JP2009153029A - 伝送システム - Google Patents

伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2009153029A
JP2009153029A JP2007330730A JP2007330730A JP2009153029A JP 2009153029 A JP2009153029 A JP 2009153029A JP 2007330730 A JP2007330730 A JP 2007330730A JP 2007330730 A JP2007330730 A JP 2007330730A JP 2009153029 A JP2009153029 A JP 2009153029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
line
line cost
cost
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2007330730A
Other languages
English (en)
Inventor
Kanji Naito
寛治 内藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP2007330730A priority Critical patent/JP2009153029A/ja
Priority to US12/230,246 priority patent/US20090162075A1/en
Publication of JP2009153029A publication Critical patent/JP2009153029A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/12Shortest path evaluation
    • H04L45/123Evaluation of link metrics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/02Topology update or discovery
    • H04L45/03Topology update or discovery by updating link state protocols
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0073Provisions for forwarding or routing, e.g. lookup tables
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0079Operation or maintenance aspects
    • H04Q2011/0083Testing; Monitoring

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)

Abstract

【課題】時々刻々と変化する経路の状態変化に対応してコストを設定し、最適な経路を選択すること。
【解決手段】本実施例1にかかる伝送システムは、各伝送装置100〜500が隣接する伝送装置とデータの送受信を実行してエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトにより回線コストを設定する。そして、各伝送装置100〜500は、算出した回線コストの同期を実行することにより、各伝送装置間の回線コストを把握し、回線コストが最小となる経路を選択してデータ送信を行う。
【選択図】 図1

