JP2008190821A - 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース - Google Patents

発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース Download PDF

Info

Publication number
JP2008190821A
JP2008190821A JP2007028152A JP2007028152A JP2008190821A JP 2008190821 A JP2008190821 A JP 2008190821A JP 2007028152 A JP2007028152 A JP 2007028152A JP 2007028152 A JP2007028152 A JP 2007028152A JP 2008190821 A JP2008190821 A JP 2008190821A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating element
refrigerant
path
cooling
cooling path
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2007028152A
Other languages
English (en)
Inventor
Keizaburo Fukuyama
啓三郎 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koizumi Lighting Technology Corp
Original Assignee
Koizumi Lighting Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koizumi Lighting Technology Corp filed Critical Koizumi Lighting Technology Corp
Priority to JP2007028152A priority Critical patent/JP2008190821A/ja
Publication of JP2008190821A publication Critical patent/JP2008190821A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】本発明は、装置本体から出た冷媒を、冷却した後に放熱体の出口方向から再還流させることにより、装置本体の熱勾配バランスを改善し、総合的な冷却効果の改善と放熱体となる装置本体に取り付けられた発熱部品の熱ストレス改善を行なうことを課題とする。
【解決手段】放熱性を有する装置本体に発光ダイオード等の発熱体52が線条に配置され、前記装置本体33には、前記発熱体を冷却するための冷却路40が、前記発熱体に沿って設けられている。前記冷却路は、前記装置本体の一方から他方に向けて冷媒が流通する往路側冷却路38と、装置本体の他方から一方に向けて冷媒が流通する復路側冷却路39とを備え、前記往路側冷却路を流れた冷媒を冷却した後に前記復路側冷却路に還流させる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、例えば、発光ダイオードや小型電球等の発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケースに関する。
従来、発光ダイオード(LED)を光源とした照明装置が公知である(例えば、特許文献1参照)。かかる照明装置は、細長い板状基板に、複数のLEDを板状基板の長手方向に所定間隔で配置したものである。
複数の発光ダイオードを光源とした際には、発光ダイオードの照射温度は低いが、特に基板が加熱されることになる。発光ダイオードが許容温度以上になると、発光ダイオードの明るさが低下するとともに、発光ダイオードが破損する原因にもなる。また。発光ダイオードが所定の明るさを得るためには、過剰な電流を流す必要がある。
そこで、発光ダイオードで発生した熱を外部に逃し、発光ダイオードの温度を下げる手段を備えた照明装置が開発されている(例えば、特許文献2参照)。かかる照明装置は、金属製のパイプの一部の表面にLED素子実装基板を貼り付け、金属製パイプの一部はポンプを通っており金属パイプの中に充填されている冷却液を循環させるものである。
特開2002−147945号公報 特開2004−273775号公報
