JP2008204315A - 仮想サーバシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】1ないし複数のコンピュータのCPUノードとIOノードとをOS等の介在なしに別々に仮想化することが可能な仮想サーバシステムを提供する。
【解決手段】AC電源で動作し、サーバのマネージメントを行う組み込み型のマネージメントコントローラ(MC)3の制御により、CPUノード1のノーススイッチ4、IOノード2のサウススイッチ5およびMC3のMCスイッチ6の接続・切断状態とマネージメントLAN10に接続する他のサーバとを指定して、不揮発性メモリNV33に登録し、CPUノード1、IOノード2を、別々に、マネージメントLAN10経由で選択した任意の他のコンピュータと接続・切断する制御を行う。また、MC3は、CPUノード1、IOノード2のDC電源投入の検知時、NV33に登録された接続先の他のコンピュータへマネージメントLAN10経由でDC電源の投入指示を送信し、他のコンピュータのDC電源を投入させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、仮想サーバシステムに関する。
従来より、コンピュータ資源を有効に利用するために種々の試みがなされている。例えば、特許文献1の特開2003−67352号公報「パーティション構成変更方式、パーティション構成変更方法およびパーティション構成変更用プログラム」においては、コンピュータシステムを論理的に複数に分割したパーティションの構成を自動的に変更して、コンピュータ資源の効率的な利用を図るという仮想化技術を提案している。
特開2003−67352号公報(第5−6頁)
しかしながら、前記特許文献1の仮想化技術も含め、従来のコンピュータ本体の仮想化技術には、以下に示すような問題点があった。
コンピュータ本体の仮想化を行う方式として、前記特許文献1のように、大規模なサーバ用のコンピュータを仮想的に複数に分割して、複数の小規模のコンピュータを構成するという方式がある。この方式の場合には、コンピュータそのものが高価であり、また、サーバ用のコンピュータというあらかじめ決まっている資源を分割するために、柔軟性に欠けるという課題があった。
前述の課題を解決するものとして、複数のコンピュータ間をOS上で動作するミドルウェアを介して仮想的に一つのコンピュータに見立てるグリッドシステムが提案された。グリッドシステムは、ミドルウェアによるソフトウェア制御であるため、後から装置を随時に追加することができる等、非常に柔軟性が高いというメリットがあるものの、高度なソフトウェア処理を行わなければないために管理ソフトウェアが高価になったり、設定が面倒であったり、あるいは、セキュリティ面で不安があったりするという課題があった。また、グリッドシステム全体を制御するための装置も必要となる場合もあり、IO(Input Output)という入出力処理部のみの仮想化を行うことができないこともあり、小規模なシステムでは採用しにくいという課題があった。
一方、コンピュータ内の仮想化に注目すると、デバイスの仮想化技術として、マネージメントコントローラ(MC:Managemennt Controller)によりクライアントのデバイスを仮想化して、サーバから使用可能にするというリモートメディア技術があるが、マネージメントコントローラ(MC)によってデバイスの仮想化を行うために、デバイスのデータ転送速度が、低速なマネージメントコントローラの性能に抑えられてしまい、十分な満足の行く性能を発揮することができないという問題があった。
本発明は、かかる問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、コンピュータを構成するCPUノードとIOノードとマネージメントコントローラ(MC)とのそれぞれの接続・切断を行うスイッチを備えるとともに、マネージメントコントローラ(MC)の機能を活用して前記スイッチの接続・切断を制御することにより、1ないし複数のコンピュータのCPUノードとIOノードとを別々に仮想化することを可能とし、小規模のコンピュータを随時組み合わせて大規模のサーバ装置を仮想的に構成することが可能な、柔軟性に富む仮想サーバシステムを提供することにある。
前述の課題を解決するため、本発明による仮想サーバシステムは、次のような特徴的な構成を採用している。
(1)CPUノードとIOノードとを少なくとも含んで構成されるコンピュータを1ないし複数有し、任意のコンピュータのCPUノードおよび/またはIOノードを仮想化して他のコンピュータと一体化構成とされる仮想サーバシステムにおいて、各コンピュータに、AC電源で動作し、当該コンピュータのマネージメントを行う組み込み型のマネージメントコントローラを備え、かつ、当該コンピュータの前記CPUノード、IOノードおよびマネージメントコントローラに、前記CPUノードおよび/または前記IOノードおよび/または前記マネージメントコントローラの間を接続し切断する機能を有するスイッチを備え、前記マネージメントコントローラが、前記スイッチの接続・切断を制御するスイッチ制御手段と、他のコンピュータとの間をマネージメントネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、前記スイッチ制御手段により設定する前記CPUノード、IOノードおよびマネージメントコントローラ間の接続・切断状態を指定し、かつ、前記ネットワーク接続手段により接続先として接続する任意の他のコンピュータを選択するための設定手段とを少なくとも備え、前記CPUノード、IOノードを、前記マネージメントネットワークを介して、選択した任意の他のコンピュータと接続する制御を行う仮想サーバシステム。
