JP2008187847A - 過電流保護回路及びこれを用いた電源装置 - Google Patents

過電流保護回路及びこれを用いた電源装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、電源電圧の変動や周囲温度の変化、出力トランジスタの製造ばらつきに依ることなく、常に精度良く過電流を検出することが可能な過電流保護回路を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明に係る過電流保護回路17は、閾値電圧Vthを生成する閾値電圧生成部171と、出力トランジスタの一端から引き出されるスイッチ電圧Vswと閾値電圧Vthとを比較して過電流検出信号OCPを生成するコンパレータ172と、を有して成り、閾値電圧生成部171は、出力トランジスタ1aをオンする際に与えられるゲート電圧の変動に起因して生じるスイッチ電圧Vswの変動分をキャンセルするように、閾値電圧Vthの電圧値を変化する構成とされている。
【選択図】図2

Description

本発明は、出力トランジスタを用いた電源装置の異常保護技術(過電流保護技術)に関するものである。
従来の電源装置には、回路の異常を検出したときに所定の保護動作を行う異常保護手段として、過電流保護回路が広く一般に搭載されている(例えば、特許文献1を参照)。
図4は、過電流保護回路の一従来例を示す回路図である。
本図に示す過電流保護回路(図中の破線で囲われた回路部分)は、出力トランジスタTrの一端から引き出されるスイッチ電圧Vswと所定の閾値電圧Vthとを比較することにより、過電流検出信号OCP(出力トランジスタTrのオン時に流れる電流が過電流状態であるか否かを示す信号)を生成する手段である。
特開平10−243646号公報
確かに、上記従来の過電流保護回路であれば、出力トランジスタTrのオン時に流れる電流が過電流状態であることを検出して、適切な保護動作を実施することが可能である。
しかしながら、上記従来の過電流保護回路では、閾値電圧Vthが固定的に設定されていたため、電源電圧の変動や低下等によって、出力トランジスタTrをオンする際に与えられるゲート電圧(バッファBUFを駆動するための調整電圧Vreg)が変動すると、出力トランジスタTrのオン抵抗が変動し、これに依存する形でスイッチ電圧Vswの電圧値(延いては過電流保護回路の電流検出値)が変動してしまうため、過電流の検出精度が低下するおそれがあった。
また、上記従来の過電流保護回路では、周囲温度の変化や出力トランジスタTrの製造ばらつきによっても、過電流の検出精度が低下するおそれがあった。
本発明は、上記の問題点に鑑み、電源電圧の変動や周囲温度の変化、出力トランジスタの製造ばらつきに依ることなく、常に精度良く過電流を検出することが可能な過電流保護回路及びこれを用いた電源装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る過電流保護回路は、閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、出力トランジスタの一端から引き出されるスイッチ電圧と前記閾値電圧とを比較して過電流検出信号を生成するコンパレータと、を有して成る過電流保護回路であって、前記閾値電圧生成部は、前記出力トランジスタをオンする際に与えられるゲート電圧の変動に起因して生じる前記スイッチ電圧の変動分をキャンセルするように、前記閾値電圧の電圧値を変化させる構成(第1の構成)とされている。
なお、上記第1の構成から成る過電流保護回路において、前記閾値電圧生成部は、少なくとも一のトランジスタと抵抗とを直列に接続して成る可変抵抗回路と、前記可変抵抗回路に所定の定電流を流す定電流源と、を有して成り、前記可変抵抗回路の一端から引き出される電圧に基づいて前記閾値電圧を生成するものであって、前記閾値電圧生成部を構成するトランジスタのゲートには、前記出力トランジスタのゲート電圧を生成する際に用いられる電源電圧或いは調整電圧が印加される構成(第2の構成)にするとよい。