前記発光ダイオードまたは小型電球等の発熱体100を、図8に示すように細長い線状に並べて使用する場合、その取り付け面に使用して放熱を目的とした細長い放熱体101に空気または液体(冷媒)を流して冷却を行なっている。これらの冷媒の導入口101aと出口101bとでは、放熱体101の温度は出口側の方が高くなる。このため、特許文献2に記載の放熱装置では、冷媒の下流側(出口側)程冷却効率が低下し、熱勾配バランスが悪くなり、照明装置の全体にわたって前記問題を解消することは困難である。
本発明は、装置本体から出た冷媒を、冷却した後に放熱体の出口方向から再還流させることにより、装置本体の熱勾配バランスを改善し、総合的な冷却効果の改善と放熱体となる装置本体に取り付けられた発熱部品の熱ストレス改善を行なうことを課題とする。
本発明は、前記課題を解決するためになされたもので、放熱性を有する装置本体に発光ダイオード等の発熱体が線条に配置され、前記装置本体には、前記発熱体を冷却するための冷却路が、前記発熱体に沿って設けられた発熱体の放熱装置において、前記冷却路は、前記装置本体の一方から他方に向けて冷媒が流通する往路側冷却路と、前記装置本体の他方から一方に向けて冷媒が流通する復路側冷却路とを備え、前記往路側冷却路を流れた冷媒を冷却した後に前記復路側冷却路に還流させる構成である。
本発明の前記往路側冷却路および前記復路側冷却路は、前記発熱体までの距離が同等に設定されているのが好ましい。
本発明のショーケースは、前記発熱体として例えば発光ダイオードが採用された発熱体の放熱装置を備えたことにある。
本発明は、装置本体の熱勾配バランスを改善し、総合的な冷却効果の改善と放熱体となる装置本体に取り付けられた発熱部品の熱ストレス改善を行なえる利点がある。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1〜図7は本発明の発熱体の放熱装置をショーケースに採用した実施の形態を示し、図5および図6に示すように、ショーケース1は、架台10と、この架台10上に設けられたケース本体20とを備えている。
このケース本体20は、後部フレーム21、前後壁22、23、天壁24および左右の両側壁25,26とを備えている。なお、前後壁22、23、天壁24および左右の両側壁25,26は、例えば透明のガラス板または合成樹脂板から形成されている。
前記ケース本体20内の展示空間3内には、展示物としての商品5を照らす一対の照明装置30が設けられている。かかる照明装置30は、ケース本体20の後部に設けられる第1照明装置31と、ケース本体20の前部に設けられる第2照明装置32とからなる。第1照明装置31と第2照明装置32とは、互いに対向するように配置されている。
なお、第1照明装置31と第2照明装置32とは、同一部材から構成されているため、第1照明装置31について説明し、第2照明装置32については、第1照明装置31と同一部材については同一符号を付してその説明を省略する。
第1照明装置31は、図1〜図4に示すように、アルミ板材等の放熱性の良好な金属製の装置本体(放熱体)33と、この装置本体33に取り付けられた光源モジュール(LEDモジュール)50とを備えている。
前記装置本体33は、正面視門型を呈し、長尺状の光源取付部35と、この光源取付部35を支持する一対の脚部36、37とから構成されている。光源取付部35の前面に前記LEDモジュール50が設けられている。このLEDモジュール50は、電源送り用の配線パターン(図示省略)が設けられた基板51に、複数個の発光ダイオード52が所定の間隔をおいて線条に配置されたものである。基板51は放熱性の良好なアルミ等の基板が採用されている。
光源取付部35は、往路側冷却路38と復路側冷却路39とが、その長手方向に平行に設けられている。すなわち、往路側冷却路38および復路側冷却路39は、発光ダイオード52の背面側に位置し、例えば図2および図3に示すように往路側冷却路38が下方に、復路側冷却路39が上方に設けられ、往路側冷却路38および復路側冷却路39は、発光ダイオード52(基板51)までの距離が同等に設定されている。
一方の脚部36には、前記往路側冷却路38の一端に連通する往路側冷却路41と、前記復路側冷却路39の一端に連通する復路側冷却路42とが設けられている。そして、各冷却通路41、42は、図1よび図4に示すように、配管またはホース等の接続手段43a、43bを介して架台10の内部に設けられた冷媒供給装置45に接続されている。この冷媒供給装置45は、例えば冷媒として空気等の気体を使用した場合には、空気等の気体を循環して送風する送風機を備えている。また、冷媒が油や水等の液体の場合には、液体タンクとポンプ等とを備えている。
