JP5298592B2 - タイムスタンプパケット通信システム、タイムスタンプパケット送信機、タイムスタンプパケット受信機 - Google Patents

タイムスタンプパケット通信システム、タイムスタンプパケット送信機、タイムスタンプパケット受信機 Download PDF

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Description

本発明はタイムスタンプパケット通信システム、タイムスタンプパケット送信機、タイムスタンプパケット受信機及びそれらに用いるクロック伝達方法に関し、特にパケット網におけるクロックの伝達を行う方法に関する。
昨今、ネットワークにおいては、TDM(Time Division Multiplexing)装置から非同期網であるパケット網へ移行しようとしている。しかしながら、同期信号を使用する機器は、ネットワークに残存しており、同期クロックである時間信号の伝播が必要不可欠となっている。このため、時間信号をパケット化して伝播する方法(例えば、特許文献1参照)が使用されている。
本発明に関連するタイムスタンプパケット送信機は、図9に示すように、タイムスタンプパケット送信部31と、送出周期生成部32とから構成されている。
タイムスタンプパケット送信機3において、タイムスタンプパケット送信部31は、時間情報入力301と送出トリガ303とを入力し、図11に示すようなタイムスタンプパケット302(現在時刻が格納されたタイムスタンプパケット)を生成してパケット網(図示せず)へ出力する。ここで、送出周期生成部32は、時間情報入力301を入力し、送出トリガ302を生成してタイムスタンプパケット送信部31に出力する。
また、本発明に関連するタイムスタンプパケット受信機は、図10に示すように、タイムスタンプパケット受信部41と、到着時間検出部42と、内部時間生成部43と、補正量統計部44とから構成されている。
タイムスタンプパケット受信機4において、タイムスタンプパケット受信部41は、パケット網から入力するタイムスタンプパケット401を入力し、タイムスタンプパケット401から抽出した受信トリガ403を出力する。到着時間検出部42は、タイムスタンプパケット受信部41からの受信トリガ403と内部時間生成部43からの内部時間404とを入力し、差分時間406を補正量統計部44に出力する。
内部時間生成部43は、補正量統計部44から補正時間405を入力し、内部時間404を到着時間検出部42に出力するとともに、内部時間402を外部に出力する。補正量統計部44は、到着時間検出部42から差分時間406を入力し、差分時間406に対して統計処理を施して図12に示すような差分時間の分布を得るとともに、その分布に基づいて補正時間405を生成して内部時間生成部43に出力する。
上記の特許文献1には、タイムスタンプを使用したクロック同期システムにおいて、送信側が、タイムスタンプ情報をクロック源から生成してパケットに挿入し、そのパケットを定期間隔で送信することが記載されている。さらにこの特許文献1では、受信側が、送られてくるパケットに挿入されたタイムスタンプ情報を基にパケット同期することが記載されている。
特開2007−104347号公報
上述した特許文献1に記載の技術では、タイムスタンプ情報を挿入したパケットを定期間隔で送信しているので、パケット到着時刻を基に各パケットの差分時間を統計処理すると、図12に示すような差分時間の分布が得られる。そのため、上記の技術では、許容時間差内のパケットのみを使用することで、受信側の内部時間を補正して同期制御を行うことができる。
しかしながら、上記のようなクロック同期システムにおいては、パケット網を構成する機器が使用するプロトコル変換、フォーマット変換等によって、周期的な遅延のばらつき時間(周期的な揺らぎ)が発生する。この周期的な揺らぎについては、ITU−T(International Telecommunication Union−Telecommunication Standardization Sector) G.8261(“Systematic Variation”)に記載されている。
したがって、上記の特許文献1のように、パケットを定期間隔で送信すると、この周期的な遅延のばらつき時間を検出することができないので、周期的な遅延のばらつき時間によってパケット網での正確な時間情報を転送することが困難となる。
そこで、本発明の目的は上記の問題点を解消し、周期的な遅延のばらつき時間に影響することなく、パケット網での時間情報の伝達を行うことができるタイムスタンプパケット通信システム、タイムスタンプパケット送信機、タイムスタンプパケット受信機及びそれらに用いるクロック伝達方法を提供することにある。
本発明によるタイムスタンプパケット通信システムは、周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムであって、
少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する手段と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信手段とを含むタイムスタンプパケット送信機を備えている。
本発明によるタイムスタンプパケット送信機は、周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット送信機であって、
少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する手段と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信手段とを備えている。
