JP2008188133A - 歯ブラシ - Google Patents

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Abstract

【課題】滑りを防止すると共に、使用者の脳の緊張を緩和してリラックスさせるようにした歯ブラシを提供する。
【解決手段】複数本の毛(14)が植設された植毛面(10a1)を有するヘッド部(10a)と、ヘッド部に連続して形成される把持部(10c)とを少なくとも備えた歯ブラシ(10)において、把持部における植毛面に連続する面(10c1)とそれに対向する裏面(10c2)に、把持部の長手方向に複数列の突起(16)を一体的に形成する。
【選択図】図2

Description

この発明は歯ブラシに関し、より具体的には歯を磨く際に使用者の緊張を緩和してリラックスさせるようにした歯ブラシに関する。
従来、複数本の毛が植設されるヘッド部とそれに連続して形成される把持部とを備えると共に、把持部の形状を工夫して滑りなどを防止するようにした歯ブラシが種々提案されており、その一例として特許文献1記載の技術を挙げることができる。
特許文献1記載の技術にあっては、把持部が硬質樹脂材料からなる芯材部と、芯材部の周面に被着された軟質樹脂材料からなる被覆部とを具備してなり、被覆部の表面の摩擦係数が1.0以上となるように構成することで、滑り防止やフィット性を向上させるようにしている。
特開2006−000202号公報
ところで、人間は起床して直ぐなど体がほぐれていないときに何かをしようとすると、習性として脳に緊張を伴うものであり、歯を磨くときも同様に、緊張が生じる。そのため、使用者の脳の緊張を緩和してリラックスさせるような歯ブラシが望まれているが、上記した特許文献1記載の技術は緊張の緩和などについて何等対策するものではなかった。
従って、この発明の目的は上記した課題を解決し、滑りを防止すると共に、使用者の脳の緊張を緩和してリラックスさせるようにした歯ブラシを提供することにある。
上記の目的を解決するために、請求項1にあっては、複数本の毛が植設された植毛面を有するヘッド部と、前記ヘッド部に連続して形成される把持部とを少なくとも備えた歯ブラシにおいて、前記把持部における前記植毛面に連続する面とそれに対向する裏面に、前記把持部の長手方向に複数列の突起を一体的に形成するように構成した。
請求項2に係る歯ブラシにあっては、前記突起はそれぞれ、断面視半球形状であるように構成した。
請求項1に係る歯ブラシにあっては、把持部における植毛面に連続する面とそれに対向する裏面、即ち、把持部の表裏面に、把持部の長手方向に複数列の突起を一体的に形成するように構成したので、使用者が把持部を握るとき、突起(具体的には、複数列の突起の頭頂部(先端部))が手の平に全体的に接触することとなり、それによって反射的に安定感や安全、安心感が瞬時に脳神経に伝わり、脳の緊張を緩和してリラックスさせることができる。さらに、使用者はリラックスすることで自然に手の力が抜けるため、ヘッド部や毛などから歯肉に加わる無理な圧力が緩和されて口内の歯肉などが傷つけられることもない。
また、歯ブラシの握り方として把持部を手の平全体で掴む「パームグリップ式」や、鉛筆の握り方のように親指と人差し指と中指で持つ「ペングリップ式」などあるが、いずれの握り方であっても、手の平あるいは指先に突起が接触するため、前述した効果を得ることができる。
また、把持部に突起を形成するように構成したので、把持部の高さを突起の分だけ増加させることができ、よって突起のない平坦な把持部に比して握り易くすることができる。さらに、歯を磨く際には手の平が複数列の突起に引っ掛かるため、滑りを防止することができる。
また、歯磨きを行っている際、歯磨き粉の泡がヘッド部から把持部付近まで伝わることがあるが、その場合であっても、泡は複数個の突起の内のヘッド部に近接する位置に形成された突起によって堰き止められる。従って、歯磨き粉の泡が使用者の手に付着することがなく、よって滑りをより一層防止できると共に、把持したときの感触が良くなり、握り易くすることができる。
請求項2に係る歯ブラシにあっては、突起はそれぞれ、断面視半球形状であるように構成したので、上記した効果に加え、手の平と突起との接触による刺激が適宜に緩和されて把持したときの感触がより一層良くなり、握り易くすることができる。
