JP2008190862A - 加熱調理器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 キャビネット2内のうち加熱室3の左側部に蒸気発生室7aを有する蒸気発生容器7を配置する。蒸気発生室7aには、前記加熱室3の下方部に配設された水タンク15からパイプ16を通して給水される。蒸気発生容器7はアルミダイカストから容器本体71及び容器カバー72から構成され、容器本体71の内部には蒸気用ヒータ8が鋳込まれている。また、容器本体71の内面には放熱フィン73〜75が一体的に形成されている。蒸気用ヒータ8がオンされると、蒸気発生容器7及び放熱フィン73〜75が温度上昇し、蒸気発生室7a内の水が加熱されて蒸発する。
【選択図】 図3
Description
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、加熱室内に水蒸気を供給するものにおいて、水蒸気の発生時間の短縮化を図った加熱調理器を提供することである。
熱源によって蒸気発生容器が加熱されると、蒸気発生容器及び放熱部が温度上昇する。このため、給水装置によって蒸気発生室内に供給された水は蒸気発生室の内面及び放熱部と接触して加熱され蒸発し、加熱室内に供給される。
前記容器本体71の左側部の前部には筒状の給水口9が取り付けられている。前記給水口9の左端部は容器本体71の左端面よりも外方に突出している。また、前記容器本体71の左側部の上部であってやや後部寄りの部分には蒸気発生容器7の温度を検出するサーミスタ10が取り付けられている。
また、蒸気発生室7aの内面を構成する容器本体71の左側部の右面には複数の放熱フィン(放熱部に相当)が容器本体71と一体的に形成されている。前記放熱フィンは、容器本体71の上部内面から下方に突出する2個の放熱フィン73と、各蒸気吹出口11の下部に位置する3個の放熱フィン74と、前記放熱フィン74よりも下方部に位置する4個の放熱フィン75とから構成されている。
また、前記放熱フィン73〜75の右端部は、容器本体71に容器カバー72を取り付けたときに前記容器カバー72の内面に略当接するようになっている。従って、前記放熱フィン73〜75により蒸気発生室7aの内部には迷路状に入り組んだ通路が形成される。更に、前記放熱フィン73及び放熱フィン74の平板状部分74b並びに放熱フィン75の平板状部分75b、つまり、放熱フィンのうち上下方向に延びる部分により蒸気発生室7aの内部は各蒸気吹出口11に対応する3個の小室に分けられる。
一方、図2に示すように、加熱室3の下部には水タンク15が配設されている。前記水タンク15は約400mlの水を収容可能な大きさを有しており、キャビネット2に対して着脱可能に構成されている。キャビネット2に装着された水タンク15はパイプ16を介して前記蒸気発生容器7の流入口9と接続される。前記パイプ16の途中部には給水ポンプ17が接続されており、前記ポンプ17が駆動されると水タンク15内の水Wは蒸気発生室7a内に供給されるようになっている。前記蒸気発生容器7、水タンク15、パイプ16、給水ポンプ17などから蒸気発生装置18(蒸気発生手段に相当)が構成される。
次に上記構成の作用について説明する。まず、前記電子レンジ1の基本的な動作について説明する。加熱対象となる食品F(図1参照)を加熱室3内に入れ、扉4を閉めた後、操作パネルを操作して調理メニューや加熱温度、時間等の加熱条件を設定する。そして、スタートスイッチを操作して加熱開始を指示すると、マイコン20は設定された調理メニューや加熱条件に基づき予め設定された制御プログラムに従ってマグネトロン5やヒータ6を駆動し、加熱調理を実行する。また、マイコン20は、食品温度が設定された加熱温度に達したか否か、また加熱時間に達したか否かを判断し、設定された加熱温度や加熱時間に達するとマグネトロン5やヒータ6の駆動を停止し、加熱動作を終了する。
また、蒸気発生室7a内に流入した水が沸騰して蒸気発生室7aの内面を駆け上がった場合でも、蒸気発生室7aの内部が迷路状となっているため、そのままの状態で蒸気吹出口11に至ることはない。特に、沸騰水は、放熱フィン74の平板状部分74aや放熱フィン75の平板状部分75aによって蒸気発生室7a内の上部に至ることが阻止される。更に、放熱フィン73〜75に当たることにより沸騰水は加熱されて蒸発するため、沸騰水の蒸気吹出口11からの噴出を防止しつつ水蒸気を迅速に発生させることができる。