他方の脚部37には、前記往路側冷却路38の他端に連通する往路側冷却路46と、前記復路側冷却路39の他端に連通する復路側冷却路47とが設けられている。そして、各冷却通路46、47は、配管等の接続手段48a、48bを介して架台10の内部に設けられた冷却手段49に接続されている。接続手段48a、48bは、冷媒が流通するように、湾曲部を有する熱交換部48cを介して接続されている。冷却手段49は、例えば冷媒として空気等の気体を使用した場合には、ラジエータ等の熱交換器からなる。
以上の構成からなる本実施の形態のショーケース1は、ケース本体20の展示空間3内に適宜商品5が展示され、その際に、第1照明装置31および第2照明装置32が展示品5を照らす。
発光ダイオード52を光源とした際には、発光ダイオード52の商品5への照射温度は低いが、発光ダイオード52が発熱体となって、特に基板41を加熱することになる。本実施の形態では、冷媒供給装置45により、冷媒が接続手段43a、往路側冷却路41を介して往路側冷却路38の導入口(光源取付部35の一方)に供給される。
冷媒が往路側冷却路38を流れる際に、各発光ダイオード52で発生した熱は、基板41および装置本体33を介して冷媒に伝達される。基板41および装置本体33は、熱伝導率が良好であるため、発光ダイオード52で発生した熱を効率良く冷媒に逃すことができる。冷媒は往路側冷却路38を流れる際に発光ダイオード52で発生した熱により昇温し冷却効率が次第に低下する傾向にある。
往路側冷却路38を出た冷媒は、他方の脚部37の往路側冷却路46、接続手段48aを介して冷却手段49に達する。冷却手段49において、冷媒は熱交換部48cを通過する際に再び強制的に冷却され、接続手段48b、復路側冷却路47を介して復路側冷却路39の導入口(光源取付部35の他方)に供給される。そして、冷却された冷媒は、復路側冷却路39を往路側冷却路38とは反対方向に流れ、光源取付部35等を冷却する。そして、復路側冷却路39を出た冷媒は、復路側冷却路42、接続手段43bを介して冷媒供給装置45に戻る。
このように再冷却した冷媒を還流させることにより、図7に示すように装置本体33全体の熱勾配バランスを改善し、各LEDモジュール50を所定の温度まで効果的に冷却でき、過剰な電流を流すことなく発光ダイオードを所定の明るさに維持でき、発光ダイオードや抵抗等の構成部品の寿命も長くなる。また、一旦冷却された冷媒を再冷却するため、冷却効率も良好である。
なお、冷媒供給装置45等は、常時作動させても、あるいはセンサでLEDモジュール50の温度を検出し、適宜作動させるようにしてもよい。
本発明は前記の実施の形態に限定されるものではない。例えば、LEDモジュール50は、両方の脚部36、37に設けることも可能である。
また、第1照明装置31および第2照明装置32のそれぞれに、冷媒供給装置45および冷却手段49を設けたが、単体の冷媒供給装置45および冷却手段49を兼用することも可能である。
しかも、冷却手段49は、ラジエータ等のように強制的に冷媒を冷却するのが好ましいが、熱交換部48cを所定の長さに設定(表面積を大きく)することにより、自然冷却することも可能である。
また、前記実施の形態では、装置本体33の各脚部36、37に、往路側冷却路41、46および復路側冷却路42、47を設けたが、光源取付部35の往路側冷却路38および復路側冷却路39に、各脚部36、37の外部に位置する接続手段43a、43b、48a、48bを直接接続することも可能である。前記光源は発光ダイオードに限定されるものではなく、小型電球等であってもよい。
また、LEDモジュール50の異常発熱(異常)を検知する過発熱防止装置(図示省略)を設けることも可能である。この過発熱防止装置は、LEDモジュール50の異常を検知して、ブザー等で警報したり、ポンプやモータ等の構成部品を適宜制御したりすることができる。
本発明の発熱体の放熱装置の概略図である。 同放熱装置の要部を示す一部破断を含む正面図である。 図2におけるA−A線断面図である。 本発明の発熱体の放熱装置の斜視図である。 本発明のショーケースの斜視図である。 同ショーケースの断面側面図である。 本発明の発熱体の放熱装置の概略説明図である。 従来例を示す概略説明図である。
符号の説明
30 照明装置
33 装置本体(発熱体)
35 光源取付部
38 往路側冷却路
39 復路側冷却路
40 冷却路
41 往路側冷却路
42 復路側冷却路
52 発光ダイオード(LED、発熱体)

