JP2008197447A - 大画面表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の表示装置では、各視聴者向けのプライベートな表示画面を同時にかつ独立に表示できず、さらに、各視聴者に対して表示情報の密度を個別に適応させることができなかった。
【解決手段】 視聴者に提供する情報を表示する表示手段と、前記表示手段に不特定視聴者向けの情報を表示するパブリック表示エリアを生成するパブリック表示エリア生成手段と、前記表示手段に特定視聴者向けの情報を表示するプライベート表示エリアを生成するプライベート表示エリア生成手段と、前記パブリック表示エリア生成手段により生成される前記パブリック表示エリアの生成条件を制御し、又前記プライベート表示エリア生成手段により生成される前記プライベート表示エリアの生成条件を制御する制御手段とを備える。
【選択図】 図1

Description

本発明は、不特定多数の公衆に向けて映像情報を表示して情報提供を行なうために利用される大画面表示装置に関する。
企業や製品の広告と販売促進活動、あるいは、公共施設における公衆への情報提供のための手段として、大画面の表示装置が広く利用されるようになってきた。例えば、大勢の人が往来する街頭や駅の通路、イベント会場などに大画面表示装置が設置され、動画や静止画、文字などを利用した種々の映像情報が、広告やキャンペーンと連動して公衆に提供されるようになってきた。これは、公衆に伝達したい情報を大画面で表示することで、より大勢の人に同時に情報を伝達することができ、広告効果をより高めることができるからである。
このような大画面表示装置では、表示画面の前方に大勢の視聴者が立ち止まるか、または移動しながら映像情報を視聴するため、各視聴者と表示画面との相対的な位置が不定になる。このため、表示画面に表示される映像情報は、表示画面の近くにいる視聴者と、表示画面から離れた位置にいる視聴者とで見え方に差が生じることになる。例えば、表示画面の近くにいる視聴者の位置に合わせて詳細な映像情報を表示すると、表示画面から離れた位置にいる視聴者には見えにくくなる。一方で、表示画面から離れた位置にいる視聴者が見えやすくなるように映像情報を拡大して表示すると、表示画面の近くにいる視聴者は、一目で視聴できる映像領域が狭くなっているので、伝達される情報の量が少なくなってしまう。そこで、大画面表示装置では、全ての視聴者に対して見えやすい映像情報を提供することが課題となっている。
上記の課題に関する従来技術としては、以下の特許文献1で開示されている映像情報提供システムおよび符号化制御情報生成方法がある。この従来技術は、視聴者に見えやすい解像度の映像情報を得るために、表示画面サイズと視距離とをパラメータにして、映像情報の符号化制御情報を生成するようにしたものである。
特開平9−55926号公報 (第5頁、第1図)
特許文献1の従来技術は、表示装置の表示画面サイズや、表示装置と視聴者との視距離が変動した場合に、視聴者の視覚特性に合わせた最適な解像度が得られるようにしたものであり、必要十分な画像品質を保持するとともに、不必要な符号伝送を抑制することにより、経済的な映像情報提供システムを提供するものである。
しかし、特許文献1の従来技術では、単一の表示画面のみによる映像情報の提供を前提にしているため、複数の表示画面により複数の異なる映像情報を同時に提供することができない。このため、不特定多数の公衆への映像情報提供を目的とする大画面表示装置の場合では、大画面表示の中に、不特定多数の公衆全体への表示画面に加え、ある位置にいる視聴者への表示画面や、また別の位置にいる視聴者への表示画面などを同時にかつ独立に表示することが必要であるが、特許文献1の従来技術では、このような各視聴者向けのプライベートな表示画面を同時にかつ独立に表示できないという課題があった。
さらに、特許文献1の従来技術では、複数の視聴者がいる場合に、各視聴者の視距離のうち最小の視距離のみを、表示の細かさの指標である解像度の決定に使用しているため、決定された解像度は、最小の視距離の位置にいる視聴者に合わせた解像度に固定されることになる。このため、複数の視聴者それぞれに対して個別に解像度を制御した映像情報を提供できないという課題があった。さらにまた、不特定多数の公衆においては視聴者の視力に個人差があるために、表示する映像情報の解像度は、視距離だけでなく各視聴者の視力に応じても自動的に適応させたいという課題があった。
この発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、各視聴者向けのプライベートな表示画面を同時にかつ独立に表示し、また、複数の視聴者それぞれに対して個別に解像度を適応させる大画面表示装置を提供することを目的とする。
上記で述べた課題を解決するため、本発明に係る大画面表示装置は、視聴者に提供する情報を表示する表示手段と、前記表示手段に不特定視聴者向けの情報を表示するパブリック表示エリアを生成するパブリック表示エリア生成手段と、前記表示手段に特定視聴者向けの情報を表示するプライベート表示エリアを生成するプライベート表示エリア生成手段と、前記パブリック表示エリア生成手段により生成される前記パブリック表示エリアの生成条件を制御し、又前記プライベート表示エリア生成手段により生成される前記プライベート表示エリアの生成条件を制御する制御手段とを備えることとしたものである。
本発明によれば、各視聴者向けのプライベートな表示画面を同時にかつ独立に表示し、また、複数の視聴者それぞれに対して個別に解像度を適応させることにより、大画面表示装置を任意の位置で視聴する視聴者に対して、それぞれの視聴者に見えやすい映像情報を個別に提供することができるようになる。
実施の形態1.
