JP2008186272A - メタデータ収集システム、コンテンツ管理サーバ、メタデータ収集装置、メタデータ収集方法およびプログラム - Google Patents

メタデータ収集システム、コンテンツ管理サーバ、メタデータ収集装置、メタデータ収集方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツを管理する複数のサーバからメタデータを重複なく収集することが可能な、メタデータ収集システム、コンテンツ管理サーバ、メタデータ収集装置、メタデータ収集方法およびプログラムを提供する。
【解決手段】コンテンツならびにコンテンツのメタデータをローカルコンテンツとして管理すると共に、他のコンテンツ管理サーバが格納するコンテンツのメタデータを参照コンテンツとして管理可能な複数のコンテンツ管理サーバと、複数のコンテンツ管理サーバに接続され、複数のコンテンツ管理サーバからメタデータを収集するメタデータ収集装置とを含むメタデータ収集システムにおいて、メタデータ収集装置は、複数のコンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有するサーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した木構造に付加された種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバからメタデータを収集する。
【選択図】図1

Description

本発明は、メタデータ収集システム、コンテンツ管理サーバ、メタデータ収集装置、メタデータ収集方法およびプログラムに関する。
昨今のデータ通信ネットワークの普及に伴い、家庭内においても、家電製品やコンピュータやその他の周辺機器をネットワーク接続し、各機器間での通信を可能として、いわゆるホームネットワークが浸透しつつある。ホームネットワークでは、ネットワーク接続機器間で通信を行うことにより、各機器のデータ処理機能を共有したり、機器間でコンテンツの送受信を行ったりなど、ユーザに利便性や快適性を提供するものであり、今後、ますますの普及が予想される。
特に、各機器間でコンテンツの共有をはかり、これらコンテンツの送受信を行う際に、複数のコンテンツを識別するための識別子(ID)を付与しておき、コンテンツが異なる機器に移動した場合においても、コンテンツに付与された識別子を変更しないようにしておき、コンテンツ管理の利便性を高める試みがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−234158号公報
しかしながら、特許文献1に記載の管理方法では、コンテンツの管理を行う機器(以下、サーバと称する。)が、各コンテンツの所在を系統立てて管理していないために、コンテンツに関するメタデータを収集しようとする場合に、サーバの構造の隅々まで検索を行って所望のコンテンツを探し出す必要があり、また、メタデータを重複して収集してしまうという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題に鑑みてなされたもので、その目的は、コンテンツを管理する複数のサーバから、メタデータを重複なく収集することが可能な、新規かつ改良されたメタデータ収集システム、コンテンツ管理サーバ、メタデータ収集装置、メタデータ収集方法およびプログラムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の第1の観点によれば、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが格納するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理可能な複数のコンテンツ管理サーバと、前記複数のコンテンツ管理サーバに接続され、当該複数のコンテンツ管理サーバから前記メタデータを収集するメタデータ収集装置とを含むメタデータ収集システムであって、前記コンテンツ管理サーバは、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが前記参照コンテンツを管理しているか否かを示すサーバ情報とを記憶する記憶部と、階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成部と、前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当部と、前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加部と、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示部と、から構成され、前記メタデータ収集装置は、当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集することを特徴とする、メタデータ収集システムが提供される。
ここで、上記のメタデータは、上述のように、コンテンツの所在を示すコンテンツ所在情報やサムネイルの所在を示すサムネイル所在情報等を含む所在情報と、コンテンツのタイトルやジャンルなどの種類を示す属性情報とを含む。
上記課題を解決するために、本発明の第2の観点によれば、メタデータ収集装置およびクライアント機器と通信可能であり、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能なコンテンツ管理サーバであって、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが管理している前記コンテンツの種別を表す識別フラグを含むサーバ情報とを記憶する記憶部と、階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成部と、前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当部と、前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加部と、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示部と、を備えるコンテンツ管理サーバが開示される。
前記識別子付加部は、前記コンテナに割り当てられた前記コンテンツの前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、一のコンテナが属する階層の下位階層に割り当てられる他のコンテナの分類区分またはコンテンツの分類区分を示す分類区分識別子を、前記複数のコンテナに対して更に付加してもよい。
前記コンテンツ割当部は、一のコンテンツを、前記分類区分記識別子に基づいて、前記木構造の複数のコンテナに割り当ててもよい。
前記木構造の階層数は、10以下であってもよい。
前記木構造の階層は、前記コンテナのみを配置可能な階層と、前記コンテナと前記コンテンツの双方を配置可能な階層と、を有してもよい。
前記木構造の第2階層に含まれる前記コンテナには、前記識別子付加部により、前記コンテンツを当該コンテンツの種類に基づいて分類する識別子が付与されてもよい。
前記木構造の第3階層に含まれる前記コンテナには、前記識別子付加部により、前記コンテンツを前記メタデータに含まれる属性情報に基づいて分類する識別子が付与されてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第3の観点によれば、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有するコンテンツ管理サーバと通信可能なメタデータ収集装置であって、当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集する、メタデータ収集部を備えるメタデータ収集装置が提供される。
前記コンテンツの種別フラグは、前記ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグと、前記参照コンテンツのみを管理していることを表すフラグと、前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグのいずれかであり、前記メタデータ収集部は、前記コンテンツの識別フラグが、前記ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグまたは前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグのいずれかである場合に、前記コンテンツ管理サーバから前記メタデータを収集してもよい。
前記メタデータ収集部は、一の前記コンテナに対して前記ローカルコンテンツを格納していることを示す前記種別区分識別子が付加されている場合にのみ、前記種別区分識別子が付加されたコンテナが属する階層の下位階層を参照してもよい。
前記メタデータ収集部は、前記複数のコンテンツ管理サーバから収集した前記メタデータについて、同一の情報からなる前記メタデータが存在するか否かの同一性チェックを行ってもよい。
前記メタデータは、当該メタデータに対応する前記コンテンツの識別ID情報を有しており、前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記識別ID情報を比較することで、前記同一性チェックを行ってもよい。
前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記所在情報を比較することで、前記同一性チェックを行ってもよい。
前記メタデータは、当該メタデータに対応する前記コンテンツのデータサイズ情報を有しており、前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記データサイズ情報を比較することで、前記同一性チェックを行ってもよい。
前記メタデータ収集装置は、前記複数のコンテンツ管理サーバから収集した複数の前記メタデータに基づき、前記コンテンツの所在情報が関連づけられたコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成部を更に備えてもよい。
前記メタデータ収集装置は、生成した前記コンテンツリストを、前記メタデータ装置に接続されたクライアント機器に対して開示するコンテンツリスト開示部を更に備えてもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第4の観点によれば、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有する複数のコンテンツ管理サーバから、各コンテンツ管理サーバが管理するコンテンツのメタデータを収集するメタデータ収集方法であって、前記複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集するステップを有することを特徴とする、メタデータ収集方法が提供される。
上記課題を解決するために、本発明の第5の観点によれば、メタデータ収集装置およびクライアント機器と通信可能であり、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能なコンテンツ管理サーバを制御するコンピュータに、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが管理している前記コンテンツの種別を表す識別フラグを含むサーバ情報とを記憶する記憶機能と、階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成機能と、前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当機能と、前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加機能と、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記のコンテンツ管理サーバとして機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
上記課題を解決するために、本発明の第6の観点によれば、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有するコンテンツ管理サーバと通信可能なメタデータ収集装置を制御するコンピュータに、当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集する、メタデータ収集機能を実現させるためのプログラムが提供される。
かかる構成によれば、コンピュータプログラムは、コンピュータが備える記憶部に格納され、コンピュータが備えるCPUに読み込まれて実行されることにより、そのコンピュータを上記のメタデータ収集装置として機能させる。また、コンピュータプログラムが記録された、コンピュータで読み取り可能な記録媒体も提供することができる。記録媒体は、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、フラッシュメモリなどである。また、上記のコンピュータプログラムは、記録媒体を用いずに、例えばネットワークを介して配信してもよい。
本発明によれば、コンテンツを管理する複数のサーバから、メタデータを重複なく収集することが可能である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
(第1の実施形態)
以下に、本発明の第1の実施形態に係るコンテンツ情報収集システムについて、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るコンテンツ情報収集システム10を示した説明図である。コンテンツ情報収集システム10は、例えば、通信網12A、12Bと、コンテンツ管理サーバ20A〜20Fと、コンテンツ収集装置30と、複数のクライアント機器40A〜40Fと、を含む。
通信網12Aは、コンテンツ管理サーバ20とコンテンツ収集装置30とを双方向通信又は一方向通信可能に接続する通信回線網であり、通信網12Bは、コンテンツ収集装置30とクライアント機器40とを双方向通信又は一方向通信可能に接続する通信回線網である。この通信網は、例えば、インターネット、電話回線網、衛星通信網、同報通信路等の公衆回線網や、WAN(Wide Area Network)、LAN(Local Area Network)、IP−VPN(Internet Protocol−Virtual Private Network)、Ethernet(登録商標)、ワイヤレスLAN等の専用回線網などで構成されており、有線/無線を問わない。
コンテンツ管理サーバ20は、ビデオコンテンツ、ミュージックコンテンツ、フォトコンテンツ等のコンテンツを、コンテンツ管理サーバ20が所定の形式に則って生成した木構造に基づいて管理する。また、コンテンツ管理サーバ20は、通信網12Aを介して接続されているコンテンツ収集装置30や、通信網12A,コンテンツ収集装置30および通信網12Bを介して接続されているクライアント機器40からの要求に応じて、コンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツやコンテンツのメタデータを、メタデータ収集装置30やクライアント機器40に提供する。また、コンテンツ管理サーバ20は、DLNAガイドラインに準拠するデジタルメディアサーバ(Digital Media Server:DMS)であってもよい。なお、コンテンツ管理サーバ20については、以下で詳細に説明する。
メタデータ収集装置30は、通信網12Aを介して接続されている複数のコンテンツ管理サーバ20から、各コンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツのメタデータを収集する。メタデータ収集装置30は、収集したコンテンツのメタデータに基づいて、新たにコンテンツリストを生成してもよい。また、メタデータ収集装置30は、DLNAガイドラインに準拠するDMSであってもよく、デジタルメディアクライアント(Digital Media Client:DMC)であってもよい。なお、メタデータ収集装置30については、以下で詳細に説明する。
クライアント機器40は、通信網12Bを介してメタデータ収集装置30に接続され、メタデータ収集装置30に対して、メタデータ収集装置30が生成したコンテンツリストを開示するよう要求することが可能である。また、クライアント機器40は、メタデータ収集装置30を介さずに、直接コンテンツ管理サーバ20から各種コンテンツを取得して、再生することが可能である。なお、クライアント機器40は、DLNAガイドラインに準拠するDMCであってもよい。
