JP2008194787A - ワイパー装置 - Google Patents

ワイパー装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2008194787A
JP2008194787A JP2007033078A JP2007033078A JP2008194787A JP 2008194787 A JP2008194787 A JP 2008194787A JP 2007033078 A JP2007033078 A JP 2007033078A JP 2007033078 A JP2007033078 A JP 2007033078A JP 2008194787 A JP2008194787 A JP 2008194787A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
cover
edge
ring
gap
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2007033078A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5060795B2 (ja
Inventor
Masashi Tsuchiya
昌史 土屋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Okuma Corp
Original Assignee
Okuma Corp
Okuma Machinery Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Okuma Corp, Okuma Machinery Works Ltd filed Critical Okuma Corp
Priority to JP2007033078A priority Critical patent/JP5060795B2/ja
Publication of JP2008194787A publication Critical patent/JP2008194787A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5060795B2 publication Critical patent/JP5060795B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】部品点数が少なくて済み、構造がシンプルで、組立を簡単に行えるようにする。
【解決手段】ワイパー装置は、工作機械の加工室を開閉するための前面ドア13と、前面ドア13と直交させられかつ前面ドア13に対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する垂直板状固定カバー17と、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパー18とを備えている。ワイパー18は、ワイパー縁部にそってのびた帯板状ワイパー部材22を有している。ワイパー部材22の所要カ所に取付孔32が貫通状にあけられている。取付孔32に弾性体製リング33がはめ入れられている。取付ねじ27は、リング33の中心孔に通されてワイパー縁部にねじ込まれている。
【選択図】図2