(2)前記マネージメントコントローラは、不揮発性メモリを備え、前記設定手段により指定された前記スイッチの接続・切断状態、接続する他のコンピュータを示す接続先を、前記不揮発性メモリに設定情報として登録して、AC電源のON・OFFの如何に関係なく保持し、前記スイッチ制御手段、前記ネットワーク接続手段により、前記設定手段が設定した前記設定情報に従った接続状態を維持する上記(1)の仮想サーバシステム。
(3)前記マネージメントコントローラは、前記CPUノード、IOノードのDC電源の投入を検知するとともに、投入する手段を備え、ユーザによりDC電源が投入されたことを検知した際に、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへDC電源の投入指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記CPUノード、IOノードのDC電源を投入させる上記(2)の仮想サーバシステム。
(4)前記マネージメントコントローラによりまたはユーザによりDC電源が投入された場合、前記CPUノードにより、初期化動作を行うBIOS(Basic IO System)が起動されて、当該CPUノード、IOノードに対する初期化指示が出力されたことを、前記マネージメントコントローラが検知した際に、前記マネージメントコントローラは、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへ初期化指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記CPUノード、IOノードの初期化を行わせる上記(3)の仮想サーバシステム。
(5)前記IOノード内に備えられた1ないし複数のデバイスごとに、前記デバイスの動作を制御するIOコントローラおよび/または前記マネージメントコントローラとの間を接続し切断する機能を有するデバイススイッチを備え、前記マネージメントコントローラは、前記スイッチ制御手段が、前記デバイスごとに備えられた前記デバイススイッチの接続・切断を制御する手段をさらに備え、かつ、前記設定手段が、前記スイッチ制御手段により設定する前記デバイスの接続・切断状態をデバイスごとに指定する手段を備え、前記デバイススイッチの接続・切断状態を前記不揮発性メモリに登録するとともに、選択した任意の前記デバイスを、前記マネージメントネットワークを介して、選択した任意の他のコンピュータと接続する制御を行う上記(2)ないし(4)のいずれかの仮想サーバシステム。
(6)前記IOノード内に、前記IOコントローラと前記マネージメントコントローラとの間を接続し切断するスイッチを、ホットプラグ機能を有するホットプラグデバイススイッチとしてさらに備え、前記IOノードのDC電源が投入された際に、前記ホットプラグデバイススイッチにより前記IOコントローラと前記マネージメントコントローラとの間が接続され、前記マネージメントコントローラは、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへ、前記IOコントローラからのデバイス初期化指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記デバイスの初期化を行わせる上記(5)の仮想サーバシステム。
(7)前記マネージメントコントローラは、前記マネージメントネットワークを介したネットワークパケットの送受信を行うためのTCPオフロードエンジンを備えている上記(1)ないし(6)のいずれかの仮想サーバシステム。
(8)前記マネージメントコントローラの前記設定手段は、前記CPUノードで動作する専用のアプリケーションソフトウェア、リモートからのWebコンソール、あるいは、前記マネージメントネットワークを介した他の前記マネージメントコントローラ、のいずれかからのコマンドにより起動され、設定動作を実行する上記(1)ないし(7)のいずれかの仮想サーバシステム。
(9)前記マネージメントネットワークが、イーサネット(登録商標)からなっている上記(1)ないし(8)のいずれかの仮想サーバシステム。
本発明の仮想サーバシステムによれば、以下のような効果を得ることができる。
第一に、マネージメントコントローラ(MC)を介してスイッチを制御することにより、CPUノードとIOノードとを別々に仮想化することができるので、コンピュータシステムの装置全体を仮想化する方式に比べて、柔軟性が高いという効果が得られる。
第二に、マネージメントコントローラ(MC)の機能を活用して仮想化を実現しており、仮想化を行う際に、特殊なOSやミドルウェアを必要としないので、単体で動作する場合と仮想化構成で動作する場合とで、OSやソフトウェアの再インストールの必要がなく、それまでスタンドアロンで動作させていた装置を、簡単に、仮想化構成に追加したり、仮想化構成から削除したりすることができ、非常に柔軟性に富むシステムとすることができる。また、高価な専用ソフトウェアの必要もなく、比較的安価なネットワーク構成で、複数のコンピュータを跨ぐ仮想化環境を実現することが可能である。
