JP2008192909A - 発光装置およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】LEDチップから離れた位置に均一な蛍光体層を備えた発光装置およびその製造方法を提供する。
【解決手段】発光素子2と、透光性層9と、蛍光体層7とを有する発光装置であって、透光性層9と蛍光体層7との間には、透明導電膜10を配置する。これにより、透明導電膜10を電極として、電着工程により蛍光体層7を形成することが可能になる。よって、均一な蛍光体層7を、発光素子2から離れた位置に容易に形成することができる。また、透明導電膜10の熱伝導性により、発光装置使用時の蛍光体層の昇温を防止することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、発光装置に関し、特に、発光ダイオード(LED)の出射光によって蛍光体を励起することにより、発光色を変換する構成の発光装置に関する。
白色光の発光装置としては、特許文献1および2に記載のように、青色LEDと、青色光で励起され黄色光を発光する蛍光体とを組み合わせ、青色光と黄色光とを混色して白色光を発する構造のものが知られている。
特に、特許文献1の図2、図4ならびに特許文献2の図3、図4には、パッケージ内のLEDを透明体に埋め込み、透明体の上に蛍光体層を形成することにより、蛍光体層をLEDから離した位置に配置する構造の発光装置が開示されている。これらの発光装置は、特許文献1によれば、LEDから各方向に出射される光が蛍光体層を通過する際の光路長差が少なくなるため色調ムラを低減できると共に、LED近傍の光の散乱が少なくなるため輝度の低下を抑制できる。
特許第3065263号公報 特許第3773541号公報
特許文献1では、LEDから離した位置に蛍光体層を配置した構造の発光装置の製造方法として、マウントカップ内に配置したLEDの周囲にシリコーンゴム等を注入し硬化させることにより透明体を形成した後、蛍光体をエポキシ樹脂に分散したスラリーを透明体の上に注入し硬化させると記載している。しかしながら、この方法では、蛍光体層を均一に成膜するのは困難である。一方、特許文献2では、蛍光体層の具体的な成膜方法が記載されていない。
本発明の目的は、LEDチップから離れた位置に均一な蛍光体層を備えた発光装置およびその製造方法を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、以下のような発光装置が提供される。すなわち、発光素子と、発光素子の上に配置され、発光素子の発光を透過する透光性層と、透光性層の上に配置され、発光素子の発光によって励起される蛍光体層とを有し、透光性層と蛍光体層との間には、発光素子の発光を透過する透明導電膜が配置されている発光装置である。このように透明導電膜を配置することにより、透明導電膜を電極として用いることができるため、電着工程により蛍光体層を形成することが可能になる。よって、均一な蛍光体層を、発光素子から離れた位置に容易に形成することができる。また、透明導電膜の熱伝導性により、発光装置使用時の蛍光体層の昇温を防止することもできる。
発光素子を搭載する基板の電極端子に金属ワイヤを接続し、金属ワイヤの一部を透明導電膜と接触させる構成にすることにより、電着工程において、金属ワイヤを介して透明導電膜に電圧を印加することが可能になる。金属ワイヤは、一端が電極端子に、他端が発光素子もしくは電極端子に接続されたループ状にすることができ、ループの最頂部が透明導電膜と接触する構成にすることができる。
また、発光素子をカップ状の光反射部材の内側に配置し、光反射部材は、内壁の少なくとも一部が導電性のものを用いることが可能である。この場合、透明導電膜は、導電性の内壁と接触するように配置する。これにより、電着工程において光反射部材の導電性部分を介して、透明導電膜に電圧を印加することが可能になる。
また、蛍光層の上に、第2の透光性層、第2の透明導電膜、第2の蛍光体層をさらに配置することができる。金属ワイヤは、第2の透明導電膜にも接触するように配置することにより、電着法により第2の蛍光体層を形成することができる。