Description

この発明は、工作機械の加工室を形成するカバー間に設けられるワイパー装置に関する。
この種のワイパー装置としては、加工室を開閉するための前面ドアと、前面ドアと直交させられかつ前面ドアに対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する垂直板状固定カバーと、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパーとを備えており、ワイパーが前面ドアに対し接近・離隔しうるようにワイパー縁部に移動自在に支持されており、ばねによって、ワイパーが前面ドアに押圧しうるように付勢されているものが知られている(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3参照。)。
上記従来装置では、ワイパーを移動自在に支持する構造およびばねによって付勢する構造等が必要であるため、部品点数が多く構造が複雑で、組立工数が多い等の問題点がある。
実公昭53−52706号公報 実開昭52−141690号公報 特開2005−118974号
この発明の目的は、部品点数が少なくて済み、構造がシンプルで、組立を簡単に行うことのできるワイパー装置を提供することにある。
この発明によるワイパー装置は、工作機械のカバー間に設けられるワイパー装置であって、移動カバーと、移動カバーに対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する固定カバーと、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパーとを備えており、ワイパーが、ワイパー縁部にそってのびた帯板状ワイパー部材を有しており、ワイパー部材の所要カ所に取付孔が貫通状にあけられており、取付孔に弾性体製リングがはめ入れられており、ワイパー固定部材が、軸部がリングの中心孔に通されるとともに軸部先端が固定カバーに固着され軸部他端の大径頭部と固定カバー間でリングおよびワイパーを保持するものである。
この発明によるワイパー装置では、ワイパーの組立に際しては、取付孔にリングをはめ入れて、ワイパー固定部材をリングの中心孔に通してワイパー縁部に固着すればよい。したがって、部品点数が少なくて済み、構造がシンプルで、組立を簡単に行うことができる。
この発明による他のワイパー装置は、工作機械のカバー間に設けられるワイパー装置であって、移動カバーと、移動カバーに対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する固定カバーと、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパーとを備えており、ワイパーが、ワイパー縁部にそってのびた帯板状ワイパー部材を有しており、ワイパー部材の所要カ所に取付孔が貫通状にあけられており、ワイパー固定部材が、軸部がワイパーの取付孔に間隙を持って通されるとともに軸部先端が固定カバーに固着され軸部他端の大径頭部と固定カバー間でワイパーを保持するものである。
さらに、固定カバーに設けられたねじ孔にワイパー固定部材の先端に形成された雄ねじがねじ込まれることにより固定カバーにワイパー固定部材が固定されるものであってもよい。
この発明によれば、部品点数が少なくて済み、構造がシンプルで、組立を簡単に行うことのできるワイパー装置が提供される。
この発明の実施の形態を図面を参照しながらつぎに説明する。
図1を参照すると、ベッド11の頂面にはサドル12が図1の紙面と直交する方向にスライド自在に支持されている。ベッド11の上方から前方の部分を被覆するように略L字状前面ドア13が設けられている。前面ドア13は、サドル12のスライド方向と同方向にスライド自在である。サドル12にこれとともに移動しうるように横断面略L字板状可動カバー14が取付られている。前面ドア13および可動カバー14によって囲まれた空間が加工室15である。主軸台16が加工室15内に収まるようにベッド11上に装備されている。主軸台16には垂直板状固定カバー17が取付られている。固定カバー17は、前後方向に拡がって前面ドア13および可動カバー14と直交させられている。
固定カバー17のほぼ全周にわたってこれにそってワイパー18が取付られている。ワイパー18は、固定カバー17の上縁部にそってのびた第1ワイパー部材21と、固定カバー17の前縁傾斜部そってのびた第2ワイパー部材22と、固定カバー17の前縁垂直部にそってのびた第3ワイパー部材23と、固定カバー17の後縁部にそってのびた第4ワイパー部材24と、固定カバー17の下縁部にそってのびた第5ワイパー部材25と、第5ワイパー部材25の前端部に連なって斜め後下向きにのびた第6ワイパー部材26とよりなる。
第1〜第6ワイパー部材21〜26は、いずれも弾性体製帯板状もので、長さは異にするが、同一横断面を有している。また、第1〜第6ワイパー部材21〜26は、適所において複数の取付ねじ27によって固定カバー17の対応する縁部に取付られている。第5ワイパー部材25を除いて、第1〜第4ワイパー部材21〜24および第6ワイパー部材26の取付構造は、同一である。これらのワイパー部材21〜24、26を代表するものとして、以下、第2ワイパー部材22の取付構造について説明する。
図2を参照すると、前面ドア13内面および固定カバー17前縁部の間にはワイパー間隙αが形成されている。このワイパー間隙αを塞ぐように第2ワイパー部材22が固定カバー17前縁部の一方側の側面に重ね合わされている。この重ね合わされた部分に対応して、固定カバー17前縁部にねじ孔31が形成されている。ねじ孔31と同心状となるように第2ワイパー部材22には円形状取付孔32が貫通状にあけられている。取付孔32には弾性体製リング33がはめ入れられている。リング33の厚みは、第2ワイパー部材22の厚みよりも大きい。その厚みの差の分だけ、リング33の一部は、取付孔32から突出させられている。リング33の突出端面にはワッシャ34があてがわれている。
取付ねじ27は、大径の頭部35、軸部36およびねじ部37とが連続した形成されたものである。軸部36は、ワッシャ34およびリング33に通されている。ねじ部37は、ねじ孔31にねじ入れられている。軸部36の先端面は、取付孔32縁部に当接させられている。これにより、取付ねじ27のねじ込み量が一定となるように決められている。
ワッシャ34の外径は、リング33の外径よりも大である。その径の差の分だけワッシャ34は、リング33から側方にはみ出ている。ワッシャ34のはみ出た部分と第2ワイパー部材22の間には若干の解放隙間βがある。この解放隙間βによって第2ワイパー部材22の移動をワッシャ34が拘束することが無く、リング33の弾性変形によって第2ワイパー部材22が自由に移動できるようになっている。
前面ドア13を移動させると、ワイパー間隙αが大小に変化する。この変化に追従するようにリング33を変形させることによって第2ワイパー部材22が前後方向に移動する。したがって、第2ワイパー部材22の前縁部は、常時、前面ドア13の内面に摺接させられている。
つぎに、図3を参照しながら、第5ワイパー部材25の取付構造を説明する。可動カバー14上面および固定カバー17下縁部の間には、上記ワイパー間隙αとほぼ大きさのワイパー間隙γが形成されている。そして、このワイパー間隙γを第5ワイパー部材25が塞いでいる。固定カバー17前縁部と同様に、固定カバー17下縁部にもねじ孔41が形成されている。第2ワイパー部材22と同様に、第5ワイパー部材25には取付孔42が貫通状にあけられている。取付孔42にはリング43がはめ入れられている。リング43の材料は、弾性体であってもよいが、とくに限定されない。取付ねじ27は、図2に示すものと同じものである。取付ねじ27の軸部36は、ワッシャ34およびリング43にはめ入れられている。ねじ部37は、ねじ孔41にねじ入れられている。ワッシャ44および第5ワイパー部材25間には解放隙間δが形成されている。リング43の外径は、取付孔42の内径よりも小である。その径の差だけ、取付孔42周面およびリング43外面間には移動隙間εが形成されている。
移動隙間εの分だけ、第5ワイパー部材25は、上下動自在である。第5ワイパー部材25の自重によって第5ワイパー部材25は、常時、下向きに付勢されている。
サドル12とともに可動カバー14が移動させられ、ワイパー間隙がγ変化させられると、その変化に追従するように第5ワイパー部材25は上下動させられる。これにより、第5ワイパー部材25の下縁部は、可動カバー14の上面に摺接させられる。
第5ワイパー部材25の取付構造を他のワイパー部材の取付構造と同じとしてもよい。
この発明によるワイパー装置を備えた工作機械の垂直横断面図である。 図1のII−II線にそう拡大断面図である。 図1のIII−III線にそう拡大断面図である。
符号の説明
13 前面ドア
17 固定カバー
18 ワイパー
22 ワイパー部材
27 取付ねじ
32 取付孔
33 リング

