JP2008189312A - 車両用オープンルーフ構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車両用オープンルーフ構造をさらに改良する。
【解決手段】固定案内部に沿って可動であるオープンルーフ構造の2つの部分を一時的に結合する結合部材。当該結合部材は、固定案内部内で案内され、旋回アームを担持し、この旋回アームの自由端に固定案内部内に画定された湾曲トラックと協働する案内突起部が設けられ、旋回アームは、オープンルーフ部分の第1の部分が第1の方向に移動し、旋回アームが案内突起部と湾曲トラックとの間の協働によって画定された旋回アームの極限旋回位置の第1の位置にある場合に、第1の部分の突起部と係合する係合部材をさらに備え、係合部材は、旋回アームがその第2の極限旋回位置に到達した場合に第1のオープンルーフ部分の突起部の係合を解除し、第1の部分にさらに第1の部分が反対方向に移動した場合に結合部材と係合する衝合手段が設けられ、結合部材がオープンルーフ部分の第2の部分に連結される。
【選択図】図8

Description

本発明は、新規な自動車用オープンルーフ構造に関する。
本発明の目的はこうした車両用オープンルーフ構造をさらに改良することである。
したがって、本発明により、車両用オープンルーフ構造であって、車両の固定ルーフ構造体内に形成されたルーフ開口部、および前記ルーフ開口部を閉塞する閉位置と前記ルーフ開口部を少なくとも部分的に露出させる開位置との間で可動のルーフ開口部用パネル形閉塞手段を備えており、前記閉塞手段は前縁部および後縁部を有し、閉塞手段の前記位置の一方から前記位置の他方に向けての移動中に、閉塞手段の前記前縁部と後縁部のうちの少なくとも1つもそれぞれ固定ルーフ構造体に向かう方向に、またはそれから離れる方向に移動させられ、案内機構が閉塞手段の前記縁部の少なくとも1つを移動させるために設けられ、前記閉塞手段の前記縁部の少なくとも1つの移動のための案内機構が設けられ、前記案内機構は、
前記固定ルーフ構造体に取付けられ、車両の長手方向に延在する固定案内部と、
案内部を係合し、駆動手段によって駆動されて案内部に沿って案内されて移動するスライドと、
閉塞手段とヒンジ式に係合する第1の端部、および固定案内部と摺動式にかつヒンジ式に係合する反対側の第2の端部を有するリンク部材とを有しており、前記リンク部材はさらにスライドに操作可能に連結されて、スライドが、閉塞手段がルーフ開口部を閉塞する位置から閉塞手段がルーフ開口部を露出させる位置に向かって移動した場合に、リンク部材が先ず回転して、それぞれ閉塞手段の縁部を固定ルーフ構造体から離れて移動させ、その後、リンク部材の回転した位置を維持しながらスライドとともに移動して閉塞手段を案内部に対して実質的に平行に移動させるようになされたオープンルーフ構造を提供する。
こうしたオープンルーフ構造によって、閉塞手段の移動が効果的に実現される。
本発明によるオープンルーフ構造の好ましい実施形態は従属請求項に記載されている。
本発明はさらに、固定案内部に沿って可動である、オープンルーフ構造の2つの部分を一時的に結合する結合部材にも関する。
本発明によれば、結合部材は、固定案内部内で案内され、旋回アームを担持し、旋回アームの自由端には固定案内部内に画定された湾曲トラックと協働する案内突起部が設けられ、前記旋回アームは、オープンルーフ部分の第1の部分が第1の方向に移動し、旋回アームが案内突起部と湾曲トラックとの間の協働によって画定された旋回アームの極限旋回位置の第1の位置にある場合に、前記第1の部分の突起部と係合する係合部材をさらに備え、前記係合部材は、旋回アームがその第2の極限旋回位置に到達した場合に前記第1のオープンルーフ部分の突起部の係合を解除し、第1の部分には、さらに第1の部分が反対方向に移動した場合に結合部材と係合する衝合手段が設けられ、前記結合部材はオープンルーフ部分の第2の部分に連結される。
本発明を以下で、本発明によるオープンルーフ構造の一実施形態を示した図面を参照して説明する。
先ず図10を参照すると、固定ルーフ構造体を有する車両1が概略的に示してある。ルーフ開口部3が固定ルーフ構造体2内に形成され、パネル形閉塞手段4が設けられており、この閉塞手段4は、前記ルーフ開口部3を閉塞する(実線で示した)閉位置4と前記ルーフ開口部3を少なくとも部分的に露出させる(一点鎖線で示した)開位置4”との間で可動である。閉塞手段4は、閉位置から開位置に向かって移動する間、先ず(破線で示した)位置4'に到達し、次いで開位置4”に向かって移動する。