第三に、マネージメントコントローラ(MC)を介して、OS等の介在しない状態での仮想化を実現しているので、各装置間のデータ転送はOSからは見えないマネージメントネットワーク(マネージメントLAN)を介して行われ、セキュアなデータ送信が可能である。
第四に、デバイスの仮想化を行う場合、マネージメントコントローラ(MC)自体がIOの仮想化を行わないので、マネージメントコントローラ(MC)の性能により仮想化したデバイスのデータ転送性能が低下するという問題が発生しないことである。
以下、本発明による仮想サーバシステムの好適な実施例について、添付図を参照して説明する。
(本発明の特徴)
本発明の実施例に説明に先立って、まず、本発明の特徴についてその概要を説明する。本発明の特徴は、CPUノード、IOノード、マネージメントコントローラ(MC)を有する1ないし複数のコンピュータ(サーバ装置)からなるサーバシステムにおいて、CPUノード、IOノード、MC間をMCにより制御されるスイッチで接続することにより、1ないし複数のコンピュータ(サーバ装置)のCPUノードとIOノードとを組み合わせた仮想サーバシステムを、システムソフトウェアの変更無しで構築可能としている点にある。かかる特徴により、CPUノード、IOノードを別々に仮想化することができ、柔軟性に富むサーバシステムを構築することができるとともに、小規模のコンピュータを、ネットワークを介して、相互に接続することによって、仮想的な大規模コンピュータシステムを構築することも可能である。
(実施例の構成)
本発明の仮想サーバシステムの構成例について、図1、図2を用いて説明する。図1は、本発明の仮想サーバシステムを構成する1ないし複数のサーバ装置を相互に接続する接続構成の一例を示すシステム構成図であり、図2は、図1の仮想サーバシステムを構成するサーバ装置の内部構成の一例を示すブロック構成図である。
図1のシステム構成図に示すように、本実施例における仮想サーバシステムは、1ないし複数台のサーバ装置(コンピュータ)をサーバA,B,Cとして、例えば、イーサネット(Ethenet、登録商標)などからなるマネージメントLANに接続して構成される。各サーバA,B,Cは、いずれも、同様の構成からなっており、CPUノード1、IOノード2、MC(マネージメントコントローラ)3を含んで構成されている。図1における複数台のサーバA,B,Cは、各サーバのMC(マネージメントコントローラ)3間が、マネージメント専用のネットワークすなわちマネージメントLAN10によって接続されている。
また、図2のサーバ装置のブロック構成図に示すように、各サーバA,B,C内のCPUノード1は、演算装置であるCPU11、各種情報を格納するメモリ12、BIOS(Basic IO System)を格納するBIOSROM13を少なくとも含んで構成されている。IOノード2は、IOの動作を制御するIOコントローラ21、ストレージ、システムNIC(Network Interface Controller)等の複数のデバイス22,22(デバイスa,b)を少なくとも含んで構成されている。MC(マネージメントコントローラ)3は、専用のコントローラ31、マネージメントLAN10に接続するためのMCNIC32、各種の設定情報を保存する不揮発性メモリNV33を少なくとも含んで構成されている。
また、CPUノード1は、ノーススイッチ4を備えており、MC3を介した設定により、当該ノーススイッチ4を、サウススイッチ5に接続するか、MCスイッチ6に接続するか、サウススイッチ5およびMCスイッチ6の両方に接続するか、あるいは、いずれにも接続しないか、のいずれかを選択することができ、CPUノード1を、ノーススイッチ4を経由して、IOノード2やMC3と接続することができる。
IOノード2は、サウススイッチ5を備えており、MC3を介した設定により、当該サウススイッチ5を、ノーススイッチ4に接続するか、MCスイッチ6に接続するか、ノーススイッチ4およびMCスイッチ6の両方に接続するか、あるいは、いずれにも接続しないか、のいずれかを選択することができ、IOノード2を、サウススイッチ5を経由して、CPUノード1やMC3と接続することができる。
MC3は、MCスイッチ6を備えており、当該MC3を介した設定により、当該MCスイッチ6を、ノーススイッチ4に接続するか、サウススイッチ5に接続するか、ノーススイッチ4およびサウススイッチ5の両方に接続するか、あるいは、いずれにも接続しないか、のいずれかを選択することができ、MC3を、MCスイッチ6を経由して、CPUノード1やIOノード2と接続することができる。
ここで、MC3は、それぞれのサーバ装置(コンピュータ)のマネージメントを行うための組込み型デバイスであり、CPUノード1のCPU11上で動作するOS等からは認識されずに、独自にマネージメント動作を行う機能を有する。また、AC電源で動作する機能を有し、当該サーバ装置(コンピュータ)のDC電源の投入を検知し、かつ、投入する機能を有する。さらに、初期設定が完了すると、マネージメントLAN10に接続されている他のサーバ装置のMC3が存在していると、互いのMC3を一意に識別して、MCNIC32を介してデータの送受信を行う機能を有する。
