JP2008186504A - 楽曲ファイル判別方法および装置 - Google Patents

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Naoyuki Mita
尚幸 三田
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Abstract

【課題】楽曲ファイルの拡張子と楽曲ファイルのデータ形式とが対応しないことによる不具合が生じてしまう。
【解決手段】記憶媒体に記憶された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であると判定され(ST103)、且つ、その楽曲ファイルのデータ形式が「MPEG−BC」であると判定される(ST104)と、楽曲ファイルのファイル名に「(BC)」を付記するとともに、楽曲ファイルの拡張子を「mp2」に変更する(ST106)。また、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であると判定され(ST103)、且つ、その楽曲ファイルのデータ形式が「MP3形式」「MPEG−BC形式」のいずれでもないと判定される(ST104,ST105)と、楽曲ファイルを記憶媒体から削除する(ST107)。
【選択図】図2

Description

本発明は、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルを判別する方法および装置に関する。
近年、MP3形式の楽曲ファイルを再生可能な楽曲再生装置が普及してきている。MP3形式の楽曲ファイルは、一般ユーザがパソコンなどを利用して自由に作成することができる。MP3形式の楽曲ファイルの中にはファイル名(楽曲タイトル)が含まれており、楽曲再生装置の表示画面に楽曲タイトルを表示させることができる。これにより、歌詞カードやCDジャケットなどがなくても、表示されている楽曲タイトル一覧を見た上で再生させたい楽曲を選ぶことができる。また、再生中に楽曲タイトルを、その都度、確認することができる。
また、従来の楽曲再生装置では、ファイル拡張子が所望のもの(例えば、「mp3」)であるかを確認し、さらに、楽曲ファイルのヘッダ情報を解析して圧縮形式を判別することにより楽曲ファイルのデータ形式を判別しているものもある。(例えば、特許文献1参照。)
以下、従来の楽曲再生装置によって楽曲ファイルを登録する手順や、登録された楽曲ファイルの名前を表示する手順、登録された楽曲ファイルを再生させる手順について説明する。
最初に、楽曲再生装置に挿し込まれたCD−Rに含まれているMP3ファイル(MP3形式の楽曲ファイル)を、楽曲再生装置に内蔵されているハードディスクに登録する手順について説明する。まず、楽曲再生装置に挿し込まれたCD−Rに含まれている楽曲ファイルの拡張子を確認し、拡張子が「mp3」になっている楽曲ファイルを楽曲再生装置の内蔵ハードディスクにコピーする。また、この手順は、楽曲ファイルをハードディスクに登録する時、一回だけ実行される
次に、楽曲再生装置の内蔵ハードディスクに含まれている楽曲ファイルの名前を、楽曲再生装置の表示画面に表示させる手順について説明する。まず、内蔵ハードディスクに含まれている楽曲ファイルの拡張子を確認し、拡張子が「mp3」であれば、その楽曲ファイルのファイル名を楽曲再生装置の表示画面に表示する。また、この手順は、ハードディスク内のMP3ファイルの一覧を表示させる際に毎回実行される。
次に、楽曲再生装置の内蔵ハードディスクに登録されている楽曲ファイルを再生させる手順について説明する。まず、内蔵ハードディスクに含まれている楽曲ファイルの拡張子を確認する。拡張子が「mp3」であれば、MP3デコーダを起動させ楽曲ファイルを再生させる。一方、拡張子が「mp3」でなければ、楽曲ファイルがMPEG−BC形式のものであるかを確認する。MPEG−BC形式であれば、MPEG−BCデコーダを起動させ楽曲ファイルを再生させる。また、この手順は、ハードディスク内の楽曲ファイルを再生させる際、毎回実行される。
特開2001−266488号公報
しかしながら、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるにも拘わらず、楽曲ファイルのデータ形式が「MP3形式」ではないものが存在する。従来では、楽曲ファイルのデータ形式がその楽曲ファイルの拡張子に対応するデータ形式であるか確認することなく、楽曲ファイルが記憶媒体に記憶されるので、MP3形式でのみ再生可能な楽曲再生装置(例えば、オーディオコンポ等)では、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルを再生することができない。また、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルのファイル名をディスプレイに表示させる場合、再生不能な楽曲ファイルのファイル名が毎回表示されてしまうことになる。つまり、「ファイル名が表示されているにも拘わらず再生することができない楽曲ファイル」が存在することになる。
また、拡張子が「mp3」であるがデータ形式が「MPEG−BC形式」である楽曲ファイルも存在する。そのような楽曲ファイルは、拡張子を見ただけではデータ形式が「MPEG−BC形式」であることがわからないので、まず、「MP3形式」で再生することができないことを確認した後に、「MPEG−BC形式」での再生を試みる必要がある。また、楽曲再生装置内において「MPEG−BC形式」での再生が自動的に実行されている場合、ユーザは、再生中の楽曲ファイルが「MPEG−BC形式」で再生されたものであることがわからない。MPEG−BC形式で再生された楽曲は、MP3形式よりも低音質であるので、音質についての違和感を生じさせてしまう。