以下、図1を参照しながら、本発明の実施の形態1における大画面表示装置の構成を説明する。
図1は、実施の形態1における大画面表示装置の構成図である。
図1において、表示手段1は、例えば大型で高精細なディスプレイ装置であり、動画、静止画、文字等の表示情報のデータを表示する。距離計測手段2は、表示手段1の周りに複数取り付けられて、表示手段1と視聴者との距離(視聴者距離)を計測する。制御手段3は、距離計測手段2の計測情報に基づいて、表示手段1に表示する表示情報と表示画面とを制御する。表示情報格納手段4は、表示手段1に表示する表示情報を格納する。パブリック表示エリア生成手段5は、制御手段3からの制御情報により、不特定多数の公衆向けの表示情報と表示画面とをパブリック表示エリアとして生成する。プライベート表示エリア生成手段6は、制御手段3からの制御情報により、特定の視聴者向けの表示情報と表示画面とをプライベート表示エリアとして生成する。
次に、図1から図6を適宜参照しながら、本発明の実施の形態1における大画面表示装置の動作を詳細に説明する。
図2は、実施の形態1における大画面表示装置の動作のフローチャートである。
図3は、大画面表示装置にパブリック表示エリアを表示している場合の一例を示す全体概観図である。図3では、表示手段1、距離計測手段2、制御手段3、遠距離視聴者7、およびパブリック表示エリア8が示されている。
まず、図2のステップS201において、制御手段3により、パブリック表示エリアの設定条件を指示するパブリック表示エリア制御情報を生成して、このパブリック表示エリア制御情報に基づいて、パブリック表示エリア生成手段5により、表示手段1にパブリック表示エリアを生成して表示情報を表示する。表示手段1は、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、リアプロジェクションなどを利用したディスプレイをマルチ画面で構成し、面数分の表示解像度を維持しつつ一体の表示画面を形成して、拡大表示ではない高精細な表示機能を持つものである。
また、表示手段1で表示する動画、静止画、文字等の表示情報のデータは、図1の表示情報格納手段4に格納されており、制御手段3により読み出される。制御手段3は、この表示情報のデータと、表示を制御する制御情報とに基づいて、パブリック表示エリア、またはプライベート表示エリアの生成条件を制御する。これらの生成条件に従って、表示情報のデータは、パブリック表示エリア生成手段5、または、プライベート表示エリア生成手段6により、表示手段1に表示される。
なお、表示情報のデータは、表示情報に対する効果音や音楽、または音声などの音響情報を伴うものであっても良い。さらに、表示情報のデータは、表示情報格納手段4に格納されるデータ以外に、例えば、放送や電気通信回線などによりリアルタイムに配信されるデータであっても良い。
次に、ステップS202において、距離計測手段2により、表示手段1と視聴者との距離(視聴者距離)の計測を開始する。距離計測手段2は、図3に示すように複数の距離センサからなり、表示手段1を見る視聴者との個々の距離を検出する。さらには、一人の視聴者について、表示手段1と胴部との距離(胴部距離)、および、表示手段1と頭部との距離(頭部距離)を検出する。
これらの距離センサは、例えば、赤外線センサ、超音波センサ、あるいは、カメラによる画像センサなどを想定する。距離計測の範囲としては、表示手段1の画面から距離5m以内の距離において、視聴者7との距離を計測できる程度の分解能が望ましい。さらに、距離3m以内においては、例えば、視聴者の胴部と頭部を分けて計測できる程度の分解能が望ましい。これらの距離センサは、例えば、図3に示す距離計測手段2のように、表示手段1の外周に配置されて距離計測を実行する。