また、上記第2の構成から成る過電流保護回路において、前記出力トランジスタと前記閾値電圧生成部を構成するトランジスタは、互いにペア性を有するように形成されている構成(第3の構成)にするとよい。
また、本発明に係る電源装置は、一端に所定の電圧が印加され、他端から自身のスイッチング駆動に応じたパルス状のスイッチ電圧が引き出される出力トランジスタと、前記スイッチ電圧を平滑して所望の出力電圧を生成する平滑回路と、上記第1〜第3いずれかの構成から成る過電流保護回路と、を有して成る構成(第4の構成)とされている。
なお、上記第4の構成から成る電源装置は、前記出力電圧に応じた帰還電圧を生成する帰還電圧生成回路と、前記帰還電圧と所定の目標電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成する誤差増幅器と、所定周波数のクロック信号を生成する発振器と、前記クロック信号に基づいて三角波形或いはランプ波形のスロープ電圧を生成するスロープ電圧生成回路と、前記誤差電圧と前記スロープ電圧とを比較してパルス幅変調信号を生成するPWMコンパレータと、前記クロック信号と前記パルス幅変調信号に基づいて前記出力トランジスタの開閉制御信号を生成する駆動制御回路と、前記開閉制御信号に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を生成するレベルシフタ及びバッファと、を有して成る構成(第5の構成)にするとよい。
また、上記第5の構成から成る電源装置において、前記駆動制御回路は、前記過電流検出信号が過電流状態を示した時点で、前記出力トランジスタのスイッチング駆動を停止させる構成(第6の構成)にするとよい。
本発明に係る過電流保護回路であれば、電源電圧の変動や周囲温度の変化、出力トランジスタの製造ばらつきに依ることなく、常に精度良く過電流を検出することができ、延いては、これを用いた電源装置の信頼性を向上することが可能となる。
以下では、同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータに本発明を適用した構成を例に挙げて、詳細な説明を行う。
図1は、本発明に係るスイッチングレギュレータの一実施形態を示す回路ブロック図である。
本図に示すように、本実施形態のスイッチングレギュレータは、スイッチング電源IC100のほか、外付けのインダクタL1、ダイオードD1、抵抗R1〜R3、及び、容量C1〜C5を有して成り、入力電圧Vinから所望の出力電圧Voutを生成する降圧型のスイッチングレギュレータ(チョッパ型レギュレータ)である。
スイッチング電源IC100は、出力トランジスタ1a(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)と、同期整流トランジスタ1b(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)と、バッファ2a〜2bと、レベルシフタ3a〜3bと、駆動制御回路4と、誤差増幅器5と、ソフトスタート制御回路6と、pnp型バイポーラトランジスタ7と、スロープ電圧生成回路8と、PWM[Pulse Width Modulation]コンパレータ9と、参照電圧生成回路10と、発振器11と、抵抗12a〜12bと、調整電圧生成回路13と、ダイオード14と、低電圧ロックアウト回路15と、サーマルシャットダウン回路16と、過電流保護回路17と、を有して成る。
また、スイッチング電源IC100は、外部との電気的な接続手段として、イネーブル端子ENと、帰還端子FBと、位相補償端子CPと、ソフトスタート端子SSと、ブートストラップ端子BSTと、入力端子VINと、スイッチ端子SWと、グランド端子GNDと、を有して成る。