なお、図示の例では、コンテンツ管理サーバ20として、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:PC)等のコンピュータ装置20A(ノート型、デスクトップ型を問わない。)、テレビジョン受像器20B、DVD/HDDレコーダ20C,携帯電話20D、PDA(Personal Digital Assistant)20E、デジタルカメラ20Fを示しているが、かかる例に限定されず、ネットワークを介した通信機能を有する機器であれば、例えば家庭用ゲーム機、デジタルビデオカメラ等の情報家電、テレビジョン放送用のチューナやデコーダなどで構成することもできる。また、コンテンツ管理サーバ20は、契約者が持ち運びできるポータブルデバイス(Portabale Device)、例えば、携帯型ゲーム機、PHS、携帯型映像/音声プレーヤなどであってもよい。
また、図示の例では、クライアント機器40として、パーソナルコンピュータ(Personal Computer:PC)等のコンピュータ装置40A(ノート型、デスクトップ型を問わない。)、テレビジョン受像器40B、DVD/HDDレコーダ40C,携帯電話40D、PDA(Personal Digital Assistant)40E、デジタルカメラ40Fを示しているが、かかる例に限定されず、ネットワークを介した通信機能を有する機器であれば、例えば家庭用ゲーム機、デジタルビデオカメラ等の情報家電、テレビジョン放送用のチューナやデコーダなどで構成することもできる。また、クライアント機器40は、契約者が持ち運びできるポータブルデバイス(Portabale Device)、例えば、携帯型ゲーム機、PHS、携帯型映像/音声プレーヤなどであってもよい。
なお、図1では、コンテンツ管理サーバ20、メタデータ収集装置30およびクライアント機器40は、互いに通信網12を介して接続されているが、コンテンツ管理サーバ20、メタデータ収集装置30およびクライアント機器40は、通信網12を介さずに、互いに直接接続されていてもよい。
次に、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20のハードウェア構成について、図2を参照しながら簡単に説明する。
図2は、本実施形態にかかるコンテンツ管理サーバ20のハードウェア構成を示した説明図である。コンテンツ管理サーバ20は、主に、CPU(Central Processing Unit)201と、ROM(Read Only Memory)203と、RAM(Random Access Memory)205と、ホストバス207と、ブリッジ209と、外部バス211と、インターフェース213と、入力装置215と、出力装置217と、ストレージ装置219と、ドライブ221と、接続ポート223と、通信装置225とを備える。
CPU201は、演算処理装置および制御装置として機能し、ROM203、RAM205、ストレージ装置219、またはリムーバブル記録媒体14に記録された各種プログラムに従ってコンテンツ管理サーバ20内の動作全般またはその一部を制御する。ROM203は、CPU201が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM205は、CPU201の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一次記憶する。これらはCPUバス等の内部バスにより構成されるホストバス207により相互に接続されている。
ホストバス207は、ブリッジ209を介して、PCI(Peripheral Component Interconnect/Interface)バスなどの外部バス211に接続されている。
入力装置215は、例えば、マウス、キーボード、タッチパネル、ボタン、スイッチおよびレバーなどユーザが操作する操作手段である。また、入力装置215は、例えば、赤外線やその他の電波を利用したリモートコントロール手段(いわゆる、リモコン)であってもよいし、コンテンツ管理サーバ20の操作に対応した携帯電話やPDA等の外部接続機器16、または、クライアント機器30であってもよい。さらに、入力装置215は、例えば、上記の操作手段を用いてユーザにより入力された情報に基づいて入力信号を生成し、CPU201に出力する入力制御回路などから構成されている。コンテンツ管理サーバ20のユーザは、この入力装置215を操作することにより、コンテンツ管理サーバ20に対して各種のデータを入力したり処理動作を指示したりすることができる。
出力装置217は、例えば、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ装置、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Dsiplay:LCD)装置、プラズマディスプレイ(Plasma Display Panel:PDP)装置、EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ装置およびランプなどの表示装置や、スピーカおよびヘッドホンなどの音声出力装置や、プリンタ装置、携帯電話、ファクシミリなど、取得した情報をユーザに対して視覚的または聴覚的に通知することが可能な装置で構成される。出力装置217は、例えば、再生されたコンテンツデータを出力する。具体的には、表示装置は再生された映像データ等の各種情報をテキストまたはイメージで表示する。一方、音声出力装置は、再生された音声データ等を音声に変換して出力する。
ストレージ装置219は、本実施形態にかかるコンテンツ管理サーバ20の記憶部の一例として構成されたデータ格納用の装置であり、例えば、HDD(Hard Disk Drive)等の磁気記憶部デバイス、半導体記憶デバイス、光記憶デバイス、または光磁気記憶デバイス等により構成される。このストレージ装置219は、CPU201が実行するプログラムや各種データ、コンテンツ、コンテンツの実行に必要なコンテンツ情報やコンテンツのメタデータ、および外部から取得したコンテンツデータなどを格納する。
ドライブ221は、記憶媒体用リーダライタであり、コンテンツ管理サーバ20に内蔵、あるいは外付けされる。ドライブ221は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体14に記録されている情報を読み出して、RAM205に出力する。また、ドライブ221は、装着されている磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、または半導体メモリ等のリムーバブル記録媒体14に記録を書き込むことも可能である。リムーバブル記録媒体14は、例えば、DVDメディア、HD−DVDメディア、Blu−rayメディア、コンパクトフラッシュ(CompactFlash:CF)、メモリースティック、または、SDメモリカード(Secure Digital memory card)等である。また、リムーバブル記録媒体14は、例えば、非接触型ICチップを搭載したICカード(Integrated Circuit card)または電子機器等であってもよい。
接続ポート223は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ポートや、i.Link等のIEEE1394ポート、SCSI(Small Computer System Interface)ポート、RS−232Cポート、光オーディオ端子等の、機器をコンテンツ管理サーバ20に直接接続するためのポートである。この接続ポート223に外部接続機器16を接続することで、コンテンツ管理サーバ20は外部接続機器16から直接コンテンツデータを取得したり、外部接続機器16にコンテンツデータを提供したりする。
通信装置225は、例えば、通信網12に接続するための通信デバイス等で構成された通信インターフェースである。通信装置225は、例えば、有線または無線LAN(Local Area Network)、Bluetooth、またはWUSB(Wireless USB)用の通信カード、光通信用のルータ、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)用のルータ、または、各種通信用のモデム等である。この通信装置225は、クライアント機器30との間でコンテンツまたはコンテンツに関する情報を送受信すると共に、例えば、インターネットや他の通信機器との間でコンテンツやコンテンツに関するメタデータ等を送受信することができる。また、通信装置225に接続される通信網12は、有線または無線によって接続されたネットワーク等により構成され、例えば、インターネット、家庭内LAN、赤外線通信、または衛星通信等であってもよい。
以上説明した構成により、コンテンツ管理サーバ20は、多様な情報源からコンテンツおよびコンテンツに関する情報を取得し、通信網12に接続されたメタデータ収集装置30やクライアント機器40にコンテンツおよびコンテンツに関する情報を伝送することが可能になると同時に、メタデータ収集装置30やクライアント機器40からコンテンツのメタデータや実行に関する情報を受信したり、メタデータ収集装置30やクライアント機器40が保持するコンテンツまたはコンテンツに関する情報を取得したりすることができる。さらに、コンテンツ管理サーバ20は、リムーバブル記録媒体14を用いてコンテンツおよびコンテンツに関する情報を持ち出すこともできる。このように、コンテンツ管理サーバ20と、メタデータ収集装置30と、クライアント機器40とを利用することにより、好適なデジタルホームネットワークが構築される。
なお、メタデータ収集装置30およびクライアント機器40のハードウェア構成は、コンテンツ管理サーバ20のハードウェア構成と実質的に同一であるので、説明を省略する。
以上、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20、メタデータ収集装置30およびクライアント機器40の機能を実現可能なハードウェア構成の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用するハードウェア構成を変更することが可能である。また、上記のハードウェア構成は、あくまでも一例であり、これに限定されるものでないことは言うまでもない。また、利用形態によっては、ホストバス207や外部バス211、またはインターフェース213等を省略する構成も可能である。
続いて、本実施形態に係るメタデータ収集システム10の説明に使用するいくつかの用語について、以下で簡単に説明を行う。
コンテンツ管理サーバ20が管理するコンテンツは、例えば、静止画や動画等の画像データや、音楽等の音声データや、ライブストリーミングデータを実行するためのチューナから送信されるデータ等を含み、これらのコンテンツを、AVコンテンツと総称することとする。
上記のAVコンテンツは、例えば、AVコンテンツのデータ形式によって、静止画データであるのか、動画データであるのか、音楽データであるのか、といった区分がなされる。例えば、AVコンテンツのデータ形式がJPEG形式であれば、このAVコンテンツは、静止画データ(写真データ)であると判断することが可能である。また、例えば、AVコンテンツのデータ形式が、LPCM、AAC、ATRAC3plus、MP3、WMA9などの形式であれば、このAVコンテンツは、音楽データであると判断することが可能である。また、AVコンテンツのデータ形式が、MPEG2、MPEG4:2、MPEG4:10、WMV9などの形式であれば、このAVコンテンツは、動画データ(ビデオデータ)であると判断することが可能である。
以下において、個々のAVコンテンツまたは複数のAVコンテンツを格納したフォルダ等を、オブジェクト(object)と呼ぶこととする。なお、オブジェクトとは、コンテンツ管理サーバ20によって処理されるデータ単位の総称であり、個々のAVコンテンツまたは複数のAVコンテンツを格納したフォルダ以外にも、様々なオブジェクトが存在しうる。上記のオブジェクトは、例えば、映画、テレビジョン番組、ビデオプログラム、図表等の動画又は静止画からなる画像(Video)コンテンツ、音楽、講演、ラジオ番組等の音声(Audio)コンテンツや、ゲームコンテンツ、文書コンテンツ、ソフトウェアなど、任意のコンテンツデータであってもよい。映像コンテンツは、映像データのみならず、音声データを含んでいてもよい。
また、AVコンテンツの最小単位、例えば、1つの音楽データ、1つの動画データ、1つの静止画データ等を、アイテム(item)と呼ぶこととする。また、ライブストリーミングデータの場合には、1つのチャンネルが1アイテムとして扱われる。
また、上記のアイテムの集合として規定されるアイテムの上位オブジェクトを、コンテナ(container)と呼ぶ。集合の単位は、例えば、各オブジェクトの物理的な記憶位置に基づく集合、各オブジェクトの論理的関係に基づく集合、カテゴリに基づく集合等、様々に設定されうる。このコンテナについては、以下で詳述する。
また、以下の説明において、あるコンテンツ管理サーバ20がコンテンツのコンテンツデータとメタデータの両方を当該コンテンツ管理サーバ20内で管理している場合、このコンテンツのことをローカルコンテンツと称することとする。また、他のコンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツについて、あるコンテンツ管理サーバ20がメタデータのみを上記の他のコンテンツ管理サーバ20を参照することで管理している場合、このコンテンツを参照コンテンツと称することとする。
(コンテンツ管理サーバ20)
続いて、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20の構成について、図3を参照しながら説明する。図3は、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20の構成を示したブロック図である。
図3に示したように、コンテンツ管理サーバ20は、例えば、木構造生成部231と、コンテンツ割当部233と、識別子付加部235と、コンテンツ取得部237と、コンテンツ開示部239と、記憶部241と、通信部243と、を備える。
木構造生成部231は、階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する。木構造生成部231によって生成される木構造は、[ROOT]コンテナを第1階層とし、この第1階層よりも下の階層に、複数のコンテナが配置された構造を有する。また、木構造の階層の数が10を超える場合には、メタデータ収集装置30やクライアント機器40がコンテンツ管理サーバ20にアクセスして木構造を検索する際に、メタデータ収集装置30やクライアント機器40が木構造の末端に位置する情報を取得するまでに要する時間が長くなってしまい、メタデータ収集装置30やクライアント機器40の使用者がこれらの機器を操作する際の効率が悪くなってしまう。そのため、木構造の階層の数は、10以下とすることが好ましい。
ここで、1つのコンテナから下向きに1本の枝が伸びており、この枝の先に1つのコンテナが存在する場合に、相対的に上側のコンテナのことを親コンテナと呼び、相対的に下側のコンテナのことを子コンテナと呼ぶこととする。この親コンテナ、子コンテナという概念は相対的なものである。例えば、3つのコンテナが1本の枝で上下につながっている場合に、最上部のコンテナを親コンテナとした場合には、中間に位置するコンテナは子コンテナとなる。また、最下部のコンテナに着目した場合には、最下部のコンテナは、中間に位置するコンテナを親コンテナとする子コンテナとなる。
木構造生成部231は、生成した木構造に関する情報を、後述する記憶部241に記憶してもよい。
コンテンツ割当部233は、コンテンツ管理サーバ20の記憶部241に記憶されているローカルコンテンツを、このローカルコンテンツのメタデータに含まれるコンテンツの属性情報に基づいて、木構造生成部231が生成した木構造に割り当てる。また、コンテンツ割当部233は、他のコンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツである参照コンテンツに関しても、木構造生成部231が生成した木構造に割り当てることが可能である。この場合には、コンテンツ割当部233は、記憶部241に記憶している参照コンテンツのメタデータに含まれる属性情報に基づいて、コンテンツの割り当てを行うことが可能である。
また、コンテンツ割当部233は、記憶部241に管理している全てのコンテンツを木構造生成部231が生成した木構造に対して割り当てた後に、コンテンツ管理サーバのサーバ情報に、コンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグを追加記載する。ここで、コンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツの種別を表すフラグは、以下の4つのうちのいずれかである。また、上記のフラグが追加記載されたサーバ情報は、記憶部241に記憶される。
(i)ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグ
(ii)参照コンテンツのみを管理していることを表すフラグ
(iii)ローカルコンテンツと参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグ
(iv)ローカルコンテンツと参照コンテンツの両方を管理していないことを表すフラグ
上記のフラグは、具体的には、例えば、「av:aggregationFlags」というフラグであり、ローカルコンテンツの有無を規定するパラメータ「lc−val」と、参照コンテンツの有無を規定するパラメータ「ag−val」の2つからなる。「lc−val」の値が「1」である場合には、コンテンツ管理サーバ20は、ローカルコンテンツを管理しうることを示し、「lc−val」の値が「0」である場合には、コンテンツ管理サーバ20は、ローカルコンテンツを管理していないことを示す。同様に、「ag−val」の値が「1」の場合には、コンテンツ管理サーバ20は、参照コンテンツを管理しうることを示し、「ag−val」の値が「0」の場合には、コンテンツ管理サーバ20は、参照コンテンツを管理していないことを示す。従って、これらの2つのパラメータを組み合わせることで、上記(i)〜(iv)の4つのパターンを表すことができる。このフラグは、例えば、コンテンツ管理サーバ20のデバイス・デスクリプション(Device Description)と呼ばれる、機器(デバイス)固有のサービス内容を表す情報の一つとして、サーバ情報とともに記憶部241に記憶される。
なお、上記のサーバ情報とは、コンテンツ管理サーバをユニークに識別するための情報全てを含む情報であり、同一のサーバ情報を有するコンテンツ管理サーバ20は、2つ以上存在しない。ここで、上記のサーバ情報の例として、例えば、コンテンツ管理サーバ20に付けられたサーバ名や、コンテンツ管理サーバのIPアドレスや、コンテンツ管理サーバのUUIDや、コンテンツ管理サーバのMACアドレス等がある。また、サーバ情報には、当該サーバ情報を有するコンテンツ管理サーバの電源が入っているか否かを示すサーバの状態情報が含まれていても良い。
なお、コンテンツ割当部233は、木構造に対応付けたコンテンツに関する所在情報等について、記憶部241に記憶してもよい。
識別子付加部235は、木構造に割り当てられたローカルコンテンツ及び/又は参照コンテンツのメタデータに含まれる所在情報に基づいて、木構造を形成する各コンテナに対して、種別区分識別子を付加する。この種別区分識別子は、この識別子が付加されたコンテナ以下に、ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である。この種別区分識別子は、例えば、「av:noLocalContents」という識別子で表される。「av:noLocalContents」の値が「1」である場合は、この識別子が付加されたコンテナ以下には、ローカルコンテンツを含まないことを表す。また、この識別子の値が「0」である場合は、この識別子が付加されたコンテナ以下にローカルコンテンツが存在することを表す。
また、木構造に含まれるコンテナには、木構造生成部231によって生成された木構造が、所定の形式に則って生成されたことを示す識別子が付与される。この識別子は、木構造生成部231によって生成される木構造が、予め定められた所定の形式に則って生成されていることを示すインデックスである。上記の識別子の具体例としては、例えば、コンテンツの分類区分を示す分類区分識別子を挙げることができる。コンテンツ管理サーバ20にアクセスしたメタデータ収集装置30やクライアント機器40は、この分類区分識別子を参照することで、識別子が付与されたコンテナ以下にどのようなコンテナやコンテンツ等が割り当てられているかを知ることが出来、木構造全体を検索することなく、所望のコンテンツやコンテンツに関するメタデータを取得することが可能となる。
ここで、上記のコンテンツに関するメタデータとは、コンテンツの内容に関する属性情報と、コンテンツの所在を示す所在情報と、を含むデータである。コンテンツの内容に関する属性情報としては、例えば、コンテンツのリソース情報、タイトル、アーティスト名、著作権情報等を表す各種の情報を挙げることができる。また、コンテンツの所在を示す所在情報としては、例えば、コンテンツを管理する上でのIDや、コンテンツのURI(Uniform Resource Identifier)等を挙げることができる。
上記の識別子は、例えば、一のコンテナに着目した場合に、このコンテナが属する階層よりも下の階層に割り当てられる他のコンテナの分類区分やコンテンツの分類区分を示す識別子であってもよい。これにより、着目した一のコンテナを親コンテナとする子コンテナや孫コンテナには、親コンテナに付与された識別子が意味する分類区分のコンテナやコンテンツのみが割り当てられていることが担保されることとなる。ここで、上記の分類区分とは、ビデオコンテンツ、ミュージックコンテンツ、フォトコンテンツ等のコンテンツの種類(表現メディアの種類)や、コンテンツの属性情報(例えば、ジャンルやアーティストやアルバム等)などに基づいて、コンテンツ等を分類する際の区分となるものである。
なお、識別子付加部235は、木構造生成部231によって木構造が生成された後に、コンテンツ割当部233によるコンテンツの割り当てに先立ち、上記の分類区分識別子をコンテナに対して付加してもよい。また、コンテンツ割当部233は、コンテンツを木構造に割り当てる際には、コンテンツ割当部233は、一のコンテンツを、コンテナに付与された分類区分識別子に基づいて、複数のコンテナへと割り当ててもよい。このように、異なる識別子が付与された複数のコンテナに同一のコンテンツを対応付けることで、コンテンツ管理サーバ20にアクセスしたメタデータ収集装置30やクライアント機器40は、コンテナに付与された識別子に基づいて、効率良くコンテンツを検索することが可能となる。
なお、識別子付加部235は、木構造生成部231が生成した木構造と、付加した識別子とを、互いに関連付けて記憶部241に記憶してもよい。
コンテンツ取得部237は、コンテンツ管理サーバ20の外部から、新たなコンテンツを取得する。コンテンツ取得部237は、例えば、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)やメモリカード等のメディア媒体やネットワークからコンテンツを取得してもよく、テレビ番組を録画したり講演やラジオ番組を録音したりして、コンテンツを取得する機能を有していてもよい。
また、コンテンツ取得部237は、上記のような様々な手段で取得したコンテンツを、記憶部241に記憶してもよい。
コンテンツ開示部239は、コンテンツ管理サーバ20に接続されたメタデータ収集装置30やクライアント機器40からの要求に応じて、このメタデータ収集装置30やクライアント機器40に対し、木構造や、木構造に対応付けられたコンテンツやメタデータ等を開示する。これらの開示に当たっては、コンテンツ開示部239は、記憶部241に記憶されたコンテンツデータや、メタデータを参照することが可能である。
記憶部241は、例えば、コンテンツ管理サーバ20が管理するローカルコンテンツに関するコンテンツデータや、コンテンツのメタデータ等を記憶する。また、コンテンツ管理サーバ20が参照コンテンツとして管理するコンテンツのメタデータを記憶することが可能である。さらに、記憶部241は、コンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグを含むサーバ情報を記憶する。
さらに、記憶部241は、これらのデータ以外にも、木構造生成部231が生成した木構造や、コンテンツ割当部233によるコンテンツの対応付けに関するデータ等を記憶することも可能である。更に、これらのコンテンツに関するデータ以外にも、コンテンツ管理サーバ20が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部241は、木構造生成部231、コンテンツ割当部233、識別子付加部235、コンテンツ取得部237、コンテンツ開示部239等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
通信部243は、コンテンツ開示部239がメタデータ収集装置30やクライアント機器40に対して開示する様々な情報等を、メタデータ収集装置30やクライアント機器40に対して、通信網12を介して送信する。また、逆に、メタデータ収集装置30やクライアント機器40からの要求等を、コンテンツ管理サーバ20に受信することも可能である。また、通信部243は、通信網12を介さずに、コンテンツ管理サーバ20に直接接続されているメタデータ収集装置30やクライアント機器40に対して、情報の送受信を行うことも可能である。
(コンテンツ管理サーバ20の動作)
メタデータ収集システム10を構築してコンテンツ管理サーバ20を最初に立ち上げると、コンテンツ管理サーバ20の木構造生成部231は、所定の形式に則って、木構造を生成して、記憶部241に記憶する。この際、識別子付加部235は、生成された木構造に含まれるコンテナに、所定の分類区分識別子を付加しても良い。
続いて、コンテンツ割当部233は、コンテンツ管理サーバ20に様々な手段を用いて入力されたコンテンツを、コンテンツの属性情報や、上記の木構造に付与された識別子等に基づいて、木構造の適切な位置に対応付ける。コンテンツ割当部233がコンテンツを木構造に対応付けた結果は、記憶部241に記憶される。
また、コンテンツ取得部237によって、コンテンツ管理サーバ20の外部から新たなコンテンツが取得されると、コンテンツ取得部237は、取得したコンテンツを記憶部241へと保存する。続いて、コンテンツ割当部233は、コンテンツ取得部237が新たに取得したコンテンツを、上記と同様にして、木構造へと対応付ける。
生成された木構造に対してコンテンツの割り当てが終了すると、コンテンツ割当部233は、サーバ情報に、コンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグを追加記載する。また、識別子付加部235は、割り当てられたコンテンツのメタデータに含まれる所属情報に基づき、種別区分識別子を付加する。
なお、木構造生成部231による木構造の生成は、コンテンツ管理サーバ20を最初に立ち上げる際のみに行っても良く、所定の期間を定めて、定期的に行っても良い。また、木構造の再生成は、コンテンツ管理サーバ20の所有者によって、任意の時点で実行されても良い。コンテンツ割当部233によるコンテンツの対応付けについても、新たなコンテンツがコンテンツ管理サーバ20に導入された場合だけではなく、コンテンツ管理サーバ20の所有者が再実行を指示した時点で行うことも可能であり、所定の期間を定めて、コンテンツ管理サーバ20が定期的に再割り当てを行っても良い。
コンテンツ管理サーバ20に通信網12を介して、または、直接接続されたメタデータ収集装置30やクライアント機器40から、コンテンツ管理サーバ20に対して、コンテンツリストを開示するよう要求が送信された場合には、コンテンツ管理サーバ20の通信部243は、メタデータ収集装置30やクライアント機器40からの要求を受信するとともに、要求の内容を、コンテンツ開示部239へと伝達する。コンテンツ開示部239は、記憶部241に記憶されているデータを参照して、メタデータ収集装置30やクライアント機器40に対して、木構造やコンテンツのメタデータを開示する処理を行うために、通信部243に対して木構造に関する情報やメタデータを伝達する。木構造に関する情報やメタデータを受け取った通信部243は、これらの木構造やメタデータを、メタデータ収集装置30やクライアント機器40へと送信することで開示する。
更に、クライアント機器40から、コンテンツを取得したい旨の要求が通知された場合には、要求を受信した通信部243が、その旨をコンテンツ開示部239へと伝達し、コンテンツ開示部239は、コンテンツデータを記憶部241から取得して、通信部243を介して、クライアント機器40へと送信する。
(メタデータ収集装置30)
続いて、図4を参照しながら、本実施形態に係るメタデータ収集装置30の構成について、詳細に説明する。図4は、本実施形態に係るメタデータ収集装置30の構成を説明するためのブロック図である。
図4に示したように、本実施形態に係るメタデータ収集装置30は、例えば、メタデータ収集部301と、コンテンツリスト生成部303と、記憶部305と、コンテンツリスト開示部307と、通信部309とを備える。
メタデータ収集部301は、通信網12を介して接続されている複数のコンテンツ管理サーバ20それぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバ20が有するサーバ情報と、各コンテンツ管理サーバ20が生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバ20から複数のコンテンツのメタデータを収集する。各コンテンツ管理サーバ20が有するサーバ情報には、当該コンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグが記載されているため、この識別フラグを参照することで、参照すべきコンテンツ管理サーバ20を選択することが可能である。また、サーバ情報中の識別フラグを参照して、参照すべきコンテンツ管理サーバ20を選択した後には、コンテナに付加されている種別区分識別子を参照することで、下位階層のコンテナまで検索しなくてはならないコンテナと、下位階層のコンテナまで検索しなくてもよいコンテナとを選別することが可能となる。そのため、これらのサーバ情報や種別区分識別子を参照することで、効率よくメタデータの収集を行うことが可能である。
上述のように、コンテンツ管理サーバ20が有するサーバ情報には、(i)ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグ、(ii)参照コンテンツのみを管理していることを表すフラグ、(iii)ローカルコンテンツと参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグ、または(iv)ローカルコンテンツと参照コンテンツの両方を管理していないことを表すフラグのいずれかである。メタデータ収集装置30は、上記の(i)または(iii)の内容を示す識別フラグを有するコンテンツ管理サーバ20のみから、メタデータを収集する。
また、上記(i)または(iii)の識別フラグを有するコンテンツ管理サーバ20を参照する際にも、木構造を形成するコンテナには種別区分識別子が付加されており、この識別子が付加されたコンテナ以下に、ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを表している。従って、コンテナに例えば「av:noLocalContents」識別子が付加されている場合には、このコンテナより下位階層のコンテナは、検索する必要がないこととなる。
さらに、コンテナに分類区分識別子が付与されており、ビデオコンテンツやミュージックコンテンツ等、特定の分類区分のコンテンツのみを収集すれば良い場合には、上記のサーバ情報および種別区分識別子に加えて、分類区分識別子も参照することで、効率よいメタデータの収集を行うことが可能である。
また、メタデータ収集部301は、上記のようにして収集したメタデータに対して、同一のメタデータが複数存在するか否かをチェックする同一性チェックを行う。同一性チェックは、収集したメタデータに含まれているコンテンツの識別ID情報や、コンテンツのURI等の所在情報や、コンテンツのデータサイズ情報等を比較することで行われる。また、同一性チェックは、コンテンツデータの冒頭部分、例えば、冒頭の数百バイト等のデータを実際に読み込むことでチェックを行っても良い。
なお、メタデータ収集部301は、収集したメタデータやサーバ情報等を、後述する記憶部305に記憶してもよい。また、メタデータ収集部301は、コンテンツのメタデータだけでなく、コンテンツデータそのものを、コンテンツ管理サーバ20から取得してもよい。
コンテンツリスト生成部303は、メタデータ収集部301が収集したメタデータに基づいて、複数のコンテンツ管理サーバ20から収集した多数のメタデータを取り纏めて、新たに1つのコンテンツリストを生成する。このコンテンツリストは、メタデータ収集装置30が接続されている複数のコンテンツ管理サーバ20が管理している全てのコンテンツを重複なく含むものである。コンテンツリストの生成に際しては、コンテンツリスト生成部303は、コンテンツの名前等とメタデータの所在情報とを関連づけてコンテンツリストとする。また、コンテンツリスト生成部303は、生成したコンテンツリストを、記憶部305に記憶しても良い。
記憶部305は、例えば、コンテンツ管理サーバ20から収集したメタデータ、サーバ情報、コンテンツ等を記憶する。また、コンテンツ管理サーバ20から取得したコンテンツデータを記憶してもよい。また、コンテンツリスト生成部303が生成したコンテンツリストを記憶することも可能である。