さらに、MC3は、CPUノード1のCPU11のOS上で動作する専用アプリケーションやリモートからのWebコンソール、あるいは、MCNIC32を経由して他のMC3から送られてくるコマンドにより、コントローラ31を制御するためのインターフェースを有し、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定内容を、NV33に登録し、各スイッチの設定を制御することができる機能を有している。
MC3のコントローラ31は、AC電源の投入によって、MC3の初期化を開始する機能を有する。また、前述のように、NV33の設定を行う機能とNV33の設定値をノーススイッチ4、サウススイッチ5およびMCスイッチ6に反映させる機能を有する。さらに、MCスイッチ6の設定と同時に、NV33の設定値を更新する機能を有する。
さらに、コントローラ31は、CPUノード1とIOノード2との双方の電源を個別に制御する機能を有する。また、他のサーバ装置のMC3に対してMCNIC32を経由して指示を与える機能を有している。
MC3のMCNIC32は、マネージメントLAN10を介したネットワークパケットの送受信を行うためのTCPオフロードエンジンを有しており、コントローラ31と他のサーバ装置のMC3との間でマネージメントLAN10を経由したデータ送受信を行う機能を有する。また、コントローラ31を経由しないで、CPUノード1またはIOノード2からのデータをネットワークパケットにカプセル化し、他のサーバ装置のMC3へマネージメントLAN10を経由して送信し、また、他のサーバ装置のMC3からマネージメントLAN10を経由して送信されてきたネットワークパケットに含まれるデータを取り出し、CPUノード1またはIOノード2へと送信する機能を有する。
MC3の不揮発性メモリNV33は、ノーススイッチ4、サウススイッチ5およびMCスイッチ6の設定を、ACサイクルを通して、保持する機能を有している。
(実施例の動作の説明)
(動作例1)
次に、図1、図2に示す仮想サーバシステムの動作について、その一例を説明する。まず、動作例1として、図1の仮想サーバシステムのシステム構成において、サーバAのCPUノード1とサーバBのIOノード2とから構成される仮想マシンを構成する場合の動作について説明する。ユーザが、サーバAおよびサーバBのAC電源をONにすると、最初に、サーバAおよびサーバBそれぞれのMC3の初期化が行われ、MC3は動作可能な状態になる。
次に、初期化されたMC3をWebコンソール等により操作して、ユーザは、サーバAでは、ノーススイッチ4を、MCスイッチ6と接続し、サウススイッチ5とは接続しないように設定し、CPUノード1とMC3との間が接続状態、CPUノード1とIOノード2との間が切断状態になるように設定する。MCスイッチ6も同様に、ノーススイッチ4と接続し、サウススイッチ5とは接続しないように設定するとともに、マネージメントLAN10を介してサーバ装置Bと接続するように設定する。サウススイッチ5は、未接続になるように設定する。各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定内容は、MC3の不揮発性メモリNV33に登録され、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)は、不揮発性メモリNV33に登録された設定情報に従って接続状態が制御される。
同様に、サーバBでは、サウススイッチ5を、MCスイッチ6と接続し、ノーススイッチ4とは接続しないように設定し、IOノード2とMC3との間が接続状態、IOノード2とCPUノード1との間が切断状態になるように設定する。MCスイッチ6も、同様に、サウススイッチ5と接続し、ノーススイッチ4とは接続しないように設定するとともに、マネージメントLAN10を介してサーバ装置Aと接続するように設定する。ノーススイッチ4は、未接続になるように設定する。各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定内容は、MC3の不揮発性メモリNV33に登録され、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)は、不揮発性メモリNV33に登録された設定情報に従って接続状態が制御される。
サーバAのMC3、サーバBのMC3を、前述のように設定することにより、後述する動作手順を経て、サーバAのCPUノード1とサーバBのIOノード2とが仮想的に接続される構成とすることができる。なお、以上のような各スイッチの設定を行った後のサーバAのMC3におけるNV33の設定情報を、一例として、図3に示す。図3は、図2のサーバ装置内のNV33に設定されている各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定情報の一例を示すテーブルであり、サーバAのCPUノード1とサーバBのIOノード2とから構成される仮想マシンを構成した場合のサーバ装置A内のNV33の設定情報を示している。
図3に示すように、サーバAにおいては、ノーススイッチ4はCPUノード1とMC3とを接続した状態に設定され、サウススイッチ5は未接続のままであり、MCスイッチ6は、CPUノード1をサーバBとマネージメントLAN10を経由して接続した状態に設定され、IOノード2とは未接続のままとなっていることが、不揮発性メモリNV33に記憶され、不揮発性メモリNV33の設定情報に応じて、ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6の接続がなされる。