本発明によるタイムスタンプパケット受信機は、周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット受信機であって、
タイムスタンプパケット送信機から送信元の絶対時間と送出間隔とが挿入されかつ当該送出間隔が変更されて送信されてくるタイムスタンプパケットをその送出間隔から周波数分類する手段を備えている。
本発明によるクロック伝達方法は、周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット送信機に用いるクロック伝達方法であって、
タイムスタンプパケット送信機側に、少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する処理と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信処理とを有することを特徴とするクロック伝達方法。
本発明は、上記のような構成及び動作とすることで、周期的な遅延のばらつき時間に影響することなく、パケット網での時間情報の伝達を行うことができるという効果が得られる。
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット送信機の構成例を示すブロック図である。図1において、タイムスタンプパケット送信機1は、タイムスタンプパケット送信部11と、任意送出周期生成部12とを含んで構成されている。
タイムスタンプパケット送信部11は、時間情報入力101と送出トリガ111とを入力し、タイムスタンプパケット102をパケット網100へ出力する。任意送出周期生成部12は、時間情報入力101を入力し、その時間情報入力101を基に送信間隔を変更するように生成した送出トリガ111をタイムスタンプパケット送信部11に出力する。
このように、本実施の形態では、タイムスタンプパケット送信部11において、時間情報を格納するタイムスタンプパケット102を、任意送出周期生成部12から出力される送出トリガ111に応答して任意の送出パケット間隔で送出することで、パケット網内の機器で発生する周期的な遅延ジッタ周波数を検出し、該当周波数を除去することが可能となる。これによって、本実施の形態では、非同期パケット網を通して、タイムスタンプパケットを使用して精度の高い同期クロック伝達を行うことが可能となる。
図2は本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット通信システムの構成例を示すブロック図である。図2において、本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット通信システムは、パケット網100と、タイムスタンプパケット送信機1と、タイムスタンプパケット受信機2とから構成されている。
タイムスタンプパケット送信機1は、時間情報入力101を入力し、タイムスタンプパケット102を生成してパケット網100へ出力する。タイムスタンプパケット受信機2は、パケット網100からタイムスタンプパケット103を入力して時間情報出力104を出力する。
図3は本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット送信機1の詳細な構成例を示すブロック図である。図3において、タイムスタンプパケット送信機1は、タイムスタンプパケット送信部11と、任意送出周期生成部12と、前送出時間保持部13と、乱数発生部14とを含んで構成されている。
タイムスタンプパケット送信部11は、時間情報入力101と任意送出周期生成部12からの送出トリガ111と前送出時間保持部13からの前回の送出時間112とを入力し、今回の送出時間113を前送出時間保持部13に出力する。また、タイムスタンプパケット送信部11は、タイムスタンプパケット102を送出トリガ111に応答してパケット網100へ出力する。この場合、タイムスタンプパケット102には、送信元の絶対時間として現在の送出時間101が挿入されるとともに、タイムスタンプパケットの送出間隔を算出するために前回の送出時間112が挿入される。
尚、タイムスタンプパケット送信部11では、現在の送出時間101と前回の送出時間112とをタイムスタンプパケット102に挿入しているが、現在の送出時間101のみをタイムスタンプパケット102に挿入してもよく、これに限定されない。但し、以下の説明では、現在の送出時間101と前回の送出時間112とをタイムスタンプパケット102に挿入しているものとする。
前送出時間保持部13は、タイムスタンプパケット送信部11から今回の送出時間113を入力し、前回の送出時間112をタイムスタンプパケット送信部11に出力する。任意送出周期生成部12は、時間情報入力101と乱数発生部14からの乱数114とを入力し、送出トリガ111をタイムスタンプパケット送信部11に出力する。乱数発生部14は、乱数114を生成して任意送出周期生成部12に出力する。
図4は本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット受信機2の詳細な構成例を示すブロック図である。図4において、タイムスタンプパケット受信機2は、タイムスタンプパケット受信部21と、到着時間検出部22と、送出周期検出部23と、内部時間生成部24と、周波数選別補正量統計部25とを含んで構成されている。
