JP2008190637A - 軌陸車の軌道走行用油圧回路 - Google Patents

軌陸車の軌道走行用油圧回路 Download PDF

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Abstract

【課題】 低速駆動時には4個の油圧モータでそれぞれ駆動するようにし、4個のモータを全て並列に接続することにより十分な登坂能力を得られるようにすると共に、高速走行時には、1つの油圧モータの両ポートに一度に高圧が作用しない油圧回路とすることにより、油圧モータのベアリング寿命が低下しないようにする。
【解決手段】 油圧モータ45の高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち一方が駆動側、他方が従動側とされ、駆動側油圧モータ45の一方のポートには高圧油路が接続され、他方のポートには従動側油圧モータを経由しない低圧油路が接続されるよう当該駆動側の2つの油圧モータが並列接続されると共に、従動側油圧モータ45の両ポートが低圧の循環油路により連絡されるようにする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、軌陸車の軌道走行用油圧回路に関する。
道路走行時には道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には軌道走行用鉄輪を用いて走行するように構成された車両は「軌陸車」と呼ばれている。軌陸車の上部には、高所作業装置あるいはクレーン作業装置などが架装される。
軌陸車の軌道走行用の油圧回路としては、特許文献1に記載されたものが知られている。図6は特許文献1に記載された軌道走行装置の油圧モータ6a、6bへの油圧供給回路図である。軌陸車には前後左右に4個の軌道走行用鉄輪が装備されるが、そのうち前側の左右の鉄輪が油圧モータ6a、6bによりそれぞれ駆動されるようになっている。エンジンEngにより回転駆動される可変容量ポンプPと前記油圧モータ6a、6bとは閉回路を構成している。電磁切換弁30は、可変容量ポンプPから油圧モータ6a、6bへの作動油の供給を直列に流すか、並列に流すかを切換えるものである。図6に示された電磁切換弁30は並列切換位置となっており、このとき油圧モータ6a、6bは低速であるが高トルクを発生する。図6の状態から電磁切換弁30が切換えられると直列切換位置となり、油圧モータ6a、6bには直列に作動油が流される。このとき油圧モータ6a、6bが発生するトルクは低トルクとなるが高速で回転する。
特開平11−278267号公報(第3−5頁、第4図)
ところが、軌陸車が軌道走行する際に実際に利用できる最大駆動力は鉄輪と軌道との間の摩擦力により決定されるため、油圧モータを並列にして高トルクを発生してもその全てを駆動力として利用できない場合があった。すなわち、軌道の上り勾配がきつく、かつ駆動される鉄輪に作用する垂直荷重が十分大きくない場合は、鉄輪と軌道間ですべりが発生しその勾配を軌陸車が登れない恐れがあった。
さらに、左右の鉄輪と軌道との接触状態は走行中に常に変化するものであるため、油圧モータを直列にして走行中しているときに、油圧モータ6a、6bのそれぞれの両ポートに作用する圧力はたえず変化する。そのため、一つのモータの両ポートに一度に高圧が作用することがある。その時には、油圧モータ内部のバルブプレートで大きなスラスト力が発生するため油圧モータ内部のベアリング寿命が低下する恐れがあった。
そこで、本発明は、低速駆動時には軌道走行用の4個の鉄輪全てを4個の油圧モータでそれぞれ駆動するようにし、しかも4個のモータを全て並列に接続することにより十分な登坂能力を得られるようにした軌陸車の軌道走行用油圧回路を提案する。さらに、高速走行時にも1つの油圧モータの両ポートに一度に高圧が作用しないような油圧回路とすることにより、油圧モータのベアリング寿命が低下することがない軌陸車の軌道走行用油圧回路も提案するものである。
