JP2008187447A - アンテナおよびアンテナの部品 - Google Patents

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Abstract

【課題】重量の増加やサイズの増加を押えたことによって、携帯電話等の機器への搭載が容易になるアンテナを提供する。
【解決手段】グランド導体3と、第1の導電性素子5と、第1の導電性素子5に接続されている第2の導電性素子7と、グランド導体3と第1の導電性素子5とをお互いに接続している短絡用導体9と、グランド導体3と第1の導電性素子5とに設けられた給電部11A、11Bとを有し、第1の導電性素子5、第2の導電性素子7の少なくともいずれかは、メアンダ状に形成されている
【選択図】図1

Description

本発明は、アンテナおよびアンテナの部品に係り、たとえば携帯電話に用いられる2周波数共用アンテナおよびアンテナの部品に関する。
パーソナルコミュニケーションシステムが搭載している通信機器の需要の高度化から、携帯電話の小型化に関して様々な研究がなされている。従来、携帯電話用のアンテナとして平面逆Fアンテナや、モノポールアンテナが採用されている。
なお、従来のアンテナに関する特許文献としてたとえば特許文献1、特許文献2、特許文献3を掲げることができる。
特開2001−217632号公報 特開2006−314099号公報 特開2003−78323号公報
ところで、携帯電話等の機器内にアンテナを搭載する場合、アンテナは平面構造を持つことが望まれる。さらに、一般の携帯電話への搭載を考慮に入れた場合、ユーザに影響を及ぼさないようにする必要がある。
このような要求を満たすアンテナを実現するためには、4分の1波長のアンテナが有力である。しかしながら、PIFA(Planar Inverted−F Antena;逆Fアンテナ)を使うと、アンテナを支持するための基板の重量増加やサイズの増加や価格の上昇が発生し、アンテナを普及する際の妨げになる。
また、モノポールアンテナは、薄型であるので携帯電話への搭載がしやすい面があるが、平面寸法が大きくなり、携帯電話等の機器内に搭載することが困難であるという問題がある。
本発明は、前記問題点に鑑みてなされたものであり、重量の増加やサイズの増加を押えたことによって、携帯電話等の機器への搭載が容易になるアンテナおよびアンテナ部品を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、グランド導体と、第1の導電性素子と、前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部とを有し、前記第1の導電性素子、前記第2の導電性素子の少なくともいずれかは、メアンダ状に形成されているアンテナである。
請求項2に記載の発明は、グランド導体と、第1の導電性素子と、前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部とを有し、機器に設置された場合、三次元的に配置されるように構成されているアンテナである。
請求項3に記載の発明は、グランド導体と、第1の導電性素子と、前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と、前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部とを有し、前記第1の導電性素子、前記第2の導電性素子の少なくともいずれかは、メアンダ状に形成されており、機器に設置された場合、三次元的に配置されるように構成されているアンテナである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアンテナにおいて、前記第1の導電性素子で、基本モードと高次モードとの制御を行なうと共に、前記第2の導電性素子で前記高次モードの調整を行なっている構成であるアンテナである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のアンテナにおいて、前記短絡用導体は、前記給電部に接続されるケーブルの導体によって構成されているアンテナである。
請求項6に記載の発明は、絶縁性の材料で薄い板状に形成された基材と、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第1のメアンダ状アーム部と、一端部が前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に接続するようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第2のメアンダ状アーム部と、薄い導電性部材で構成された地板と、前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に中心導体が接続しており、前記第1のメアンダ状アーム部の前記一端部側の部位であって前記中心導体が接続している部位とは離れた部位に外部導体が接続していると共に、前記外部導体が前記地板に接続している同軸ケーブルとを有し、前記各メアンダ状アーム部と前記同軸ケーブルとが設けられた状態においても、前記基材はフレキシブルになっている携帯電話用2共振アンテナである。
請求項7に記載の発明は、絶縁性の材料からなり長方形状で薄い板状に形成された第1の部位と、前記第1の部位と同材料で同形状に形成され、2つの長辺のうちの一方の辺の全長が、前記第1の部位の2つの長辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第2の部位と、前記第1の部位と同じ材料からなり1辺の長さが前記第1の部位の短辺の長さと等しい正方形状でまた前記第1の部位と同じ厚さで薄い板状に形成され、1つの辺の全長が、前記第1の部位の2つの短辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第3の部位と、前記第3の部位と同材料で同形状に形成され、前記第1の部位の2つの長辺のうちで前記第2の部位が接続されている側とは反対側に存在している長辺の延長線上に位置している前記第3の部位の1つの辺の全長に、1つの辺の全長が接続するようにして前記第3の部位と一体的に形成された第4の部位とを備えてフレキシブルに構成された基材と、薄く細長い導体を折り曲げることによってメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第1の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