また、蛍光層の上には、第2の透光性層、第2の透明導電膜、第2の蛍光体層をさらに配置することができる。第2の透明導電膜が、導電性の内壁と接触することにより、電着法により第2の蛍光体層を形成することができる。
また、発光素子と透光性層との間には、別の蛍光体層をさらに配置する構成にすることもできる。
また、本発明の別の態様によれば、発光装置の製造方法を提供することができる。すなわち、発光素子の上に透光性層を形成する第1工程と、透光性層の上に透明導電膜を形成する第2工程と、透明導電膜に電圧を印加し、電気泳動電着法により蛍光体層を透明導電膜上に形成する第3工程とを有する製造方法である。
本発明の一実施の形態について図面を用いて説明する。
本実施の形態では、LEDチップ上に透明体を形成し、透明体上に電気泳動電着法により蛍光体層を均一に形成する。電気泳動電着法で蛍光体層を形成するためには、蛍光体層が形成される透明体の表面を陰極とする必要があるが、透明体材料は通常は樹脂等により形成されるため導電性ではなく、しかも、透明体表面に給電する構造も従来備えられていない。本発明では、透明体の表面に透明導電膜を配置し、透明導電膜をLED素子のボンディングワイヤまたはパッケージの反射リング等と電気的に接続する。これにより、パッケージの電極端子からボンディングワイヤまたは反射リング等を介して透明導電膜に電圧を印加することができ、電気泳動電着法による蛍光体層の成膜が可能になる。
以下、第1〜第5の実施の形態により具体的に説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態のLED発光装置の構成を図1を用いて説明する。図1のLED発光装置は、反射リング8付きのセラミック基板3に、LEDチップ(ダイ)2を搭載した構成である。LEDチップ2は、上面が平坦な透光性スペーサー9によって被覆されている。透光性スペーサー9の上面には、透明導電膜10が配置され、その上に蛍光体層7が配置されている。
セラミック基板3には、アノード端子4およびカソード端子5が備えられている。LEDチップ2は、GaNをベースとした公知の青色LEDであり、図示していないが、基板3側から順に積層された、低電気抵抗のp型コンタクト層、p型クラッド層、活性層、n型クラッド層、および、低電気抵抗のn型コンタクト層を含んでいる。n型コンタクト層の上には、ボンディングパッドとなる表面電極が配置されている。LEDチップ2の表面電極は、ボンディングワイヤ6によってカソード端子5と接続されている。LEDチップ2の最下面であるp型コンタクト層は、はんだ材料等により、基板3のアノード端子4上にダイボンディングされている。
ボンディングワイヤ6は、金、アルミ、銅およびこれらの合金等の材料からなるものを用いることができる。ワイヤ6の太さおよび長さならびに材質は、ループ頂部が所定の高さとなるように設計されている。
透光性スペーサー9は、その高さが、LEDチップ2の高さ(厚さ)より大きく、ワイヤ6のループ頂部よりも低くなるように設計されている。これにより、蛍光体層7をLEDチップ2から離れた位置に配置することができるとともに、透光性スペーサー9の上に配置される透明導電膜10とワイヤ6とを接触させることができ、透明導電膜10とワイヤとを電気的に接続することができる。よって、後述する電気泳動電着工程においてワイヤ6を介して透明導電膜10に電圧を印加し、陰極として作用させることが可能になる。
透光性スペーサー9および透明導電膜10は、少なくとも青色LEDチップ2が発する青色光に対して透明な材料によって形成されている。これらは、蛍光体層7が発する蛍光に対しても透明であることがさらに望ましい。例えば、透光性スペーサー9の材質として、シリコーン樹脂を用いることができる。透明導電膜10の材質として、ITO(インジウム錫酸化物)を用いることができる。透明導電膜10の膜厚は、20〜200nmの範囲であることが望ましい。
蛍光体層7は、LEDチップ2の出射光により励起され、所望の波長の蛍光を発する蛍光体を含む。ここでは、LEDチップ2の出射する青色光によって、黄色の蛍光を発する蛍光体を用いる。これにより、青色光と黄色光との混色により、白色光を出射する発光装置を得ることができる。黄色光を発する蛍光体としては、YAG(イットリウム・アルミニウム・ガーネット)蛍光体を用いることができる。