上記のステップS202まで実行した後、表示手段1は、図3に示すように、通常はパブリック表示エリア8を表示した状態を保ち、遠くから見る大勢の視聴者(遠距離視聴者7)にとって見やすい大きさで表示情報を表示している。この状態では、後述するプライベート表示エリア10は表示されず、表示手段1の全面にパブリック表示エリア8が表示されている。このような表示制御は、制御手段3によって行われる。
次に、ステップS203において、制御手段3は、距離計測手段2によって計測された視聴者との距離(視聴者距離)が、所定の閾値以下かを判定する。
図4は、大画面表示装置に視聴者が接近した場合の一例を示す全体概観図である。
図4では、表示手段1、距離計測手段2、制御手段3、遠距離視聴者7、パブリック表示エリア8、近距離視聴者9、およびプライベート表示エリア10が示されている。ここで、近距離視聴者9とは、表示手段1の表示情報を近くで良く見ようとして、表示手段1に接近した視聴者であり、表示手段1と視聴者との距離(視聴者距離)によって特定される。
図4において、まず、表示手段1に対して、表示画面を近くで見ようとする視聴者が接近したものとする。このとき、ステップS202で計測を開始した距離計測手段2によって、接近中の視聴者と表示手段1との距離を計測し、計測した距離センサの識別番号とともに計測結果の距離を制御手段3へ伝送する。なお、距離センサの識別番号は、数だけでなく、アルファベットや記号などを含むものであっても良い。また、距離センサの識別番号は、距離センサの計測データであるアナログ信号をデジタル信号に変換するインタフェースボードのチャンネル番号であっても良い。
制御手段3は、計測結果の距離が、予め定められた閾値、例えば、3m以下であるか否かを判定する。判定の結果、計測結果の距離が予め定められた閾値以下であれば、近距離視聴者9の存在を検知したとみなし、接近中の視聴者を近距離視聴者9として特定して、Yesの分岐によりステップS204へ進む。また、計測結果の距離が予め定められた閾値より大きければ、近距離視聴者9の存在を検知しなかったとみなし、Noの分岐により再度ステップS203へ戻り、判定を継続する。
次に、ステップS204において、制御手段3は、存在を検知した近距離視聴者9の位置と、計測結果の距離とに応じて、存在を検知した近距離視聴者9に対して表示すべきプライベート表示エリア10の位置とサイズを決定する。図5は、プライベート表示エリア10の一例を示す図である。プライベート表示エリア10の表示画面の領域は、遠距離視聴者7からはなるべく見えにくくするために、近距離視聴者9の上半身の外形にあわせた人型の領域を持つ表示画面とする。
制御手段3は、距離計測手段2として用いる複数の距離センサの識別番号と、それらの距離センサの位置との対応テーブルを持ち、近距離視聴者9の視聴者距離を計測した距離センサの識別番号により、計測した距離センサの位置を参照して、これを近距離視聴者9が立つ位置とみなして、プライベート表示エリア10を表示する位置を決定する。
さらに、計測結果の距離に応じて、プライベート表示エリア10のサイズを決定する。このようにして、制御手段3は、近距離視聴者9の正面を表示位置とし、さらに、近距離視聴者9が表示手段1に近づく当初はプライベート表示エリア10を比較的小さなサイズとし、近距離視聴者9が表示手段1に近づくにつれて等身大のサイズになっていくように、プライベート表示エリア10の位置とサイズの制御情報を生成する。
次に、ステップS205において、制御手段3は、近距離視聴者9の距離とプライベート表示エリア10のサイズとに応じて、プライベート表示エリア10の表示情報の表示密度である解像度を決定する、例えば、パブリック表示エリア8の表示情報に比べて、より細かい表示情報になるようにプライベート表示エリア10の解像度を決定する。このとき、解像度が決定される表示情報としては、例えば、近距離視聴者9に提示する文字情報や、動画、静止画などの画像情報である。これにより、遠距離視聴者7からはプライベート表示エリア10の表示情報が見えにくいようにし、近距離視聴者9には適正な大きさの表示情報でなるべく多くの情報を提供できるようにする。