第1の部位の長さ方向と一致し、前記第1の部位の長さ方向では前記第1の部位の中間部に位置し、前記第1の部位の幅方向では前記第2の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記第1の部位に一体的に設けられた第1のメアンダ状アーム部と、前記第1のメアンダ状アーム部と同様にしてメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっていると共に、この長方形の長さが前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の長さよりも短くなっておりまた幅が前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の幅と等しくなっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第2の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第2の部位の長さ方向と一致し、前記第2の部位の長さ方向では前記第2の部位の長さ方向の一方の側に位置し前記第2の部位の幅方向では前記第1の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第2の部位に一体的に設けられた第2のメアンダ状アーム部と、下底の長さが前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される長方形の幅とほぼ等しく、上底の長さが前記下底の長さよりも短く、高さが、前記第1の部位の長さ方向の一方の端部と前記第1のメアンダ状アーム部の一端部との間の距離とほぼ等しい等脚台形状で薄く形成され、前記下底が前記各メアンダ状アーム部の一方の端部に接続されるようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第1の部位と前記第2の部位とに一体的に設けられた第1の導体部と、幅が前記等脚台形の高さとほぼ等しい「L」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が、前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部側の部位が、前記第4の部位の一端部側に存在し、幅方向の一方の端部が前記第3の部位の端部に沿うようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第3の部位と前記第4の部位とに一体的に設けられた第2の導体部と、1辺の長さが前記第2の導体部の幅と等しい正方形状で薄く形成され、前記第1の部位の長さ方向で前記第2の導体部よりも前記第1の部位側で前記第2の導体部から離れて前記第4の部位に一体的に設けられた第3の導体部と、幅が前記第2の導体部の幅よりも小さい「L」字状もしくは「コ」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部が前記第3の導体部に接続され、前記第2の導体部とほぼ平行になるようにして、前記第3の部位に一体的に設けられた第4の導体部と、薄い矩形な導電性部材で構成された地板と、中心導体が前記第2の導体部の長手方向の他端部側の部位に接続され、外部導体が前記第4の導体部および前記地板に接続されている同軸ケーブルとを有し、携帯電話の筐体の内側に設置された際には、前記基材の厚さ方向の他方の面が前記筐体に接触すると共に、前記各メアンダ状アーム部や各導体部が設けられた面側では、前記各部位の境界で前記基材がほぼ90°の角度で山折される携帯電話用2共振アンテナである。
請求項8に記載の発明は、絶縁性の材料で薄い板状に形成された基材と、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第1のメアンダ状アーム部と、一端部が前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に接続するようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第2のメアンダ状アーム部とを有し、前記各メアンダ状アーム部と前記同軸ケーブルとが設けられた状態においても、前記基材はフレキシブルになっている携帯電話用2共振アンテナの部品である。
請求項9に記載の発明は、絶縁性の材料からなり長方形状で薄い板状に形成された第1の部位と、前記第1の部位と同材料で同形状に形成され、2つの長辺のうちの一方の辺の全長が、前記第1の部位の2つの長辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第2の部位と、前記第1の部位と同じ材料でなり1辺の長さが前記第1の部位の短辺の長さと等しい正方形状でまた前記第1の部位と同じ厚さで薄い板状に形成され、1つの辺の全長が、前記第1の部位の2つの短辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第3の部位と、前記第3の部位と同材料で同形状に形成され、前記第1の部位の2つの長辺のうちで前記第2の部位が接続されている側とは反対側に存在している長辺の延長線上に位置している前記第3の部位の1つの辺の全長に、1つの辺の全長が接続するようにして前記第3の部位と一体的に形成された第4の部位とを備えてフレキシブルに構成された基材と、薄く細長い導体を折り曲げることによってメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第1の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第1の部位の長さ方向と一致し、前記第1の部位の長さ方向では前記第1の部位の中間部に位置し、前記第1の部位の幅方向では前記第2の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記第1の部位に一体的に設けられた第1のメアンダ状アーム部と、前記第1のメアンダ状アーム部と同様にしてメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっていると共に、この長方形の長さが前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の長さよりも短くなっておりまた幅が前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