このように、拡張子とデータ形式とが対応しない楽曲ファイルについてファイル名を表示させる処理や再生処理を実行すると、種々の不具合が生じてしまう。
また、このような課題は、楽曲再生装置が自身に内蔵された記憶媒体(例えば、ハードディスク等)に含まれる楽曲ファイルを再生する場合でも、楽曲再生装置が外部の記憶媒体(例えばCD−R等)から楽曲ファイルを読み出して再生する場合でも生じる。
そこで、本発明は、楽曲ファイルの拡張子と楽曲ファイルのデータ形式とが対応しないことによる不具合を解消できる楽曲ファイル判別方法および装置を提供することを目的とする。
本発明の楽曲ファイル判別方法は、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルを記憶媒体から削除する楽曲ファイル削除工程とを備える。
上記楽曲ファイル判別方法では、楽曲ファイルのファイル名を表示させる場合、拡張子を確認するだけで再生可能な楽曲ファイルのファイル名のみを表示させることができる。これにより、「ファイル名が表示されているにも拘わらず再生することができない楽曲ファイルが存在する」といる違和感を払拭することができる。また、楽曲ファイルを再生する場合、拡張子を確認するだけで楽曲ファイルを正常に再生させることができる。
また、本発明の楽曲ファイル判別方法は、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または上記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に上記第2のデータ形式であることを示す文字を付記するとともに、当該楽曲ファイルの拡張子を上記第2のデータ形式に対応する第2の拡張子に変更する変更工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルを上記記憶媒体から削除する楽曲ファイル削除工程とを備える。
上記楽曲ファイル判別方法では、楽曲ファイルを再生する場合、拡張子を確認するだけで当該楽曲ファイルを再生させることができる。さらに、楽曲ファイル名に所定文字を付記することによって、楽曲ファイルのファイル名を表示させる場合、当該楽曲ファイルが「第2のデータ形式に対応するデコード形式」で再生されることを表示することができるので、音質についての違和感を緩和することができる。
また、本発明の楽曲ファイル判別方法は、任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力工程と、上記楽曲ファイル入力工程において入力された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式であることを示す正規属性識別子を対応付けて記憶媒体に記憶する正規ファイル属性記憶工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式ではないことを示す不正規属性識別子を対応付けて上記記憶媒体に記憶する不正規ファイル属性記憶工程とを備える。
上記楽曲ファイル判別方法では、記憶媒体から楽曲ファイルを読み出す毎に楽曲ファイルを判別する必要がない。また、楽曲ファイルのファイル名を表示させる場合、属性識別子を参照することによって、楽曲ファイルが再生可能であるかどうかを表示することができるので、ユーザの違和感を払拭することができる。
また、本発明の楽曲ファイル識別方法は、任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力工程と、上記楽曲ファイル入力工程において入力された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または上記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が第1のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1のデータ形式であることを示す第1属性識別子を対応付けて記憶媒体に記憶する第1ファイル属性記憶工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第2のデータ形式であることを示す第2属性識別子を対応付けて上記記憶媒体に記憶する第2ファイル属性記憶工程と、上記拡張子判定工程において上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定工程において上記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1および第2のデータ形式のいずれでもないことを示す不正規属性識別子を対応付けて上記記憶媒体に記憶する不正規ファイル属性記憶工程とを備える。
上記楽曲ファイル判別方法では、楽曲ファイルを再生する場合、属性識別子を参照することによって、楽曲ファイルを適切に再生させることができる。
本発明の楽曲ファイル判別装置は、楽曲ファイルを記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルを上記記憶部から削除する楽曲ファイル削除部とを備える。
また、本発明の楽曲ファイル判別装置は、楽曲ファイルを記憶する記憶部と、上記記憶部に記憶された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または上記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に上記第2のデータ形式であることを示す文字を付記するとともに、当該楽曲ファイルの拡張子を上記第2のデータ形式に対応する第2の拡張子に変更する変更部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルを上記記憶部から削除する楽曲ファイル削除部とを備える。