次に、ステップS206において、プライベート表示エリア生成手段6は、制御手段3により生成したプライベート表示エリア10の位置とサイズの制御情報に基づいて、表示手段1にプライベート表示エリア10を生成して表示情報を表示する。
次に、ステップS207において、制御手段3は、上記のステップS204で決定したプライベート表示エリア10の位置とサイズとの情報により、プライベート表示エリア10の表示領域を除外した除外表示領域を決定し、この除外表示領域に基づいて、パブリック表示エリア8を再構成するための制御情報を生成する。パブリック表示エリア8の再構成では、プライベート表示エリア10の位置とサイズの情報に基づいて、パブリック表示エリア8で表示する表示情報がプライベート表示エリア10の表示領域を避けるように、表示情報のレイアウトを変更し、表示情報の文字の回りこみを行って情報が欠けることのないように制御する制御情報を生成する。このとき、パブリック表示エリア8の表示情報の表示密度は変更しない。
また、近距離視聴者9が異なる位置に複数存在した場合、それぞれの近距離視聴者9に対して複数のプライベート表示エリア10が対応することになり、近距離視聴者9が近接した場合には、複数のプライベート表示エリア10が重なって表示される場合がある。このとき、制御手段3は、表示手段1に最も近接する近距離視聴者9を判定して、この近距離視聴者9に対応するプライベート表示エリア10を最前面に表示するように制御するための制御情報を生成する。
次に、ステップS208において、パブリック表示エリア生成手段5は、制御手段3で生成した制御情報に基づいて、表示手段1にステップS207で再構成したパブリック表示エリアを生成して表示情報を表示する。
以上が、実施の形態1における大画面表示装置の基本的な動作の説明である。
次に、図6、および図7を用いて、プライベート表示エリア10で表示する表示情報の解像度を、近距離視聴者9の個人的な視力に適応させるように制御する動作を説明する。
図6は、大画面表示装置を近くで見る近距離視聴者9の状態を示す側面図である。
図7は、大画面表示装置を近くで見る近距離視聴者9の別の状態を示す側面図である。
図6、および図7において、距離計測手段2の各距離センサは、近距離視聴者9の胴部との距離(胴部距離)に加えて、近距離視聴者9の頭部11との距離(頭部距離)も計測する。また、図6は、近距離視聴者9が、表示装置1に表示されたプライベート表示エリア10を初めに視聴している状態を示している。さらに、図7は、近距離視聴者9の個人的な視力が十分でない場合に、プライベート表示エリア10の表示情報に顔を近づけて見ようとして、近距離視聴者9の頭部11が前方に傾いた状態を示している。
まず、近距離視聴者9がプライベート表示エリア10を初めに視聴したときには、プライベート表示エリア10の表示情報の解像度は、図6に示すような文字の大きさであるとする。次に、距離計測手段2は、近距離視聴者9に対して、表示手段1からの胴部の距離と頭部11の距離とをそれぞれ計測する。この計測結果に基づき、制御手段3は、近距離視聴者9の胴部の距離に対して、頭部11の距離が表示手段1に近い場合に、プライベート表示エリア10の表示情報を見やすくするために、例えば、図7のプライベート表示エリア10に表示される表示情報のように、文字の大きさを大きくして表示する。このように表示情報を制御することにより、プライベート表示エリア10で表示する表示情報の解像度を、近距離視聴者9の個人的な視力に応じて適応させることができるようになる。
以上のように、実施の形態1によれば、各視聴者向けのプライベートな表示画面を同時にかつ独立に表示し、また、複数の視聴者それぞれに対して個別に解像度を適応させるようにしたので、各視聴者向けの個別の表示情報を、視聴者ごとに見えやすく適応させて情報提供することができるようになるという効果がある。
実施の形態2.