以下、添付図面に即してこの発明に係る歯ブラシを実施するための最良の形態について説明する。
図1はこの発明の実施例に係る歯ブラシを示す平面図である。また、図2は図1に示す歯ブラシの側面図であり、図3は図1に示す歯ブラシの背面図である。
図1から図3において、符号10は歯ブラシを示す。歯ブラシ10はヘッド部10aと、ヘッド部10aに連続して形成される首部10bと、首部10bに連続して形成され、図示しない使用者によって把持される(握られる)把持部10cとを備える。
ヘッド部10aは略平板形状を呈すると共に、その一面には、図1,2に良く示すように、適宜な深さに設定された植毛穴12が複数個(例えば27個)穿設される。植毛穴12にはそれぞれ、毛(刷毛体)14を束ねた毛束が植設される。尚、図1などにおいては簡略化のため、毛束を一本の毛のようにして示すが、実際は複数本の毛14を集合させたものであり、ヘッド部10aに植設される毛14の総本数は例えば約500〜1000本である。
毛14は、例えば飽和ポリエステル樹脂材(ポリブチレンテレフタレート)から製作され、その耐熱温度は60[℃]である。以下、ヘッド部10aにおいて、毛14が植設された植毛穴12を備える面を「植毛面」といい、符号10a1で示す。
首部10bは、ヘッド部10aと同様、略平板形状である共に、平面視略台形状を呈する。具体的には、首部10bの幅はヘッド部10aのそれに比して短くなるように設定される一方、ヘッド部10aから離間するにつれて徐々に長くなるように設定される。尚、この明細書において、「幅」あるいは「幅方向」とは図1に符号Aで示す方向を意味する。また、図1に符号Bで示す方向を「(把持部の)長手方向」といい、図2に符号Cで示す方向を「高さ方向」という。
把持部10cは、ヘッド部10aなどと同様、略平板形状を呈すると共に、その適宜位置には、図示の如く複数個(52個)の突起(後述)16が形成される。上記したヘッド部10a、首部10bおよび把持部10cは一体的に形成されると共に、飽和ポリエステル樹脂材(耐熱温度:60[℃])から製作される。また、歯ブラシ10は、長手方向の全体の長さが約180[mm]に設定され、成人(大人)用として使用される。
このように、歯ブラシ10は、複数本の毛14が植設された植毛面10a1を有するヘッド部10aと、ヘッド部10aに首部10bを介して連続して形成される把持部10cとを少なくとも備える。
次いで、この発明の特徴部である把持部10c、特に把持部10cに形成された突起16について詳説する。
図示の如く、突起16は把持部10cに一体的に形成されると共に、把持部10cにおける植毛面10a1に連続する面(即ち、表面)10c1とそれに対向する裏面10c2に、把持部の長手方向Bに対して略平行となるように複数列(具体的には、1列あたり13個の列が2本(2列))配置される。別言すれば、突起16は、把持部の両端縁、正確には把持部の表裏面10c1,10c2の幅方向Aにおける両端縁10c1a,10c2aに沿って形成されると共に、それによって突起16の列と列の間には把持部10cの長手方向Bに亘って細長い空間18が形成される。また、表面10c1の突起16と裏面10c2の突起16は、図2などから分かるように、表裏対象(同一形状)となるように形成される。
より具体的に説明すると、突起16は、把持部10cの表裏面10c1,10c2の中央部分(より詳しくは、使用者によって握られる部分)に約80[mm]に亘って一体的に形成される。突起16はそれぞれ断面視半球形状であり、その底面の直径(図2に符号dで示す)は約3[mm]に、高さ(符号h)は約2[mm]に設定される。また、突起16同士の距離(間隙。符号l)は約3[mm]の等間隔となるように配置される。
以上の如く、この発明の実施例にあっては、複数本の毛14が植設された植毛面10a1を有するヘッド部10aと、前記ヘッド部10aに連続して形成される把持部10cとを少なくとも備えた歯ブラシ10において、前記把持部10cにおける前記植毛面10a1に連続する面10c1とそれに対向する裏面10c2に、前記把持部の長手方向Bに複数列(2列)の突起16を一体的に形成するように構成した。
