JP2008200370A - 生理用タンポン - Google Patents

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Abstract

【課題】タンポンの装着時に手を汚さずに装着することができ、またタンポンの装着と同時に、排血口の周囲に付着している経血を拭き取りできるようにするとともに、廃棄時の手間を軽減する。
【解決手段】先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒2と、この収容外筒2の後端部側から挿入された押出し用内筒3と、前記収容外筒2内に収容され、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐5が設けられた圧縮吸収体4を収容したアプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、前記収容外筒2又は押出し用内筒3に、傘状に吸液性を有するシート材料6を付設する。前記シート材料6は、親水性を有する織布、不織布等の繊維状シートを用いるか、親水性を有する繊維状シートの外面にプラスチックフィルムを積層した不透液性シート材を用いる。
【選択図】図3

Description

本発明は、タンポンの装着時に手を汚さずに済み、そして排血口周囲の付着している経血を同時に拭き取りできるようにした生理用タンポンに関する。
女性の生理用衛生用品として、ナプキンの他にタンポンが使用されている。この生理用タンポンとしては、単にタンポンに抜取り紐を取り付けた指挿入式のものと、膣内への挿入を容易にするために、アプリケータ付き生理用タンポンが知られている。後者のアプリケータ付き生理用タンポンは、図14に示されるように、先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒51と、この収容外筒51の後端部側から挿入された押出し用内筒52とからなるタンポン挿入補助具の前記収容外筒51内に、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐54が設けられた圧縮吸収体53を収容したものである。
従来より生理用タンポンを膣内に挿入する際に、手や衣類が経血で汚れることがあるなどの問題があった。この問題に対して、下記特許文献1では、図15に示されるように、前後両端部に開口部を有し且つ内部に生理用タンポンの収容部を有する筒状部材61と、該筒状部材61の前記後端部の開口部に挿入され、前記生理用タンポンを後方から押して前記前端部の開口部から押し出す押出部材62とを備えた生理用タンポンのアプリケータにおいて、前記筒状部材61に該筒状部材の外周面との間で経血溜めを形成する鍔部63を有している生理用タンポンのアプリケータ60が提案されている。
また、下記特許文献2では、図16に示されるように、(a)第一端部と第二端部を有する吸収性プレジェット71と、(b)該吸収性プレジェットを少なくとも部分的に包み、前記第二端部を越えて延びて、使用者の指を受入れて体腔への挿入の際に指を汚さないようにする可撓性シース72を形成するようになっているカバー73とを備え、前記シース72は、前記プレジェットが体腔に挿入されたときつぶれることができ、前記シース72は前記タンポンを前記体腔から取り除く手段を与えるようになっているタンポン70が提案されている。
特開2003−180742号公報 特開平7−289590号公報
上記特許文献1,2記載の発明によれば、従来のものよりも、タンポン装着時に手が経血で汚れるのを防止することが可能となる。しかしながら、生理中は排血口の周りには経血が常に付着している状態となっており、タンポンの装着時に排血口の周囲に付着している経血を別途用意してあるテッシュペーパーやトイレットペーパー等で拭き取りを行っているのが実情であり、テッシュペーパーやトイレットペーパーを取り出す手間が煩わしい、拭き取り時に手が汚れるなどの問題があった。
さらに、アプリケータや使用済みの生理用タンポンを廃棄するに当たって、隠蔽のためティッシュペーパーやトイレットペーパーなどでくるんで捨てる必要があり、廃棄にも手間が掛かっていた。
そこで本発明の主たる課題は、タンポンの装着時に手を汚さずに装着することができ、またタンポンの装着と同時に、排血口の周囲の付着している経血を拭き取りできるようにするとともに、廃棄時の手間を軽減した生理用タンポンを提供することにある。
