載装置への電力の供給が停止した場合は盗難が発生したものとみなし、車載装置は予備電源から供給される電力で動作し(S105)、車載装置に記憶されている決済関連情報を無効とする(S115)。そして、車載装置は、無効な決済関連情報に基づく料金の決済を行うためのデータ処理を行わないこととし、盗難された車載装置に記憶されていた決済関連情報の悪用を防止する。
【選択図】図3
Description
特願2006−313377号
また、複数の車載装置に決済関連情報がコピーされてしまうことを防止するため、決済関連情報が車載装置にコピーされた場合は決済関連情報の読み出しを禁止する機能を有するICカードが、本願の出願人により出願されている(特願2006−352739号)。このようなICカードの決済関連情報が本願に係る車載装置に記憶され、バッテリー交換等によりその決済関連情報が無効となってしまったと仮定する。既にこのICカードの決済関連情報は本願に係る車載装置にコピーされているので、このICカードから決済関連情報を読み出すことは不可能となる。従って、そのICカードの決済関連情報を用いて他の装置により料金の決済を行うことができなくなってしまう。
[構成の説明]
図1は、第一実施形態の料金支払いシステム1の構成を示すブロック図である。料金支払いシステム1は、車両に搭載された車載装置10と、車載装置10に接続して用いられるICカード30と、車載装置10に電力を供給する外部電源40と、有料道路の入口料金所、出口料金所等に設けられている路側装置50とを備える。尚、図1には車載装置10、ICカード30、外部電源40、路側装置50が1台ずつ記載されているが、実際には複数台の装置が存在する。
DSRC部12は、無線アンテナ11を介してDSRCによる情報の送受信を行う部位である。
予備電源14は、外部電源40から車載装置10への電力の供給が停止した際に車載装置10の各部位に必要な電力を供給する。
制御部19は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等から構成される周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。また、制御部19は、ROMに記憶されているプログラムに従い、DSRC部12、SAM13、電源制御部15、インターフェース部16と、HMI17と、記憶部18とを統括的に制御する。
次に、車載装置10の動作について説明する。
(1)決済関連情報無効処理
まず、外部電源40から車載装置10への電力の供給が停止した際の処理について図3に記載のフローチャート(決済関連情報無効処理)を用いて説明する。
(2)ICカード接続処理
次に、ICカード30が車載装置10に接続された際の処理について、図4に記載のフローチャート(ICカード接続処理)を用いて説明する。
S210では、制御部19は、相互認証に成功したか否か判定する。相互認証に成功した場合、S220に処理を移行する。相互認証に失敗した場合、S215に処理を移行する。
料金の決済に用いられる情報である決済関連情報は、カード番号、名義人、料金決済サービスの利用期限等の情報を有している。カード番号は、決済関連情報毎に固有の番号であり、決済関連情報を特定する情報として用いることができる。そこで、S220では、制御部19は、接続されたICカード30の決済関連情報を特定する情報であるカード番号を、インターフェース部16を介して読み出し、S225に処理を移行する。
S260では、制御部19は、記憶部18に記憶させた決済関連情報を有効とする。具体的には、この決済関連情報の状態を示すフラグに決済関連情報が有効であることを示す値を設定する。そして、S265に処理を移行する。
S270では、制御部19は、ICカード30が有する決済関連情報の読出しに失敗したことをHMI17によりユーザに報知し、ICカード接続処理を終了する。
次に、車両が料金所付近を走行し、車両に搭載されている車載装置10と路側装置50との通信が開始され、車載装置10が決済関連情報の送信を要求するコマンドを受信し、決済関連情報を路側装置50に送信する際の処理について、図5のフローチャート(決済関連情報送信処理)を用いて説明する。なお、理解を容易にするため、DSRCの通信手順のうち、広く知られた一般的な部分についての説明は省略する。
S315では、制御部19は、S310にて読み出した決済関連情報を、DSRC部12を介して無線通信により路側装置50に対し送信し、決済関連情報送信処理を終了する。
第一実施形態の車載装置10によれば、ICカード30が接続された際、そのICカード30が有する決済関連情報を記憶部18に記憶し(S255)、その決済関連情報を有効とする(S260)。また、外部電源40から車載装置10への電力の供給が停止した場合、予備電源14は車載装置10の各部位に電力を供給し、予備電源14から供給される電力により、制御部19は記憶部18に記憶されている決済関連情報を無効とする(S115)。以後、車載装置10は、決済を行うためのデータ処理を行う際、そのデータ処理に用いるべき決済関連情報が有効か否か判定し(S305)、決済関連情報が有効である場合のみ(S305:Yes)、その決済関連情報を路側装置50に送信する(S315)。
[構成の説明]
図6は、第二実施形態の料金支払いシステム5の構成を示すブロック図である。料金支払いシステム5は、車両に搭載された車載装置20と、車載装置20に接続して用いられるICカード30と、車載装置20に電力を供給する外部電源40と、有料道路の入口料金所、出口料金所等に設けられている路側装置50とを備える。尚、図6には車載装置20、ICカード30、外部電源40、路側装置50が1台ずつ記載されているが、実際には複数台の装置が存在する。
DSRC部22は、無線アンテナ21を介してDSRCによる情報の送受信を行う部位である。
電源供給部24は、バッテリー端子24a及びACC端子24bから入力される電圧を変圧し、車載装置20の各部位に対し必要な電圧を入力する。ACCスイッチ41がONの場合、バッテリー端子24a及びACC端子24bを介して、ACCスイッチ41がOFFの場合、バッテリー端子24aを介して、外部電源40からの電力が供給される。尚、電源供給部24は、バッテリー端子24aから電力の供給がされない場合は、ACC端子24bから電力の供給が行われている場合であっても、車載装置20の各部位に対する必要な電圧の入力を行わない。