このように、把持部10cにおける植毛面10a1に連続する面10c1とそれに対向する裏面10c2、即ち、把持部の表裏面10c1,10c2に、把持部の長手方向Bに複数列の突起16を一体的に形成するように構成、具体的には、底面の直径dが約3[mm]、高さhが約2[mm]の突起16を離間距離lが約3[mm]となるように等間隔に並べた列を2列ずつ形成し、突起16の列と列の間に空間18を形成するように構成したので、使用者が把持部10cを握るとき、突起16、具体的には、2列の突起16の頭頂部(先端部)16aが手の平に全体的に接触することとなり、それによって反射的に安定感や安全、安心感が瞬時に脳神経に伝わり、脳の緊張を緩和してリラックスさせることができる。さらに、使用者はリラックスすることで自然に手の力が抜けるため、ヘッド部10aや毛14などから歯肉に加わる無理な圧力が緩和されて口内の歯肉などが傷つけられることもない。
また、把持部の表裏面10c1,10c2に、把持部の長手方向Bに複数列の突起16を一体的に形成し、突起16の列と列の間に空間18を形成するように構成したので、突起16、および突起と突起の間隙や前記空間18などのギャップによって、把持したときの感触が良くなり、より一層の安定感や安心感を反射的に脳神経に伝え、脳の緊張を緩和してリラックスさせることができる。
また、歯ブラシの握り方として把持部を手の平全体で掴む「パームグリップ式」や、鉛筆の握り方のように親指と人差し指と中指で持つ「ペングリップ式」などあるが、いずれの握り方であっても、手の平あるいは指先に突起16が接触するため、前述した効果を得ることができる。
また、把持部10cに突起16を形成するように構成したので、把持部16の高さを突起16の分だけ、具体的には、表裏面の突起の高さを合計した4[mm]だけ増加させることができ、よって突起のない平坦な把持部に比して握り易くすることができる。さらに、歯を磨く際には手の平が2列の突起16に引っ掛かるため、滑りを防止することができる。
また、歯磨きを行っている際、歯磨き粉の泡がヘッド部10aから把持部10c付近まで伝わることがあるが、その場合であっても、泡は複数個の突起16の内のヘッド部10aに近接する位置に形成された突起(図1,3に符号16bで示す)によって堰き止められる。従って、歯磨き粉の泡が使用者の手に付着することがなく、よって滑りをより一層防止できると共に、把持したときの感触が良くなり、握り易くすることができる。
また、前記突起16はそれぞれ、断面視半球形状であるように構成したので、手の平と突起16との接触による刺激が適宜に緩和されて把持したときの感触がより一層良くなり、握り易くすることができる。
尚、上記において、把持部10cや突起16、毛14などの材質は例示であり、それに限定されるものではないこともいうまでもない。また、突起16の高さや把持部10cにおける突起16が形成される部位の長さなども具体的な値で示したが、それらは例示であって限定されるものではない。従って、それらの値を縮小すれば、本願構成を子供用の歯ブラシなどにも適用することが可能となり、子供から成人まで歯磨きをスムーズに行うことができる。
この発明の実施例に係る歯ブラシを示す平面図である。 図1に示す歯ブラシの側面図である。 図1に示す歯ブラシの背面図である。
符号の説明
10 歯ブラシ、10a ヘッド部、10a1 植毛面、10c 把持部、10c1 面、10c2 裏面、14 毛、16 突起、B 長手方向

Claims (2)

  1. 複数本の毛が植設された植毛面を有するヘッド部と、前記ヘッド部に連続して形成される把持部とを少なくとも備えた歯ブラシにおいて、前記把持部における前記植毛面に連続する面とそれに対向する裏面に、前記把持部の長手方向に複数列の突起を一体的に形成したことを特徴とする歯ブラシ。
  2. 前記突起はそれぞれ、断面視半球形状であることを特徴とする請求項1記載の歯ブラシ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
USD710615S1 (en) * 2008-09-30 2014-08-12 Dr. Fresh, Llc Toothbrush handle
USD719356S1 (en) * 2008-08-15 2014-12-16 Dr. Fresh, Llc Toothbrush handle
US20170135461A1 (en) * 2014-06-19 2017-05-18 Colgate-Palmolive Company Oral Care Implement

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