以上述べたように、実施の形態1の大画面表示装置は、各視聴者向けのプライベート表示エリア10を同時にかつ独立に表示し、また、複数の視聴者それぞれに対して個別に解像度を適応させるようにしたものであるが、次に、視聴者が表示手段1に対して移動した場合に、移動する視聴者に追従してプライベート表示エリア10を移動させるようにした実施の形態2を説明する。以下、図8を参照しながら、実施の形態2における大画面表示装置を説明する。
図8は、実施の形態2における大画面表示装置の構成図である。
実施の形態2では、実施の形態1の構成に加え、移動検知手段12、および、移動履歴格納手段13を新たに設けている。その他の構成は、実施の形態1と同様であるので説明を省略する。
図8において、制御手段3は、距離計測手段2の距離センサによる計測結果から近距離視聴者9の存在を検知した場合、図2のステップS204からステップS208までの一連の処理を実行するとともに、近距離視聴者9の視聴者距離を計測した距離センサの識別番号、その識別番号に対応する距離センサの位置、近距離視聴者9の視聴者距離、および、距離センサが視聴者距離を計測した計測時刻の情報を距離計測結果情報として移動検知手段12に伝送する。
次に、移動検知手段12は、制御手段3から伝送された過去の距離計測結果情報を移動履歴として、計測時刻別に移動履歴格納手段13に格納する。さらに、移動検知手段12は、過去に格納した距離計測結果情報を参照し、現在の計測時刻の距離計測結果情報と比較して、近距離視聴者9が移動しているか否かを判定する。この判定の方法としては、例えば、ある計測時刻において、近距離視聴者9に最も近い距離を示す距離センサの位置が、次の計測時刻において、近距離視聴者9に最も近い距離を示す距離センサの位置と隣接している場合に、近距離視聴者9が移動していると判定すれば良い。
なお、上記の近距離視聴者9が移動しているか否かの判定では、距離センサ同士の隣接だけでなく、例えば、距離センサ同士の距離が所定の閾値以内で近接しているか否かで判定しても良い。あるいは、例えば、近距離視聴者9の近傍に位置する複数の距離センサの計測値を総合して近距離視聴者9の位置を算出することで、近距離視聴者9の移動を判定する方法でも良い。さらに、例えば、前方のみならず斜めの位置に存在する近距離視聴者9との距離と角度を検出できる全方位検出タイプの距離センサを複数用いて、近距離視聴者9の位置を算出することで、近距離視聴者9の移動を判定する方法でも良い。
次に、移動検知手段12で近距離視聴者9の移動を検知した場合、制御手段3は、移動検知手段12から移動検知の通知を受けて、現在の計測時刻に対応する近距離視聴者9の位置に合わせてプライベート表示エリア10を表示するように、プライベート表示エリア10の表示画面、表示情報、および、表示情報の解像度を決定して、表示のための制御情報を生成する。以降、図2のステップS206からステップS208までの一連の処理を実行する。
このような処理を逐次繰り返して実行することにより、近距離視聴者9が表示手段1に対して移動した場合に、移動する近距離視聴者9に追従してプライベート表示エリア10を移動させることができる。
さらに、二人以上の近距離視聴者9が左右に交錯した場合でも、移動履歴格納手段13において、検知した近距離視聴者9ごとに移動履歴を管理することにより、近距離視聴者9ごとに移動を検知することができる。
例えば、まず、移動検知手段12により検知した各近距離視聴者9の距離計測結果情報に識別番号を付与して移動履歴格納手段13に格納しておく。次に、新規の各近距離視聴者9を検知したときに、移動履歴格納手段13に格納された各識別番号の距離計測結果情報と、新規の各近距離視聴者9の距離計測結果情報とを参照して、新規の各近距離視聴者9が、既に検知済みの近距離視聴者9が移動したのか否かを判定する。判定の結果、検知済みの近距離視聴者9が移動した場合にはその近距離視聴者9の識別番号を新規の各近距離視聴者9の距離計測結果情報に付与する。一方、検知済みの近距離視聴者9が移動していない場合には、新たに識別番号を発行して新規の各近距離視聴者9の距離計測結果情報に付与するようにする。
このようにすることで、近距離視聴者9ごとに移動を検知することができ、二人以上の近距離視聴者9の交錯後も、それぞれの近距離視聴者9に正しく追従してプライベート表示エリア10を移動させることができる。
以上のように、実施の形態2によれば、近距離視聴者9が表示手段1に対して移動した場合に、移動する近距離視聴者9に追従してプライベート表示エリア10を移動させるようにしたので、近距離視聴者9が表示手段1のパブリック表示エリアに対して自由に移動しながら、同時にプライベート表示エリア10を閲覧でき、近距離視聴者9の利便性を向上させるという効果がある。
実施の形態1における大画面表示装置の構成図である。 実施の形態1における大画面表示装置の動作のフローチャートである。 実施の形態1において、大画面表示装置にパブリック表示エリア8を表示している場合の一例を示す全体概観図である。 実施の形態1において、大画面表示装置に視聴者が接近した場合の一例を示す全体概観図である。 実施の形態1におけるプライベート表示エリア10の一例を示す図である。 実施の形態1において、大画面表示装置を近くで見る近距離視聴者9の状態を示す側面図である。 実施の形態1において、大画面表示装置を近くで見る近距離視聴者9の別の状態を示す側面図である。 実施の形態2における大画面表示装置の構成図である。