Claims (3)

  1. 工作機械のカバー間に設けられるワイパー装置であって、移動カバーと、移動カバーに対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する固定カバーと、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパーとを備えており、ワイパーが、ワイパー縁部にそってのびた帯板状ワイパー部材を有しており、ワイパー部材の所要カ所に取付孔が貫通状にあけられており、取付孔に弾性体製リングがはめ入れられており、ワイパー固定部材が、軸部がリングの中心孔に通されるとともに軸部先端が固定カバーに固着され軸部他端の大径頭部と固定カバー間でリングおよびワイパーを保持するものであるワイパー装置。
  2. 工作機械のカバー間に設けられるワイパー装置であって、移動カバーと、移動カバーに対し間隙をおいて相対させられたワイパー縁部を有する固定カバーと、間隙を被覆しうるようにワイパー縁部にそって取付けられているワイパーとを備えており、ワイパーが、ワイパー縁部にそってのびた帯板状ワイパー部材を有しており、ワイパー部材の所要カ所に取付孔が貫通状にあけられており、ワイパー固定部材が、軸部がワイパーの取付孔に間隙を持って通されるとともに軸部先端が固定カバーに固着され軸部他端の大径頭部と固定カバー間でワイパーを保持するものであるワイパー装置。
  3. 固定カバーに設けられたねじ孔にワイパー固定部材の先端に形成された雄ねじがねじ込まれることにより固定カバーにワイパー固定部材が固定される請求項1または2に記載のワイパー装置。
JP2007033078A 2007-02-14 2007-02-14 ワイパー装置 Expired - Fee Related JP5060795B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007033078A JP5060795B2 (ja) 2007-02-14 2007-02-14 ワイパー装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007033078A JP5060795B2 (ja) 2007-02-14 2007-02-14 ワイパー装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008194787A true JP2008194787A (ja) 2008-08-28
JP5060795B2 JP5060795B2 (ja) 2012-10-31

Family

ID=39754208

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007033078A Expired - Fee Related JP5060795B2 (ja) 2007-02-14 2007-02-14 ワイパー装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5060795B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008541A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Brother Ind Ltd カバー装置と工作機械
JP2014097530A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Amada Co Ltd 曲げ加工装置
CN106239243A (zh) * 2015-06-11 2016-12-21 霓达株式会社 工业用擦拭器以及擦拭方法

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267090U (ja) * 1975-11-14 1977-05-18
JP2005118974A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Tokyo Boeki Techno-System Ltd 加工装置のワイパ装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5267090U (ja) * 1975-11-14 1977-05-18
JP2005118974A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Tokyo Boeki Techno-System Ltd 加工装置のワイパ装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014008541A (ja) * 2012-06-27 2014-01-20 Brother Ind Ltd カバー装置と工作機械
JP2014097530A (ja) * 2012-10-15 2014-05-29 Amada Co Ltd 曲げ加工装置
CN106239243A (zh) * 2015-06-11 2016-12-21 霓达株式会社 工业用擦拭器以及擦拭方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP5060795B2 (ja) 2012-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6103349B2 (ja) 流体圧シリンダ
JP2006321351A (ja) ラックガイド及びこのラックガイドを具備したラックピニオン式ステアリング装置
JP2009281432A (ja) 円筒ころ軸受の組立方法および組立装置
JP5060795B2 (ja) ワイパー装置
ATE516730T1 (de) Führungsrad mit integriertem lagerhalter
ITMI20072172A1 (it) Struttura per mandrino
WO2007128431A3 (de) Maschine zum vermessen oder bearbeiten von werkstücken, insbesondere koordinatenmessgerät
DE602007008975D1 (de) Lochbearbeitungswerkzeug
DE602005023496D1 (de) Hochgenaue spindelanordnung für eine automatische davenport-schraubmaschine
JP2008057690A (ja) 直動案内装置の仮軸
JP2007147381A (ja) 回転角検出センサ
JP2009233791A (ja) 工具交換装置
JP2007010036A (ja) リニアガイド装置のキャップ
DE202006016324U1 (de) Planetenradträger
CN203681637U (zh) 一种转向管柱调节机构
JP2008119244A (ja) ミシンの布切り装置
JP2007132426A (ja) シャフト固定具
JP2006251581A (ja) レンズ鏡筒
EP1939163A4 (en) FIXED BED REACTOR AND PROCESS FOR PRODUCING 2,2-BIS (4-HYDROXYPHENYL) PROPANE USING THE SAME
JP2010014249A (ja) 部材の位置決め機構
JP2010051260A (ja) 釣竿
WO2008093800A1 (ja) スタビライザ
USD544380S1 (en) Temperature trend indicator
CN107489680B (zh) 连接结构、车辆饰板与加强板的安装结构及车辆
JP4695516B2 (ja) 手摺り本体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20091214

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120206

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120214

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120323

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120612

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120731

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120806

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150810

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5060795

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees