JP2008192579A - 光源装置、照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【課題】発光部の温度差を低減させることで波長差を低減可能とし、かつ効率的な冷却によって高い効率で光を出射させることが可能な光源装置、その光源装置を用いる照明装置及びプロジェクタを提供すること。
【解決手段】特定方向に並列された複数の発光部を備える光源部である半導体レーザ11と、光源部を冷却する冷却部である冷却プレート14と、を有し、冷却部は、流体が流動する流体流動部15を備え、流体流動部15において、流体は、特定方向について、発光部を並列させた領域より小さい領域を流動する。
【選択図】図2
【解決手段】特定方向に並列された複数の発光部を備える光源部である半導体レーザ11と、光源部を冷却する冷却部である冷却プレート14と、を有し、冷却部は、流体が流動する流体流動部15を備え、流体流動部15において、流体は、特定方向について、発光部を並列させた領域より小さい領域を流動する。
【選択図】図2
Description
本発明は、光源装置、照明装置及びプロジェクタ、特に、レーザ光を供給する光源装置の技術に関する。
近年、プロジェクタの光源装置として、レーザ光を供給するレーザ光源を用いる技術が提案されている。プロジェクタの光源装置として従来用いられているUHPランプと比較すると、レーザ光源を用いる光源装置は、高い色再現性、瞬時点灯が可能、長寿命である等の利点がある。近年において、プロジェクタは高輝度化が求められており、供給可能な光量の増加に伴って発熱量も増大する傾向にある。光源の放熱効率を高めるには、従来の空冷方式に代えて、冷媒を流動させる液冷方式を採用することが望ましい。また、レーザ光源を高出力化させるためには、レーザ光を出射させる複数の発光部を配置する構成とすることができる。各発光部からのレーザ光の波長の変動を低減させるためには、各発光部間の温度差をできるだけ少なくできることが望まれる。液冷方式によって光源を放熱するための技術は、例えば特許文献1に提案されている。特許文献1にて提案される技術では、並設された流路において互いに相違する向きで冷媒を流動させることで、放熱体の温度分布のばらつきを低減させる。
上述のように並設された流路において互いに相違する向きで冷媒を流動させるには、二種類の流路が必須となる上、効率的な熱交換を行うためのマイクロチャネル等を適用することも困難である。さらに、互いに異なる温度の冷媒を隣接させて流動させると、高温の冷媒から低温の冷媒への熱の伝播が生じることとなる。このような冷媒間での熱交換が生じることで、冷却効率が低下してしまうことになる。このように、従来の技術によると、各発光部間における温度差を低減可能とし、かつ効率的な冷却を行うことが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、発光部の温度差を低減させることで波長差を低減可能とし、かつ効率的な冷却によって高い効率で光を出射させることが可能な光源装置、その光源装置を用いる照明装置及びプロジェクタを提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、特定方向に並列された複数の発光部を備える光源部と、光源部を冷却する冷却部と、を有し、冷却部は、流体が流動する流体流動部を備え、流体流動部において、流体は、特定方向について、発光部を並列させた領域より小さい領域を流動することを特徴とする光源装置を提供することができる。
特定方向に長い熱源については、中心部から両端に行くに従って放熱が容易になる。発光部を並列させる領域と同等、又はそれ以上の領域に対して冷媒を流動させると、中心部をピークとして両端に行くに従って温度低下が著しくなる。発光部を並列させた領域より狭い幅の領域を流体が流動するため、中心部と両端との温度差を低減させることが可能となる。流体流動部には、従来用いられるマイクロチャネル等を適用することで、効率的な熱交換を行うことが可能となる。また、流体流動部において一方向へ流体が流動するため、流体流動部内での流体間における熱交換を低減させることもできる。これにより、発光部の温度差を低減させることで波長差を低減可能とし、かつ効率的な冷却によって高い効率で光を出射させることが可能な光源装置を得られる。また、周期構造を持つマイクロチャネル等を適用可能とすることで、簡易かつ容易に製造可能な構成とすることもできる。
また、本発明の好ましい態様としては、複数の発光部は、特定方向である第1の方向に並列され、流体流動部において、流体は、第1の方向に略直交する第2の方向へ流動することが望ましい。第2の方向へ流体が流動するため、発光部を並列させた領域を通過する間における流体の温度上昇をできるだけ少なくすることができる。これにより、さらに効率的な冷却を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、サブマウント上に実装され、サブマウントは、冷却部上に実装されることが望ましい。サブマウントの直下に冷却部を設けることで、効率的な冷却を行うことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、流体流動部は、流体が流動する複数の流路を備え、流路は、いずれも略同じ幅で形成されることが望ましい。略同じ幅の流路を形成することで、流体は、流体流動部において均等に流動する。これにより、さらに発光部の温度差を低減させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、光源部は、半導体レーザを備えることが望ましい。これにより、複数の発光部によりレーザ光を供給可能な構成にできる。高出力かつ大きな発熱量の半導体レーザに対しても、効率的な冷却により、高い効率で光を出射させることが可能となる。
