JP2008199160A - 同期非同期通信網の変換装置、方法、プログラム、記録媒体及び通信システム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】レガシー多重伝送装置10−1〜10−3とレガシーIP変換器12−1〜12−3の3組を1グループG1として、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の主従関係を設定する。第1クロックスレーブを設定したレガシーIP変換器12−2は、クロックマスタを設定したレガシーIP変換器12−1の特定1チャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御してクロック同期する。第2クロックスレーブを設定したレガシーIP変換器12−3は、レガシーIP変換器12−2の特定1チャネルの受信バッファ量をセンタ値に安定するようにクロック周波数を制御してクロック同期する。
【選択図】 図1
Description
本発明は、同期非同期通信網の変換装置を提供する。本発明は、クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる同期非同期通信網の変換装置に於いて、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の主従関係を設定し、第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置はクロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、第2クロックスレーブを設定した変換装置は第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
クロックマスタの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、可変クロック部を所定の中心周波数foに固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの各受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、センタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
を備えたことを特徴とする。
クロック周波数を中心周波数foから起動した後に受信バッファ量Cがバッファ変動許容範囲の上限値Cmaxを超えた場合は所定の最大調整周波数fmaxに変更し、変更後に受信バッファ量Cがセンタ値foに戻った時に最大調整周波数fmaxを中心周波数foに所定のオフセット周波数αを加算した周波数(fo+α)に変更する処理を、オフセット周波数をα,2α,3α,・・・と順次増加させながら繰り返し、
一方、クロック周波数foを中心周波数から起動した後に受信バッファ量Cがバッファ変動許容範囲の下限値Cminを下回った場合は所定の最小調整周波数fminに変更し、変更後に受信バッファ量Cがセンタ値coに戻った時に最小調整周波数fminを、中心周波数foから所定のオフセット周波数αを減算した周波数(fo−α)に変更する処理を、オフセット周波数をα,2α,3α,・・・と順次増加させながら繰り返す。
本発明は変換装置の変換方法を提供する。本発明は、クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置の変換方法に於いて、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
クロックマスタの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、センタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を備えたことを特徴とする。
本発明は変換装置のコンピュータで実行されるプログラムを提供する。本発明のプログラムは、クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
クロックマスタの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、センタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を実行させることを特徴とする。
本発明はプログラムを格納した記録媒体を提供する。本発明の記録媒体は、クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
クロックマスタの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、センタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、第2マスタチャネルの受信バッファから第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。
本発明は通信システムを提供する。本発明は、
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置を非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網に接続するクロックマスタに設定されたマスタ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第1クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定された第1スレーブ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第2クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定された第2スレーブ変換装置と、
を備え、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる通信システムに於いて、
マスタ変換装置は、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、自己にクロックマスタを設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して非同期通信網に送信する送信変換部と、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
クロックマスタの設定状態で有効となり、第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
を備え、
第1スレーブ変換装置は、
同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、自己に第1クロックスレーブを設定すると共に、クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量をセンタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、クロックマスタの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
を備え、
第2スレーブ変換装置は、
変換装置の3組を1グループとして、自己に第2クロックスレーブを設定すると共に、クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、第1クロックスレーブ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、センタ値に安定するように可変クロック部のクロック周波数を制御して、第2クロックスレーブの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視部を