の幅と等しくなっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第2の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第2の部位の長さ方向と一致し、前記第2の部位の長さ方向では前記第2の部位の長さ方向の一方の側に位置し前記第2の部位の幅方向では前記第1の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第2の部位に一体的に設けられた第2のメアンダ状アーム部と、下底の長さが前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される長方形の幅とほぼ等しく、上底の長さが前記下底の長さよりも短く、高さが、前記第1の部位の長さ方向の一方の端部と前記第1のメアンダ状アーム部の一端部との間の距離とほぼ等しい等脚台形状で薄く形成され、前記下底が前記各メアンダ状アーム部の一方の端部に接続されるようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第1の部位と前記第2の部位とに一体的に設けられた第1の導体部と、幅が前記等脚台形の高さとほぼ等しい「L」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が、前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部側の部位が、前記第4の部位の一端部側に存在し、幅方向の一方の端部が前記第3の部位の端部に沿うようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第3の部位と前記第4の部位とに一体的に設けられた第2の導体部と、1辺の長さが前記第2の導体部の幅と等しい正方形状で薄く形成され、前記第1の部位の長さ方向で前記第2の導体部よりも前記第1の部位側で前記第2の導体部から離れて前記第4の部位に一体的に設けられた第3の導体部と、幅が前記第2の導体部の幅よりも小さい「L」字状もしくは「コ」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部が前記第3の導体部に接続され、前記第2の導体部とほぼ平行になるようにして、前記第3の部位に一体的に設けられた第4の導体部とを有し、携帯電話の筐体の内側に設置された際には、前記基材の厚さ方向の他方の面が前記筐体に接触すると共に、前記各メアンダ状アーム部や各導体部が設けられた面側では、前記各部位の境界で前記基材がほぼ90°の角度で山折される携帯電話用2共振アンテナの部品である。
本発明によれば、重量の増加やサイズの増加を押えたことによって、携帯電話等の機器への搭載が容易になるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施形態に係るアンテナ1の概略構成を示す図である。
アンテナ1は、たとえば、携帯電話用2共振モノポールアンテナとして使用されるものである。すなわち、2種類の周波数帯域(GMS(900MHz帯)、DCS(1800MHz帯))での電波の送受信が可能なアンテナである。また、携帯電話の筐体内部に設置されて使用であるものである。
アンテナ1は、たとえば薄い矩形な金属板で構成されたグランド導体(地板)3と、絶縁性の材料からなる薄い板状の基材(図1では図示せず)の厚さ方向の一方の面に細長く薄く設けられた第1の導電性素子5と、前記基材の厚さ方向の前記一方の面に細長く薄く設けられ第1の導電性素子5と電気的に接続している第2の導電性素子7と、グランド導体3と第1の導電性素子5とをお互いに電気的に接続(短絡)している短絡用導体と(短絡板)9とを備えて構成されている。
グランド導体3と第1の導電性素子5とには、アンテナ1に高周波の電流を供給するための給電部11A、11Bが設けられている。より詳しくは、各給電部11A、11Bのうちで第1の導電性素子5に設けられている給電部11Aには、ケーブル(図1では図示せず)の一方の導体(たとえば同軸ケーブルの中心導体)が電気的に接続され、各給電部11A、11Bのうちでグランド導体3に設けられている給電部11Bには、ケーブルの他方の導体(たとえば同軸ケーブルの外部導体)が電気的に接続され、前記ケーブルを介してアンテナ1に給電されるようになっている。
また、第1の導電性素子5と第2の導電性素子7とは、それぞれが、メアンダ状に形成されており(図1では、メアンダ形状は非表示)、さらに、機器(たとえば携帯電話の筐体の内側)に設置された場合、アンテナ1は、三次元的に配置されるように構成されている(図2、図3、図4、図6、図7参照)。
なお、第1の導電性素子5と第2の導電性素子7との両方が、必ずしもメアンダ状に形成されている必要はなく、前記第1の導電性素子5、前記第2の導電性素子7の少なくともいずれかが、メアンダ状に形成されていてもよい。さらには、第1の導電性素子5や第2の導電性素子7の少なくとも一部が、メアンダ状に形成されていてもよい。
また、アンテナ1では、第1の導電性素子5で、電波の基本モードと高次モードとの制御を行なうと共に、第2の導電性素子7で前記高次モードの調整を行なっている構成である。
すなわち、第2の導電性素子7が設けられていない状態では、第1の導電性素子5によって、第1の所定の周波数帯域(基本モードの周波数帯域;たとえば900MHzの帯域)の電波と、第2の所定の周波数帯域(高次モードの周波数帯域;たとえば、2700MHzの帯域)の電波とが発射される。
しかし、第2の導電性素子7を設けたことによって、前記第2の所定の周波数帯域(たとえば、2700MHzの帯域)の電波の周波数が調整され、第2の所定の周波数帯域の電波よりも周波数が低い電波(たとえば、1800MHz帯域の電波)と、前記第1の所定の周波数帯域(たとえば900MHzの帯域とが発射されるようになっている。
また、詳しくは、図4や図5を用いて後述するが、アンテナ1では、短絡用導体9が、給電部11A、11Bに電気的に接続されるケーブル(図1では図示せず)の導体によって構成されている。
すなわち、アンテナ1のグランド導体3に設けられている給電部11Bには、同軸ケーブルの外部導体が電気的に接続されているが、前記同軸ケーブルの外部導体は、第1の導電性素子5にも電気的に接続されており、前記外部導体によって、前記短絡用導体が構成されている。なお、アンテナ1の第1の導電性素子5に設けられている給電部11Aには、前記同軸ケーブル中心導体が電気的に接続されている。