さらに、本発明によれば、上記の光源装置を有し、光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする照明装置を提供することができる。上記の光源装置を用いることで、波長差を低減可能とし、かつ高い効率で光を出射させることが可能となる。これにより、少ない波長差で、かつ高い効率で光を供給可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明によれば、上記の照明装置と、照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタを提供することができる。上記の照明装置を用いることで、少ない波長差で、かつ高い効率で光を供給することが可能となる。これにより、高い色再現性で、かつ高効率で明るい画像を表示することが可能なプロジェクタを得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る光源装置10の概略構成を示す。光源装置10は、半導体レーザ11を有する。半導体レーザ11は、レーザ光を供給する光源部であって、端面発光型の半導体レーザである。半導体レーザ11は、第1の方向であるX方向に並列された複数の発光部12を備える。半導体レーザ11は、サブマウント13上に実装されている。サブマウント13は、冷却プレート14上に実装されている。冷却プレート14は、半導体レーザ11を冷却する冷却部である。Z方向は、第1の方向であるX方向に略直交する第2の方向である。Y方向は、第1の方向であるX方向、及び第2の方向であるZ方向に略直交する第3の方向である。
図2は、図1に示す光源装置10のXY断面構成を示す。流体流動部15は、冷却プレート14の内部に設けられている。流体である冷媒、例えば水は、流体流動部15を流動する。流体流動部15は、不図示の循環部に接続されている。循環部は、冷媒が流動する流路を形成する。冷媒の流動には、不図示の循環ポンプが用いられる。半導体レーザ11からの熱は、サブマウント13を経て、流体流動部15内を流動する冷媒へ伝達される。サブマウント13の直下に冷却プレート14を配置することで、効率的な冷却を行うことができる。冷媒へ伝達された熱は、循環部にて冷媒を循環させる過程において周辺空気へ放出される。冷媒から周辺空気への放熱には、例えば熱交換器を用いることができる。
図3は、半導体レーザ11及び流体流動部15の配置について説明するものである。図4は、半導体レーザ11の正面構成を示す。図5は、流体流動部15のXY断面構成を示す。図4に示すように、半導体レーザ11は、XY面内の幅L1の領域において、略等間隔で発光部12を並列させる。図5に示すように、流体流動部15は、第1の方向であるX方向について並列された複数のマイクロチャネル16を有する。マイクロチャネル16は、冷媒が流動する流路である。流体流動部15は、XY面内の幅L2の領域において、略等間隔でマイクロチャネル16を並列させる。
マイクロチャネル16を並列させる構成とすることで、流体流動部15及び冷媒間における効率的な熱交換を行うことが可能となる。マイクロチャネル16は、いずれも略同じ幅d1で形成されている。略同じ幅d1のマイクロチャネル16を形成することで、冷媒は、流体流動部において均等に流動する。これにより、発光部12の温度差を低減させることができる。幅d1は、数μm〜数百μmとすることができ、例えば100μmである。
図3に示すように、半導体レーザ11及び流体流動部15は、XZ面内において、中心位置を略一致させて配置されている。また、上述の幅L1、L2については、L1>L2の関係が成り立つ。流体流動部15において、冷媒は、第1の方向であるX方向について、発光部12(図4参照)を並列させた領域より小さい領域を流動する。また、流体流動部15において、冷媒は、第2の方向であるZ方向へ流動する。Z方向についての半導体レーザ11の長さL3、及び流体流動部15の長さL4については、L3<L4の関係が成り立つ。流体流動部15にてZ方向へ冷媒が流動することで、発光部12を並列させた領域を通過する間における冷媒の温度上昇をできるだけ少なくすることができる。これにより、半導体レーザ11の効率的な冷却を行うことができる。
特定方向に長い熱源については、中心部から両端に行くに従って放熱が容易になる。仮に、発光部12を並列させる領域と同等、又はそれ以上の領域に対して冷媒が流動すると、半導体レーザ11を効果的に冷却可能である一方、中心部をピークとして両端へ行くに従って温度低下が著しくなる。各発光部12からのレーザ光の波長の変動を低減させるためには、各発光部12間の温度差をできるだけ少なくできることが望まれる。
発光部12を並列させた領域より狭い幅の領域において冷媒が流動するため、中心部と両端との温度差を低減させることが可能となる。また、流体流動部15において一方向へ冷媒が流動するため、流体流動部15内での冷媒間における熱交換を低減させることもできる。これにより、発光部12の温度差を低減させることで波長差を低減可能とし、かつ効率的な冷却によって高い効率で光を出射できるという効果を奏する。また、周期構造を持つマイクロチャネル16を適用可能とすることで、簡易かつ容易に製造可能な構成とすることもできる。