蛍光体層7は、電気泳動電着法により成膜する。電気泳動電着法によって成膜される蛍光体層7は、均一な膜となるとともに、蛍光体層7に含まれるバインダー量がわずかであるため、蛍光体の密度が高く、蛍光への変換効率が高い。
次に、図1の発光装置の製造方法について説明する。まず、予め製造しておいたLEDチップ2を、基板3の反射リング8内のアノード端子4上にはんだ材料等を用いてダイボンディングした後、LEDチップ2の表面電極とカソード端子5をワイヤ6によりボンディングする。ワイヤ6は、ループ頂部の高さが予め定めた高さとなるようにボンディング条件を設定する。なお、LEDチップ2および基板3の製造方法は、広く知られているのでここでは説明を省略する。
つぎに、反射リング8内に透光性スペーサー9の材料(例えばシリコーン樹脂)を充填し、所定の温度で加熱する等により硬化させ、透光性スペーサー9を形成する。透光性スペーサー9の厚さは、上述したようにLEDチップ2の高さよりも大きく、ワイヤ6のループ頂部よりも低くなるように充填する樹脂量や硬化条件を調節する。
透光性スペーサー9の上に、透明導電膜10を成膜する。成膜方法としては、スパッタ法、蒸着法等所望の成膜方法を用いることができる。
つぎに、LEDチップ2の表面に電気泳動電着法を用いて蛍光体層7を形成する。電気泳動電着法は、基本的には二つの電極間(陽極と陰極)に電位差を加え、両極間に存在する「電荷を有する物質」を電場により移動させ、「電荷を有する物質」の電荷とは反対の極性を示す電極上に「電荷を有する物質」を堆積させる方法である。ここでは、正電荷を付加した蛍光体粒子を分散した溶液を用意し、LEDパッケージ1の透明導電膜10を陰極とし、陽極と対向させて溶液中に浸し、陰極陽極間に電圧を印加することにより、透明導電膜10の表面に蛍光体粒子を移動させ堆積させることができる。
電気泳動による電着装置としては、例えば図2に示した装置を用いることができる。図2の装置は、堆積処理槽20と、その底部に配置された陽極22とを備えている。堆積処理槽20には、蛍光体粒子が分散された溶液21が満たされる。陽極2は、配線25により直流電源26の正極に接続される。陽極22の材質としては、例えば白金を用いる。
LEDチップ2が搭載された基板3は、図2のように溶液21の上部に陽極22と対向するように配置される。基板3のカソード端子5は、配線24によって直流電源26の負極に接続される。カソード端子5は、ボンディングワイヤ6を介して透明導電膜10と電気的に接続されているため、陽極22と対向して露出している透明導電膜10が陰極となる。
溶液21は、蛍光体粒子と、蛍光体粒子の帯電剤および結合材の役目を果たす物質(例えば硝酸マグネシウム(Mg(NO3)2))とを、溶媒(例えばイソプロピルアルコールと水の混合溶媒)に分散させたものを用いる。例えば、蛍光体粒子(YAG)4 g/L、硝酸マグネシウム(Mg(NO3)2)を5 mmol/Lの濃度となるように分散した溶液21を用いることができる。蛍光体粒子の粒径は、例えば、一次粒子径で数nm〜数十μm程度のものを用いることができる。
溶液21中の蛍光体粒子には、帯電剤により正電荷が付与されているため、電源26から陽極22と陰極(透明導電膜10)との間に所定の電圧を印加すると、蛍光体粒子は、陽極22側から陰極である透明導電膜10に向けて電気泳動され、透明導電膜10上に堆積する。これにより、蛍光体層7を形成することができる。
堆積処理槽20から基板3を取り出した後、透明導電膜10の表面以外の部分に堆積した蛍光体粒子を取り除く。以上の工程により、LEDチップ2から所定の間隔だけ離れた位置に一様な厚さの蛍光体層7が形成された図1の発光装置を製造することができる。
つぎに、本実施の形態の発光装置の動作について説明する。カソード端子5およびアノード端子4からLEDチップ2に電流を供給すると、LEDチップ2は青色光を発光する。青色光は、透光性スペーサー9および透明導電膜10を通って蛍光体層10に入射する。蛍光体層10を通過する際に、青色光の一部は黄色光(蛍光)に変換され、変換されなかった青色光と混合されることにより、白色光となって出射される。このとき、蛍光体層10は、LEDチップ2から所定の間隔(透光性スペーサー9および透明導電膜10の厚さ)だけ離れた位置に配置されているため、LEDチップ2から各方向に出射された光が蛍光体層10を通過する際の光路長差が少なく、白色光の色調ムラを低減できる。また、LEDチップ2近傍での光の散乱を少なくできるため輝度の低下を抑制できる。