符号の説明
1 表示手段、2 距離計測手段、3 制御手段、4 表示情報格納手段、5 パブリック表示エリア生成手段、6 プライベート表示エリア生成手段、7 遠距離視聴者、8 パブリック表示エリア、9 近距離視聴者、10 プライベート表示エリア、11近距離視聴者の頭部、12 移動検知手段、13 移動履歴格納手段。

Claims (11)

  1. 視聴者に提供する情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段に不特定視聴者向けの情報を表示するパブリック表示エリアを生成するパブリック表示エリア生成手段と、
    前記表示手段に特定視聴者向けの情報を表示するプライベート表示エリアを生成するプライベート表示エリア生成手段と、
    前記パブリック表示エリア生成手段により生成される前記パブリック表示エリアの生成条件を制御し、又前記プライベート表示エリア生成手段により生成される前記プライベート表示エリアの生成条件を制御する制御手段と、
    を備えたことを特徴とする大画面表示装置。
  2. 前記表示手段と前記視聴者との距離を視聴者距離として計測する距離計測手段を備え、
    前記制御手段は、前記距離計測手段により計測された前記視聴者距離が所定の閾値以内である前記視聴者を前記特定視聴者として特定し、この特定視聴者向けの情報を表示する前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項1記載の大画面表示装置。
  3. 前記距離計測手段は、前記視聴者距離に自らを識別する識別番号を付与し、
    前記制御手段は、前記距離計測手段の前記識別番号と設置位置との対応関係表を備え、前記特定視聴者を特定した際に前記視聴者距離を計測した前記距離計測手段の識別番号を取得し、この識別番号と対応する前記設置位置を前記対応関係表から取得し、前記設置位置に基づいて前記特定視聴者が存在する位置を特定視聴者位置として決定し、この特定視聴者位置に表示する前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項2記載の大画面表示装置。
  4. 前記制御手段は、前記視聴者距離に応じて前記プライベート表示エリアの表示サイズを決定し、この表示サイズに基づいて前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の大画面表示装置。
  5. 前記制御手段は、前記表示手段の中から前記プライベート表示エリアの表示領域を除外した除外表示領域を決定し、この除外表示領域に基づいて前記パブリック表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の大画面表示装置。
  6. 前記制御手段は、前記視聴者距離に応じて前記特定視聴者向けの情報の表示密度を表わす解像度を決定し、この解像度に基づいて前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項2から請求項5のいずれかに記載の大画面表示装置。
  7. 前記解像度は、前記プライベート表示エリアに表示する文字情報の表示密度であることを特徴とする請求項6記載の大画面表示装置。
  8. 前記解像度は、前記プライベート表示エリアに表示する画像情報の表示密度であることを特徴とする請求項6記載の大画面表示装置。
  9. 前記距離計測手段は、前記特定視聴者の頭部と前記表示手段との距離である頭部距離と、前記特定視聴者の胴部と前記表示手段との距離である胴部距離とをそれぞれ計測し、
    前記制御手段は、前記距離計測手段により計測された前記頭部距離が前記胴部距離よりも小さい場合に、前記特定視聴者向けの情報の前記解像度を変更することを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の大画面表示装置。
  10. 前記制御手段により決定された前記特定視聴者位置の過去の位置を含む移動履歴を格納する移動履歴格納手段と、
    前記移動履歴と、前記制御手段により決定された前記特定視聴者位置の現在の位置とに基づいて、前記特定視聴者位置の変化を検知する移動検知手段とを備え、
    前記制御手段は、前記移動検知手段により検知された前記特定視聴者位置の変化に応じて前記プライベート表示エリアの表示位置を更新し、この表示位置に基づいて前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項3から請求項9のいずれかに記載の大画面表示装置。
  11. 前記移動履歴格納手段は、前記特定視聴者が複数存在する場合に前記移動履歴を前記特定視聴者ごとに区別して格納し、
    前記移動検知手段は、前記移動履歴格納手段により格納された前記移動履歴に基づいて、前記特定視聴者ごとの前記特定視聴者位置の変化を検知し、
    前記制御手段は、前記移動検知手段により検知された前記特定視聴者ごとの前記特定視聴者位置の変化に応じて複数の前記プライベート表示エリアの表示位置をそれぞれ更新し、これらの表示位置に基づいてそれぞれの前記特定視聴者位置に表示する前記プライベート表示エリアの生成条件を制御することを特徴とする請求項10記載の大画面表示装置。
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