JP2008185285A - 恒温槽 - Google Patents

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Shinji Yokoyama
真司 横山
Tomomi Katagiri
智美 片桐
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Abstract

【課題】設計構造の単純化等が図れる恒温槽を提供する。
【解決手段】外装壁12と内装壁14とよりなる二重壁構造をなし、内装壁14で囲まれた空間が恒温室に形成され、外装壁12と内装壁14との間に、送風ファン31と、冷凍機35のエバポレータ32およびヒータ33のいずれかとが配設され、外装壁12と内装壁14との間がエア流路22に形成された恒温槽10において、外装壁12は内面に断熱材21が添設された外装壁12が用いられ、該断熱材21内面と内装壁14外面との間がエア流路22に形成されるとともに、該エア流路22が断熱材27、37、38により仕切られて所要通路に形成されていることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、設計構造の単純化等が図れる恒温槽に関する。
例えば、特開平8−219630号公報に示されるように、二重断熱壁構造を有する恒温槽がある。この恒温槽における断熱壁の構造は、ポリウレタン成形樹脂からなる断熱板を両側からステンレス板で挟みこんだものとなっている。
特開平8−219630号公報
しかしながら、上記断熱壁の構造は、断熱板を両側からステンレス板で挟みこんだものであるため、組立作業が容易でなく、構造が複雑で、重量が大となり、またステンレス板を伝って不要な熱移動も起こりやすくなるという課題がある。
そこで本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、その目的とするところは、設計構造の単純化等が図れる恒温槽を提供するにある。
本発明に係る恒温槽は、外装壁と内装壁とよりなる二重壁構造をなし、内装壁で囲まれた空間が恒温室に形成され、外装壁と内装壁との間に、冷凍機のエバポレータおよびヒータの少なくともいずれかと、送風ファンとが配設され、外装壁と内装壁との間がエア流路に形成された恒温槽において、前記外装壁は内面に断熱材が添設された外装壁が用いられ、該断熱材内面と前記内装壁外面との間が前記エア流路に形成されるとともに、該エア流路が断熱材により仕切られて所要通路に形成されていることを特徴とする。
前記断熱材がポリウレタン成形樹脂の板材よりなることを特徴とする。
前記エア流路が、下面部の二重壁空間であって、前後方向に延びる下面部エア流路と、両側面部の二重壁空間であって、前記下面部エア流路に連通する側面部エア流路と、上面部の二重壁空間であって、前後方向に延び、前記側面部エア流路と連通する上面部エア流路と、背面部の二重壁空間であって、左右両脇に断熱材が配置されて上下方向に延び、前記上面部エア流路および下面部エア流路に連通する背面部エア流路とを有することを特徴とする。
また、前記下面部エア流路内に、前記送風ファン、エバポレータおよびヒータが、後部側から前部側に向けてこの順に配設されていることを特徴とする。
前記側面部エア流路が、前記下面部エア流路の前端部側に連通していることを特徴とする。
本発明によれば、外装壁に、内面に断熱材が添設されただけのものを用い、またエア流路内における仕切壁も、単に裸の断熱材を用いたので、構造が簡易となり、流路の設計も容易で、組立も簡単となり、また重量も小さなものとすることができる。また、ステンレス板を伝って不要な熱移動も起こらなくなるという効果も有する。
以下本発明の好適な実施の形態を添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は恒温槽10の正面図、図2は左側面図、図3は右側面図、図4は平面図である。
恒温槽10は、外装壁12と内装壁14とよりなる二重壁構造をなし、内装壁14で囲まれた空間が恒温室16に形成されている。なお、前面は、開閉可能な扉18に形成されている。
外装壁12は、図5に示すように、ステンレス板20の内面にポリウレタン成形樹脂の板材からなる断熱材21が接着剤等により添設された簡易な構造のものを用いている。なお、内装壁14はステンレス板よりなる。このような簡易な構造の外装壁12、内装壁14であるから、組み付けは容易である。断熱材21内面と内装壁14外面との間がエア流路22に形成される。
エア流路22は、下面部の二重壁空間であって、前後方向に延びる下面部エア流路24と、両側面部の二重壁空間であって、下面部エア流路24に連通する側面部エア流路25と、上面部の二重壁空間であって、前後方向に延び、側面部エア流路25と連通する上面部エア流路26と、背面部の二重壁空間であって、左右両脇に断熱材27が配置されて(図4)上下方向に延び、上面部エア流路26および下面部エア流路24に連通する背面部エア流路28とを有する。
なお、下面部エア流路24は、下面部の二重壁空間内に、下方に開放する断面コの字状のカバー30が配置されることによって形成されている。そして、この下面部エア流路24内に、送風ファン31、冷凍機のエバポレータ32およびヒータ33が、後部側から前部側に向けてこの順に配設されている。なお、35は冷凍機本体である。
また、図示しないが、送風ファン33を正回転、逆回転させる正逆モータが配設されている。これら正逆モータ、冷凍機35、ヒータ33は、図示しない制御部により駆動、制御される。
側面部エア流路25は、カバー30の前端部側側面に開口した開口部36を通じて下面部エア流路24の前端部側に連通している。このようにすることで、エアが、エバポレータ32、ヒータ33を確実に通過した後側面部エア流路25に流入するので好適である。
両側面部エア流路25は、図2、図3に明確なように、断熱材21の内面に上下方向に延びるように、一定の間隔をおいて接着剤により固定された4本の断熱材37によって仕切られて、3本の流路に別れるように設定されている。これら3本の流路は上端部で上面部エア流路26に連通している。なおこれら断熱材37は、エアの整流効果を有する。
また、上面部エア流路26は、断熱材21に前後方向に延びるように、一定の間隔をおいて接着剤により固定された4本の断熱材38によって仕切られて、3本の流路に別れるように設定されている。これら3本の流路は後端部で背面部エア流路28に接続している。
なお、背面部エア流路28は、二重壁構造の左右に幅広の断熱材27が配置されることによって、1本の流路に形成され、この1本の流路が、下端において、下面部エア流路24を構成するカバー30の後端部に連通している。
断熱材27、断熱材37、断熱材38もポリウレタン樹脂からなる板材を好適に用いることができるが、材質は特に限定されない。
制御部は設定温度入力部を有し、恒温槽10の設定温度を入力しうるようになっている。また、図示しないが、恒温室16の内部温度を検出する温度センサが設けられ、この温度センサによって検出された温度データが制御部に入力される。
本実施の形態における恒温槽10は上記の構成を有する。
本実施の形態では、外装壁12に、ステンレス板20の内面に断熱材21を添設しただけのものを用い、またエア流路22内における仕切壁も、単に裸の断熱材27、37、38を用いたので、構造が簡易となり、流路の設計も容易で、組立も簡単となり、また重量も小さなものとすることができる。また、ステンレス板を伝って不要な熱移動も起こらなくなるという効果も有する。
恒温槽10の運転は次のようになされる。
恒温室16内を室温よりも高温の例えば37℃に加温、維持する際は、制御部の設定温度入力部に37℃と入力する。制御部は、冷凍機35、ヒータ33、送風ファン33の駆動部を駆動、制御する。下面部エア流路24内の空気はまず冷凍機35により所要温度に冷却され、次いでヒータ33によって加温される。この加温された空気は、送風ファン31により、下面部エア流路24、側面部エア流路25、上面部エア流路26、背面部エア流路28の順に流れるようにされる。加温された空気は軽くなり上昇しやすいので、下面部エア流路24から、広い、両側面部エア流路25内を支障なく上昇し、恒温室16内を均一に加温する。
なお、冷凍機35も運転するのは、一旦一定の温度に冷却し、これをヒータ33で加熱する方が、正確な温調ができるからである。恒温室16内の温度は温度センサによって検出され、この検出温度が制御部に入力され、制御部では、この温度センサの検出温度に基づき、ヒータ33のオンオフ制御をして、恒温室16内の温度が設定温度となるように制御するのである。
一方、20℃等の室温より低温に維持する際は、ヒータ33をオフにし、冷凍機35をオンにする。そして、送風ファン31を逆回転することによって、冷却された空気が、下面部エア流路24、背面部エア流路28、上面部エア流路26、側面部エア流路25の順に流れるようにする。低温の空気は重くなり、上昇しにくくなるが、断面積の小さな背面部エア流路28内を一気に上面部エア流路26にまで上昇させてしまうのである。これにより、重い、冷たい空気は両側面部エア流路25内を下降し、恒温室16内を均一に冷却することとなる。
上記の実施の形態では、冷却、加温の双方の行える恒温槽に適用したが、冷却、加温のいずれか一方のみの恒温槽としてもよいことはもちろんである。
恒温槽の正面断面図である。 恒温槽の左側面断面図である。 恒温槽の右側面断面図である。 恒温槽の平面断面図である。 外装壁の断面説明図である。
符号の説明
10 恒温槽
12 外装壁
14 内装壁
16 恒温室
18 蓋
20 ステンレス板
21 断熱材
22 エア流路
24 下面部エア流路
25 側面部エア流路
26 上面部エア流路
27 断熱材
28 背面部エア流路
30 カバー
31 送風ファン
32 エバポレータ
33 ヒータ
35 冷凍機
36 開口部
37 断熱材
38 断熱材