また、本発明の楽曲ファイル判別装置は、任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力部と、楽曲ファイルのファイル名およびファイル属性を記憶するための記憶部と、上記楽曲ファイル入力部によって入力された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式であることを示す正規属性識別子を対応付けて上記記憶部に記憶する正規ファイル属性記憶部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式ではないことを示す不正規属性識別子を対応付けて上記記憶部に記憶する不正規ファイル属性記憶部とを備える。
また、本発明の楽曲ファイル判別装置は、任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力部と、楽曲ファイルのファイル名およびファイル属性を記憶するための記憶部と、上記楽曲ファイル入力部によって入力された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、上記楽曲ファイルのデータ形式が上記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または上記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が第1のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1のデータ形式であることを示す第1属性識別子を対応付けて上記記憶部に記憶する第1ファイル属性記憶部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第2のデータ形式であることを示す第2属性識別子を対応付けて上記記憶部に記憶する第2ファイル属性記憶部と、上記拡張子判定部によって上記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、上記データ形式判定部によって上記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1および第2のデータ形式のいずれでもないことを示す不正規属性識別子を対応付けて上記記憶部に記憶する不正規ファイル属性記憶部とを備える。
以上のように、「ファイル名が表示されているにも拘わらず再生することができない楽曲ファイルが存在する」といる違和感を払拭することができる。また、楽曲ファイルを再生する場合、拡張子を確認するだけで楽曲ファイルを正常に再生させることができる。
また、音質についての違和感を緩和することができる。
以下、この発明の実施の形態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一または相当部分には同一の符号を付しその説明は繰り返さない。
<構成>
図1は、この発明の実施形態による楽曲記憶再生装置の構成を示す。この装置10は、コントローラ101と、読み出し/書き込み部102と、記憶部103と、MP3デコーダ104と、MPEG−BCデコーダ105と、ディスプレイ106と、スピーカ107とを備える。コントローラ101は、各種ブロックを制御する。読み出し/書き込み部102は、CD−R等の記憶媒体20に対して楽曲ファイルの読み出しまたは書き込みを実行する。記憶部103は、例えば、多数の楽曲ファイルを記憶することができる大容量記憶媒体(ハードディスク)である。MP3デコーダ104は、楽曲ファイルをMP3形式で再生する。MPEG−BCデコーダ105は、楽曲ファイルをMPEG−BC形式で再生する。ディスプレイ106は、楽曲ファイルのファイル名を表示する。スピーカ107は、MP3デコーダ104またはMPEG−BCデコーダ105によって再生された楽曲ファイルを出力する(すなわち、音声信号を出力する)。
<楽曲登録処理>
次に、図2を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲登録処理について説明する。楽曲登録処理では、楽曲ファイルが含まれた記憶媒体20が楽曲記憶再生装置に挿し込まれ、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルが楽曲記憶再生装置の記憶部103に登録される。
〔ステップST101,ST102(楽曲ファイルコピー工程)〕
記憶媒体20が楽曲記憶再生装置10に挿し込まれると、読み出し/書き込み部102は、記憶媒体20から楽曲ファイルを読み出す。コントローラ101は、記憶媒体20から読み出された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する(ST101)。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、読み出された楽曲ファイルを記憶部103にコピーする(ST102)。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、ステップST103へ進む。このようにして、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルのうち拡張子が「mp3」になっているファイルが記憶部103(ハードディスク)にコピーされる。
〔ステップST103(ファイル拡張子確認工程)〕
次に、コントローラ101は、記憶部103にコピーされた楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST104へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST104(楽曲ファイル判別工程)〕