請求項1に記載された発明は、道路走行時には道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には4個の軌道走行用鉄輪を用いて走行するよう構成された軌陸車の軌道走行用油圧回路であって、動力装置により回転駆動される油圧ポンプを含み、高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を行う油圧供給セクションと、前記軌道走行用鉄輪をそれぞれ駆動する4個の油圧モータを含み、前記油圧供給セクションの高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を受けるアクチュエータセクションと、を備え、前記油圧モータの低速駆動時には、前記各油圧モータの一方のポートに前記高圧油路が接続され、他方のポートに前記低圧油路が接続されるよう前記4つの油圧モータが並列接続されると共に、前記油圧モータのポートに接続された油路には絞り弁が介装されていることを特徴とする。
さらに、請求項2に記載された発明は、請求項1に記載の軌道走行用油圧回路を前提として、前記絞り弁が前側鉄輪又は後側鉄輪のうち輪重が小さい側の鉄輪を駆動する油圧モータのポートに接続された油路に介装されていることを特徴とする。
さらに、請求項3に記載された発明は、道路走行時には道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には4個の軌道走行用鉄輪を用いて走行するよう構成された軌陸車の軌道走行用油圧回路であって、動力装置により回転駆動される油圧ポンプを含み、高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を行う油圧供給セクションと、前記軌道走行用鉄輪をそれぞれ駆動する4個の油圧モータを含み、前記油圧供給セクションの高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を受けるアクチュエータセクションと、を備え、前記モータの高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち一方が駆動側、他方が従動側とされ、駆動側油圧モータの一方のポートには前記高圧油路が接続され、他方のポートには前記従動側油圧モータを経由しない前記低圧油路が接続されるよう当該駆動側の2つの油圧モータが並列接続されると共に、従動側油圧モータの両ポートが低圧の循環油路により連絡されることを特徴とする。
また、請求項4に記載された発明は、請求項3に記載の軌道走行用油圧回路を前提として、前記油圧モータの高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち輪重の大きい鉄輪が駆動側、輪重の小さい側が従動側とされ、前進又は後進に関わり無く同じ鉄輪が駆動側とされることを特徴とする。
請求項1の発明では、油圧モータの低速駆動時には軌道走行用の4個の鉄輪全てを4個の油圧モータでそれぞれ駆動するようにしたので、従来の鉄輪2個を駆動するものに比べ鉄輪と軌道間の摩擦力により決定される最大駆動力が約2倍となる。しかも4個のモータを全て並列に接続したので、4つの油圧モータが全て高トルクを発生する。それにより、軌道の上り勾配がきつい場合であっても、軌陸車には十分な登坂能力を得られる。さらに、前記油圧モータのポートに接続された油路には絞り弁が介装されているので、1つの鉄輪が空転してもその鉄輪を駆動する油圧モータに油圧ポンプからの作動油が全量流れることが防止され、他の鉄輪の駆動力が失われることが防止される。
請求項2の発明では、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち輪重が小さい側の油圧モータのポートに接続された油路には絞り弁が介装されているので、輪重が小さいために空転しやすい鉄輪が仮に空転しそうになっても、絞り弁により油圧ポンプからの作動油が全量当該油圧モータに流入することが防止される。それにより、他の油圧モータへの作動油の供給が継続され、軌陸車全体としての駆動力が維持される。