を備えたことを特徴とする。
m=n(n−1)/2
の関係にある。
(1)0系/1系切替
(2)N系/E系切替
の2つの方法がある。
(周波数確度ppm)=Δf/(fo×10-8)
の関係があることから、例えばfo=2MHz、ppm=100とすると、Δf=5KHzとなり、調整分解能となるオフセット周波数αはα=50Hzとなる。
(1)クロックマスタスレーブ設定
(2)マスタチャネル設定
(3)クロック同期制御のパラメータ設定
が含まれる。
次のクロック同期制御のパラメータ設定は、図8及び図9に示したクロック同期制御のパラメータであり、受信バッファ量についてはセンタ値Co、上限値Cms、下限値Cmin、クロック周波数については中心周波数fo、調整最大周波数fmx、調整最小周波数fmin及びオフセット周波数αなどである。
f=fo+n.α
に変更する。そして受信バッファ量Cがセンタ値Coに安定するまでステップS1〜S6の処理が繰り返し行われることになる。
f=fo―n.α
として修正する。このステップS1、S2、S7〜S10の処理を受信バッファ量Cがセンタ値Coに安定するまで繰り返す。
80%<正常範囲<120%
であり、従って異常範囲は80%以下か120%以上となる。
(付記)
(付記1)(装置)
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを伝送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる同期非同期通信網の変換装置に於いて、
前記変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の主従関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第1クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
を備えたことを特徴とする変換装置。(1)
付記1記載の変換装置に於いて、前記変換装置の3台を1グループとして複数グループを構築した場合、前記クロックマスタを設定した変換装置は全グループに対し共通の変換装置として含まれることを特徴とする変換装置。(2)
付記1記載の変換装置に於いて、前記第1及び第2クロックスレーブ同期制御部は、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量がバッファ変動許容範囲の上限値を超えた場合は所定の最大調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最大調整周波数を前記中心周波数に所定のオフセット周波数を加算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返し、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量が前記バッファ変動許容範囲の下限値を下回った場合は所定の最小調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最小調整周波数を前記中心周波数から所定のオフセット周波数を減算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返すことを特徴とする変換装置。(3)
付記1記載の変換装置に於いて、更に、前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視部を設けたことを特徴とする変換装置。(4)
付記4記載の変換装置に於いて、前記クロックマスタ監視部は、前記パケット密度として単位時間に受信されるパケット数を測定することを特徴とする変換装置。
付記5記載の変換装置に於いて、前記クロックマスタ監視部は、前記単位時間より短い時間間隔で複数のカウンタを順次起動して並列的にパケット数をカウントし、単位時間に達したカウンタのパケット数により前記パケット密度を順次更新することを特徴とする変換装置。
付記4記載の変換装置に於いて、前記クロックマスタ監視部は、前記パケット受信密度の異常検出により受信バッファを切替えた後、切替後の受信バッファについて測定したパケット受信密度の異常を検出した際に、現在の受信バッファから切替え前の受信バッファに切替えることを特徴とする変換装置。
付記4記載の変換装置に於いて、前記クロックマスタ監視部は、前記パケット受信密度の異常検出により受信バッファを切替えた後、切替前の受信バッファのパケット受信密度の正常検出状態が所定時間継続した際に、現在の受信バッファから切替え前の受信バッファに戻すことを特徴とする変換装置。
付記1記載の変換装置に於いて、前記同期多重通信装置はレガシーインタフェースを備えた機器であり、前記非同期通信網の機器はインターネットプロトコルインタフェースを備えた機器であることを特徴とする変換装置。
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置の変換方法に於いて、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の同期非同期通信変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の同期非同期通信変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を備えたことを特徴とする変換方法。(5)
付記10記載の変換方法に於いて、前記変換装置の3台を1グループとして複数グループを構築した場合、前記クロックマスタを設定した変換装置は全グループに対し共通の変換装置として含まれることを特徴とする変換方法。
付記10記載の変換方法に於いて、前記第1及び第2クロックスレーブ同期制御ステップは、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量がバッファ変動許容範囲の上限値を超えた場合は所定の最大調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最大調整周波数を前記中心周波数に所定のオフセット周波数を加算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返し、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量が前記バッファ変動許容範囲の下限値を下回った場合は所定の最小調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最小調整周波数を前記中心周波数から所定のオフセット周波数を減算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返すことを特徴とする変換方法。
付記1記載の変換方法に於いて、更に、前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視ステップを備えたことを特徴とする同期非同期通信変換換方法。
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(6)
付記14記載のプログラムに於いて、前記変換装置の3台を1グループとして複数グループを構築した場合、前記クロックマスタを設定した変換装置は全グループに対し共通の変換装置として含まれることを特徴とするプログラム。