各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)のNV33への設定が完了すると、ユーザは、サーバAのDC電源をONにする。DC電源が投入されると、サーバAのMC3によってDC電源のONが検知され、MCスイッチ6の設定により、コントローラ31は、マネージメントLAN10を経由して、サーバBのMC3に対して、接続相手となるノードの電源投入を指示する。
サーバBのMC3は、サーバ装置AのMC3からの電源投入の指示を受け取ると、コントローラ31が、サウススイッチ5、MCスイッチ6の設定情報をNV33から読み出して、先にユーザによってサーバA(のCPUノード1)と接続状態に設定されていたIOノード2の電源を投入する。
一方、サーバAでは、BIOSROM13上のBIOSが、CPU11により読み出されて、BIOSによる初期化が開始される。BIOSがCPUノード1の初期化を完了すると、次に、IOの初期化指示を行うが、本実施例においては、ノーススイッチ4の設定により、この初期化指示は、IOノード2側には送信されずに、MC3にのみ送信される。MC3は、MCスイッチ6の設定により、CPUノード1がサーバBと接続されていることを認識しているため、CPUノード1からのIO初期化指示を、MCNIC32経由してマネージメントLAN10上をトンネリング伝送して、サーバBのMC3に対して送信する。
IOの初期化指示を受け取ったサーバBのMC3は、サーバAと接続状態になっているIOノード2に対して、初期化指示をトンネリング伝送する。その結果、サーバA上で動作しているBIOSは、特に、マネージメントLAN10を介してネットワーク接続されている他のサーバ装置か否かを意識することなく、サーバBのIOノード2の初期化を行うことが可能であり、ローカル接続のIOノード2と同様に扱うことが可能である。
しかる後において、サーバAのCPUノード1上のOSが起動した後も、サーバAのCPUノード1で動作するOSは、サーバBのIOノード2を、MC3の制御により、他のサーバ装置のIOノード2か否かを意識することなく、サーバAのローカルなIOデバイスと同様に扱うことが可能となる。
(動作例2)
次に、動作例2として、図1の仮想サーバシステムのシステム構成において、複数のコンピュータをまとめて、仮想的に一つのサーバ装置として動作可能な仮想マシンを構成するグリッド形式の構成例について説明する。ここで、図1の仮想サーバシステムは、3台のサーバA,B,Cから構成されているが、この3台のサーバサーバA,B,Cのうち、1台をマスターサーバ、他をスレーブサーバとする。ここでは、サーバBをマスターサーバとし、サーバA,Cをスレーブサーバとする例を説明する。
なお、サーバBのマスターサーバには、OSの代わりに、複数のサーバA,B,Cを仮想化して、グリッド形式で扱う仮想化ソフトウェアがインストールされているものとする。マスターサーバは、MC3をWebコンソール等により操作することによって、ノーススイッチ4は、CPUノード1は、IOノード2およびMC3の両方に接続された状態に設定され、サウススイッチ5は、CPUノード1と接続された状態に設定されている。各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定内容は、MC3の不揮発性メモリNV33に登録され、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)は、不揮発性メモリNV33に登録された設定情報に従って接続状態が制御される。
一方、サーバA,Cのスレーブサーバについては、MC3をWebコンソール等により操作することによって、ノーススイッチ4およびサウススイッチ5は、CPUノード1およびIOノードがMC3と接続された状態に設定されている。MCスイッチ6は、CPUノード1およびIOノード2が接続されるように設定され、さらに、サーバBのマスターサーバ(のCPUノード1およびIOノード2)に接続されるように設定される。各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定内容は、MC3の不揮発性メモリNV33に登録され、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)は、不揮発性メモリNV33に登録された設定情報に従って接続状態が制御される。
以上のような各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定が完了した後、ユーザは、サーバBのマスターサーバのDC電源をONにすると、動作例1と同様の手順で、サーバAおよびサーバCのスレーブサーバのCPUノード1およびIOノード2の電源が投入される。次に、サーバBのマスターサーバでは、BIOSROM13に格納されているBIOSがCPU11に読み出されて、初期化の動作が実行されるが、このとき、マスターサーバ上で動作するBIOSによって初期化されるのは、スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)の設定により、マスターサーバ、スレーブサーバの各サーバA,B,CすべてのCPUノード1とIOノード2となる。