請求項3の発明では、油圧モータの高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち一方が駆動側、他方が従動側とされ、駆動側油圧モータの一方のポートには前記高圧油路が接続され、他方のポートには前記従動側油圧モータを経由しない前記低圧油路が接続されるよう当該駆動側の2つの油圧モータが並列接続されるので、油圧モータの両ポートには一度に高圧が作用せず、その油圧モータのベアリング寿命が低下することがない。さらに、従動側油圧モータの両ポートが低圧の循環油路により連絡されるので、当該油圧モータがポンプ作用により吐出する作動油が低圧で循環することとなり回転抵抗の発生が最小に押えられる。
請求項4の発明では、高速駆動時には、前進又は後進に関わり無く輪重の大きい側の鉄輪が駆動されるので鉄輪と軌道との滑りが発生しにくく、前記駆動側油圧モータが発生する駆動力が確実に鉄輪から軌道に伝達される。
図1に、本発明の実施の形態に係る軌陸車1を示す。軌陸車1は車両部4と当該車両部4の上部に架装された作業装置5とから構成されている。車両部4は道路走行時に使用される道路走行用車輪2(タイヤ)を備えている。さらに車両部4には軌道走行時に使用される4個の軌道走行用鉄輪3を備えている。図1では軌陸車1が軌道7を前記軌道走行用鉄輪3で走行している状態が示されている。10は前記軌道走行用鉄輪3を含んだ前側軌道走行装置であり、11は同様に軌道走行用鉄輪3を含んだ後側軌道走行装置である。前側軌道走行装置10と後側軌道走行装置11は共に張出・格納自在に構成されており、図1は共にその張出時の状態を示している。なお、格納時の前側軌道走行装置10と後側軌道走行装置11を2点鎖線で図示している。
車両部4は、運転室12、車両フレーム13及びエンジン14を備えている。エンジン14は前記道路走行用車輪2を駆動するだけでなく、作業装置5及び軌道走行装置10、11の油圧アクチュエータに圧油を供給するための油圧ポンプを駆動する。15は前記車両フレーム13上部に固設されたサブフレームであって、当該サブフレーム15の前後端には前側軌道走行装置10及び後側軌道走行装置11が配置されている。なお、16はサブフレーム15前部に配置された前側アウトリガであり、17はサブフレーム15後部に配置された後側アウトリガである。また、18はサブフレーム15中央部に配置された転車台である。
本実施の形態の作業装置5は高所作業装置の例が示されている。すなわち、前記サブフレーム15の後部上面には旋回ベアリングを介して旋回台20が旋回自在に搭載されており、当該旋回台20には伸縮ブーム21が起伏自在に枢支されている。伸縮ブーム21は起伏シリンダ22によって起伏駆動されるようになっている。伸縮ブーム21先端にはレベリング手段23を介して作業台24が配置されている。上述した作業装置5は、伸縮ブーム21が全縮小し前方に向け最倒伏した格納姿勢となっている。
図2は図1のA矢視詳細図であって、前側軌道走行装置10を後方から見た図である。左前鉄輪3aは鉄輪フレーム43に対して回転軸44によって回転自在に支持されている。45aは前記鉄輪フレーム43に配置された左前油圧モータであって、当該左前油圧モータ45aは、回転軸44を介して左前鉄輪3aを回転駆動する。鉄輪フレーム43は前記サブフレーム15から左右の下方に向け形成されたサポート46の下端部とピン47によって回転自在に連結されている。鉄輪フレーム43とサポート46との間には油圧シリンダ48が介装されており、当該油圧シリンダ48の伸縮動作により鉄輪フレーム43を張出・格納する。右前鉄輪3b及び右前油圧モータ45bに関係する構成については、すでに説明した左前のものと同じであり、その配置が左右対称となっているだけであるのでその説明を省略する。なお、49は左右の鉄輪フレーム43同士を連結する連結ロッドであって、左右の鉄輪3a、3b間の間隔を一定に保つためのものである。