スイッチング電源IC100の外部において、入力端子VINは、入力電圧Vin(例えば12V)の印加端に接続される一方、容量C1を介して接地端にも接続されている。スイッチ端子SWは、ダイオードD1のカソードとインダクタL1の一端にそれぞれ接続されている。ダイオードD1のアノードは、接地端に接続されている。インダクタL1の他端は、出力電圧Voutの引出端に接続される一方、容量C3の一端、並びに、抵抗R1の一端にもそれぞれ接続されている。容量C3の他端は、接地端に接続されている。抵抗R1の他端は、抵抗R2を介して接地端に接続されている。抵抗R1と抵抗R2との接続ノードは、帰還電圧Vfbの引出端として、帰還端子FBに接続されている。スイッチ端子SWとブートストラップ端子BSTとの間には、容量C2が接続されている。イネーブル端子ENは、スイッチング電源IC100の駆動可否を制御するためのイネーブル信号が印加される端子であり、通常状態ではオープンとされている。位相補償端子CPは、容量C4及び抵抗R3を介して接地端に接続されている。ソフトスタート端子SSは、容量C5を介して接地端に接続されている。
なお、上記のインダクタL1、ダイオードD1、及び、容量C3は、スイッチ端子SWから引き出されるスイッチ電圧Vswを平滑して所望の出力電圧Voutを生成する平滑回路として機能する。また、上記の抵抗R1、R2は、出力電圧Voutに応じた帰還電圧Vfbを生成する帰還電圧生成回路(抵抗分圧回路)として機能する。
次に、スイッチング電源IC100の内部構成について説明する。
出力トランジスタ1aと同期整流トランジスタ1bは、入力端子VIN(入力電圧Vinの印加端)とグランド端子GNDとの間に直列接続された一対のスイッチ素子であり、これらを相補的にスイッチング駆動することで、入力電圧Vinからパルス状のスイッチ電圧Vswを生成する出力段である。接続関係について具体的に述べると、トランジスタ1aのドレインは、入力端子VINに接続されている。トランジスタ1aのソースは、スイッチ端子SWに接続されている。トランジスタ1bのドレインは、スイッチ端子SWに接続されている。トランジスタ1bのソースは、グランド端子GNDに接続されている。
なお、本明細書中で用いている「相補的」という文言は、トランジスタ1a、1bのオン/オフが完全に逆転している場合のほか、貫通電流防止の観点からトランジスタ1a、1bのオン/オフ遷移タイミングに所定の遅延を与えている場合をも含むものとする。
バッファ2a、2bは、それぞれ、レベルシフタ3a、3bの出力信号に基づいて、トランジスタ1a、1bのゲート電圧を生成する手段である。なお、バッファ2aの正電源端は、ブートストラップ端子BST(ブートストラップ電圧Vbstの印加端)に接続されている。バッファ2aの負電源端とバッファ2bの正電源端は、いずれもスイッチ端子SWに接続されている。
レベルシフタ3a、3bは、それぞれ、駆動制御回路4から入力される開閉制御信号の電圧レベルを引き上げる手段である。なお、レベルシフタ3aの正電源端は、ブートストラップ端子BSTに接続されている。レベルシフタ3aの負電源端は、スイッチ端子SWに接続されている。
駆動制御回路4は、クロック信号CLKとパルス幅変調信号PWMに基づいて、トランジスタ1a、1bの開閉制御信号を生成するロジック手段である。
誤差増幅器5は、帰還電圧Vfbと所定の目標電圧Vtgとの差分を増幅して誤差電圧Verrを生成する手段である。接続関係について述べると、誤差増幅器5の反転入力端(−)は、帰還端子FBに接続されており、帰還電圧Vfb(出力電圧Voutの実際値に相当)が印加されている。誤差増幅器5の非反転入力端(+)は、抵抗12aと抵抗12bとの接続ノードに接続されており、所定の目標電圧Vtg(出力電圧Voutの目標設定値に相当)が印加されている。