次に、コントローラ101は、スピーカ107による音声出力をミュート状態にして、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」であるかを判定する。例えば、コントローラ101は、楽曲ファイルのヘッダ情報を圧縮形式を判別することにより、楽曲ファイルのデータ形式が「MP3形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MP3形式」である場合には、コントローラ101は、処理を終了する。一方、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」ではない場合には、ステップST105へ進む。
〔ステップST105(ファイル拡張子異常楽曲ファイル判別工程)〕
次に、コントローラ101は、MPEG−BCデコーダ105を起動させ、MPEG−BCデコーダ105に楽曲ファイルを再生させ、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」である場合には、ステップST106へ進む。一方、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」ではない場合には、ステップST107へ進む。
〔ステップST106(楽曲ファイル名変更工程)〕
次に、コントローラ101は、楽曲ファイル名の末尾に「(BC)」を付記するとともに、楽曲ファイルの拡張子を「mp3」から「mp2」に変更する。
〔ステップST107(楽曲ファイル削除工程)〕
一方、ステップST105において、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」ではない場合、コントローラ101は、記憶部103の中から楽曲ファイルを削除する。
この手順は、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルを記憶部103に登録する際、楽曲ファイル1つに対して一回だけ実行される。また、複数の楽曲ファイルを記憶部103に登録する場合、上記の手順は、楽曲ファイルの数だけ繰り返される。
<楽曲ファイル名表示処理>
次に、図3を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置における楽曲ファイル名表示処理について説明する。楽曲ファイル名表示処理では、楽曲記憶再生装置10の記憶部103に格納されたMP3形式またはMPEG−BC形式の楽曲ファイルのファイル名がディスプレイ106に表示される。
〔ステップST201(ファイル拡張子確認工程)〕
まず、コントローラ101は、記憶部103に格納された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST203へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、ステップST202へ進む。
〔ステップST202(他ファイル拡張子確認工程)〕
次に、コントローラ101は、楽曲ファイルの拡張子が「mp2」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp2」である場合には、ステップST203へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp2」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST203(楽曲ファイル名表示工程)〕
次に、コントローラ101は、楽曲ファイル名から拡張子を除いたものをディスプレイ106に表示させる。
この手順は、楽曲ファイルのファイル名をディスプレイ106に表示させる際、毎回実行される。
<楽曲再生処理>
次に、図4を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置における楽曲再生処理について説明する。楽曲再生処理では、楽曲記憶再生装置10の記憶部103に格納されたMP3形式またはMPEG−BC形式の楽曲ファイルのファイル名が再生される。
〔ステップST301(ファイル拡張子確認工程)〕
まず、コントローラ101は、ユーザによって選択された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST302へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、ステップST303へ進む。
〔ステップST302(楽曲ファイル再生工程)〕
次に、コントローラ101は、MP3デコーダ104を起動させ、ユーザによって選択された楽曲ファイルをMP3デコーダ104に再生させる。
〔ステップST303(他ファイル拡張子確認工程)〕
一方、ステップST301において楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合、コントローラ101は、ユーザによって選択された楽曲ファイルの拡張子が「mp2」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp2」である場合には、ステップST304へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp2」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST304(他楽曲ファイル再生工程)〕
次に、コントローラ101は、MPEG−BCデコーダ105を起動させ、ユーザによって選択された楽曲ファイルをMPEG−BCデコーダ105に再生させる。
この手順は、楽曲ファイルを再生させる際、毎回実行される。
<効果>
