JP2014204438A - データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム - Google Patents

データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014204438A
JP2014204438A JP2014075158A JP2014075158A JP2014204438A JP 2014204438 A JP2014204438 A JP 2014204438A JP 2014075158 A JP2014075158 A JP 2014075158A JP 2014075158 A JP2014075158 A JP 2014075158A JP 2014204438 A JP2014204438 A JP 2014204438A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
bit error
error rate
transmission path
cost
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2014075158A
Other languages
English (en)
Inventor
レイ・ジャオ
Lei Zhao
シュドン・ジャン
Xudong Zhang
シュドン・リャン
Xudong Liang
ヨンル・スン
Yongle Sun
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2014204438A publication Critical patent/JP2014204438A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/12Shortest path evaluation
    • H04L45/123Evaluation of link metrics
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L45/00Routing or path finding of packets in data switching networks
    • H04L45/70Routing based on monitoring results

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Abstract

【課題】データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムを提供すること。【解決手段】本発明の実施形態は、データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムを提供する。この方法は、各伝送路でビット誤りが発生した後、各伝送路のビット誤り率を取得するステップと、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップと、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップとを含む。本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムでは、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止せず、その代わりに、異なるビット誤り度に優先的に応じてデータ伝送路を選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、通信の分野に関し、より詳細には、データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムに関する。
各種の通信ネットワークでは、ネットワークデバイス、たとえばルーティングデバイスまたはホストデバイスは、データ伝送の信頼性を確保するように、各伝送路の伝送品質に応じて伝送路を優先的に選択することができる。
インターネットプロトコル無線アクセスネットワーク(Internet Protocol Radio Access Network、略してIPRAN)では、現在のデータ伝送路でビット誤りが生じたことを検出した後、ルーティングデバイスが現在のデータ伝送路を中止(close)して、ホストデバイスに警報を知らせる。現在のデータ伝送路を中止した後、ルーティングデバイスまたはホストデバイスは、内部ゲートウェイプロトコル(Internal Gateway Protocol、略してIGP)に従って、ビット誤りのない伝送路を再選択し、データ伝送を実行するようにトリガされる。
しかし、各伝送路でビット誤りが発生する状況において、従来技術では、すべての伝送路を中止して、すべてのデータトラフィックをスタンバイ伝送路に切り換える。したがって、データ伝送が輻輳し、中断されることすらある。
本発明の実施形態は、データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムを提供する。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態は、
各伝送路でビット誤りが発生した後、各伝送路のビット誤り率を取得するステップと、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップと、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップとを含むデータ伝送方法を提供する。
第1の態様の第1の可能な実装形態では、各伝送路のビット誤り率を取得するステップは、各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出するステップと、各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するステップであって、この第2のビット誤り率が、各伝送路を介したピアデバイスによる受信データのビット誤り率である、ステップと、各伝送路の第1のビット誤り率と第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が各伝送路のビット誤り率であると決定するステップとを含む。
第1の態様の第1の可能な実装形態に関して、第1の態様の第2の可能な実装形態では、各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するステップは、双方向フォワーディング検出メッセージを用いて各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するステップを含む。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装形態のうちの1つに関して、第1の態様の第3の可能な実装形態では、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップは、各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを決定するステップを含み、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップは、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップを含む。