本実施の形態では電気泳動電着法によって蛍光体層7を形成できるため、バインダーをほとんど含まない高密度で均一な蛍光体層10を容易に形成することができる。これにより、蛍光体層10の蛍光の変換効率が高く、輝度の大きな白色光を得ることができる。また、均一な蛍光体層10では均一に蛍光が発せられるため、色調のムラを低減できる。
また、本実施の形態の構造の発光装置は、蛍光体層7が透明導電膜10に密着しており、一般に透明導電膜10は、透光性スペーサー91を構成する樹脂よりも熱伝導率が大きい。これにより、LEDチップ2の電流量を増加させた場合、チップ2の発熱により蛍光体層7が加熱された場合であっても、透明導電膜10を介して反射リング8や基板3等のLEDパッケージに熱伝導し、放熱することができる。よって、LEDチップ2の電流量を増加させた場合に、熱により蛍光体層7の変換効率が低下するのを防止でき、大きな発光量を実現することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態のLED発光装置について図3を用いて説明する。図3の発光装置は、透光性スペーサー9の上に透明導電膜10を備え、その上に電気泳動電着法によって形成された蛍光体層7を備えているという点で図1の発光装置と同様であるが、透明導電膜10への給電は、ボンディングワイヤ6ではなく、表面に導電膜39を備えた反射リング38によって行う構成である。
反射リング38は、少なくとも内側表面に導電膜39を備え、導電膜39の下部は、カソード端子5と接触し、電気的に導通している。導電膜39としては、Ag、Al、Au等の金属材料膜や合金膜、導電性のある金属酸化物膜、これら金属や合金や金属酸化物を含む多層膜等を用いることができる。導電膜39は、透明導電膜19の端部とも接触し、電気的に導通している。これにより、蛍光体層7を電気泳動電着法により形成する工程において、カソード端子5から反射リング38の導電膜39を介して透明導電膜10に電圧を印加することができる。
なお、図3では、ボンディングワイヤ6が透明導電膜10に接触しているが、接触しない構成にすることもできる。他の構成および製造方法は、第1の実施の形態と同様であるので説明を省略する。
導電膜39は、反射リング38の必ずしも内側全面に配置する必要はなく、カソード端子5と透明導電膜10との電気的な導通がとれる形態であればよい。例えば、図4のように、導電膜39を微細な配線パターンに加工し、反射リング38の一部にのみ配置することも可能である。
また、透明導電膜10に接続する端子は、カソード端子5に限られず、アノード端子4であってもよい。この場合、図2の電着装置の電源26にはアノード端子4を接続する。
また、反射リング38の内壁面に配置した導電膜39とカソード端子5またはアノード端子4との電気的な接続は、直接接触させる構造の他に、ワイヤボンディングや接続用電極や配線等を用いる構造にすることも可能である。
図3の発光素子の構造は、LEDチップ2がフリップチップ等であり、ボンディングワイヤ6を用いない構造の場合でも適用することができる。ボンディングワイヤ6を用いない場合には、透光性スペーサー9を形成する工程で、透光性樹脂を注入して硬化させる方法を用いず、予め金型等で形成された樹脂型を填め込む方法を用いることも可能である。
本実施の形態の発光装置も蛍光体層7を電気泳動電着法により形成することができるため、第1の実施の形態と同様に均一な蛍光体層を容易に形成することができるという効果が得られる。
なお、導電膜39を配置する代わりに反射リング38全体または一部を金属部材で構成することも可能である。この場合は、金属部材と透明導電膜10とが接するように配置することにより、電着工程時には金属部材を介して透明導電膜10に電圧を印加することができる。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態のLED発光装置について図5を用いて説明する。図5の発光装置は、透明導電膜10に電圧を印加するためのワイヤ50を、ボンディングワイヤ6とは別に配置する構成である。