以上のように、記憶部に記憶された楽曲ファイルを判別し、不正規な楽曲ファイル(拡張子とデータ形式とが対応しない楽曲ファイル)を削除することによって、楽曲ファイル名表示処理において、拡張子を確認するだけで再生可能な楽曲ファイルのファイル名のみを表示させることができる。これにより、「ファイル名が表示されているにも拘わらず再生することができない楽曲ファイルが存在する」といる違和感を払拭することができる。また、楽曲再生処理において、拡張子を確認するだけで楽曲ファイルを正常に再生させることができる。
また、拡張子が「mp3」であるがデータ形式が「MPEG−BC形式」である楽曲ファイルに対して、楽曲ファイルの拡張子を「mp2」に変更することにより、楽曲再生処理において、拡張子を確認するだけで当該楽曲ファイルを再生させることができる。さらに、楽曲ファイル名に「(BC)」を付記することによって、楽曲ファイル名表示処理において、当該楽曲ファイルが「MPEG−BC形式」で再生されることを表示することができるので、音質についての違和感を緩和することができる。
なお、図2に示した楽曲登録処理において、ステップST105(ファイル拡張子異常楽曲ファイル判別工程),ST106(楽曲ファイル名変更工程)を省略しても構わない。すなわち、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であり、且つ、その楽曲ファイルのデータ形式が「MP3形式」ではない場合、その楽曲ファイルを記憶部103から削除するようにしても良い。
<変形例>
記憶部103の容量が少なく多数の楽曲ファイルを記憶することができない場合(例えば、小容量の不揮発性記憶媒体(フラッシュメモリ)である場合)、楽曲ファイルのファイル属性を登録するためファイル属性登録簿を記憶部103に格納していても良い。この場合、楽曲記憶再生装置10による各処理(楽曲登録処理,楽曲ファイル名表示処理,楽曲再生処理)は、以下のようになる。
<楽曲登録処理(変形例)>
ここで、図5を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置10の変形例による楽曲登録処理について説明する。楽曲登録処理(変形例)では、楽曲ファイルが含まれた記憶媒体20が楽曲記憶再生装置に挿し込まれ、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルのファイル属性が楽曲記憶再生装置の記憶部103のファイル属性登録簿に登録される。
〔ステップST111(ファイル拡張子確認工程)〕
まず、記憶媒体20が楽曲記憶再生装置10に挿し込まれると、読み出し/書き込み部102は、記憶媒体20から楽曲ファイルを読み出す。コントローラ101は、記憶媒体20から読み出された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST112へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST112(楽曲ファイル判別工程)〕
次に、コントローラ101は、スピーカ107による音声出力をミュート状態にして、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MP3形式」である場合には、ステップST113へ進む。一方、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」ではない場合には、ステップST114へ進む。
〔ステップST113(所望ファイル属性登録処理)〕
次に、コントローラ101は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿に、楽曲ファイルのファイル名と「mp3」というファイル属性識別子(データ形式が「MP3形式」であることを示す属性識別子)とを対応させて登録する。
〔ステップST114(ファイル拡張子異常楽曲ファイル判別工程)〕
一方、ステップST112において、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」ではない場合、コントローラ101は、スピーカ107による音声出力をミュート状態にして、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」である場合には、ステップST115へ進む。一方、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」ではない場合には、ステップST116へ進む。
〔ステップST115(他ファイル属性登録工程)〕
次に、コントローラ101は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿に、楽曲ファイルのファイル名と「mp2」というファイル属性識別子(データ形式が「MPEG−BC形式」であることを示す属性識別子)とを対応させて登録する。
〔ステップST116(異常ファイル属性登録工程)〕
一方、ステップST114において、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」ではない場合、コントローラ101は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿に、楽曲ファイルのファイル名と「NG」というファイル属性識別子(データ形式が「MP3形式」および「MPEG−BC形式」のいずれでもないことを示す属性識別子)とを対応させて登録する。
また、この手順は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル属性を登録する際、楽曲ファイル1つの対して1回だけ実行すれば良い。
<楽曲ファイル名表示処理(変形例)>