Description

この発明は、各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムに関し、特に、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応してコストを設定し、最適な経路を選択可能な伝送システムに関するものである。
近年、光ネットワークが普及し、かかる光ネットワークを利用することによって、大容量のデータを高速に伝送することが可能となっている。なお、光ネットワークには、複数の伝送装置が介在しており、この伝送装置が複数存在する経路の中から最適な経路を選択して、データを宛先に伝送している。
具体的に、伝送装置間に複数の経路が存在する場合には、伝送装置は、管理者により各経路に設定されたコストを基にしてデータを伝送する経路を選択している。ここで、管理者は、各伝送装置間の回線容量・伝送遅延・回線品質を監視することにより、各経路にコストを手動で設定している。
なお、特許文献1では、トポロジ情報およびデータ伝送における遅延情報を基にして、マルチキャスト転送における集約点ノードを選択する技術が公開されている。
特開2004−208289号公報
しかしながら、上述した従来の技術では、管理者が各伝送装置間の状態変化(回線容量・伝送遅延・回線品質等の状態)を監視して、各経路のコストを手動で設定しているため、時々刻々と変化する各経路の状態変化に対応してコストを設定することができず、伝送装置は最適な経路を選択することができないという問題があった。
すなわち、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応してコストを設定し、最適な経路を選択することが極めて重要な課題となっている。
この発明は、上述した従来技術による問題点を解消するためになされたものであり、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応してコストを設定し、最適な経路を選択することができる伝送システムを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するため、この伝送システムは、各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出するエラー算出手段と、前記エラー算出手段によって算出されたエラーレイトに基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、を備えたことを要件とする。
また、この伝送システムは、上記の伝送システムにおいて、前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定する第2の回線コスト判定手段と、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定する回線コスト設定手段とを更に備えたことを要件とする。
また、この伝送システムは、上記の伝送システムにおいて、前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データの場合に、前記第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを要件とする。
また、この伝送システムは、上記の伝送システムにおいて、前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データ以外の場合に、前記第1の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを要件とする。
また、この伝送システムは、各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、を備えたことを要件とする。
この伝送システムによれば、各伝送装置が隣接する伝送装置とデータの送受信を実行してエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトにより回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定でき、最適な経路を選択することができる。
また、この伝送システムによれば、第1の回線コストおよび第2の回線コストを算出し、第1の回線コストまたは第2の回線コストに基づいて経路選択を行うので、管理者は、エラーレイトの低い経路にてデータ伝送を行うのか、到達時間の少ない経路にてデータ伝送を行うのか選択可能となり、管理者の嗜好に応じたデータ送信が可能となる。
また、この伝送システムによれば、伝送対象となるデータが音声データの場合に、第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定するので、エラーレイトよりも到達時間の影響を受けやすい音声データを効率よく宛先に送信することができる。
また、この伝送システムによれば、伝送対象となるデータが音声データ以外の場合に、第1の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定するので、効率よくデータを宛先に送信することができる。
また、この伝送システムによれば、各伝送装置が隣接する伝送装置とデータ通信を実行して到達時間を算出し、算出した到達時間により回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定でき、最適な経路を選択することができる。
以下に添付図面を参照して、この発明に係る伝送システムの好適な実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施例1にかかる伝送システムの概要および構成について説明する。図1は、本実施例1にかかる伝送システムの概要および特徴を示す図である。同図に示すように、この伝送システムは、伝送装置100〜500を備える。各伝送装置100〜500は、定期的(あるいは不定期)に、隣接する伝送装置とデータの送受信を実行してエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトに基づいて、伝送装置間の回線コストを設定する。本実施例1では、特に、エラーレイトが大きいものほど回線コストを大きく設定する。
図1に示す例では、伝送装置100と伝送装置200との間で送受信されるデータのエラーレイト(Error Rate;ER)が、1×10−12≦ER<1×10−11であり、回線コストが20に設定されている。また、伝送装置200と伝送装置300との間で送受信されるデータのエラーレイトが、1×10−11≦ER<1×10−10であり、回線コストが30に設定されている。
また、伝送装置100と伝送装置400との間、伝送装置400と伝送装置500との間、伝送装置500と伝送装置300との間で送受信されるデータにエラーが発生しない場合(あるいは、エラーレイトが閾値未満の場合)には、基本回線コストとして、回線コストが10に設定される。
そして、例えば、伝送装置100から伝送装置300にデータを伝送する場合の経路は、伝送装置200を介して伝送装置300に到達するA経路と、伝送装置400,500を介して伝送装置300に到達するB経路とが存在する。
この場合、伝送装置100は、A経路の回線コストとB経路の回線コストとを算出し、算出した回線コストのうち小さいほうの回線コストに対応する経路をデータの伝送経路として選択する。図1に示す例では、A経路の回線コスト(A経路に含まれる回線コストの合計)が50となり、B経路の回線コスト(B経路に含まれる回線コストの合計)が30となるので、伝送装置100は、回線コストがA経路と比較して小さいB経路を選択して、データを伝送装置300に送信する。
このように、本実施例1にかかる伝送システムは、各伝送装置100〜500が隣接する伝送装置とデータの送受信を実行してエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトにより回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定でき、最適な経路を選択することができる。
次に、図1に示した伝送装置100〜500の構成について説明する。なお、伝送装置100〜500の構成に関する説明は同様であるため、ここでは一例として、伝送装置100の構成について説明を行い、伝送装置200〜500の説明は省略する。
図2は、本実施例1にかかる伝送装置100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この伝送装置100は、E/O部101と、O/E部102と、クロスコネクト103と、警告判定部104と、光ユニット110,130と、CP(Control Plane)部140と、回線コストデータベース141と、回線接続データベース142と、を備えて構成される。なお、ここでは、説明の便宜上、光ユニット110,130のみを示すが、この伝送装置100は、その他にも光ユニットを備えているものとする。
このうち、E/O部101は、光ユニット110から入力される電気信号を光信号に変換する手段であり、変換した光信号を、対向装置(伝送装置200)に出力する。O/E部102は、対向装置から入力される光信号を電気信号に変換する手段であり、変換した電気信号を光ユニット110に出力する。
クロスコネクト103は、各光ユニット110,130から入力される主信号を、予め設定された宛先となる光ユニットに出力する手段である。例えば、クロスコネクト103は、光ユニット130から入力される主信号を、光ユニット110に出力する。警告判定部104は、光ユニット110からエラーレイトを取得し、取得したエラーレイトが閾値以上となった場合に、出力装置(モニタ、スピーカなど;図示略)によって警報を通知する手段である。
光ユニット110,130は、エラーレイト算出にかかる各種の情報を生成する手段である。なお、光ユニット110および光ユニット130(他の光ユニット)の説明は同様であるため、ここでは光ユニット110の説明のみを行う。
光ユニット110は、図2に示すように、OH挿入部111、第1パリティ計算部112、第1エラーカウント部113、OH分離部114、第2パリティ計算部115、パリティ抽出部116、エラー検出部117、エラーレイト変換部118を備える。
このうち、OH挿入部111は、クロスコネクト103から主信号を取得した場合に、この主信号に含まれる制御情報の領域(Over Head ByteのB2byte位置、M1byteまたはM0byte及びM1byte位置)に、第1パリティ計算部112から取得するパリティと、第1エラーカウント部113から取得するエラー個数を挿入した主信号を生成する手段である。図3は、OH挿入部111が生成する主信号のデータ構造の一例を示す図である。OH挿入部111は、生成した主信号をE/O部101に出力する。
第1パリティ計算部112は、クロスコネクト103から出力される主信号のデータ領域に基づいてパリティを計算する手段である。第1パリティ計算部112は、計算結果となるパリティをOH挿入部111に出力する。