後側軌道走行装置11は上述した前側軌道走行装置10と同じ構成であるので、その説明を省略する。このように、4個の軌道走行用鉄輪3a〜3dをそれぞれ駆動する油圧モータ45a〜45dが配置されているので、従来の鉄輪2個を駆動するものに比べ鉄輪と軌道間の摩擦力により決定される最大駆動力が約2倍となる。
図3は軌陸車1の軌道走行用油圧回路であって、油圧ポンプ50と油圧モータ45a〜45dは全体として閉回路を構成している。油圧ポンプ50は、前記エンジン14によって回転駆動される。閉回路用の油圧ポンプ50は回転方向が一定方向であっても、その斜板の傾点角度を正負角度方向に変更することにより、吸入・吐出方向を変更できるようになっている。本実施の形態の軌陸車1では、油圧ポンプ50の吐出方向を変えることにより油圧モータ45a〜45dの回転方向を変更し、軌陸車1の前進・後進を変更するようになっている。なお、図3ないし図5の油圧回路では、鉄輪3a〜3dの配置を軌陸車1の実際の配置に合わせて記載しており、図3における紙面左側が軌陸車の前方側を表している。さらに、理解を助けるため、上記鉄輪3a〜3dの前進および後進方向を白抜きの矢印で示している。
油圧ポンプ50には第1ポンプ油路51と第2ポンプ油路52とが接続されている。上述したように、閉回路用の油圧ポンプ50は吸入・吐出方向を変更できるので、作動油が第1ポンプ油路51から油圧ポンプ50に吸入され、第2ポンプ油路52に吐出しているときは、第1ポンプ油路51が低圧油路となり、第2ポンプ油路52が高圧油路となる。一方、作動油が第2ポンプ油路52から油圧ポンプ50に吸入され、第1ポンプ油路51に吐出しているときは、第2ポンプ油路52が低圧油路となり、第1ポンプ油路51が高圧油路となる。本実施の形態では、上記油圧ポンプ50、第1ポンプ油路51及び第2ポンプ油路52とにより請求項1に記載の油圧供給セクションを構成している。
なお、油圧供給セクションは閉回路のものに限られず、オープン回路であってもよいこと勿論である。その際には、油圧ポンプが作動油タンクから作動油の供給を受け、低圧油路を経て作動油が直接作動油タンクに戻るようになる。そして、前進・後進の切換は切換バルブを用いることとなる。
53は右前油圧モータ45bと右後油圧モータ45dとを含み、前記油圧供給セクションの第1ポンプ油路51と第2ポンプ油路とにより作動油の給排を受ける右側アクチュエータセクションである。同様に、54は左前油圧モータ45aと左後油圧モータ45cとを含み、前記油圧供給セクションの第1ポンプ油路51と第2ポンプ油路52とにより作動油の給排を受ける左側アクチュエータセクションである。図3から明らかなように、右側アクチュエータセクション53と左側アクチュエータセクション54の内部の構成は同じであり、第1ポンプ油路51と第2ポンプ油路52とに対しては全体として並列に接続されている。
左右のアクチュエータセクション53、54は、パイロット圧で切換えられる4ポート2位置切換弁である第1切換弁55と第2切換弁56とをそれぞれ備えている。第1ポンプ油路51は、左右の第1アクチュエータ油路57に分岐され、左右のアクチュエータセクション53、54に対し作動油を給排している。以降、右側アクチュエータセクション53についてその油圧回路を説明する。
第1アクチュエータ油路57は、第2アクチュエータ油路59と第3アクチュエータ油路60とに分岐される。第2アクチュエータ油路59は右前油圧モータ45bの一方のポートと接続される。61は右側第4アクチュエータ油路であって、右前油圧モータ45bの他方のポートと前記第1切換弁55のPポートとを連絡する。68は前記第3アクチュエータ油路60に介装された絞り弁である。
第3アクチュエータ油路60は、第5アクチュエータ油路62と第6アクチュエータ油路63とに分岐される。第5アクチュエータ油路62は前記第1切換弁55のTポートに接続される。第6アクチュエータ油路63は前記第2切換弁56のTポートに接続される。