前記課題を解決するために請求項1に係る本発明として、先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒と、この収容外筒の後端部側から挿入された押出し用内筒と、前記収容外筒内に、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐が設けられた圧縮吸収体を収容したアプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、
前記収容外筒又は押出し用内筒に、傘状に吸液性を有するシート材料を付設したことを特徴とする生理用タンポンが提供される。
上記請求項1記載の発明においては、アプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、前記収容外筒又は押出し用内筒に、傘状に吸液性を有するシート材料を付設するものである。タンポンの装着に当たっては、前記シート材料によってアプリケータを覆うようにしながら手で持ち、タンポンの挿入を行うようにすれば、手が経血で汚れることが無いとともに、挿入後にその状態から前記シート材料によって排血口の周囲を拭き取りできるようになる。また、タンポンの装着後は、前記シート材料を反転させるように裏返して汚れたアプリケータを包み込んで廃棄することができる。また、前記シート材料内に使用済みタンポンを入れて一緒に廃棄することもできる。なお、本発明において「傘状」とは、取付け対象となる前記収容外筒又は押出し用内筒を中心として放射方向への拡がり部分を持つ状態を意味するものとし、前記「吸液性を有するシート材料」は、円形シートの他に、楕円形や多角形状等任意の形状とすることができ、更には周方向に連続する場合の他、例えば扇状とし周方向に不連続となったものであっても良い。
請求項2に係る本発明として、先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒と、この収容外筒の後端部側から挿入された押出し用内筒と、前記収容外筒内に、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐が設けられた圧縮吸収体を収容し、かつ前記収容外筒にリング状のストッパーが外嵌されたアプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、
前記ストッパーに、傘状に吸液性を有するシート材料を付設したことを特徴とする生理用タンポンが提供される。
上記請求項2記載の発明は、アプリケータにストッパーが付いた場合の態様であり、この場合は、前記ストッパーに傘状に吸液性を有するシート材料を付設することができる。
請求項3に係る本発明として、圧縮吸収体の後端部より延在される抜取り紐が設けられた生理用タンポンにおいて、
前記抜取り紐の中間に、傘状に吸液性を有するシート材料を取り外し可能に付設したことを特徴とする生理用タンポンが提供される。
上記請求項3記載の発明は、所謂指挿入式の生理用タンポンの場合の態様であり、抜取り用紐の中間に、傘状に吸液性を有するシート材料を設けるようにすればよい。この場合は、前記シート材料は、抜取り用紐から取り外し可能としておく必要がある。
請求項4に係る本発明として、前記吸液性を有するシート材料は、止着点から放射方向の寸法を少なくとも50mm以上としてある請求項1〜3いずれかに記載の生理用タンポンが提供される。
上記請求項4記載の発明は、前記シート材料の寸法を規定したものであり、放射方向の寸法を少なくとも50mm以上確保すれば、排血口の周囲を無理なく覆えるようになる。
請求項5に係る本発明として、前記吸液性を有するシート材料の外周部に沿って弾性伸縮部材を配設してある請求項1〜4いずれかに記載の生理用タンポンが提供される。
上記請求項5記載の発明は、生理用タンポンの装着、アプリケータや使用済みタンポンを廃棄する際の便宜のために、シート材料の外周部に沿って弾性伸縮部材を配設するようにしたものであり、前記シート材料を裏返すようにして汚れたアプリケータを包み込んだ状態で、前記弾性伸縮部材により口部が狭くできる。また、紐で口部を縛り易くすることができる。
請求項6に係る本発明として、前記吸液性を有するシート材料の外周部に封着紐を配設してある請求項1〜5いずれかに記載の生理用タンポンが提供される。
上記請求項6記載の発明は、前記シート材料の外周部に封着紐を設けるようにしたものであり、アプリケータや使用済みタンポンをシート材料でくるんで廃棄する際、シート材料の外周部を封着紐で縛ることができる。