この場合、カソード端子5もしくはアノード端子4の一部を透光性スペーサー9と接触する位置に露出させた電極パッド51を設け、この電極パッド51から透明導電膜10に到達するワイヤ50を配置する。図5では、アノード端子4に設けた電極パッド51にワイヤ50を接続している。
蛍光体層7を形成する電気泳動電着工程においては、ワイヤ50を接続したアノード端子4もしくはカソード端子5を電源26の負極に接続する。これにより、透明導電膜10を陰極として、電気泳動電着法により蛍光体層7を形成することができる。
また、図5では、ワイヤ50を透明導電膜10の高さに達するループ形状にしているが、必ずしもループ形状にする必要はなく、一端が電極パッド51に接続され、他端が透明導電膜10に到達する直線状のワイヤ50を用いることも可能である。
ワイヤ50の最上部が透明導電膜10に達するように透光性スペーサー9および透明導電膜10を形成する方法は、第1の実施の形態のボンディングワイヤ6の場合と同様である。
図5では、ボンディングワイヤ6が透明導電膜10に接触している構造を示しているが、ワイヤ50を配置する本実施の形態では、ワイヤ6を透明導電膜10に接触させる必要はない。本実施の形態は、LEDチップ2がボンディングワイヤ6を用いないフリップチップの場合であっても適用できる。
本実施の形態の発光装置も蛍光体層7を電気泳動電着法により形成することができるため、第1の実施の形態と同様の均一な蛍光体層を容易に形成することができるという効果が得られる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態のLED発光装置について図6を用いて説明する。図6の発光装置は、透光性スペーサー9の表面形状を凸型の曲面形状としたものである。透光性スペーサー9が曲面形状であっても、透明導電膜10を配置することにより、蛍光体層7を透光性スペーサー9の表面形状に沿って形成することができる。
図6の構成では、透明導電膜10をカソード端子5とを第1の実施の形態と同様にボンディングワイヤ6によって電気的に接続しているが、本実施の形態はこの接続方法に限られず、第2の実施の形態のように反射リング38の導電膜39によって接続する構成や、第3の実施の形態のように別途設けたワイヤ50により接続する構成にすることも可能である。
表面が曲面形状の透光性スペーサー9を形成する方法としては、粒子を添加する等によりチクソ性を付与した樹脂を用い、これをLEDチップ2上に注入する方法を用いることができる。例えば、エポキシ樹脂に粒径が100−1000nmのSiO2粒子を添加し、粘度を20kPa程度に調整することによりチクソ性を付与することが可能である。この樹脂をLEDチップ2上にディスペンスもしくはステンシル印刷することで円弧状の形状が作製できる。他の例としてシリコーン樹脂にSiO2超微粒子(日本アエロジル製超微粒子)を6wt%混入しても上記と同等のチクソ性が得られる。他のエ程は、第1の実施の形態と同様である。蛍光体層7は、曲面形状であっても電気泳動電着法により均一に形成することができる。
透光性スペーサー9を曲面形状とすることにより、LEDチップ2から出射され蛍光体層7に到達する光の光路をより均一にすることができ、色調ムラをより低減できる。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態のLED発光装置について図7を用いて説明する。図7の発光装置は、第1の実施の形態の発光装置と同様の構造であるが、蛍光体層、透光性スペーサー、透明導電膜がそれぞれ2層ずつ配置されている点で第1の実施の形態とは異なっている。2層の蛍光体層71,72は、青色光の照射を受けてそれぞれ緑色光および赤色光を発する蛍光体によって形成されている。このように、蛍光体層を2層にすることにより、それぞれの蛍光体層71,72の発光特性を制御することにより発光色の制御を精度良く行うことができる。よって、演色性に優れた発光装置を提供できる。
