JP2008190673A - 逆止弁カートリッジの取付け構造と逆止弁カートリッジ - Google Patents

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竜一 田嶋
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Abstract

【課題】従来、水流の逆流を防止するための逆止弁カートリッジの取付けは、カートリッジを収容するカバー体に1次側配管との継手構造を備えた覆着体を直接着合して行われてきたが、弁座設定部とカバー体、覆着体との漏水を防止するシール機構がカートリッジの着脱調整を複雑困難なものとする問題があった。
【解決手段】弁座部材3の外周端縁にシール部材の嵌合凹部を形成し、流入開口部と嵌入枠21を設けた蓋体2の嵌入枠基底部にスペーサーを設定してシール部材4を敷設し、カートリッジの1次側を嵌入してカバー体を螺合することにより、弁座部材の外周端縁をシールし、蓋体螺合部に増し締め間隙を形成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、水道配管において水流が2次側から1次側に逆流することを防止するために、水道の配管或いは機器の連結部等に取付けられる逆止弁カートリッジの取付け構造と逆止弁カートリッジに関するものである。
従来、水流の逆流を防止するための逆止弁カートリッジの取付けは、カートリッジを収容するカバー体に1次側配管との継手構造を備えた覆着体を直接着合して行われてきたが、弁座設定部とカバー体、覆着体との漏水を防止するシール機構がカートリッジの着脱を複雑困難なものとしてカートリッジの取替えやメンテナンスに多大な労力と時間を要してきた。
この問題に対して、特許文献1により、弁座部材の流体入口に連通する中心孔を備えた第1円環部と、これに連接する内径の大きい第2円環部と、配管接続部への取付け部とを備え、第2円環部の内周面が逆止弁体を収容するハウジングの一端側端部に配置されたシール部の外周部に嵌合し、第1円環部の尾端側に形成される肩部がシール部の外側面に当接するように構成された取付け部材をカートリッジに備えることが提案されている。
特開平11−94104号公報
特許文献1による弁座部材は、金属製のリングと一体成形されたゴム製パッキンで構成され、弁体が離着座する封止部、金属リングの内径被覆部、金属リングの外径被覆部により、ゴム製パッキンが金属リングを抱き込むように構成され、封止部の外側に位置するハウジングの弁座部材取付け部の断面形状に対応した弁座部材のハウジング取付け部によってハウジングに嵌合して取付けられるようになっている。
しかしながら、特許文献1のカートリッジにおける弁座部材は、ハウジングの弁座部材取付け部の断面形状に対応した弁座部材のハウジング取付け部によって直接ハウジングに嵌合して取付けられ、取付け部材の第2円環部に嵌合するようになっており、水洩れに対する対応は取付け部材先端のソケット部材当接部と取付け部材が本体ケースに当接する取付け部材のフランジ基部の双方において行わなければならない。
そのため、取付け部材先端のソケット部材当接部に設定される弾性シール部材は平面に圧接されて疲労による固着現象を起こし易く、2次側からの逆流による水撃もこの弾性シール部材のみによって受けることになる。また、弾性シール部材が固着すると、カートリッジのみでなく取付け部材も交換しなければならなくなるという問題もある。
また、カバー体に収嵌されるカートリッジの全長寸法は弁体の付勢力と関係し、長すぎれば強すぎて通常通水の送圧を弱めてしまい、短ければ通水の送水圧が強くなり過ぎて水道メータの回転等にも影響するといった問題もある。
本発明は上記した問題に鑑みこれに対応しようとするものであり、弁座部材の外周端縁に弾性シール部材の嵌合凹部を形成し、逆止弁カートリッジのカバー体と螺合する蓋体に、流入開口部と螺入規制フランジを設け、同蓋体のカートリッジ嵌入枠の基底部に環状スペーサーを設定して弾性シール部材を敷設すると共に、嵌入枠にカートリッジの1次側を嵌入してカバー体を螺合することにより、弁座部材の外周端縁に弾性シール部材を嵌合させ、蓋体締め込み部に増し締め間隙を形成するようにした。
