JP2008187058A - 部品取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 作業性に優れ、確実に部品を取り付けることができる。部品取付構造を提供する。
【解決手段】 筐体の第1および第2の凸部により規定される当接位置に部品の取付部を当接させる。そして、取付具の鉤部を筐体の鉤孔に挿入して筐体に係止させるとともに、第1および第2の当接部の切欠部に第1または第2の凸部を係入させ、取付具の第1および第2の当接部を取付部の筐体と当接する面とは逆側の面に当接させる。筐体の外側から筐体および取付部に規定される挿通孔を挿通させたネジを、第1および第2の当接部のネジ孔のそれぞれに取り付ける。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子機器の筐体などに部品を取り付ける部品取付構造に関する。
従来、電子機器において、トランスなどの電気部品を筐体などに取り付ける構造として、筐体に切り絞り部が設けられ、その切り絞り部にトランスの取付部を係合させ、切り絞り部に係合していない取付部を筐体にネジ止めすることによって、トランスを筐体に取り付ける構造が下記特許文献1に開示されている。しかし、このような構造では、電気部品の取り付け位置の周囲に、取付部を切り絞り部に係合させるために電気部品を回転させるスペースが必要である。また、このような構造では、筐体の内側からネジ止めするので、ネジ止め後にネジ先端が筐体外へ突き出してしまい、外観面でも安全面でも好ましくない。そこで、電気部品の取付部の複数箇所を、補助金具を筐体外からネジ固定し、補助金具と筐体とで電気部品の取付部を挟持させることによって、電気部品を筐体に取り付ける構造がある。しかし、このような構造においては、ネジ止めの際に補助金具が共回りしてしまうので、ネジ止めの際に治具を使用しなければならず、作業性が悪い。
実開平5−46011号公報
本発明は、上記の従来技術が有する問題を解決するためになされたものであり、その目的は、作業性に優れ、確実に部品を取り付けることができる部品取付構造を提供することにある。
本発明の好ましい実施形態による部品取付構造は、部品の取付部を筐体の内側に当接させ、該取付部に当接させた取付具を、該筐体および該取付部に規定される挿通孔に該筐体の外側から挿通させたネジによってネジ止めし、該取付具と該筐体とで該取付部を挟持させることによって該部品を該筐体に取り付ける部品取付構造であって、該筐体が、該取付部の当接位置を規定する第1および第2の凸部と、1または複数の鉤孔と有し;該取付具が、ネジ孔が規定され、該取付部と当接する第1および第2の当接部と、該第1の当接部と該第2の当接部とを接続する接続部と、該第1および第2の当接部のそれぞれに規定され、該第1または第2の凸部とによってネジ止めする際の該取付具の供回りを係止する切欠部と、該接続部に形成され、該鉤孔に挿入されて該筐体を係止することにより該取付具を該筐体に掛止させる1または複数の鉤部とを有する。
上記のように構成された本発明の部品取付構造は、第1および第2の凸部により規定される当接位置に部品の取付部を当接させ、鉤部を筐体の鉤孔に挿入して筐体に係止させるとともに、第1および第2の当接部の切欠部に第1または第2の凸部を係入し、第1および第2の当接部を取付部に当接させる。その結果、取付具が筐体に掛止され、部品の取付部が取付具と筐体との間に介在されるので、部品を筐体に仮止めすることができる。さらに、筐体の外側から筐体および取付部に規定される挿通孔を挿通させたネジを、第1および第2の当接部のネジ孔のそれぞれに取り付ける際に、第1および第2の当接部のそれぞれに規定される切欠部が、筐体に規定される第1または第2の凸部に係止されるので、取付具が供回りすることを防止することができる。
さらに好ましい実施形態においては、上記第1の当接部に規定される第1のネジ孔に第1のネジを取り付ける場合、上記第1の当接部に規定される第1の切欠部が上記第1の凸部に係止される、および/または、上記第2の当接部に規定される第2の切欠部が、上記第2の凸部に係止され、上記第2の当接部に規定される第2のネジ孔に第2のネジを取り付ける場合、上記第2の当接部に規定される第2の切欠部が上記第2の凸部に係止される、および/または、上記第2の当接部に規定される第2の切欠部が、上記第2の凸部に係止され、および/または、上記鉤部が上記鉤孔に係止される。
取付具を第1のネジ孔と第2のネジ孔との2箇所でネジ止めする場合であっても、上記のように取付具の第1の切欠部、第2の切欠部、および鉤部のうち少なくとも1つが第1の凸部または第2の凸部または鉤孔によって係止されることにより、より確実に取付具の供回りを防止できる。