第1の蛍光体層71の下には、透光性スペーサー91と透明導電膜101が配置されている。第2の蛍光体層72の下には、透光性スペーサー92と透明導電膜102が配置されている。よって、層構造は、LEDチップ2側から順に、透光性スペーサー91、透明導電膜101、第1の蛍光体層71、透光性スペーサー92、透明導電膜102、第2の蛍光体層72が順に積層された構造となっている。
ボンディングワイヤ6は、ループの最頂部が、第2の蛍光体層72の下の透明導電膜102まで達するように、その高さが調節されている。ボンディングワイヤ6は、第1の蛍光体層71の下の透明導電膜101を貫通している。これにより、ボンディングワイヤ6は、透明導電膜101、102とそれぞれ接触している。第1および第2の蛍光体層71、72の形成時において、それぞれの透明導電膜101、102に電圧を印加することができる。
すなわち、図7の発光装置を製造する際には、まず、ループ頂部が予め定めた高さとなるようにボンディングワイヤ6を接続する。第1の実施の形態の透光性スペーサー9および透明導電膜10と同様にして透光性スペーサー91と透明導電膜101を形成する。このとき、ボンディングワイヤ6の上部は、透明導電膜101から突き出ている。この状態で、カソード端子5からボンディングワイヤ6を介して透明導電膜101に電圧を印加し、電気泳動電着法により第1の蛍光体層71を形成する。
第1の蛍光体層71の形成時に露出しているボンディングワイヤ6や反射リング8に付着した蛍光体を除去した後、透光性スペーサー92、透明導電膜102を形成する。ボンディングワイヤ6のループ頂部は、透明導電膜102に達する。カソード端子5からボンディングワイヤ6を介して透明導電膜102に電圧を印加し、電気泳動電着法により第2の蛍光体層72を形成する。これにより、電気泳動電着法により形成された均一な2層の蛍光体層を備え、演色性に優れた発光装置を精度良く製造することができる。
また、本実施の形態では蛍光体層を2層にしているが、3層以上にすることも可能であり、その場合も上述の工程を繰り返すことにより製造することができる。
本実施の形態では、電気泳動電着工程における透明導電膜への電圧印加を、第1の実施の形態と同様にボンディングワイヤ6により行う構成について説明したが、第2〜第3の実施の形態のように、反射リングに設けた導電膜39や、別途設けた導電ワイヤ50によって行う構成にすることも可能である。
なお、2回目以降の電気泳動電着工程の前に、1回目の工程でワイヤ、導通ワイヤ、反射リングに付着した蛍光体を除去し、表面の導電性を確保する必要がある。蛍光体除去を容易にするため、1回目の電着工程時に2回目で使用する部分のワイヤ、導通ワイヤ、反射リングをレジスト等により予めマスキングしておくことが可能である。これにより、レジスト等のマスキングを除去することにより、容易に蛍光体を除去することができる。
また、第5の実施の形態において、LEDチップ2に使用している基板が、例えばSiC基板等の導電性基板である場合には、第1層目の透光性スペーサー91および透明導電膜101を省略して第1の蛍光体層71をLEDチップ2の上に、直接電気泳動電着法で堆積した後、第2層目以降に透光性スペーサー92、透明導電膜102、蛍光体層72の組み合わせで積層する構成にすることもできる。一方、LEDチップ2に使用している基板が例えばサファイア基板のように絶縁性基板であり、フリップチップ型実装としてサファイア基板が蛍光体層71側に向くように配置されている場合には、透光性スペーサー91のみを省略して、LEDチップ2の上に透明導電膜101、蛍光体層72を形成することができる。この場合、透明導電膜101によって基板3上の回路等が電気的に短絡しないように、回路等を避けた形状に、透明導電膜101をフォトリソグラフィ等の手法を用いてパターニングする必要がある。
上述の第1〜第5の実施の形態では、透光性スペーサーを透光性樹脂を用いて形成しているが、透光性の粒子状物質を用いて形成することも可能である。同様に、透明導電膜を透光性の導電性粒子状物質により形成することが可能である。
なお、本実施の形態の発光装置は、一般照明、自動車ヘッドランプ、液晶ディスプレイのバックライト、ディスプレイ等の光源として使用することが可能である。
(実施例)