サーバBのマスターサーバのCPU11上で動作するBIOSが、CPUノード1およびIOノード2を初期化するために、CPUノード1およびIOノード2の初期化指示を出すと、各サーバA,B,Cすべての初期化をするために、当該サーバBのローカルCPUノード1、ローカルIOノード2に対して送られるだけでなく、この初期化指示の一部は、MC3により、スレーブサーバとなる他のサーバA,CのMC3を経由して、他のサーバA,CのCPUノード1、IOノード2にも送られ、それぞれでも初期化が行われる。BIOSによる初期化が完了すると、サーバBのマスターサーバでは、仮想化ソフトウェアが起動されるため、以降は、サーバA,B,Cから構成される一つの仮想サーバを、仮想化ソフトウェアにより、適当に仮想化することにより、グリッドシステムと同様の動作を実現することができる。
(他の実施例)
次に、前述の実施例の仮想サーバシステムの拡張形態として、デバイスごとの仮想化を実現する方式について説明する。デバイスの仮想化を行う場合のサーバ内部の構成は、例えば図4のような構成になる。図4は、図1の仮想サーバシステムを構成するサーバ装置の内部構成の異なる例を示すブロック構成図であり、デバイスの仮想化を実現する場合の一構成例を示すものである。図2のサーバ装置の内部構成との違いは、図4のサーバ装置においては、IOコントローラ21とデバイス23,24(すなわちデバイスc,d)との間には、それぞれ、デバイススイッチ61,62(すなわちデバイススイッチα,β)が、デバイスごとに挿入されている点にある。
デバイススイッチ61,62は、他のスイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6)と同様に、MC3のNV33に格納された設定情報により、デバイススイッチ61,62それぞれに接続されているデバイス23,24を、IOコントローラ21と接続するか、MC3と接続するか、あるいは、未接続とするか、の3状態のいずれかを実現する機能を有している。ただし、デバイススイッチγのみは、特殊なスイッチであり、デバイスを接続する機能ではなく、IOコントローラ21とMC3との間の接続・切断状態を制御することによって、動的にデバイスの追加・削除をOSに通知するホットプラグスイッチ機能を有するホットプラグデバイススイッチ63である。
また、MCスイッチ6Aは、図2のMCスイッチ6の機能が拡張され、CPUノード1およびIOノード2に加え、デバイススイッチ61,62との接続、非接続を設定する機能を有しており、デバイススイッチ61,62を経由して、各デバイスを、デバイスごとに、マネージメントLAN10を経由して、接続先として設定された他のサーバ装置へ接続・切断する機能を有している。
ここで、図4のデバイス23を有するサーバ装置がスレーブサーバのサーバAであり、図示していないマスターサーバのサーバBが、図4のMC3のMCNIC32を介して接続されていて、サーバBが、例えば、(CPUノード1+IOノード2)の構成で動作中であった場合に、スレーブサーバ側のサーバAのデバイス23を接続する場合の動作について図4を参照しながら説明する。この場合、まず、ユーザが、マスターサーバのサーバBのAC電源をONにし、Webコンソール等によりサーバBのMC3を操作して、MC3に指示し、各スイッチ(ノーススイッチ4、サウススイッチ5、MCスイッチ6A、デバイススイッチ61,62)の設定を行う。設定した設定情報は、サーバB内のMC3のNV33に登録されて、各スイッチの接続状態が制御される。
サーバBに設定した構成は、前述のように、(CPUノード1+IOノード2)の構成であるので、ノーススイッチ4およびサウススイッチ5の設定は、互いのスイッチ間が接続状態であり、MCスイッチ6Aとの間が切断状態に設定されている。また、デバイススイッチ61,62は、IOコントローラ21と接続状態であり、MCスイッチ6Aとの間は切断状態に設定されている。
各スイッチの設定が完了すると、ユーザは、サーバBのDC電源を投入する。サーバBでは、BIOSによる初期化動作が行われ、サーバBは、ローカルのCPUノード1とIOノード2のみからなるスタンドアロンと同じ状態で初期化され、その後、OSが起動される。
このような状態で、サーバBの運転中に、ユーザがサーバAのデバイス23をサーバBに接続しようとする場合は、ユーザは、サーバAのAC電源をONにした後、サーバAのMC3を操作して、まず、サウススイッチ5を、ノーススイッチ4およびMCスイッチ6Aとの間を切断状態に設定して、IOノード2をCPUノード1およびMC3の両方に対して切断状態に設定する。
次に、デバイス23が接続されているデバイススイッチ61をMCスイッチ6Aと接続状態に設定し、デバイススイッチ61とIOコントローラ21との間を切断状態に設定して、デバイス23を、MC3との間を接続状態、IOコントローラ21との間を切断状態とする。
また、サーバAのMCスイッチ6Aは、デバイススイッチ61と接続状態に設定し、デバイス23とMC3とを接続状態に設定するとともに、サーバBと接続状態になるように設定する。なお、サーバAでは、デバイス24が接続されているデバイススイッチ62は、MCスイッチ6Aとの間を切断状態に設定し、デバイス24とMC3との間は非接続になるように設定する。また、デバイススイッチγすなわちホットプラグデバイススイッチ63も、切断状態に設定する。各スイッチの設定が完了したら、サーバAのMC3を操作し、サーバAのIOノード2のDC電源を投入する。