但し、いずれのスチーム調理メニューにおいても、蒸気口14から放出される水蒸気が勢い良く加熱室3の右壁面に当たるのではなく、前記右壁面にかろうじて当たる程度の水蒸気量が蒸気発生室7a内に発生するように、蒸気発生室7aへの1回当たりの給水量、設定温度t2、t3は設定されている。このように蒸気発生容器7の温度を制御することにより、蒸気口14から放出される水蒸気は、加熱室3内の食品Fに効率良く供給される。
以上の蒸気供給動作は、加熱動作の終了により、或いはスチーム機能の停止指示により終了する。
蒸気発生室7aの内面に放熱フィン73〜75を形成したことにより蒸気発生室7a内の水と蒸気発生容器7との接触面積が増加する。このため、蒸気発生室7a内の水を短時間で蒸発させることができる。また、放熱フィン73〜75を設けたことにより、蒸気発生室7a内で発生した水蒸気は蒸気吹出口11に至るまでに前記放熱フィンと接触し、再加熱される。従って、水蒸気の温度が上がり、水蒸気の圧力と体積との積が増加する。このため、蒸気吹出口11から加熱室3内に水蒸気を勢い良く吹き出させることができる。
蒸気発生室7aの内面に親水性塗料を施した。従って、蒸気発生室7aの内面と、当該内面に付着した水蒸気や水との接触面積が増加し、水蒸気や水を効率良く加熱することができる。
このような構成においても第1の実施例と同様の作用、効果が得られる。
上記構成によれば、次のような作用、効果が得られる。
蒸気発生室7a内に発生した沸騰水が、万一、蒸気発生室7aの内面を駆け上がり、放熱フィン73と放熱フィン74との間や放熱フィン74と蒸気発生室7aの前後面との間を通って蒸気吹出口11に向かった場合でも、放熱フィン76によって沸騰水が蒸気吹出口11に至ることを阻止することができる。
尚、上記した以外の第3の実施例の構成は第1の実施例と同じであるため、第1の実施例と同一の作用、効果が得られる。
図6及び図7のステップS3では、スチーム調理メニューの種類によって1回当たりの給水量を異ならせたが、これに代えて、給水間隔を異ならせるようにしても良い。例えば、スチームヒータ調理メニューの実行時には、0.5mlの水を2秒おきに供給するように構成し、スチームレンジ調理メニューの実行時には0.5mlの水を1秒おきに供給するように構成しても良い。このような構成でも、第1及び第2の実施例と同様の作用、効果が得られる。
蒸気発生容器は、上部が大きく開口した蒸気発生室を有する構成であっても良い。この場合は、蒸気発生室内で発生した水蒸気は、上部開口から放出される。従って、このような構成においては、蒸気発生容器は、加熱室内に設置することが好ましい。
蒸気発生容器7は金属ダイカストに限らず、例えばセラミック製でも良い。蒸気発生容器を加熱するための熱源は、蒸気発生容器の外面に配設されていても良い。
放熱部の数や大きさを適宜調節することにより、加熱室内に放出させる水蒸気の放出圧力を適宜調節することができる。従って、加熱室の大きさ、加熱室に対する蒸気発生容器の位置、蒸気発生容器と加熱室との距離等に応じて放熱部の数や大きさを適宜変更することができる。
Claims (4)
- 食品が収容される加熱室と、
蒸気発生室を有する蒸気発生容器と、前記蒸気発生容器を加熱する熱源と、前記蒸気発生室内に給水する給水装置とを有し、前記蒸気発生室内で発生した水蒸気を前記加熱室に供給する蒸気発生手段とを備え、
前記蒸気発生容器は、容器本体と容器カバーとにより前記蒸気発生室を構成し、
前記容器本体に放熱部を一体的に形成するとともに、前記容器本体に前記熱源を備えることを特徴とする加熱調理器。 - 容器本体の放熱部の上方に加熱室内への蒸気吹出口を備えたことを特徴とする請求項1記載の加熱調理器。
- 蒸気吹出口は複数設けられ、熱源に沿って配置されていることを特徴とする請求項1または2記載の加熱調理器。
- 放熱部は、蒸気吹出口の両側に位置するように蒸気発生室の上部内面の容器本体から下方に突出していることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の加熱調理器。
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JP2011179792A (ja) * | 2010-03-03 | 2011-09-15 | Sanyo Electric Co Ltd | 加熱調理器 |
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