閉塞手段4は、(車両1の長手方向に見られるように)前縁部5および後縁部6を有し、この前縁部5および後縁部6は、それぞれ前方手段8および後方手段9によって固定案内部7と協働する。閉塞手段、固定案内部7、および前方手段8と後方手段9の位置は、図10に単に概略的に示してあることに留意されたい。さらに、閉塞手段の開位置4”で前方手段8は新しい位置8'に到達していることが分かる。同じことが後方手段9にも当てはまるが、それはこの図には示していない。
図10に示した実施形態では、オープンルーフ構造を操作するための駆動部材10(たとえば電気モータ)が、駆動手段11(たとえばボーデン(Bowden)ケーブル)を介して後方手段9に連結されているところが示してある。
閉塞手段4の後縁部6の案内機構を説明するため、次に、こうした案内機構の連続的な位置を示す図1〜図4を参照されたい。
先ず図1を参照すると、固定案内部7の最後方部分が、閉塞手段4の後縁部6とともに示されている。上に記載したように、固定案内部7は車両1の固定ルーフ構造体2に取り付けられ、基本的に車両の長手方向に延在する。(斜線で示した)スライド12は、案内部7と係合し、駆動手段11によって駆動されて案内部7に沿って案内されて移動する。スライド12には、湾曲トラック13が設けられており、この湾曲トラック13は、固定案内部7に沿ってスライド12の移動する方向に実質的に平行に延びる第1の部分14、および第1の部分14から閉塞手段4に向かってそれる弓形の第2の部分15を含む。
さらに、閉塞手段4に取付けられたアーム19とヒンジ18によって係合する第1の端部17を有するリンク部材16が設けられている。さらにリンク部材16は、反対側の第2の端部20を有し、この第2の端部20に第1のリンク部材案内部21(たとえばスライドブロック)が回転可能に取り付けられている。第2のリンク部材案内部22(たとえばスライドピン)もリンク部材16の反対側の第2の端部20に取り付けられている。
固定案内部7は、リンク部材16の第1のリンク部材案内部21を収容する第1のリンク部材案内トラック23を備える。さらに、固定案内部7は、第2のリンク部材案内トラック24,24'を備え、この第2のリンク部材案内トラック24,24'は、第1のリンク部材案内トラック23に平行に延びる第1のセクション24、および第1のリンク部材案内トラック23に対して横方向に延びる弓形の第2のセクション24'を有する。第2のリンク部材案内部22は、前記第2のリンク部材案内トラック24,24'と後で記載する方法で協働する。
図1にて分かるように、第1のリンク部材案内部21および第2のリンク部材案内部22はある距離を置いて配置される。
第1のリンク部材案内トラック23の端部は、第1のリンク部材案内部21の極限位置を限定する停止部25を画定する。
リンク部材16にはさらに、第1の端部17と反対側の第2の端部20の間の任意の位置に配置された結合ピン26が設けられている。この結合ピン26は、スライド12の湾曲トラック13内に収容される。
スライド12には、後に記載する方法でリンク部材16の協働部分28と係合することができるフック部材27も設けられている。さらに、スライド12には、閉塞手段4が図1で示した閉位置にある場合に、閉塞手段4に取り付けられたピン30を係止するフック29の形の係止部材が設けられている。
後方案内機構は以下のように動作する。すなわち、駆動部材10で駆動手段11を起動させることによって、スライド12を図1で示した閉塞手段4の閉位置から開始して左に移動させる。リンク部材16の結合ピン26は、この動作中、先ず湾曲トラック13の第1の部分14を通って移動する。一方、係止部材29は、閉塞手段4のピン30の係合を解除する。スライド12のこの移動の最初の段階中、リンク部材16は、図1で示したリンク部材16の位置のままであり、リンク部材16の第1のリンク部材案内部21は停止部25に押し付けられており、その第2のリンク部材案内部22は第2のリンク部材案内トラックの弓形の第2のセクション24'の端部に位置する。
(図1に見られるように)スライド12が十分に左に移動した場合、リンク部材16の結合ピン26は、スライド12の湾曲トラック13の弓形の第2の部分15に到達し、それによってリンク部材16の回転が生じる。この回転は、リンク部材16と第1のリンク部材案内部21の間の回転軸31によって可能になる。このリンク部材16の回転中、第2のリンク部材案内部22は、第2のリンク部材案内トラックの弓形の第2のセクション24'を通って移動する。第2のリンク部材案内部22が弓形の第2の部分24”内に存在する限り、第1のリンク部材案内部21は第1のリンク部材案内トラック23内で移動しない。