即ち、蓋体とカバー体の螺合を解離すれば、蓋体に嵌入しているカートリッジ全体をカバー体から引き出すことができ、Oリング等のシール部材やカートリッジを交換して蓋体に嵌入し蓋体とカバー体を螺合すれば復元するので、逆止弁の補修や交換を容易なものとすることができた。
また、蓋体のカートリッジ嵌入枠の基底部に敷設された弾性シール部材が、弁座部材の外周端縁に形成された嵌合凹部と嵌合して、径周方向に拡張して防水シールをするので、シール弾力が従来のような軸方向からの圧縮によらず径周方向への圧縮によることができ、水流による水圧変化の影響を受けることのない均質なシール弾力を維持できるものである。
更に、蓋体の弁座嵌入枠基底部の環状スペーサーが弾性シール部材と協働して形成する蓋体締め込み部の増し締め間隙が、締め込み調整によってカートリッジの全長寸法誤差を吸収し、更に、Oリング等のシール部材の弾性疲労に対応して増し締め調整を行えるので、シール部材の耐用年数を飛躍的に伸長することができたものである。
弁座部材の外周端縁に形成した弾性シール部材の嵌合凹部は、上記のようにシール部材の圧縮を方向づけると共に、弁座部材の1次側にシール部材を嵌合固定してカートリッジと蓋体との嵌合組立てを容易にする。また、弁座部材と蓋体との防水を弁座部材の1次側で処理することにより、弁座部材と弁体を収容するハウジングケージとの接合について防水を考慮することなく一体成形できるようにした。
即ち、特許文献1のカートリッジにおける弁座部材に示されるように、ハウジングの弁座部材取付け部における水洩れ防水に対する対応は、取付け部材先端のソケット部材当接部と取付け部材が本体ケースに当接する取付け部材のフランジ基部の双方において行って対応するため、弁座部材とハウジングケージとの一体成形は困難であった。
本発明は、弁座部材と蓋体との防水を弁座部材の1次側で処理することにより、弁座部材とハウジングケージとの一体成形を行うと共に、着座方向に付勢されて離着座する弁体頂部の弁座圧接面に弾性シール部材を敷設し、弁体を設定したベースハブと前記ハウジングケージとを着合するようにしてハウジングケージ内への弁体収容を行うようにした。
以下、図面を参照して逆止弁カートリッジの構成から逆止弁の配管部への装着を行う本発明の実施例を説明する。1はカバー体で、先端側の内周壁に蓋体2の弁座嵌入枠21の外周に刻設した雄ねじ22と螺合する雌ねじ11が刻設され、この螺合によってカートリッジ収容スペースが構成される。
カバー体1の後端は2次側配管と接合する継手構造12となっている。これに対応して蓋体2の先端側は1次側配管と接合する継手構造となっており、具体的に図1では水道メーターの2次側端が嵌入する受けホルダー23として構成され、図2では1次側配管の端部を螺締する袋ナット24として構成されている。
蓋体2には流入開口部27と螺入規制フランジ26が設けられており、螺入規制フランジ26を基底として弁座嵌入枠21が形成され、その基底部には環状スペーサーとしてワッシャー25が敷設され、これを介してハウジングケージ31の先端に一体成形された逆止弁座部材3が枠内に嵌入され、カバー体1との螺合によって固定装着されるが、ワッシャー25とOリング4の介在によってカバー体1の先端は螺入規制フランジ26に突合することなく増し締め間隙aが形成されることになる。なお、bは水洩れ防止のOリングである。
弁座部材3は環状に形成され、その外周端縁には弾性シール部材であるOリング4が嵌合する嵌合凹部31が形成され、背面内周は弁体5の外周端縁に設定された弾性シール部材54が着接する着座部33となっており、その側周には複数本のリブ32、32が植設されて下端部に環状ハブ6との嵌合構造を備えたベースリング34を連結し、一体成形によりハウジングケージ35が構成される。
環状ハブ6は中央部に逆止弁体5の軸筒51と嵌合するポスト61を立設し、上端縁にハウジングケージ35のベースリング34との嵌合構造を備え、ポスト61の周囲に弁体5を着座方向に付勢するスプリング52を位置決めする位置決め突起62が突設されており、逆止弁体5の軸筒51の外周にスプリング52を挿通し、軸筒51の軸孔53にポスト61を挿入してベースリング34と嵌合してハウジング本体を構成する。
