JP2008203926A - 印刷制御装置 - Google Patents
印刷制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008203926A JP2008203926A JP2007036045A JP2007036045A JP2008203926A JP 2008203926 A JP2008203926 A JP 2008203926A JP 2007036045 A JP2007036045 A JP 2007036045A JP 2007036045 A JP2007036045 A JP 2007036045A JP 2008203926 A JP2008203926 A JP 2008203926A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- update
- setting value
- setting
- value
- firmware
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Abstract
【課題】 ファームウェア更新時の各種設定値の更新処理が自動で行える印刷制御装置を提供する。
【解決手段】 ファームウェア更新実行時の設定値更新処理の実行前に、更新前の設定値が更新後の設定範囲外となる設定値を検出した場合、当該項目の対処方法を選択可能な画面を表示し、選択した対処方法を格納可能な警告表示処理と設定値更新処理において、警告表示処理にて選択した対処方法の内容に従い、自動的に設定値の更新を行う自動設定値更新処理を追加する。
【選択図】 図1
【解決手段】 ファームウェア更新実行時の設定値更新処理の実行前に、更新前の設定値が更新後の設定範囲外となる設定値を検出した場合、当該項目の対処方法を選択可能な画面を表示し、選択した対処方法を格納可能な警告表示処理と設定値更新処理において、警告表示処理にて選択した対処方法の内容に従い、自動的に設定値の更新を行う自動設定値更新処理を追加する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、印刷制御装置に係り、特に制御プログラムの更新と同時にユーザインタフェースから設定した各種設定値(以下、設定値と略記する)の更新も自動的に行なうファームウェア更新時の設定値更新機能を備えた印刷制御装置に関するものである。
図4により本印刷装置の構成を説明する。本印刷装置は、マイクロプロセッサ25、主記憶装置26、不揮発性メモリ27、ハードディスク記憶装置(以下、HDDと呼ぶ。)28、インタフェース29を構成要素として含む印刷制御装置30、プリンタ印刷機構31、操作パネル32を構成要素として含む。またインタフェース29は、ネットワークI/F33を構成要素として含む。
プリンタソフトウェア構成34はプリンタ全体の監視及び各I/F処理を制御するタスク処理35、プリンタ印刷機構31を制御するプリンタ印刷機構制御処理36、ネットワーク通信を行うための通信I/F処理37、パネル入出力処理38と、タスク管理やメモリ管理などを行うオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)39を構成要素として含む。
プリンタソフトウェア構成34はプリンタ全体の監視及び各I/F処理を制御するタスク処理35、プリンタ印刷機構31を制御するプリンタ印刷機構制御処理36、ネットワーク通信を行うための通信I/F処理37、パネル入出力処理38と、タスク管理やメモリ管理などを行うオペレーティングシステム(以下、OSと呼ぶ)39を構成要素として含む。
従来、印刷装置等の情報処理装置のファームウェアを更新するためには、当該装置に搭載しているROMやCPU自身の交換が必要であり、非常に複雑で保守員の技術を必要としていた。しかし、最近の情報処理装置においては、当該装置に搭載されているHDDや電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ(FLASH ROM)に格納されたファームウェアを、ネットワーク上に接続されているサーバやICカードなどからプログラムファイルをダウンロードし、情報処理装置のファームウェア更新メニューを実行することにより、ファームウェアの更新が実施可能となっている製品が増加している。また、前記のように当該装置のファームウェアの更新が、ROMやCPU自信の交換を必要としない、ネットワーク上からプログラムファイルのダウンロードのみで実施可能な装置おいては、プログラムの不具合修正だけでなく、仕様変更、新機能追加も比較的簡単な操作で行えるようになっている(例えば特許文献1参照)。
一方、ファームウェア更新処理を実行する場合は、ファームウェアの更新と共に、各種設定値を仕様に適切な設定値に更新する必要があり、ファームウェア更新処理実行時に更新前後の設定値を比較し、新規設定値であればデフォルト値を設定し、更新前後で同一の設定項目については、更新前の設定値を引き継ぐため更新前の設定値を更新後の設定値にコピーする(以下設定値更新処理という。)ことにより、自動で更新後のファームウェア上でも仕様に適切な設定値が設定可能になっている(例えば特許文献2参照)。
しかし、設定値更新処理を行う場合、更新前の設定値が、仕様変更、機能追加等の理由により更新後のファームウェア上において、設定範囲外になった場合は、特別な設定が必要である旨を保守員に通知し、ファームウェア更新後、手動により適切な設定値に変更してもらう必要があった(例えば特許文献3参照)。
前述の設定値更新処理において、更新前の設定値が、更新後の設定範囲外になった場合、特別な設定が必要である旨を保守員に通知し、保守員により、ファームウェア更新後に手動により再設定する必要があり煩雑である。
本発明の目的は、このような従来技術の欠点を解消し、自動で設定値の更新を行える印刷制御装置を提供することにある。
前記目的を達成するため本発明は、制御プログラムの更新と同時にユーザインタフェースから設定した各種設定値の更新も自動的に行なうファームウェア更新時の設定値更新機能を備えた印刷制御装置において、前記更新前の設定値が仕様変更、機能追加等の理由により更新後において設定範囲外となり、自動的に更新できない場合、事前に保守員が選択した対処方法の内容に従って自動で更新することを特徴とするものである。
本発明は前述のような構成になっており、自動でファームウェア更新時の設定値更新処理が実施可能になり、かつ保守員が前もって設定変更の内容を把握することができるようになるため、確実に各種設定値を仕様に適切な設定値に更新することができる。
