JP2008183605A - レーザマーキング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】必要以上のスペースを設けることなく設置することが可能なレーザマーキング装置を提供すること。
【解決手段】レーザマーキング装置に、レーザマーキング装置に割り当てられた設置スペースに応じて予め設定したマーキング禁止領域A4を走査可能領域A1の一部に設定し記憶する。そして、このマーキング禁止領域A4に基づいて、マーキング可能領域A2内における設定禁止領域A5を設定し、該設定禁止領域A5におけるマーキング内容Mの設定を禁止してマーキング禁止領域A4におけるマーキングを不能とする
【選択図】図3
【解決手段】レーザマーキング装置に、レーザマーキング装置に割り当てられた設置スペースに応じて予め設定したマーキング禁止領域A4を走査可能領域A1の一部に設定し記憶する。そして、このマーキング禁止領域A4に基づいて、マーキング可能領域A2内における設定禁止領域A5を設定し、該設定禁止領域A5におけるマーキング内容Mの設定を禁止してマーキング禁止領域A4におけるマーキングを不能とする
【選択図】図3
Description
本発明は、レーザ光を走査してマーキング対象物にマーキングするレーザマーキング装置に関する。
従来、工場内の生産設備などの一部に、例えば特許文献1にて示されるようなレーザマーキング装置を配置し、マーキング対象物に対して文字・記号・図形等をマーキングする場合がある。このレーザマーキング装置は、レーザ光を出射するレーザ光源と該レーザ光源からのレーザ光の方向を変えるガルバノミラー等の走査手段とこれらを制御するコントローラ等の制御手段とを備えている。制御手段は、操作者により入力される文字・記号・図形等のマーキング内容と該マーキング内容のマーキング対象物におけるマーキング位置とを含むマーキング情報に基づいて、前記レーザ光を走査する座標を設定しレーザ光を照射する。
特開2002−336978号公報
ところで、このようなレーザマーキング装置では、マーキング内容やマーキング位置によっては、走査手段によるレーザ光の走査可能領域に対して実際にマーキングに使用されレーザ光が走査される領域が十分狭い場合がある。しかしながら、このような場合において例えば工場内の生産設備などの省スペース化のために走査可能領域内に他の機器が配置されると、その機器が配置された位置を設計図面等で確認しながらマーキング内容やマーキング位置を設定しなければならず、マーキング内容の設定が煩雑となる。また、操作者がマーキング内容やマーキング位置の設定を誤ると、他の機器にレーザ光が走査されてしまう。そのため、通常、工場内の生産設備などにレーザマーキング装置を設置する際には、実際にレーザ光が走査される領域が十分狭い場合でも前記走査可能領域に相当する必要以上のスペースが確保されており、このことは、生産設備における省スペース化を妨げる原因となる。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、必要以上のスペースを設けることなく設置することが可能なレーザマーキング装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、マーキング対象物にマーキングするためのマーキング内容及びその位置を含むマーキング情報に基づいて、レーザ光源から出射されたレーザ光を走査手段により前記マーキング対象物に対して走査し、前記マーキング対象物の所定位置に前記マーキング内容をマーキングするレーザマーキング装置において、前記走査手段の一連の走査によりマーキングが可能なマーキング可能領域内の位置に、前記マーキング内容を設定可能なマーキング情報設定手段と、前記マーキング情報設定手段により設定された前記マーキング情報に基づいて、前記走査手段により前記レーザ光を走査する座標データを生成する座標データ生成手段と、前記レーザ光を走査可能な走査可能領域の一部に、マーキング禁止領域を設定する禁止領域設定手段とを備え、前記マーキング禁止領域におけるマーキングを不能とする。
同構成によれば、禁止領域設定手段により走査可能領域の一部にマーキング禁止領域を設定することで、該マーキング禁止領域におけるマーキングが不能とされるため、該マーキング禁止領域にレーザ光が走査されることを防止することが可能となり、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置を設置することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のレーザマーキング装置において、移動する前記マーキング対象物に対してマーキングを行う移動体印字が可能な構成である。