ここで、アンテナ1についてより詳しく説明する。
図2は、アンテナ1の概略構成を示す斜視図であり、図3は、アンテナ1の概略構成を示す斜視図であって、図2とは異なる方向からアンテナ1を眺めた図である。図4は、アンテナ1の概略構成を示す斜視図であって、図3と同じ方向からアンテナ1を眺めた図である。図5は、図4におけるV矢視図である。
図6、図7は、アンテナ1を構成する基材13や各導電性素子5、7等の概略構成を示す展開図であり、図8は、図2、図6、図7に示されている各寸法(パラメータ)の値を示す図(表)である。
アンテナ1は、基材13と、第1のメアンダ状アーム部15と、第2のメアンダ状アーム部17と、同軸ケーブル19と、薄い矩形な板状の導電性部材(たとえば金属板)で構成された地板21とを備えて構成されている。
基材13は、絶縁性の材料で薄い板状に形成されている。基材13は、たとえば、厚さが50μm程度のポリイミド(比誘電率3.5程度)で構成されている。また、基材13の厚さ方向に一方の面には、各メアンダ状アーム部15、17等が薄く一体的に設けられている。各メアンダ状アーム部15、17等(後述する各導体部31、33、35、37を含む)は、たとえば、薄い銅箔で構成されており、この厚さは、銅の表皮効果を良好なものにするために、10μm〜50μm程度の厚さになっている。なお、基材13と各メアンダ状アーム部15、17等によって、フレキシブルプリント基板(FPC)が形成されていることになる。
また、図6や図7の紙面に直角な方向が、基材13や各メアンダ状アーム部15、17等の厚さ方向になっており、図2に示すように、基材13(各メアンダ状アーム部15、17等を含む)が携帯電話の筐体に立体的に設置された状態では、基材13の大きさは、5mm×5mm×40mmの直方体状になる。より精確には、前記直方体の一方の底面とお互いが隣接している2つの側面とを覆う形態になる。
第2のメアンダ状アーム部17は、この一端部が第1のメアンダ状アーム部15の一端部側の部位に、間接的もしくは直接的にしかも電気的に接続するようにして設けられている。
同軸ケーブル19の中心導体は、第1のメアンダ状アーム部15の一端部側の部位に、間接的もしくは直接的にしかも電気的に接続しており、同軸ケーブル19の外部導体は、第1のメアンダ状アーム部15の前記一端部側の部位であって前記中心導体が接続している部位とは離れた部位に、間接的もしくは直接的にしかも電気的に接続している。さらに、同軸ケーブル19の外部導体が地板21に電気的に接続している。
なお、すでに理解されるように、各メアンダ状アーム部15、17等と同軸ケーブル19とが設けられた状態においても、基材13はフレキシブルで折り曲げ容易になっている。
アンテナ1について、例を掲げて、さらに詳しく説明する。
アンテナ1は、基材13と第1のメアンダ状アーム部15と第2のメアンダ状アーム部17と第1の導体部31と第2の導体部33と第3の導体部35と第4の導体部37とを備えて構成されている。基材13は、第1の部位23と第2の部位25と第3の部位27と第4の部位29とを備えて構成されている。
第1の部位23は、前述したようにポリイミドで、また、図6の「Wx」寸法「Wa」寸法で示すように、長方形状で薄い板状に形成されている。
第2の部位25も、第1の部位23と同材料で同形状に形成されている。第2の部位25の2つの長編(長さがWxの長辺)のうちの一方の長編(図7では上側の長辺)の全長が、第1の部位23の2つの長辺(長さがWxの長辺)のうちの一方の辺(図7では下側の長辺)の全長に接続して、第2の部位25が第1の部位23と一体的に形成されている。
なお、既に理解されるように、第1の部位23と第2の部位25とで形成されたものも、薄い板状の長方形状になっている。ただし、この長方形(第1の部位23と第2の部位25とで形成された長方形)の長さは、第1の部位23や第2の部位25の長辺の長さWxと同じであり、長方形(第1の部位23と第2の部位25とで形成された長方形)の幅は、第1の部位23(第2の部位25)の短辺の長さWaの2倍の幅になっている。さらに、長方形(第1の部位23と第2の部位25とで形成された長方形)の長さWxは、長方形(第1の部位と第2の部位とで形成された長方形)の幅(Waの2倍の寸法)よりも大きくなっている。
第3の部位27も、第1の部位23と同材料で同じ厚さに形成されている。第3の部位27は正方形状で薄い板状に形成されている。前記正方形の1辺の長さは第1の部位23の短辺の長さWaと等しくなっている。そして、第3の部位27の1つの辺(図7では右側の辺)の全長が、第1の部位23の2つの短辺のうちの一方の辺(図7では左側の辺)の全長に接続して、第3の部位27が第1の部位23と一体的に形成されている。
第4の部位29は、第3の部位27と同材料で同形状に形成されている。そして、第4の部位29の1つの辺(図7では下側の辺)の全長が、第3の部位の1つの辺(図7では上側の辺)の全長に接続して、第4の部位29が第3の部位27と一体的に形成されている。なお、第3の部位の前記1つの辺(図7では上側の辺)は、第1の部位23の2つの長辺のうちで第2の部位25が接続されている側とは反対側に存在している長辺(図7では上側の辺)の延長線上に位置している辺である。
第1のメアンダ状アーム部15は、薄く細長い導体を折り曲げることによってメアンダ状に形成されており、前記メアンダの包絡線で形成される形状が長方形になっている。この長方形の長さは、第1の部位23の長さよりも僅かに短く幅は第1の部位23の幅の半分よりも僅かに大きくなっている。
そして、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が第1の部位23の幅方向(図7では上下方向)と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が第1の部位23の長さ方向(図7では左右方向)と一致して、また、第1の部位23の長さ方向(前記包絡線で形成される長方形の長さ方向)では、前記包絡線で形成される長方形が第1の部位23の中間部に位置して、また、第1の部位23の幅方向(前記包絡線で形成される長方形の幅方向)では、前記包絡線で形成される長方形が第2の部位25とは反対側に位置して、第1のメアンダ状アーム部15が、基材13の厚さ方向の一方の面で、第1の部位23に一体的に設けられている。
なお、第1のメアンダ状アーム部15では、前記包絡線で形成される長方形の長さ方向に延びている部位の長さが、前記包絡線で形成される長方形の幅方向に延びている部位の長さよりも短くなっている。
第2のメアンダ状アーム部17は、第1のメアンダ状アーム部15と同様にしてメアンダ状に形成されており、包絡線で形成される形状が長方形になっており、この長方形の長さが第1のメアンダ状アーム部15の包絡線で形成される長方形の長さよりも短くなっている。また、前記包絡線で形成される長方形の幅が第1のメアンダ状アーム部15の包絡線で形成される長方形の幅と等しくなっている。
そして、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が第2の部位25の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第2の部位25の長さ方向と一致して、また、第2の部位25の長さ方向(前記包絡線で形成される長方形の長さ方向)では第2の部位25の長さ方向の一方の側(図7では左側)に位置している。より詳しくは、第2のメアンダ状アーム部17の包絡線で形成される長方形の長手方向の一端部(図7では左端部)が、第1の部位23や第2の部位25の長さ方向において、第1のメアンダ状アーム部15の包絡線で形成される長方形の長手方向の一端部(図7では左端部)と同じところに位置している。
さらに、第2のメアンダ状アーム部17の包絡線で形成される長方形は、第2の部位25の幅方向(前記包絡線で形成される長方形の幅方向)では、第1の部位23とは反対側に位置して、基材13の厚さ方向の前記一方の面で、第2の部位25に一体的に設けられている。つまり、概略的(外形的)には、第2のメアンダ状アーム部17は、第1のメアンダ状アーム部15から離れ、第1のメアンダ状アーム部15と平行に延びて設けられていることになる。
第1の導体部31は、薄い等脚台形状に形成されている。この等脚台形の下底の長さは、第1の部位23と第2の部位25とで形成される長方形の幅(第1の部位23の幅Waのほぼ2倍の幅)とほぼ等しくなており、前記等脚台形の上底の長さは、前記下底の長さよりも短くなっている。また、前記等脚台形の高さ(図7の左右方向の寸法)は、第1の部位23(第2の部位25)の長さ方向の一端部(図7では左端部)と第1のメアンダ状アーム部15(第2のメアンダ状アーム部17)の包絡線で形成される長方形の長手方向の一端部(図7では左端部)との間の距離とほぼ等しくなっている。なお、前記等脚台形の高さ寸法は、第1のメアンダ状アーム部15の包絡線で形成される長方形の幅寸法よりも小さくなっている。
そして、前記下底が各メアンダ状アーム部15、17一方の端部(図7では左端部)に接続されるようにして、第1の導体部31は、基材13の厚さ方向の前記一方の面で、第1の部位23と第2の部位25とに一体的に設けられている。
第2の導体部33は、この幅が前記等脚台形の高さとほぼ等しい「L」字状で薄く形成されている。
そして、第2の導体部33の長さ方向の一端部が、第1の導体部31に接続されるようにして、また、第2の導体部33の長さ方向の他端部側の部位が、第4の部位29の一端部側(第3の部位27側であって第1の部位23とは反対側に存在している一端部側)に存在するようにして、また、第2の導体部33の幅方向の一方の端部が第3の部位27の端部(第1の部位23や第4の部位29には接していない2つの端部)に沿うようにして、基材13の厚さ方向の前記一方の面で、第3の部位27と第4の部位29とに一体的に設けられている。なお、第2の導体部33の幅方向の前記一方の端部は、第3の部位27の前記端部に接するかもしくは近傍に存在するようにして延びている。
第3の導体部35は、1辺の長さが第2の導体部33の幅と等しい正方形状で薄く形成されている。
そして、第3の導体部35は、第1の部位23の長さ方向においては、第2の導体部33よりも第1の部位23側に位置し、第2の導体部33から離れて、第4の部位29に一体的に設けられている。
第4の導体部37は、この幅が第2の導体部33の幅よりも小さい「L」字状もしくは「コ」字状で薄く形成されている。そして、第4の導体部37の長さ方向の一端部が第1の導体部31に接続されるようにして、また、第4の導体部37の長さ方向の他端部が第3の導体部35に接続されるようにして、第2の導体部33から僅かに離れ第2の導体部33とほぼ平行になるようにして、第3の部位27に一体的に設けられている。
同軸ケーブル19は、この中心導体が第2の導体部33の長手方向の他端部側の部位(図7では、第2の導体部33の左上の部位)に接続されている。また、同軸ケーブル19の外部導体は、第4の導体部37および地板21に接続されている。
図4や図5を用いてより詳しく説明すると、地板21が存在している同軸ケーブル19の部位においては、同軸ケーブル19の外皮の一部が除去されており、同軸ケーブル19の外部導体が露出しており、この露出している外部導体が、地板21に電気的に接続されている。
上述したように構成されていることによって、アンテナ1が携帯電話の筐体の内側にたとえば粘着材や接着剤を用いて設置されると、基材13の厚さ方向の他方の面(各メアンダ状アーム部15、17や各導体部31、33、35、37が設けられていない側の面)が前記筐体に接触すると共に、各メアンダ状アーム部15、17や各導体部31、33、35、37が設けられた側の面側では、各部位23、25、27、29の境界L1、L3、L5で基材13がほぼ90°の角度で山折されるようになっている。
なお、アンテナ1では、たとえば、第1のメアンダ状アーム部15と第1の導体部31の一部と第2の導体部33とが、第1の導電性素子5に対応しており、第2のメアンダ状アーム部17と第1の導体部31の残りの一部とが、第2の導電性素子7に対応しており、第3の導体部35と第4の導体部37と同軸ケーブル19の外部導体の一部とが、短絡用導体9に対応しており、第2の導体部33の先端部(長手方向において第1の導体部31に接続している端部とは反対側の端部)側の部位と、第3の導体部35とが、給電部になっている。
次に、アンテナ(図2〜図8で示されたアンテナ)1の試験結果について説明する。
図9は、アンテナ1のSパラメータ(Scattering Parameter)と、周波数との関係を示す図である。
図9から理解されるように、900MHz帯(中心が925MHzで幅が70MHzの帯域)と、1800MHz帯(中心が1795MHzで幅が164MHzの帯域)とで、Sパラメータの値が−7.5dB以下になっており、アンテナ1が、900MHz帯と1800MHz帯とで2共振する。
図10は、アンテナ1の整合状態を示す図である。
図10から理解できるように、アンテナ1では、900MHz帯の抵抗Rinが33.56Ωになっており、1800MHz帯の抵抗Rinが56.44Ωになっており、900MHz帯のリアクタンスXinが−9.76Ωになっており、1800MHz帯のリアクタンスXinが1.85になっており、良好な整合状態を得ている。
図11〜図16は、アンテナ1の放射特性を示す図である。
なお、以下、図2に示すx軸とy軸とで画定される平面であってアンテナ1のほぼ中心を通る平面をxy平面とし、図2に示すy軸とz軸とで画定される平面であってアンテナ1のほぼ中心を通る平面をyz平面とし、図2に示すz軸とx軸とで画定される平面であってアンテナ1のほぼ中心を通る平面をzx平面とする。また、図11〜図16における角度θや角度φは、図2に示すものである。さらに、図11〜図16におけるEφは交差偏波の特性を示し、Eθは主偏波の特性を示す。
図11は、アンテナ1の900MHz帯でのxy平面における放射特性を示すものであり、図12は、アンテナ1の1800MHz帯でのxy平面における放射特性を示すものである。
図11や図12から理解されるように、アンテナ1は、900MHz帯で、0.11dBiのピーク利得を得ることができ、1800MHz帯で、2.64dBiのピーク利得を得ることがで、モノポールアンテナに近い特性を得ることができる。
図13は、アンテナ1の924MHzでのzx平面における放射特性を示すものであり、図14は、アンテナ1の924MHzでのyz平面における放射特性を示すものであり、図15は、アンテナ1の1804MHzでのzx平面における放射特性を示すものであり、図16は、アンテナ1の1804MHzでのyz平面における放射特性を示すものである。
図13〜図16より理解されるように、アンテナ1によって、モノポールアンテナに近い特性を得ることができる。
アンテナ1によれば、第1の導電性素子5や第2の導電性素子7がメアンダ状に形成されているので、細長い長方形状に形成されている従来のモノポールアンテナ場合に比べて、第1の導電性素子5や第2の導電性素子7の大きさ(外形寸法)を小さくすることができ、アンテナ1の小型化をはかることができ、携帯電話等の機器内の小さな設置スペースへの搭載が容易になる。
また、アンテナ1によれば、アンテナ1が携帯電話等の機器に設置されたときに三次元的に配置されるように構成されているので、設置時におけるアンテナ1の外形寸法を小さくすることができ、携帯電話等の機器内の小さな設置スペースへの搭載が容易になる。
また、アンテナ1は、薄い基材13に薄いアーム部15、17や各導体部31、33、35、37を設けた構成であるので、換言すれば、薄い基板に、ITO(Indium Tin Oxide)薄膜でアーム部や導体部を形成し設けた構成であるので、アンテナ1の重量増加を抑制することができ、携帯電話等の機器への搭載した際における重量の増加を抑制することができる。
また、アンテナ1によれば、第1の導電性素子5で、基本モードと高次モードとの制御を行なうと共に、第2の導電性素子7で前記高次モードの調整を行なっているので、基本モードと高次モードとの調整を行うことが容易になっている。
さらに、アンテナ1によれば、短絡用導体が、給電部に接続されているケーブルの導体によって構成されているので、グランド導体(地板21)と基材13との間の相対的な位置関係がフレキシブルになり、携帯電話の筐体にアンテナ1を設置する際、地板21と基材13との間の相対的な位置関係が若干ずれていてもよく、アンテナ1の携帯電話の筐体への設置が容易になっている。
なお、アンテナ1は、GSM900の周波数をfGSM900とし、DCS1800の周波数をfDCS1800とした場合、890MHz≧fGSM900≧960MHzおよび1710MHz≧fDCS1800≧1880MHzの範囲で、VSWR(Voltage Standing Wave Ratio)が2.5以下(Sパラメータが−7.5dB以下)になっているアンテナの例である。
また、アンテナ1において、図2や図8に示す寸法Lgの値、図2や図8に示す寸法Wgの値、図2や図8に示す寸法dの値、図6や図8に示す寸法Wfの値、図6や図8に示すWaの値を、20mm≦Lg≦150mm、10mm≦Wg≦60mm、0mm≦d≦20mm、1mm≦Wa≦20mmの範囲で適宜変更し前述した適宜の周波数特性と放射特性とを得るようにしてもよい。
また、アンテナ1において、図6や図8に示す寸法Llの値、図6や図8に示す寸法Wlの値、図6や図8に示す寸法Lsの値、図6や図8に示す寸法Wsの値を、10mm≦Ll≦60mm、1mm≦Wl≦10mm、10mm≦Ls≦60mm、1mm≦Ws≦10mmの範囲で適宜変更し前述した適宜の周波数特性と放射特性とを得るようにしてもよい。
さらに、アンテナ1において、図6や図8に示す寸法Lmの値、図6や図8に示す寸法Waの値、図6や図8に示す寸法Wmの値を、0mm≦Lm≦Wa、0mm≦Wm≦0.5mmの範囲で適宜変更し前述した適宜の周波数特性と放射特性とを得るようにしてもよい。
本発明の実施形態に係るアンテナの概略構成を示す図である。 アンテナの概略構成を示す斜視図である。 アンテナの概略構成を示す斜視図であって、図2とは異なる方向からアンテナを眺めた図である。 アンテナの概略構成を示す斜視図であって、図3と同じ方向からアンテナを眺めた図である。 図4におけるV矢視図である。 アンテナを構成する基材や各導電性素子等の概略構成を示す展開図である。 アンテナを構成する基材や各導電性素子等の概略構成を示す展開図である。 図2、図6、図7に示されている各寸法の値を示す図である。 アンテナのSパラメータ(Scattering Parameter)と、周波数との関係を示す図である。 アンテナの整合状態を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。 アンテナの放射特性を示す図である。
符号の説明
1 アンテナ
3 グランド導体
5 第1の導電性素子
7 第2の導電性素子
9 短絡用導体
11A、11B 給電部
13 基材
15 第1のメアンダ状アーム部
17 第2のメアンダ状アーム部
19 同軸ケーブル
21 地板
23 第1の部位
25 第2の部位
27 第3の部位
29 第4の部位
31 第1の導体部
33 第2の導体部
35 第3の導体部
37 第4の導体部
L1、L3、L5 境界

Claims (9)

  1. グランド導体と;
    第1の導電性素子と;
    前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部と;
    を有し、前記第1の導電性素子、前記第2の導電性素子の少なくともいずれかは、メアンダ状に形成されていることを特徴とするアンテナ。
  2. グランド導体と;
    第1の導電性素子と;
    前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部と;
    を有し、機器に設置された場合、三次元的に配置されるように構成されていることを特徴とするアンテナ。
  3. グランド導体と;
    第1の導電性素子と;
    前記第1の導電性素子に接続されている第2の導電性素子と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とをお互いに接続している短絡用導体と;
    前記グランド導体と前記第1の導電性素子とに設けられた給電部と;
    を有し、前記第1の導電性素子、前記第2の導電性素子の少なくともいずれかは、メアンダ状に形成されており、機器に設置された場合、三次元的に配置されるように構成されていることを特徴とするアンテナ。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のアンテナにおいて、
    前記第1の導電性素子で、基本モードと高次モードとの制御を行なうと共に、前記第2の導電性素子で前記高次モードの調整を行なっている構成であることを特徴とするアンテナ。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のアンテナにおいて、
    前記短絡用導体は、前記給電部に接続されるケーブルの導体によって構成されていることを特徴とするアンテナ。
  6. 絶縁性の材料で薄い板状に形成された基材と;
    前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第1のメアンダ状アーム部と;
    一端部が前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に接続するようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第2のメアンダ状アーム部と;
    薄い導電性部材で構成された地板と;
    前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に中心導体が接続しており、前記第1のメアンダ状アーム部の前記一端部側の部位であって前記中心導体が接続している部位とは離れた部位に外部導体が接続していると共に、前記外部導体が前記地板に接続している同軸ケーブルと;
    を有し、前記各メアンダ状アーム部と前記同軸ケーブルとが設けられた状態においても、前記基材はフレキシブルになっていることを特徴とする携帯電話用2共振アンテナ。
  7. 絶縁性の材料からなり長方形状で薄い板状に形成された第1の部位と、前記第1の部位と同材料で同形状に形成され、2つの長辺のうちの一方の辺の全長が、前記第1の部位の2つの長辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第2の部位と、前記第1の部位と同じ材料からなり1辺の長さが前記第1の部位の短辺の長さと等しい正方形状でまた前記第1の部位と同じ厚さで薄い板状に形成され、1つの辺の全長が、前記第1の部位の2つの短辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第3の部位と、前記第3の部位と同材料で同形状に形成され、前記第1の部位の2つの長辺のうちで前記第2の部位が接続されている側とは反対側に存在している長辺の延長線上に位置している前記第3の部位の1つの辺の全長に、1つの辺の全長が接続するようにして前記第3の部位と一体的に形成された第4の部位とを備えてフレキシブルに構成された基材と;
    薄く細長い導体を折り曲げることによってメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第1の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第1の部位の長さ方向と一致し、前記第1の部位の長さ方向では前記第1の部位の中間部に位置し、前記第1の部位の幅方向では前記第2の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記第1の部位に一体的に設けられた第1のメアンダ状アーム部と;
    前記第1のメアンダ状アーム部と同様にしてメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっていると共に、この長方形の長さが前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の長さよりも短くなっておりまた幅が前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の幅と等しくなっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第2の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第2の部位の長さ方向と一致し、前記第2の部位の長さ方向では前記第2の部位の長さ方向の一方の側に位置し前記第2の部位の幅方向では前記第1の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第2の部位に一体的に設けられた第2のメアンダ状アーム部と;
    下底の長さが前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される長方形の幅とほぼ等しく、上底の長さが前記下底の長さよりも短く、高さが、前記第1の部位の長さ方向の一方の端部と前記第1のメアンダ状アーム部の一端部との間の距離とほぼ等しい等脚台形状で薄く形成され、前記下底が前記各メアンダ状アーム部の一方の端部に接続されるようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第1の部位と前記第2の部位とに一体的に設けられた第1の導体部と;
    幅が前記等脚台形の高さとほぼ等しい「L」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が、前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部側の部位が、前記第4の部位の一端部側に存在し、幅方向の一方の端部が前記第3の部位の端部に沿うようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第3の部位と前記第4の部位とに一体的に設けられた第2の導体部と;
