JP2005103553A - レーザマーキング装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 コストアップを招くことなく印字領域全体に正確にガイド光を照射し得るようにした、ガイド用光源を有するレーザマーキング装置を提供する。
【解決手段】 ガイド用座標データをデータテーブル上に書き込むことにより、印字領域を、レーザ光L2を照射する領域A11(第1ガイド光照射領域)と、レーザ光L3を照射する領域A2(第2ガイド光照射領域)とに区画する。そして、これらのガイド用座標データ群に基づいて、ガイド用レーザ光源30,40のオンオフ信号を生成し、別のデータテーブルに書き込む。この制御により、被マーキング対象物にマーキングすべき文字・記号・図形等のマーキング情報から座標データを生成してガルバノミラー装置に出力する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、ガイド光源を有するレーザマーキング装置に係り、特に、コストアップを招くことなく印字領域全体に正確にガイド光を照射し得るようにした構成に関するものである。
従来からガルバノスキャニング方式を採用したレーザマーキング装置が知られており、このうち、ガイド用レーザ光源から出射される可視光(ガイド光)を制御装置にて設定された文字・図形・記号等のマーキング情報に基づいてワーク(被マーキング対象物)の印字領域上にトレースさせることで、その印字領域に印字されるマーキング情報を予め視覚的に知ることができるいわゆる投影像投射機構が備えられているものがある。その代表的な構成はいくつかあり、以下にその具体例を示す。
<具体例1>
具体例1は、図12(a)に示すように、レーザ光を出射する印字用レーザ光源101・ガイド用レーザ光源102とガルバノミラー装置103との間にハーフミラー104を介在させ、印字用レーザ光源101からのレーザ光とガイド用光源102からのガイド光とをハーフミラー104に通すことで両者を同一光軸上に配し、これらの光をガルバノミラー装置103に誘導する構成とされている(特許文献1参照)。また、ハーフミラー104に代わってダイクロイックミラーを用いる構成も示されている。
<具体例2>
具体例2は、図12(b)に示すように、レーザ光を出射する印字用レーザ光源201・ガイド用レーザ光源202とガルバノミラー装置203との間にシャッター204を介在させ、このシャッター204を開閉動作させることにより、印字用レーザ光源201からのレーザ光とガイド用レーザ光源202からのガイド光とを互い違いにガルバノミラー装置203に誘導するとともに両者の光軸を一致させる構成とされている。
上記各具体例にはそれぞれ以下のような欠点がある。
<具体例1>では、印字用レーザ光源101・ガイド用レーザ光源102とガルバノミラー装置103との間にハーフミラー104を介在させているが故に、どちらか一方の光源からの光が減衰してしまう。そうすると、必然的に出力を増大させなければならず、省電力化が困難となる。特に、印字用レーザ光源101の出力を増大させる場合には、この印字用レーザ光源101の安全対策をより厳重にしなければならずコストがかさむという欠点もある。
さらには、ハーフミラー104(ダイクロイックミラー)を用いて両者101・102の光軸を一致させるようにしているため、これらの光軸合わせのための調整工程が付加されるという欠点もある。
<具体例2>では、シャッター204を機械的に開閉動作させているために、可動部分が増加し、装置の機械的構成が複雑化するとともに、シャッター204の可動領域を確保するためのスペースが必要となって装置の大型化を招くという欠点がある。また、<具体例1>と同様に、光軸合わせのための調整工程が付加されるという欠点もある。
そこで、本願出願人は図13に示すように、印字用レーザ光源301からのレーザ光をガルバノミラー装置302における光反射面の回動中心軸位置にレーザ光を照射するとともに、ガイド用レーザ光源303を印字用レーザ光源301からずれた位置に配してガイド光がレーザ光の入射角度よりθずれた角度からこのレーザ光の照射される位置と同一の位置に照射されるようにし、このガイド光をワークWの印字領域上にトレースする際には、レーザ光が照射される位置と同一位置に照射されるように、補正した座標データを制御装置304からガルバノミラー装置302に送信するように構成した(特許文献2参照)。
特開平9−216087号公報 特開2003−181657公報
このような構成とすれば、上記具体例に挙げた欠点を解消することができる。 しかしながら、ガイド光の光軸がレーザ光の光軸に対して傾いているために、レーザ光を照射する印字領域よりも所定寸法オフセットした領域がガイド光の照射できる領域となってしまう。即ち、印字領域内においてガイド光が照射されない区域が発生するのである。
勿論、レーザ光を照射する場合とガイド光を照射する場合とでガルバノミラー装置302の回動範囲を変更すれば上記の問題は解消できるが、レーザ光を照射する場合のガルバノミラーの回動角が限界まで設定されている場合には、この方法を講じることが不可能となる。
ただし、このような不具合に対しては、ガルバノミラー装置302の回動角に余裕を持たせることにより、レーザ光を照射する場合とガイド光を照射する場合とでガルバノミラー装置302の回動範囲を変えるようにすれば上記問題を解消することは容易である。
ところが、制御装置304において生成される座標データはX軸方向及びY軸方向共に一定のデータ量しか生成することができず、この限られた座標データ群を印字領域及びガイド光が照射される領域で分割しなければならないから、印字領域に割り当てられる座標データが減少し、分解能が低下してしまうという弱点がある。但し、比較的サイズの大きいマーキング情報を印字する際には問題とならず、微小サイズのマーキング情報を印字する際において、上記の問題が生ずる。