請求項7に係る本発明として、前記吸液性を有するシート材料としては、親水性を有する繊維状シートを用いてある請求項1〜6いずれかに記載の生理用タンポンが提供される。
上記請求項7記載の発明は、前記シート材料として、親水性を有する繊維状シートを用いるものである。繊維状シートとしては、例えば織布、不織布などを用いることができ、パルプなどの吸水性繊維を含んでいてもよい。
請求項8に係る本発明として、前記吸液性を有するシート材料としては、親水性を有する繊維状シートの外面にプラスチックフィルムを積層した不透液性シートを用いてある請求項1〜6いずれかに記載の生理用タンポンが提供される。
上記請求項8記載の発明は、前記吸液性を有するシート材料としては、親水性を有する繊維状シートの外面にプラスチックフィルムを積層した不透液性シート材を用いるものである。この場合、大量の経血を拭き取った場合でも、外面側へ滲み出すを完全に防止することができる。また、前記繊維状シートとプラスチックフィルムとの間には、パルプなどの吸水性繊維や吸水性ポリマーを含有させてもよい。
以上詳説のとおり本発明によれば、タンポンの装着時に手を汚さずに装着することができ、またタンポンの装着と同時に、排血口の周囲に付着している経血を拭き取りできるようになる。また、廃棄時の手間を軽減することが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳述する。
〔第1形態例〕
図1は第1形態例に係るアプリケータ付きの生理用タンポン1Aの個装開封状態、図2はその個装状態を示す側面図、図3は生理用タンポン1Aの縦断面図及び横断面図である。
本発明に係る生理用タンポン1Aは、図1〜図3に示されるように、先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒2と、この収容外筒2の後端部側から挿入された押出し用内筒3と、前記収容外筒2内に収容され、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り用紐5が設けられた圧縮吸収体4とからなる公知のアプリケータ付き生理用タンポンにおいて、図示例では前記押出し用内筒3の後端部に傘状に吸液性を有するシート材料6を付設したものである。
なお、前記シート材料6は、前記押出し用内筒3の中間部に設けることでも良いし、或いは前記収容外筒2に設けることも可能であるが、図示例のように、押出し用内筒3の後端部に設けるようにするのが望ましい。前記シート材料6は、個装状態では、図2に示されるように、前記押出し用内筒3の中空部内に折り畳まれた状態で収容されていることが望ましい。この場合、シート材料6の引出しを容易にするため、シート材料6に付着された摘み片9を外部に突出させておき、この摘み片9を引っ張ることによって、前記シート材料6が引き出されるようにしておくのが望ましい。
以下、更に図1〜図5に基づき、具体的に詳述すると、
前記収容外筒2は、図4に示されるように、先端部に拡開自在な弁2Aを有する筒体で、ポリエチレン、ポリプロピレンなどの熱可塑性樹脂を用い、射出成形により成形されたものが好適に使用される。この中でも外面を平滑としかつ薄肉とするためには低密度ポリエチレンが好適である。射出成形で製造された収容外筒2は、表面が平滑となり挿入時に違和感を与えづらいものとなる。収容外筒2の肉厚は0.6〜1.0mm程度の範囲が望ましい。前記拡開自在な弁2Aは、正面視で花弁状に形成された多数の変形可能な弁体2a、2a…により構成され、前記弁体2a、2a…が外側に押し退けられることにより、圧縮吸収体4が外部に押し出されるようになっている。
前記押出し用内筒3は、図3に示されるように、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはポリエステル等の熱可塑性樹脂を円筒状に押出し成形することにより製造されたものが好適に使用され、肉厚は0.1〜0.6mm程度とされ、中空部3bには圧縮吸収体4の後端側から延長される抜取り紐5が挿通されている。前記押出し用内筒3の先端部3aは若干拡大され、収容外筒2の後端から抜け出ないように保持されている。なお、この押出し用内筒3は、特開平5-84263号公報に示されるように、テレスコープ状に伸縮可能な構造とすることもできる。
