JP2008186175A - オペレーティングシステムの起動制御方法及び情報処理装置 - Google Patents

オペレーティングシステムの起動制御方法及び情報処理装置 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明は、マルチプロセッサシステムが有している各OSの起動を高速化できる、オペレーティングシステムの起動制御方法の提供を目的とする。
【解決手段】複数のプロセッサに電源が投入されたことにより起動したIPL(0)〜(N)のうち、特定のプロセッサのIPL(0)のみ動作を継続させ、それ以外の他のプロセッサのIPL(1)〜(N)を停止させるステップと、IPL(0)によって、複数のプロセッサが共有するハードウェア資源を管理するOSブリッジを起動させるステップと、起動したOSブリッジによって、特定のプロセッサに対応するOS−0及び他のプロセッサに対応するOS−1〜OS−Nを起動させるステップと、を備えることを特徴とする、オペレーティングシステムの起動制御方法。
【選択図】図3

Description

本発明は、複数のオペレーティングシステム(OS:Operating System)を起動させる技術に関する。
従来、複数のプロセッサを並列に動作させる技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の開示内容によると、起動時に、システム全体を管理するプライマリプロセッサが、プライマリシステムディスク内のOSを読み込んで、プライマリプロセッサからの動作要求に応じてグループ全体を動作管理する各グループマスタプロセッサに対して並列に起動をかけている。そして、起動した各グループマスタプロセッサが、グループシステムディスク内のOSを読み込んで、自グループ内の各セカンダリプロセッサを起動している。このように動作させることによって、各グループマスタプロセッサや各セカンダリプロセッサを並列起動することを行っている。
また、複数のOSを並行して稼働させる技術として、仮想マシンシステムが知られている。仮想マシンシステムは、プロセッサや記憶装置などの実ハードウェア(物理資源)を仮想化して、複数のハードウェア環境(仮想マシン)を生成し、各仮想マシンにおいて個々のOSを動作させることができるシステムである。
特開平10−116262号公報
ところで、複数のプロセッサコアから構成されるマルチコアプロセッサを搭載する又は複数のプロセッサを搭載するマルチプロセッサシステムにおいて、OSの起動を高速化する技術の開発が進められている。
この点、上述の特許文献1に開示の従来技術では、プライマリプロセッサ、各グループマスタプロセッサ、各セカンダリプロセッサというように、順次起動していくため、マルチプロセッサシステムが有している各OSの起動の高速化には限界がある。
一方、上述の従来の仮想マシンシステムでは、ホストOSがシステムの共有ハードウェアを一元管理する機能を担うため、ホストOSはゲストOSよりも先に起動が完了している必要がある。その結果、マルチプロセッサシステムが有している各OSの起動の高速化を図ることができず、処理の高速化を図るためにマルチプロセッサシステムを採用したとしても、その利点を生かすことができなかった。
そこで、本発明は、マルチプロセッサシステムが有している各OSの起動を高速化できる、オペレーティングシステムの起動制御方法及び情報処理装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、第1の発明は、
複数のプロセッサのそれぞれによって処理されるオペレーティングシステムの起動を制御する、オペレーティングシステムの起動制御方法であって、
前記複数のプロセッサに電源が投入されたことにより起動したイニシャルプログラムローダのうち、特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダのみ動作を継続させ、前記特定のプロセッサ以外の他のプロセッサのイニシャルプログラムローダの動作を停止させるステップと、
前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記複数のプロセッサが共有するハードウェア資源を管理する管理プログラムを起動させるステップと、
前記起動した管理プログラムによって、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステム及び前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させるステップと、を備えることを特徴としている。