第1の態様または第1の態様の前述の可能な実装形態のうちの1つに関して、第1の態様の第4の可能な実装形態では、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップは、伝送路の中で第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定するステップと、第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の第1の伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生する前の第2の伝送路の送信コストをビット誤りが発生した後の第2の伝送路の送信コストと見なすステップとを含み、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップは、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップを含む。
第1の態様の第3の可能な実装形態または第4の可能な実装形態に関して、第1の態様の第5の可能な実装形態では、送信コストのための調整処理は、ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定するステップと、ビット誤りが発生する前の伝送路の送信コストおよび伝送路の送信コスト調整量に応じて、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定するステップとを含む。
第1の態様または第1の態様の前述の5つの可能な実装形態のうちの1つに関して、第1の態様の第6の可能な実装形態では、各伝送路のビット誤り率を取得するステップの後で、方法は、伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止するステップをさらに含み、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップは、オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップを含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態は、
各伝送路でビット誤りが発生した後に各伝送路のビット誤り率を取得するように構成された取得モジュールと、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成された決定モジュールと、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成された選択モジュールとを含むデータ伝送デバイスを提供する。
第2の態様の第1の可能な実装形態では、取得モジュールは、各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出するように構成された検出ユニットと、各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成された受信ユニットであって、この第2のビット誤り率は、各伝送路を介したピアデバイスによる受信データのビット誤り率である、受信ユニットと、各伝送路の第1のビット誤り率と第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が各伝送路のビット誤り率であると決定するように構成された決定ユニットとを含む。
第2の態様の第1の可能な実装形態に関して、第2の態様の第2の可能な実装形態では、受信ユニットは、具体的には、双方向フォワーディング検出メッセージを用いて各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成される。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実装形態のうちの1つに関して、第2の態様の第3の可能な実装形態では、決定モジュールは、具体的には、各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを決定するように構成され、選択モジュールは、具体的には、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成される。
第2の態様または第2の態様の前述の可能な実装形態のうちの1つに関して、第2の態様の第4の可能な実装形態では、決定モジュールは、具体的には、伝送路の中で第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定し、第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の第1の伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生する前の第2の伝送路の送信コストをビット誤りが発生した後の第2の伝送路の送信コストと見なすように構成され、選択モジュールは、具体的には、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成される。
第2の態様の第3の可能な実装形態または第4の可能な実装形態に関して、第2の態様の第5の可能な実装形態では、決定モジュールは、具体的には、ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定し、ビット誤りが発生する前の伝送路の送信コストおよび伝送路の送信コスト調整量に応じて、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定するように構成される。
第2の態様または第2の態様の前述の5つの可能な実装形態のうちの1つに関して、第2の態様の第6の可能な実装形態では、デバイスは、取得モジュールが各伝送路のビット誤り率を取得した後で、伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止するように構成された伝送路中止モジュールをさらに含み、決定モジュールは、具体的には、オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成される。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態は、
互いと通信する少なくとも2つのデータ伝送デバイスを含み、少なくとも1つのデータ伝送デバイスは、第2の態様の可能な実装形態のいずれか1つに記載のデータ伝送デバイスである、データ伝送システムを提供する。
本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムでは、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止せず、その代わりに、異なるビット誤り度に応じてデータ伝送路を優先的に選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。