同構成によれば、走査可能領域の一部にマーキング禁止領域を設定することができるため、マーキング対象物の移動速度に応じてマーキング可能領域が限定され、マーキング可能領域と走査可能領域とが一致しない移動体印字が可能な構成においても、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置を設置することができる。
同構成によれば、走査可能領域の一部にマーキング禁止領域を設定することができるため、マーキング対象物の移動速度に応じてマーキング可能領域が限定され、マーキング可能領域と走査可能領域とが一致しない移動体印字が可能な構成においても、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置を設置することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のレーザマーキング装置において、前記マーキング禁止領域に基づいて前記マーキング可能領域内における設定禁止領域を設定し、前記設定禁止領域における前記マーキング内容の設定を禁止する。
同構成によれば、マーキング禁止領域に基づいてマーキング可能領域内における設定禁止領域が設定され、設定禁止領域におけるマーキング内容の設定が禁止されるため、操作者は、マーキング情報を設定する段階でそのマーキング情報が適切か否かを把握することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のレーザマーキング装置において、前記マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、前記設定禁止領域を合わせて表示する。
同構成によれば、マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、設定禁止領域が合わせて表示されるため、操作者は、マーキング情報を設定する段階で設定禁止領域を把握することが可能となり、適切なマーキング情報を容易に設定することができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れか1項に記載のレーザマーキング装置において、前記マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、前記マーキング情報に基づいて生成される前記座標データが前記マーキング禁止領域内に設定される前記マーキング内容を表示する。
同構成によれば、マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、マーキング情報に基づいて生成される座標データがマーキング禁止領域内に設定されるマーキング内容が表示されるため、操作者は、マーキングが不能となるマーキング内容を直接把握することが可能となり、適切なマーキング情報を容易に設定することができる。
本発明によれば、必要以上のスペースを設けることなく設置することが可能なレーザマーキング装置を提供することができる。
以下、本発明を具体化した一実施形態を図面に従って説明する。
図1に示すように、レーザマーキング装置1は、マーキング対象物としての加工対象物Wが搬送される搬送路TRの上側にその一部(ヘッド部2b)が配置されたレーザマーカ2を備えている。レーザマーカ2には、ケーブル3を通じてコントローラ4が接続されるとともに、該コントローラ4には、接続ケーブル5を通じてコンソール等の入出力装置6が接続されている。
図1に示すように、レーザマーキング装置1は、マーキング対象物としての加工対象物Wが搬送される搬送路TRの上側にその一部(ヘッド部2b)が配置されたレーザマーカ2を備えている。レーザマーカ2には、ケーブル3を通じてコントローラ4が接続されるとともに、該コントローラ4には、接続ケーブル5を通じてコンソール等の入出力装置6が接続されている。
レーザマーカ2は、略直方体形状をなす本体部2aを備えるとともに、該本体部2aの長手方向先端側には、ヘッド部2bが設けられている。ヘッド部2bは、搬送路TRの直上に配置されており、同ヘッド部2bにおいて搬送路TRに対向する側の面には、出射口2cが設けられている。
図2に示すように、レーザマーカ2(本体部2a)には、炭酸ガスレーザやYAGレーザ等のレーザ光源21が収容されている。レーザ光源21にレーザ光Lを出射するための所定の駆動信号が入力されると、該駆動信号に対応するレーザ出力値のレーザ光Lがレーザ光源21から出射される。また、レーザマーカ2(ヘッド部2b)には、走査手段としての一対のガルバノミラー22X,22Yと収束レンズ23とが収容されている。ガルバノミラー22X,22Y及び収束レンズ23は、レーザ光Lの光路途中に、前記レーザ光源21側からガルバノミラー22X,22Y、収束レンズ23の順に配置されている。