リンク部材16の回転の結果、閉塞手段4へのヒンジ式連結部18を有するリンク部材16の第1の端部17は、固定ルーフ構造体または固定案内部7から離れるように移動し、その結果、閉塞手段4の後縁部6が固定ルーフ構造体(または固定案内部7)から離れる方向に移動する。閉塞手段4のこの移動中に、後縁部6もわずかに前方に(図2で分かるように左に)移動することに留意されたい。
閉塞手段4が固定ルーフ構造体2から離れるこうした動きは、係止部材29が閉塞手段4のピン30の係合を完全に解除したために可能になる。スライド12がさらに左に移動した場合(図3)、リンク部材16は、その第2のリンク部材案内部22が、第2のリンク部材案内トラックの第1のセクション24と弓形の第2のセクション24'との間の連結部に到達するまでさらに回転する。このとき、スライド12のフック部材27は、(図で示した実施形態では第1のリンク部材案内部21の一部である)リンク部材16の協働部分28との係合を開始し、それによってリンク部材16を取り込む。このとき(図3で見られる)リンク部材16の左への移動が可能になる。なぜなら、第2のリンク部材案内部22は、第2のリンク部材案内トラックの弓形の第2のセクション24'を離れているからである。リンク部材16のこうした左への移動中、その第1のリンク部材案内部21は、第1のリンク部材案内トラック23内で左に移動するが、その第2のリンク部材案内部22は第2のリンク部材案内トラックの第1のセクション24内で左に移動する。こうした移動の結果、閉塞手段4も左に移動させられる。リンク部材16の回転位置は、こうした左への移動中には基本的に変化しない。
案内機構がさらに左に移動する間、リンク部材16の第1のリンク部材案内部21および第2のリンク部材案内部22は、それぞれ第1のリンク部材案内トラック23および第2のリンク部材案内トラック24と協働しており、リンク部材16の回転が阻止されるようになっていることに留意されたい。
図4に閉塞手段4の位置を示す。この位置は、閉塞手段4の開位置と基本的に一致する。閉塞手段4の後縁部6は、ルーフ開口部3の前縁部32にほぼ到達している。図で分かるように、リンク部材16はまだ回転位置にある。リンク部材16の協働部分28は、スライド12のフック部材27によって完全に係合されている。
図4に示した開位置から始めると、閉塞手段4は図1に示した閉位置に移動しなければならず、スライド12は駆動部材10および駆動手段11によって右に移動させられる。リンク部材16はまだ回転することができないため、結合ピン26は、スライド12の湾曲トラック16の弓形の第2の部分15に対する位置を維持する。そのため、リンク部材16、およびしたがって閉塞手段4は、スライド12とともに右に移動する。
スライド12が十分右に移動した場合、第1のリンク部材案内部21は停止部25と係合し、そのとき第2のリンク部材案内部22は、第2のリンク部材案内トラックの第1のセクション24と弓形の第2のセクション24'の間の連結部に到達している(図3)。次いで、リンク部材16の回転が生じ、一方、結合ピン26は弓形の第2の部分15に沿って湾曲トラック13の第1の部分14に向かって移動し、第2のリンク部材案内部22は、第2のリンク部材案内トラックの弓形の第2のセクション24'内に移動する。その結果、閉塞手段4は固定ルーフ構造体2に向かって移動する。第2のリンク部材案内部22が、第2のリンク部材案内トラックの弓形の第2のセクション24'の端部に到達した場合、係止部材29はピン30と係合し、閉塞手段4を固定ルーフ構造体2に対して安定して引っ張る。
次に、閉塞手段4の前縁部5の移動のために設けられた案内機構を、図5〜図7を参照して論じる。
図5では、閉塞手段4の前縁部5は、図1で示した後縁部6の位置と基本的に一致する位置(閉塞手段4の閉位置)にある。固定案内トラック33は、図で詳細に示していない方法で固定ルーフ構造体2に取付けられており、第1のセクション34を備える。第1のセクション34は、固定案内部7に対して実質的に平行に前方に延び、後方で第2のセクション35と合体する。第2のセクション35は、第1のセクション34に対して横方向に固定ルーフ構造体2または固定案内部7の方向に延びる。図では、第1のセクション34の第1の部分しか示していないが、この第1のセクション34は固定ルーフ構造体2に沿ってさらに左に延在することに留意されたい。第1の案内ピン36は、詳細に示していない方法で閉塞手段4に取り付けられ、閉塞手段4の閉位置で固定案内トラック33の第2のセクション35の端部に位置する。
