JP2008193574A - バリア装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 撮像素子のパッケージとカバーガラスとの間にできる平面部が狭い場合でも、光学フィルターと撮像素子とを確実に密閉構造にすることができる撮像装置を提供する。
【解決手段】 防塵ゴム(4)に撮影光軸中心に向けて伸びる押圧部(4d)を設け、この押圧部(4d)に撮像素子(5)のパッケージ(5a)の外周角部(5b)或いは撮像素子(5)のカバーガラス(5c)の外周角部(5d)を当接させて、光学フィルター(4)と撮像素子(5)とを確実に密閉構造にすることができ、光学フィルター(3)と撮像素子(5)との間にゴミなどの異物の侵入を防止する。
【選択図】 図4
【解決手段】 防塵ゴム(4)に撮影光軸中心に向けて伸びる押圧部(4d)を設け、この押圧部(4d)に撮像素子(5)のパッケージ(5a)の外周角部(5b)或いは撮像素子(5)のカバーガラス(5c)の外周角部(5d)を当接させて、光学フィルター(4)と撮像素子(5)とを確実に密閉構造にすることができ、光学フィルター(3)と撮像素子(5)との間にゴミなどの異物の侵入を防止する。
【選択図】 図4
Description
本発明は、光学フィルターと撮像素子との間に侵入するゴミなどの異物を防止することができる撮像装置に関するものである。
従来、この種の撮像装置には、光学フィルターと撮像素子との間に弾性部材であるフィルター・素子押えを介在させた状態で光学フィルター、および撮像素子を撮像素子ホルダーの開口部の後方から挿入し固定する構造が一般的である。これは光学フィルターと撮像素子との間でなく、撮像素子ホルダーと撮像素子との間でもよい。
このような撮像装置は、フィルター・素子押えの一方を撮像素子のパッケージ平面部に当接させ、他方を光学フィルターの平面部、或いは撮像素子ホルダーの平面部に当接させることで光学フィルターと撮像素子との間を密閉構造にしたものがある(特許文献1参照)。
特開平5−203864号公報(第6頁、図4)
しかしながら、特許文献1においては、撮像素子のパッケージが小さくなるとCCDチップとボンディングワイヤを保護するカバーガラスとパッケージとの間にできる平面部が狭くなる。撮像素子のパッケージ平面部にフィルター・素子押えを当接させていることからである。
撮像素子のパッケージ平面部が狭くなると、フィルター・素子押えを当接させることが困難になる。そうすると、フィルター・素子押えの位置ズレが発生する。この位置ズレは、撮影レンズを透過した被写体光束がフィルター・素子押えによりケラレるいった問題が生じる。また、確実に光学フィルターと撮像素子を密閉構造することができないといった問題も生じる。
そこで本発明は、撮像素子のパッケージが小さくなり撮像素子のパッケージとカバーガラスとの間にできる平面部が狭い場合でも、光学フィルターと撮像素子を確実に密閉構造にすることができことを目的とする。ひいては、光学フィルターと撮像素子との間に侵入するゴミなどの異物を防止することができる撮像装置を提供することを目的とする。
本発明の撮像装置は、撮影レンズを透過した被写体光束を受光して光電変換する撮像素子と、該撮像素子の受光面に照射される光において高周波ノイズ成分をカットする光学フィルターと、前記撮像素子と前記光学フィルターとの間を密閉する防塵部材を有する撮像装置において、前記防塵部材に撮影光軸中心に向けて伸びる押圧部を設け、前記押圧部と前記撮像素子の外周角部を当接させたことを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記撮像素子の外周角部と当接する前記押圧部の面に斜面を形成したことを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記撮像素子の外周角部はパッケージの角部であることを特徴としている。
また、本発明の他の特徴とするところは、前記撮像素子の外周角部はカバーガラスの角部であることを特徴としている。
以上説明したように、光学フィルターと撮像素子とを確実に密閉構造にすることができ、光学フィルターと撮像素子との間にゴミなどの異物の侵入を防止することができる。
(実施例1)
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。まず、図1から図3を用いて本実施形態に係るバリア装置について説明する。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。まず、図1から図3を用いて本実施形態に係るバリア装置について説明する。
1は不図示のレンズ鏡筒を支持する固定地板で、レンズ鏡筒を固定する面と対向する位置に撮像素子を収納する凹形状した収納室1aが形成されている。また収納室1aには後述する防塵部材としての防塵ゴム4のフランジ部4aと当接する平面部1bが形成されている。
2は被写体光線の入射光量を決定し、かつ有害光線を削除する開口部2aが形成されたマスクで、固定地板1の収納室1a内に配置されている。
3は撮像素子5の受光面に照射される光において高周波ノイズ成分をカットする光学フィルターで、マスク2の後方に位置し固定地板1の収納室1a内に配置され、防塵ゴム4の押圧部4bにより固定地板1に支持されている。
4は光学フィルター3と撮像素子5との間にゴミなどの異物の侵入を防止する弾性力を有する防塵ゴムで、光学フィルター3の後方に位置し固定地板1の収納室1a内に配置され、撮像素子5を固定地板に取り付けることにより固定地板1に支持されている。
この防塵ゴム4は、一方が固定地板1と他方が撮像素子5と当接させることで防塵ゴム4の弾性力が発生する。この弾性力利用して固定地板1と撮像素子5との間を密閉構造にしている。
固定地板1と撮像素子5とを密閉構造することで、光学フィルター3と撮像素子5との間も密閉構造になる。
この防塵ゴム4には、押圧部4b(図2参照)と、押圧部4dとが形成されている。押圧部4bは、固定地板1の平面部1bと当接するフランジ部4a(図2参照)と、光学フィルター3を固定地板1に押圧する撮影光軸中心に向けて4辺から伸びている。押圧部4dは、押圧部4bと対向する位置に撮像素子5の外周角部(図3参照)と当接する斜面4cを有する撮影光軸中心に向けて伸びている。
5は撮影レンズを透過した被写体光束を受光して光電変換する撮像素子で、不図示の基板とを接続するフレキシブル基板6に半田付けされ、接着により支持板7に固定され固定地板1の収納室1a内に配置されている。
この撮像素子5は、パッケージ5a内に配置されたCCDチップとボンディングワイヤを保護するパッケージ5aよりサイズが小さいカバーガラス5cが貼り付けられている。