付記1記載のプログラムに於いて、前記第1及び第2クロックスレーブ同期制御ステップは、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量がバッファ変動許容範囲の上限値を超えた場合は所定の最大調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最大調整周波数を前記中心周波数に所定のオフセット周波数を加算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返し、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量が前記バッファ変動許容範囲の下限値を下回った場合は所定の最小調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最小調整周波数を前記中心周波数から所定のオフセット周波数を減算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返すことを特徴とするプログラム。
付記1記載のプログラムに於いて、更に、前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視ステップを備えたことを特徴とする同期非同期通信変換方法。
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記録媒体。(7)
クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置を非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網に接続するクロックマスタに設定されたマスタ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第1クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定された第1スレーブ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第2クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定された第2スレーブ変換装置と、
を備え、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる通信システムに於いて、
前記マスタ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己にクロックマスタを設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
を備え、
前記第1スレーブ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己に第1クロックスレーブを設定すると共に、前記クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
を備え、
前記第2スレーブ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己に第2クロックスレーブを設定すると共に、前記クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第1クロックスレーブ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視部を
を備えたことを特徴とする通信システム。(8)
付記19記載の通信システムに於いて、前記第1スレーブ変換装置の第1クロックスレーブ同期制御部および前記第2スレーブ変換装置の第2クロックスレーブ同期制御部は、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量がバッファ変動許容範囲の上限値を超えた場合は所定の最大調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最大調整周波数を前記中心周波数に所定のオフセット周波数を加算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返し、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量が前記バッファ変動許容範囲の下限値を下回った場合は所定の最小調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最小調整周波数を前記中心周波数から所定のオフセット周波数を減算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返すことを特徴とする通信システム。
11−1,11−2:同期通信網
12,12−1〜12−5:レガシーIP変換器
14−1〜14−5:レガシーネットワーク
15:非同期通信網
16−1〜16−5:LAN
18:IPネットワーク
20,20−1〜20−3:レガシーインタフェース部
22,22−1〜22−3:IPインタフェース部
24:送信バッファ群
26:パケット組立群
28:パケット分解群
30:受信バッファ群
32,32−1〜32−3:可変クロック部
34,34−1〜34−3:コントロール部
36:マスタスレーブ設定部
38:送信変換部
40:受信変換部
42,42−1:クロックマスタ同期制御部
44:第1クロックスレーブ同期制御部
45:第2クロックスレーブ同期制御部
46:クロックマスタ監視部
48:パケット密度測定部
50−1〜50−5:チャネル管理テーブル
54:CPU
56:バス
58:RAM
60:ROM
62:バッファ変動許容範囲
240−1〜240−30:送信バッファ
260−1〜260−30:パケット組立部
280−1〜280−30:パケット分解部
300−1〜300−30:受信バッファ
Claims (8)
- クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを伝送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる同期非同期通信網の変換装置に於いて、
前記変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の主従関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第1クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
を備えたことを特徴とする変換装置。
- 請求項1記載の変換装置に於いて、前記変換装置の3台を1グループとして複数グループを構築した場合、前記クロックマスタを設定した変換装置は全グループに対し共通の変換装置として含まれることを特徴とする変換装置。
- 請求項1記載の変換装置に於いて、前記第1及び第2クロックスレーブ同期制御部は、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量がバッファ変動許容範囲の上限値を超えた場合は所定の最大調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最大調整周波数を前記中心周波数に所定のオフセット周波数を加算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返し、
クロック周波数を中心周波数から起動した後に受信バッファ量が前記バッファ変動許容範囲の下限値を下回った場合は所定の最小調整周波数に変更し、変更後に受信バッファ量が前記センタ値に戻った時に前記最小調整周波数を前記中心周波数から所定のオフセット周波数を減算した周波数に変更する処理を、前記オフセット周波数を順次増加させながら繰り返すことを特徴とする変換装置。