前縁部5のための案内機構はさらに、固定案内部7に沿って移動することができるラッチング部材37を備える。ラッチング部材37は、ラッチングトラック38,38'を備える。第1の部分38は固定案内部7と実質的に平行であり、第2の部分38'はそこから後方に閉塞手段4に向かってそれている。閉塞手段4は、第2の案内ピン39を備えており、第2の案内ピン39は、ラッチングトラック38,38'によって係合され、閉塞手段4がその閉位置にある場合は、その第1の部分38内に収容される。
ラッチング部材37は、後に記載する方法で、スライド12に連結され、スライド12とともに固定案内部7に沿って少なくとも一時的に移動する。こうした連結は、たとえばボーデンケーブルなど可撓性ケーブル40によって実現することができる。
図6を参照すると、ラッチング部材37は、第2の案内ピン39がラッチングトラックの第1の部分38に従って進み、次に第2の部分38'に従って進み、このラッチングトラックを離れるまで左に移動している。その結果、閉塞手段4の前縁部5が持ち上げられて、閉塞手段4の第1の案内ピン36が固定案内トラック33の第2のセクション35内で上方に移動するようになっている。閉塞手段4の前縁部5のこの位置は、図3で示した後縁部6の位置と基本的に一致する。
このときラッチング部材37は閉塞手段4の第2の案内ピン39の係合を解除しているため、前に述べたように、閉塞手段4は後縁部6用案内機構に対して自由に左に移動し、それによって第1の案内ピン36が固定案内トラック33の第1のセクション34に向かってさらに移動する(図7)。閉塞手段4が左に(車両1の前方に)さらに移動する間、閉塞手段4の第1の案内ピン36は、閉塞手段4が、(たとえば図4で示したように、後縁部6がルーフ開口部3の前縁部32の付近にある)閉塞手段4の開位置に到達するまで、固定案内トラック33の第1のセクション34に従う。
図6で示したように、ラッチング部材37が第2の案内ピン39の係合を解除した後は、もはやラッチング部材37がさらに移動する必要はない。したがって、ラッチング部材37とスライド12との間の連結は、上で示したように、ラッチング部材37がスライド12とともに単に一時的に移動するようになされている。ラッチング部材37とスライド12との間のこうした一時的な共通の移動を実現する機構を、次に図8および9を参照して説明する。
図8を参照すると、スライド12が斜線で示されている。さらに、結合部材の(二重線で概略的に示した)フレーム41が示されている。このフレームまたは結合部材41は、その方法は詳細に示さないが、固定案内部7に沿って可動である(図9参照)。結合部材のフレーム41は、枢軸43を有する(破線で示した)旋回アーム42を担持する。旋回アーム42の自由端44には、固定案内部7内に画定された湾曲トラック46と協働する案内突起部45が設けられている。さらに、旋回アーム42は係合部材47を備え、この係合部材47は、図で示した実施形態では図8で示したように、案内突起部45と一致する。
スライド12には突起部48が設けられ、突起部48は、旋回アーム42が図8で示した湾曲トラック46によって画定された位置にある場合は、旋回アーム42の係合部材47と係合することができる。したがって、スライド12が左に移動した場合、突起部48は係合部材47を押し付け、それによって旋回アーム42および結合部材のフレーム41も左に移動させる。
案内突起部45は、左に移動中に湾曲トラック46に従って図9で示した位置に到達する。旋回アーム42は、この位置で下方に旋回して、係合部材47がスライド12の突起部48ともはや係合しないようにする(スライド12は図9に示しておらず、突起部48および後に記載する衝合手段49だけが示してある)。
旋回アーム42が図9に示した位置に到達した後、スライド12がさらに左に移動しても、結合部材がそれに対応してさらに左に移動することはない。したがって、このとき結合部材はその位置のままである。
旋回アーム42には凹部50が設けられ、凹部50は、図9で示した旋回位置で固定案内部7の突起部51と協働する。凹部50と突起部51との間の協働によって、結合部材の位置が画定され維持される。
旋回アーム42のこの位置を確実に維持するため、旋回アーム42をその第2の旋回位置に向けて、バネ部材52によってバネ付勢することが可能である。
結合部材(フレーム41)とラッチング部材37との間の連結は、上に示したように可撓性ケーブル40によって実現することができる。フレーム41に取り付けた追加の衝合部材53は、旋回アーム42と係合し、それによってスライド12の突起部48によって旋回アーム42に加えられる力の有効な伝達が確保される。