半導体レーザ11は、例えば、1つの発光部12当たり数百mWのレーザ光を出射させる。複数の発光部12を並列させることで、半導体レーザ11は、数W〜数十Wのレーザ光を出射させる。高出力かつ大きな発熱量の半導体レーザ11に対しても、効率的な冷却により、高い効率で光を出射させることが可能となる。半導体レーザ11は、特定方向に複数の発光部12を並列させる構成であれば良く、発光部12の数が図1及び図4に示す通りである場合に限られない。流体流動部15は、特定方向に複数のマイクロチャネル16を並列させる構成であれば良く、マイクロチャネル16の数が図5に示す通りである場合に限られない。
図6は、半導体レーザ11のうち発光部12を並列させる領域の温度分布について説明するものである。ここでは、発光部12を並列させる領域に代えて、特定方向に長い形状の熱源を冷却する場合の温度分布の例を示している。グラフ中縦軸は、流体流動部15へ流入する冷媒と熱源との温度差、横軸は、特定方向についての熱源の中心部からの距離をそれぞれ表す。マイクロチャネル16は、幅d1(図5参照)が0.1mm、高さhが2mmであるとする。流体流動部15は、マイクロチャネル16間の部分の幅d2が0.1mm、冷媒を流動させるZ方向の長さL4(図3参照)が4mmであるとする。熱源は、1mm×10mm(L1=10mm)の平面であるとし、24Wの熱量を放出するものとする。流体流動部15には、5cc/sで冷媒を流動させるものとする。
図3においてL1=10mmに対してマイクロチャネル16が形成された部分の幅L2が例えば11.1mm(L1<L2)の場合、熱源の中心部及び両端の温度差は、およそ3.8度となる。これに対して、幅L2が例えば8.5mm(L1>L2)の場合、熱源の中心部及び両端の温度差は、およそ2.2度となる。L2=8.5mmの場合において、熱源の中心部の温度は、L2=11.1mmの場合と同等とすることが可能である。このことは、発光部12を並列させた領域に対して小さい領域において冷媒が流動することで、各発光部12間の温度差を低減可能であることを示す。
光源装置10は、端面発光型の半導体レーザ11を用いるものに限られない。端面発光型の半導体レーザ11に代えて、面発光型の半導体レーザを用いても良い。光源装置10は、光源部として半導体レーザ11を用いる他、半導体レーザ励起固体(Diode Pumped Solid State;DPSS)レーザや、固体レーザ、液体レーザ、ガスレーザ等を用いる構成としても良い。また、光源装置10は、光源部からのレーザ光の波長を変換させる波長変換素子、例えば第二高調波発生(Second−Harmonic Generation;SHG)素子を用いる構成としても良い。
図7は、本発明の実施例2に係るプロジェクタ70の概略構成を示す。プロジェクタ70は、スクリーン88に光を供給し、スクリーン88で反射する光を観察することで画像を鑑賞するフロント投写型のプロジェクタである。上記実施例1と重複する説明は省略する。プロジェクタ70は、赤色(R)光用光源装置80R、緑色(G)光用光源装置80G、青色(B)光用光源装置80Bを有する。各色光用光源装置80R、80G、80Bは、いずれも上記実施例1の光源装置10(図1参照)と同様の構成を有する。プロジェクタ70は、各色光用光源装置80R、80G、80Bからの光を用いて画像を表示する。
R光用光源装置80Rは、R光を供給する光源装置である。拡散素子81は、照明領域の整形、拡大、照明領域におけるレーザ光の光量分布の均一化を行う。拡散素子81としては、例えば、回折光学素子である計算機合成ホログラム(Computer Generated Hologram;CGH)を用いることができる。フィールドレンズ82は、拡散素子81からのレーザ光を平行化させ、R光用空間光変調装置83Rへ入射させる。R光用光源装置80R、拡散素子81及びフィールドレンズ82は、R光用空間光変調装置83Rを照明する照明装置を構成する。R光用空間光変調装置83Rは、照明装置からのR光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。R光用空間光変調装置83Rで変調されたR光は、色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム84へ入射する。
G光用光源装置80Gは、G光を供給する光源装置である。拡散素子81及びフィールドレンズ82を経たレーザ光は、G光用空間光変調装置83Gへ入射する。G光用光源装置80G、拡散素子81及びフィールドレンズ82は、G光用空間光変調装置83Gを照明する照明装置を構成する。G光用空間光変調装置83Gは、照明装置からのG光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。G光用空間光変調装置83Gで変調されたG光は、R光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム84へ入射する。