- 請求項1記載の変換装置に於いて、更に、前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視部を設けたことを特徴とする変換装置。
- クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置の変換方法に於いて、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の同期非同期通信変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の同期非同期通信変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を備えたことを特徴とする変換方法。
- クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
- クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置と非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網との間に挿入接続され、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる変換装置のコンピュータに、
前記同期多重通信装置と変換装置の3組を1グループとして、クロックマスタ、第1クロックスレーブ又は第2クロックスレーブのいずれかのクロック同期の従属関係を設定し、前記第1及び第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記クロックマスタを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第2クロックスレーブを設定した変換装置は前記第1クロックスレーブを設定した変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定ステップと、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換ステップと、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換ステップと、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御ステップと、
前記第1クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の変換装置にクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御ステップと、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とするコンピュータ可読の記録媒体。
- クロック信号に同期して複数チャネルのマルチフレームデータを転送する同期多重通信装置を非同期にデータを転送する機器で構成された非同期通信網に接続するクロックマスタに設定されたマスタ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第1クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定された第1スレーブ変換装置と、
他の同期多重通信装置を前記非同期通信網に接続する第2クロックスレーブに設定され、割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定された第2スレーブ変換装置と、
を備え、複数の同期多重通信装置の相互間でデータを転送させる通信システムに於いて、
前記マスタ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己にクロックマスタを設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記クロックマスタの設定状態で有効となり、前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に、前記可変クロック部を所定の中心周波数に固定して起動させるクロックマスタ同期制御部と、
を備え、
前記第1スレーブ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己に第1クロックスレーブを設定すると共に、前記クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記第1マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記クロックマスタの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第1クロックスレーブ同期制御部と、
を備え、
前記第2スレーブ変換装置は、
前記同期多重通信装置と前記変換装置の3組を1グループとして、自己に第2クロックスレーブを設定すると共に、前記クロックマスタ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第1マスタチャネルに設定し、前記第1クロックスレーブ変換装置からの割当チャネルの中の特定の1チャネルを第2マスタチャネルに設定するマスタスレーブ設定部と、
出力するクロック信号の周波数を可変制御可能な可変クロック部と、
前記同期多重通信装置から受信されたマルチフレームデータをチャネル分散して各送信バッファに蓄積した後に、一定間隔で送信バッファの蓄積データから非同期送信データを生成して前記非同期通信網に送信する送信変換部と、
前記非同期通信網からチャネル分散された非同期データを受信して各受信バッファに蓄積し、前記可変クロック部のクロック信号に同期して受信バッファの蓄積データからマルチフレームデータを生成して前記同期多重通信装置に送信する受信変換部と、
前記第2マスタチャネルの受信バッファに蓄積された受信バッファ量が所定のセンタ値に達した際に前記可変クロック部を前記中心周波数に設定して起動し、起動後に受信バッファ量を、前記センタ値に安定するように前記可変クロック部のクロック周波数を制御して、前記第2クロックスレーブの設定状態にある他の通信システムにクロック同期させる第2クロックスレーブ同期制御部と、
前記第2クロックスレーブの設定状態で有効となり、前記第2マスタチャネルのパケット受信密度を測定し、前記パケット受信密度の異常検出状態が所定時間継続した際に、受信バッファ量を測定する受信バッファを、前記第2マスタチャネルの受信バッファから前記第1マスタチャネルの受信バッファに切替えるクロックマスタ監視部を
を備えたことを特徴とする通信システム。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR101355778B1 (ko) | 2009-04-06 | 2014-02-06 | 아바야 인코포레이티드 | Ip 접속형 네트워크 및 그 클록 동기화를 위한 방법 |
JP2014197421A (ja) * | 2009-05-20 | 2014-10-16 | クロノロジック プロプライエタリー リミテッドChronologic Pty Ltd | 分散型の同期されたクロックアーキテクチャのためのジッタ低減方法およびジッタ低減装置 |
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- 2007-02-09 JP JP2007030247A patent/JP5054993B2/ja active Active
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