図8および図9に示したように、スライド12にはさらに衝合手段49が設けられている。スライド12が図8に示したスライド12の元の位置(閉塞手段4の閉位置)まで右に移動して戻った場合、この衝合手段49は、結合部材、たとえば結合部材の衝合部材53と係合し、それによって結合部材を右に移動させる。結合手段のこの移動中に、旋回アーム42は、案内突起部45と湾曲トラック46との間の協働によって、図8に示したその旋回位置へと旋回し、旋回アーム42の係合部材47は再び、スライド12の突起部48によって係合される位置に存在する。
結合部材の説明した実施形態の結果として、閉塞手段4の前縁部5の案内機構のラッチング部材37は、スライド12に結合されて、ラッチング部材37は単に、第2の案内ピン39(図5)がラッチング部材37のラッチングトラック38,38'の外に移動するまで、スライド12とともに移動するようになされる。したがって、図9に示した状況は、図6に示した状況と基本的に一致する。
固定案内部7に沿って可動である、上に記載した結合部材は、オープンルーフ構造の一部分の他の対の間にも設けることができる。
本発明は、上記の実施形態に限定されず、請求項で規定された本発明の範囲内で広範に変更することができる。
第1の位置にある第1の案内機構の実施形態を示す図である。 第2の位置にある同じ案内機構を示す図である。 第3の位置にある同じ案内機構を示す図である。 第4の位置にある同じ案内機構を示す図である。 第1の位置にある第2の案内機構を示す図である。 第2の位置にある前記第2の案内機構を示す図である。 第3の位置にある前記第2の案内機構を示す図である。 第1の位置にある、本発明による結合部材の実施形態を示す概略図である。 第2の位置にある前記結合部材を示す図である。 本発明によるオープンルーフ構造が設けられた車両の一部を示す概略図である。
符号の説明
1 車両
2 固定ルーフ構造体
3 ルーフ開口部
4 閉塞手段
5 前縁部
6 後縁部
7 固定案内部
8 前方手段
9 後方手段
10 駆動部材
11 駆動手段
12 スライド
13 湾曲トラック
14 第1の部分
15 第2の部分
16 リンク部材
17 第1の端部
18 ヒンジ
19 アーム
20 第2の端部
21 第1のリンク部材案内部
22 第2のリンク部材案内部
23 第1のリンク部材案内トラック
24 第1のセクション
24' 第2のセクション
25 停止部
26 結合ピン
27 フック部材
28 協働部分
29 係止部材
30 ピン
31 回転軸
32 前縁部
33 固定案内トラック
34 第1のセクション
35 第2のセクション
36 第1の案内ピン
37 ラッチング部材
38 第1の部分
38' 第2の部分
39 第2の案内ピン
40 ケーブル
41 フレーム
42 旋回アーム
43 枢軸
44 自由端
45 案内突起部
46 湾曲トラック
47 係合部材
48,51 突起部
49 衝合手段
50 凹部
52 バネ部材
53 衝合部材

Claims (4)

  1. 固定案内部に沿って可動であるオープンルーフ構造の2つの部分を一時的に結合する結合部材であって、前記結合部材は、前記固定案内部内で案内され、旋回アームを担持し、前記旋回アームの自由端に前記固定案内部内に画定された湾曲トラックと協働する案内突起部が設けられ、前記旋回アームは、オープンルーフ部分の第1の部分が第1の方向に移動し、前記旋回アームが前記案内突起部と前記湾曲トラックとの間の協働によって画定された前記旋回アームの極限旋回位置の第1の位置にある場合に、前記第1の部分の突起部と係合する係合部材をさらに備え、前記係合部材は、前記旋回アームがその第2の極限旋回位置に到達した場合に前記第1のオープンルーフ部分の突起部の係合を解除し、前記第1の部分にさらに前記第1の部分が反対方向に移動した場合に前記結合部材と係合する衝合手段が設けられ、前記結合部材が前記オープンルーフ部分の前記第2の部分に連結されることを特徴とする結合部材。
  2. 前記旋回アームは、前記係合部材が第1の部分の突起部の係合を解除する前記旋回アームの第2の旋回位置に向けて、バネ付勢されていることを特徴とする請求項1に記載の結合部材。
  3. 前記旋回アームに、前記旋回アームの第2の旋回位置内に前記結合部材の位置を画定するための前記固定案内部の突起部と協働する凹部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の結合部材。
  4. 前記結合部材が、たとえばボーデンケーブルなど可撓性ケーブルによって第2の部分に連結されることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の結合部材。
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