次に、図6を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置の変形例による楽曲ファイル名表示処理について説明する。楽曲ファイル名表示処理では、楽曲ファイルが含まれた記憶媒体20が楽曲記憶再生装置に挿し込まれ、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルのファイル名がディスプレイ106に表示される。
〔ステップST211(ファイル拡張子確認工程)〕
まず、記憶媒体20が楽曲記憶再生装置10に挿し込まれると、読み出し/書き込み部102は、記憶媒体20から楽曲ファイルを読み出す。コントローラ101は、読み出された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST212へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST212(楽曲ファイル名検索工程)〕
次に、コントローラ101は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿の中から楽曲ファイルのファイル名を検索する。ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されている場合には、ステップST213へ進む。一方、ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されていない場合には、ステップST214へ進む。
〔ステップST213(登録済み楽曲ファイル名表示工程)〕
次に、コントローラ101は、楽曲ファイルのファイル属性に応じて、楽曲ファイル名をディスプレイ106に表示させる。詳しくは、コントローラ101は、楽曲ファイルのファイル属性が「mp3」であれば、ファイル属性登録簿から検出された楽曲ファイル名をディスプレイ106に表示させ、楽曲ファイルのファイル属性が「mp2」であれば、ファイル属性登録簿から検出された楽曲ファイル名の末尾に(BC)と付記されたものをディスプレイ106に表示させ、楽曲ファイルのファイル属性が「NG」であれば、楽曲ファイル名を表示させない。
〔ステップST214(未登録楽曲ファイル名表示工程)〕
一方、ステップST212において、ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されていない場合、コントローラ101は、記憶媒体20に含まれている楽曲ファイル(すなわち、読み出された楽曲ファイル)のファイル名をディスプレイ106に表示させる。
また、この手順は、楽曲ファイルの名前を、楽曲再生装置の表示画面に表示させる際、毎回実行される。
<楽曲再生処理(変形例)>
次に、図7を参照しつつ、図1に示した楽曲記憶再生装置における楽曲再生処理について説明する。楽曲再生処理(変形例)では、楽曲ファイルが含まれた記憶媒体20が楽曲記憶再生装置に挿し込まれ、記憶媒体20に含まれる楽曲ファイルが再生される。
〔ステップST311(ファイル拡張子確認工程)〕
まず、記憶媒体20が楽曲記憶再生装置10に挿し込まれると、読み出し/書き込み部102は、記憶媒体20から楽曲ファイルを読み出す。コントローラ101は、読み出された楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルの拡張子が「mp3」である場合には、ステップST312へ進む。一方、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST312(楽曲ファイル名検索工程)〕
次に、コントローラ101は、記憶部103に格納されたファイル属性登録簿の中から楽曲ファイルのファイル名を検索する。ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されている場合には、ステップST313へ進む。一方、ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されていない場合には、ステップST317へ進む。
〔ステップST313(ファイル属性確認工程)〕
次に、コントローラ101は、楽曲ファイルのファイル属性が「mp3」であるかを判定する。楽曲ファイルのファイル属性が「mp3」である場合には、ステップST314へ進む。一方、楽曲ファイルのファイル属性が「mp3」ではない場合には、ステップST315へ進む。
〔ステップST314(楽曲ファイル再生工程)〕
次に、コントローラ101は、MP3デコーダ104を起動させ、楽曲ファイルをMP3デコーダ104に再生させる。
〔ステップST315(他ファイル属性確認工程)〕
一方、ステップST313において、楽曲ファイルのファイル属性が「mp3」ではない場合、コントローラ101は、楽曲ファイルのファイル属性が「mp2」であるかを判定する。楽曲ファイルのファイル属性が「mp2」である場合には、ステップST316へ進む。一方、楽曲ファイルのファイル属性が「mp2」ではない場合には、処理を終了する。
〔ステップST316(他楽曲ファイル再生工程)〕
次に、コントローラ101は、MPEG−BCデコーダ105を起動させ、楽曲ファイルをMPEG−BCデコーダ105に再生させる。
〔ステップST317(楽曲ファイル判別工程)〕
一方、ステップST312において、ファイル属性登録簿に楽曲ファイルのファイル名が登録されていない場合、コントローラ101は、スピーカ107による音声出力をミュート状態にして、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MP3形式」である場合には、ステップST314へ進む。一方、楽曲ファイルの形式が「MP3形式」ではない場合には、ステップST318へ進む。
〔ステップST318(ファイル拡張子異常楽曲ファイル判別工程)〕