制御部28は、CPU、ROM、RAM、I/O及びこれらを接続するバスライン等から構成される周知のマイクロコンピュータを中心に構成される。また、制御部28は、ROMに記憶されているプログラムに従い、DSRC部22、SAM23、電源供給部24、インターフェース部25と、HMI26と、記憶部27とを統括的に制御する。
(1)電力供給開始処理
まず、車載装置20のバッテリー端子24aに外部電源40が接続され、電力の供給が開始された際の処理について、図8に記載のフローチャート(電力供給開始処理)を用いて説明する。
ICカード接続処理は、上述した第一実施形態のICカード接続処理と同一である。つまり、第二実施形態のICカード接続処理は、第一実施形態のICカード接続処理における車載装置10を車載装置20に、インターフェース部16をインターフェース部25に、HMI17をHMI26に、記憶部18を記憶部27に、制御部19を制御部28に読み替えたものである。従って、説明を省略する。
ICカード接続処理は、上述した第一実施形態のICカード接続処理と同一である。つまり、第二実施形態のICカード接続処理は、第一実施形態のICカード接続処理における車載装置10を車載装置20に、DSRC部12をDSRC部22に、記憶部18を記憶部27に、制御部19を制御部28に読み替えたものである。従って、説明を省略する。
第二実施形態の車載装置20によれば、バッテリー端子からの電力の供給が停止した後にバッテリー端子24aから車載装置20への電力の供給が開始された際、制御部28は記憶部27に記憶されている決済関連情報を無効とする(S410)。そして、車載装置20は、ICカード30が接続された際の処理、及び決済関連情報を路側装置50に送信する際の処理は、第一実施形態の車載装置10と同様の処理を行う。
(1)バッテリーの劣化により突然電力の供給が停止し、決済を行うことができなくなってしまった場合等、手元にICカードが無いといったことが予想される。このような状況を想定し、無効となっている決済関連情報が車載装置に記憶されている場合、所定のパスワードを入力することにより無効となっている決済関連情報を再び有効とすると良い。こうすることにより、手元にICカードが無い場合であっても無効な決済関連情報を再び有効とすることが可能となり、車載装置に記憶されている決済関連情報を用いて決済を行うことができるようになるため、車載装置の利便性が向上する。
第一実施形態の説明で用いた用語と、特許請求の範囲の記載に用いた用語との対応を示す。
ICカード30は外部記憶媒体に相当し、外部電源40は外部電源に相当し、バッテリー端子24aはバックアップ電力端子に相当し、インターフェース部25はインターフェース手段に相当し、記憶部27は記憶手段に相当し、制御部28は制御手段に相当する。
Claims (5)
- 車両に搭載された外部電源から常に電力が供給され、路側装置と無線通信を行い料金の決済に関連するデータ処理を行う車載装置において、
決済に用いられる情報である決済関連情報を前記車載装置に接続された外部記憶媒体から読み出すインターフェース手段と、
電力が供給されていなくても記憶されている情報の保持が可能な記憶手段と、
前記外部電源から前記車載装置への電力の供給が停止したことを検出し、この電力の供給が停止したことを検出した際は少なくとも所定の時間、前記車載装置に電力供給を行う電源制御手段と、
前記インターフェース手段、前記記憶手段及び前記電源制御手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記インターフェース手段を介して外部記憶媒体から読み出した前記決済関連情報を前記記憶手段に記憶させると共に、この決済関連情報を有効とし、
有効な前記決済関連情報に基づき料金の決済に関連するデータ処理を行い、
前記電源制御手段を介して前記外部電源から前記車載装置への電力の供給が停止したことを検出した際、前記電源制御手段から供給される電力により、前記記憶手段に記憶されている前記決済関連情報を無効とする無効処理を行うこと、
を特徴とする車載装置。 - 車両に搭載された外部電源からバックアップ電力端子を介して常に電力が供給され、路側装置と無線通信を行い料金の決済に関連するデータ処理を行う車載装置において、
決済に用いられる情報である決済関連情報を前記車載装置に接続された外部記憶媒体から読み出すインターフェース手段と、
電力が供給されていなくても記憶されている情報の保持が可能な記憶手段と、
前記インターフェース手段及び前記記憶手段を制御する制御手段と、
を備え、
前記制御手段は、
前記インターフェース手段を介して外部記憶媒体から読み出した前記決済関連情報を前記記憶手段に記憶させると共に、この決済関連情報を有効とし、
有効な前記決済関連情報に基づき料金の決済に関連するデータ処理を行い、
前記バックアップ電力端子を介した電力の供給が停止した後、再び前記車載装置への電力の供給が開始された際、前記記憶手段に記憶されている前記決済関連情報を無効とする無効処理を行うこと、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車載装置において、
前記制御手段は、前記無効処理において、前記決済関連情報を無効とすることに替えて、前記記憶手段に記憶されている前記決済関連情報を消去させること、
を特徴とする車載装置。 - 請求項1または請求項2に記載の車載装置において、
前記インターフェース手段は、更に外部記憶媒体が前記車載装置に接続されたことを検出する機能を有し、
前記制御手段は、
前記記憶手段が無効な前記決済関連情報を記憶している場合、前記インターフェース手段を介して外部記憶媒体が前記車載装置に接続されたことを検出した際、その検出された外部記憶媒体は無効な前記決済関連情報の読み出し元であるか否かを判定し、
判定の結果、前記車載装置に接続された外部記憶媒体が、無効な前記決済関連情報の読み出し元である場合、無効な前記決済関連情報として前記記憶手段に記憶されている前記決済関連情報を有効とすること、
を特徴とする車載装置。 - コンピュータを、請求項1から請求項4のいずれかに記載の車載装置の前記制御手段として機能させるためのプログラム。
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