64は、前記第1切換弁55のAポートと前記右後油圧モータ45dの一方のポートを連絡する第7アクチュエータ油路である。65は前記第1切換弁55のBポートと前記第2切換弁56のBポートとを連絡する第8アクチュエータ油路である。66は前記右後油圧モータ45dの他方のポートと前記第2切換弁56のAポートとを連絡する第9アクチュエータ油路である。67は、前記第2ポンプ油路52が分岐され左右のアクチュエータセクションの第2切換弁56のPポートを連絡する第10アクチュエータ油路である。
70は、前記第1切換弁55及び第2切換弁56にパイロット圧を供給するソレノイド駆動の4ポート3位置切換弁である第3切換弁である。第3切換弁70のPポートにはパイロット油圧源71が接続されており、Tポートにはドレーン油路72が接続されている。73は第1パイロット油路であって、前記第3切換弁70のBポートと前記第1切換弁55のPPポートとを連絡している。74は第2パイロット油路であって、前記第3切換弁70のAポートと前記第2切換弁56のPPポートとを連絡している。
以上が右側アクチュエータセクション53の油圧回路の説明であるが、左側アクチュエータセクション54についは同じ回路であるのでその説明を省略する。
以下、上述した軌道走行用油圧回路を備えた軌陸車1の走行を説明する。
低速駆動時 図3は油圧モータ45a〜45dを低速駆動する時の軌道走行用油圧回路を示している。なお、回路に沿って配置された矢印(→)は作動油の流れる油路とその方向を示している。図3では両方向を示す矢印が記載されているのは、低速駆動時には作動油が前進・後進とも同じ油路を流れ、その方向のみ相違することを表している。まず前進時の作動油の流れを説明する。
第3切換弁70には切換信号が伝達されておらず中立位置のままであり、前記第1切換弁55及び第2切換弁56にはパイロット圧が送られていない。そのため、第1切換弁55及び第2切換弁56は図3に示したバネ付勢による切換位置のままである。油圧ポンプ50は第2ポンプ油路52から作動油を吸い込み、第1ポンプ油路51に吐き出すようその斜板の傾転角が調節されている。したがって、この状態では第2ポンプ油路52が低圧油路となり、第1ポンプ油路51が高圧油路となる。第1ポンプ油路51の作動油は、左右の第アクチュエータ油路57に分流される。以降は、右側アクチュエータセクション53に着目して説明する。
第1アクチュエータ油路57の作動油は、さらに第2アクチュエータ油路59と第3アクチュエータ油路60に分流される。第1アクチュエータ油路59の作動油は、右前油圧モータ45bに供給され、右前油圧モータ45bは前進回転する。右前油圧モータ45bから排出された作動油は第4アクチュエータ油路61を通り、第1切換弁55でPポートからBポートに切換えられ、第8アクチュエータ油路65に流れたのち、第2切換弁56でBポートからPポートに合流される。
一方、第3アクチュエータ油路60の作動油は、絞り弁68を通過したのち第5アクチュエータ油路62を通り、第1切換弁55でTポートからAポートに切換えられ、第7アクチュエータ油路64を通り、右後油圧モータ45dに供給され、右後油圧モータ45dは前進回転する。右後油圧モータ45dから排出された作動油は、第9アクチュエータ油路66を通り、第2切換弁56でAポートからPポートに合流される。第2切換弁56のPポートを出た作動油は第10アクチュエータ油路67を通り、左側アクチュエータセクション54からの第10アクチュエータ油路67の作動油と合流して、第2ポンプ油路52に流れる。
以上のように、右前油圧モータ45bと右後油圧モータ45dには作動油が並列に供給される。左側アクチュエータセクション54も全く同じであるので、その説明を省略する。以上より、低速駆動時には4つの油圧モータ45a〜45dには作動油が全て並列に供給される。そのため、軌道走行用の4個の鉄輪全てが4個の油圧モータでそれぞれ駆動されるので、従来の鉄輪2個を駆動するものに比べ鉄輪と軌道間の摩擦力により決定される最大駆動力が約2倍となる。しかも4個のモータを全て並列に接続したので、4つの油圧モータが全て高トルクを発生する。そのため、軌道の上り勾配がきつい場合であっても、軌陸車には十分な登坂能力が得られる。