ハウジング本体は、前記のように先端の弁座部材3をワッシャー25或いはこれに代わる突起体とOリング4を介在させて蓋体2の弁座嵌入枠21内に嵌入し、蓋体2がカバー体1と螺合されることによって逆止弁カートリッジが構成されるものである。
以上のように構成されたカートリッジに対して1次側から通水されると、水圧を受けた逆止弁体5はスプリング52を押縮して弁座部材3から離退して通常通水が行われるが、2次側からの逆流が発生すると逆止弁体5が1次側に押圧されて着座し、弾性シール部材54が着座部33と密着して逆流が阻止される。
本発明は以上のように構成したので、弁座部材先端の外周端縁に設定したOリングにより径周方向への圧接シールが行われ、蓋体への嵌入構造により部材が統合されて逆止弁カートリッジの取り外しを簡易迅速に行うことができ、更に、増し締め間隙によるクッションにより、逆流衝撃の緩和、螺合調整を効果的に行うことができたものである。
本発明による逆止弁カートリッジ取付け構造の実施例を示すもの で、逆止弁カートリッジの縦断側面図 同じく、蓋体についての他の実施例による逆止弁カートリッジの 縦断側面図
符号の説明
1 カバー体
11 カバー体先端側内周壁の雌ねじ
12 カバー体後端の継手構造
2 蓋体
21 蓋体の弁座嵌入枠
22 弁座嵌入枠外周の雄ねじ
23 蓋体1次側に形成された水道メーター受けホルダー
24 蓋体1次側に形成された1次側配管を螺締する袋ナット
25 ワッシャー
26 蓋体の螺入規制フランジ
27 蓋体の流入開口部
3 弁座部材
31 弁座部材の弾性シール部材嵌合凹部
32 ハウジングケージの側周リブ
33 弁座部材の着座部
34 ハウジングケージのベースリング
35 ハウジングケージ
4 弁座部材に嵌着されたOリング
5 逆止弁体
51 逆止弁体の軸筒
52 弁体付勢スプリング
53 逆止弁体の軸筒孔
54 逆止弁体外周端縁の弾性シール部材
6 ハウジングの環状ハブ
61 環状ハブの立設ポスト
62 環状ハブのスプリング位置決め突起
a 増し締め間隙
b 水洩れ防止Oリング

Claims (4)

  1. 一端に1次側流入口を構成する弁座部材を取付け、着座方向に付勢されて離着座する弁体を収容するハウジングによって構成される逆止弁カートリッジを、配管或いは機器の連結部に設定する逆止弁カートリッジの取付け構造において、弁座部材の外周端縁に弾性シール部材の嵌合凹部を形成し、逆止弁カートリッジを収嵌するカバー体と螺合して封嵌する、流入開口部と螺入規制フランジを有する蓋体の、カートリッジ嵌入枠の基底部にスペーサーを設定して弾性シール部材を敷設すると共に、嵌入枠にカートリッジの1次側を嵌入してカバー体を螺合することにより、弁座部材の外周端縁に弾性シール部材を嵌合させ、蓋体締め込み部に増し締め間隙を形成したことを特徴とする逆止弁カートリッジの取付け構造
  2. 蓋体の先端側に1次側配管との継手構造を、カバー体の尾端側に2次側配管との継手構造を、それぞれ形成するようにした請求項1記載の逆止弁カートリッジの取付け構造
  3. 着座方向に付勢されて離着座する弁体を収容するハウジングの先端に、外周端縁に弾性シール部材嵌合凹部を形成した弁座部材を取付け、先端側に開口部、尾端側に基底部にスペーサーを設定した嵌入枠を有する蓋体の嵌入枠に、弾性シール部材を介して弁座部材を嵌入し、蓋体の嵌入枠外周に刻設した雄ねじとハウジングを収容するカバー体の先端内周に刻設した雌ねじとを螺合締着して成る逆止弁カートリッジ
  4. 外周端縁に弾性シール部材の嵌合凹部を形成した弁座部材と弁体を収容するハウジングケージとを一体に成形し、着座方向に付勢されて離着座し、頂部の弁座圧接面に弾性シール部材を敷設した弁体を設定したベースハブと前記ハウジングケージとを着合するようにした請求項3記載の逆止弁カートリッジ
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