次に、サーバBのデバイススイッチγすなわちホットプラグデバイススイッチ63の設定を変更し、MCスイッチ6Aとの間を切断状態から接続状態に設定して、IOコントローラ21とMC3とを接続状態とし、かつ、サーバAに接続されるようにMCスイッチ6Aを設定する。ホットプラグデバイススイッチ63により、IOコントローラ21とMC3との間を接続状態とすることは、ローカルのホットプラグスイッチをONにすることと等価であり、その後は、通常のローカルデバイスのホットプラグ動作と同様に、IOコントローラ21からホットプラグデバイススイッチ63を経由して、MC3に対して、デバイス初期化指示が出力される。
ホットプラグデバイススイッチ63からのデバイス初期化指示を受け取ったサーバBのMC3は、接続先のサーバAのMC3にデバイス初期化指示をトンネリング伝送する。この結果、サーバAのデバイススイッチ61を経由してデバイス23にデバイス初期化指示が送られ、デバイス23の初期化が行われる。デバイス23の初期化が完了すると、サーバBで稼働中のOSに、サーバAのデバイス23のホットプラグが通知される。ただし、OSからは、デバイス23のホットプラグは、ローカルデバイスのホットプラグとして認識されるため、以降は、サーバBのOSからは、サーバAのデバイス23もローカルデバイスと同様に扱うことが可能となる。
(実施例の効果の説明)
以上に詳細に説明したように、本発明の実施例のように構成することにより、高価な専用ソフトウェアが必要ではなく、比較的安価な構成で、複数のコンピュータを跨ぐ仮想化環境を実現することが可能となる。この結果、複数の小規模のコンピュータをネットワークで相互に接続して、仮想的な大規模コンピュータを構築することが可能である。また、従来の仮想サーバシステムのように、高価な大型の分散型コンピュータを分割して、仮想的に小規模なコンピュータを複数構築するという技術に比し、経済性に富み、かつ、柔軟性に富む仮想サーバシステムを構築することができる。また、複数のコンピュータを分散型サーバシステムとして接続する場合にも、従来のような高価な専用のインターコネクト設備を用いる必要はなく、例えばイーサネット(登録商標)のような安価なネットワークを用いて接続することができる。
以下に、本発明の実施例による効果をさらに詳細に説明する。第一の効果は、CPUノード1とIOノード2とを別々に仮想化することが可能である点である。このため、コンピュータ(サーバ装置)全体を仮想化する方式に比べ、柔軟性を向上させることができる。
第二の効果は、仮想化を行う際に、特殊なOSやミドルウェアを必要としない点である。従って、単体で動作する場合と仮想化構成で動作する場合とで、OSやソフトウェアの再インストールが必要とならないため、それまでスタンドアロンで動作させていた装置を簡単に仮想化構成に追加したり、逆に、削除したりすることができ、非常に柔軟性が高い。さらには、OSなどのシステムソフトウェアを変更することなく、容易に、仮想サーバシステムを構築することができる。
第三の効果は、MC(マネージメントコントローラ)3を介して、OS等の介在しない場所での仮想化を実現している点である。このため、各装置間のデータ転送は、OSからは見えないマネージメントLAN10を介して行われるため、セキュアなデータ送信が可能である。
第四の効果は、デバイスの仮想化を行う場合、MC3自体は、IOの仮想化を行わないため、従来のリモートメディア機能の問題点である、MC3の性能によりIO性能が低下するという問題が発生しないという点である。
以上、本発明の好適実施例の構成を説明した。しかし、斯かる実施例は、本発明の単なる例示に過ぎず、何ら本発明を限定するものではないことに留意されたい。本発明の要旨を逸脱することなく、特定用途に応じて種々の変形変更が可能であることが、当業者には容易に理解できよう。
本発明の仮想サーバシステムを構成する1ないし複数のサーバ装置を相互に接続する接続構成の一例を示すシステム構成図である。 図1の仮想サーバシステムを構成するサーバ装置の内部構成の一例を示すブロック構成図である。 図2のサーバ装置内のNVに設定されている各スイッチの設定情報の一例を示すテーブルである。 図1の仮想サーバシステムを構成するサーバ装置の内部構成の異なる例を示すブロック構成図である。
符号の説明
1 CPUノード
2 IOノード
3 MC(マネージメントコントローラ)
4 ノーススイッチ
5 サウススイッチ
6,6A MCスイッチ
10 マネージメントLAN
11 CPU
12 メモリ
13 BIOSROM
21 IOコントローラ
22 デバイス
23,24 デバイス
31 コントローラ
32 MCNIC
33 NV(不揮発性メモリ)
61,62 デバイススイッチ
63 ホットプラグデバイススイッチ

Claims (9)