さらに、実施の形態に係る軌陸車1は前側の鉄輪3a、3bの輪重が後側の鉄輪3c、3dの輪重よりも重くなっている。そのため、走行時に3点支持となったときには輪重の軽い後側の左右どちらかの鉄輪が浮き、空転しやすいのであるが、後側の鉄輪3c、3dを駆動する油圧モータ45c、45dのポートに接続された第3アクチュエータ油路60には絞り弁68が介装されているので、浮いた鉄輪の油圧モータに油圧ポンプ50からの作動油が集中しようとすると絞り弁68により差圧が発生し、他油圧モータの駆動力を確保する。したがって、軌陸車全体としての駆動力が維持される。
一方、後進時には油圧ポンプ50が第1ポンプ油路51から作動油を吸い込み、第2ポンプ油路52に吐き出すようその斜板の傾転角が調節される。したがって、この状態では第1ポンプ油路51が低圧油路となり、第2ポンプ油路52が高圧油路となる。作動油の流れ方は上述した前進時と全く逆となる。アクチュエータ油路における詳細な流れ方の説明は省略する。なお、本願発明の軌道走行用油圧回路によれば、後進時においても上述した前進時と同じ作用・効果を得られることは勿論である。
高速前進駆動時 図4は油圧モータ45a、45bを高速前進駆動する時の軌道走行用油圧回路を示している。なお、回路に沿って配置された矢印(→)は作動油の流れる油路とその方向を示している。
第3切換弁70には切換信号が伝達されて上側のシンボルの位置に切換られ、パイロット圧源71のパイロット圧が第3切換弁70のPポートからBポートに切換られ、さらに第1パイロット油路73を経て前記第1切換弁55にパイロット圧が伝えられる。第2切換弁56はバネ付勢による切換位置のままであるが、第1切換弁55は図4に示した位置に切換られる。油圧ポンプ50は第2ポンプ油路52から作動油を吸い込み、第1ポンプ油路51に吐き出すようその斜板の傾転角が調節されている。したがって、この状態では第2ポンプ油路52が低圧油路となり、第1ポンプ油路51が高圧油路となる。第1ポンプ油路51の作動油は、左右の第アクチュエータ油路57に分流される。以降は、右側アクチュエータセクション53に着目して説明する。
第3アクチュエータ油路60はその先で第1切換弁55及び第2切換弁56共にブロックされているので、第1アクチュエータ油路57の作動油は、その全量が第2アクチュエータ油路59に流れる。第1アクチュエータ油路59の作動油は、右前油圧モータ45bに供給され、右前油圧モータ45bは前進回転する。右前油圧モータ45bから排出された作動油は、第4アクチュエータ油路61を通り、第1切換弁55でPポートからA、Bポートに切換られ、第7アクチュエータ油路64及び第8アクチュエータ油路65に分流される。
第7アクチュエータ油路64の作動油は、右後油圧モータ45dを通過し第9アクチュエータ油路66を通り、第2切換弁56でAポートからPポートに合流される。また、第8アクチュエータ油路65は第2切換弁56でBポートにつながりPポートと合流している。第2切換弁56のPポートを出た作動油は第10アクチュエータ油路67を通り、左側アクチュエータセクション54からの第10アクチュエータ油路67の作動油と合流して、第2ポンプ油路52に流れる。なお、この場合には右後油圧モータ45dは、その両ポートが低圧の循環油路である第7アクチュエータ油路64、第8アクチュエータ油路65及び第9アクチュエータ油路66により連絡されているので、両ポートの圧力差は無く駆動力は発生しない。
以上のように、右前油圧モータ45bのみが高速前進駆動される。左側アクチュエータセクション54も全く同じであるので、その説明を省略する。