本発明の実施形態における、または従来技術における、技術的な解決策をより明確に説明するため、以下では、実施形態または従来技術を説明するために必要とされる添付の図面を簡単に紹介する。明らかに、以下の説明における添付の図面は本発明のいくつかの実施形態を示し、当業者は、創意工夫を凝らさなくても、これらの添付の図面から他の図面をさらに導き出すことができる。
本発明によるデータ伝送方法の実施形態1の流れ図である。 本発明によるデータ伝送方法の実施形態2の概略図である。 本発明によるデータ伝送方法の実施形態3の概略図である。 本発明によるデータ伝送デバイスの一実施形態の概略的な構造図である。 本発明によるデータ伝送デバイスの別の実施形態の概略的な構造図である。
本発明の実施形態の目的、技術的な解決策、および利点をより明確にするため、以下では、本発明の実施形態における技術的な解決策を、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら明確かつ完全に説明する。明らかに、説明する実施形態は、本発明の実施形態のすべてではなく一部である。創意工夫を凝らさなくても本発明の実施形態に基づいて当業者が得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲に含まれるものとする。
図1は、本発明によるデータ伝送方法の実施形態1の流れ図である。図1に示すように、この実施形態では、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法を、ルーティングデバイスを実行主体と見なして説明する。この実施形態によって提供されるデータ伝送方法は、以下のステップを含むことができる。
S110:各伝送路でビット誤りが発生した後、各伝送路のビット誤り率を取得する。
同じルーティングデバイスは、複数の伝送路に接続することができる。従来技術では、ルーティングデバイスに接続された特定の伝送路でビット誤りが発生したことがわかると、ルーティングデバイスは、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止する。ルーティングデバイスに接続されたすべての伝送路でビット誤りが発生したとき、ルーティングデバイスはすべての伝送路を中止する。しかし、本発明の実施形態では、すべての伝送路でビット誤りが発生したことがわかった後、ルーティングデバイスは伝送路をただちに中止しない。ルーティングデバイスは、最初に伝送路の特定のビット誤り率を取得し、次にビット誤り率に応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行することができる。
S120:各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定する。
ルーティングデバイスは、伝送路を選択するために使用される送信コスト(コスト)に各伝送路のビット誤り率を反映することができる。
S130:各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する。
ルーティングデバイスは、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する。この送信コストはビット誤り率という要因を含む。
この実施形態によって提供されるデータ伝送方法では、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止せず、その代わりに、各データ伝送路の異なるビット誤り度に応じてデータ伝送路を優先的に選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。
さらに、前述のS120では、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するために、以下の2つの特定の実装形態を使用することができる。
様式1:各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを決定する。
具体的には、各伝送路のビット誤り率を取得した後、ルーティングデバイスは、各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを取得することができる。
様式2:第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定し、第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生する前の第2の伝送路の送信コストをビット誤りが発生した後の第2の伝送路の送信コストと見なす。
具体的には、各伝送路のビット誤り率を取得した後、ルーティングデバイスは、第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路のみに対する送信コストのための調整処理を実行するように、最初に、ビット誤り率が、あらかじめ設定された第1の閾値よりも大きいかどうか判断することができる。前述の実装形態1と比較すると、この様式では、ビット誤り率によって引き起こされる影響は、ビット誤り率が第1の閾値よりも大きい状況においてのみ伝送路の送信コストで考慮され、それによって、送信コストを調整するために占有されるリソースを節約する。
前述の様式1または様式2に対応すると、前述のS130は、具体的には、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップとすることができる。
可能な実装形態では、前述の様式1または様式2において、送信コストのための調整処理は、
ビット誤り率と送信コスト調整量値のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定するステップと、ビット誤りが発生する前の伝送路の送信コストおよび伝送路の送信コスト調整量に応じて、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定するステップとを含むことができる。
具体的には、マッピング関係をあらかじめ設定することができ、このマッピング関係は、ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係を反映する。たとえば、ルーティングデバイスに接続された各伝送路のビット誤り率と各伝送路の送信コスト調整量のマッピングテーブルがルーティングデバイスに設定される。たとえば、ビット誤り率が10-4程度の大きさであるとき、送信コスト調整量は100であり、ビット誤り率が10-3程度の大きさであるとき、送信コスト調整量は500であるなどである。各伝送路のビット誤り率を取得した後、ルーティングデバイスは、マッピングテーブルに従って各伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定し、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コスト=ビット誤りが発生する前の送信コスト+送信コスト調整量と決定することができる。ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係の具体的な形式は、本発明の実施形態では限定されない。
前述の実施形態の技術的な解決策について、2つの特定の実施形態を選んで詳細に説明する。