ソフトスタート制御回路6は、スイッチングレギュレータの起動とともに、ソフトスタート端子SSに接続される容量C5の充電を開始し、トランジスタ7を介して誤差電圧Verrを所定のソフトスタート電圧Vss(容量C5の充電電圧+トランジスタ7のベース・エミッタ間電圧)にクランプする手段である。このようなソフトスタート制御を行うことにより、出力電圧Voutのオーバーシュートや、負荷への突入電流を未然に防止することが可能となる。なお、誤差電圧Verrがソフトスタート電圧Vssよりも低下した時点で、トランジスタ7が非動作状態となるので、ソフトスタート制御は終了される。
トランジスタ7は、ソフトスタート制御回路6の指示に基づき、スイッチングレギュレータの起動時に、誤差電圧Verrをソフトスタート電圧Vssにクランプする手段である。接続関係について具体的に述べると、トランジスタ7のエミッタは、誤差増幅器5の出力端に接続されている。トランジスタ7のコレクタは、グランド端子GNDに接続されている。トランジスタ7のベースは、ソフトスタート制御回路6を介して、ソフトスタート端子SSに接続されている。
スロープ電圧生成回路8は、発振器11で生成されるクロック信号CLKに基づいて、三角波形或いはランプ波形のスロープ電圧Vslopeを生成し、これをPWMコンパレータ9に送出する手段である。
PWMコンパレータ9は、誤差電圧Verrとスロープ電圧Vslopeとを比較することで、スイッチングデューティを決定するためのパルス幅変調信号PWMを生成し、これを駆動制御回路4に送出する手段である。ただし、スイッチングデューティの上限は、回路内部で定められる最大デューティに制限されるものであって、100%となることはない。接続関係について具体的に述べると、PWMコンパレータ9の非反転入力端(+)は、スロープ電圧生成回路8の出力端に接続されている。PWMコンパレータ9の反転入力端(−)は、誤差増幅器5の出力端と位相補償端子CPにそれぞれ接続されている。
参照電圧生成回路10は、電源電圧Vccから参照電圧Vref(例えば2.9V)を生成し、内部駆動電圧としてスイッチング電源IC100の各部に供給する手段である。
発振器11は、参照電圧Vrefの供給を受けて、所定の周波数を有する矩形波状のクロック信号CLKを生成し、これを駆動制御回路4及びスロープ電圧生成回路8に供給する手段である。
抵抗12a〜12bは、参照電圧Vrefを分圧することで、所望の目標電圧Vtgを生成し、これを誤差増幅器5の非反転入力端(+)に印加する手段である。接続関係について具体的に述べると、抵抗12a〜12bは、参照電圧生成回路10の出力端(参照電圧Vrefの印加端)とグランド端子GNDとの間に直列接続されており、互いの接続ノードが誤差増幅器5の非反転入力端(+)に接続されている。
調整電圧生成回路13は、電源電圧Vccから所定の調整電圧Vreg(例えば5V)を生成する手段である。
ダイオード14は、調整電圧生成回路13の出力端(調整電圧Vregの出力端)とブートストラップ端子BSTとの間に接続され、容量C2とともにブートストラップ回路を構成する素子であり、そのカソードからは、バッファ2a及びレベルシフタ3aの駆動電圧として、所望のブートストラップ電圧Vbstが引き出される。なお、ブートストラップ電圧Vbstは、スイッチ電圧Vswよりも容量C2の充電電圧分(調整電圧Vregからダイオード14の順方向降下電圧Vfを差し引いた電圧分)だけ高い電圧値となる。
低電圧ロックアウト回路15は、参照電圧Vregの供給を受けて動作し、電源電圧Vccの低下を検出したときに、スイッチング電源IC100をシャットダウンする異常保護手段である。
サーマルシャットダウン回路16は、参照電圧Vregの供給を受けて動作し、監視温度が所定の閾値(例えば175℃)に達したときに、スイッチング電源IC100をシャットダウンする異常保護手段である。
過電流保護回路17は、参照電圧Vreg及び入力電圧Vinの供給を受けて動作し、出力トランジスタ1aのオン時に流れる電流が過電流状態であるか否かを示す過電流検出信号OCPを生成する手段である。なお、過電流検出信号OCPは、駆動制御回路4及びソフトスタート制御回路6のリセット信号として用いられる。
まず、上記構成から成るスイッチングレギュレータの基本動作(出力電圧Voutの安定化出力制御)について説明する。
スイッチング電源IC100において、誤差増幅器5は、帰還電圧Vfbと目標電圧VTgとの差分を増幅して誤差電圧Verrを生成する。PWMコンパレータ9は、誤差電圧Verrとスロープ電圧Vslopeを比較してパルス幅変調信号PWMを生成する。このとき、パルス幅変調信号PWMの論理は、誤差電圧Verrがスロープ電圧Vslopeよりも高電位であればローレベルとなり、その逆であればハイレベルとなる。すなわち、誤差電圧Verrが高電位であるほど、パルス幅変調信号PWMの一周期に占めるローレベル期間が長くなり、逆に、誤差電圧Verrが低電位であるほど、パルス幅変調信号PWMの一周期に占めるローレベル期間が短くなる。
駆動制御回路4は、クロック信号CLKとパルス幅変調信号PWMに基づき、トランジスタ1a、1bの同時オンを防止しつつ、パルス幅変調信号PWMのローレベル期間にはトランジスタ1aをオンとし、トランジスタ1bをオフとするように、逆に、パルス幅変調信号PWMのハイレベル期間には、トランジスタ1aをオフとし、トランジスタ1bをオンとするように、トランジスタ1a、1bの開閉制御信号を生成する。
上記のフィードバック制御により、トランジスタ1a、1bは、帰還電圧Vfbが目標電圧Vtgと一致するように、言い換えれば、出力電圧Voutが所望の目標設定値と一致するように、スイッチング制御されることになる。
次に、過電流保護回路17の構成、及び、その基本動作(過電流保護動作)について、図2を参照しながら、詳細に説明する。
図2は、過電流保護回路17の一構成例を示す回路ブロック図である。
図2に示す通り、過電流保護回路17は、閾値電圧Vthを生成する閾値電圧生成部171と、トランジスタ1aの一端から引き出されるスイッチ電圧Vswと閾値電圧Vthとを比較して過電流検出信号OCPを生成するコンパレータ172と、スイッチ端子SWとコンパレータ172の非反転入力端(+)との間に接続され、トランジスタ1aと同期して開閉制御されるスイッチ173と、スイッチ173のオフ時にコンパレータ172の非反転入力端(+)を入力電圧Vinにプルアップする抵抗174と、を有して成る。
上記構成から成る過電流保護回路17において、スイッチ173は、トランジスタ1aがオンされているときにオンとされ、オフされているときにオフとされる。従って、コンパレータ172の非反転入力端(+)に印加されるスイッチ電圧Vsw’は、トランジスタ1aのオン時にはスイッチ電圧Vswと一致し、トランジスタ1aのオフ時には、入力電圧Vinとなる。
ここで、トランジスタ1aのオン時に得られるスイッチ電圧Vswは、入力電圧Vinから、トランジスタ1aのオン抵抗Ronとこれに流れる電流Iとの積算値を差し引いた電圧値(Vin−Ron×I)となるので、トランジスタ1aのオン抵抗Ronを一定値とみなせば、その電圧値は電流Iが大きいほど低下することになる。
従って、コンパレータ172でスイッチ電圧Vsw’と閾値電圧Vthを比較することにより、過電流の検出を行うことが可能となる。本実施形態の場合には、スイッチ電圧Vsw’が閾値電圧Vthよりも高ければ、過電流検出信号OCPはハイレベル(正常状態を示す論理)となり、逆に、スイッチ電圧Vsw’が閾値電圧Vthよりも低ければ、過電流検出信号OCPはローレベル(過電流状態を示す論理)となる。
なお、過電流検出信号OCPが過電流状態を示す論理(ローレベル)に遷移された時点で、駆動制御回路4は、トランジスタ1a、1bのスイッチング駆動を停止して、スイッチング電源IC100をシャットダウンする。また、ソフトスタート制御回路6は、いCの再起動に備えて、容量C5の放電を行う。
このように、スイッチ電圧Vsw(スイッチ電圧Vsw’)と閾値電圧Vthとを比較して過電流検出信号OCPを生成する過電流検出検出回路17であれば、過電流の検出手段として出力電圧Voutの供給経路上にセンス抵抗を挿入する必要がないため、コストダウンや出力効率の向上を実現することが可能となる。
ところで、上記構成から成るスイッチングレギュレータにおいて、閾値電圧Vthを固定的に設定してしまうと、電源電圧Vcc(延いては、調整電圧Vreg及びブートストラップ電圧Vbst)が変動したときに、トランジスタ1aをオンする際に与えられるゲート電圧の変動量に応じてトランジスタ1aのオン抵抗Ronが変動し、これに依存する形でスイッチ電圧Vswの電圧値(延いては過電流保護回路の電流検出値)が変動してしまうため、過電流の検出精度が低下するおそれがある。
そこで、本実施形態の閾値電圧生成部171は、トランジスタ1aをオンする際に与えられるゲート電圧の変動に起因して生じるスイッチ電圧Vswの変動分をキャンセルするように、閾値電圧Vthの電圧値を変化させる構成とされている。
以下では、閾値電圧生成部171の構成及び動作について、詳細な説明を行う。
図2に示すように、閾値電圧生成部171は、少なくとも一のトランジスタN1〜Nm(mは1以上の整数)と抵抗Raとを直列に接続して成る可変抵抗回路と、前記可変抵抗回路に所定の定電流を流す定電流源I1と、前記可変抵抗回路の一端(抵抗Raの一端)から引き出される電圧Vaに基づいて閾値電圧Vthを生成する出力段(pnp型バイポーラトランジスタQ1、npn型バイポーラトランジスタQ2、及び、抵抗Rb〜Rd)と、を有して成る。
接続関係について具体的に述べると、定電流源I1と上記の可変抵抗回路(抵抗Ra、及び、トランジスタN1〜Nm)は、参照電圧Vrefの印加端とグランド端子GNDとの間に直列接続されている。トランジスタN1〜Nmのゲートは、いずれも、調整電圧Vregの印加端に接続されている。トランジスタQ1のエミッタは、抵抗Rbを介して、参照電圧Vrefの印加端に接続されている。トランジスタQ1のコレクタは、グランド端子GNDに接続されている。トランジスタQ1のベースは、定電流源I1と抵抗Raとの接続ノードに接続されている。トランジスタQ2のコレクタは、抵抗Rcを介して、入力電圧Vinの印加端に接続される一方、閾値電圧Vthの出力端として、コンパレータ172の反転入力端(−)にも接続されている。トランジスタQ2のエミッタは、抵抗Rdを介して、グランド端子GNDに接続されている。トランジスタQ2のベースは、トランジスタQ1のエミッタに接続されている。
上記構成から成る閾値電圧生成部171では、抵抗RaとトランジスタN1〜Nmから成る可変抵抗回路に対して、定電流源I1から所定の定電流が流し込まれ、抵抗Raの一端から電圧Vaが引き出される。なお、トランジスタN1〜Nmのオン抵抗(延いては、電圧Vaの電圧値)は、トランジスタN1〜Nmのゲートに与えられる調整電圧Vregに応じて変動する。
一方、トランジスタQ1〜Q2、及び、抵抗Rb〜Rdから成る出力段では、トランジスタQ1のベースに電圧Vaが印加され、これよりもトランジスタQ1のベース・エミッタ間電圧Vf1だけ高い電圧Vb(=Va+Vf1)がトランジスタQ2のベースに印加される。従って、抵抗Rdの一端(トランジスタQ2のエミッタ)には、電圧VbよりもトランジスタQ2のベース・エミッタ間電圧Vf2だけ低い電圧Vc(=Va+Vf1−Vf2)が印加される。その結果、抵抗Rc(抵抗値:rc)、トランジスタQ2、並びに、抵抗Rd(抵抗値:rd)で形成される電流経路には、電圧Vcと抵抗値rdで定まる電流i(=Vc/rd)が流れるので、トランジスタQ2のコレクタから引き出される閾値電圧Vthは、Vth=Vin−rc×i=Vin−(rc/rd)×(Va+Vf1−Vf2)なる関係式によって算出される形となる。なお、上記の各種パラメータに関して、rc=rd、Vf1=Vf2となるように閾値電圧生成部171を設計した場合には、閾値電圧Vthが入力電圧Vinから電圧Vaだけ低い電圧値となる。
上記のように、本実施形態の閾値電圧生成部171は、トランジスタ1aのオン抵抗Ronを決定する要素として、トランジスタ1aゲート電圧に依存して変動する可変値要素と、トランジスタ1aの配線抵抗(ソース及びドレインに接続されるアルミの配線抵抗)に依存する固定値要素と、を考慮して、前者の要素を模擬するためのトランジスタN1〜Nmと、後者の要素を模擬するための抵抗Raと、を直列に接続することで可変抵抗回路を形成し、これに所定の定電流を流して得られる電圧Vaに基づいて閾値電圧Vthを生成する構成とされている。
このような構成とすることにより、閾値電圧生成部171では、トランジスタ1aのオン時に与えられるゲート電圧の変動に起因して生じるスイッチ電圧Vswの変動分をキャンセルするように、閾値電圧Vthの電圧値が変化されることになる。
例えば、調整電圧Vregの低下に伴って、トランジスタ1aをオンする際に与えられるゲート電圧が低下した場合、トランジスタ1aのオン抵抗Ronが増大して、スイッチ電圧Vswは低下するが、閾値電圧生成部171においても、調整電圧Vregの低下に伴って、トランジスタN1〜Nmのオン抵抗が増大することになるので、電圧Vaが上昇し、閾値電圧Vthが低下して、スイッチ電圧Vswの変動分がキャンセルされるので、過電流の検出精度を向上することが可能となる。
なお、トランジスタ1aのアルミニウム配線は、1カウント当たり10[mΩ]程度の抵抗値を有しており、トランジスタ1aのオン抵抗Ronが数十〜数百[mΩ]しかない場合には、オン抵抗Ron全体に占める配線抵抗の割合が大きくなるため、これを模擬した抵抗Raの挿入が重要となる。
また、トランジスタN1〜Nmの直列段数については、これを積み増すことによって、可変抵抗回路のオン抵抗値を高めることができるので、所望の電圧Vaを生成するに際して、定電流源I1で生成すべき電流値を小さく抑えることが可能となる。
また、上記構成から成る過電流保護回路17において、トランジスタ1aとトランジスタN1〜Nmは、半導体装置への集積化に際して、互いにペア性を有するように形成するとよい。このような構成とすることにより、電源電圧Vcc(延いては、調整電圧Vreg及びブートストラップ電圧Vbst)の変動だけでなく、周囲温度の変化や出力トランジスタの製造ばらつきに起因するスイッチ電圧Vswの変動分をキャンセルすることもできるので、常に精度良く過電流を検出することが可能となる。
なお、上記の実施形態では、同期整流方式の降圧型スイッチングレギュレータに本発明を適用した構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の適用対象はこれに限定されるものではなく、図3に示すように、昇圧型スイッチングレギュレータにも適用することができる。この場合には、先述の実施形態と異なり、接地電圧を基準として閾値電圧Vthを生成する形となるので、抵抗Raの一端から閾値電圧Vthを直接引き出せばよい。また、抵抗174は、スイッチ173のオフ時にコンパレータ172の非反転入力端(+)を接地電圧にプルダウンする形に接続すればよい。
また、本発明の構成は、上記実施形態のほか、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記実施形態では、調整電圧Vregに基づいて閾値電圧Vthを変動させる構成を例に挙げて説明を行ったが、本発明の構成はこれに限定されるものではなく、電源電圧Vccに基づいて閾値電圧Vthを変動させる構成としても構わない。
本発明は、過電流保護回路の検出精度を高める上で有用な技術である。
は、本発明に係るスイッチングレギュレータの一実施形態を示す回路ブロック図である。 は、過電流保護回路17の一構成例を示す回路ブロック図である。 は、昇圧型のスイッチングレギュレータに本発明を適用した構成を示す回路ブロック図である。 は、過電流保護回路の一従来例を示す回路図である。
符号の説明
100 スイッチング電源IC
1a 出力トランジスタ(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)