このように、高速前進駆動時には、輪重の大きい前側鉄輪3a、3bを駆動する油圧モータ45a、45bが駆動側、輪重の小さい後側鉄輪3c、3dを駆動する油圧モータ45c、45dが従動側とされる。そして、駆動側油圧モータ45a、45bの一方のポートには前記第1ポンプ油路51(高圧油路)が接続され、他方のポートには前記従動側油圧モータを経由しない別の油路によって前記第2ポンプ油路52(低圧油路)が接続されるよう当該2つの油圧モータ45a、45bが並列接続される。そのため、当該油圧モータ45a、45bの両ポートには一度に高圧が作用しないので、その油圧モータ45a、45bのベアリング寿命が低下することがない。さらに、従動側油圧モータ45c、45dの両ポートが低圧の循環油路により連絡されるので、当該油圧モータ45a、45bがポンプ作用により吐出する作動油が低圧に維持され、回転抵抗の発生が最小に押えられる。
高速後進駆動時 図5は油圧モータ45a〜45bを高速後進駆動する時の軌道走行用油圧回路を示している。なお、回路に沿って配置された矢印(→)は作動油の流れる油路とその方向を示している。
第3切換弁70には切換信号が伝達されて下側のシンボルの位置に切換られ、パイロット圧源71のパイロット圧が第3切換弁70のPポートからAポートに切換られ、さらに第2パイロット油路74を経て前記第2切換弁56にパイロット圧が伝えられる。第1切換弁55はバネ付勢による切換位置のままであるが、第2切換弁56は図5に示した位置に切換られる。油圧ポンプ50は第1ポンプ油路51から作動油を吸い込み、第2ポンプ油路52に吐き出すようその斜板の傾転角が調節されている。したがって、この状態では第1ポンプ油路51が低圧油路となり、第2ポンプ油路52が高圧油路となる。第2ポンプ油路52の作動油は、左右の第10アクチュエータ油路67に分流される。以降は、右側アクチュエータセクション53に着目して説明する。
第10アクチュエータ油路67の作動油は、第2切換弁56でPポートからBポートに切換られ、第8アクチュエータ油路65に流れる。第8アクチュエータ油路65の作動油は、第1切換弁55でBポートからPポートに切換られ、第4アクチュエータ油路61に流れる。第4アクチュエータ油路61の作動油は、右前油圧モータ45bに供給され、右前油圧モータ45bは高速後進回転する。右前油圧モータ45bから排出された作動油は第2アクチュエータ油路59を通り、第1アクチュエータ油路57に流れ、左右の第1アクチュエータ油路57、57は第1ポンプ油路51に合流する。
一方、従動輪3dにより回転させられる右後油圧モータ45dのポンプ作用により第7アクチュエータ油路64に吐き出された作動油は、第1切換弁55でAポートからTポートに切換られ、第5アクチュエータ油路62に流れ、さらに第6アクチュエータ油路63を通って、第2切換弁56でTポートからAポートに切換られ、第9アクチュエータ油路66に流れる。そして、第9アクチュエータ油路65の作動油は再度右後油圧モータ45dに流れこむ。なお、上記循環油路は第3アクチュエータ油路60、第1アクチュエータ油路57を介して第1ポンプ油路(低圧油路)に接続されているので、常に低圧に保たれる。さらに、右後油圧モータ45dは、その両ポートが低圧の循環油路である第7アクチュエータ油路64、第5アクチュエータ油路62、第6アクチュエータ油路63及び第8アクチュエータ油路66により連絡されているので、両ポートの圧力差は無く駆動力は発生しない。
以上のように、右前油圧モータ45bのみに作動油が供給される。左側アクチュエータセクション54も全く同じであるので、その説明を省略する。
このように、高速後進駆動時においても、輪重の大きい前側鉄輪3a、3bを駆動する油圧モータ45a、45bが駆動側、輪重の小さい後側鉄輪3c、3dを駆動する油圧モータ45c、45dが従動側とされる。そして、駆動側油圧モータ45a、45bの一方のポートには前記第2ポンプ油路52(高圧油路)が接続され、他方のポートには前記従動側油圧モータを経由しない前記第1ポンプ油路51(低圧油路)が接続されるよう当該2つの油圧モータ45a、45bが並列接続される。そのため、当該油圧モータ45a、45bの両ポートには一度に高圧が作用しないのでその油圧モータ45a、45bのベアリング寿命が低下することがない。さらに、従動側油圧モータ45c、45dの両ポートが低圧の循環油路により連絡されるので、当該油圧モータ45a、45bがポンプ作用により吐出する作動油が低圧で循環することとなり回転抵抗の発生が最小に押えられる。