6は撮像素子5と不図示の基板とを接続するフレキシブル基板で、撮像素子5と後述する支持板7との間に配置されている。こフレキシブル基板6には接着剤が通過する開口部6aが形成されている。
7は撮像素子5を固定地板1に支持する支持板で、ビス8により固定地板1に支持されている。この支持板7には、開口部7aが形成されておりこの開口部7aに接着剤を塗布することで支持板7と撮像素子5とが固定される。
次に図3及び図4から図5を用いて本実施形態に係る光学フィルターと撮像素子との密閉構造について説明する。
図3に示すように撮像素子5のパッケージサイズが小さくなり、カバーガラス5cが貼り付けられる。そうすると、パッケージ5aとカバーガラス5cとの間にできる平面部Aが狭くなる。すると、この平面部Aに防塵ゴム4のフランジ部を当接させて光学フィルター4と撮像素子5を密閉構造にすることが困難になる。
そこで、図4に示すように撮像素子5を被写体側とは反対方向Aに移動(図中矢印方向)させた場合は、撮像素子5のカバーガラス5cの外周角部5dと防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cが当接する。他方は防塵ゴム4のフランジ部4aが固定地板1の平面部1bと当接する。
この当接により光学フィルター4と撮像素子5との間を密閉構造にしている。
また、図5に示すように撮像素子5を被写体側方向Bに移動(図中矢印方向)させた場合は、防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cが撮像素子5のカバーガラス5cの外周角部5dにより押され、防塵ゴム4の押圧部4dが弾性変形する。
この弾性変形により、撮像素子5のカバーガラス5cの外周角部5dが防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4c外れ、撮像素子5のパッケージ5aの外周角部5bと防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cが当接する。他方は防塵ゴム4のフランジ部4aが固定地板1の平面部1bと当接する。
この当接により光学フィルター4と撮像素子5との間を密閉構造にしている。
本実施形態では、撮像素子5の繰出し状態において防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cと撮像素子5のカバーガラス5cの外周角部5dが当接する構成となっている。あるいは、撮像素子5の繰込み状態において防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cと撮像素子5のパッケージ5aの外周角部5bが当接する構成になっている。この点、防塵ゴム4の押圧部4dの斜面4cに撮像素子5のパッケージ5aの外周角部5bと、カバーガラス5cの外周角部5dを同時に当接させる構成にしても構わない。
上記説明したように、防塵ゴム4に斜面4cを有する撮影光軸中心に向けて伸びる押圧部4dを設けてもよい。この斜面4cに撮像素子5のパッケージ5aの角部5b或いは撮像素子5のカバーガラス5cの角部5dを当接させる。これにより、撮像素子5のパッケージサイズが小さくなる。すると、カバーガラス5cが貼り付けられたパッケージ5aの平面部Aが狭い場合でも、光学フィルター4と撮像素子5とを確実に密閉構造にすることができる。光学フィルター3と撮像素子5との間にゴミなどの異物の侵入を防止することができる。
本実施形態において、防塵ゴム4に斜面4cを形成しているが、斜面4cが形成されない押圧部4dであっても構わない。
1 固定地板
1b、A 平面部
3 光学フィルター
4 防塵ゴム(防塵部材)
4a フランジ部
4b、4d 押圧部
4c 斜面部
5 撮像素子
5a パッケージ
5b、5d 外周角部
5c カバーガラス
7 支持板
1b、A 平面部
3 光学フィルター
4 防塵ゴム(防塵部材)
4a フランジ部
4b、4d 押圧部
4c 斜面部
5 撮像素子
5a パッケージ
5b、5d 外周角部
5c カバーガラス
7 支持板
Claims (4)
- 撮影レンズを透過した被写体光束を受光して光電変換する撮像素子と、該撮像素子の受光面に照射される光において高周波ノイズ成分をカットする光学フィルターと、前記撮像素子と前記光学フィルターとの間を密閉する防塵部材を有する撮像装置において、
前記防塵部材に撮影光軸中心に向けて伸びる押圧部を設け、前記押圧部と前記撮像素子の外周角部を当接させたことを特徴とするバリア装置。 - 前記撮像素子の外周角部と当接する前記押圧部の面に斜面を形成したことを特徴とする請求項1のバリア装置。
- 前記撮像素子の外周角部はパッケージの角部であることを特徴とする請求項1のバリア装置。
- 前記撮像素子の外周角部はカバーガラスの角部であることを特徴とする請求項1のバリア装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007027941A JP2008193574A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | バリア装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007027941A JP2008193574A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | バリア装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008193574A true JP2008193574A (ja) | 2008-08-21 |
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ID=39753207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2007027941A Pending JP2008193574A (ja) | 2007-02-07 | 2007-02-07 | バリア装置 |
Country Status (1)
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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-
2007
- 2007-02-07 JP JP2007027941A patent/JP2008193574A/ja active Pending
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