さらに、記憶部305は、これらのデータ以外にも、メタデータ収集装置30が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部305は、メタデータ収集部301、コンテンツリスト生成部303、コンテンツリスト開示部307等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
コンテンツリスト開示部307は、メタデータ収集装置30に接続されているクライアント機器40からの要求に応じて、コンテンツリスト生成部303が生成したコンテンツリストを、クライアント機器40に開示する。コンテンツリストには、コンテンツの所在情報が関連づけられているため、クライアント機器40は、コンテンツリストからコンテンツを選ぶ際に、効率よく対象となるコンテンツ管理サーバ20を選択することが可能である。
通信部309は、コンテンツリスト開示部307がクライアント機器40に対して開示する様々な情報等を、クライアント機器40に対して、通信網12を介して送信する。また、逆に、クライアント機器40からの要求等を、メタデータ収集装置30に受信することも可能である。加えて、通信部309は、メタデータ収集装置30がコンテンツ管理サーバ20に対して行う各種の要求等を、コンテンツ管理サーバ20に送信する。また、通信部309は、通信網12を介さずに、メタデータ収集装置30に直接接続されているコンテンツ管理サーバ20やクライアント機器40に対して、情報の送受信を行うことも可能である。
なお、メタデータ収集装置30の機能については、以下で詳細に説明する。
(クライアント機器40)
続いて、図5を参照しながら、本実施形態に係るクライアント機器40の構成について、詳細に説明する。図5は、本実施形態に係るクライアント機器40の構成を説明するためのブロック図である。
図5に示したように、本実施形態に係るクライアント機器40は、例えば、コンテンツ取得部401と、コンテンツ再生部403と、記憶部405と、通信部407と、を備える。
コンテンツ取得部401は、メタデータ収集装置30が生成したコンテンツリストを参照し、コンテンツ管理サーバ20に対して、コンテンツ管理サーバ20が生成した木構造やコンテンツのメタデータの開示の要求や、コンテンツデータ提供の要求を行う。また、コンテンツ取得部401は、要求の結果、コンテンツ管理サーバ20が開示する、木構造やコンテンツのメタデータやコンテンツデータ等を、取得する。コンテンツ取得部401は、コンテンツ管理サーバ20から取得した木構造やコンテンツのメタデータやコンテンツデータ等、および、メタデータ収集装置30から取得したコンテンツリスト等を、記憶部405に記憶することが可能である。
コンテンツ再生部403は、クライアント機器40がコンテンツ管理サーバ20から取得したコンテンツを、再生する。コンテンツの再生に際しては、コンテンツ再生部403は、記憶部405に記憶されているコンテンツデータを読み出して、コンテンツの再生を行う。ここで、コンテンツの再生とは、例えば、コンテンツがビデオコンテンツである場合には、ビデオコンテンツの再生を行い、ビデオをクライアント機器40の出力装置に出力することであり、コンテンツがミュージックコンテンツである場合には、ミュージックを再生して、クライアント機器40の出力装置に出力することである。また、コンテンツが例えばフォトコンテンツである場合には、写真をクライアント機器40の出力装置に出力することである。
記憶部405は、例えば、コンテンツ取得部401がコンテンツ管理サーバ20から取得した木構造や、コンテンツに関するコンテンツデータや、コンテンツのメタデータ等を記憶する。また、メタデータ収集装置30が生成したコンテンツリストを記憶することも可能である。さらに、これらのデータ以外にも、クライアント機器40が、何らかの処理を行う際に保存する必要が生じた様々なパラメータや処理の途中経過等を、適宜記憶することが可能である。この記憶部405は、コンテンツ取得部401やコンテンツ再生部403等が、自由に読み書きを行うことが可能である。
通信部407は、コンテンツ取得部401がコンテンツ管理サーバ20やメタデータ収集装置30に対して行う要求を、通信網12を介してコンテンツ管理サーバ20やメタデータ収集装置30へと送信する。また、通信部407は、コンテンツ管理サーバ20からクライアント機器40へと開示される木構造や、コンテンツのメタデータや、コンテンツデータを、通信網12を介して受信する。また、通信部407は、通信網12を介さずに、直接コンテンツ管理サーバ20に情報の送受信を行うことも可能である。通信部407は、コンテンツ取得部401やコンテンツ再生部403から、クライアント機器40の外部へとデータを送信することを要請され、また、コンテンツ取得部401やコンテンツ再生部403に、外部から受信したデータを提供することも可能である。
なお、クライアント機器40が、コンテンツ管理サーバ20やメタデータ収集装置30に、ホームネットワークを介して接続される際には、ホームネットワークは、ユニバーサルプラグアンドプレイ(Universal Plug and Play:UPnP)と呼ばれるプロトコルで構成されていることが好ましい。UPnPは、複雑な操作を伴うことなく容易にネットワークを構築することが可能であり、困難な操作や設定を行うことなく、ネットワーク接続された機器において、各接続機器の提供サービスを受領可能とする。また、UPnPは、デバイス上のオペレーティングシステム(Operating System:OS)にも依存せず、容易に機器の追加ができるという利点を持つ。
(クライアント機器40の動作)
クライアント機器40が、コンテンツ管理サーバ20にホームネットワークや通信網12やメタデータ収集装置30を介して接続、または、USBポートやIEEE1394ポートを介して直接接続されると、クライアント機器40は、コンテンツ管理サーバ20やメタデータ収集装置30と、情報交換を行うことが可能となる。コンテンツ取得部401が、通信部407を介してコンテンツ管理サーバ20に対して木構造やコンテンツのメタデータの開示を要求すると、コンテンツ管理サーバ20は、管理する木構造やコンテンツのメタデータを、クライアント機器40に開示する。クライアント機器40のコンテンツ取得部401は、コンテンツ管理サーバ20が開示した木構造やコンテンツのメタデータを、通信部407を介して受信し、記憶部405に記憶する。
続いて、コンテンツ取得部401は、メタデータ収集装置30を介してコンテンツ管理サーバ20から取得した木構造やコンテンツのメタデータに基づいて、クライアント機器40上で、コンテンツ管理サーバ20が管理するコンテンツについて、コンテンツリストを生成し、クライアント機器40の出力装置に出力する。
クライアント機器40の使用者が、ディスプレイなどの出力装置に表示されたコンテンツリストから実行するコンテンツを選択すると、コンテンツ取得部401は、選択したコンテンツのメタデータを参照して、コンテンツ管理サーバ20からコンテンツデータを取得する。コンテンツ取得部401は、通信部407を介して取得したコンテンツデータを、記憶部405へ記憶する。
続いて、コンテンツ再生部403は、コンテンツ取得部401が取得したコンテンツデータを記憶部405から読み出し、コンテンツの再生を行う。その結果、クライアント機器40の出力装置に、コンテンツが表示されることとなる。
以上、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20、メタデータ収集装置30およびクライアント機器40の機能の一例を示した。上記の各構成要素は、汎用的な部材や回路を用いて構成されていてもよいし、各構成要素の機能に特化したハードウェアにより構成されていてもよい。また、各構成要素の機能を、CPU等が全て行ってもよい。従って、本実施形態を実施する時々の技術レベルに応じて、適宜、利用する構成を変更することが可能である。
(木構造について)
続いて、図6を参照しながら、本実施形態に係る木構造の特徴について、簡単に説明する。図6は、本実施形態に係る木構造について説明するための説明図である。
コンテンツ管理サーバ20が、図6に示したように、0から3の識別IDが付加された4つのコンテナからなる木構造を生成した場合について説明する。番号0の識別IDが付加されたコンテナ501の下には、番号1の識別IDが付加されたコンテナ503と、番号2の識別IDが付加されたコンテナ505が配置され、さらに番号1の識別IDが付加されたコンテナ503の下には、番号3の識別IDが付加されたコンテナ507が配置されている。
上記のような階層構造を有する木構造において、番号2の識別IDが付加されたコンテナ505の下には、ローカルコンテンツ509が三つ割り当てられ、番号3の識別IDが付加されたコンテナ507の下には、参照コンテンツ511が二つ割り当てられている。
このような場合に、本実施形態に係る木構造は、ローカルコンテンツが割り当てられている番号2の識別IDが付加されたコンテナ505に対して、ローカルコンテンツを含むことを示す種別区分識別子が付加される。また、番号3の識別IDが付加されたコンテナ507を子コンテナとして有するコンテナ503には、ローカルコンテンツを含むことを示す種別区分識別子は付加されず、ローカルコンテンツを含まないことを示す種別区分識別子が付加される。なお、ローカルコンテンツを含まないことを示す種別区分識別子は、番号3の識別IDが付加されたコンテナ507に付加されてもよいが、図6の場合には、番号1の識別IDが付加されたコンテナ503に上記の識別子を付加することで、メタデータ収集装置30が検索するコンテナの個数を削減することが可能となる。
(木構造の全体構造)
続いて、図7を参照しながら、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20が生成する木構造の全体構造について、簡単に説明する。図7は、本実施形態に係る木構造について説明するための説明図である。
コンテンツ管理サーバ20は、静止画、動画等の画像データや、音楽等の音声データなどのコンテンツや、更には、各コンテンツのプロパティやライブストリーミングデータを実行するためのチューナに関する情報等に関するメタデータを保有している。
ここで、AVコンテンツは、例えば図7に示すような木構造に割り当てられて、コンテンツディレクトリサービス(Content Directory Service:CDS)によって管理される。
図7において、1〜7の番号付きの円は、それぞれコンテナを意味している。また、三角形マークは、それぞれビデオコンテンツを意味しており、六角形マークは、それぞれミュージックコンテンツを意味しており、五角形マークは、それぞれフォトコンテンツを意味している。
図7に示した木構造では、まず、IDとして0(ゼロ)が割り当てられたコンテナが、[ROOT(ルート)]コンテナ601として第1階層に配置されている。ここで、IDとして0が割り当てられているコンテナに付与された「ROOT」という識別子は、コンテンツ管理サーバ20の木構造生成部231によって生成された木構造において、最上位階層に位置するコンテナというサービスを提供可能である旨を表す識別子である。本実施形態に係る木構造においては、木構造を構成するコンテナに、上記のデバイス・デスクリプションに記載される識別子を付与することで、メタデータ収集装置30やクライアント機器40が木構造を検索する際における、効率の良いコンテンツ検索を可能としている。
ROOTコンテナ601の直下の階層である第2階層には、IDとして1が割り当てられたコンテナ603と、IDとして2が割り当てられたコンテナ605と、IDとして6が割り当てられたコンテナ607とが配置されている。IDとして1が割り当てられたコンテナ603には、デバイス・デスクリプションに「av:videoRoot」という識別子が記載されており、IDとして2が割り当てられたコンテナ605には、デバイス・デスクリプションに「av:musicRoot」という識別子が記載されており、IDとして6が割り当てられたコンテナ607には、デバイス・デスクリプションに「av:photoRoot」という識別子が記載されている。
「av:videoRoot」という識別子は、この識別子が付与されたコンテナ603が、「ビデオコンテンツが対応づけられるコンテナ群のうちの最上位階層に位置する、たった一つのコンテナ」というサービスを提供可能である旨を表す識別子である。「av:videoRoot」識別子が付与されたコンテナの下の階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理しているすべてのビデオコンテンツが対応づけられる。
「av:musicRoot」という識別子は、この識別子が付与されたコンテナ605が、「ミュージックコンテンツが対応づけられるコンテナ群のうちの最上位階層に位置する、たった一つのコンテナ」というサービスを提供可能である旨を表す識別子であり、「av:musicRoot」識別子が付与されたコンテナの下の階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理しているすべてのミュージックコンテンツが対応づけられる。
また、「av:photoRoot」という識別子は、この識別子が付与されたコンテナ607が、「フォトコンテンツが対応づけられるコンテナ群のうちの最上位階層に位置する、たった一つのコンテナ」というサービスを提供可能である旨を表す識別子であり、「av:photoRoot」識別子が付与されたコンテナの下の階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理しているすべてのフォトコンテンツが対応づけられる。
上記の識別子がコンテナに付与されることにより、例えば、「av:videoRoot」識別子が付与されたコンテナ603と、コンテナ603よりも下位階層に位置するコンテナや、これらのコンテナに対応付けられたコンテンツ等とは、ビデオコンテンツのみが対応付けられる、ビデオツリーというサブグループを構成することとなる。また、「av:musicRoot」識別子が付与されたコンテナ605と、コンテナ605よりも下位階層に位置するコンテナや、これらのコンテナに対応付けられたコンテンツ等とは、ミュージックコンテンツのみが対応付けられるミュージックツリーというサブグループを構成することとなる。また、「av:photoRoot」識別子が付与されたコンテナ607と、コンテナ607よりも下位階層に位置するコンテナや、これらのコンテナに対応付けられたコンテンツ等とは、フォトコンテンツのみが対応付けられるフォトツリーというサブグループを構成することとなる。
上記のように、識別子を定義することによって、例えば、メタデータ収集装置30やクライアント機器40がコンテンツ管理サーバ20の木構造を閲覧して、ビデオコンテンツが対応づけられているコンテナを探す場合には、メタデータ収集装置30やクライアント機器40は、識別子として「av:videoRoot」が付与されているコンテナを探して、このコンテナの下の階層のみを閲覧・検索することで、効率の良いコンテンツの閲覧や検索を行うことが可能となる。
「av:videoRoot」識別子が付与されたコンテナ603の子コンテナには、例えば、「videoAllGenres」という識別子が付与されたコンテナ609と、「videoAllItems」という識別子が付与されたコンテナ611と、が配置される。コンテナ609は、IDとして3が割り当てられたコンテナであり、コンテナ611は、IDとして4が割り当てられたコンテナである。
「videoAllGenres」識別子や、「videoAllItems」識別子は、コンテナに割り当てられるコンテンツの分類区分を示す識別子である「av:containerClass」識別子の一つである。「videoAllGenres」識別子は、ジャンルごとに区分けされたビデオコンテンツが対応付けられていることを示す識別子であり、この識別子が付与されたコンテナ609の下位階層には、ジャンルごとに区分けされたビデオコンテンツ617が対応付けられる。また、「videoAllItems」識別子は、全てのビデオコンテンツが対応付けられていることを示す識別子であり、この識別子が付与されたコンテナ611の下位階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのビデオコンテンツ617が対応付けられる。
また、「videoAllGenres」識別子が付与されているコンテナ609に割り当てられるビデオコンテンツ617と、「videoAllItems」識別子が付与されているコンテナ611に割り当てられるビデオコンテンツ617とは、重複していても良い。ビデオコンテンツ617の割り当ては、例えばコンテナに付与された識別子に基づいて行われるが、あるひとつのビデオコンテンツ617が、異なる識別子が付与された複数のコンテナのいずれにも割り当てられる条件を備えているのであれば、コンテンツは、割り当てられうる全てのコンテナの下に配置されることとなる。