以上のように、高速駆動時には、前進・後進とも輪重の大きい前側鉄輪3a、3bが駆動されるので鉄輪と軌道との滑りが発生しにくく、前記駆動側油圧モータ45a、45bが発生する駆動力が確実に鉄輪から軌道に伝達される。
本発明の実施の形態に係る軌陸車1を示した図である。 図1のA矢視詳細図であって、前記前側軌道走行装置10を後方から見た図である。 軌陸車1の軌道走行用油圧回路である。 油圧モータ45a〜45dを高速前進駆動する時の軌道走行用油圧回路を示している。 本願の発明に係る である。 従来の軌道走行装置の油圧モータ6a、6bへの油圧供給回路図である。
符号の説明
2:道路走行用車輪
3:軌道走行用鉄輪
7:軌道
45:油圧モータ
50:油圧ポンプ
51:第1ポンプ油路
52:第2ポンプ油路
53:右側アクチュエータセクション
54:左側アクチュエータセクション
68:絞り弁

Claims (4)

  1. 道路走行時には道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には4個の軌道走行用鉄輪を用いて走行するよう構成された軌陸車の軌道走行用油圧回路であって、
    動力装置により回転駆動される油圧ポンプを含み、高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を行う油圧供給セクションと、
    前記軌道走行用鉄輪をそれぞれ駆動する4個の油圧モータを含み、前記油圧供給セクションの高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を受けるアクチュエータセクションと、を備え、
    前記油圧モータの低速駆動時には、前記各油圧モータの一方のポートに前記高圧油路が接続され、他方のポートに前記低圧油路が接続されるよう前記4つの油圧モータが並列接続されると共に、前記油圧モータのポートに接続された油路には絞り弁が介装されていることを特徴とする軌陸車の軌道走行用油圧回路。
  2. 前記絞り弁が、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち輪重が小さい側の鉄輪を駆動する油圧モータのポートに接続された油路に介装されていることを特徴とする請求項1に記載の軌陸車の軌道走行用油圧回路。
  3. 道路走行時には道路走行用車輪を用いて走行し、軌道走行時には4個の軌道走行用鉄輪を用いて走行するよう構成された軌陸車の軌道走行用油圧回路であって、
    動力装置により回転駆動される油圧ポンプを含み、高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を行う油圧供給セクションと、
    前記軌道走行用鉄輪をそれぞれ駆動する4個の油圧モータを含み、前記油圧供給セクションの高圧油路と低圧油路とにより作動油の給排を受けるアクチュエータセクションと、を備え、
    前記油圧モータの高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち一方が駆動側、他方が従動側とされ、駆動側油圧モータの一方のポートには前記高圧油路が接続され、他方のポートには前記従動側油圧モータを経由しない前記低圧油路が接続されるよう当該駆動側の2つの油圧モータが並列接続されると共に、従動側油圧モータの両ポートが低圧の循環油路により連絡されることを特徴とする軌陸車の軌道走行用油圧回路。
  4. 前記油圧モータの高速駆動時には、前側鉄輪又は後側鉄輪のうち輪重の大きい鉄輪が駆動側、輪重の小さい側が従動側とされ、前進又は後進に関わり無く同じ鉄輪が駆動側とされることを特徴とする請求項3に記載の軌陸車の軌道走行用油圧回路。
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