JP2008193595A - 通信制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】広域の空間に分散して配置されたICタグの情報を確実に読み取り、ICタグを適切に管理することのできる通信制御技術を提供する。
【解決手段】
探索エリア内に配置したICタグと通信を行い、前記ICタグのタグデータおよび前記タグとの通信性能情報を取得するタグ通信部102と、取得した前記タグとの通信性能情報をもとに、前記タグ通信部を搭載した通信制御装置の前記タグとの通信性能が向上する移動方向を決定する移動方向判断部103と、前記移動方向判断部が決定した方向に前記通信制御装置を駆動する駆動指示部104と、前記通信制御装置の装置位置を取得する装置位置特定部106と、前記取得したタグデータおよび装置位置を格納する記憶部107を備えた。
【選択図】図1

Description

本発明は、通信制御技術にかかり、特にICタグの情報を確実に読み取り、ICタグを適切に管理することのできる通信制御技術に関する。
近年、いわゆるユビキタス技術の進展に伴い、プラント建設、製品の製造、物流などの産業分野において、RFID(Radio Frequency Identification)に代表されるICタグを用いて資機材、あるいは作業員を管理することが行われている。
ICタグの活用に当たっては、ICタグそのものの機能・性能だけでなく、ICタグのデータを無線通信を介して読み書きし、データ処理し、あるいはサーバ装置に転送するための通信制御装置、いわゆるリーダライタ装置の機能および性能も重要である.
ICタグの発する無線通信電波は一般に微弱であり、通信可能な距離は、例えば、物流管理などに一般的に用いられるパッシブ型のICタグでは数メートル程度と短い。特にプラント、倉庫、工場など、広い空間を対象する分野においては、物品あるいは作業員等に貼付したICタグを確実に読み取り、適切に管理することのできる通信制御装置、およびこれを用いたシステムの開発が大きな課題となっている。なお、ここで言う管理は、ICタグを貼付した物品、作業員等の存在確認、位置特定、入出庫時間管理、移動履歴、加工履歴、輸送履歴などの記録、参照、編集を含む。
このような通信制御装置に関わる従来技術として、例えば特許文献1には、ICタグリーダからICタグの情報を読み出す信号の強度を変えてその情報が読み取りできるようになったときあるいは読み取りできなくなったときの強度を測定する手段と、測定した強度をもとにICタグまでの距離を算出する手段と、算出した距離とICタグリーダの位置の、少なくとも2つ以上をもとに、物品の位置を算出する手段とを備えることが示されている。
また、特許文献2には、装置本体を走行移動させながらRFIDリーダ14の送受信可能範囲を可変すると共に、この可変した検索範囲内に存在するRFIDタグを探索した際に、このIDタグが付与されている商品と装置本体との相対的な関係を検出して当該商品の所在位置を特定すると共に、この商品の所在位置と当該RFIDタグから読み取ったタグIDとを対応付けて収集記憶することが示されている。
特開2006−71516号公報 特開2005−320074号公報
特許文献1に示される技術では、多数のICタグリーダ装置が必要となる。このため、
システム構築のためのコストが高くなる。
また、特許文献2に示される技術では、上述の問題点は解決することができる。しかし、ここで用いられる装置は、ICタグリーダ装置本体を倉庫の通路に沿って走行移動させながら棚に置かれた物品に貼付されたICタグを読み取るものである。このため、プラント建設現場あるいは物流現場などの広域の空間に分散して配置されたICタグを効率的に読み取って管理することは困難である。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、広域の空間に分散して配置されたICタグの情報を確実に読み取り、ICタグを適切に管理することのできる通信制御技術を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
探索エリア内に配置したICタグと通信を行い、前記ICタグのタグデータおよび前記タグとの通信性能情報を取得するタグ通信部と、取得した前記タグとの通信性能情報をもとに、前記タグ通信部を搭載した通信制御装置の前記タグとの通信性能が向上する移動方向を決定する移動方向判断部と、前記移動方向判断部が決定した方向に前記通信制御装置を駆動する駆動指示部と、前記通信制御装置の装置位置を取得する装置位置特定部と、前記取得したタグデータおよび装置位置を格納する記憶部を備えた。