一対のガルバノミラー22X,22Yは、それぞれ対応するガルバノモータ24X,24Yの駆動によりX,Y軸回りに回動される。各ガルバノモータ24X,24Yは所定の駆動信号の入力に応じて回動して出射口2cからのレーザ光Lの出射方向を変化させ、前記加工対象物Wのマーキング面Wa上にレーザ光Lを走査する。尚、本実施の形態では、前記加工対象物Wは、Y方向に搬送されるようになっている(図1参照)。
収束レンズ23は、ガルバノミラー22X,22Yからのレーザ光Lを、前記マーキング面Wa上の位置に収束するレンズである。ガルバノミラー22X,22Yからのレーザ光Lが収束レンズ23に入射されると、所定のビーム径に収束された状態のレーザ光Lが前記ヘッド部2bの出射口2cから前記マーキング面Wa上に照射される。レーザ光Lがマーキング面Wa上に走査されると、その位置の加工対象物Wが溶融・昇華し、レーザ光Lの走査軌跡に沿う文字・記号・図形(例えば、文字や文字列、記号や記号列、図形や図形群、さらにはこれらの結合したもの)等のマーク(以下、マーキング内容という)Mがマーキング面Wa上にマーキングされる。尚、本実施の形態では、ガルバノミラー22X,22Yの回動可能範囲と収束レンズ23の焦点距離とに応じて設定されるレーザ光Lを走査可能な領域を、「走査可能領域」A1という。また、本実施の形態では、加工対象物Wを基準とした場合のレーザ光Lが走査される領域(マーキング内容Mとその位置が設定される領域)を、加工対象物Wにおけるレーザ光Lの「マーキング可能領域」A2,A3という(図3(b)及び図4(b)参照)。
また、搬送路TRには、コントローラ4に接続されたセンサ7が配設されている。センサ7は、搬送される加工対象物Wが前記走査可能領域A1に浸入するタイミングで検出信号をコントローラ4に出力する。また、搬送路TRには、センサ7と同様にコントローラ4に接続されたロータリーエンコーダ8が配設されている。ロータリーエンコーダ8は、搬送路TRによる加工対象物Wの搬送量に応じたパルス信号をコントローラ4に出力する。
コントローラ4は、レーザマーキング装置1を統括的に制御する制御部41と、メモリ42とを備えている。制御部41は、レーザ光源21とガルバノモータ24X,24Yとを制御して、前記走査可能領域A1に配置された加工対象物Wのマーキング面Wa上にレーザ光Lを走査する。また、制御部41は、前記センサ7から出力された検出信号と前記ロータリーエンコーダ8から出力されたパルス信号とに基づいて加工対象物Wの位置を検出し、走査可能領域A1内を移動する加工対象物Wのマーキング面Wa上の所定の座標にレーザ光Lを走査する。即ち、本実施の形態のレーザマーキング装置1は、走査可能領域A1を移動する加工対象物Wへのマーキング(移動体印字)が可能となっている。また、制御部41は、前記各ガルバノミラー22X,22Yの回動可能範囲と収束レンズ23の焦点距離とに基づいて前記走査可能領域A1を設定し、メモリ42に記憶する。尚、走査可能領域A1は、例えば操作者によって各ガルバノミラー22X,22Yの回動可能範囲と収束レンズ23の焦点距離とに基づいて予め設定されたものが入出力装置6を介して入力されるようにしてもよい。
また、制御部41は、マーキング情報設定手段としてのマーキング情報設定部41aと座標データ生成手段としての座標データ生成部41bと禁止領域設定手段としての禁止領域設定部41cとを備えている。マーキング情報設定部41aは、入出力装置6の表示画面6aに、マーキング情報を設定するためのマーキング情報設定画面G1,G2(図3(c)及び図4(c)参照)を表示する。このマーキング情報設定画面G1,G2においては、加工対象物Wにマーキングするマーキング内容M、該マーキング内容Mをマーキングするマーキング位置(基準座標)P(X0,Y0)、加工対象物Wの移動速度(搬送速度)V1及びレーザ光Lの走査速度V2を含むマーキング情報が操作者により入力される。マーキング情報設定部41aは、前記マーキング情報設定画面G1,G2にて設定されたマーキング情報に基づいて、加工対象物Wにおけるレーザ光Lのマーキング可能領域A2,A3内の位置にマーキング内容Mを設定しメモリ42に記憶する。