図2は本発明によるデータ伝送方法の実施形態2の概略図であり、この実施形態の技術的な解決策は、前述の様式1の実装プロセスに相当する。図2に示すように、ルーティングデバイスAは伝送路ABを介してルーティングデバイスBに接続され、ルーティングデバイスAは伝送路ACを介してルーティングデバイスCに接続される。伝送路ABも伝送路ACもビット誤りを有さない状況において、ルーティングデバイスAは、伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行することができる。たとえば、ビット誤りが発生する前のデータ伝送に使用される、ビット誤りが発生する前の伝送路ABの送信コスト(コスト)は50であるが、ビット誤りが発生する前の伝送路ACの送信コストは100である。その場合、ルーティングデバイスAは、伝送路ABも伝送路ACもビット誤りを有さない状況において、ビット誤りが発生する前の送信コストがより小さい伝送路ABを選択して、データを伝送することができる。
伝送路ABと伝送路ACの両方でビット誤りが発生した後、ルーティングデバイスAは、伝送路ABおよび伝送路ACのビット誤り率を取得することができ、たとえば、伝送路ABのビット誤り率は10-4であり、伝送路ACのビット誤り率は10-5である。
図2で提供される実施形態において伝送路ABのビット誤り率を取得するルーティングデバイスAは一例として使用され、ルーティングデバイスAは、伝送路ABを介した受信データに対して第1のビット誤り率、たとえば10-5を検出することができる。ルーティングデバイスAは、伝送路AB上のピアデバイス、すなわちルーティングデバイスBによって送信された第2のビット誤り率をさらに受信し、ここで、第2のビット誤り率は、伝送路ABを介したルーティングデバイスBによる受信データに対するビット誤り率、たとえば10-4である。次に、ルーティングデバイスは、第1のビット誤り率と第2のビット誤り率において大きい方のビット誤り率、すなわち第2のビット誤り率10-4が伝送路ABのビット誤り率であると決定することができる。ルーティングデバイスBは、双方向フォワーディング検出(Bidirectional Forwarding Detection、以下では略してBFD)メッセージを用いてルーティングデバイスAに第2のビット誤り率を送信することができる。ルーティングデバイスBはまた、本発明の実施形態では限定されない別のやり方で、ルーティングデバイスAに第2のビット誤り率を送信してもよい。
次に、ルーティングデバイスAは、最初に、取得したビット誤り率およびビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて、各伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定することができる。
たとえば、伝送路ABのビット誤り率10-4に対応する送信コスト調整量は100であり、その場合、ビット誤りが発生した後の伝送路ABの送信コスト=ビット誤りが発生する前の送信コスト+送信コスト調整量=50+100=150である。同様に、伝送路ACのビット誤り率10-5に対応する送信コスト調整量は20であり、その場合、ビット誤りが発生した後の伝送路ACの送信コスト=ビット誤りが発生する前の送信コスト+送信コスト調整量=100+20=120である。
ビット誤りが発生した後の伝送路ABの送信コストはビット誤りが発生した後の伝送路ACの送信コストよりも大きく、ルーティングデバイスAは伝送路ACを選択してデータ伝送を実行することがわかる。
ビット誤りが発生した後の送信コストがより小さい伝送路ACのみを介してデータ伝送を実行するときの負荷圧が大きい場合、ルーティングデバイスは、伝送路ABに対する伝送タスクのためにトラフィック分散を実行することができ、ここで、トラフィック分散ポリシーは、必要に応じてあらかじめ設定することができる。したがって、データ伝送の輻輳を緩和することが可能であり、伝送効率を改善することができる。
図2に示されるデータ伝送方法の実施形態では、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法は、一例としてルーティングデバイスAに接続された2つの伝送路を使用してのみ説明され、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法は、さらに、ルーティングデバイスが2つより多くの伝送路に接続される状況に適用可能である。
この実施形態によって提供されるデータ伝送方法では、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止せず、その代わりに、各データ伝送路の異なるビット誤り度に応じて各データ伝送路の送信コストを調整し、したがって、調整した送信コストを優先的に使用してデータ伝送路を選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。
図3は本発明によるデータ伝送方法の実施形態3の概略図であり、この実施形態の技術的な解決策は、前述の様式2の実装プロセスに相当する。図3に示すように、ルーティングデバイスAは伝送路ABを介してルーティングデバイスBに接続され、ルーティングデバイスAは伝送路ACを介してルーティングデバイスCに接続される。伝送路ABも伝送路ACもビット誤りを有さない状況において、ルーティングデバイスAは、伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行することができる。たとえば、ビット誤りが発生する前のデータ伝送に使用される、ビット誤りが発生する前の伝送路ABの送信コスト(コスト)は50であるが、ビット誤りが発生する前の伝送路ACの送信コストは100である。その場合、ルーティングデバイスAは、伝送路ABも伝送路ACもビット誤りを有さない状況において、ビット誤りが発生する前の送信コストがより小さい伝送路ABを選択して、データを伝送することができる。
伝送路ABと伝送路ACの両方でビット誤りが発生した後、ルーティングデバイスAは、伝送路ABおよび伝送路ACのビット誤り率を取得することができ、たとえば、伝送路ABのビット誤り率は10-4であり、伝送路ACのビット誤り率は10-5である。
図3で提供される実施形態において伝送路ABのビット誤り率を取得するルーティングデバイスAは一例として使用され、ルーティングデバイスAは、伝送路ABを介した受信データに対して第1のビット誤り率、たとえば10-5を検出することができる。ルーティングデバイスAは、伝送路AB上のピアデバイス、すなわちルーティングデバイスBによって送信された第2のビット誤り率をさらに受信し、ここで、第2のビット誤り率は、伝送路ABを介したルーティングデバイスBによる受信データに対するビット誤り率、たとえば10-4である。次に、ルーティングデバイスは、第1のビット誤り率と第2のビット誤り率において大きい方のビット誤り率、すなわち第2のビット誤り率10-4が伝送路ABのビット誤り率であると決定することができる。ルーティングデバイスBは、BFDメッセージによってルーティングデバイスAに第2のビット誤り率を送信することができる。ルーティングデバイスBはまた、本発明の実施形態では限定されない別のやり方で、ルーティングデバイスAに第2のビット誤り率を送信してもよい。