本発明は、以上の構成を備えるため、広域の自由空間に分散して配置されたICタグの情報を確実に読み取り、ICタグを適切に管理することのできる通信制御技術を提供することができる。
以下、最良の実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、本発明の第1の実施形態を説明する図である。
図1において、通信制御装置101は、ICタグ108と無線データ通信を行う通信部102、ICタグ108との通信状態に応じて通信制御装置101の移動方向を決定する移動判断部103、移動手段105に対して移動指示を行う移動指示部104、通信制御装置101の探索エリア内での位置を求める装置位置特定部106、読み取ったICタグ108のデータおよび探索エリアのマップを記憶する記憶部107を備える。
なお、本発明において、ICタグ108と通信制御装置101間の無線通信方式は一般的に用いられている方式であれば良く特に限定しない。例えば、無線LAN通信、BlueTooth通信、ZigBee通信、UWB通信、特定小電力無線通信などを利用することができる。また、無線周波数帯としては、例えば日本では、13.56MHz帯、UHF帯、2.45GHz帯などが用いられる。また、ICタグ108は、物流管理などに広く用いられているタグ内部に電源を持たないパッシブ型のRFIDタグ(内部データを有するもの)を想定する。ただし後述するように、本発明はパッシブ型のICタグに限定するものではなく、タグ内部に電源を有するアクティブ型のICタグを用いることもできる。
また移動装置105は、タイヤ、モータ、操舵装置を有する自走式の台車を想定している。ただしこれについても限定するものではなく、地上または天井レールに沿って移動する車台、あるいはロボット型の脚装置や小型の飛行機、飛行船でも良い。
図3は、通信制御装置が移動するエリアを説明する図である。本エリアは、図3におけるA地点を原点位置として、x方向に120m、y方向に100mの長方形の領域を有する。また、このエリア内のB地点とC地点に、それぞれのタグIDが「ID0001」と「ID0002」であるICタグが置かれているものとする。
本実施形態において、通信制御装置101は、移動装置105を用いてこのエリア内を自走しながらICタグの探索を行う。
図17は、通信制御装置のハードウェア構成を説明する図である。図17において、通信制御装置101はデータバス1707に接続されたCPU(中央処理装置)1701、作業用メモリ1702、外部インタフェース1704、外部インタフェース1704に接続された外部記憶装置1703、タグ通信装置1705、アンテナ1708、装置位置特定装置1706、および移動装置105を備える。
図1におけるタグ通信部102は図17のタグ通信装置1705、図1の装置位置特定部106は図17の装置位置特定装置1706、図1の記憶部107は図17の外部記憶装置1703にそれぞれ対応する。また、図1における移動判断部103および移動指示部104は、ソフトウェアにより実現される機能であって、図17におけるハードウェアとしての実体を持っていない。本ソフトウェアは外部記憶装置1703に記憶されており、外部インタフェース1704を介して作業用メモリ1702上に展開され、CPU1701によって実行されるものである。またタグ通信装置1705は具体的にはICタグのリードライトモジュールであり、アンテナ1708を介してICタグと通信することができる。また装置位置特定装置1706については後述する。
図2は、通信制御装置101の処理を説明する図である。図2の処理フローは外部記憶装置1703に記憶されており、外部インタフェース1704を介して作業用メモリ1702上に展開され、CPU1701によって実行されるものである。
図2のステップ201において、タグ通信部102は通信制御装置101の周囲にあるICタグ108との通信処理を行う。典型的には、通信部102は周囲に無線電力伝送波を送信し、ICタグ108からの返信(反射波に乗ったIDデータおよび内部データ)を受信する処理を行う。また同時にタグ通信部102において、ICタグ108からの返信電波の強度を測定する。ステップ201の処理は、ICタグ108からの返信電波を受信するまで継続される。