前記圧縮吸収体4は、レーヨン、コットンなどの親水性繊維からなる一般的な吸収体、親水性繊維からなる吸収体とこれを囲む疎水性透液性シートから構成された吸収体(特開平1-146548号公報、特開2001-8964号公報等参照)、円柱状の高圧縮されたコアと外側の襞からなるタンポン(特開平3-146058号公報)、繊維積層体をニードルパンチで纏めたもの等、いずれのタンポンを使用することができる。これらのタンポンは、吸収性繊維素材が圧縮されて円柱状に成形され、液体(経血)を吸収することによって圧縮が解除され膨張するものである。なお、吸収性繊維等の吸収層内部には高吸収性ポリマー等が混入されていてもよい。この圧縮吸収体4には後方側に延長される抜取り紐5が設けられている。前記圧縮吸収体4に設けられた抜取り紐5としては、綿糸、化学繊維糸、麻糸等の繊維糸、これらの撚糸、或いはコード類、ゴム状部材等所定の強度を有するものであればどのようなものであってもよい。
前記吸液性を有するシート材料6は、親水性を有する繊維状シートや、親水性を有する繊維状シートの外面にプラスチックフィルムを積層した不透液性シートなどを好適に用いることができる。前記繊維状シートとしては、例えば織布、不織布などを用いることができ、前記繊維状シート内にパルプなどの吸水性繊維を含んでいてもよいし、前記不透液性シートの場合には繊維状シートとプラスチックフィルムとの間に、パルプなどの吸水性繊維や吸水性ポリマーを含有することも可能である。更に繊維状シート内に活性炭などの吸着物質を内在させることにより消臭機能を付加するようにしても良い。繊維状シートの目付けは、繊維状物単独の場合は概ね15〜20g/m程度とでき、積層シートとしたりパルプを含有させる場合には50〜100g/mであってもよい。また、前記プラスチックフィルムの外面には絵柄や模様をあしらって隠蔽性を向上させるようにしてもよい。
前記シート材料6は、図5(A)に示される円形状とする他、図5(B)に示される四角形などの多角形状、図5(C)に示される楕円形状等、任意の形状とすることが可能である。前記押出し用内筒3に対する取付けは、略中央部に孔6aを開け、前記押出し用内筒3を挿通した状態で、熱溶着又は接着剤等により堅固に固定する。
また、前記シート材料6は、排血口の周囲を無理なく覆えるように、止着点から放射方向の寸法Lを少なくとも50mm以上とするのが望ましい。
前述した生理用タンポン1Aを身体に装着するには、図6(A)に示されるように、前記シート材料6で手を覆い、直接アプリケータに手に触れないようにしながら持ち、収容外筒2を先端側から膣内に挿入した後、収容外筒2を保持した状態で押出し用内筒3を押し出し、圧縮吸収体4を膣内に挿入する。その状態から手に持ったシート材料6により排血口の周囲を拭き取りする。装着後は、図6(B)に示されるように、前記シート材料6を反転させるように裏返し、汚れたアプリケータを包み込み、折り畳んだり、或いはシート材料6の開口部を紐などで封止するか、シート材料6が長い場合は口を縛った後、所定の場所に廃棄する。廃棄に当たっては、使用済みのタンポンを前記シート材料6内に入れて一緒に廃棄することもできる。
ところで、前記シート材料6は、図7に示されるように、外周部に沿って1又は複数条の弾性伸縮部材7、7を配設し、かつ封着紐8を配設することもできる。この場合は、図8(A)に示されるように、タンポンを装着する際、弾性伸縮部材7による収縮により手を囲むように覆うことができ、経血が付着し難くできるとともに、図8(B)(C)に示されるように、廃棄時に開口部を窄ますことができ、付設された前記封着紐8によって口部を縛り封止することができる。前記封着紐8は、丁度巾着袋のように、引くと口部が閉じるようにした巾着紐のように設けることができる。
前記弾性伸縮部材7と、封着紐8とはどちらか一方のみを設けることでもよい。前記弾性伸縮部材7のみを設ける場合でも、廃棄時に開口部を窄ますことができ、別途用意した紐で口部が縛り易くなる。
〔第2形態例〕
次いで、図9に示される第2形態例に係る生理用タンポン1Bは、前記収容外筒2にリング状のストッパー10が外嵌されたアプリケータ付きの生理用タンポン1Bの場合のシート材料6の取付け態様を示したものである。
この場合は、前記ストッパー10にシート材料6を付設することが望ましい。
〔第3形態例〕
次いで、図10に示される第3形態例は、指挿入式の生理用タンポン1Cの例である。指挿入式生理用タンポン1Cは、圧縮吸収体4の後端部より延在される抜取り紐5が設けられた単純な構造を成しているが、この場合は前記抜取り紐5の中間に、傘状に吸液性を有するシート材料6を取り外し可能に付設する。前記圧縮吸収体4の後端から前記シート材料6の付設部位までの距離Sは、少なくとも40mm以上、好ましくは45〜50mmとするのが望ましい。前記抜取り紐5への取付けは、仮止め用ホットメルト接着剤など一時的に仮着できるものとし、タンポン1Cを装着後は、前記シート材料6を取り外し可能とする。タンポンの廃棄時は、図11に示されるように、シート材料6を反転させるように裏返し、汚れたタンポンを包み込み、折り畳んだり、或いはシート材料6の開口部を紐などで封止するか、シート材料6が長い場合は口を縛った後、所定の場所に廃棄する。
〔他の形態例〕
(1)上記形態例では、前記シート材料6は、図5に示されるように、周方向に連続するようにしたが、図12に示されるように、扇状とし周方向に不連続としたものを使用することができる。この場合は、生理用タンポンの廃棄に当たっては、図13に示されるように、アプリケータを包み込むように折り畳んだ状態で廃棄する。
第1形態例に係るアプリケータ付きの生理用タンポン1Aの個装開封状態を示す側面図である。 アプリケータ付きの生理用タンポン1Aの個装状態を示す側面図である。 アプリケータ付きの生理用タンポン1Aを示す、(A)は縦断面図、(B)はB-B線矢視図である。 収容外筒2の先端部を示す要部拡大図である。 (A)〜(C)はシート材料6の形状例を示す平面図である。 アプリケータ付きの生理用タンポン1Aの使用要領を示す手順図(A)〜(C)である。 アプリケータ付きの生理用タンポン1A’の変形例を示す側面図である。 アプリケータ付きの生理用タンポン1A’の使用要領を示す手順図(A)〜(C)である。 第2形態例に係るアプリケータ付きの生理用タンポン1Bの側面図である。 第3形態例に係る生理用タンポン1Cの側面図である。 タンポン1Cの廃棄要領を示す図である。 シート材料6の他の形態例を示す平面図である。 そのタンポン廃棄要領を示す平面図である。 従来例(1)に係る生理用タンポン50の側面図である。 従来例(2)に係る生理用タンポン60の側面図である。 従来例(3)に係る生理用タンポン70の側面図である。
符号の説明
1A〜1C…生理用タンポン、2…収容外筒、3…押出し用内筒、4…圧縮吸収体、5…抜取り紐、6…シート材料、7…弾性伸縮部材、8…封着紐、10…ストッパー

Claims (8)

  1. 先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒と、この収容外筒の後端部側から挿入された押出し用内筒と、前記収容外筒内に、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐が設けられた圧縮吸収体を収容したアプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、
    前記収容外筒又は押出し用内筒に、傘状に吸液性を有するシート材料を付設したことを特徴とする生理用タンポン。
  2. 先端部に拡開自在な弁を有する収容外筒と、この収容外筒の後端部側から挿入された押出し用内筒と、前記収容外筒内に、水分吸収によって膨張するとともに、後方側に延長される抜取り紐が設けられた圧縮吸収体を収容し、かつ前記収容外筒にリング状のストッパーが外嵌されたアプリケータ付きの生理用タンポンにおいて、
    前記ストッパーに、傘状に吸液性を有するシート材料を付設したことを特徴とする生理用タンポン。
  3. 圧縮吸収体の後端部より延在される抜取り紐が設けられた生理用タンポンにおいて、
    前記抜取り紐の中間に、傘状に吸液性を有するシート材料を取り外し可能に付設したことを特徴とする生理用タンポン。
  4. 前記吸液性を有するシート材料は、止着点から放射方向の寸法を少なくとも50mm以上としてある請求項1〜3いずれかに記載の生理用タンポン。
  5. 前記吸液性を有するシート材料の外周部に沿って弾性伸縮部材を配設してある請求項1〜4いずれかに記載の生理用タンポン。
  6. 前記吸液性を有するシート材料の外周部に封着紐を配設してある請求項1〜5いずれかに記載の生理用タンポン。
  7. 前記吸液性を有するシート材料としては、親水性を有する繊維状シートを用いてある請求項1〜6いずれかに記載の生理用タンポン。
  8. 前記吸液性を有するシート材料としては、親水性を有する繊維状シートの外面にプラスチックフィルムを積層した不透液性シートを用いてある請求項1〜6いずれかに記載の生理用タンポン。
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