タイムスタンプパケット受信部21は、パケット網100から入力するタイムスタンプパケット103を入力し、タイムスタンプパケット103から抽出した前回/今回の送出時間126を送出周期検出部23に出力し、受信トリガ121を到着時間検出部22に出力する。
到着時間検出部22は、タイムスタンプパケット受信部21からの受信トリガ121と内部時間生成部24からの内部時間122とを入力し、それらの差分時間125を生成して周波数選別補正量統計部25に出力する。送出周期検出部23は、タイムスタンプパケット受信部21からの前回/今回の送出時間126を入力し、周波数識別子124を周波数選別補正量統計部25に出力する。
周波数選別補正量統計部25は、到着時間検出部22からの差分時間125と送出周期検出部23からの周波数識別子124とを入力し、それらから補正時間123を生成して内部時間生成部24に出力する。内部時間生成部24は、周波数選別補正量統計部25から差分時間123を入力し、それに基づいて内部時間122を生成して到着時間検出部22に出力するとともに、内部時間127を外部に出力する。
図5は本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケットのフォーマットを示す図である。図5において、本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケットには、送信元の絶対時間として現在の送出時間が挿入され、タイムスタンプパケットの送出間隔を算出するために前回の送出時間が挿入されている。
図6は図4の周波数選別補正量統計部25で統計処理された周波数毎の差分時間の分布を示す図である。図7は図4の周波数選別補正量統計部25によるタイムスタンプパケット識別動作を示すフローチャートであり、図8は図4の周波数選別補正量統計部25による統計処理動作を示すフローチャートである。これら図2〜図8を参照して本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット通信システムの動作について説明する。
タイムスタンプパケット送信機1は、送信元の今回の送出時間である時間情報入力101(現在の送出時間)と前回の送出時間112とをパケット網100に送る。この場合、タイムスタンプパケット送信部11は、パケット網100で発生する周波数変動成分を検索するための周波数成分(送出間隔)情報として送出トリガ111を入力し、図5に示すタイムスタンプパケットをパケット網100に出力する。
前送出時間保持部13は、前回の送出時間112を保持するために用いる。また、任意送出周期生成部12は、パケット網100で発生する周波数変動成分を検索するための周波数(送出間隔)で任意に送出トリガ111を出力することで、周波数変動成分を検索する。乱数発生部14は、パケット網100で発生する周波数変動成分の検索範囲として、送出トリガ111の発生周期を平滑化して出力するための乱数114を発生する。
タイムスタンプパケット受信機2は、タイムスタンプパケット受信部21がパケット網100からタイムスタンプパケット103を入力し、タイムスタンプパケット103から抽出した前回/今回の送出時間126を送出周期検出部23に出力し、受信トリガ121を到着時間検出部22に出力する。
送出周期検出部23は、タイムスタンプパケット103から抽出した前回/今回の送出時間126を入力し、周波数識別子124を周波数選別補正量統計部25に出力する。到着時間検出部22は、受信トリガ121と内部時間122とを入力し、差分時間125を周波数選別補正量統計部25に出力する。
周波数選別補正量統計部25は、周波数識別子124と差分時間125とを入力し、図8に示す統計処理動作と図7に示すタイムスタンプパケット識別動作との2つの動作を行う。これら図7及び図8を参照して周波数選別補正量統計部25の動作について説明する。
まず、周波数選別補正量統計部25による統計処理動作について説明する。周波数選別補正量統計部25は、パケット網100からタイムスタンプパケット103が入力された時、送出周期検出部23からの周波数識別子124によって周波数選別を行い(図8ステップS11)、周波数毎に差分時間125の分布、つまり図6に示すパケット網100で発生する周波数変動の周波数毎の統計をとる。この時、周波数選別補正量統計部25は、周波数(1〜n+1)毎に分散値(1〜n)を計算する(図8ステップS12)。
周波数選別補正量統計部25は、周波数(1〜n+1)毎に算出された分散値(1〜n)を使用して、異常な周波数帯の検出(使用しない周波数の選別)を行う(図8ステップS13)。
パケットの発生数は、情報の発生量に比例しており、大きく見ると、乱数であり、周波数成分はない。このため、この情報を扱うパケット網100の通過遅延のばらつき時間は、本来、周波数成分がないはずである。
しかしながら、パケット網100を構成する機器が使用するプロトコル変換、フォーマット変換等によって、周期的な、遅延のばらつき時間が発生する。この周期的な、遅延のばらつき時間を異常な周波数帯とする。
ここでは、隣接する周波数帯に対して、分散値が大きなものを異常周波数と判定する。つまり、周波数選別補正量統計部25は、周波数K〜周波数K+1(K=1〜n)のシステムが含まれるかの判定を行う(図8ステップS14)。周波数選別補正量統計部25は、分散値Kが分散値K−1より小さいければ(図8ステップS15)、使用してよい周波数と判定し(図8ステップS16)、分散値Kが分散値K−1より小さくなければ(図8ステップS15)、使用していけない周波数と判定する(図8ステップS17)。
次に、周波数選別補正量統計部25によるタイムスタンプパケット識別動作について説明する。周波数選別補正量統計部25は、パケット網100からタイムスタンプパケット103が入力された時、送出周期検出部23からの周波数識別子124によって周波数選別を行う。