ICタグ108からの返信電波を受信した場合、次にステップ202において、ICタグ108からのIDデータの読み取りが成功したかどうかの判定を行う。
IDデータの読み取りが成功した場合、すなわち本実施形態においてはICタグ108からの返信電波の強度があらかじめ定められた値以上である場合、ステップ207において記憶部107に読み取ったICタグのIDデータと装置位置特定手段106から取得した、通信制御装置101の現在位置を対応付けて記憶部107に記憶する。
なお、装置位置特定手段106についても一般的に用いられている手法を用いれば良く、本発明では限定しない。例えば、GPS(Global Positioning System)を用いる方法、レーザー光や電波を使用する三角測量により位置を求める方法、タイヤの回転数と操作角とに基づいて原点位置からの移動量の総和を求める方法などを用いることができる。
図4は、通信制御装置101が図3のエリア内のICタグ108を探索した結果、最終的にB地点とC地点に置かれたICタグの読み取りが成功した場合に、記憶部107に記憶されるデータを示している。本実施形態による図4の「ICタグデータテーブル」には、ICタグ108を読み取った通信制御装置101のID、読み取られたICタグ108のID、ICタグ108の内部保持データ(センサデータなど)、ICタグ108を読み取った際の電波強度データ(本実施形態では説明の簡単のため、100を最強として、0から100の連続値を想定している)、ICタグ108を読み取った位置の(x、y)座標値、および読み取り日時が記録されるものとしている。すなわち、図4の「ICタグデータテーブル」には、「CC01」というIDを有する通信制御装置101が、「ID0001」というIDを有するICタグと「ID0002」というIDを有するICタグとを読み取り、それぞれの電波強度とICタグの内部データ、読み取り位置、読み取り日時とが対応付けられて記録されている。
ステップ208において、ICタグ108読み取り後における通信制御装置101の移動方向を決定する。本実施形態では、エリア内において、ICタグの探索が完了していない、あるいは最後に探索してから長時間が経過した場所を探索するように移動方向を決定するものとする。なお、あらかじめ定められた探索ルートに沿うように移動方向を決定することもできる。移動方向を決定するために必要なエリアのマップデータ、通信制御装置101の移動履歴データ、あるいはあらかじめ定められた探索ルートデータは、記憶部107に記憶されている。
図14はマップデータの例を示す図である。ここで、前記マップデータは、典型的には探索エリアを適当な小領域に分割してID付けし、その小領域をマップ上に対応付けたデータである。説明の簡単のため、図14において、探索エリア1400は縦横各1mの小領域に分割されており、各小領域の座標に相当するID1401が付加されているものとする。すなわち本実施形態においては、整数に切り上げた(x、y)座標値=小領域のIDとしている。小領域の大きさはアプリケーションにより異なるが、例えば領域内に存在するICタグ108が全て読み取れる大きさ以下であればタグの読み落としがなく、タグの管理上好適である。なお、図14においてハッチングした領域1402(領域ID:(4、1)、(5、1)、(4、2)、(5、2)、(4、3)、(5、3)、および(1、3)、(1、4)、(1、5))は、通信制御装置101の管理外領域をあらわしている。 ここで、管理外領域は、例えば障害物が存在して通信制御装置101が立ち入れない領域、あるいはエリア内の喫煙室やトイレなど、そもそもICタグ108が存在しない領域などである。
また、前記移動履歴データは、通信制御装置101が通過してきた小領域IDの羅列であって、例えば図14において、通信制御装置101が探索エリア1400内を矢印1403のように移動した場合、移動履歴データは、(1、1)→(2、1)→(3、1)→(3、2)→(3、3)→(3、4)→(4、4)→(5、4)ということになる。
探索ルートデータは、通信制御装置101が所定の探索エリア内を巡回するルートをあらかじめ定めたものであって、例えば図14の探索エリア1400を例にとると、領域ID(1、1)を巡回開始領域(=巡回終了領域)として、点線1404に示す(1、1)→(2、1)→(3、1)→(3、2)→(3、3)→(3、4)→(4、4)→(5、4)→(5、5)→(4、5)→(3、5)→(2、5)→(2、4)→(2、3)→(2、2)→(1、2)→(1、1)などがこれに該当する。探索ルートデータは記憶部107に記憶され、ステップ208で参照されて、このデータに基づいて次の移動方向が決定される。