次に、コントローラ101は、スピーカ107による音声出力をミュート状態にして、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」であるかを判定する。楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」である場合には、ステップST316へ進む。一方、楽曲ファイルの形式が「MPEG−BC形式」ではない場合には、処理を終了する。
また、この手順は、楽曲ファイルを再生させる際、毎回実行される。
<効果>
以上のように、記憶媒体に記憶された楽曲ファイルを判別し、楽曲ファイルについてのファイル属性をファイル属性登録簿に登録しておくことにより、記憶媒体から楽曲ファイルを読み出す毎に楽曲ファイルを判別する必要がない。また、楽曲ファイル名表示処理において、楽曲ファイルが再生可能であるかどうかを表示することができるので、ユーザの違和感を払拭することができる。さらに、楽曲再生処理において、ファイル属性登録簿を参照することによって、楽曲ファイルを適切に再生させることができる。
また、楽曲ファイル名表示処理において、ファイル属性が「mp2」である楽曲ファイルに対してファイル名とともに「(BC)」が表示されるので、その楽曲ファイルが「MPEG−BC形式」で再生されることをユーザが把握することができる。よって、音質についての違和感を緩和することができる。
なお、図5に示した楽曲登録処理(変形例)において、ステップST114(ファイル拡張子異常楽曲ファイル判別工程),ST115(他ファイル属性登録工程)を省略しても構わない。すなわち、楽曲ファイルの拡張子が「mp3」であり、且つ、その楽曲ファイルのデータ形式が「MP3形式」ではない場合、その楽曲ファイルのファイル名と「NG」というファイル属性識別子とを対応させてファイル属性登録簿に登録するようにしても良い。
以上の説明において、MP3形式とMPEG−BC形式の楽曲ファイルの場合についてのみ説明したが、他の形式の楽曲ファイルの場合についても、本発明を同様に適用することができる。
本発明にかかる楽曲ファイル判別方法は、オーディオコンポやカーステレオなどの楽曲再生装置における楽曲ファイルを判別する方法等として有用である。
この発明の第1の実施形態による楽曲記憶再生装置の構成を示すブロック図である。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲登録処理について説明するためのフローチャートである。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲ファイル名表示処理について説明するためのフローチャートである。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲再生処理について説明するためのフローチャートである。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲登録処理の変形例について説明するためのフローチャートである。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲ファイル名表示処理の変形例について説明するためのフローチャートである。 図1に示した楽曲記憶再生装置による楽曲再生処理の変形例について説明するためのフローチャートである。
符号の説明
10 楽曲記憶再生装置
101 コントローラ
102 読み出し/書き込み部
103 記憶部
104 MP3デコーダ
105 MPEG−BCデコーダ
106 ディスプレイ
107 スピーカ

Claims (8)

  1. 記憶媒体に記憶された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルを前記記憶媒体から削除する楽曲ファイル削除工程とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別方法。
  2. 記憶媒体に記憶された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または前記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に前記第2のデータ形式であることを示す文字を付記するとともに、当該楽曲ファイルの拡張子を前記第2のデータ形式に対応する第2の拡張子に変更する変更工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルを前記記憶媒体から削除する楽曲ファイル削除工程とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別方法。
  3. 任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力工程と、
    前記楽曲ファイル入力工程において入力された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式であることを示す正規属性識別子を対応付けて記憶媒体に記憶する正規ファイル属性記憶工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式ではないことを示す不正規属性識別子を対応付けて前記記憶媒体に記憶する不正規ファイル属性記憶工程とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別方法。
  4. 任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力工程と、