次に、ルーティングデバイスAは、最初に、取得したビット誤り率およびビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて、各伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定することができる。
第1の閾値が10-5であると仮定すると、ルーティングデバイスは、伝送路ABが第1の伝送路であり(ビット誤り率が第1の閾値よりも大きい)、伝送路ACが第2の伝送路である(ビット誤り率は第1の閾値に等しい)と決定することができる。ルーティングデバイスAは、第1の伝送路すなわち伝送路ABの送信コストのための調整処理を実行し、取得したビット誤り率およびビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて、伝送路ABのビット誤り率10-4に対応する送信コスト調整量が100であると決定し、ビット誤りが発生した後の伝送路ABの送信コスト=ビット誤りが発生する前の送信コスト+送信コスト調整量=50+100=150であると決定する。ルーティングデバイスAは、第2の伝送路すなわち伝送路ACの送信コストのための調整処理を実行せず、ビット誤りが発生した後の伝送路ACの送信コスト=ビット誤りが発生する前の送信コスト=100である。ビット誤りが発生した後の伝送路ABの送信コストはビット誤りが発生した後の伝送路ACの送信コストよりも大きく、ルーティングデバイスAは伝送路ACを選択してデータ伝送を実行する。すなわち、ビット誤り率によってもたらされる影響は、伝送路のビット誤り率が設定された第1の閾値よりも大きい状況においてのみ送信コストで考慮される。
同様に、ビット誤りが発生した後の送信コストがより小さい伝送路ACのみを介してデータ伝送を実行するときの負荷圧が大きい場合、ルーティングデバイスは、伝送路ABに対する伝送タスクのためにトラフィック分散を実行することができ、ここで、必要に応じてトラフィック分散ポリシーをあらかじめ設定してもよい。したがって、データ伝送の輻輳を緩和することが可能であり、伝送効率を改善することができる。
図3に示されるデータ伝送方法の実施形態では、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法は、一例としてルーティングデバイスAに接続された2つの伝送路を使用してのみ説明され、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法は、さらに、ルーティングデバイスが2つより多くの伝送路に接続される状況に適用可能である。
この実施形態によって提供されるデータ伝送方法では、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、ビット誤りが発生した伝送路をただちに中止せず、その代わりに、伝送路の双方向ビット誤り率が包括的に考慮され、ビット誤り率の大きさに応じてデータ伝送路の送信コストを柔軟に調整することができ、したがって、調整した送信コストを優先的に使用してデータ伝送路を選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。
前述の2つの特定の実施形態では、ビット誤りによる影響を受けた後の送信コストがより小さい伝送路を、ビット誤りが発生した伝送路から選択し、データ伝送を実行する。実装形態1では、伝送路のビット誤り率によってもたらされる影響は、伝送路の送信コストでただちに考慮される。実装形態2では、ビット誤り率によってもたらされる影響は、伝送路のビット誤り率が第1の閾値よりも大きい状況においてのみ伝送路の送信コストで考慮される。したがって、実装形態1と比較すると、送信コストを調整するために占有されるリソースが節約されるが、実装形態2と比べて、実装形態1は、伝送路の送信コストを調整するうえで、より正確である。
別の可能な実装形態では、各伝送路のビット誤り率を取得した後、伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を最初に中止することができ、対応する伝送路の送信コストを、オン状態である伝送路のビット誤り率のみに応じて決定する。要するに、第2の閾値は、前述の実施形態を基礎としてさらに設定することができる。すなわち、ある伝送路のビット誤り率が第2の閾値よりも大きい状況において、その伝送路は、もはやデータ伝送を実行するために使用されず、それによって伝送路の伝送品質を確保する。
図4は、本発明によるデータ伝送デバイスの一実施形態の概略的な構造図である。図4に示すように、この実施形態によって提供されるデータ伝送デバイス400は、ルーティングデバイス内に配置されてもよいし、ルーティングデバイスそのものであってもよい。データ伝送デバイス400は、取得モジュール410と、決定モジュール420と、選択モジュール430と、伝送路中止モジュール440とを含むことができ、具体的には、
取得モジュール410は、各伝送路でビット誤りが発生した後に各伝送路のビット誤り率を取得するように構成することができ、
決定モジュール420は、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成することができ、
選択モジュール430は、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、取得モジュール410は、各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出するように構成することができる検出ユニット412と、各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成することができる受信ユニット414であって、この第2のビット誤り率は、各伝送路を介したピアデバイスによる受信データのビット誤り率である、受信ユニット414と、各伝送路の第1のビット誤り率と第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が各伝送路のビット誤り率であると決定するように構成することができる決定ユニット416とを含むことができる。
さらに、受信ユニット414は、具体的には、双方向フォワーディング検出メッセージを用いて各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成することができる。
さらに、決定モジュール420は、具体的には、各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを決定するように構成することができる。選択モジュール430は、具体的には、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、決定モジュール420は、具体的には、第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定し、第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生する前の第2の伝送路の送信コストをビット誤りが発生した後の第2の伝送路の送信コストと見なすように構成することができる。選択モジュール430は、具体的には、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、決定モジュール420は、具体的には、ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定し、ビット誤りが発生する前の伝送路の送信コストおよび伝送路の送信コスト調整量に応じて、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定するように構成することができる。