図15は、領域管理データ1500の例を示す図である。領域管理データは、ステップ208において、最後に探索してから長時間が経過した場所(小領域)を探索するように移動方向を決定する場合に用いられる。なお、この領域管理データ1500は記憶部107に記憶される。
図15に示すように、領域管理データ1500の項目として、領域のID、当該領域のx座標範囲およびy座標範囲、当該領域が管理対象か管理対象外かをあらわす領域の属性、当該領域に対する通信制御装置101の最終訪問日時、および当該領域で読み取られたICタグ108のID番号などがが含まれる。
例えば、図15における第一レコードは、領域IDが(1、1)である領域のx座標範囲は0.0m〜1.0m、y座標範囲は0.0m〜1.0mであり、また、この領域は管理対象領域であって、通信制御装置101がこの領域を最後に訪問した日時は、2006年1月2日、11時56分21秒である。またその際にこの領域にあることが確認されたICタグ108は2つあって、各々のID番号は、ID0001およびID0002である、ということがあらわされている。
図16は、図2におけるステップ208の処理の詳細を説明する図である。まず、ステップ1601において、現在通信制御装置101がいる領域のIDをID0とする。ステップ1602においてID0の「最新訪問日時」に現在日時データを書き込む。次に、ステップ1603において領域ID0に隣接する領域の中で、「最新訪問日時」が無いか、あるいは最新訪問日時が最も古い日時である領域のIDをIDXとする。ステップ1604において、前記求めたIDXを次の移動領域とする。以上の処理によって、通信制御装置が次に向かうべき領域を決定することができる。
図16の処理フローはあくまで実施例のひとつであり、通信制御装置101の移動方向を決定するための一般的なアルゴリズムはこれ以外にも多く考えられる。すなわち本発明では探索領域を一定期間内にくまなく探索するアルゴリズムを用いれば良く、処理の詳細を限定するものではない。
ステップ202において、ICタグ108のIDデータの読み取りが困難な場合、すなわち、ICタグ108からの返信電波強度があらかじめ定められた値より小さい場合、ステップ203において電波状態分析を行う。ここで電波状態分析とは、通信制御装置101の移動に伴い、ICタグ108からの返信電波強度がどのように変化するかを分析する処理である。本実施形態においては、通信制御装置101を現在位置から所定の距離だけ移動させて、電波強度のデータを収集する。
ここで、図5は電波状態の分析処理を説明する図である。図5において、Z地点にICタグがある場合に、通信制御装置101がd地点から(実線矢印に沿って)移動してきた際に、a0地点において微弱な(あらかじめ定められた値より小さい)返信電波を捉えたとすると、ここでステップ203の電波状態分析処理が実行される。
図6は、電波状態の分析処理(図2のステップ203)の詳細を説明する図である。ステップ601において、電波状態分析のための移動ルートが設定される。本実施形態では、図5に示すように、a0→a1→a2→a0の移動ルートが設定されるものとする。次にステップ602においてICタグ108のIDデータ、読み取り位置、返信電波強度を記憶部107に記録する。ステップ603において、先の移動ルートに従って、次の移動位置を移動装置105に指示し移動する。ステップ604において、タグ通信処理を行う。以上の処理を、先の移動ルートの最後に至るまで実行する。ステップ203の処理(図6の処理)の結果、a0、a1、a2のそれぞれについて、電波強度の情報が得られる。
ステップ204において、ステップ203で得られた情報に基づいて、通信制御装置101の移動方向を決定する。すなわち、a0、a1、a2の座標、各座標における電波強度は既知であり、また、「電波強度はICタグからの距離の2乗に反比例する」といった物理モデルを用いて、幾何学的計算により、ICタグの座標Z(x3、y3)を推定することができる。通信制御装置101を、a0地点からZ地点方向に移動することにより、ICタグからのデータを、強い電波強度で確実に読みとることが期待できる。本実施形態においては、a0地点とZ地点とを結ぶベクトル(x3−x0、y3−y0)が移動方向として求められる。
ステップ205において、ステップ204または208で求められた移動方向に通信制御装置101が移動するように、移動装置105に対して制御指示が送られ、通信制御装置101は所望の移動方向に移動する。
ステップ206において、以上説明したICタグの探索処理を継続するか終了するかの判断を行う。終了条件としては例えば、所定の時間ICタグ探索を実行した場合、あらかじめ定められた全てのICタグを発見した場合、探索エリアをくまなく探索し終わった場合、その他、オペレータからの停止指示を受けた場合などが考えられるが、本発明では限定しない。
図7は、図2に示すステップ207の処理の詳細(通信制御装置の複数の位置からICタグのIDデータが読み取り可能である場合(ICタグ108からの返信電波の強度が予め設定した値以上である場合)の処理)を説明する図である。
図7は、通信制御装置101が、b1→b2→b3と移動するのに対応して、通信制御装置101によるICタグを読み取り可能な範囲がc1→c2→c3と移動する。この場合、D地点にあるタグ(ID0003)は、通信制御装置101が、b1、b2、b3のいずれの場所にある場合でも読み取ることができる。このような場合のステップ207の処理について以下に説明する。
図8は、ステップ207の詳細を説明する図である。また、図9はICタグデータの例を示す図である。ステップ801において、記憶部107に記憶された図4に示す「ICタグデータテーブル401」の中に、ただいま読み取ったICタグのIDデータと同じIDをもつレコードがあるかどうかを検索し、これがない場合、ステップ804においてこのレコードを「ICタグデータテーブル401」に追加する。
本実施形態においては、図7のb1地点において読み取ったICタグレコードを図9の901としたとき、図9の「ICタグデータテーブル401」に「ID0003」のIDデータをもつレコードはないので、これを「ICタグデータテーブル401」の末尾に追加する。
また、ただいま読み取ったICタグのIDデータと同じIDをもつレコードがある場合、ステップ802で当該レコードの電波強度とただいま読み取ったICタグの電波強度とを比較し、ただいま読み取ったICタグの電波強度が大きい場合に「ICタグデータテーブル401」のレコードを更新する。
本実施形態においては、図7のb2地点において読み取ったICタグレコードを図9の902としたとき、レコード901の電波強度が30であるのに対し、レコード902の電波強度が80であるので、「ICタグデータテーブル」のレコード901をレコード902に更新する。また、図7のb3地点において読み取ったICタグレコードを図9の903としたとき、レコード902の電波強度が80であるのに対し、レコード903の電波強度が40であるので、「ICタグデータテーブル」は更新しない。
以上の処理によって、複数の地点において同じICタグのデータを読み取っても、「ICタグデータテーブル」に記録されるのは、電波強度が最大である(すなわち、通信制御装置101とICタグとが最も接近していることが期待される)レコードのみとなる。本実施形態においては、最終的に図10に示す「ICタグデータテーブル」が得られる。
次に、ICタグの位置をICタグからの返信電波の強度に基づいて推定する例について説明する。前述の説明においては、記憶部107に記憶される「ICタグデータテーブル」に記録されるタグ読み取り位置情報は、ICタグからの返信電波強度が最大となる、すなわち、通信制御装置101とICタグとが最も接近している状態における通信制御装置101の座標データである。
しかしながら、これに代えて、ICタグの座標データを記録しても良い。これによれば、通信制御装置101とICタグとが物理的な障壁により十分に接近できないような場合において、図5で説明した三角測量などの手段を用いることで、実際にICタグが存在する位置を推定し記録することができる。また三角測量以外でも、例えば指向性のある無線電力伝送波を用いてICタグの位置を推定することが可能である。
図11は 無線電力伝送波を用いてICタグの位置を推定する方法を説明する図である。図11に示すように、c1地点1101にある通信制御装置101は、指向性を有する無線電力伝送波1103を用いてICタグ1102を読み取ることができる。通信制御装置101の現在座標を(x4、y4)、無線電力波の送信方向を(x軸の正方向を0度として反時計回りに)α度、および通信制御装置101が測定した電波強度から推定される通信制御装置101とICタグ1102との距離をrとすると、ICタグ1102の座標は(x4+r*cosα、y4+r*sinα)として求めることができる。
以上のような方法を用いてICタグの位置を推定することにより、例えば接近して存在するICタグを、位置的に区別して読み取ることが可能になる。
次に、通信制御装置101から発信する無線電力伝送波の強度に基づいてICタグとの距離を推定する例について説明する。前述の説明においては、ICタグからの返信電波の強度に基づいて通信制御装置101とICタグとの距離を推定した。しかし、通信制御装置101から発信する無線電力伝送波の強度に基づいてICタグとの距離を推定することも可能である。
図12は、通信制御装置101から発信する無線電力伝送波の強度に基づいてICタグとの距離を推定する方法を説明する図である。
無線電力伝送波の強度、当該強度における読み取り可能なICタグとの最大距離の関係は既知であると仮定する。すなわち、図12において、無線電力伝送波の強度がS1の場合に通信制御装置1201が読み取り可能なICタグとの最大距離はr1であり、強度がS2の場合の最大距離がr2とする。したがって、強度S1の場合に、通信制御装置1201がICタグ1202を読み取れず、強度をS2に上げたときにICタグ1202が読み取れたとすると、通信制御装置1201とICタグ1202との距離は、r1より大きく、かつr2以下であることが分かる。この方法により距離推定を行う場合、返信電波の強度を計測する必要が無いので、通信制御装置の構成を簡易化することができる。
なお、以上の説明では、ICタグの読み取りの成否を返信電波の強度で判定した。しかし前記読み取りの成否を、無線通信データのエラー率に基づいて判断することができる。すなわち、ICタグの読み取りエラー率が、予め設定した値以上になった場合、読み取りが不可となったと判断して、通信制御装置を移動して通信状態の改善を図ることができる。
この例の場合、返信電波の強度を計測することなく、デジタルデータ処理により通信状態を判定することができるため、通信制御装置の構成を簡易化することができる。
また、以上の説明においては、ICタグとしてパッシブ型のICを前提にして説明した、しかし、ICタグとして、電源(太陽光発電器、振動発電器、電池等)を内蔵したアクティブ型のICタグを利用することができる。この場合、通信制御装置は、ICタグに対して無線電力伝送波を送出する機構を必要としない。このため、タグ通信部の構成を簡易化することができる。
また、前記ICタグは、センサを備えることができる。センサとしては温度センサ、照度センサ、人感センサ、ひずみセンサ、圧力センサなどを備えることができる。センサ付きのICタグ(センサノード)を用いることにより、通信制御装置はICタグのIDデータと位置データだけでなく、そのICタグがセンシングしたデータあるいはICタグ内で行われた演算結果を読み取って、エリア内の監視や制御のために活用することができる。
例えば、温度センサ付のICタグを監視対象エリア内に多数設置することで、このエリア内の温度分布を測定し、このデータをエリア内の空調の最適制御に利用するといった用途が考えられる
図13は、本発明の第2の実施形態を説明する図である。本実施形態では、図13に示すように複数の通信制御装置101、1311、および管理サイト1307を備える。通信制御装置101は通信部1301を備え、通信制御装置1311は通信部1318を備える。
通信部1301は、典型的には無線LANモジュールであり、管理サイト1307内のLAN1303に接続した通信部1302(典型的には無線LANアクセスポイント)と無線データ通信を行う。管理サイト内のLAN1303には、管理用のコンピュータ1304、ファイヤウォール装置1305が接続されており、管理用のコンピュータ1304はファイヤウォール装置1305を介してインターネット1306に接続される。
管理サイト1307の管理者は、コンピュータ1304を操作して、LAN1303、通信部1302および通信部1301を介して、通信制御装置101の記憶部107にアクセスし、ここに記憶されているICタグのIDデータ、位置データ、マップデータなどを参照することができる。
また、管理サイト1307から通信制御装置101に対して、制御指示(ICタグの探索開始あるいは終了、移動方向の修正、マップの更新など)を与えることができる。また、管理用のコンピュータ1304に、通信制御装置101の記憶部107に記憶した各種データをコピーして記憶させる機能を持たせることにより、コンピュータ1304におけるデータの操作、加工、表示などを柔軟に行うことが可能となる。なお、このようなデータの操作、加工、表示などはファイヤウォール装置1305およびインターネット1306を介してさらに遠隔地から実施することが可能である。
また、複数の通信制御装置101、1311は、通信部1301、1318を介して互いのデータを共有しながら、連携して動作することができる。例えば、図13において、通信制御装置101により探索済みであるエリアのデータを通信制御装置1311が共有することにより、通信制御装置1311は、前記通信制御装置101により探索済みであるエリアの探索を省略することができる。
また、図13において、通信制御装置1311と管理サイト1307の通信部1302の距離が離れていて、直接的に無線通信できないような場合には、通信制御装置101により通信制御装置1311と前記通信部1302間の無線通信を中継することができる。
このように、複数の通信制御装置は互いの無線通信部を介して連携することにより、効率的なICタグデータの収集が可能になる。
以上説明したように、通信制御装置101は、ICタグ108と無線データ通信を行う通信部102、ICタグ108との通信状態に応じて通信制御装置101の移動方向を決定する移動判断部103、移動装置105に対して移動指示を行う移動指示部104、通信制御装置101の探索エリア内での位置を求める装置位置特定部106、読み取ったICタグ108のデータあるいはエリアのマップを記憶する記憶部107を備える。
通信部102は、一般的な無線通信手段を用いてICタグ108との無線データ通信を行うとともに通信状態(電波強度やビットエラー率)の測定を行うことができる。
移動判断部103は、タグ通信部102により読み取ったICタグ108のデータおよびICタグの読み取り位置(ICタグの位置あるいは通信制御装置の位置)を記憶部107に記憶する。さらに、記憶部107に記憶した探索エリアのマップ情報および装置位置特定装置106から出力される通信制御装置101の現在位置(あるいはICタグの位置)情報に基づき、新たな(ICタグの)探索方向を決定する処理を行う。なお、通信状態が悪く、ICタグ108のデータが読み取れなかったような場合には、通信状態を改善のために通信制御装置101を移動する方向を決定する処理を行う。
移動指示部104は、移動判断部103からの出力される移動方向情報に基づき、移動装置105に対して移動の制御指示を発行する。移動装置105は、典型的にはタイヤを有する自走式の台車である。以上の処理により通信制御装置101は、エリア内を自律的に移動しながら、ICタグを探索し、読み取る処理を実行することができる
このように、通信制御装置は、プラント建屋、資材置き場、工場、物流倉庫等の広域のエリアを自律的に移動しながら、ICタグを探索し、エリア内の資機材あるいは作業員に貼付されたICタグのデータを読み取り、読み取ったICタグの情報および通信制御装置等の位置情報を併せて管理することができる。このため、プラント建設、物流など、広い空間が対象となる分野において、物品・人員等に貼付されたICタグを確実に読み取り、適切に管理することのできる通信制御システムを実現することができる。
第1の実施形態を説明する図である。 通信制御装置の処理を説明する図である。 通信制御装置が移動するエリアを説明する図である。 記憶部に記憶されるICタグデータの例を説明する図である。 電波状態の分析処理を説明する図である。 電波状態分析処理(図2のステップ203)の詳細を説明する図である。 図2に示すステップ207の処理の詳細を説明する図である。 図2に示すステップ207の詳細を説明する図である。 ICタグデータの例を説明する図である。 ICタグデータテーブルの例を説明する図である。 無線電力伝送波を用いてICタグの位置を推定する方法を説明する図である。 通信制御装置から発信する無線電力伝送波の強度に基づいてICタグとの距離を推定する方法を説明する図である。 第2の実施形態を説明する図である マップデータの例を示す図である。 領域管理データの例を示す図である。 図2におけるステップ208の処理の詳細を説明する図である。 通信制御装置のハードウェア構成を説明する図である。
符号の説明
101、1311 通信制御装置
102、1312 タグ通信部