第1エラーカウント部113は、エラー検出部117からエラー個数を取得し、秒単位にてエラー個数をカウントする手段である。第1エラーカウント部113は、カウントしたエラー個数をOH挿入部111およびエラーレイト変換部118に出力する。
OH分離部114は、O/E部102から電気信号を取得し、取得した電気信号から主信号と制御情報(Over Head Byte、M1byteまたはM0byte及びM1byte)とを抽出する手段である。OH分離部114は、抽出した主信号を第2パリティ算出部115およびクロスコネクト103に出力し、制御情報をパリティ抽出部116およびエラー個数取得部119に出力する。
第2パリティ計算部115は、OH分離部114から主信号を取得した場合に、この主信号のデータ領域に基づいてパリティを計算する手段である。第2パリティ計算部115は、算出したパリティをエラー検出部117に出力する。
パリティ抽出部116は、OH分離部114から制御情報を取得した場合に、この制御情報に含まれるパリティを抽出する手段である。パリティ抽出部116は、抽出したパリティをエラー検出部117に出力する。
エラー検出部117は、パリティ抽出部116から取得するパリティ(以下、第1パリティ)と、第2パリティ計算部115から取得するパリティ(以下、第2パリティ)とを比較することにより、エラーを検出する手段である。
具体的に、エラー検出部117は、第1パリティと第2パリティとが異なる場合に、異なる値の数だけエラー個数を第1エラーカウント部113に出力する。例えば、第1パリティが「1100」、第2パリティが「1111」である場合には、パリティの値が2箇所異なるので、エラー個数「2」を第1エラーカウント部113に出力する。なお、エラー検出部117は、第1パリティと第2パリティとが等しい場合には、エラー個数の出力を行わない(あるいは、エラー個数「0」を出力する)。
エラーレイト変換部118は、第1エラーカウント部113からエラー個数を取得した場合に、エラーレイトを算出する手段である。エラーレイトは、1秒間に送信したデータ数のうち、何個エラーしたかを示す値であり、例えば、
エラーレイト=エラー個数/全データ数
によって算出することができる。エラーレイト変換部118は、算出したエラーレイトを警告判定部104に出力する。
エラー個数取得部119は、OH分離部114から制御情報を取得した場合に、この制御情報に含まれるエラー個数を抽出する手段である。このエラー個数取得部119は、抽出したエラー個数を第2エラーカウント部120に出力する。
第2エラーカウント部120は、エラー個数取得部119からエラー個数を取得し、秒単位にてエラー個数をカウントすると共に、カウントしたエラー個数に基づいてエラーレイトを算出する手段である。第2エラーカウント部120は、エラーレイトを上記したエラーレイト変換部118と同様の手法を用いて算出する。第2エラーカウント部120は、算出したエラーレイトを警告判定部104およびCP部140に出力する。
CP部140は、データ伝送にかかる各種の処理を実行する手段であり、特に、本発明に密接に関連するものとしては、エラーレイトに基づいて回線コストを判定する。例えば、CP部140は、伝送装置200とのデータ送受信において、エラーレイトが高くなった場合に、自動的に伝送装置100と伝送装置200との間の回線コストを増加させる。
図2に示すように、CP部140は、回線コストデータベース141および回線接続データベース142に接続されている。ここで、回線コストデータベース141は、回線コストを判定するためのエラーレイト・コスト管理テーブルと、隣接する伝送装置間の回線コストを管理する回線コスト管理テーブルとを記憶する記憶手段である。
図4は、エラーレイト・コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、このエラーレイト・コスト管理テーブルは、各回線種別(OC3、OC12、OC48、OC192)に応じたエラーレイトの回線コストを示している。例えば、回線種別が「OC3」であり(各伝送装置間の回線種別は予め設定されているものとする)、エラーレイトが1×10−11≦ER<1×10−10となる場合には、回線コストは「20」となる。
なお、各伝送装置間に設定される回線コストは、エラーレイト・コスト管理テーブルによって求めた回線コストに基本コスト(基本コストは、予め管理者が設定しておくものとする)を加算した値となる。具体的に、伝送装置100と伝送装置200との回線種別が「OC3」であり、エラーレイトが「1×10−11≦ER<1×10−10 となり、基本コストが「10」である場合には、CP部140は、伝送装置100,200間の回線コストを「30」に設定する(後述する回線コスト管理テーブルに登録する)。
図5は、本実施例1にかかる回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この回線コスト管理テーブルは、対向伝送装置識別情報および回線コストを有する。ここで、対向伝送装置識別情報は、自身の伝送装置に対向して接続された伝送装置を識別する識別情報である。例えば、伝送装置100の対向伝送装置識別情報は、伝送装置200の識別情報となる。
図5に示す例では、伝送装置100から対向伝送装置識別情報「10010」の伝送装置に至る経路の回線コストが「10」に設定され、伝送装置100から対向伝送装置識別情報「10020」の伝送装置に至る経路の回線コストが「20」に設定されている。
CP部140は、伝送装置100を識別する情報と、回線コスト管理テーブルに登録された情報とを対応付けて、伝送装置200〜500に送信すると共に、伝送装置200〜500から回線コスト管理テーブル(伝送装置200〜300に記憶された回線コスト管理テーブル)と伝送装置を識別する情報とが対応付けられた情報を取得して、各伝送装置間で回線コストの同期化を行う。例えば、CP部140は、周知技術となるOSPF−TE(Open Shortest Path First-Traffic Engineering)機能を利用して、各伝送装置間で回線コストの同期化を行う。
回線接続データベース142は、各伝送装置間の回線コストの情報を記憶する記憶手段である。なお、回線接続データベース142の情報は、上記した同期化が行われるたびに更新される。図6は、本実施例1にかかる回線接続データベース142のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この回線接続データベース142は、回線識別情報と、回線コストと、第1伝送装置識別情報と、第2伝送装置識別情報とを備える。
ここで、回線識別情報は、伝送装置間の各回線(通信経路)を識別する情報である。回線コストは、回線識別情報によって識別される回線の回線コストを示す。第1伝送装置識別情報および第2伝送装置識別情報は、回線識別情報によって識別される回線を挟む伝送装置を識別する情報である。例えば、回線識別情報「20010」によって識別される回線が伝送装置100,200間の回線である場合には、第1伝送装置識別情報は、伝送装置100の識別情報、第2伝送装置識別情報は、伝送装置200の識別情報となる。
CP部140は、データを宛先に送信する場合には、回線接続データベース142を基にして、宛先に至る複数の経路を抽出し、抽出した経路の回線コストを算出すると共に、算出した経路のうち、回線コストが最小となる経路を選択してデータを宛先に送信する(図1参照)。
次に、本実施例1にかかる伝送装置100の処理手順について説明する。図7は、本実施例1にかかる伝送装置100の処理手順を示すフローチャートである。同図に示すように、伝送装置100は、基本コストを設定し(管理者によって設定される基本コストを受け付け)(ステップS101)、エラーレイトに対する回線コストを設定する(ステップS102)。
そして、伝送装置100は、対向装置からデータを取得した場合に、取得したデータの制御情報に含まれるエラー個数を取得し(ステップS103)、エラーレイトを算出する(ステップS104)。
その後、伝送装置100は、エラーレイト・コスト管理テーブルに基づいて、回線コストを設定し(ステップS105)、回線コストデータベース141(回線コストデータベース141に含まれる回線コスト管理テーブル)を更新する(ステップS106)。
そして、伝送装置100は、回線コストの同期化を実行し(ステップS107)、回線接続データベース142を更新する(ステップS108)。伝送装置100は、引き続き、処理を継続する場合には(ステップS109,Yes)、ステップS101に移行し、処理を継続しない場合には(ステップS109,No)、処理を終了する。
このように、伝送装置100は、対向装置となる伝送装置200からデータの送受信を行ってエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトに基づいて、回線コストを設定するので、伝送装置間のコストを正確に設定することができる。
上述してきたように、本実施例1にかかる伝送システムは、各伝送装置100〜500が隣接する伝送装置とデータの送受信を実行してエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトにより回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定し、最適な経路を選択することができる。
次に、本実施例2にかかる伝送システムの概要および特徴について説明する。図8は、本実施例2にかかる伝送システムの概要および特徴を示す図である。同図に示すように、この伝送システムは、伝送装置600〜1000を備える。各伝送装置600〜1000は、隣接する伝送装置とデータの送受信を実行して、データの到達時間(伝送装置から送信されたデータが隣接する伝送装置に到達するまでの時間)を算出し、算出した到達時間に基づいて、伝送装置間の回線コストを設定する。
図8に示す例では、伝送装置600と伝送装置700との間で送受信されるデータの到達時間Tが、T<1msであり、回線コストが10に設定されている。また、伝送装置700と伝送装置800との間で送受信されるデータの到達時間Tが、1ms≦T<3msであり、回線コストが60に設定されている。また、伝送装置600と伝送装置900との間で送受信されるデータの到達時間Tが、T<1msであり、回線コストが10に設定されている。
また、伝送装置900と伝送装置1000との間で送受信されるデータの到達時間Tが1ms≦T<3msであり、回線コストが60に設定されている。また、伝送装置1000と伝送装置800との間で送受信されるデータの到達時間Tが1ms≦T<3msであり、回線コストが60に設定されている。
そして、例えば、伝送装置600から伝送装置800にデータを伝送する場合の経路は、伝送装置700を介して伝送装置800に到達するC経路と、伝送装置900,1000を介して伝送装置800に到達するD経路とが存在する。