さらに、伝送路中止モジュール440は、取得モジュール410が各伝送路のビット誤り率を取得した後で、伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止するように構成することができる。決定モジュール420は、具体的には、オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成される。
この実施形態によって提供されるデータ伝送デバイス400は、図1、図2、または図3に示される方法実施形態の技術的な解決策を実行するために使用することができ、その実装原理および技術的効果は類似しており、本明細書において詳細を再度説明することはしない。
図5は、本発明によるデータ伝送デバイスの別の実施形態の概略的な構造図である。図5に示すように、この実施形態によって提供されるデータ伝送デバイス500は、ルーティングデバイス内に配置されてもよいし、ルーティングデバイスそのものであってもよい。データ伝送デバイス500は、少なくとも1つのプロセッサ510、たとえばCPUと、メモリ520と、少なくとも1つの通信バス530と、オペレーティングシステム540とを含むことができる。通信バス530は、これらの装置の間の接続および通信を実施するように構成される。メモリ520は、高速RAMメモリを含むことができ、不揮発性メモリ(non-volatile memory)、たとえば少なくとも1つの磁気ディスクメモリをさらに含むことができる。任意選択で、メモリ520は、プロセッサ510から遠隔にある少なくとも1つの記憶装置を含むことができる。種々のプログラムを含むオペレーティングシステム540は、さまざまな基本的サービスを実施し、ハードウェアベースのタスクを処理するように構成される。具体的には、以下の通りである。
プロセッサ510は、各伝送路でビット誤りが発生した後、各伝送路のビット誤り率を取得し、各伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定し、各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出し、各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信し、この第2のビット誤り率は、各伝送路を介したピアデバイスによる受信データのビット誤り率であり、各伝送路の第1のビット誤り率と第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が各伝送路のビット誤り率であると決定するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、具体的には、双方向転送検出メッセージを用いて各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、具体的には、各伝送路のビット誤り率に応じた各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、具体的には、伝送路の中で第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定し、第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定し、ビット誤りが発生する前の第2の伝送路の送信コストをビット誤りが発生した後の第2の伝送路の送信コストと見なし、ビット誤りが発生した後の各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、具体的には、ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する送信コスト調整量を決定し、ビット誤りが発生する前の伝送路の送信コストおよび伝送路の送信コスト調整量に応じて、ビット誤りが発生した後の伝送路の送信コストを決定するように構成することができる。
さらに、プロセッサ510は、各伝送路のビット誤り率を取得した後で、伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止し、オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成することができる。
この実施形態によって提供されるデータ伝送デバイス500は、図1、図2、または図3に示される方法実施形態の技術的な解決策を実行するために使用することができ、その実装原理および技術的効果は類似しており、本明細書において詳細を再度説明することはしない。
本発明の一実施形態はデータ伝送システムをさらに提供し、このデータ伝送システムは、互いと通信する少なくとも2つのデータ伝送デバイスを含むことができ、ここで、少なくとも1つのデータ伝送デバイスは、図4または図5に示されるデータ伝送デバイスである。
前述の内容に基づけば、本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムでは、各データ伝送路でビット誤りが発生する状況において、伝送路の双方向ビット誤り率は包括的に考慮され、ビット誤り率の大きさに応じてデータ伝送路の送信コストを柔軟に調整することができ、したがって、調整した送信コストを優先的に使用してデータ伝送路を選択する。したがって、データ伝送の輻輳が緩和され、データ伝送の中断は容易に引き起こされない。
本発明の実施形態によって提供されるデータ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システムは、あらゆる種類のプロトコルの下でのデータ伝送、たとえば、IGPまたはボーダーゲートウェイプロトコル(Border Gateway Protocol、略してBGP)の下でのデータ伝送に適用可能である。
方法実施形態のステップのすべてまたは一部は関連ハードウェアに命令するプログラムによって実施することができることは、当業者には理解できよう。このプログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。プログラムが実行されると、方法実施形態のステップが実行される。前述の記憶媒体には、ROM、RAM、磁気ディスク、または光ディスクなどの、プログラムコードを記憶することができるあらゆる媒体が含まれる。
最後に、前述の実施形態は本発明を限定するものではなく、本発明の技術的な解決策を説明することを意図するにすぎないことに留意されたい。本発明は、前述の実施形態に関して詳細に説明されているが、前述の実施形態で説明する技術的な解決策に対する変更または前述の実施形態のいくつかもしくはすべての技術的特徴に等価な置き換えによって、対応する技術的な解決策の本質が本発明の実施形態の技術的な解決策の範囲から逸脱しない限り、さらに、このような変更を加える、またはこのような置き換えを行うことができることを、当業者は理解すべきである。
400 データ伝送デバイス
410 取得モジュール
412 検出ユニット
414 受信ユニット
416 決定ユニット
420 決定モジュール
430 選択モジュール
440 伝送路中止モジュール