さらに好ましい実施形態においては、上記鉤部の先端部と上記接続部とで規定される距離が、上記筐体の厚みと、上記取付部の厚みと、所定の距離とを含む距離である。
鉤部が上記のように規定されることにより、ネジ止め前は、鉤部が筐体を係止し、取付具が筐体に掛止され、部品の取付部が取付具と筐体との間に介在されるので、部品を筐体に仮止めすることができ、ネジ止め後は、鉤部の先端部と筐体とが接触しないので、新たな振動が発生することがない。
さらに好ましい実施形態においては、上記接続部が上記第1の当接部と上記第2の当接部とを接続することによって、上記取付具が略コ字型の平板状に形成され、上記鉤部が、該略コ字型の凹側にあたる該接続部の側辺に形成され、該鉤部の先端部が凹方向に形成され、上記ネジを該取付具に取り付ける際に上記筐体を裏返したとき、該取付具の該第1および第2の当接部に該部品の重みが加重され、側面視において、該取付具が該各鉤部の先端部の端部を支点として回動する場合、該鉤部が形成される該接続部の側辺とは逆側にあたる該取付具の側辺が筐体に当たって該取付具の回動を係止する。
筐体を裏返してネジを取付具に取り付ける際、上部平面視において、取付部が各鉤部の基端部を通る軸を越えて接続部側まで延伸されていないとき、側面視において、取付具が各鉤部の先端部の端部を支点に回動するが、取付具の側辺が筐体に当たって取付具の回動を係止する。その結果、部品の取付部は取付具から外れないのでトランスを仮止めすることができる。
本発明によれば、取付具によって電子部品を仮止めすることができ、さらにはネジの螺合時に取付具が供回りすることがないので、作業性に優れ、確実に部品を取り付けることができる。
以下、本発明の好ましい実施形態による部品取付構造ついて、図面を参照して具体的に説明するが、本発明はこれらの実施形態には限定されない。図中同一又は相当部分には同一符号を付してその説明を援用する。
図1は、本発明の好ましい実施形態による部品取付構造の概略構成図である。図1(a)は、筐体200の内側から見たときの部品取付構造の上部平面図である。図1(b)は、図1(a)中の矢印Aの方向から見たときの部品取付構造の側面図である。図2は、図1(a)と同じ方向から見たときの、トランス300の平面図(a)、筐体200の平面図(b)、取付具100aまたは100bの平面図および図中の矢印方向から見たときの側面図(c)である。
本実施例においては、図1で示すように、同じ部品取付構造を2箇所適用することによりトランス300を筐体200に取り付けるようにしているので、一方の部品取付構造(図1(a)中の取付具100aを含む部品取付構造)について主に説明し、他方の部品取付構造(取付具100bを含む部品取付構造)については説明を省略する。
本発明に係る部品取付構造は、取付具100a、筐体200、トランス300、およびネジ400a、400bを有する。トランス300は、取付具100aによって筐体200に仮止めされる。そして、ネジ400a、400bを筐体200の外側(トランス300を取り付ける面の逆側)から筐体200およびトランス300の取付部302(詳細は後述)に挿通させて取付具100aに取り付けることにより、トランス300の取付部302が筐体200と取付具100aとで挟持され、トランス300が筐体200に取り付けられる。
トランス300は、本体301と取付部302とを備える。本実施例においては、取付部302は、1枚の平板形状であり、本体301の底部301aに取り付けられている。トランス300を筐体200に取り付ける際は、この取付部302を筐体200に当接させる。取付部302には、挿通孔303a、303bが規定されている。図2(a)で示すように、取付部302は、挿通孔303a、303bが規定される部分が底部301aの周囲へ突出しており、ネジ止めの際、挿通孔303aにはネジ400aが挿通し、挿通孔303bにはネジ400bが挿通される。
筐体200は、挿通孔203a、203bが規定される。挿通孔203aにはネジ400aが挿通され、挿通孔203bにはネジ400bが挿通される。また、筐体200には、鉤孔201a、201bが規定される。鉤孔201a、201bには、後述する取付具100aの鉤部104a、104bが挿入される。筐体200には、さらに凸部202a、202bが規定される。この凸部202a、202bは、筐体200から切り起こされた片であり、トランス300の取り付け位置を規定する。凸部202a、202bは、切り起こし方向が凸部202aと凸部202bとで互いに垂直な関係にあり、取付部302に対して側方から当接し、トランス300の取り付け位置を規定する。凸部202aの高さは、筐体200の厚みと取付部302の厚みと所定の距離H1とを足した長さよりも長い。また、凸部202bの高さは、筐体200の厚みと取付部302の厚みとを足した長さと略同一である。なお、本実施例では、筐体200の厚みは1mm、取付部302の厚みは1.2mm、所定の距離H1は0.5mm、凸部202aの高さは3mm、凸部202bの高さは2.2mmである。