1b 同期整流トランジスタ(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)
1c 出力トランジスタ(Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ)
2a、2b、2c バッファ
3a、3b レベルシフタ
4 駆動制御回路
5 誤差増幅器
6 ソフトスタート制御回路
7 pnp型バイポーラトランジスタ
8 スロープ電圧生成回路
9 PWMコンパレータ
10 参照電圧生成回路
11 発振器
12a、12b 抵抗
13 調整電圧生成回路
14 ダイオード
15 低電圧ロックアウト回路
16 サーマルシャットダウン回路
17 過電流保護回路
171 閾値電圧生成回路
172 コンパレータ
173 スイッチ
174 抵抗
L1、L2 インダクタ
D1、D2 ダイオード
R1〜R3 抵抗
C1〜C5 容量
Ra、Rb、Rc、Rd 抵抗
N1〜Nm Nチャネル型MOS電界効果トランジスタ
Q1 pnp型バイポーラトランジスタ
Q2 npn型バイポーラトランジスタ
I1 定電流源
EN イネーブル端子
FB 帰還端子
CP 位相補償端子
SS ソフトスタート端子
BST ブートストラップ端子
VIN 入力端子
SW スイッチ端子
GND グランド端子

Claims (6)

  1. 閾値電圧を生成する閾値電圧生成部と、出力トランジスタの一端から引き出されるスイッチ電圧と前記閾値電圧とを比較して過電流検出信号を生成するコンパレータと、を有して成る過電流保護回路であって、前記閾値電圧生成部は、前記出力トランジスタをオンする際に与えられるゲート電圧の変動に起因して生じる前記スイッチ電圧の変動分をキャンセルするように、前記閾値電圧の電圧値を変化させることを特徴とする過電流保護回路。
  2. 前記閾値電圧生成部は、少なくとも一のトランジスタと抵抗とを直列に接続して成る可変抵抗回路と、前記可変抵抗回路に所定の定電流を流す定電流源と、を有して成り、前記可変抵抗回路の一端から引き出される電圧に基づいて前記閾値電圧を生成するものであって、前記閾値電圧生成部を構成するトランジスタのゲートには、前記出力トランジスタのゲート電圧を生成する際に用いられる電源電圧或いは調整電圧が印加されることを特徴とする請求項1に記載の過電流保護回路。
  3. 前記出力トランジスタと前記閾値電圧生成部を構成するトランジスタは、互いにペア性を有するように形成されていることを特徴とする請求項2に記載の過電流保護回路。
  4. 一端に所定の電圧が印加され、他端から自身のスイッチング駆動に応じたパルス状のスイッチ電圧が引き出される出力トランジスタと、前記スイッチ電圧を平滑して所望の出力電圧を生成する平滑回路と、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の過電流保護回路と、を有して成ることを特徴とする電源装置。
  5. 前記出力電圧に応じた帰還電圧を生成する帰還電圧生成回路と、前記帰還電圧と所定の目標電圧との差分を増幅して誤差電圧を生成する誤差増幅器と、所定周波数のクロック信号を生成する発振器と、前記クロック信号に基づいて三角波形或いはランプ波形のスロープ電圧を生成するスロープ電圧生成回路と、前記誤差電圧と前記スロープ電圧とを比較してパルス幅変調信号を生成するPWMコンパレータと、前記クロック信号と前記パルス幅変調信号に基づいて前記出力トランジスタの開閉制御信号を生成する駆動制御回路と、前記開閉制御信号に基づいて前記出力トランジスタのゲート電圧を生成するレベルシフタ及びバッファと、を有して成ることを特徴とする請求項4に記載の電源装置。
  6. 前記駆動制御回路は、前記過電流検出信号が過電流状態を示した時点で、前記出力トランジスタのスイッチング駆動を停止させることを特徴とする請求項5に記載の電源装置。
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