また、図7においては、「av:videoRoot」の下位階層に配置されているコンテナとして2つしか記載されておらず、これらのコンテナに付与されている識別子は、上記の2つの識別子のみであるが、本実施形態に係る木構造に付与されるビデオコンテンツ関係の識別子は、上記のものに限定されるわけではない。なお、ビデオコンテンツが対応付けられているビデオツリーについては、以下で詳細に説明する。
「av:musicRoot」識別子が付与されたコンテナ605の子コンテナには、例えば、「musicAllItems」という識別子が付与されたコンテナ613が配置されている。コンテナ613は、IDとして5が割り当てられたコンテナである。
「musicAllItems」識別子は、コンテナに割り当てられるコンテンツの分類区分を示す識別子である「av:containerClass」識別子の一つである。「musicAllItems」識別子は、全てのミュージックコンテンツが対応付けられていることを示す識別子であり、この識別子が付与されたコンテナ613の下位階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのミュージックコンテンツ619が対応付けられる。
また、図7においては、「av:musicRoot」の下位階層に配置されているコンテナとして1つしか記載されておらず、このコンテナに付与されている識別子は、上記の1つの識別子のみであるが、本実施形態に係る木構造に付与されるミュージックコンテンツ関係の識別子は、上記のものに限定されるわけではない。なお、ミュージックコンテンツが対応付けられているミュージックツリーについては、以下で詳細に説明する。
「av:photoRoot」識別子が付与されたコンテナ607の子コンテナには、例えば、「photoAllDateTime」という識別子が付与されたコンテナ615が配置されている。コンテナ615は、IDとして7が割り当てられたコンテナである。
「photoAllDateTime」識別子は、コンテナに割り当てられるコンテンツの分類区分を示す識別子である「av:containerClass」識別子の一つである。「photoAllDateTime」識別子は、撮影日ごとに区分けされたフォトコンテンツが対応付けられていることを示す識別子であり、この識別子が付与されたコンテナ615の下位階層には、撮影日ごとに区分けされたフォトコンテンツ621が対応付けられる。
また、コンテナ615に割り当てられるフォトコンテンツ621が全て参照コンテンツである場合には、図7に示すように、コンテナ607に、ローカルコンテンツを含まないことを示す識別子である「av:noLocalContents=1」が付加される。
また、図7においては、「av:photoRoot」の下位階層に配置されているコンテナとして1つしか記載されておらず、このコンテナに付与されている識別子は、上記の1つの識別子のみであるが、本実施形態に係る木構造に付与されるフォトコンテンツ関係の識別子は、上記のものに限定されるわけではない。なお、フォトコンテンツが対応付けられているフォトツリーについては、以下で詳細に説明する。
コンテンツ管理サーバ20が管理している複数のコンテンツが、図7に示した木構造のどのコンテナに割り当てられるかは、コンテナに付与された識別子と、コンテンツの属性情報に基づいて、コンテンツ割当部233によって判断される。例えば、コンテンツのデータ形式に基づいて、「av:videoRoot」、「av:musicRoot」、「av:photoRoot」のいずれのコンテナの下位階層にデータを割り当てるかが判断され、割り当てられるサブグループが決定すると、コンテンツの属性情報に含まれる他の情報、例えば、コンテンツのジャンル情報や、日付情報等によって、配置されるコンテナが判断される。
図7に示した木構造の例では、木構造が8個のコンテナを有し、階層は第4階層までしか生成されていないが、本実施形態に係る木構造においては、木構造に配置されるコンテナの数は上記の個数に限定されるわけではなく、任意の個数のコンテナが配置されることが可能である。また、木構造の階層の数についても、図7のような第4階層に限定されるわけではなく、全体として第10階層まで生成されることが可能である。また、図6において各コンテナに付与されたIDは便宜的なものであり、本実施形態に係る木構造においては、各コンテナに対して、同一のIDが2つ以上存在しないように、適宜IDを割り振ることが可能である。
(ビデオツリーの構造)
続いて、図8を参照しながら、本実施形態に係るビデオツリーの具体例について、詳細に説明する。図8は、本実施形態に係るビデオコンテンツの割り当てについて説明するための説明図である。
図8に示されているビデオツリーの全体構造から明らかなように、ビデオツリー全体は、第1階層から第6階層までの6つの階層から構成されており、[ROOT]コンテナ601が配置されている第1階層の直下には、「av:videoRoot」識別子が付与された[ビデオ]コンテナ603が配置されている。この[ビデオ]コンテナ603が、第2階層となる。[ビデオ]コンテナ603の子コンテナとして、第3階層に位置する4つのコンテナが配置されている。第3階層に位置するコンテナには、例えば、[ジャンル]コンテナ623と、[日付]コンテナ625と、[すべて]コンテナ627と、[ライブチューナ]コンテナ629とが含まれる。
[ジャンル]コンテナ623は、ビデオコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されているジャンル情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ623には、例えば「videoAllGenres」という識別子が付与される。この[ジャンル]コンテナ623の子コンテナには、例えば、映画、ドラマ、バラエティ等といった個別のジャンルに基づく、[個別ジャンル]コンテナ631が配置される。なお、図8に第4階層として記載されている[個別ジャンル]コンテナ631は1つのみであるが、実際には、コンテンツの属性情報に記載されているジャンル情報に基づいて、複数の[個別ジャンル]コンテナ631が配置される。また、複数の[個別ジャンル]コンテナ631の下の階層には、アイテムとして、それぞれのジャンルに該当する複数のビデオコンテンツ633が対応付けられる。
[日付]コンテナ625は、ビデオコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されている日付情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ625には、例えば、「videoAllDateTime」という識別子が付与される。この[日付]コンテナ625の子コンテナには、コンテンツが撮影等された年に基づいて分類される[年]コンテナ635が配置され、それぞれの[年]コンテナ635の子コンテナには、コンテンツが撮影等された月に基づいて分類される[月]コンテナ637が配置される。この[月]コンテナ637の下の階層には、コンテンツの属性情報に記載されている日付情報に基づいて、複数のコンテンツ633が配置される。
図8においては、[日付]コンテナ625の下の階層には、[年]コンテナ635と[月]コンテナ637とが配置されているが、コンテンツ管理サーバ20が管理しているコンテンツのうち、同一日付のコンテンツが多数を占めるような場合(例えば、コンテンツ管理サーバ20が、複数の番組コンテンツを同時録画可能なビデオレコーダである場合等)には、[日付]コンテナ625の子コンテナとして、年月日に基づいてコンテンツを分類する[年月日]コンテナが第4階層に配置されていてもよい。この場合には、ビデオコンテンツが第5階層に割り当てられることとなる。
[すべて]コンテナ627は、コンテンツ管理サーバ20が管理する全てのビデオコンテンツ633が、アイテムとして割り当てられるコンテナである。このコンテナ627には、例えば、「videoAllItems」という識別子が付与される。
[ライブチューナ]コンテナ629は、ライブストリーミングコンテンツが割り当てられるコンテナである。このコンテナ629には、例えば、「videoAllTuners」という識別子が付与される。この[ライブチューナ]コンテナ629の子コンテナには、ライブストリーミングのチューナの種類に応じて、例えば、[地上デジタル]コンテナ639、[BSデジタル]コンテナ641、[110度CS]コンテナ643、[ワンセグ]コンテナ645、[アナログ放送]コンテナ647、[外部入力]コンテナ649等が配置される。これらの複数のコンテナの下位階層に、アイテムとして、ビデオコンテンツ633が割り当てられる。
本実施形態に係るメタデータ収集装置30やクライアント機器40だけではなく、例えば他業者により製造されたクライアント機器等が、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20に接続された場合においても、上記のようなビデオツリーを閲覧することが出来なくてはならない。そのために、上記のビデオツリーにおいて、必ず備えていなくてはならないコンテナ(以下、必須コンテナと称する。)を、規定しておくことが可能である。どのコンテナを必須コンテナとするかは、コンテンツ管理サーバ20が使用される状況において、任意に決定することが可能であるが、例えば、コンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツ数が、数百程度と少ない場合には、第3階層に位置しているコンテナのうち、[ジャンル]コンテナ623と、[すべて]コンテナ627を必須コンテナとしてもよい。また、コンテンツ管理サーバが管理しているコンテンツ数が、例えば数千、数万と多い場合には、[ジャンル]コンテナ623と[日付]コンテナ625を必須コンテナとしてもよい。
また、[個別ジャンル]コンテナ631や、[年]コンテナ635、[月]コンテナ637には、特定の識別子が付与されていてもよく、識別子が付与されていなくてもよい。
上記のようなビデオツリーが生成されることで、メタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際には、メタデータ収集装置30やクライアント機器40は、コンテナに付与されている識別子を用いて、そのコンテナよりも下の階層に割り当てられているコンテナやコンテンツ等の内容を判断することができる。また、メタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際に、第1階層から順に、各階層において適切なコンテナを選び、選択したコンテナの子コンテナを更に検索していくことで、効率の良い閲覧や検索を行うことができ、従来の木構造のように、階層を上に戻ったり下に進んだりしながらコンテンツの閲覧等を行うことが不要となる。
例えば、メタデータ収集装置30が、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのビデオコンテンツのメタデータの収集を行なう場合には、メタデータ収集装置30は、コンテンツ管理サーバ20が生成した木構造全てを検索する必要はなく、「videoAllItems」の識別子が付与されたコンテナを検索するだけで全てのビデオコンテンツのメタデータを収集することができ、メタデータの収集の効率化を図ることが可能となる。
同様に、例えばメタデータ収集装置30が、コンテンツ管理サーバ20が管理しているビデオコンテンツのうち、ある特定のジャンルのコンテンツのメタデータのみを収集する場合には、メタデータ収集装置30は、「videoAllGenres」の識別子が付与されたコンテナをまず検索し、このコンテナよりも下の階層に割り当てられているメタデータの収集をしたいジャンルのコンテナを検索することで、効率良くメタデータの収集を図ることができる。
(ミュージックツリーの構造)
次に、図9を参照しながら、本実施形態に係るミュージックツリーの具体例について、詳細に説明する。図9は、本実施形態に係るミュージックコンテンツの割り当てについて説明するための説明図である。
図9に示されているミュージックツリーの全体構造から明らかなように、ミュージックコンテンツは、第1階層から第7階層までの7つの階層から構成されており、[ROOT]コンテナ601が配置されている第1階層の直下には、「av:musicRoot」識別子が付与された[ミュージック]コンテナ605が配置されている。この[ミュージック]コンテナ605が、第2階層となる。[ミュージック]コンテナ605の子コンテナとして、第3階層に位置する5つのコンテナが配置されている。第3階層に位置するコンテナには、例えば、[プレイリスト]コンテナ551と、[アーティスト]コンテナ653と、[アルバム]コンテナ655と、[ジャンル]コンテナ657と、[すべて]コンテナ659とが含まれる。
[プレイリスト]コンテナ651は、コンテンツ管理サーバ20の所有者が設定したプレイリストが分類されるコンテナである。このコンテナ651には、例えば「musicAllPlaylists」という識別子が付与される。この[プレイリスト]コンテナ651の子コンテナには、コンテンツ管理サーバ20の所有者が設定した個別のプレイリストが分類される、[個別プレイリスト]コンテナ661が配置される。なお、図9に第4階層として記載されている[個別プレイリスト]コンテナ661は、1つのみであるが、実際には、複数の[個別プレイリスト]コンテナ661が配置される。また、複数の[個別プレイリスト]コンテナ661の下の階層には、アイテムとして、それぞれのプレイリストに含まれている複数のミュージックコンテンツ663が対応付けられる。
[アーティスト]コンテナ653は、ミュージックコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されているアーティスト情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ653には、例えば「musicAllArtists」という識別子が付与される。この[アーティスト]コンテナ653の子コンテナには、各アーティストの名前やグループ名等に応じた[個別アーティスト]コンテナ665が配置される。なお、図9に第4階層として記載されている[個別アーティスト]コンテナ665は1つのみであるが、実際には、コンテンツの属性情報に記載されているアーティスト情報に基づいて、複数の[個別アーティスト]コンテナ665が配置される。
上記の複数の[個別アーティスト]コンテナ665には、それぞれ子コンテナとして、[すべて]コンテナ667と、[個別アルバム]コンテナ669が配置されてもよい。[すべて]コンテナ667には、[すべて]コンテナ667の親コンテナに対応するアーティストの全てのミュージックコンテンツ663が、アイテムとして対応付けられる。また、[個別アルバム]コンテナ669は、[個別アルバム]コンテナ669の親コンテナに対応するアーティストについて、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのアルバムが、配置される。なお、図9に第5階層として記載されている[個別アルバム]コンテナ669は1つのみであるが、実際には、親コンテナに対応するアーティストのアルバムの種類に応じて、複数配置される。また、複数の[個別アルバム]コンテナ669の下の階層には、各アルバムに収録されているミュージックコンテンツ663が、アイテムとして対応付けられる。
[アルバム]コンテナ655は、ミュージックコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されているアルバム情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ655には、例えば「musicAllAlbums」という識別子が付与される。この[アルバム]コンテナ655の子コンテナには、アーティスト名等を問わず、コンテンツ管理サーバ20が管理する全てのアルバムが割り当てられる、[個別アルバム]コンテナ571が配置される。なお、図9に第4階層として記載されている[個別アルバム]コンテナ671は1つのみであるが、実際には、コンテンツの属性情報に記載されているアルバム情報に基づいて、複数の[個別アルバム]コンテナ671が配置される。また、複数の[個別アルバム]コンテナ671の下の階層には、アイテムとして、それぞれのアルバムに収録されている複数のミュージックコンテンツ663が対応付けられる。
[ジャンル]コンテナ657は、ミュージックコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されているジャンル情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ657には、例えば「musicAllGenres」という識別子が付与される。この[ジャンル]コンテナ657の子コンテナには、アーティスト名やアルバム名等を問わず、コンテンツ管理サーバ20が管理する全てのミュージックコンテンツがコンテンツの属性情報に記載されているジャンル情報に基づいて割り当てられる、[個別ジャンル]コンテナ673が配置される。なお、図9に第4階層として記載されている[個別ジャンル]コンテナ673は1つのみであるが、実際には、コンテンツの属性情報に記載されているジャンル情報に基づいて、複数の[個別アルバム]コンテナ673が配置される。