    1辺の長さが前記第2の導体部の幅と等しい正方形状で薄く形成され、前記第1の部位の長さ方向で前記第2の導体部よりも前記第1の部位側で前記第2の導体部から離れて前記第4の部位に一体的に設けられた第3の導体部と;
    幅が前記第2の導体部の幅よりも小さい「L」字状もしくは「コ」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部が前記第3の導体部に接続され、前記第2の導体部とほぼ平行になるようにして、前記第3の部位に一体的に設けられた第4の導体部と;
    薄い矩形な導電性部材で構成された地板と;
    中心導体が前記第2の導体部の長手方向の他端部側の部位に接続され、外部導体が前記第4の導体部および前記地板に接続されている同軸ケーブルと;
    を有し、携帯電話の筐体の内側に設置された際には、前記基材の厚さ方向の他方の面が前記筐体に接触すると共に、前記各メアンダ状アーム部や各導体部が設けられた面側では、前記各部位の境界で前記基材がほぼ90°の角度で山折されることを特徴とする携帯電話用2共振アンテナ。
  8. 絶縁性の材料で薄い板状に形成された基材と;
    前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第1のメアンダ状アーム部と;
    一端部が前記第1のメアンダ状アーム部の一端部側の部位に接続するようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記基材に一体的に薄く設けられた第2のメアンダ状アーム部と;
    を有し、前記各メアンダ状アーム部と前記同軸ケーブルとが設けられた状態においても、前記基材はフレキシブルになっていることを特徴とする携帯電話用2共振アンテナの部品。
  9. 絶縁性の材料からなり長方形状で薄い板状に形成された第1の部位と、前記第1の部位と同材料で同形状に形成され、2つの長辺のうちの一方の辺の全長が、前記第1の部位の2つの長辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第2の部位と、前記第1の部位と同じ材料でなり1辺の長さが前記第1の部位の短辺の長さと等しい正方形状でまた前記第1の部位と同じ厚さで薄い板状に形成され、1つの辺の全長が、前記第1の部位の2つの短辺のうちの一方の辺の全長に接続するようにして前記第1の部位と一体的に形成された第3の部位と、前記第3の部位と同材料で同形状に形成され、前記第1の部位の2つの長辺のうちで前記第2の部位が接続されている側とは反対側に存在している長辺の延長線上に位置している前記第3の部位の1つの辺の全長に、1つの辺の全長が接続するようにして前記第3の部位と一体的に形成された第4の部位とを備えてフレキシブルに構成された基材と;
    薄く細長い導体を折り曲げることによってメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第1の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第1の部位の長さ方向と一致し、前記第1の部位の長さ方向では前記第1の部位の中間部に位置し、前記第1の部位の幅方向では前記第2の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の一方の面で、前記第1の部位に一体的に設けられた第1のメアンダ状アーム部と;
    前記第1のメアンダ状アーム部と同様にしてメアンダ状に形成され、包絡線で形成される形状が長方形になっていると共に、この長方形の長さが前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の長さよりも短くなっておりまた幅が前記第1のメアンダ状アーム部の包絡線で形成される長方形の幅と等しくなっており、前記包絡線で形成される長方形の幅方向が前記第2の部位の幅方向と一致し前記包絡線で形成される長方形の長さ方向が前記第2の部位の長さ方向と一致し、前記第2の部位の長さ方向では前記第2の部位の長さ方向の一方の側に位置し前記第2の部位の幅方向では前記第1の部位とは反対側に位置して、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第2の部位に一体的に設けられた第2のメアンダ状アーム部と;
    下底の長さが前記第1の部位と前記第2の部位とで形成される長方形の幅とほぼ等しく、上底の長さが前記下底の長さよりも短く、高さが、前記第1の部位の長さ方向の一方の端部と前記第1のメアンダ状アーム部の一端部との間の距離とほぼ等しい等脚台形状で薄く形成され、前記下底が前記各メアンダ状アーム部の一方の端部に接続されるようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第1の部位と前記第2の部位とに一体的に設けられた第1の導体部と;
    幅が前記等脚台形の高さとほぼ等しい「L」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が、前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部側の部位が、前記第4の部位の一端部側に存在し、幅方向の一方の端部が前記第3の部位の端部に沿うようにして、前記基材の厚さ方向の前記一方の面で、前記第3の部位と前記第4の部位とに一体的に設けられた第2の導体部と;
    1辺の長さが前記第2の導体部の幅と等しい正方形状で薄く形成され、前記第1の部位の長さ方向で前記第2の導体部よりも前記第1の部位側で前記第2の導体部から離れて前記第4の部位に一体的に設けられた第3の導体部と;
    幅が前記第2の導体部の幅よりも小さい「L」字状もしくは「コ」字状で薄く形成され、長さ方向の一端部が前記第1の導体部に接続され、長さ方向の他端部が前記第3の導体部に接続され、前記第2の導体部とほぼ平行になるようにして、前記第3の部位に一体的に設けられた第4の導体部と;
    を有し、携帯電話の筐体の内側に設置された際には、前記基材の厚さ方向の他方の面が前記筐体に接触すると共に、前記各メアンダ状アーム部や各導体部が設けられた面側では、前記各部位の境界で前記基材がほぼ90°の角度で山折されることを特徴とする携帯電話用2共振アンテナの部品。
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