本発明の実施例として、図1のLED発光装置を製造した。製造工程は、第1の実施の形態で説明した通りである。具体的には、透光性スペーサー9は、シリコーン樹脂(信越化学製)を充填して焼成炉により150℃で2時間で硬化させることにより形成した。透明導電膜10は、膜厚1000オングストロームのITO(インジウム錫酸化物)膜であり、DCスパッタ法により基板温度100℃で成膜した。蛍光体層7を形成する電着工程で用いた電着液は、溶媒としてのイソプロピルアルコールに、平均粒径5μmのYAG蛍光体を2〜10g/L、帯電剤としてMg(NO326H20を10−1〜10−3Mの濃度で混入・分散処理し、さらに少量の水を混合して作製したものを用いた。電着装置は、陽極22に白金を用い、電極間距離20mmに設定し、電圧200V、電着時間5−10minの条件で電気泳動電着を行い、蛍光体層7を形成した。この後、蛍光体層7の上にシリコーン樹脂(信越化学製)を再度充填して図2の構造を有する白色LED発光装置を作製した。
(比較例)
比較例として、図1の発光装置の透光性スペーサー9、透明導電膜10および蛍光体層7に代えて、蛍光体を分散させた樹脂を充填した構造の発光装置を製造した。蛍光体分散樹脂以外の構成は、上記実施例と同じにした。樹脂は、実施例1の透光性スペーサー9で用いた樹脂と同じものを用いた。蛍光体は、実施例1の電着液に分散させた蛍光体と同じものを用い、樹脂量に対して3.5wt%で混入し分散させた。これをLEDチップ2の上に充填し、150℃2時間で硬化させて比較例の発光装置を製造した。
(色ムラ評価)
実施例と比較例の発光装置の発光色の色ムラを測定した。まず、実施例および比較例の発光装置を順方向電流を350mAで点灯させ、色度を測定した。測定には、高速LED測定装置OL−770(OPTRONICLABORATORIES社製)の積分球と軸上光学特性測定システムを用いた。色ムラの評価は、測定で算出された色度の差により行った。具体的には、測定した色度x、y(CIE1931XYZ表色系)からΔx、Δyを求めた。Δxは、積分球測定の色度xと軸上測定の色度xの差の絶対値、Δyは、積分球測定の色度yと軸上測定の色度yの差の絶対値である。実施例と比較例の発光装置について求めたΔxおよびΔyを下記表1に示す。
Figure 2008192909
表1の結果から明らかなように、実施例の発光装置の方が、比較例の発光装置よりも色度差が少なく、色ムラが少ないと判断できる。
(電気特性評価)
一般に、LEDチップの発光色を蛍光体層で変換する構造の発光装置は、LEDチップを点灯させる電流を大きくするとLEDから出射される光束も高くなるが、同時にLEDチップからの発熱も大きくなりその発熱により蛍光体の変換効率が低下し、発光装置としての光束が低下することが知られている。これに対し、本発明のLED発光装置は、蛍光体層7が透明導電膜10に密着しているため、蛍光体層7の熱が透明導電膜10を介して反射リング8や基板3等のLEDパッケージに熱伝導し、放熱することにより、発光装置の電気特性が向上する。
これを確認するため、実施例と比較例の発光装置について、電気特性を測定した。具体的には、LED素子を点灯させる順方向電流を50〜650mAまで変化させた時の光束を測定した。測定には、LED光学特性測定装置(labsphere製)を用いた。測定結果を図8に示した通りである。
図8のグラフから明らかに実施例の発光装置の方が、比較例の発光装置より高電流域での光束の低下が少なく、電気特性が優れていると確認できた。これにより、電流量を増加させることにより、発光装置の発光量を増加させることが可能になり、大きな発光量の発光装置を得ることができる。
第1の実施の形態のLED発光装置の断面図。 第1の実施の形態の電気泳動電着工程で用いる電着装置の構成を示す説明図。 第2の実施の形態のLED発光装置の断面図。 第2の実施の形態の配線パターンに加工された導電膜39を備えたLED発光装置の断面図。 第3の実施の形態のLED発光装置の断面図。 第4の実施の形態のLED発光装置の断面図。 第5の実施の形態のLED発光装置の断面図。 実施例のLED発光装置について測定した、供給電流量による発光量の変化を示すグラフ。
符号の説明