次に本発明の実施形態を図とともに説明する。図1は、ファームウェア更新処理実行時の設定値更新処理を実行する前に、更新前の設定値が更新後の設定範囲外となる設定値を検出した場合、当該項目の対処方法を選択可能な画面を表示し、その選択した対処方法を保存可能な警告表示処理の概略を示しているフローチャートである。図2は、前記警告表示処理内で使用する自動設定値更新テーブルの概略を示しているフローチャートである。図3は、ファームウェア更新処理実行時の設定値更新処理において、前記警告表示処理にて選択した対処方法の内容に従い、自動的に設定値の更新を行う自動設定値更新処理の概略を示しているフローチャートである。
図1を使用して、プリンタソフトウェア構成34内のタスク処理35に追加する警告表示処理の概略について説明する。本処理は、ファームウェア更新処理実行時の設定値更新処理を実行する前にHDD28に格納されている更新前の各種設定値を格納した旧設定値ファイル(以下、旧設定値ファイルという。)と更新後の各種設定値を格納した新設定値ファイル(以下、新設定値ファイルという。)を主記憶装置26上に読み出す(S1)。
次に旧設定値ファイルと新設定値ファイルの各項目を比較し、同一項目名で旧設定値が新設定値の設定範囲外かどうか判断し(S2)、設定範囲外となる場合、自動設定値更新処理実行時の対処方法を選択可能な警告表示を行う(S3)。警告表示には、新旧設定値、新設定値の設定範囲、対処方法を選択可能な画面を表示する。対処方法は、デフォルト値を設定、旧設定値の近似値を設定、ファームウェア更新後、手動による設定を選択可能にして、デフォルト値の設定を選択したかどうか判断し(S4)、選択した場合は対処方法にデフォルトを設定する(S5)。
前記S4でNOと判断されるとS7で対処方法として旧設定値の近似値の設定を選択したかどうか判断し(S6)、旧設定値の近似値の設定を選択した場合、対処方法に旧設定値の近似値をファームウェア更新後に設定する(S7)。前記S6でNOと判断されるとS8で対処方法に手動を設定し(S8)、しかる後、対処方法を自動設定値更新テーブルに格納する(S9)。これらの処理は、全項目が終了するまで継続する(S10)。
図2を使用して、自動設定値更新テーブルの概略について説明する。自動設定値更新テーブルは、設定値の項目数分のエントリを持ち、1エントリは、項目名フィールド11と対処方法フィールド12の2つのフィールドから構成されている。項目名フィールド11は、更新後の設定値ファイル内の項目数と同等となっており、対処方法フィールド12には、デフォルト値としてデフォルト13を設定している。本テーブルは、前記警告表示処理の中で、保守員により、対処方法として、デフォルト値を設定が選択された場合、デフォルト5を、旧設定値の近似値を設定が選択された場合、近似値7をファームウェア更新後、手動による設定が選択された場合、手動8を当該項目の対処方法フィールド11に格納する。
図3を使用して、ソフトウェア構成34内のタスク処理35に追加する自動設定値更新処理の概略について説明する。本処理は、ファームウェア更新時に実行され、まず、旧設定値ファイルと新設定値ファイルを主記憶装置26(図4参照)上に読み出す(S14)。
次に各項目の設定値を比較し、旧設定値と新設定値の比較を行い旧設定値が新設定値の設定範囲外であるかどうか判断し(S15)、設定範囲外となる場合は前記警告表示処理にて設定した自動設定値更新テーブルの当該項目の対処方法を読み込み(S16)、S17でその読み込み値がデフォルトであるかどうか判断し(S17)、デフォルトであれば、新設定値のデフォルト値を選択する(S18)。
S17で読み込み値がデフォルトでないと判断されると、S19で読み込み値が近似値であるかどうか判断される(S19)。そして近似値であれば、新設定値の設定範囲内で旧設定値に一番近い値を選択し(S20)、近似値でなければデフォルト値を選択する(S21)。そして選択された値を新設定値として当該項目を自動的に更新する(S22)。旧設定値が新設定値の設定範囲内であれば、旧設定値を新設定値にコピーする(S23)。本処理は、全項目が終了するまで継続する(S24)。
上記により、ファームウェア更新処理実行時の設定値更新処理の実行前に、更新前の設定値が更新後の設定範囲外となる設定値を検出した場合、当該項目の対処方法を選択可能な画面を表示し、その選択した対処方法を保存可能な警告表示処理と、設定値更新処理において、警告表示処理にて選択した対処方法の内容に従い、自動的に設定値の更新を行う自動設定値更新処理を追加することにより、自動で設定値更新処理が実施可能になり、また、警告表示処理により前もって保守員に設定値の変更箇所を把握してもらうことが可能になり、確実に各種設定値を仕様に適切な設定値に更新することができるようになる。
25:マイクロプロセッサ
26:主記憶装置
27:不揮発性メモリ
28:HDD
29:インタフェース
30:印刷制御装置
31:プリンタ印刷機構
32:操作パネル
33:ネットワークI/F
34:プリンタソフトウェア構成
35:タスク処理
36:プリンタ印刷機構制御処理
37:通信I/F処理
38:パネル入出力処理
39:OS
26:主記憶装置
27:不揮発性メモリ
28:HDD
29:インタフェース
30:印刷制御装置
31:プリンタ印刷機構
32:操作パネル
33:ネットワークI/F
34:プリンタソフトウェア構成
35:タスク処理
36:プリンタ印刷機構制御処理
37:通信I/F処理
38:パネル入出力処理
39:OS
Claims (2)
- 制御プログラムの更新と同時にユーザインタフェースから設定した各種設定値の更新も自動的に行なうファームウェア更新時の設定値更新機能を備えた印刷制御装置において、
前記更新前の設定値が仕様変更、機能追加等の理由により更新後において設定範囲外となり、自動的に更新できない場合、事前に保守員が選択した対処方法の内容に従って自動で更新することを特徴とする印刷制御装置。 - 請求項1記載の印刷制御装置において、設定値更新処理を実行する前に、更新前後の設定値を比較し、更新前の設定値の中に更新後のファームウェア上では、設定範囲外となるような設定値がある場合、更新前後の設定値と、対処方法を選択可能な警告画面を表示することを特徴とする印刷制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007036045A JP2008203926A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 印刷制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007036045A JP2008203926A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 印刷制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008203926A true JP2008203926A (ja) | 2008-09-04 |
Family
ID=39781411