Claims (4)

  1. 放熱性を有する装置本体に、発光ダイオード等の発熱体が線条に配置され、前記装置本体には、前記発熱体を冷却するための冷却路が、前記発熱体に沿って設けられた発熱体の放熱装置において、
    前記冷却路は、前記装置本体の一方から他方に向けて冷媒が流通する往路側冷却路と、前記装置本体の他方から一方に向けて冷媒が流通する復路側冷却路とを備え、前記往路側冷却路を流れた冷媒を冷却した後に前記復路側冷却路に還流させる構成であることを特徴とする発熱体の放熱装置。
  2. 前記往路側冷却路および前記復路側冷却路は、前記発熱体までの距離が同等に設定されている請求項1に記載の発熱体の放熱装置。
  3. 前記請求項1に記載の発熱体の放熱装置は、発熱体として発光ダイオードが採用され、該発熱体の放熱装置を備えたことを特徴とするショーケース。
  4. 前記請求項1に記載の発熱体の放熱装置を備えたことを特徴とするショーケース。
JP2007028152A 2007-02-07 2007-02-07 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース Pending JP2008190821A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028152A JP2008190821A (ja) 2007-02-07 2007-02-07 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007028152A JP2008190821A (ja) 2007-02-07 2007-02-07 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008190821A true JP2008190821A (ja) 2008-08-21

Family

ID=39751085

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007028152A Pending JP2008190821A (ja) 2007-02-07 2007-02-07 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2008190821A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064987A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源ユニット
JP2011222464A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Top Energy Saving System Corp 冷凍設備の照明システム
CN107477543A (zh) * 2017-08-28 2017-12-15 江苏青诚信息科技有限公司 一种led灯用固定冷却装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009064987A (ja) * 2007-09-06 2009-03-26 Panasonic Electric Works Co Ltd 光源ユニット
JP2011222464A (ja) * 2010-04-02 2011-11-04 Top Energy Saving System Corp 冷凍設備の照明システム
CN107477543A (zh) * 2017-08-28 2017-12-15 江苏青诚信息科技有限公司 一种led灯用固定冷却装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5238228B2 (ja) Led照明装置
US8033702B2 (en) System and method for heat dissipation from an automotive lighting assembly having a liquid cooling circuit
US20080083527A1 (en) Combined backlighting and heat-dissipating module for flat panel display
JP5201612B2 (ja) 光源装置およびこれを備えた投写型表示装置
JP2005521251A (ja) 冷却システムを備えた発光装置
JP2008226843A (ja) 熱交換器を備えた外壁を有する、自動車用の照明またはシグナル装置
JP2010192152A (ja) 照明装置
KR20070091792A (ko) 방열장치 및 이를 채용한 광학투사장치
KR101685650B1 (ko) 우수한 방열성을 갖는 차량용 엘이디 헤드램프
TWI696788B (zh) 光照射裝置
JP5961645B2 (ja) Led集魚灯装置
TW201736775A (zh) 散熱裝置及具有該散熱裝置的光照射裝置
JP2010272440A (ja) 冷却式led照明装置
JP5652944B2 (ja) Led照明装置
JP2008190821A (ja) 発熱体の放熱装置およびその放熱装置を使用したショーケース
US8596826B2 (en) Active cooling systems for optics
JP2010267435A (ja) Led放熱装置およびled照明装置
JP2010251114A (ja) 水冷式led照明装置
JP3203785U (ja) 流体冷却式ランプ
CN217928323U (zh) 发光装置及发光设备
JP4605526B2 (ja) Ledランプ
CN201621502U (zh) 一种贴面式高密度led灯芯用、带液冷功能的灯具
CN201548015U (zh) 热交换器
JP3135431U (ja) 自動車用発光装置の放熱装置
KR100704669B1 (ko) 발광다이오드 냉각장치 및 이를 이용한 디스플레이장치