  1. CPUノードとIOノードとを少なくとも含んで構成されるコンピュータを1ないし複数有し、任意のコンピュータのCPUノードおよび/またはIOノードを仮想化して他のコンピュータと一体化構成とされる仮想サーバシステムにおいて、各コンピュータに、AC電源で動作し、当該コンピュータのマネージメントを行う組み込み型のマネージメントコントローラを備え、かつ、当該コンピュータの前記CPUノード、IOノードおよびマネージメントコントローラに、前記CPUノードおよび/または前記IOノードおよび/または前記マネージメントコントローラの間を接続し切断する機能を有するスイッチを備え、前記マネージメントコントローラが、前記スイッチの接続・切断を制御するスイッチ制御手段と、他のコンピュータとの間をマネージメントネットワークを介して接続するネットワーク接続手段と、前記スイッチ制御手段により設定する前記CPUノード、IOノードおよびマネージメントコントローラ間の接続・切断状態を指定し、かつ、前記ネットワーク接続手段により接続先として接続する任意の他のコンピュータを選択するための設定手段とを少なくとも備え、前記CPUノード、IOノードを、前記マネージメントネットワークを介して、選択した任意の他のコンピュータと接続する制御を行うことを特徴とする仮想サーバシステム。
  2. 前記マネージメントコントローラは、不揮発性メモリを備え、前記設定手段により指定された前記スイッチの接続・切断状態、接続する他のコンピュータを示す接続先を、前記不揮発性メモリに設定情報として登録して、AC電源のON・OFFの如何に関係なく保持し、前記スイッチ制御手段、前記ネットワーク接続手段により、前記設定手段が設定した前記設定情報に従った接続状態を維持することを特徴とする請求項1に記載の仮想サーバシステム。
  3. 前記マネージメントコントローラは、前記CPUノード、IOノードのDC電源の投入を検知するとともに、投入する手段を備え、ユーザによりDC電源が投入されたことを検知した際に、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへDC電源の投入指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記CPUノード、IOノードのDC電源を投入させることを特徴とする請求項2に記載の仮想サーバシステム。
  4. 前記マネージメントコントローラによりまたはユーザによりDC電源が投入された場合、前記CPUノードにより、初期化動作を行うBIOS(Basic IO System)が起動されて、当該CPUノード、IOノードに対する初期化指示が出力されたことを、前記マネージメントコントローラが検知した際に、前記マネージメントコントローラは、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへ初期化指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記CPUノード、IOノードの初期化を行わせることを特徴とする請求項3に記載の仮想サーバシステム。
  5. 前記IOノード内に備えられた1ないし複数のデバイスごとに、前記デバイスの動作を制御するIOコントローラおよび/または前記マネージメントコントローラとの間を接続し切断する機能を有するデバイススイッチを備え、前記マネージメントコントローラは、前記スイッチ制御手段が、前記デバイスごとに備えられた前記デバイススイッチの接続・切断を制御する手段をさらに備え、かつ、前記設定手段が、前記スイッチ制御手段により設定する前記デバイスの接続・切断状態をデバイスごとに指定する手段を備え、前記デバイススイッチの接続・切断状態を前記不揮発性メモリに登録するとともに、選択した任意の前記デバイスを、前記マネージメントネットワークを介して、選択した任意の他のコンピュータと接続する制御を行うことを特徴とする請求項2ないし4のいずれかに記載の仮想サーバシステム。
  6. 前記IOノード内に、前記IOコントローラと前記マネージメントコントローラとの間を接続し切断するスイッチを、ホットプラグ機能を有するホットプラグデバイススイッチとしてさらに備え、前記IOノードのDC電源が投入された際に、前記ホットプラグデバイススイッチにより前記IOコントローラと前記マネージメントコントローラとの間が接続され、前記マネージメントコントローラは、前記不揮発性メモリに登録されている前記設定情報の接続先を参照して、接続している他のコンピュータへ、前記IOコントローラからのデバイス初期化指示を、前記マネージメントネットワークを介して送信し、他のコンピュータの当該コンピュータと接続状態にある前記デバイスの初期化を行わせることを特徴とする請求項5に記載の仮想サーバシステム。
  7. 前記マネージメントコントローラは、前記マネージメントネットワークを介したネットワークパケットの送受信を行うためのTCPオフロードエンジンを備えていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の仮想サーバシステム。
  8. 前記マネージメントコントローラの前記設定手段は、前記CPUノードで動作する専用のアプリケーションソフトウェア、リモートからのWebコンソール、あるいは、前記マネージメントネットワークを介した他の前記マネージメントコントローラ、のいずれかからのコマンドにより起動され、設定動作を実行することを特徴とする請求項1ないし7のいずれかに記載の仮想サーバシステム。
  9. 前記マネージメントネットワークが、イーサネット(登録商標)からなっていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれかに記載の仮想サーバシステム。
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