取付具100aは、トランス300の取付部302と当接する当接部101a、101bと、当接部101aと当接部101bとを接続する接続部102とを有する。当接部101a、101bは、取付部302の、筐体200と当接する面と逆側の面に当接する。図2(c)に示すように、接続部102は、取付具100aの形状が略コ字型の平板状となるように、当接部101aと当接部101bとを接続する。当接部101aにはネジ孔103aが規定され、当接部101bにはネジ孔103bが規定されている。このネジ孔103a、103bはバーリング形状であり、ネジ孔103aにネジ400aが螺合され、ネジ孔103bにネジ400bが螺合される。また、接続部102には鉤部104a、104bが規定される。鉤部104aは鉤孔201aに挿入され、鉤部104bは鉤孔201bに挿入され、筐体200を係止する。これによって、取付具100aが筐体200に掛止される。鉤部104a、104bは、図2(c)に示すように、接続部102の側辺102aから鉤型に切り起された係止片である。ここで、側辺102aとは、略コ字型である取付具100aの凹側の辺である。言い換えると、鉤部104a、104bは、接続部102の側辺102aから接続部102に対して垂直に規定される基端部107aと、基端部107aから取付具100aの当接部101a、101bおよび接続部102で囲まれる空間側へ接続部102と平行に形成される先端部107bとを有する略L字型の片である。図2(c)の右図に示すように、先端部107bと当接部101aとで規定される距離L1は、筐体200の厚みと取付部302の厚みと所定の距離H1を足した長さである。なお、先端部107bと当接部101bとで規定される距離も距離L1と同じである。
さらに、取付具100aは、当接部101aに切欠部105が規定され、当接部101bは切欠部106が規定される。この切欠部105、106には筐体200に規定される凸部202a、202bが係入される。ネジ400a、400bを取付具100aに取り付ける際には、切欠部105が凸部202aに係止され、切欠部106が凸部202bに係止されて、取付具100aが共回りするのを防止する。好ましくは、図2(c)に示すように、切欠部105の切り欠き幅L2が、鉤部104aの先端部107bの長さL3と筐体200の凸部202aの幅L4とを足した長さ以上であれば良い。また、切欠部106の切り欠き幅L5は、凸部202bの厚みL6と略同等もしくはそれ以上に形成される。本実施例において、先端部107bの長さL3は3mm、筐体200の凸部202aの幅L4は3mm、凸部202bの厚さは1mm、切欠部105の切り欠き幅L2は6mm、切欠部106の切り欠き幅L5は1.6mmである。
さらに、取付具100aは、強度を高めるために取付具100aの側辺108(接続部102において鉤部104a、104bが規定される側辺102aと逆側の側辺を含む取付具100aにおける側辺)に折返し部109が形成されている。この折返し部109によって、当接部101aと当接部101bとの間の距離(接続部102の長さ)を長く規定した場合であっても、折返し部109によって補強されるので、取付具100aが変形することがない。
次に、トランス300を、取付具100aによって筐体200に仮止め後、ネジ400a、400bによって筐体200に取り付ける工程を図3および4を参照して説明する。図3は、筐体200にトランス300を当接させたときの平面図である。図4は、取付具100aによってトランス300を仮止めしたときの、図1中の矢印B方向から見たとき(a)と矢印Cからみたとき(b)の部品取付構造の要部側面図である。図5は、取付具100aでトランス300を仮止め後、筐体200を裏返したときの部品取付構造である。
まず、トランス300の取付部302を、筐体200に規定されている凸部202a、202bに合わせて筐体200に当接させる(図3)。そして、取付具100aの鉤部104a、104bを筐体200に規定される取付孔201a、201bに挿入し、鉤部104a、104bの先端部107bが筐体200に係止できるように取付具100aを、図4中に示す矢印の方向にスライドさせるとともに、筐体200に規定されている凸部202a、202bを切欠部105、106に係入し、当接部101a、101bをトランス300の取付部302に当接させる(図4)。このとき、切欠部105は凸部202aの幅L4に対し十分な切り欠き幅L2を有しているので、凸部202aを無理なく切欠部105に係入することができる。