103、1313 移動判断部
104、1314 移動指示部
105、1315 移動部
106、1316 装置位置特定部
107、1317 記憶部
108 ICタグ
1301、1318 通信部
1303 LAN
1304 コンピュータ
1305 ファイヤウォール
1701 CPU
1702 メモリ
1703 外部記憶装置
1704 インタフェース
1705 タグ通信装置
1706 装置位置特定装置
1707 データバス
1708 アンテナ

Claims (12)

  1. 探索エリア内に配置したICタグと通信を行い、前記ICタグのタグデータおよび前記タグとの通信性能情報を取得するタグ通信部と、
    取得した前記タグとの通信性能情報をもとに、前記タグ通信部を搭載した通信制御装置の前記タグとの通信性能が向上する移動方向を決定する移動方向判断部と、
    前記移動方向判断部が決定した方向に前記通信制御装置を駆動する駆動指示部と、
    前記通信制御装置の装置位置を取得する装置位置特定部と、
    前記取得したタグデータおよび装置位置を格納する記憶部を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  2. 請求項1記載の通信制御装置において、
    探索エリアの地図情報を格納した記憶部を備え、前記移動方向判断部は前記地図情報に基づき、ICタグの探索が完了していない箇所あるいは所定期間探索していない箇所を移動方向として決定することを特徴とする通信制御装置。
  3. 請求項1記載の通信制御装置において、
    通信制御装置の移動に伴い、異なる位置で同一のICタグのタグデータを取得したとき、通信性能が良好な方のタグデータおよび装置位置を前記ICのタグデータおよび装置位置として前記記憶部に記憶することを特徴とする通信制御装置。
  4. 請求項1記載の通信制御装置において、
    前記タグ通信部は、取得した前記通信性能をもとに前記タグの位置を演算して推定することを特徴とする通信制御装置。
  5. 請求項1記載の通信制御装置において、
    前記ICタグは、センサを備え、センシングデータを通信制御装置の前記タグ通信部に送信することを特徴とする通信制御装置。
  6. 請求項1記載の通信制御装置において、
    通信制御装置は他の通信制御装置と通信するための通信装置を備えたことを特徴とする通信制御装置。
  7. 探索エリア内に配置したICタグと通信を行い、前記ICタグのタグデータおよび前記タグとの通信性能情報を取得するタグ通信部と、
    前記タグ通信部を搭載した通信制御装置を備え、
    前記タグ通信部が取得した前記タグとの通信性能情報をもとに、前記タグ通信部を搭載した通信制御装置を前記タグとの通信性能が向上する方向に移動させることを特徴とする通信制御方法。
  8. 請求項7記載の通信制御方法において、
    探索エリアの地図情報を格納した記憶部を備え、前記地図情報をもとにICタグの探索が完了していない箇所あるいは所定期間探索していない箇所を移動方向として決定することを特徴とする通信制御方法。
  9. 請求項7記載の通信制御方法において、
    通信制御装置の移動に伴い、異なる位置で同一のICタグのタグデータを取得したとき、通信性能が良好な方のタグデータを前記ICのタグデータとして前記記憶部に記憶することを特徴とする通信制御方法。
  10. 請求項7記載の通信制御方法において、
    前記タグ通信部は、取得した前記通信性能をもとに前記タグの位置を演算して推定することを特徴とする通信制御方法。
  11. 探索エリア内に配置したICタグと通信を行い、前記ICタグのタグデータおよび前記タグとの通信性能情報を取得するタグ通信部と、
    前記タグ通信部および他の通信制御装置と通信するための通信装置を搭載した通信制御部を備え、
    前記タグ通信部が取得した前記タグとの通信性能情報をもとに、前記タグ通信部を搭載した通信制御装置を前記タグとの通信性能が向上する方向に移動させて、前記ICのタグデータおよび該ICタグの位置を表すデータを対応づけて記憶することを特徴とする通信制御システム。
  12. 請求項11記載の通信制御システムにおいて、
    ICタグの位置を表すデータは通信制御装置の位置を表すデータであることを特徴とする通信制御システム。
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