Claims (5)

  1. 外装壁と内装壁とよりなる二重壁構造をなし、内装壁で囲まれた空間が恒温室に形成され、外装壁と内装壁との間に、冷凍機のエバポレータおよびヒータの少なくともいずれかと、送風ファンとが配設され、外装壁と内装壁との間がエア流路に形成された恒温槽において、
    前記外装壁は内面に断熱材が添設された外装壁が用いられ、該断熱材内面と前記内装壁外面との間が前記エア流路に形成されるとともに、該エア流路が断熱材により仕切られて所要通路に形成されていることを特徴とする恒温槽。
  2. 前記断熱材がポリウレタン成形樹脂の板材よりなることを特徴とする請求項1記載の恒温槽。
  3. 前記エア流路が、下面部の二重壁空間であって、前後方向に延びる下面部エア流路と、両側面部の二重壁空間であって、前記下面部エア流路に連通する側面部エア流路と、上面部の二重壁空間であって、前後方向に延び、前記側面部エア流路と連通する上面部エア流路と、背面部の二重壁空間であって、左右両脇に断熱材が配置されて上下方向に延び、前記上面部エア流路および下面部エア流路に連通する背面部エア流路とを有することを特徴とする請求項1または2記載の恒温槽。
  4. 前記下面部エア流路内に、前記送風ファン、エバポレータおよびヒータが、後部側から前部側に向けてこの順に配設されていることを特徴とする請求項3記載の恒温槽。
  5. 前記側面部エア流路が、前記下面部エア流路の前端部側に連通していることを特徴とする請求項4記載の恒温槽。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011083591A1 (ja) * 2010-01-06 2011-07-14 住友電装株式会社 難燃性試験装置
CN105431018A (zh) * 2015-12-31 2016-03-23 陕西海泰电子有限责任公司 内外框组合形式减震机柜及其保温方法
KR101832883B1 (ko) * 2016-03-17 2018-02-27 (주)에스티아이 결로 방지 기능을 구비한 글로브 박스 시스템

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