この場合、伝送装置600は、C経路の回線コストとD経路の回線コストとを算出し、算出した回線コストのうち小さい方の回線コストに対応する経路をデータの伝送経路として選択する。図8に示す例では、C経路の回線コスト(C経路に含まれる回線コストの合計)が70となり、D経路の回線コスト(D経路に含まれる回線コストの合計)が130となるので、伝送装置600は、回線コストがD経路と比較して小さいC経路を選択して、データを伝送装置800に送信する。
このように、本実施例2にかかる伝送システムは、各伝送装置600〜1000が隣接する伝送装置とデータ通信を実行して到達時間を算出し、算出した到達時間により回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定でき、最適な経路を選択することができる。
なお、本実施例2の伝送システムでは、送信元となる伝送装置が、LMP(Link Management Protocol)による接続の際に、テストシグナル(Test signal)として使用するJ0byteのマルチフレーム(複数のフレームを接続して一つの信号として取り扱うフレーム)内に送信時間の情報を付加して送信し、このマルチフレームを受信した伝送装置(対向装置)は、マルチフレーム内の送信時間と、自装置の時間情報とに基づいて、伝送路の到達時間を判定する。
そして、対向装置は、到達時間をマルチフレーム内に挿入して、送信元となる伝送装置に返信し、マルチフレームを受信した伝送装置は、マルチフレームに含まれる到達時間を基にして、回線コストの増減を行う。
次に、図8に示した伝送装置600〜1000の構成について説明する。なお、伝送装置600〜1000の構成に関する説明は同様であるため、ここでは一例として、伝送装置600の構成について説明を行い、伝送装置700〜1000の説明は省略する。
図9は、本実施例2にかかる伝送装置600の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この伝送装置600は、E/O部601と、O/E部602と、クロスコネクト603と、NTP(Network Time Protocol)クライアント604と、RTC(Real Time Clock)605と、光ユニット610,620と、CP部630と、回線コストデータベース631と、回線接続データベース632とを備えて構成される。なお、ここでは、説明の便宜上、光ユニット610,620のみを示すが、この伝送装置600は、その他にも光ユニットを備えているものとする。
このうち、E/O部601は、光ユニット610から入力される電気信号を光信号に変換する手段であり、変換した光信号を、対向装置(伝送装置700)に出力する。O/E部602は、対向装置から入力される光信号を電気信号に変換する手段であり、変換した電気信号を光ユニット610に出力する。
クロスコネクト603は、各光ユニット610,620から入力される主信号を、予め設定された宛先となる光ユニットに出力する手段である。例えば、クロスコネクト603は、光ユニット620から入力される主信号を、光ユニット610に出力する。
NTPクライアント604は、他の伝送装置700〜1000とデータ通信を実行して、RTC605の時刻を他の伝送装置700〜1000のRTCと同期させる手段である。RTC605は、時刻情報を光ユニット610,620(あるいはその他の光ユニット)に出力する手段である。
光ユニット610,620は、到達時間算出にかかる各種の情報を生成する手段である。なお、光ユニット610および光ユニット620(他の光ユニット)の説明は同様であるため、個々では光ユニット610の説明のみを行う。
光ユニット610は、図9に示すように、OH挿入部611、J0バイト合成部612、送信時間作成部613、ユニークデータ取得部614、OH分離部615、J0バイト受信部616、到達時間作成部617を備える。
このうち、OH挿入部611は、クロスコネクト603から主信号を取得した場合に、J0バイト合成部612から取得する各種情報(ユニークデータ、送信時間、到達時間)を、この主信号の制御情報(Over Head Byte)の領域に挿入したマルチフレームを生成する手段である。OH挿入部611は、生成したマルチフレームをE/O部601に出力する。
ここで、ユニークデータは、CP部630が外部から設定されたインターフェース固有のデータであり、他のユニークデータと重複しないものとなる。かかるユニークデータを参照することによって、例えば、マルチフレームの送信元となる伝送装置およびマルチフレームを識別することができる。
送信時間は、伝送装置600がマルチフレームを送信した時刻を識別する情報である。到達時間は、対向装置(図9に示す例では伝送装置700)から伝送装置600までの伝送時間を示す。
図10は、OH挿入部611が生成するマルチフレームのデータ構造の一例を示す図である。同図に示す例では、1〜56byteにユニークデータが格納され、57〜60byteに送信時間が格納され、61〜62byteに到達時間が格納され、63〜64byteには、マルチフレームのエンドデータが格納される。
J0バイト合成部612は、送信時間作成部613から送信時間、ユニークデータ取得部614からユニークデータ、到達時間作成部617から到達時間をそれぞれ取得し、取得した送信時間、ユニークデータおよび到達時間の情報をOH挿入部611に出力する。
送信時間作成部613は、RTC605から入力される時刻情報を基にして、送信時間の情報を作成する手段である。送信時間作成部613は、作成した送信時間の情報をJ0バイト合成部612に出力する。ユニークデータ取得部614は、CP部630からユニークデータを取得した場合に、取得したユニークデータをJ0バイト合成部612に出力する手段である。
OH分離部615は、O/E部602から電気信号を取得した場合に、取得した電気信号に含まれる主信号および制御情報(ユニークデータ、送信時間、到達時間)を抽出する手段である。そして、OH分離部615は、制御情報をJ0バイト受信部616に出力し、主信号をクロスコネクト603に出力する。
J0バイト受信部616は、OH分離部615から制御情報を取得した場合に、制御情報に含まれるユニークデータおよび到達時間をCP部630に出力し、送信時間を到達時間作成部617に出力する手段である。
到達時間作成部617は、RTC605から取得する時刻情報と、J0バイト受信部616から取得する送信時間とを比較することにより、到達時間を作成する手段である。到達時間作成部617は、作成した到達時間の情報をJ0バイト合成部612に出力する。
CP部630は、データ伝送にかかる各種の処理を実行する手段であり、特に、本発明に密接に関連するものとしては、到達時間に基づいて回線コストを設定する。例えば、CP部630は、到達時間が長くなった場合に、自動的に伝送装置600と伝送装置700との間の回線コストを増加させる。
図9に示すように、CP部630は、回線コストデータベース631および回線接続データベース632に接続されている。ここで、回線コストデータベース631は、回線コストを判定するための到達時間・コスト管理テーブルと、隣接する伝送装置間の回線コストを管理する回線コスト管理テーブルとを記憶する記憶手段である。
図11は、到達時間・コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この到達時間・コスト管理テーブルは、回線種別(OC3、OC12、OC48、OC192)に応じた到達時間の回線コストを示している。例えば、回線種別が「OC3」であり(各伝送装置間の回線種別は予め設定されているものとする)、到達時間Tが1ms≦T<3msとなる場合には、回線コストは「50」となる。
なお、各伝送装置間に設定される回線コストは、到達時間・コスト管理テーブルによって求めた回線コストに基本コスト(基本コストは、予め管理者が設定しておくものとする)を加算した値となる。具体的に、伝送装置600と伝送装置700との回線種別が「OC3」であり、到達時間が「1ms≦T<3msとなり、基本コストが「10」である場合には、CP部630は、伝送装置600,700間の回線コストを「60」に設定する(後述する回線コスト管理テーブルに登録する)。
図12は、本実施例2にかかる回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この回線コスト管理テーブルは、対向伝送装置識別情報および回線コストを有する。ここで、対向伝送装置識別情報は、自身の伝送装置に対向して接続された伝送装置を識別する識別情報である。例えば、伝送装置600の対向伝送装置識別情報は、伝送装置700の識別情報となる。
図12に示す例では、伝送装置600から対向伝送装置識別情報「10010」の伝送装置に至る経路の回線コストが「10」に設定され、伝送装置600から対向伝送装置識別情報「10020」の伝送装置に至る経路の回線コストが「60」に設定されている。
CP部630は、伝送装置600を識別する情報と、回線コスト管理テーブルに登録された情報とを対応付けて、伝送装置700〜1000に送信すると共に、伝送装置700〜1000から回線コスト管理テーブル(伝送装置200〜300に記憶された回線コスト管理テーブル)と伝送装置を識別する情報とが対応付けられた情報を取得して、各伝送装置間で回線コストの同期化を行う。例えば、CP部630は、周知技術となるOSPF−TE機能を利用して、各伝送装置間で回線コストの同期化を行う。
回線接続データベース632は、各伝送装置間の回線コストの情報を記憶する記憶手段である。なお、回線接続データベース632の情報は、上記した同期化が行われるたびに更新される。図13は、本実施例2にかかる回線接続データベース632のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この回線接続データベース632は、回線識別情報と、回線コストと、第1伝送装置識別情報と、第2伝送装置識別情報とを備える。
ここで、回線識別情報は、伝送装置間の各回線(通信経路)を識別する情報である。回線コストは、回線識別情報によって識別される回線の回線コストを示す。第1伝送装置識別情報および第2伝送装置識別情報は、回線識別情報によって識別される回線を挟む伝送装置を識別する情報である。例えば、回線識別情報「20010」によって識別される回線が伝送装置600,700間の回線である場合には、第1伝送装置識別情報は、伝送装置600の識別情報、第2伝送装置識別情報は、伝送装置700の識別情報となる。
CP部630は、データを宛先に送信する場合には、回線接続データベース632を基にして、宛先に至る複数の経路を抽出し、抽出した経路の回線コストを算出すると共に、算出した経路のうち、回線コストが最小となる経路を選択してデータを宛先に送信する(図8参照)。
次に、本実施例2かかる伝送システムの処理手順について説明する。図14は、本実施例2にかかる伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。なお、図14では、一例として、伝送装置600,700がマルチフレームを送受信する場合について説明する。
