JP2008199764A5 - - Google Patents

Claims (7)

1. ロータ軸を回転自在に支持する軸受と、
   前記軸受が接着剤により嵌合状態で接着固定される軸受保持部を有するベースフレームと、を備え、
   前記接着剤は、前記軸受の軸方向で分離された第１接着剤と第２接着剤とを含み、
   前記第１接着剤は、硬化する際の硬化収縮の度合いが前記第２接着剤より小さく、
   前記第２接着剤は、前記軸受と前記軸受保持部との嵌合部のうち前記ロータ軸に作用するラジアル荷重を支える部分から外れた位置に塗布されていることを特徴とするモータ。
2. 前記ロータ軸の外周部または前記軸受の内周面にはヘリングボーン状の動圧発生溝が形成され、
   前記軸受の内部には潤滑油が充填され、
   前記ロータ軸に作用するラジアル荷重を支えるように前記動圧発生溝により前記潤滑油が加圧されることを特徴とする請求項１記載のモータ。
3. 前記嵌合部では、前記軸受の外周と前記軸受保持部の内周との少なくとも一方に、前記第１接着剤と前記第２接着剤とを分離するための環状溝が形成されていることを特徴とする請求項１または２記載のモータ。
4. 一端が封止され、ロータ軸を支持する軸受を備え、その軸受が接着剤により軸受保持部に嵌合状態で接着固定されたモータにおいて、
   前記接着剤が前記軸受の軸方向で分離された第１接着剤と第２接着剤から成り、
   前記軸受と軸受保持部との嵌合部では、前記軸受の封止された一端側で該軸受の外周と前記軸受保持部の内周との少なくとも一方に、前記第１接着剤と第２接着剤とを分離するための環状溝が形成され、
   その環状溝より前記軸受の封止された一端とは反対の他端側で該軸受が前記軸受保持部に前記第１接着剤で接着固定され、
   前記環状溝より前記軸受の封止された一端側で該軸受が前記軸受保持部に前記第２接着剤でのみ接着固定されていることを特徴とするモータ。
5. 前記第１接着剤が熱硬化性接着剤であり、前記第２接着剤が嫌気性接着剤または紫外線硬化型熱硬化性接着剤であることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載のモータ。
6. 前記第１接着剤がエポキシ系接着剤であることを特徴とする請求項５記載のモータ。
7. 請求項１乃至６のいずれかに記載のモータであって、前記ロータ軸にディスクを保持するためのロータハブが固着されていることを特徴とするディスク駆動用モータ。