[個別ジャンル]コンテナ673の子コンテナには、例えば、[すべてのアーティスト]コンテナ675と、[すべて]コンテナ677と、[個別アーティスト]コンテナ679とが配置される。
[すべてのアーティスト]コンテナ675は、親コンテナの個別ジャンルと同一のジャンル情報がコンテンツの属性情報に記載されているミュージックコンテンツが、アーティスト名を問わず分類されるコンテナである。[すべてのアーティスト]コンテナ675の子コンテナには、[個別ジャンル]コンテナ673と同一のジャンルに分類される全てのアルバムがアルバムごとに分類される、[個別アルバム]コンテナ681が配置される。さらに、[個別アルバム]コンテナ681の下の階層には、それぞれのアルバムに収録されているミュージックコンテンツ663が、対応付けられる。
[すべて]コンテナ677は、親コンテナである[個別ジャンル]コンテナ673のジャンルと同一のジャンル情報を有する全てのミュージックコンテンツが分類されるコンテナである。このコンテナ677の下の階層には、[個別ジャンル]コンテナ673と同一のジャンル情報を有する全てのミュージックコンテンツ663が対応付けられる。
[個別アーティスト]コンテナ679は、親コンテナである[個別ジャンル]コンテナ673のジャンルと同一のジャンル情報を有する全てのミュージックコンテンツが、アーティスト名ごとに分類されるコンテナである。図9に第5階層として配置されている[すべてのアーティスト]コンテナ679は1つのみであるが、実際には、親コンテナの個別ジャンルと同一のジャンルに属するアーティストの分だけ、複数のコンテナが配置される。[すべてのアーティスト]コンテナ679の子コンテナには、それぞれのアーティストについて、[すべて]コンテナ683と、[個別アルバム]コンテナ685とが配置される。[すべて]コンテナ683の下位の階層には、[個別ジャンル]コンテナ673と同一のジャンルに属するミュージックコンテンツのうち、[個別アーティスト]コンテナ679に属するアーティストのミュージックコンテンツ663が、全て対応付けられる。また、[個別アルバム]コンテナ685には、[個別ジャンル]コンテナ673と同一のジャンルに属するミュージックコンテンツのうち、[個別アーティスト]コンテナ679に属するアーティストのミュージックコンテンツが、アルバムごとに対応付けられる。[個別アルバム]コンテナ685の下の階層には、アルバムに収録されているミュージックコンテンツ663が、それぞれ対応付けられる。
[すべて]コンテナ659は、コンテンツ管理サーバ20が管理しているミュージックコンテンツの全てが分類されるコンテナである。このコンテナ659には、例えば「musicAllItems」という識別子が付与される。この[すべて]コンテナ659の下位の階層には、コンテンツ管理サーバ20が管理しているミュージックコンテンツ663が、アイテムとして割り当てられる。なお、この[すべて]コンテンツ659は、クライアント機器30が、ミュージックコンテンツのシャッフル演奏等を実行したい場合などに利用することが可能である。
上記のようなミュージックツリーが生成されることで、メタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際には、メタデータ収集装置30やクライアント機器40は、コンテナに付与されている識別子を用いて、そのコンテナよりも下の階層に割り当てられているコンテナやコンテンツ等の内容を判断することができる。また、クメタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際に、第1階層から順に、各階層において適切なコンテナを選び、選択したコンテナの子コンテナを更に検索していくことで、効率の良い閲覧や検索を行うことができ、従来の木構造のように、階層を上に戻ったり下に進んだりしながらコンテンツの閲覧等を行うことが不要となる。
例えば、メタデータ収集装置30が、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのミュージックコンテンツのメタデータの収集を行なう場合には、メタデータ収集装置30は、コンテンツ管理サーバ20が生成した木構造全てを検索する必要はなく、「musicAllItems」の識別子が付与されたコンテナを検索するだけで全てのミュージックコンテンツのメタデータを収集することができ、メタデータの収集の効率化を図ることが可能となる。
同様に、例えばメタデータ収集装置30が、コンテンツ管理サーバ20が管理しているミュージックコンテンツのうち、ある特定のアーティストのコンテンツのメタデータのみを収集する場合には、メタデータ収集装置30は、「musicAllArtists」の識別子が付与されたコンテナをまず検索し、このコンテナよりも下の階層に割り当てられているメタデータの収集をしたいアーティストのコンテナを検索することで、効率良くメタデータの収集を図ることができる。
本実施形態に係るメタデータ収集装置30やクライアント機器40だけではなく、例えば他業者により製造されたクライアント機器等が、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20に接続された場合においても、上記のようなミュージックツリーを閲覧することが出来なくてはならない。そのために、上記のミュージックツリーにおいても、必須コンテナを規定しておくことが可能である。どのコンテナを必須コンテナとするかは、コンテンツ管理サーバ20が使用される状況において、任意に決定することが可能であるが、例えば、第3階層に位置する[プレイリスト]コンテナ651と、この[プレイリスト]コンテナ651の子コンテナである、第4階層の[個別プレイリスト]コンテナ661を必須コンテナとしてもよい。
(フォトツリーの構造)
次に、図10を参照しながら、本実施形態に係るフォトツリーの具体例について、詳細に説明する。図10は、本実施形態に係るフォトコンテンツの割り当てについて説明するための説明図である。
図10に示されているフォトツリーの全体構造から明らかなように、フォトコンテンツは、第1階層から第7階層までの7つの階層から構成されており、[ROOT]コンテナ601が配置されている第1階層の直下には、「av:photoRoot」識別子が付与された[フォト]コンテナ607が配置されている。この[フォト]コンテナ607が、第2階層となる。[フォト]コンテナ607の子コンテナとして、第3階層に位置する3つのコンテナが配置されている。第3階層に位置するコンテナには、例えば、[アルバム]コンテナ691と、[撮影日]コンテナ693と、[すべて]コンテナ695とが含まれる。
[アルバム]コンテナ691は、フォトコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されているアルバム情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ691には、例えば「photoAllAlbums」という識別子が付与される。この[アルバム]コンテナ691の子コンテナには、コンテンツ管理サーバ20が管理する全てのアルバムが割り当てられる、[個別アルバム]コンテナ697が配置される。なお、図10に第4階層として記載されている[個別アルバム]コンテナ697は1つのみであるが、実際には、コンテンツの属性情報に記載されているアルバム情報に基づいて、複数の[個別アルバム]コンテナ697が配置される。また、複数の[個別アルバム]コンテナ697の下の階層には、アイテムとして、それぞれのアルバムに登録されている複数のフォトコンテンツ699が対応付けられる。
[撮影日]コンテナ693は、フォトコンテンツが、コンテンツの属性情報に記載されている日付情報に基づいて分類されるコンテナである。このコンテナ693には、例えば「photoAllDateTime」という識別子が付与される。この[撮影日]コンテナ693の子コンテナには、コンテンツ管理サーバ20が管理するフォトデータが、撮影年ごとに分類される[年]コンテナ701が配置される。また、[年]コンテナ701の子コンテナには、同一年に撮影されたフォトコンテンツが、撮影月日に関係なく全て対応付けられる、[すべて]コンテナ703が配置され、また、[すべて]コンテナ703と同じ第5階層に、同一年に撮影されたフォトコンテンツが撮影月ごとに分類される、[月]コンテナ705が配置される。[すべて]コンテナ703の下の階層には、同一年に撮影されたフォトコンテンツ699が、全て対応付けられる。
さらに、[月]コンテナ705の子コンテナには、同一月に撮影されたフォトコンテンツが、撮影の日付に関係なく全て対応付けられる、[すべて]コンテナ707が配置され、また、[すべて]コンテナ707と同じ第6階層に、同一日に撮影されたフォトコンテンツが、撮影日ごとに分類される、[日]コンテナ709が配置される。[すべて]コンテナ707の下の階層には、同一月に撮影されたフォトコンテンツ699が、全て対応付けられ、[日]コンテナ709の下の階層には、撮影された日ごとに分類されたフォトコンテンツ699が、対応付けられる。
図10においては、[撮影日]コンテナ693の下の階層には、第4階層として[年]コンテナ701が、第5階層として[すべて]コンテナ703と[月]コンテナ705が、第6階層として[すべて]コンテナ707と[日]コンテナ709が、それぞれ配置されているが、コンテンツ管理サーバ20が管理するフォトコンテンツの数に応じて、[撮影日]コンテナ693以下に配置するコンテナを変更してもよい。
例えば、同一日に撮影されたフォトコンテンツが多くない場合には、第4階層として[年]コンテナを配置し、[年]コンテナの子コンテナとして、[すべて]コンテナと、[月日]コンテナを配置してもよい。また、コンテンツ管理サーバ20の管理するフォトコンテンツの数が少ない場合には、[撮影日]コンテナ693の子コンテナとして、[年月日]コンテナのみを配置してもよい。
また、第3階層に配置される[すべて]コンテナ695は、フォトコンテンツの属性情報に関係なく、コンテンツ管理サーバ20が管理しているフォトコンテンツが全て対応付けられるコンテナである。このコンテナ695の下の階層に、各フォトコンテンツが対応付けられる。このコンテナ695には、例えば「photoAllItems」という識別子が付与される。
本実施形態に係るメタデータ収集装置30やクライアント機器40だけではなく、例えば他業者により製造されたクライアント機器等が、本実施形態に係るコンテンツ管理サーバ20に接続された場合においても、上記のようなフォトツリーを閲覧することが出来なくてはならない。そのために、上記のフォトツリーにおいても、必須コンテナを規定しておくことが可能である。どのコンテナを必須コンテナとするかは、コンテンツ管理サーバ20が使用される状況において、任意に決定することが可能であるが、例えば、[アルバム]コンテナ691と、[すべて]コンテナ695、および、[個別アルバム]コンテナ697を必須コンテナとしてもよい。
上記のようなフォトツリーが生成されることで、メタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際には、メタデータ収集装置30やクライアント機器40は、コンテナに付与されている識別子を用いて、そのコンテナよりも下の階層に割り当てられているコンテナやコンテンツ等の内容を判断することができる。また、メタデータ収集装置30がメタデータの収集をしたり、クライアント機器40がコンテンツの閲覧や検索したりする際に、第1階層から順に、各階層において適切なコンテナを選び、選択したコンテナの子コンテナを更に検索していくことで、効率の良い閲覧や検索を行うことができ、従来の木構造のように、階層を上に戻ったり下に進んだりしながらコンテンツの閲覧等を行うことが不要となる。
例えば、メタデータ収集装置30が、コンテンツ管理サーバ20が管理している全てのフォトコンテンツのメタデータの収集を行なう場合には、メタデータ収集装置30は、コンテンツ管理サーバ20が生成した木構造全てを検索する必要はなく、「photoAllItems」の識別子が付与されたコンテナを検索するだけで全てのフォトコンテンツのメタデータを収集することができ、メタデータの収集の効率化を図ることが可能となる。
上記のような、所定の規則に則った木構造の各コンテナに対して、ローカルコンテンツを含むか参照コンテンツを含むかを示す種別区分識別子を別途付加することにより、メタデータ収集装置30やクライアント機器40が木構造を検索する際に、効率の良いメタデータの収集やコンテンツの検索を行うことが可能となる。
また、本実施形態に係る木構造を形成するコンテナに、参照コンテンツが割り当てられる場合には、参照コンテンツのメタデータに、例えば図11に示したような識別子が、追加記載される。
例えば、参照コンテンツのメタデータには、アイテムの参照先サーバ名(参照コンテンツのコンテンツデータを管理しているコンテンツ管理サーバ20のサーバ名)を含まない本来のタイトル名を示す「av:orgTitle」識別子や、アイテムの参照先サーバのUUIDを示す「av:orgUuid」識別子や、アイテムの参照先サーバに付与された名前を示す「av:orgServerName」識別子や、アイテムの参照先サーバのMACアドレスを示す「av:orgMacAddress」識別子等の識別子が付加される。これ以外に、参照コンテンツのメタデータには、参照先サーバに電源が入っているか否かを示す識別子である「av:orgAlive」識別子が、付加される。
また、上記の識別子は、図11に示したように、コンテンツのデバイス・デバイスデスクリプションにおけるres(リソースに関する情報を記載する箇所)に記載されていても良い(ただし、av:orgTitleは除く)。
(メタデータの収集方法)
続いて、図12〜図18を参照しながら、本実施形態に係るメタデータの収集方法について、詳細に説明する。図12〜図18は、本実施形態に係るメタデータの収集方法を説明するための流れ図である。
本実施形態に係るメタデータ収集装置30は、図12に示したように、コンテンツ管理サーバ20のサーバ情報に記載されている、識別フラグを参照する。そして、ローカルコンテンツを含む旨を表す識別フラグを有するコンテンツ管理サーバ20を、メタデータの収集対象とする。図12に示したように、コンテンツ管理サーバAおよびコンテンツ管理サーバCは、ローカルコンテンツを含む旨を表す識別フラグを有しているため、メタデータ収集装置30は、これらのサーバを、メタデータの収集対象とする。また、コンテンツ管理サーバBは、ローカルコンテンツを含む旨の識別フラグを有していないため、メタデータ収集装置30は、コンテンツ管理サーバBは、メタデータの収集対象とはしない。
上記のような識別フラグの例として、例えば、上述の「av:aggregationFlags」という識別フラグを挙げることができる。この識別フラグは、コンテンツ管理サーバ20のデバイス・デスクリプションに記載される識別フラグである。この「av:aggregationFlags」は、上述のように、例えば「ag−val」と「lc−val」という2つの要素からなる2ビットの識別フラグとすることができる。
上述のように、「ag−val」と「lc−val」の各要素を設定して組み合わせることで、「av:aggregationFlags」という識別フラグは、コンテンツ管理サーバ20を、管理しているコンテンツの種類という観点から4種類に分類することができる。
続いて、図13〜図18を参照しながら、本実施形態に係るメタデータの収集方法について、詳細に説明する。
図13に示したように、本実施形態に係るメタデータ収集装置30のメタデータ収集部301は、まず、M−Search要求を発して、通信網12に接続されているコンテンツ管理サーバ20(例えば、DMS)のリストを取得する(ステップS101)。以下の手順は、取得したリストに記載されたコンテンツ管理サーバ20全てに対して行われる。
続いて、メタデータ収集部301は、取得したコンテンツ管理サーバ20のリストを参照して、まだ未探索のDMSがあるかどうかを判定する(ステップS103)。未探索のDMSがない場合には、メタデータ収集部301は、メタデータの収集を終了する。また、未探索のDMSがあると判断した場合には、メタデータ収集部301は、未探索のDMSのデバイス・デスクリプションを確認し、状態変数DD_Flagsとして記録されている「av:aggregationFlags」の値を記憶する(ステップS105)。
続いて、メタデータ収集部301は、取得したDD_Flagsの値について判定を行う(ステップS107)。DD_Flagsの値が「10」である場合、すなわち、「参照コンテンツを管理しており、ローカルコンテンツを管理していない」場合、メタデータ収集部301は、そのDMSについては、メタデータの収集を行わず(ステップS109)、未探索のDMSがあるかどうかの判定を再度行う。
また、DD_Flagsの値が「11」、「01」、または「なし」場合には、メタデータ収集部301は、CDSの収集を開始する(ステップS111)。これは、DD_Flagsの値が「11」である場合は、参照コンテンツとローカルコンテンツの両方を管理している場合を示しており、また、DD_Flagsの値が「01」である場合には、参照コンテンツは管理しておらず、ローカルコンテンツのみを管理している場合を示すものだからである。また、DD_Flagsの値が「なし」場合は、そのコンテンツ管理サーバ20が、本実施形態に係る識別フラグや各種識別子を付加していない(例えば、他社のコンテンツ管理サーバが接続されている場合等)ことを示しているため、CDSの取得を行う必要があるからである。
CDSの収集処理は、図14に示したように、まず、状態変数であるCrnt_Contの値を記憶することから始まる。この状態変数は、現在参照しているコンテナの識別子を設定する変数であり、CDSの収集を開始する時点では、Crnt_ContはRoot Container(ルートコンテナ)に設定される(ステップS201)。続いて、メタデータ収集部301は、Crnt_Contで設定されたルートコンテナを起点にして、コンテナの収集を開始する(ステップS203)。
コンテナの収集に際し、メタデータ収集部301は、まず、覚えておいたデバイス・デスクリプションのDD_Flagsの値を判別する(ステップS301)。DD_Flagsの値が「11」である場合には、メタデータ収集部301は、Crnt_Contのメタデータを確認する(ステップS303)。また、DD_Flagsの値が「01」または「なし」場合には、Crnt_Contに未探索の子アイテムが存在するかどうかを判別する(ステップS305)。
上記のステップS303において、Crnt_Contのメタデータを確認して、Crnt_Contに識別子「av:noLocalContents」が付加されている場合には、メタデータ収集部301は、その識別子の値を判別する(ステップS307)。識別子「av:noLocalContents」の値が「1」である場合は、Crnt_Contの属する階層よりも下位階層のコンテナには、ローカルコンテンツは存在せず、参照コンテンツのみが存在している場合であるため、メタデータ収集部301は、メタデータの収集を行わず(ステップS309)、コンテナの収集を終了する(ステップS311)。
また、ステップS307において、識別子「av:noLocalContents」の値が「0」である場合は、Crnt_Contの属する階層よりも下位階層のコンテナに、ローカルコンテンツが存在することを示しているため、Crnt_Contに未探索の子アイテムが存在するかどうかを判別する(ステップS305)。
上記のステップS305において、Crnt_Contに未探索の子アイテムが存在すると判別された場合には、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムを表す状態変数であるCrnt_Itemを未探索の子アイテムの一つとして(ステップS313)、アイテムの収集を開始する(ステップS315)。
また、上記のステップS305において、Crnt_Contに未探索の子アイテムが存在しないと判別された場合には、メタデータ収集部301は、Crnt_Contに、未探索の子コンテナが存在するかどうかを判別する(ステップS317)。未探索の子コンテナが存在する場合には、Crnt_Contを未探索の子コンテナの一つと設定して(ステップS319)、再度、コンテナ収集の流れを実行する(ステップS321)。また、未探索の子コンテナが存在しない場合には、メタデータ収集部301は、コンテナの収集処理を終了する(ステップS323)。
アイテム収集処理は、図16に記載のように、まず、メタデータ収集部301がアイテムに参照先ID(refID)が付加されているか否かを判断することから始まる(ステップS401)。アイテムに参照先IDが付加されている場合には、メタデータ収集部301は、参照先IDに記載されているID(すなわち、アイテムの参照先)の値を既に収集済みか否かを判断する(ステップS403)。また、ステップS401において、アイテムに参照先IDが付加されていない場合には、メタデータ収集部301は、アイテムの識別IDに記載されているID(識別ID)は既に収集済みか否かを判断する(ステップS405)。
上記のステップS403において、メタデータ収集部301が、参照先IDに記載されているIDを既に収集済みであると判断した場合には、その参照先IDが付加されているアイテムは既に収集済みであるとして、アイテムの収集は行なわず、アイテム収集を終了する(ステップS407)。また、上記のステップS403において、メタデータ収集部301が、参照先IDに記載されているIDを未だ収集していないと判断した場合には、その参照先IDが付加されているIDのアイテムをBrowseして(ステップS409)、後述のステップS413の処理を行なう。
また、上記のステップS405において、メタデータ収集部301が、アイテムの識別IDに記載されているIDを既に収集済みであると判断した場合には、メタデータ収集部301は、その識別IDが付加されたアイテムを収集せず、アイテム収集を終了する(ステップS411)。
上記のステップS405において、メタデータ収集部301が、アイテムの識別IDに記載されているIDは未だ収集していないと判断した場合、または、上記のステップS409において、アイテムのBrowse命令が発せられた場合には、メタデータ収集部301は、DD_Flagsの値を参照する(ステップS413)。
DD_Flagsの値が「01」である場合には、このアイテムはローカルコンテンツであることが明らかであるため、メタデータ収集部301は、アイテムを収集する必要があると判断し、収集するアイテムのIDを記憶し(ステップS415)、アイテム収集処理を終了する。また、DD_Flagsの値が「11」または「なし」の場合は、このアイテムは、ローカルコンテンツであるか参照コンテンツであるかが未だ確定しないため、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
続いて、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムのresの記載箇所(アイテムのリソースに関する記載箇所)に記載されているIPアドレスをチェックする(ステップS417)。チェックしたIPアドレスがSOAP(Simple Object Access Protocol)による宛先IPアドレスと異なる場合には、メタデータ収集部301は、このアイテムを収集する必要はないと判断し(ステップS411)、アイテムの収集処理を終了する。また、チェックしたIPアドレスがSOAP宛先IPと同一である場合には、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
次いで、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムの「av:orgUuid」識別子を参照する(ステップS419)。UUIDは、コンテンツ管理サーバとしての識別子を表すIDであり、この識別子の値と同一のUUIDを既に収集済みであれば、メタデータ収集部301は、このIDを有するアイテムは収集せず(ステップS411)、アイテムの収集処理を終了する。また、上記の「av:orgUuid」識別子と同一のUUIDが存在しなければ、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
続いて、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムのresの記載箇所に記載されている「av:orgUuid」識別子の値を参照する(ステップS421)。上記箇所に記載されているUUIDが、全てのresに含まれている場合には、メタデータ収集部301は、当該アイテムは収集する必要が無いと判断し(ステップS411)、アイテムの収集処理を終了する。また、上記箇所に記載されているUUIDが、resに全く記載されていない場合には、このアイテムは収集する必要があると判断し、IDを記憶して、アイテム収集処理を終了する(ステップS415)。また、上記箇所に記載されているUUIDが、一部のresに含まれている場合には、resの記載箇所に記載されている「av:orgUuid」識別子が無いresを収集して(ステップS423)、アイテム収集処理を終了する。
アイテム収集処理が終了すると、図15に示したように、現在参照しているコンテナに未探索の子アイテムがあるか否かを判断し(ステップS305)、存在する場合には、再度アイテム収集処理を開始する。また、子アイテムが存在しない場合には、現在参照しているコンテナに未探索の子コンテナがあるか否かを判断し(ステップS317)、ある場合には、再度コンテナの収集処理を開始する。また、未探索の子コンテナが無い場合には、コンテナの収集処理を終了する(ステップS323)。
上記のようにして、コンテナの収集処理を終了すると、メタデータ収集部301は、図14に示したように、Crnt_Cont(現在参照しているコンテナ)と同じ階層レベルに、未だ見探索のコンテナがあるかどうかを判断する(ステップS501)。未探索のコンテナがあると判断した場合には、メタデータ収集部301は、Crnt_Cont変数を、残りの未探索コンテナの一つに設定し(ステップS503)、上述のコンテナ収集処理を開始する(ステップS203)。
また、上記のステップS501において、未探索のコンテナが無いと判断した場合には、メタデータ収集部301は、Crnt_Cont変数を親コンテナに設定し(ステップS505)、Crnt_Contを探索済みと記憶する(ステップS507)。次に、メタデータ収集部301は、現在のCrnt_Cont変数の値をチェックし、Crnt_Cont変数の値がルートコンテナかどうかを判断する(ステップS509)。ルートコンテナではないと判断した場合には、再度Crnt_Contと同じ階層レベルに、未探索のコンテナがあるかどうかを判断する(ステップS501)。また、ルートコンテナであると判断した場合には、メタデータ収集部301は、CDSの収集処理を終了する(ステップS511)。
CDSの収集処理が終了すると、図13に示したように、メタデータ収集部301は、未探索のDMSがあるかどうかを判断し(ステップS103)、ある場合には、CDSの収集処理を再度開始する。また、未探索のDMSが無いと判断した場合には、メタデータの収集処理を終了する。
上記のようなメタデータの収集処理を行なうことで、本実施形態に係るメタデータ収集装置は、コンテンツを管理する複数のコンテンツ管理サーバからメタデータを重複なく収集することが可能となる。
<アイテムの収集処理における第1変形例>
続いて、図17および図18を参照しながら、アイテムの収集処理における第1変形例について、詳細に説明する。図17および図18は、本変形例におけるメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。
本変形例におけるアイテム収集処理は、図17に記載のように、まず、メタデータ収集部301がアイテムに参照先ID(refID)が付加されているか否かを判断することから始まる(ステップS601)。アイテムに参照先IDが付加されている場合には、メタデータ収集部301は、参照先IDに記載されているID(すなわち、アイテムの参照先)の値を既に収集済みか否かを判断する(ステップS603)。また、ステップS601において、アイテムに参照先IDが付加されていない場合には、メタデータ収集部301は、アイテムの識別IDに記載されているID(識別ID)は既に収集済みか否かを判断する(ステップS605)。
上記のステップS603において、メタデータ収集部301が、参照先IDに記載されているIDを既に収集済みであると判断した場合には、その参照先IDが付加されているアイテムは既に収集済みであるとして、アイテムの収集は行なわず、アイテム収集を終了する(ステップS607)。また、上記のステップS603において、メタデータ収集部301が、参照先IDに記載されているIDを未だ収集していないと判断した場合には、その参照先IDが付加されているIDのアイテムをBrowseして(ステップS609)、後述のステップS613の処理を行なう。
また、上記のステップS605において、メタデータ収集部301が、アイテムの識別IDに記載されているIDを既に収集済みであると判断した場合には、メタデータ収集部301は、その識別IDが付加されたアイテムを収集せず、アイテム収集を終了する(ステップS611)。
上記のステップS605において、メタデータ収集部301が、アイテムの識別IDに記載されているIDは未だ収集していないと判断した場合、または、上記のステップS609において、アイテムのBrowse命令が発せられた場合には、メタデータ収集部301は、DD_Flagsの値を参照する(ステップS613)。
DD_Flagsの値が「01」である場合には、このアイテムはローカルコンテンツであることが明らかであるため、メタデータ収集部301は、アイテムを収集する必要があると判断し、収集するアイテムのIDを記憶し(ステップS615)、後述する同一性チェックを実行し(ステップS617)、チェック終了後にアイテム収集処理を終了する。また、DD_Flagsの値が「11」または「なし」の場合は、このアイテムは、ローカルコンテンツであるか参照コンテンツであるかが未だ確定しないため、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
続いて、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムのresの記載箇所(アイテムのリソースに関する記載箇所)に記載されているIPアドレスをチェックする(ステップS619)。チェックしたIPアドレスがSOAP(Simple Object Access Protocol)による宛先IPアドレスと異なる場合には、メタデータ収集部301は、このアイテムを収集する必要はないと判断し(ステップS611)、アイテムの収集処理を終了する。また、チェックしたIPアドレスがSOAP宛先IPと同一である場合には、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
次いで、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムの「av:orgUuid」識別子を参照する(ステップS621)。UUIDは、コンテンツ管理サーバとしての識別子を表すIDであり、この識別子の値と同一のUUIDを既に収集済みであれば、メタデータ収集部301は、このIDを有するアイテムは収集せず(ステップS611)、アイテムの収集処理を終了する。また、上記の「av:orgUuid」識別子と同一のUUIDが存在しなければ、メタデータ収集部301は、以下の処理を行なう。
続いて、メタデータ収集部301は、現在参照しているアイテムのresの記載箇所に記載されている「av:orgUuid」識別子の値を参照する(ステップS623)。上記箇所に記載されているUUIDが、全てのresに含まれている場合には、メタデータ収集部301は、当該アイテムは収集する必要が無いと判断し(ステップS611)、アイテムの収集処理を終了する。また、上記箇所に記載されているUUIDが、resに全く記載されていない場合には、このアイテムは収集する必要があると判断し、IDを記憶して(ステップS615)、同一性チェックを実行した後(ステップS617)、アイテム収集処理を終了する。また、上記箇所に記載されているUUIDが、一部のresに含まれている場合には、resの記載箇所に記載されている「av:orgUuid」識別子が無いresを収集して(ステップS625)、同一性チェックを実行した後に(ステップS617)、アイテム収集処理を終了する。
続いて、図18を参照しながら、本変形例における同一性チェックについて、詳細に説明する。
まず、メタデータ収集部301は、全てのIDまたはresについて、チェックを行なったかについて、判断する(ステップS701)。チェックを実行していない場合には、メタデータ収集部301は、アイテムのメタデータに含まれる所在情報を参照し、同一のURLとなるコンテンツが存在するかどうかを判断する(ステップS703)。同一のURLを有するコンテンツが存在する場合には、現時点で収集しようとしているコンテンツは、収集する必要はないと判断する(ステップS711)。
また、同一のURLとなるコンテンツが存在しない場合には、メタデータ収集部301は、アイテムのメタデータに含まれるデータサイズを比較し、同じサイズのコンテンツが存在しているかを判断する(ステップS705)。同一のサイズのものが存在しない場合には、このアイテムを収集する必要があると判断し。メタデータの収集を行なう(ステップS709)。
また、同じサイズのものが存在した場合には、メタデータ収集部301は、同一のサイズであるアイテムの最初の数百バイトに記載されている内容を判断し、同一のアイテムであるか否かを判断する(ステップS707)。
データ内容の比較の結果、同一ではないと判断した場合には、メタデータ収集部301は、メタデータの収集を行なう(ステップS709)。また、同一であると判断した場合には、メタデータ収集部301は、メタデータの収集処理は行なわない(ステップS711)。
上記の処理の結果、収集するかしないかが判断できた場合には、メタデータ収集部301は、再度、全てのIDまたはresをチェックしたかどうかを判断し(ステップS701)、チェックした場合には、同一性チェックを終了する(ステップS713)。
以上のような、同一性チェックを更に行なうことで、同一のコンテンツに対応したメタデータを重複して収集する可能性を一層低減することが可能となる。
(コンテンツリストの内容について)
続いて、図19を参照しながら、本実施形態に係るメタデータ収集装置30が生成するコンテンツリストについて、簡単に説明する。図19は、本実施形態に係るコンテンツリストの一例を説明するための説明図である。
本実施形態に係るメタデータ収集装置30は、複数のコンテンツ管理サーバ20から収集したメタデータに基づいて、図19に示したような項目からなるコンテンツリストを生成する。コンテンツリストには、例えば、コンテンツタイトルと、メディアクラスと、オリジナルタイトルと、サーバ名と、サーバのUUIDと、サーバのMACアドレスと、サーバ状態と、からなる項目が記載される。
コンテンツタイトルおよびオリジナルタイトルは、コンテンツのタイトルを記載する項目である。ただ、コンテンツタイトルには、メタデータ収集装置30の使用者が、適宜サーバ情報等を入れ込むことが可能である。例えば、図19に示した場合には、オリジナルタイトルが「ちあきカンタービレ」であるコンテンツに対して、ホームネットワークにおけるオリジナルコンテンツを管理しているサーバの位置(例えば、上記の例の場合には、居間においてあるサーバ)を明確にするために、コンテンツタイトルとして「ちあきカンタービレ(居間)」を設定することが可能である。
また、メディアクラス欄には、ビデオコンテンツ、ミュージックコンテンツ、フォトコンテンツといったコンテンツの種類を明確にするために、コンテンツの種類が記載される。
また、コンテンツを管理しているコンテンツ管理サーバに関する情報を明確にするために、コンテンツリストには、サーバ名、サーバのUUID、サーバのMACアドレス、サーバ状態といった項目が記載される。
参照元サーバのサーバ名を記載することで、コンテンツを管理しているサーバがどれであるかを、メタデータ収集装置30やクライアント機器40の使用者に明確に示すことが可能となるとともに、サーバに何らかの障害が発生した場合に、使用者にどのサーバで問題が発生しているかを示すことが可能となる。
また、参照元サーバのUUIDを記載することで、参照先サーバのIPアドレスが何らかの原因で変わってしまった場合に、サーバのIPアドレスを追跡することが可能となる。
更に、参照元サーバに電源が入っているか否かを示すサーバ情報と、参照元サーバのMACアドレスを記載することで、参照元サーバに電源が入っているかどうかを容易に判断することができ、参照元サーバに電源が入っていない場合にも、参照元サーバのMACアドレス宛にWoLパケットを送信することで、参照元サーバの電源を入れ、参照元サーバから各種情報を得ることが可能となる。なお、図19の例では、サーバに電源が入っている場合は、「1」として記載され、電源が入っていない場合には、「0」として記載される。
メタデータ収集装置30のコンテンツリスト生成部303は、上記のようなコンテンツリストを生成して、クライアント機器40に開示することが可能である。クライアント機器40は、上記のようなコンテンツリストを参照することで、コンテンツデータの取得を容易に行なうことが可能となるとともに、コンテンツ管理サーバで何らかの障害が発生しているか否かを容易に判別することが可能となる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上述した実施形態においては、メタデータ収集装置は、メタデータの収集とコンテンツリストの生成・開示という機能のみを有する場合について説明したが、コンテンツ管理サーバがメタデータ収集装置の機能を有していてもよく、クライアント機器がメタデータ収集装置としての機能を有していても良い。
本発明の好適な実施形態に係るメタデータ収集システムを説明するための説明図である。 同実施形態に係るコンテンツ管理サーバのハードウェア構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るコンテンツ管理サーバの構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るメタデータ収集装置の構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係るクライアント機器の構成を説明するためのブロック図である。 同実施形態に係る木構造を説明するための説明図である。 同実施形態に係る木構造を説明するための説明図である。 同実施形態に係るビデオコンテンツの割り当てを説明するための説明図である。 同実施形態に係るミュージックコンテンツの割り当てを説明するための説明図である。 同実施形態に係るフォトコンテンツの割り当てを説明するための説明図である。 同実施形態に係る参照コンテンツに付加される識別子の一例を示す説明図である。 同実施形態に係るメタデータ収集装置を説明するための説明図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るメタデータ収集方法を説明するための流れ図である。 同実施形態に係るコンテンツリストの一例を示す説明図である。
符号の説明
10 メタデータ収集システム
12 通信網
20 コンテンツ管理サーバ
30 メタデータ収集装置
40 クライアント機器
231 木構造生成部
233 コンテンツ割当部
235 識別子付加部
237 コンテンツ取得部
239 コンテンツ開示部
241 記憶部
243 通信部
301 メタデータ収集部
303 コンテンツリスト生成部
305 記憶部
307 コンテンツリスト開示部
309 通信部
401 コンテンツ取得部
403 コンテンツ再生部
405 記憶部
407 通信部

Claims (18)

  1. コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが格納するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理可能な複数のコンテンツ管理サーバと、前記複数のコンテンツ管理サーバに接続され、当該複数のコンテンツ管理サーバから前記メタデータを収集するメタデータ収集装置とを含むメタデータ収集システムであって、
    前記コンテンツ管理サーバは、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが前記参照コンテンツを管理しているか否かを示すサーバ情報とを記憶する記憶部と、
    階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成部と、
    前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当部と、
    前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加部と、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示部と、
    から構成され、
    前記メタデータ収集装置は、
    当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集する
    ことを特徴とする、コンテンツ情報収集システム。
  2. メタデータ収集装置およびクライアント機器と通信可能であり、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能なコンテンツ管理サーバであって、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが管理している前記コンテンツの種別を表す識別フラグを含むサーバ情報とを記憶する記憶部と、
    階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成部と、
    前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当部と、
    前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加部と、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示部と、
    を備えることを特徴とする、コンテンツ管理サーバ。
  3. 前記コンテンツの種別フラグは、前記ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグ、前記参照コンテンツのみを管理していることを表すフラグ、前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグまたは前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していないことを表すフラグのいずれかであることを特徴とする、請求項2に記載のコンテンツ管理サーバ。
  4. 前記識別子付加部は、
    前記木構造生成部が生成した木構造に対して、一のコンテナが属する階層の下位階層に割り当てられる他のコンテナの分類区分またはコンテンツの分類区分を示す分類区分識別子を、前記複数のコンテナに対して付加する
    ことを特徴とする、請求項2に記載のコンテンツ管理サーバ。
  5. 前記コンテンツ割当部は、一のコンテンツを、前記分類区分記識別子に基づいて、前記木構造の複数のコンテナに割り当てることを特徴とする、請求項4に記載のコンテンツ管理サーバ。
  6. 前記木構造の階層数は、10以下であることを特徴とする、請求項2に記載のコンテンツ管理サーバ。
  7. コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有するコンテンツ管理サーバと通信可能なメタデータ収集装置であって、
    当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集する、メタデータ収集部を備えることを特徴とする、メタデータ収集装置。
  8. 前記コンテンツの種別フラグは、前記ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグ、前記参照コンテンツのみを管理していることを表すフラグ、前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグまたは前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していないことを表すフラグのいずれかであり、
    前記メタデータ収集部は、前記コンテンツの識別フラグが、前記ローカルコンテンツのみを管理していることを表すフラグまたは前記ローカルコンテンツと前記参照コンテンツの両方を管理していることを表すフラグのいずれかである場合に、前記コンテンツ管理サーバから前記メタデータを収集する
    ことを特徴とする、請求項7に記載のメタデータ収集装置。
  9. 前記メタデータ収集部は、一の前記コンテナに対して前記ローカルコンテンツを格納していることを示す前記種別区分識別子が付加されている場合にのみ、前記種別区分識別子が付加されたコンテナが属する階層の下位階層を参照することを特徴とする、請求項7に記載のメタデータ収集装置。
  10. 前記メタデータ収集部は、前記複数のコンテンツ管理サーバから収集した前記メタデータについて、同一の情報からなる前記メタデータが存在するか否かの同一性チェックを行うことを特徴とする、請求項9に記載のメタデータ収集装置。
  11. 前記メタデータは、当該メタデータに対応する前記コンテンツの識別ID情報を有しており、
    前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記識別ID情報を比較することで、前記同一性チェックを行うことを特徴とする、請求項10に記載のメタデータ収集装置。
  12. 前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記所在情報を比較することで、前記同一性チェックを行うことを特徴とする、請求項10に記載のメタデータ収集装置。
  13. 前記メタデータは、当該メタデータに対応する前記コンテンツのデータサイズ情報を有しており、
    前記メタデータ収集部は、収集した前記メタデータに含まれる前記データサイズ情報を比較することで、前記同一性チェックを行うことを特徴とする、請求項10に記載のメタデータ収集装置。
  14. 前記メタデータ収集装置は、前記複数のコンテンツ管理サーバから収集した複数の前記メタデータに基づき、前記コンテンツの所在情報が関連づけられたコンテンツリストを生成するコンテンツリスト生成部を更に備えることを特徴とする、請求項7に記載のメタデータ収集装置。
  15. 前記メタデータ収集装置は、生成した前記コンテンツリストを、前記メタデータ装置に接続されたクライアント機器に対して開示するコンテンツリスト開示部を更に備えることを特徴とする、請求項14に記載のメタデータ収集装置。
  16. コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有する複数のコンテンツ管理サーバから、各コンテンツ管理サーバが管理するコンテンツのメタデータを収集するメタデータ収集方法であって、
    前記複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集するステップ
    を有することを特徴とする、メタデータ収集方法。
  17. メタデータ収集装置およびクライアント機器と通信可能であり、コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能なコンテンツ管理サーバを制御するコンピュータに、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記コンテンツ管理サーバが管理している前記コンテンツの種別を表す識別フラグを含むサーバ情報とを記憶する記憶機能と、
    階層化された複数のコンテナからなる木構造を生成する木構造生成機能と、
    前記メタデータに含まれる前記属性情報に基づいて、前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツを前記木構造に割り当てるコンテンツ割当機能と、
    前記木構造に割り当てられた前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツの前記メタデータに含まれる前記所在情報に基づいて、コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子を、前記複数のコンテナに付加する識別子付加機能と、
    前記ローカルコンテンツ及び/又は前記参照コンテンツと、前記種別区分識別子とが割り当てられた前記木構造を、前記メタデータ収集装置に開示するコンテンツ開示機能と、
    を実現させるためのプログラム。
  18. コンテンツならびに当該コンテンツの所在情報および属性情報を含むメタデータをローカルコンテンツとして管理するとともに、他のコンテンツ管理サーバが管理するコンテンツの前記メタデータを参照コンテンツとして管理することが可能であり、管理しているコンテンツの種別を表す識別フラグをサーバ情報として有するコンテンツ管理サーバと通信可能なメタデータ収集装置を制御するコンピュータに、
    当該メタデータ収集装置が接続されている複数の前記コンテンツ管理サーバそれぞれを参照して、各コンテンツ管理サーバが有する前記サーバ情報と、各コンテンツ管理サーバが生成した複数のコンテナからなる木構造に付加された、前記コンテナに前記ローカルコンテンツが割り当てられているか否かを示す識別子である種別区分識別子に基づいて、各コンテンツ管理サーバから複数のコンテンツの前記メタデータを収集する、メタデータ収集機能
    を実現させるためのプログラム。
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