一方、切欠部106は、凸部202bの高さが低いので、凸部202bの厚みL6と略同一な切り欠き幅L5であっても、凸部202bを切欠部106に係入することができる。なお、取付具100aによってトランス300が仮止めされた状態のとき、トランス300の取付部302は、取付具100aの当接部101a、101bと筐体200との間に介在し、取付具100aのネジ孔103a、トランス300の挿通孔303aおよび筐体200の挿通孔202aの中心が同軸上に位置し、取付具100aのネジ孔103b、トランス300の挿通孔303bおよび筐体200の挿通孔202bの中心が同軸上に位置する(図示せず)。
本実施例では、ネジ400a、400bを筐体200の外側から取り付ける構造であるので、ネジ400a、400bを取付具100aに取り付ける際に、作業者がネジ400a、400bを取り付けやすいように筐体200を裏返す場合がある。このような場合、図5(a)に示すように、取付部302が筐体200から離れ、当接部101a、101bに加重するが、鉤部104a、104bが先端部107bで筐体200を係止することによって取付具100aが筐体200に掛止されるので、トランス300を仮止めすることができる。また、図5(b)の右図に示すように、上部平面視において、取付部302が鉤部104a、104bの基端部107a、107aを通る軸K−K’を越えて接続部102側まで延伸されていないとき、図5(b)の左図に示すように、側面視において、取付具100aが鉤部104a、104bの先端部107bの端部を支点に(鉤部104a、104bの先端部107bの端部を通る軸O−O’を中心に)図中の矢印の方向に回動するが、取付具100aの側辺108が筐体200に当たって取付具100aの回動を係止するので、取付具100aからトランス300の取付部302が外れずに、トランス300は仮止めされる。
次に、図1および6を参照してネジ400a、400bを取り付ける工程を説明する。図6は、図1中の矢印Bから見て、ネジ止め前の状態(a)およびネジ止め後の状態(b)の部品取付構造の要部側面図である。また、図1(a)には、ネジ400a、400bを取り付ける際の回転方向(矢印DおよびE)が示されている。なお、ネジ400a、400bは筐体200の外側から挿入されるので、筐体200の内側から見た平面図である図1(a)において、ネジ400a、400bの回転方向は反時計回りである。
トランス300を、取付具100aによって筐体200に仮止めした後、ネジ400aを筐体200の外側から筐体200の挿通孔202a(図6には図示せず)およびトランス300の挿通孔303a(図6には図示せず)を挿通させ、取付具100aのネジ孔103aに螺合させる(図6)。ネジ400bも同様に、筐体200の外側から筐体200の挿通孔202bおよびトランス300の挿通孔303bを挿通させ、取付具100aのネジ孔103bに取り付ける(図示せず)。これにより、トランス300の取付部302が筐体200と取付具100aの当接部101a、101bとで挟持され、トランス300が筐体200に取り付けられる。ネジ400a、400bを取付具100aに取り付ける際、切欠部105が凸部202aによって係止され、切欠部106が凸部202bによって係止されているので、ネジ400a、400bそれぞれを取り付ける際に取付具100aが共回りすることがない。また、ネジ400bを取付具100aのネジ穴103bに取り付ける場合は、鉤部104a、104bが鉤孔202a、202bに係止されることによっても取付具100aの供回りを防止している。
ネジ止め後は、図6に示すように、ネジ止め前に筐体200を係止していた鉤部104a、104bの先端部107bが、筐体200から距離H1だけ離れる。従って、筐体200と先端部107bとが接触して新たな振動が発生することがない。特に、本発明に係る部品取付構造をオーディオ機器に適用した場合、振動の発生に起因する音質の劣化を防止することができる。
以上、本発明に係る部品取付構造は、取付具が筐体に掛止されることにより、部品の取付部が当接部と筐体との間に介在されるので、部品を筐体に仮止めすることができ、さらにはネジ止めの際に取付具が供回りすることを防止できるので、作業性に優れ、確実に部品を取り付けることができる。
また、本発明に係る部品取付構造において、取付具の接続部に2つの鉤部を形成するようにしたが、その限りではなく、1または複数の鉤部を形成し、取付具を筐体に掛止できれば良い。