Claims (15)

  1. 各伝送路でビット誤りが発生した後、前記各伝送路のビット誤り率を取得するステップと、
    前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップと、
    前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップと
    を含むデータ伝送方法。
  2. 前記各伝送路のビット誤り率を取得する前記ステップが、
    前記各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出するステップと、
    前記各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するステップであって、前記第2のビット誤り率が、前記各伝送路を介した前記ピアデバイスによる受信データのビット誤り率である、ステップと、
    前記各伝送路の前記第1のビット誤り率と前記第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が前記各伝送路の前記ビット誤り率であると決定するステップと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信する前記ステップが、
    双方向フォワーディング検出メッセージを用いて前記各伝送路内の前記ピアデバイスによって送信された前記第2のビット誤り率を受信するステップ
    を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定する前記ステップが、
    前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じた前記各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、前記ビット誤りが発生した後の前記各伝送路の送信コストを決定するステップ
    を含み、
    前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する前記ステップが、
    前記ビット誤りが発生した後の前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップ
    を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定する前記ステップが、
    前記伝送路の中で第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および前記第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定するステップと、
    前記第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、前記ビット誤りが発生した後の前記第1の伝送路の送信コストを決定し、前記ビット誤りが発生する前の前記第2の伝送路の送信コストを前記ビット誤りが発生した後の前記第2の伝送路の送信コストと見なすステップと
    を含み、
    前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する前記ステップが、
    前記ビット誤りが発生した後の前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するステップ
    を含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記送信コストのための前記調整処理が、
    ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路の前記ビット誤り率に対応する前記送信コスト調整量を決定するステップと、
    前記ビット誤りが発生する前の前記伝送路の送信コストおよび前記伝送路の前記送信コスト調整量に応じて、前記ビット誤りが発生した後の前記伝送路の送信コストを決定するステップと
    を含む、請求項4または5に記載の方法。
  7. 前記各伝送路のビット誤り率を取得する前記ステップの後で、前記方法が、
    前記伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止するステップ
    をさらに含み、
    前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定する前記ステップが、
    オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するステップ
    を含む、請求項1から6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 各伝送路でビット誤りが発生した後に各伝送路のビット誤り率を取得するように構成された取得モジュールと、
    前記各伝送路の前記ビット誤り率に応じて、対応する伝送路の送信コストを決定するように構成された決定モジュールと、
    各伝送路の送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行するように構成された選択モジュールと
    を備えるデータ伝送デバイス。
  9. 前記取得モジュールが、
    前記各伝送路における受信データの第1のビット誤り率を検出するように構成された検出ユニットと、
    前記各伝送路内のピアデバイスによって送信された第2のビット誤り率を受信するように構成された受信ユニットであって、前記第2のビット誤り率が、各伝送路を介した前記ピアデバイスによる受信データのビット誤り率である、受信ユニットと、
    各伝送路の前記第1のビット誤り率と前記第2のビット誤り率のうち大きい方のビット誤り率が前記各伝送路の前記ビット誤り率であると決定するように構成された決定ユニットと
    を備える、請求項8に記載のデバイス。
  10. 前記受信ユニットが、具体的には、
    双方向フォワーディング検出メッセージを用いて前記各伝送路内の前記ピアデバイスによって送信された前記第2のビット誤り率を受信する
    ように構成される、請求項9に記載のデバイス。
  11. 前記決定モジュールが、具体的には、
    各伝送路の前記ビット誤り率に応じた前記各伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、前記ビット誤りが発生した後の前記各伝送路の送信コストを決定する
    ように構成され、
    前記選択モジュールが、具体的には、
    前記ビット誤りが発生した後の前記各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する
    ように構成される、請求項8から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  12. 前記決定モジュールが、具体的には、
    前記伝送路の中で第1の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ第1の伝送路および前記第1の閾値以下のビット誤り率を持つ第2の伝送路を決定し、前記第1の伝送路の送信コストのための調整処理を実行し、前記ビット誤りが発生した後の前記伝送路の送信コストを決定し、前記ビット誤りが発生する前の前記第2の伝送路の送信コストを前記ビット誤りが発生した後の前記第2の伝送路の送信コストと見なす
    ように構成され、
    前記選択モジュールが、具体的には、
    前記ビット誤りが発生した後の各伝送路の前記送信コストに応じて伝送路を選択し、データ伝送を実行する
    ように構成される、請求項8から10のいずれか一項に記載のデバイス。
  13. 前記決定モジュールが、具体的には、
    前記ビット誤り率と送信コスト調整量のマッピング関係に応じて伝送路のビット誤り率に対応する前記送信コスト調整量を決定し、前記ビット誤りが発生する前の前記伝送路の送信コストおよび前記伝送路の前記送信コスト調整量に応じて、前記ビット誤りが発生した後の前記伝送路の送信コストを決定する
    ように構成される、請求項11または12に記載のデバイス。
  14. 前記取得モジュールが各伝送路のビット誤り率を取得した後で、前記伝送路の中で第2の閾値よりも大きいビット誤り率を持つ伝送路を中止するように構成された伝送路中止モジュール
    をさらに備え、
    前記決定モジュールが、具体的には、オン状態である伝送路のビット誤り率に応じて、対応する伝送路の前記送信コストを決定するように構成される、
    請求項8から13のいずれか一項に記載のデバイス。
  15. 互いと通信する少なくとも2つのデータ伝送デバイスを備え、少なくとも1つのデータ伝送デバイスが、請求項8から14のいずれか一項に記載のデータ伝送デバイスである、データ伝送システム。
JP2014075158A 2013-04-01 2014-04-01 データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム Pending JP2014204438A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CN201310111055.5A CN104104601A (zh) 2013-04-01 2013-04-01 数据传输方法、设备及系统
CN201310111055.5 2013-04-01