初めに、周波数選別補正量統計部25は、該当パケットが、第1の動作で判定した異常周波数でないこと(使用してよい周波数であること)を識別する(図7ステップS1)。異常周波数である場合、周波数選別補正量統計部25は、以降の処理を行わない(図7ステップS4)。
次に、周波数選別補正量統計部25は、該当パケットの差分時間が、予め決まられた到着期待値範囲内であれば(図7ステップS2)、補正時間を出力する(図7ステップS3)。また、周波数選別補正量統計部25は、到着期待値範囲外であれば(図7ステップS2)、以降の処理を行わない(図7ステップS4)。
内部時間生成部24は、通常、PLL(Phase Locked Loop)で構成されており、周波数選別補正量統計部25から入力される補正時間123に基づいて内部時間122を生成して出力する。
このように、本実施の形態では、タイムスタンプパケット送信部11において、時間情報を格納するタイムスタンプパケット102を、任意送出周期生成部12から出力される送出トリガ111に応答して任意の送出パケット間隔で送出することで、タイムスタンプパケット受信機2がパケット網100内の機器で発生する周期的な遅延ジッタ周波数を検出し、該当周波数を除去することが可能となる。
この場合、本実施の形態では、タイムスタンプパケット送信部11において、タイムスタンプパケット102に現在の送出時間と任意の送出パケット間隔(前回の送出時間)とを挿入することで、タイムスタンプパケット受信機2がパケット網100内の機器で発生する周期的な遅延ジッタ周波数を検出可能とし、該当周波数を除去することを可能としている。よって、本実施の形態では、非同期パケット網を通して、タイムスタンプパケット102,103を使用して精度の高い同期クロック伝達が可能となる。
本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット送信機の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット通信システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット送信機の詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケット受信機の詳細な構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態によるタイムスタンプパケットのフォーマットを示す図である。 図4の周波数選別補正量統計部で統計処理された周波数毎の差分時間の分布を示す図である。 図4の周波数選別補正量統計部によるタイムスタンプパケット識別動作を示すフローチャートである。 図4の周波数選別補正量統計部による統計処理動作を示すフローチャートである。 本発明に関連するタイムスタンプパケット送信機の構成例を示すブロック図である。 本発明に関連するタイムスタンプパケット受信機の構成例を示すブロック図である。 本発明に関連するタイムスタンプパケットのフォーマットを示す図である。 図10の補正量統計部で統計処理された差分時間の分布を示す図である。
符号の説明
1 タイムスタンプパケット送信機
2 タイムスタンプパケット受信機
11 タイムスタンプパケット送信部
12 任意送出周期生成部
13 前送出時間保持部
14 乱数発生部
21 タイムスタンプパケット受信部
22 到着時間検出部
23 送出周期検出部
24 内部時間生成部
25 周波数選別補正量統計部
100 パケット網
101 時間情報入力
102,103 タイムスタンプパケット
104 時間情報出力
111 送出トリガ
112 前回の送出時間
113 今回の送出時間
114 乱数
121 受信トリガ
122,127 内部時間
123 補正時間
124 周波数識別子
125 差分時間
126 前回/今回の送出時間

Claims (22)

  1. 周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムであって、
    少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する手段と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信手段とを含むタイムスタンプパケット送信機を有することを特徴とするタイムスタンプパケット通信システム。
  2. 前記送信手段は、少なくとも前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間を挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項1記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  3. 前記送信手段は、前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間と当該タイムスタンプパケットの送出間隔とを挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項1記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  4. 前記送出間隔を変更する手段は、前記タイムスタンプパケットの送出間隔を乱数によって変更することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  5. 前記タイムスタンプパケット受信機は、前記タイムスタンプパケットを前記送出間隔から周波数分類する手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  6. 前記タイムスタンプパケット受信機は、前記周波数分類する手段の分類結果に基づいて特定の周波数を削除する手段を含むことを特徴とする請求項5記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  7. 前記タイムスタンプパケット受信機は、前記タイムスタンプパケットの周波数の到着間隔を分散値で良否判定する手段を含むことを特徴とする請求項5または請求項6記載のタイムスタンプパケット通信システム。
  8. 周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット送信機であって、
    少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する手段と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信手段とを有することを特徴とするタイムスタンプパケット送信機。
  9. 前記送信手段は、少なくとも前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間を挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項8記載のタイムスタンプパケット送信機。
  10. 前記送信手段は、前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間と当該タイムスタンプパケットの送出間隔とを挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項8記載のタイムスタンプパケット送信機。
  11. 前記送出間隔を変更する手段は、前記タイムスタンプパケットの送出間隔を乱数によって変更することを特徴とする請求項8から請求項10のいずれか記載のタイムスタンプパケット送信機。
  12. 周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット受信機であって、
    タイムスタンプパケット送信機から少なくとも送信元の絶対時間が挿入されかつ当該送出間隔が変更されて送信されてくるタイムスタンプパケットをその送出間隔から周波数分類する手段を有することを特徴とするタイムスタンプパケット受信機。
  13. 周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット受信機であって、
    タイムスタンプパケット送信機から送信元の絶対時間と送出間隔とが挿入されかつ当該送出間隔が変更されて送信されてくるタイムスタンプパケットをその送出間隔から周波数分類する手段を有することを特徴とするタイムスタンプパケット受信機。
  14. 前記周波数分類する手段の分類結果に基づいて特定の周波数を削除する手段を含むことを特徴とする請求項12または請求項13記載のタイムスタンプパケット受信機。
  15. 前記タイムスタンプパケットの周波数の到着間隔を分散値で良否判定する手段を含むことを特徴とする請求項12から請求項14のいずれか記載のタイムスタンプパケット受信機。
  16. 周期的な遅延のばらつき時間が発生するパケット網において、時間情報の伝達を行うタイムスタンプパケット通信システムに用いるタイムスタンプパケット送信機に用いるクロック伝達方法であって、
    タイムスタンプパケット送信機側に、少なくとも現在の送出時間を含む時間情報を格納するタイムスタンプパケットの送出間隔を変更する処理と、その変更された送出間隔で前記タイムスタンプパケットをパケット網を介してタイムスタンプパケット受信機に送信する送信処理とを有することを特徴とするクロック伝達方法。
  17. 前記送信処理において、少なくとも前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間を挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項16記載のクロック伝達方法。
  18. 前記送信処理において、前記タイムスタンプパケットに送信元の絶対時間と当該タイムスタンプパケットの送出間隔とを挿入して前記タイムスタンプパケット受信機に送信することを特徴とする請求項16記載のクロック伝達方法。
  19. 前記送出間隔を変更する処理において、前記タイムスタンプパケットの送出間隔を乱数によって変更することを特徴とする請求項16から請求項18のいずれか記載のクロック伝達方法。
  20. 前記タイムスタンプパケット受信機側に、前記タイムスタンプパケットを前記送出間隔から周波数分類する処理を含むことを特徴とする請求項16から請求項19のいずれか記載のクロック伝達方法。
  21. 前記タイムスタンプパケット受信機側に、前記周波数分類する手段の分類結果に基づいて特定の周波数を削除する処理を含むことを特徴とする請求項20記載のクロック伝達方法。
  22. 前記タイムスタンプパケット受信機側に、前記タイムスタンプパケットの周波数の到着間隔を分散値で良否判定する処理を含むことを特徴とする請求項20または請求項21記載のクロック伝達方法。
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