図14に示すように、伝送装置600は、送信時間を設定してマルチフレームを伝送装置700に送信し(ステップS201)、伝送装置700は、マルチフレームを受信する(ステップS202)。
そして、伝送装置700は、マルチフレームに含まれる送信時間と自装置時間とを比較して到達時間を算出し(ステップS203)、算出した到達時間を設定してマルチフレームを伝送装置600に送信する(ステップS204)。
伝送装置600は、伝送装置700からマルチフレームを受信し(ステップS205)、マルチフレームに含まれる到達時間を抽出して、到達時間から回線コストを設定する(ステップS206)。
このように、伝送装置600は、対向装置となる伝送装置700からマルチフレームの送受信を行って到達時間を算出し、算出した到達時間に基づいて、回線コストを設定するので、伝送装置間のコストを正確に設定することができる。
上述してきたように、本実施例2にかかる伝送システムは、各伝送装置600〜1000が隣接する伝送装置とマルチフレームの送受信を実行して到達時間を算出し、算出した到達時間により回線コストを設定するので、管理者にかかる負担を軽減させ、時々刻々と変化する経路の状態変化に対応して回線コストを設定し、最適な経路を選択することができる。
次に、本実施例3にかかる伝送システムの概要および特徴について説明する。本実施例3にかかる伝送システムは、上述した実施例1において説明した方式(エラーレイトを基にして回線コストを算出する方式)および実施例2において説明した方式(到達時間を基にして回線コストを算出する方式)を利用して、回線コストを設定する。
以下の説明において、エラーレイトに基づいて算出された回線コストを第1回線コストと表記し、到達時間を基にして回線コストを算出された回線コストを第2回線コストと表記する。
伝送システムの管理者は、第1回線コストを利用するのか、あるいは、第2回線コストを利用するのかを予め設定しておき、各伝送装置は、設定された回線コスト(第1回線コストあるいは第2回線コスト)に基づいて、最適な経路(回線コストが最小となる経路)を選択し、選択した経路によってデータ伝送を実行する。
このように、本実施例3にかかる伝送システムは、第1回線コストおよび第2回線コストを算出し、予め設定された回線コスト種別に基づいて経路選択を行うので、管理者は、エラーレイトの低い経路にてデータ伝送を行うのか、到達時間の少ない経路にてデータ伝送を行うのか選択可能となり、管理者の嗜好に応じたデータ送信が可能となる。
例えば、伝送装置は、エラーに弱く、遅延時間の影響が少ないデータを伝送する場合には、第1回線コストを利用して経路選択を行う。また、伝送装置は、エラーに強く、遅延時間の影響を受けやすい音声データを伝送する場合は、第2回線コストを利用して経路選択を行う。
次に、本実施例3にかかる伝送装置の構成について説明する。図15は、本実施例3にかかる伝送装置1100の構成を示す機能ブロック図である。同図に示すように、この伝送装置1100は、光ユニット1110,1120と、CP部1130と、回線エラーコストデータベース1131と、到達時間コストデータベース1132と、回線接続データベース1133とを備えて構成される。また、この伝送装置1100は、対向装置となる伝送装置1200,1300に光ファイバ等によって接続されている。
ここで、光ユニット1110,1120は、エラーレイト算出および到達時間算出にかかる各種の情報を生成する手段である。なお、光ユニット1110および光ユニット1120の説明は同様であるため、ここでは光ユニット1110の説明のみを行う。
光ユニット1110は、対向装置1200との間でデータの送受信を行い、エラーレイトおよび到達時間を算出する手段である。
(エラーレイト算出について)
光ユニット1110は、図2に示した光ユニット110と同様の手法を用いて、エラーレイトを算出する。具体的に、光ユニット1110は、主信号を対向装置(伝送装置1200)に送信する場合に、OH挿入部111、第1パリティ計算部112、第1エラーカウント部113に対応する処理を実行して、第1パリティ計算部112から取得するパリティと、第1エラーカウント部113から取得するエラー個数とを挿入した主信号を生成し、主信号を対向装置に送信する。
そして、主信号を対向装置から受信した場合に、光ユニット1110は、OH分離部114、第2パリティ計算部115、パリティ抽出部116、エラー検出部117、エラー個数取得部119、第2エラーカウント部120に対応する処理を実行して、エラーレイトを算出し、エラーレイトの情報をCP部1130に出力する。
(到達時間算出について)
光ユニット1110は、図9に示した光ユニット610と同様の手法を用いて、到達時間を算出する。具体的に、光ユニット1110は、主信号(マルチフレーム)を対向装置(伝送装置1200)に送信する場合に、OH挿入部611、J0バイト合成部612、送信時間作成部613、ユニークデータ取得部614、到達時間作成部617に対応する処理を実行して、ユニークデータ、送信時間、到達時間を挿入した主信号を生成し、主信号を対向装置に送信する。
そして、主信号を対向装置から受信した場合に、光ユニット1110は、OH分離部615、J0バイト受信部616に対応する処理を実行して、ユニークデータおよび到達時間の情報をCP部1130に出力する。
CP部1130は、データ伝送にかかる各種の処理を実行する手段であり、特に、本発明に密接に関連するものとしては、エラーレイトに基づいて第1回線コストを算出し、到達時間に基づいて第2回線コストを算出することにより、各伝送装置間の回線コストを設定する。
図15に示すように、CP部1130は、回線エラーコストデータベース1131、到達時間コストデータベース1132、回線接続データベース1133に接続されている。ここで、回線エラーコストデータベース1131は、エラーレイトによる第1回線コストを判定するためのエラーレイト・コスト管理テーブルと、隣接する伝送装置間の第1回線コストを管理する第1回線コスト管理テーブルとを記憶する記憶手段である。
エラーレイト・コスト管理テーブルは、実施例1の図4に示したエラーレイト・コスト管理テーブルと同様である。図4を用いて説明すると、例えば、回線種別が「OC3」であり(各伝送装置間の回線種別は予め設定されているものとする)、エラーレイトが1×10−11≦ER<1×10−10となる場合には、第1回線コストは「20」となる。
なお、各伝送装置間に設定される第1回線コストは、エラーレイト・コスト管理テーブルによって求めた回線コストに基本コスト(基本コストは、予め管理者が設定しておくものとする)を加算した値となる。具体的に、伝送装置1100と伝送装置1200との回線種別が「OC3」であり、エラーレイトが「1×10−11≦ER<1×10−10 となり、基本コストが「10」である場合には、CP部1130は、伝送装置1100,1200間の第1回線コストを「30」に設定する(後述する第1回線コスト管理テーブルに登録する)。
図16は、第1回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この第1回線コスト管理テーブルは、対向伝送装置識別情報および回線コストを有する。ここで、対向伝送装置識別情報は、自身の伝送装置に対向して接続された伝送装置を識別する識別情報である。例えば、伝送装置1100の対向伝送装置識別情報は、伝送装置1200の識別情報、伝送装置1300の識別情報となる。
図16に示す例では、伝送装置1100から対向伝送装置識別情報「10010」の伝送装置に至る経路の回線コストが「10」に設定され、伝送装置1100から対向伝送装置識別情報「10020」の伝送装置に至る経路の回線コストが「20」に設定されている。
次に、到達時間コストデータベース1132は、第2回線コストを判定するための到達時間・コスト管理テーブルと、隣接する伝送装置間の第2回線コストを管理する第2回線コスト管理テーブルとを記憶する記憶手段である。
到達時間・コスト管理テーブルは、実施例2の図11に示した到達時間・コスト管理テーブルと同様である。図11を用いて説明すると、例えば、回線種別が「OC3」であり(各伝送装置間の回線種別は予め設定されているものとする)、到達時間Tが1ms≦T<3msとなる場合には、第2回線コストは「50」となる。
なお、各伝送装置間に設定される第2回線コストは、到達時間・コスト管理テーブルによって求めた第2回線コストに基本コスト(基本コストは、予め管理者が設定しておくものとする)を加算した値となる。具体的に、伝送装置1100と伝送装置1200との回線種別が「OC3」であり、到達時間が「1ms≦T<3msとなり、基本コストが「10」である場合には、CP部1130は、伝送装置1100,1200間の回線コストを「60」に設定する(後述する第2回線コスト管理テーブルに登録する)。
図17は、第2回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この第2回線コスト管理テーブルは、対向伝送装置識別情報および第2回線コストを有する。ここで、対向伝送装置識別情報は、自身の伝送装置に対向して接続された伝送装置を識別する識別情報である。例えば、伝送装置1100の対向伝送装置識別情報は、伝送装置1200の識別情報、伝送装置1300の識別情報となる。
図17に示す例では、伝送装置1100から対向伝送装置識別情報「10010」の伝送装置に至る経路の第2回線コストが「10」に設定され、伝送装置1100から対向伝送装置識別情報「10020」の伝送装置に至る経路の第2回線コストが「60」に設定されている。
CP部1130は、例えば、OSPF−TE通信を実行して、他の伝送装置との間で第1回線コストおよび第2回線コストの同期を実行する。図18は、本実施例3にかかる伝送装置1100が回線コスト同期に利用する信号のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、CP部1130は、OSPF−TE通信に使用される回線コストの信号長(32bit)の内、16bitを第1回線コスト、残り16bitに第2回線コストを割り当てる。
CP部1130は、他の伝送装置と図18に示した信号を送受信することで、各伝送装置間の第1回線コスト、第2回線コストを管理する回線接続データベースを生成する。図19は、本実施例3にかかる回線接続データベース1133のデータ構造の一例を示す図である。同図に示すように、この回線接続データベース1133は、回線識別情報と、第1回線コストと、第2回線コストと、第1伝送装置識別情報と、第2伝送装置識別情報とを備える。
ここで、回線識別情報は、伝送装置間の各回線(通信経路)を識別する情報である。第1、2回線コストは、回線識別情報によって識別される回線の第1、2回線コストをそれぞれ示す。第1伝送装置識別情報および第2伝送装置識別情報は、回線識別情報によって識別される回線を挟む伝送装置を識別する情報である。例えば、回線識別情報「20010」によって識別される回線が伝送装置1100,1200間の回線である場合には、第1伝送装置識別情報は、伝送装置1100の識別情報、第2伝送装置識別情報は、伝送装置1200の識別情報となる。