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007036045A Pending JP2008203926A (ja) | 2007-02-16 | 2007-02-16 | 印刷制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008203926A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013130923A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Canon Inc | 画像処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム |
EP2645306A2 (en) | 2012-03-26 | 2013-10-02 | Seiko Epson Corporation | Recording device and control method of a recording device |
JP2020098513A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | シャープ株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
-
2007
- 2007-02-16 JP JP2007036045A patent/JP2008203926A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013130923A (ja) * | 2011-12-20 | 2013-07-04 | Canon Inc | 画像処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム |
EP2645306A2 (en) | 2012-03-26 | 2013-10-02 | Seiko Epson Corporation | Recording device and control method of a recording device |
CN103358727A (zh) * | 2012-03-26 | 2013-10-23 | 精工爱普生株式会社 | 记录装置及记录装置的控制方法 |
US9613302B2 (en) | 2012-03-26 | 2017-04-04 | Seiko Epson Corporation | Recording device and method of controlling the same |
JP2020098513A (ja) * | 2018-12-19 | 2020-06-25 | シャープ株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
JP7202873B2 (ja) | 2018-12-19 | 2023-01-12 | シャープ株式会社 | 画像処理装置および画像処理方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4513806B2 (ja) | プログラマブルロジックコントローラの周辺装置及びそのプログラム作成方法 | |
JP2019082758A5 (ja) | 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム | |
JP2020075359A5 (ja) | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびコンピュータプログラム | |
JP5934428B2 (ja) | プログラマブル表示器、プログラマブルコントローラシステム、プログラム | |
JP2008203926A (ja) | 印刷制御装置 | |
JP2013140536A (ja) | 情報処理装置及び情報処理装置のシステム動作設定方法並びにコンピュータプログラム | |
JP2009069910A (ja) | 印刷装置 | |
JP2009009323A (ja) | 設定装置、電子機器、及び設定プログラム | |
JP2006218749A (ja) | 印刷装置およびその制御方法 | |
JP5873825B2 (ja) | 電子機器、及びアプリケーション記憶プログラム | |
JP6403919B1 (ja) | 作画ソフトウェア、記憶媒体および作画装置 | |
JP2015153334A (ja) | 情報処理装置、bios更新方法およびbios更新プログラム | |
JP5304567B2 (ja) | 情報処理装置及びプログラム | |
US9092550B2 (en) | Auto suggestion tool | |
JP6457756B2 (ja) | 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2020009035A (ja) | 生産システム、管理装置、プログラム | |
US20140189645A1 (en) | Method for dynamic configuration management and an apparatus thereof | |
JP2005242466A (ja) | 操作ガイダンス生成装置及び操作ガイダンス生成プログラム | |
US11979534B2 (en) | Image forming apparatus having print speed control, control method thereof, and storage medium | |
US20230125102A1 (en) | Information processing apparatus, control method for information processing apparatus, and storage medium | |
US10044911B2 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and storage medium | |
JP4872328B2 (ja) | 動作環境切り替えプログラム及び情報処理装置 | |
JP2011064940A (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP2015194825A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2007058428A (ja) | 印刷制御方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20081028 |