座標データ生成部41bは、前記マーキング内容Mをマーキングするべく、マーキング情報設定部41aにより設定されたマーキング情報に基づいて走査可能領域A1内でレーザ光Lを走査する座標データP(X,Y)を生成する。詳しくは、静止している加工対象物Wに対してマーキングを行う場合、図3(a)〜(c)に示すように、制御部41は、前記マーキング内容M及びそのマーキング位置P(X0,Y0)に基づいて、走査可能領域A1の対応する位置にレーザ光Lを走査するための座標データP(X,Y)を設定する。また、移動している加工対象物Wに対してマーキングを行う場合、図4(a)〜(c)に示すように、制御部41は、マーキング内容Mとそのマーキング位置P(X0,Y0)と加工対象物Wの移動速度V1とレーザ光Lの走査速度V2とに基づいて、走査可能領域A1の対応する位置にレーザ光Lを走査するための座標データP(X,Y)を設定する。従って、移動している加工対象物Wに対してマーキングを行う場合は、加工対象物Wの移動速度V1及び走査速度V2(少なくとも移動速度V1)に応じてマーキング可能領域A3が制限(変更)される。制御部41は、座標データ生成部41bで生成された座標データP(X,Y)にレーザ光Lを走査するべく前記レーザ光源21とガルバノモータ24X,24Yとを制御する。
禁止領域設定部41cは、図3(a)及び図4(a)に示すように、前記走査可能領域A1の一部に予め設定されたレーザ光Lのマーキング禁止領域A4をメモリ42に記憶する。尚、マーキング禁止領域A4は、例えば生産設備などにおいて他の生産機器にレーザ光Lが照射されないよう、レーザマーキング装置1に割り当てられた設置スペースに応じて、前記走査可能領域A1の一部に予め設定されるものである。本実施の形態では、制御部41は、メモリ42に記憶したマーキング禁止領域A4に基づいて、マーキング可能領域A2,A3内における設定禁止領域A5,A6(図3(b)及び図4(b)参照)を設定し、該設定禁止領域A5,A6におけるマーキング内容Mの設定を禁止する。また、本実施の形態では、図3(c)及び図4(c)に示すように、前記マーキング情報設定画面G1,G2に、設定禁止領域A5,A6が合わせて表示されるようになっている。
図3(b)に示すように、静止している加工対象物Wに対してマーキングを行う場合、走査可能領域A1における加工対象物Wの位置が固定されるため、制御部41は、走査可能領域A1においてマーキング禁止領域A4に対応する領域を設定禁止領域A5として設定する。尚、図3(b)には、説明のため、マーキング可能領域A2及び設定禁止領域A5に走査可能領域A1を合わせて示している。そして、制御部41は、設定した設定禁止領域A5をマーキング情報設定画面G1に表示する(図3(c)参照)。尚、この場合、加工対象物Wにおける前記レーザ光Lのマーキング可能領域A2は前記ガルバノミラー22X,22Yによりレーザ光Lを走査可能な走査可能領域A1と一致するため、設定禁止領域A5とマーキング禁止領域A4とは一致する。また、図4(b)に示すように、移動している加工対象物Wに対してマーキングを行う場合、走査可能領域A1における加工対象物Wの位置が変化するため、制御部41は、マーキング禁止領域A4と加工対象物Wの移動速度V1とレーザ光Lの走査速度V2とに基づいて、走査可能領域A1においてマーキング禁止領域A4に対応する領域を設定禁止領域A6として設定する。尚、図4(b)には、説明のため、マーキング可能領域A3及び設定禁止領域A6に走査可能領域A1を合わせて示している。そして、制御部41は、設定した設定禁止領域A6をマーキング情報設定画面G2に表示する(図4(c)参照)。尚、この場合、加工対象物Wにおける前記レーザ光Lのマーキング可能領域A3は前記ガルバノミラー22X,22Yによりレーザ光Lを走査可能な走査可能領域A1と一致しないため、設定禁止領域A6とマーキング禁止領域A4とは一致しない。
また、マーキング情報設定画面G1,G2において、各種マーキング情報が入力されると、制御部41は、設定禁止領域A5,A6を除くマーキング可能領域A2,A3内においてマーキング内容Mが設定可能か否かを判別する。そして、設定不能な場合は入力されたマーキング情報をキャンセルし、新たなマーキング情報の設定(例えば、マーキング位置P(X0,Y0)や搬送速度V1、走査速度V2等の変更)を操作者に促す。
座標データ生成部41bは、このようにして設定されたマーキング情報に基づいて座標データP(X,Y)を生成する。従って、マーキング禁止領域A4にレーザ光Lが走査されることが防止される。
次に、上記実施の形態の作用効果を以下に記載する。
(1)禁止領域設定部41cにより走査可能領域A1の一部にマーキング禁止領域A4を設定することで、該マーキング禁止領域A4におけるマーキングが不能とされるため、該マーキング禁止領域A4にレーザ光Lが走査されることを防止することが可能となり、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置1を設置することができる。