また、本発明に係る部品取付構造において、鉤部を挿入する鉤孔を、取付具の接続部に形成した鉤部の数だけ規定したが、その限りではなく、複数の鉤部を挿入することができる鉤孔を1つだけ規定しても良い。好ましくは、取付具の接続部に形成した鉤部の数と同じ数の鉤孔を筐体に規定する。複数の鉤部を挿入することができるように鉤孔を1つだけ規定した場合、筐体に大きな鉤孔を規定することになり、筐体の強度が下がるからである
また、本発明に係る部品取付構造において、取付具を略コ字型の平板形状にしたが、長方形の平板形状などであっても良い。好ましくは、取付具が略コ字型の平板形状である。トランスの本体が大きい場合であっても、本体が略コ字型の凹内まで配置させることができるからである。
また、本発明に係る部品取付構造において、ネジを筐体の外側から取り付けるようにしたが、筐体の外側にネジが突出しても外観上および/または安全上問題なければ、ネジを筐体の内側から取り付けるようにしても良い。その場合は、取付具の当接部に挿通孔を、筐体にネジ孔を規定する。
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、本発明は上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
本発明の部品取付構造は、あらゆる用途の機器に用いられ得る。
本発明の好ましい実施形態による部品取付構造の平面図(a)および側面図(b)である。 本発明の好ましい実施形態による部品取付構造における、トランスの側面図(a)、筐体の平面図(b)、取付具の平面図および側面図(c)である。 筐体にトランスを当接させたときの平面図である。 取付具によってトランスを仮止めしたときの、図1中の矢印B方向から見た場合(a)と矢印Cからみた場合(b)の部品取付構造の要部側面図である。 取付具でトランスを仮止めした状態で筐体を裏返したときの部品取付構造である。 図1中の矢印Bから見て、ネジ止め前の状態(a)およびネジ止め後の状態(b)の部品取付構造の要部側面図である。
符号の説明
100 取付具
101 当接部
102 接続部
102a 側辺
103 ネジ孔
104 鉤部
105、106 切欠部
107a 基端部
107b 先端部
108 側辺
109 折返し部
200 筐体
201 鉤孔
202 凸部
203 挿通孔
300 トランス
301 本体
302 取付部
303 挿通孔
400 ネジ

Claims (4)

  1. 部品の取付部を筐体の内側に当接させ、該取付部に当接させた取付具を、該筐体および該取付部に規定される挿通孔に該筐体の外側から挿通させたネジによってネジ止めし、該取付具と該筐体とで該取付部を挟持させることによって該部品を該筐体に取り付ける部品取付構造であって、
    該筐体が、
    第1および第2の凸部と、
    1または複数の鉤孔と有し;
    該取付具が、
    ネジ孔が規定され、該取付部と当接する第1および第2の当接部と、
    該第1の当接部と該第2の当接部とを接続する接続部と、
    該第1および第2の当接部のそれぞれに規定され、ネジ止めする際に該第1または第2の凸部によって係止される切欠部と、
    該接続部に形成され、該鉤孔に挿入されて該筐体を係止することにより該取付具を該筐体に掛止させる1または複数の鉤部とを有する;部品取付構造。
  2. 前記第1の当接部に規定される第1のネジ孔に第1のネジを取り付ける際、
    前記第1の当接部に規定される第1の切欠部が前記第1の凸部に係止され、または、前記第2の当接部に規定される第2の切欠部が前記第2の凸部に係止され、または、前記鉤部が前記鉤孔に係止され、
    前記第2の当接部に規定される第2のネジ孔に第2のネジを取り付ける際、
    前記第1の当接部に規定される第1の切欠部が前記第1の凸部に係止され、または、前記第2の当接部に規定される第2の切欠部が前記第2の凸部に係止される、請求項1に記載の部品取付構造。
  3. 前記鉤部の先端部と前記接続部とで規定される距離が、前記筐体の厚みと、前記取付部の厚みと、所定の距離とを含む距離である、請求項1または2に記載の部品取付構造。
  4. 前記接続部が前記第1の当接部と前記第2の当接部とを接続することによって、前記取付具が略コ字型の平板状に形成され、
    前記鉤部が、該略コ字型の凹側にあたる該接続部の側辺に形成され、該鉤部の先端部が凹方向に形成され、
    前記ネジを該取付具に取り付ける際に前記筐体を裏返したとき、該取付具の該第1および第2の当接部に該部品の重みが加重され、側面視において、該取付具が該各鉤部の先端部の端部を支点として回動する場合、該鉤部が形成される該接続部の側辺とは逆側にあたる該取付具の側辺が筐体に当たって該取付具の回動を係止する、請求項1〜3のいずれかに記載の部品取付構造。
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