CP部1130は、データを宛先に送信する場合には、回線接続データベース1133を基にして、宛先に至る複数の経路を抽出し、抽出した経路の回線コストを算出すると共に、算出した経路のうち、回線コストが最小となる経路を選択してデータを宛先に送信する。
なお、CP部1130は、管理者によって「第1回線コスト」を利用して経路選択する旨が指定されている場合には、回線接続データベース1133を基にして、宛先に至る複数の経路を抽出し、抽出した経路の第1回線コストを算出すると共に、算出した経路のうち、第1回線コストが最小となる経路を選択してデータを宛先に送信する。
また、CP部1130は、管理者によって「第2回線コスト」を利用して経路選択する旨が指定されている場合には、回線接続データベース1133を基にして、宛先に至る複数の経路を抽出し、抽出した経路の第2回線コストを算出すると共に、算出した経路のうち、第2回線コストが最小となる経路を選択してデータを宛先に送信する。
一方で、CP部1130は、送信対象となるデータに基づいて、第1回線コストを利用するか、第2回線コストを利用するのかを判定しても良い。例えば、送信対象となるデータが「音声データ」の場合には、「第2回線コスト」を利用して、経路を選択し、「一般的なデータ(音声データ以外)」の場合に、「第1回線コスト」を利用して、経路を選択する。
更に、CP部1130は、第1,2回線コスト「双方」を利用して、経路を選択しても良い。例えば、CP部1130は、宛先に至る経路の第1回線コストの合計値と、第2回線コストの合計値とを算出し、第1回線コストの合計値および第2回線コストの合計値ともに最小となる経路を選択して、データを宛先に送信しても良い。
上述してきたように、本実施例3にかかる伝送システムは、第1回線コストおよび第2回線コストを算出し、予め設定された回線コスト種別に基づいて経路選択を行うので、管理者は、エラーレイトの低い経路にてデータ伝送を行うのか、到達時間の少ない経路にてデータ伝送を行うのか選択可能となり、管理者の嗜好に応じたデータ送信が可能となる。
ところで、本実施例において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部あるいは一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、制御手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。
また、図2、図9、図15等に示した伝送装置100〜1300の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。さらに、各装置にて行われる各処理機能は、その全部または任意の一部がCPUおよび当該CPUにて解析実行されるプログラムにて実現され、あるいは、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現され得る。
以上の実施例1〜3を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、
前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出するエラー算出手段と、
前記エラー算出手段によって算出されたエラーレイトに基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、
を備えたことを特徴とする伝送システム。
(付記2)前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定する第2の回線コスト判定手段と、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定する回線コスト設定手段とを更に備えたことを特徴とする付記1に記載の伝送システム。
(付記3)前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データの場合に、前記第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを特徴とする付記2に記載の伝送システム。
(付記4)前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データ以外の場合に、前記第1の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを特徴とする付記2または3に記載の伝送システム。
(付記5)各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、
前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、
前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、
を備えたことを特徴とする伝送システム。
(付記6)前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出するエラー算出手段と、前記エラー算出手段によって算出されたエラーレイトに基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定する第2の回線コスト判定手段と、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定する回線コスト設定手段とを更に備えたことを特徴とする付記5に記載の伝送システム。
(付記7)各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムの伝送方法であって、
前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出し、算出したエラーレイトを記憶装置に記憶するステップと、
前記記憶装置に記憶されたエラーレイトに基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定するステップと、
を含んだことを特徴とする伝送方法。
(付記8)前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出するステップと、前記到達時間に基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定するステップと、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定するステップとを更に含んだことを特徴とする付記7に記載の伝送方法。
(付記9)各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムの伝送方法であって、
前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出し、算出した到達時間を記憶装置に記憶するステップと、
前記記憶装置に記憶された到達時間に基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定するステップと、
を含んだことを特徴とする伝送方法。
(付記10)前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出するステップと、前記エラーレイトに基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定するステップと、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定するステップとを更に含んだことを特徴とする付記9に記載の伝送方法。
以上のように、本発明にかかる伝送システムは、データを伝送する伝送システムに有用であり、特に、時々刻々と変化する回線の状態に応じて伝送路を選択する必要のある伝送システムに適している。
本実施例1にかかる伝送システムの概要および特徴を示す図である。 本実施例1にかかる伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 OH挿入部が生成する主信号のデータ構造の一例を示す図である。 エラーレイト・コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる回線接続データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例1にかかる伝送装置の処理手順を示すフローチャートである。 本実施例2にかかる伝送システムの概要および特徴を示す図である。 本実施例2にかかる伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 OH挿入部が生成するマルチフレームのデータ構造の一例を示す図である。 到達時間・コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例2にかかる回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例2にかかる回線接続データベースのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例2にかかる伝送システムの処理手順を示すフローチャートである。 本実施例3にかかる伝送装置の構成を示す機能ブロック図である。 第1回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 第2回線コスト管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 本実施例3にかかる伝送装置が回線コスト同期に利用する信号のデータ構造の一例を示す図である。 本実施例3にかかる回線接続データベースのデータ構造の一例を示す図である。
符号の説明
100,200,300,400,500,600,700,800,900,1000,1100,1200,1300 伝送装置
101,601 E/O部
102,602 O/E部
103,603 クロスコネクト
104 警告判定部
110,130,610,620,1110,1120 光ユニット
111,611 OH挿入部
112 第1パリティ計算部
113 第1エラーカウント部
114,615 OH分離部
115 第2パリティ計算部
116 パリティ抽出部
117 エラー検出部
118 エラーレイト変換部
119 エラー個数取得部
120 第2エラーカウント部
140,630,1130 CP部
141,631 回線コストデータベース
142,632,1133 回線接続データベース
604 NTPクライアント
605 RTC
612 J0バイト合成部
613 送信時間作成部
614 ユニークデータ取得部
616 J0バイト受信部
617 到達時間作成部
1131 回線エラーコストデータベース
1132 到達時間コストデータベース