(1)禁止領域設定部41cにより走査可能領域A1の一部にマーキング禁止領域A4を設定することで、該マーキング禁止領域A4におけるマーキングが不能とされるため、該マーキング禁止領域A4にレーザ光Lが走査されることを防止することが可能となり、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置1を設置することができる。
(2)走査可能領域A1の一部にマーキング禁止領域A4を設定することができるため、加工対象物Wの移動速度に応じてマーキング可能領域A3が限定され、マーキング可能領域A3と走査可能領域A1とが一致しない移動体印字が可能な構成においても、必要以上のスペースを設けることなくレーザマーキング装置1を設置することができる。
(3)マーキング禁止領域A4に基づいてマーキング可能領域A2,A3内における設定禁止領域A5,A6が設定され、設定禁止領域A5,A6におけるマーキング内容Mの設定が禁止されるため、操作者は、マーキング情報を設定する段階でそのマーキング情報が適切か否かを把握することができる。
(4)マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面G1,G2に、設定禁止領域A5,A6が合わせて表示されるため、操作者は、マーキング情報を設定する段階で設定禁止領域A5,A6を把握することが可能となり、適切なマーキング情報を容易に設定することができる。
尚、本発明の実施形態は、以下のように変更してもよい。
・上記実施の形態では、マーキング情報設定画面G1,G2に、設定禁止領域A5を合わせて表示するようにしたが、例えばマーキング情報設定画面G1,G2に、マーキング情報に基づいて生成される座標データP(X,Y)がマーキング禁止領域A4内に設定されるマーキング内容M(マーキング内容Mの一部)の色等を変更して表示し、このマーキング内容Mの設定が禁止されることを報知するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、マーキング情報設定画面G1,G2に、設定禁止領域A5を合わせて表示するようにしたが、例えばマーキング情報設定画面G1,G2に、マーキング情報に基づいて生成される座標データP(X,Y)がマーキング禁止領域A4内に設定されるマーキング内容M(マーキング内容Mの一部)の色等を変更して表示し、このマーキング内容Mの設定が禁止されることを報知するようにしてもよい。
・上記実施の形態では、禁止領域設定部41cは、該設定禁止領域A5,A6におけるマーキング内容Mの設定を禁止してマーキング禁止領域A4におけるマーキングを不能としたが、マーキング禁止領域A4に対応する位置への座標データP(X,Y)の生成を禁止してマーキング禁止領域A4におけるマーキングを不能としてもよい。
また、例えば、制御部41が座標データ生成部41bによりマーキング情報に基づいて生成された座標データP(X,Y)を取得する際に、該座標データP(X,Y)がマーキング禁止領域A4内に含まれるか否かを判別し、マーキング禁止領域A4内に含まれる座標データP(X,Y)を削除してマーキングを行うようにしてもよい。
また、例えば、レーザマーカ2側にマーキング禁止領域A4を記憶する記憶部を設け、レーザマーカ2側で座標データ生成部41bにより生成され出力された座標データP(X,Y)がマーキング禁止領域A4内に含まれるか否かを判別し、マーキング禁止領域A4内に含まれる座標データP(X,Y)に対するレーザ光Lの照射を禁止するようにしてもよい。尚、これらの構成によれば、マーキング情報が誤って設定されたとしてもマーキング禁止領域A4にレーザ光Lが走査されないため、マーキング禁止領域A4にレーザ光Lが走査されることを防止することができる。
1…レーザマーキング装置、21…レーザ光源、22X,22Y…走査手段としてのガルバノミラー、41a…マーキング情報設定手段としてのマーキング情報設定部、41b…座標データ生成手段としての座標データ生成部、41c…禁止領域設定手段としての禁止領域設定部、L…レーザ光、M…マーキング内容、W…マーキング対象物としての加工対象物、P(X,Y)…座標データ、A1…走査可能領域、A2,A3…マーキング可能領域、A4…マーキング禁止領域、A5,A6…設定禁止領域、G1,G2…マーキング情報設定画面。
Claims (5)
- マーキング対象物にマーキングするためのマーキング内容及びその位置を含むマーキング情報に基づいて、レーザ光源から出射されたレーザ光を走査手段により前記マーキング対象物に対して走査し、前記マーキング対象物の所定位置に前記マーキング内容をマーキングするレーザマーキング装置において、
前記走査手段の一連の走査によりマーキングが可能なマーキング可能領域内の位置に、前記マーキング内容を設定可能なマーキング情報設定手段と、
前記マーキング情報設定手段により設定された前記マーキング情報に基づいて、前記走査手段により前記レーザ光を走査する座標データを生成する座標データ生成手段と、
前記レーザ光を走査可能な走査可能領域の一部に、マーキング禁止領域を設定する禁止領域設定手段とを備え、
前記マーキング禁止領域におけるマーキングを不能とすることを特徴とするレーザマーキング装置。 - 請求項1に記載のレーザマーキング装置において、
移動する前記マーキング対象物に対してマーキングを行う移動体印字が可能な構成であることを特徴とするレーザマーキング装置。 - 請求項1又は2に記載のレーザマーキング装置において、
前記マーキング禁止領域に基づいて前記マーキング可能領域内における設定禁止領域を設定し、前記設定禁止領域における前記マーキング内容の設定を禁止するレーザマーキング装置。 - 請求項3に記載のレーザマーキング装置において、
前記マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、前記設定禁止領域を合わせて表示することを特徴とするレーザマーキング装置。 - 請求項1〜4の何れか1項に記載のレーザマーキング装置において、
前記マーキング情報を設定するマーキング情報設定画面に、前記マーキング情報に基づいて生成される前記座標データが前記マーキング禁止領域内に設定される前記マーキング内容を表示することを特徴とするレーザマーキング装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007021398A JP2008183605A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | レーザマーキング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2007021398A JP2008183605A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | レーザマーキング装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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Family Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2007021398A Pending JP2008183605A (ja) | 2007-01-31 | 2007-01-31 | レーザマーキング装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2010037724A3 (de) * | 2008-09-30 | 2010-06-03 | Gordon Verwaltung Gmbh | Verfahren zum lasermarkieren und vorrichtung zur durchführung des verfahrens |
JP2010184487A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Inoac Corp | ステッチ模様を設けた部材の製造方法 |
-
2007
- 2007-01-31 JP JP2007021398A patent/JP2008183605A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2010037724A3 (de) * | 2008-09-30 | 2010-06-03 | Gordon Verwaltung Gmbh | Verfahren zum lasermarkieren und vorrichtung zur durchführung des verfahrens |
JP2010184487A (ja) * | 2009-02-13 | 2010-08-26 | Inoac Corp | ステッチ模様を設けた部材の製造方法 |
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