また、第2の発明は、第1の発明に係るオペレーティングシステムの起動制御方法であって、前記複数のプロセッサのそれぞれに対応するオペレーティングシステムが同じ場合、前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記管理プログラムを起動させないまま、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させた後に、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムによって、前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、ことを特徴としている。
また、第3の発明は、第1又は第2の発明に係るオペレーティングシステムの起動制御方法であって、前記複数のプロセッサは、マルチコアプロセッサ内のプロセッサコアであることを特徴としている。
一方、上記目的を達成するため、第4の発明は、
電源が投入されたことによりイニシャルプログラムローダが起動するプロセッサを複数有する、情報処理装置であって、
前記複数のプロセッサのうち、
前記起動したイニシャルプログラムローダの動作が継続する特定のプロセッサと、
前記起動したイニシャルプログラムローダの動作が停止する他のプロセッサとを備え、
前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記複数のプロセッサが共有するハードウェア資源を管理する管理プログラムを起動させるとともに、
前記起動した管理プログラムによって、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステム及び前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、ことを特徴としている。
また、第5の発明は、第4の発明に係る情報処理装置であって、
前記複数のプロセッサのそれぞれに対応するオペレーティングシステムが同じ場合、前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記管理プログラムを起動させないまま、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させた後に、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムによって、前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、ことを特徴としている。
また、第6の発明は、第4又は第5に係る情報処理装置であって、前記複数のプロセッサは、マルチコアプロセッサ内のプロセッサコアであることを特徴としている。
本発明によれば、本発明は、マルチプロセッサシステムが有している各OSの起動を高速化できる。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための最良の形態の説明を行う。図1は、本発明に係る情報処理装置の実施形態であるコンピュータ100のハードウェア構成の一例を示した図である。コンピュータ100は、例えば、車両制御機能を担うコンピュータ(制御系ECU)やマルチメディア機能を担うコンピュータ(情報系ECU)である。制御系ECUの具体例として、エンジンを制御するエンジンECU、操舵動作を制御するステアリングECU、制動動作を制御するブレーキECUなどが挙げられる。情報系ECUの具体例として、カーナビゲーション用コンピュータ、DVDやビデオ用コンピュータ、インターネットアクセス用コンピュータ、他車や路側インフラや管理センター等の車外通信設備と通信するための通信用コンピュータなどが挙げられる。
コンピュータ100は、図1に示されるように、OSやそのOS上で動作する上述の車両制御機能やエンジン制御機能を実現するアプリケーションプログラムなどのプログラムを記憶するROM(不揮発性メモリ)30と、そのプログラムを処理するマルチコアプロセッサ10と、そのプログラムの作業領域であるRAM(揮発性メモリ)20と、図示しない入力回路や出力回路などの外部装置との間で信号を送受するためのインターフェースであるI/O40などを有する。
コンピュータ100は、図1に示されるように、プロセッサコアを複数有するマルチコアプロセッサ10を有している。マルチコアプロセッサは、2つ以上のプロセッサコアを1個のパッケージに集積したマイクロプロセッサである。マルチコアプロセッサ内のプロセッサコアは、互いに独立して動作する。マルチコアプロセッサ10には、プロセッサコア0,1,2,3の4つのプロセッサコアが内蔵される。コア0,1,2,3のそれぞれによって、独立に又は連携して、OSやそのOS上で動作する上述の車両制御機能やエンジン制御機能を実現するアプリケーションプログラムなどのプログラムが処理される。コア0,1,2,3のそれぞれは、プログラムの実行を指示する割り込みが発生すると、そのプログラムをROM30からRAM20に読み込んで実行する。
コア0,1,2,3によって処理されるOSの具体例として、リアルタイムOS(以下、「RT−OS」という)やマルチメディアOS(以下、「MM−OS」という)などが挙げられる。各コアによって処理されるOSは、必ずしも同じOSとは限らず、異なるOSでもよい。マルチプロセッサシステムをその構成プロセッサ毎に独立して運用可能なシステム(パーティション)に分割することにより複数のOSを並列に運用可能にすることによって、システムの多様化や大規模化に対応することができる。
RT−OSは、処理をリアルタイムに実行することを重視するため、バッチ処理やTSS(Time Sharing System)などの機能が優れたOSである。車両制御を行う制御系ECUに用いられる制御プログラムでは制御応答性や安全性の確保などの観点から所定の処理をリアルタイムに実行する必要があるため、要求されるリアルタイム性を実現できるRT−OSが制御系ECUには使用される。RT−OSの具体例として、OSEC、ITRONなどが挙げられる。
MM−OSは、MPEGのCodec等の圧縮/伸張処理、GUI(Graphical User Interface)等のユーザインターフェース処理、セキュリティ管理を含むインターネット接続処理などのマルチメディア処理がRT−OSに比べ優れたOSである。要求されるマルチメディア処理を実現できるMM−OSが情報系ECUには使用される。MM−OSの具体例として、Linux(登録商標)、QNX(登録商標)などが挙げられる。
マルチコアプロセッサ10に電源回路(不図示)から電源が供給されると、その内蔵のコア0,1,2,3にも電源が供給される。電源が供給されたコア0,1,2,3のうち、コア0のIPL(Initial Program Loader)は、ROM30に記憶されたOSブリッジ50(プログラム)をRAM20に読み込んで起動する。IPLは、ブート段階においてメモリの初期化等のOS起動のための準備処理を行うプログラムである。
図2は、OSブリッジ50の概念図である。OSブリッジ50は、RAM20やI/O40などの各コアが共有するハードウェア資源を管理し、それらのハードウェア資源に対する排他的アクセス制御を実行する(共有ハードウェア管理機能)。すなわち、OSブリッジ50は、例えば所定のタスク切り替えの発生タイミングや所定の周期に応じて、コア0によって動作するOS−0,コア1によって動作するOS−1,・・・,コアNによって動作するOS−Nのそれぞれに、共有するハードウェア資源を割り当てる処理を実行する。また、OSブリッジ50は、各OSを起動する機能を有する。さらに、OSブリッジ50が各OSを起動した後でも、起動した各OSはOSブリッジ50を呼び出してその共有ハードウェア管理機能を利用可能な構成とする。
図3は、本発明に係るオペレーティングシステムの起動制御方法の概要を説明するための図である。図3は、マルチプロセッサシステムをその構成プロセッサ毎にN個のパーティションに分割していることを表現している。マルチプロセッサシステムへの電源の投入によって(ステップ10)、電源が供給された各コアのIPLは起動する(ステップ12,14,16)。システム電源の投入後、コア0以外のコア1のIPL(1)〜コアNのIPL(N)は停止し(ステップ18,20)、コア0のIPL(0)は最低限のメモリシステムの初期化などの動作環境の設定後にOSブリッジ(0)を起動する(ステップ22)。IPL(0)によって起動したOSブリッジ(0)は、コア間の通信に必要なシステムの初期化を行った後に、停止している他のコア(1)〜(N)を起床させる(ステップ24,26)。起床した他のコア(1)〜(N)のそれぞれは、最低限のメモリシステムの初期化などの動作環境の設定後にOSブリッジ(1)〜(N)を起動する。これによって、コア毎にOSブリッジが並列に動作することとなる。
次に、各コアによって動作するOSブリッジのそれぞれは、ROM30等の不揮発性メモリから自コアのコア番号を取得し、コア番号とコアに搭載されるべきOSとの既定の対応関係に基づいて起動すべきOSを選択し、選択されたOSのエントリポイントに制御を移す。そして、各コアは、並列して、自コアに対応するOSの起動処理を開始する。各OSの起動処理において、OS間で共有するハードウェア資源にアクセスする場合には、OSブリッジの共有ハードウェア管理によって排他アクセス制御を行うことでハードウェア資源の競合を回避する。
図4は、2コア構成のマルチコアプロセッサで2つのOSを並列に起動する場合の処理フローである。コア0用のIPLを格納する格納装置がコア0に接続されているとともに、コア1用のIPLを格納する格納装置がコア1に接続されている。これらの格納装置は、例えばROM20である。システム電源投入後(ステップ40)、OSの起動準備を行うブート段階において、電源の投入がされたコア0でコア0用のIPL(0)が起動し(ステップ42)、電源が投入されたコア1でコア1用のIPL(1)が起動する(ステップ44)。そして、IPL(1)は、必要最小限の初期設定をした後に、一旦、コア1を待機状態に休眠させる。一方、IPL(0)は、ROM30からOSブリッジをRAM20に読み込むことでOSブリッジ(0)を起動する(ステップ46)。コア0によって動作するOSブリッジ(0)は、休眠しているコア1を起床させる。起床したコア1のIPL(1)は、ROM30からOSブリッジをRAM20に読み込むことでOSブリッジ(1)を起動する(ステップ48)。この段階で、コア0とコア1のそれぞれで、OSブリッジが並列に動作している。
そして、OSブリッジ(0)は、コア0に対応するOS−0を選択し、OS−0のエントリポイントに移ることによって、OS−0を起動する。これによって、コア0によってOS−0(0)の起動処理が開始する。並行して、同様に、OSブリッジ(1)は、コア1に対応するOS−1を選択し、OS−1のエントリポイントに移ることによって、OS−1を起動する。これによって、コア1によってOS−1(1)の起動処理が開始する。
それぞれのOSの起動処理が開始すると、周知のOS起動処理の通り、カーネルの処理化とユーザインターフェース部の初期化が行われる。カーネルの初期化段階では、ハードウェアに依存する部分から依存しない部分に順番に初期化が行われ、CPUアーキテクチャ依存部の初期化(ステップ50,52)、システム依存部の初期化(ステップ56,58)、ハードウェア非依存部の初期化(ステップ62,64)が行われる。ここで、コア0によって起動中のOS−0(0)とコア1によって起動中のOS−1(1)のそれぞれは、CPUアーキテクチャ依存部やシステム依存部の初期化段階において、OSブリッジを呼び出してその共有ハードウェア機能を利用することによって、ハードウェア資源が競合することを回避する(ステップ54,60)。
そして、ユーザインターフェース部の初期化段階において、スケジューリングが開始する(ステップ66,68)。スケジューリングの開始によって実行定常状態に移行し(ステップ70,72)、OSによるサービスが起動する。すなわち、OSの起動が完了する。
図5は、2コア構成のマルチコアプロセッサで2つのOSが同じ場合に並列に起動する場合の処理フローである。マルチコアプロセッサを有するシステムにおいて、複数のコアで同一のOSを並列で実行する場合には、IPLからOSブリッジをスキップして直接OS起動することが可能となる。この場合、OSブリッジではなくOS自身が休眠する他のコアを活性化し、CPU−IDを判定の上、どのハードウェアを使用するかなどのコア毎の動作を変えることができる。図4の場合と同様に、各OSが同時並列で初期化処理を行う上で、共有ハードウェアの排他アクセス制御を行うために、OS実行中でもOSブリッジの共有ハードウェア管理機能の呼び出しを可能にする。
図4の場合と同様に、システム電源投入後(ステップ80)、OSの起動準備を行うブート段階において、電源の投入がされたコア0でコア0用のIPL(0)が起動し(ステップ82)、電源が投入されたコア1でコア1用のIPL(1)が起動する(ステップ84)。そして、IPL(1)は、必要最小限の初期設定をした後に、一旦、コア1を待機状態に休眠させる。
そして、IPL(0)は、自コアのコア番号を取得することによってID判定を行うことによってコア0に対応するOS−0を選択する。そして、IPL(0)は、OS−0のエントリポイントへの移動によって、OS−0を起動する。これによって、コア0によってOS−0(0)の起動処理が開始する。コア0によって動作するOS−0(0)は、休眠しているコア1のコア番号を取得することによってID判定を行うことによってコア1に対応するOS−0を選択し、OS−0のエントリポイントに移ることによって、OS−0を起動する(ステップ88)。これによって、コア1によってOS−0(1)の起動処理が開始する。それぞれのOSの起動処理が開始すると、その後は、図4と同様のため、説明を省略する。つまり、プロセッサ間でOSが同一である図5の場合、起動したOSの中で休眠しているコアのOSを起動している一方で、プロセッサ間でOSが異なる図4の場合、OSが起動する前に休眠しているコアのOSを起動している。
したがって、上述の実施例によれば、複数のプロセッサコアを並行して起動する場合、共有ハードウェア管理機能をOSブリッジとしてOSから取り出すことによって、各コアの起動の高速化(すなわち、各コアの起動タイミングの前だし)を図ることができる。例えば、コア0がホストOSを動作させ、それ以外の他のコアがゲストOSを動作させる場合、従来ホストOSに含まれていた共有ハードウェア管理機能をホストOSから分離することによって、コア0のホストOS起動が完了していなくても他のコアのゲストOSを起動することができるとともに、共有ハードウェア管理機能を有するOSブリッジで各OSによるハードウェア資源の競合を回避することができる。
また、複数のコアが同一のOSを使用する場合には、OSブリッジによる起動処理をスキップしてコア0のOSが他のOSを起動するので、より一層に起動の高速化を図ることができる。
以上、本発明の好ましい実施例について詳説したが、本発明は、上述した実施例に制限されることはなく、本発明の範囲を逸脱することなく、上述した実施例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上述の実施例では、マルチコアプロセッサ内の複数のプロセッサコアを対象としていたが、複数のシングルコアプロセッサを対象としてもよい。また、上述の実施例のコアの数に特に限定しなくてもよい。
本発明に係る情報処理装置の実施形態であるコンピュータ100のハードウェア構成の一例を示した図である。 OSブリッジ50の概念図である。 本発明に係るオペレーティングシステムの起動制御方法の概要を説明するための図である。 2コア構成のマルチコアプロセッサで2つのOSを並列に起動する場合の処理フローである。 2コア構成のマルチコアプロセッサで2つのOSが同じ場合に並列に起動する場合の処理フローである。
符号の説明
10 マルチコアプロセッサ
20 RAM
30 ROM
40 入出力装置(I/O)
50 OSブリッジ

Claims (6)

  1. 複数のプロセッサのそれぞれによって処理されるオペレーティングシステムの起動を制御する、オペレーティングシステムの起動制御方法であって、
    前記複数のプロセッサに電源が投入されたことにより起動したイニシャルプログラムローダのうち、特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダのみ動作を継続させ、前記特定のプロセッサ以外の他のプロセッサのイニシャルプログラムローダの動作を停止させるステップと、
    前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記複数のプロセッサが共有するハードウェア資源を管理する管理プログラムを起動させるステップと、
    前記起動した管理プログラムによって、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステム及び前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させるステップと、を備えることを特徴とする、オペレーティングシステムの起動制御方法。
  2. 請求項1に記載のオペレーティングシステムの起動制御方法であって、
    前記複数のプロセッサのそれぞれに対応するオペレーティングシステムが同じ場合、
    前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記管理プログラムを起動させないまま、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させた後に、
    前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムによって、前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、オペレーティングシステムの起動制御方法。
  3. 請求項1又は2に記載のオペレーティングシステムの起動制御方法であって、
    前記複数のプロセッサは、マルチコアプロセッサ内のプロセッサコアである、オペレーティングシステムの起動制御方法。
  4. 電源が投入されたことによりイニシャルプログラムローダが起動するプロセッサを複数有する、情報処理装置であって、
    前記複数のプロセッサのうち、
    前記起動したイニシャルプログラムローダの動作が継続する特定のプロセッサと、
    前記起動したイニシャルプログラムローダの動作が停止する他のプロセッサとを備え、
    前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記複数のプロセッサが共有するハードウェア資源を管理する管理プログラムを起動させるとともに、
    前記起動した管理プログラムによって、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステム及び前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、ことを特徴とする、情報処理装置。
  5. 請求項4に記載の情報処理装置であって、
    前記複数のプロセッサのそれぞれに対応するオペレーティングシステムが同じ場合、
    前記特定のプロセッサのイニシャルプログラムローダによって、前記管理プログラムを起動させないまま、前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させた後に、
    前記特定のプロセッサに対応するオペレーティングシステムによって、前記他のプロセッサに対応するオペレーティングシステムを起動させる、情報処理装置。
  6. 請求項4又は5に記載の情報処理装置であって、
    前記複数のプロセッサは、マルチコアプロセッサ内のプロセッサコアである、情報処理装置。
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