Claims (5)

  1. 各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、
    前記伝送装置間で送受信されるデータのエラーレイトを算出するエラー算出手段と、
    前記エラー算出手段によって算出されたエラーレイトに基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、
    を備えたことを特徴とする伝送システム。
  2. 前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第2の回線コストを判定する第2の回線コスト判定手段と、前記第1の回線コストまたは第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定する回線コスト設定手段とを更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。
  3. 前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データの場合に、前記第2の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを特徴とする請求項2に記載の伝送システム。
  4. 前記回線コスト設定手段は、伝送対象となるデータが音声データ以外の場合に、前記第1の回線コストによって各伝送装置間の回線コストを設定することを特徴とする請求項2または3に記載の伝送システム。
  5. 各伝送装置間に設定される回線コストによってデータの送信経路を判定する伝送システムであって、
    前記伝送装置間で送受信されるデータの到達時間を算出する到達時間算出手段と、
    前記到達時間算出手段によって算出された到達時間に基づいて各伝送装置間の第1の回線コストを判定する第1回線コスト判定手段と、
    を備えたことを特徴とする伝送システム。
JP2007330730A 2007-12-21 2007-12-21 伝送システム Withdrawn JP2009153029A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330730A JP2009153029A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 伝送システム
US12/230,246 US20090162075A1 (en) 2007-12-21 2008-08-26 Transmission system and transmission method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007330730A JP2009153029A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 伝送システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2009153029A true JP2009153029A (ja) 2009-07-09