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014204438A true JP2014204438A (ja) 2014-10-27

Family

ID=50433938

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014075158A Pending JP2014204438A (ja) 2013-04-01 2014-04-01 データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム

Country Status (5)

Country Link
EP (1) EP2787699A1 (ja)
JP (1) JP2014204438A (ja)
KR (1) KR101527826B1 (ja)
CN (1) CN104104601A (ja)
WO (1) WO2014161421A1 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN106856453A (zh) * 2015-12-09 2017-06-16 中国电信股份有限公司 路由切换方法和系统以及路由设备
CN108430086A (zh) * 2017-02-13 2018-08-21 中国移动通信集团贵州有限公司 一种切换网络链路的方法和装置
CN111901181B (zh) * 2019-05-05 2023-07-28 中兴通讯股份有限公司 一种误码率检测的处理方法及相关设备
CN112039771A (zh) 2019-06-03 2020-12-04 华为技术有限公司 一种基于链路误码的处理方法和装置
CN114666261A (zh) * 2020-12-03 2022-06-24 华为技术有限公司 路径调整方法及装置、通信系统

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523619A (ja) * 2002-04-16 2005-08-04 メシュネットワークス、インコーポレイテッド アドホック通信ネットワークにおけるノード間で信頼できるリンクを選択するシステム及び方法
JP2009153029A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Fujitsu Ltd 伝送システム
US20100172249A1 (en) * 2005-11-02 2010-07-08 Hang Liu Method for Determining a Route in a Wireless Mesh Network Using a Metric Based On Radio and Traffic Load
JP2012205143A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Nec Corp ルータおよびメトリック管理方法
JP2012253686A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Panasonic Corp マルチホップ通信方法、およびマルチホップ通信システム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6977931B1 (en) * 2000-10-16 2005-12-20 Nortel Networks Limited Routing data
CN101217497B (zh) * 2008-01-18 2011-04-13 北京邮电大学 一种无线网状网络的路径选择方法
CN101754319A (zh) * 2008-12-10 2010-06-23 华为技术有限公司 路由方法、装置及系统
KR101022530B1 (ko) * 2009-04-17 2011-03-16 삼성탈레스 주식회사 무선망을 포함한 통신 네트워크에서의 라우팅 방법 및 장치
JP5595342B2 (ja) * 2011-06-24 2014-09-24 日本電信電話株式会社 複数経路探索方法及び装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005523619A (ja) * 2002-04-16 2005-08-04 メシュネットワークス、インコーポレイテッド アドホック通信ネットワークにおけるノード間で信頼できるリンクを選択するシステム及び方法
US20100172249A1 (en) * 2005-11-02 2010-07-08 Hang Liu Method for Determining a Route in a Wireless Mesh Network Using a Metric Based On Radio and Traffic Load
JP2009153029A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Fujitsu Ltd 伝送システム
JP2012205143A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Nec Corp ルータおよびメトリック管理方法
JP2012253686A (ja) * 2011-06-06 2012-12-20 Panasonic Corp マルチホップ通信方法、およびマルチホップ通信システム

Also Published As

Publication number Publication date
CN104104601A (zh) 2014-10-15
EP2787699A1 (en) 2014-10-08
WO2014161421A1 (zh) 2014-10-09
KR101527826B1 (ko) 2015-06-10
KR20140119656A (ko) 2014-10-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9705735B2 (en) System and method using RSVP hello suppression for graceful restart capable neighbors
US9537741B2 (en) Data path performance measurement using test messages in a software defined network
WO2016107369A1 (zh) 一种管理数据传输通道的方法及装置
US8305882B2 (en) Methods, systems, and computer program products for detecting and/or correcting faults in a multiprotocol label switching network by using redundant paths between nodes
US9647494B2 (en) Fast network formation using a battery-backed network backbone
CN103516604A (zh) 业务平面触发的快速重新路由保护
JP2014204438A (ja) データ伝送方法、データ伝送デバイス、およびデータ伝送システム
US10567272B2 (en) Bit error information transfer method, network device, and communications system
US20140219090A1 (en) Network congestion remediation utilizing loop free alternate load sharing
EP3029883B1 (en) Network protection method and apparatus, next-ring node, and system
US9699073B2 (en) System and method for reducing traffic loss while using loop free alternate routes for multicast only fast reroute (MoFRR)
US10541904B2 (en) Establishing a network fault detection session
KR101688682B1 (ko) 빠른 lsp 경보 메커니즘
US20230231798A1 (en) Conditional routing delivery in a compromised network
US10666562B2 (en) Network path computation method, apparatus, and system
JP2007180891A (ja) 通信装置及びそれに用いるパケット送信制御方法並びにそのプログラム
JP2017533643A (ja) コンピュータ・プログラム、装置及び記憶媒体
WO2021109997A1 (zh) 分段路由隧道的防断纤方法、装置,入口节点及存储介质
CN108141406B (zh) 一种业务故障处理的方法、装置及设备
JP2012205143A (ja) ルータおよびメトリック管理方法
US9806939B2 (en) Method and apparatus for linear protection switching
US11303504B2 (en) Data link error feedback signaling
US20190394143A1 (en) Forwarding data based on data patterns
CN112995026A (zh) 一种链路保护方法、装置,入口节点及存储介质
JP2011171816A (ja) 通信装置、および回線状況情報提供方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150710

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150714

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151208