2…LEDチップ、3…基板、4…アノード端子、5…カソード端子、6…ワイヤ、7…蛍光体層、8…反射リング、9…透光性スペーサー、10…透明導電膜、20…体積処理槽、21…溶液、22…陽極、24,25…配線、26…電源、38…反射リング、39…導電膜。

Claims (11)

  1. 発光素子と、該発光素子の上に配置され、その発光を透過する透光性層と、該透光性層の上に配置され、前記発光素子の発光によって励起される蛍光体層とを有し、
    前記透光性層と蛍光体層との間には、前記発光素子の発光を透過する透明導電膜が配置されていることを特徴とする発光装置。
  2. 請求項1に記載の発光装置において、前記発光素子は、電極端子を備えた基板上に搭載され、前記電極端子には金属ワイヤが接続され、前記金属ワイヤの一部は、透明導電膜と接触していることを特徴とする発光装置。
  3. 請求項2に記載の発光装置において、前記金属ワイヤは、一端が前記電極端子に、他端が前記発光素子もしくは前記電極端子に接続されたループ状であり、ループの最頂部が前記透明導電膜と接触していることを特徴とする発光装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の発光装置において、カップ状の光反射部材を備えた基板をさらに有し、前記発光素子は、前記光反射部材の内側に配置され、
    前記光反射部材は、内壁の少なくとも一部が導電性であり
    前記透明導電膜は、前記光反射部材の導電性の内壁と接触するように配置されていることを特徴とする発光装置。
  5. 請求項2または3に記載の発光装置において、前記蛍光層の上には、第2の透光性層、第2の透明導電膜、第2の蛍光体層がさらに配置され、前記金属ワイヤは、前記第2の透明導電膜にも接触していることを特徴とする発光装置。
  6. 請求項4に記載の発光装置において、前記蛍光層の上には、第2の透光性層、第2の透明導電膜、第2の蛍光体層がさらに配置され、前記第2の透明導電膜は、前記光反射部材の導電性の内壁と接触するように配置されていることを特徴とする発光装置。
  7. 請求項1に記載の発光装置において、前記発光素子と前記透光性層との間には、第2の蛍光体層がさらに配置されていることを特徴とする発光装置。
  8. 発光素子の上に透光性層を形成する第1工程と、
    前記透光性層の上に透明導電膜を形成する第2工程と、
    前記透明導電膜に電圧を印加し、電気泳動電着法により前記蛍光体層を前記透明導電膜上に形成する第3工程とを有することを特徴とする発光装置の製造方法。
  9. 請求項8に記載の発光装置の製造方法において、第1工程の前に、前記発光素子を搭載する基板に備えられた電極端子に金属ワイヤを接続する工程をさらに有し、
    前記第1工程は、前記金属ワイヤの一部が表面に露出するように、前記金属ワイヤを埋め込んで前記透光性層を形成し、
    前記第2工程は、前記透光性層の表面に露出した金属ワイヤと接するように前記透明導電膜を成膜し、
    前記第3工程は、前記電極端子および前記金属ワイヤを介して、前記透明導電膜に電圧を印加することを特徴とする発光装置の製造方法。
  10. 請求項9に記載の発光装置の製造方法において、前記蛍光体層の上に、前記金属ワイヤの一部が表面に露出するように第2の透光性層を形成する第4工程と、
    前記表面に露出した金属ワイヤと接するように第2の透明導電膜を成膜する第5工程と、
    前記電極端子および金属ワイヤを介して、前記第2の透明導電膜に電圧を印加して電着により第2の蛍光体層を形成する第5工程とをさらに有することを特徴とする発光装置の製造方法。
  11. 請求項8に記載の発光装置の製造方法において、第1工程の前に、内壁の少なくとも一部が導電性のカップ状の光反射部材の内側に発光素子を配置する工程をさらに有し、
    前記第1工程は、前記光反射部材の中に透光性層を形成する工程であり、
    前記第2工程は、前記光反射部材の導電性部分に接触するように透明導電膜を成膜し、
    前記第3工程は、前記光反射部材の導電性部分を介して、前記透明導電膜に電圧を印加することを特徴とする発光装置の製造方法。
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