B光用光源装置80Bは、B光を供給する光源装置である。拡散素子81及びフィールドレンズ82を経たレーザ光は、B光用空間光変調装置83Bへ入射する。B光用光源装置80B、拡散素子81及びフィールドレンズ82は、B光用空間光変調装置83Bを照明する照明装置を構成する。B光用空間光変調装置83Bは、照明装置からのB光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置であって、透過型液晶表示装置である。B光用空間光変調装置83Bで変調されたB光は、R光、G光とは異なる側からクロスダイクロイックプリズム84へ入射する。透過型液晶表示装置としては、例えば高温ポリシリコンTFT液晶パネル(High Temperature Polysilicon;HTPS)を用いることができる。
クロスダイクロイックプリズム84は、互いに略直交させて配置された2つのダイクロイック膜85、86を有する。第1ダイクロイック膜85は、R光を反射し、G光及びB光を透過させる。第2ダイクロイック膜86は、B光を反射し、R光及びG光を透過させる。クロスダイクロイックプリズム84は、それぞれ異なる方向から入射したR光、G光及びB光を合成し、投写レンズ87の方向へ出射させる。投写レンズ87は、クロスダイクロイックプリズム84で合成された光をスクリーン88の方向へ投写する。
上記の光源装置10と同様の構成を有する各色光用光源装置80R、80G、80Bを用いることにより、波長差を低減可能とし、かつ高い効率で光を出射させることが可能となる。これにより、高い色再現性で、かつ高効率で明るい画像を表示することができるという効果を奏する。プロジェクタ70は、空間光変調装置として透過型液晶表示装置を用いる場合に限られない。空間光変調装置としては、反射型液晶表示装置(Liquid Crystal On Silicon;LCOS)、DMD(Digital Micromirror Device)、GLV(Grating Light Valve)等を用いても良い。
プロジェクタ70は、色光ごとに空間光変調装置を備える構成に限られない。プロジェクタ70は、一の空間光変調装置により2つ又は3つ以上の色光を変調する構成としても良い。プロジェクタ70は、空間光変調装置を用いる場合に限られない。プロジェクタ70は、ガルバノミラー等の走査手段により光源部からのレーザ光を走査することで被投写面へ画像を投写する、レーザースキャン型のプロジェクタとしても良い。プロジェクタは、スクリーンの一方の面に光を供給し、スクリーンの他方の面から出射される光を観察することで画像を鑑賞する、いわゆるリアプロジェクタであっても良い。さらに、本発明の光源装置は、プロジェクタに適用する場合に限られない。例えば、レーザ光を用いて露光を行う露光装置や、レーザ光により照明された像をモニタするモニタ装置等に適用することとしても良い。
以上のように、本発明に係る光源装置は、プロジェクタに用いる場合に適している。
10 光源装置、11 半導体レーザ、12 発光部、13 サブマウント、14 冷却プレート、15 流体流動部、16 マイクロチャネル、70 プロジェクタ、80R R光用光源装置、80G G光用光源装置、80B B光用光源装置、81 拡散素子、82 フィールドレンズ、83R R光用空間光変調装置、83G G光用空間光変調装置、83B B光用空間光変調装置、84 クロスダイクロイックプリズム、85 第1ダイクロイック膜、86 第2ダイクロイック膜、87 投写レンズ、88 スクリーン
Claims (7)
- 特定方向に並列された複数の発光部を備える光源部と、
前記光源部を冷却する冷却部と、を有し、
前記冷却部は、流体が流動する流体流動部を備え、
前記流体流動部において、前記流体は、前記特定方向について、前記発光部を並列させた領域より小さい領域を流動することを特徴とする光源装置。 - 複数の前記発光部は、前記特定方向である第1の方向に並列され、
前記流体流動部において、前記流体は、前記第1の方向に略直交する第2の方向へ流動することを特徴とする請求項1に記載の光源装置。 - 前記光源部は、サブマウント上に実装され、
前記サブマウントは、前記冷却部上に実装されることを特徴とする請求項1又は2に記載の光源装置。 - 前記流体流動部は、前記流体が流動する複数の流路を備え、
前記流路は、いずれも略同じ幅で形成されることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光源装置。 - 前記光源部は、半導体レーザを備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の光源装置。
- 請求項1〜5のいずれか一項に記載の光源装置を有し、前記光源装置からの光を用いて被照射物を照明することを特徴とする照明装置。
- 請求項6に記載の照明装置と、
前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタ。
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2007
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Date | Code | Title | Description |
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A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20100511 |