    前記楽曲ファイル入力工程において入力された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定工程と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または前記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が第1のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1のデータ形式であることを示す第1属性識別子を対応付けて記憶媒体に記憶する第1ファイル属性記憶工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第2のデータ形式であることを示す第2属性識別子を対応付けて前記記憶媒体に記憶する第2ファイル属性記憶工程と、
    前記拡張子判定工程において前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定工程において前記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1および第2のデータ形式のいずれでもないことを示す不正規属性識別子を対応付けて前記記憶媒体に記憶する不正規ファイル属性記憶工程とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別方法。
  5. 楽曲ファイルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルを前記記憶部から削除する楽曲ファイル削除部とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別装置。
  6. 楽曲ファイルを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または前記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に前記第2のデータ形式であることを示す文字を付記するとともに、当該楽曲ファイルの拡張子を前記第2のデータ形式に対応する第2の拡張子に変更する変更部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルを前記記憶部から削除する楽曲ファイル削除部とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別装置。
  7. 任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力部と、
    楽曲ファイルのファイル名およびファイル属性を記憶するための記憶部と、
    前記楽曲ファイル入力部によって入力された楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記所定の拡張子に対応する所定のデータ形式であるのかを判定するデータ形式判定部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式であることを示す正規属性識別子を対応付けて前記記憶部に記憶する正規ファイル属性記憶部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が所定の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が所定のデータ形式ではないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが所定のデータ形式ではないことを示す不正規属性識別子を対応付けて前記記憶部に記憶する不正規ファイル属性記憶部とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別装置。
  8. 任意の楽曲ファイルの入力する楽曲ファイル入力部と、
    楽曲ファイルのファイル名およびファイル属性を記憶するための記憶部と、
    前記楽曲ファイル入力部によって入力された楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であるのかを判定する拡張子判定部と、
    前記楽曲ファイルのデータ形式が前記第1の拡張子に対応する第1のデータ形式または前記第1のデータ形式とは異なる第2のデータ形式のいずれであるのかを判定するデータ形式判定部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が第1のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1のデータ形式であることを示す第1属性識別子を対応付けて前記記憶部に記憶する第1ファイル属性記憶部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が第2のデータ形式であると判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第2のデータ形式であることを示す第2属性識別子を対応付けて前記記憶部に記憶する第2ファイル属性記憶部と、
    前記拡張子判定部によって前記楽曲ファイルの拡張子が第1の拡張子であると判定され、且つ、前記データ形式判定部によって前記楽曲ファイルのデータ形式が第1および第2のデータ形式のいずれでもないと判定されると、当該楽曲ファイルのファイル名に当該楽曲ファイルが第1および第2のデータ形式のいずれでもないことを示す不正規属性識別子を対応付けて前記記憶部に記憶する不正規ファイル属性記憶部とを備える
    ことを特徴とする楽曲ファイル判別装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010272160A (ja) * 2009-05-20 2010-12-02 Toshiba Alpine Automotive Technology Corp 光ディスク再生装置および光ディスク再生方法
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