Family

ID=40788790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007330730A Withdrawn JP2009153029A (ja) 2007-12-21 2007-12-21 伝送システム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20090162075A1 (ja)
JP (1) JP2009153029A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204438A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3355498A1 (en) * 2017-01-30 2018-08-01 Xieon Networks S.à r.l. Method and tool for service provisioning with improved spectral efficiency in grid-less optical networks
US11606141B2 (en) * 2021-05-10 2023-03-14 Fujitsu Limited Routing of optical signals

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6556817B1 (en) * 1999-12-13 2003-04-29 Motorola, Inc. Method and apparatus for selectively communicating in a wireless communication system based on varying time incremental costs of communication
EP1429500B1 (en) * 2002-12-11 2006-03-01 Nippon Telegraph and Telephone Corporation Method and device for multicast communication path calculation
US8031720B2 (en) * 2004-02-18 2011-10-04 Ntt Docomo, Inc. Packet transfer system, radio base station, and packet transfer route optimization method
US7978682B2 (en) * 2005-05-09 2011-07-12 At&T Intellectual Property I, Lp Methods, systems, and computer-readable media for optimizing the communication of data packets in a data network

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014204438A (ja) * 2013-04-01 2014-10-27 ▲ホア▼▲ウェイ▼技術有限公司 データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム

Also Published As

Publication number Publication date
US20090162075A1 (en) 2009-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8531987B2 (en) Performing a time measurement in a communication network
KR101443237B1 (ko) 통신 네트워크에서의 데이터 흐름에 대한 측정
CN100571165C (zh) 一种基于多业务传输环网拓扑结构自动发现的方法
EP2093925A1 (en) A method, an apparatus and a network element for tracing clock
US8837936B2 (en) Method and system for dynamic selection of transport path with lowest latency
EP2763359A1 (en) Communication system, sending device, communication device, failure notification method and non-temporary computer-readable medium storing program
US9800487B2 (en) Measurement on a data flow in a communication network
WO2019007431A1 (zh) 灵活以太网的故障通知、获取方法、装置以及通信设备
JP2007049383A (ja) 伝送装置、ネットワーク管理方法およびネットワーク管理プログラム
JP2012527808A (ja) 非oam観測(observent)クライアントへのデータ伝送経路特性の信号送信の方法
JP2012527808A5 (ja)
JP3522247B2 (ja) 多重転送システム及び装置
WO1998044666A2 (en) Integration of a path verification message within a signal
US20070230083A1 (en) Communications line monitoring system, relay apparatus, and communications line monitoring method
US20120047419A1 (en) Transmission system
US10972309B2 (en) Method and device for automatically discovering cross-node service topology on transoceanic multiple section shared protection ring
JP2009153029A (ja) 伝送システム
JP2009231906A (ja) データ伝送システム、伝送装置、およびプロテクション制御方法
WO2019015462A1 (zh) 一种检测块发送和接收的方法、网络设备和系统
JP5298592B2 (ja) タイムスタンプパケット通信システム、タイムスタンプパケット送信機、タイムスタンプパケット受信機
JP5103900B2 (ja) パス状態監視方法及び装置
CN106209337A (zh) 一种时间同步报文发送频率自适应方法、装置及设备
US7948904B1 (en) Error detection for data frames
JP2006270262A (ja) 光信号受信装置、光信号監視ユニット及び光信号監視方法
JP5915559B2 (ja) 通信装置、通信システム、及び異常検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20100820

A761 Written withdrawal of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761

Effective date: 20110725