従って、微小サイズのマーキング情報を印字するために使用する際には、制御装置にて生成される座標データ群の数を増加させれば良いのであるが、そのためにはより多くの座標データを生成することができる制御装置304に換装しなければならず、コストがかさむという問題が新たに生じる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、低コストで印字領域全体に正確にガイド光を照射し得るようにしたレーザマーキング装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための手段として、請求項1の発明は、レーザ光を出射する印字用レーザ光源と、
可視光からなるガイド光を出射するガイド光出射手段と、
被マーキング対象物上の印字領域において所定の印字位置に前記レーザ光又は前記ガイド光を照射するガルバノミラー装置と、
前記被マーキング対象物にマーキングすべき文字・記号・図形等のマーキング情報から座標データを生成して前記ガルバノミラー装置に出力する制御手段とを備えたレーザマーキング装置において、
前記ガイド用光源部は複数の光出射部を備え、各光出射部からの前記ガイド光の各光軸はそれぞれ前記印字用レーザ光源からガルバノミラー装置に向けて入射するレーザ光の光軸に対して傾けられるとともに、前記印字領域を複数の各領域に区画して前記各光出射部に対応付けられた前記各領域に前記印字領域が包含されるように所定角度を有して構成されており、
前記制御手段は、前記印字領域を複数の領域に区画するとともに、各領域に照射すべき前記ガイド光をそれぞれ対応付け、前記各領域において、これら各領域対応する前記ガイド光が前記レーザ光により前記マーキング情報がマーキングされる際のレーザ光照射位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に対して前記マーキング情報の座標データを補正したガイド用座標データを送信するようにしたところに特徴を有する。
請求項2の発明は、請求項1に記載のものにおいて、前記印字用レーザ光源は前記レーザ光がガルバノミラー装置における光反射面の回動中心位置に照射されるように配置されていると共に、前記光出射部からのガイド光が前記反射面における前記レーザ光の照射位置と同一位置に照射されるように配置されているされているところに特徴を有する。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のものにおいて、前記複数の光出射部は第1ガイド用光源及び第2ガイド用光源の2光源から構成されており、
前記制御手段は、前記印字領域を第1ガイド用光源からのガイド光(第1ガイド光)を照射する第1ガイド光照射領域と、第2ガイド用光源からのガイド光(第2ガイド光)を照射する第2ガイド光照射領域とに区画し、
前記第1ガイド光照射領域に前記第1ガイド光を照射する際には前記第1ガイド用光源のみに駆動信号を送信するとともに、この第1ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第1のガイド用座標データを送信し、
他方、前記第2ガイド光照射領域に前記第2ガイド光を照射する際には前記第2ガイド用光源のみに駆動信号を送信するとともに、この第2ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第2のガイド用座標データを送信するところに特徴を有する。
請求項4の発明は、請求項3に記載のものにおいて、前記第1ガイド光照射領域と前記第2ガイド光照射領域とが前記印字領域において分離形成されるように前記第1ガイド用光源及び前記第2ガイド用光源が配設されており、
制御手段は、前記印字領域のうち、前記第1ガイド光照射領域に第1ガイド光を照射する際には少なくとも前記第1ガイド用光源に駆動信号を送信するとともに、この第1ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第1のガイド用座標データを送信し、
他方、前記第2ガイド光照射領域に第2ガイド光を照射する際には少なくとも前記第2ガイド用光源に駆動信号を送信するとともに、この第2ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第2のガイド用座標データを送信するところに特徴を有する。
本発明では、複数の光出射部を備えるガイド光出射手段を設け、印字領域内の各領域に対応したガイド光を照射するとともに、ガルバノミラー装置に対して補正したガイド用座標データを送信するように構成しているから、従来の制御手段をそのまま流用しつつ、分解能の低下を防止することができる。これにより、極めて低コストかつ正確にガイド光を印字領域へ照射することができる。
さらに、印字用レーザ光源からのレーザ光をガルバノミラー装置における光反射面の回動中心位置に照射する共に、ガイド用光源部からの可視光を反射面におけるレーザ光の照射位置と同一位置に照射するように構成すれば、ガイド用座標データの生成過程が簡略化され、高速処理を実現することができる。
また、印字領域内における各領域について、複数のガイド光を対応付けるように構成しても良い。
<実施形態1>
本発明に係る一実施形態について図1ないし図9を参照して説明する。本実施形態はガルバノスキャニング方式を採用したレーザマーキング装置に係り、CPU24Aにて設定された文字・図形・記号等のマーキング情報に基づいてガイド用レーザ光源30,40から出射される可視光(ガイド光)をワークWの印字領域MA上にトレースさせ、その印字領域MAに印字されるマーキング情報を予め視覚的に知ることができるいわゆる投影像投射機構を備えたものに関する。
図1において、符号10は印字用レーザ光源10であって、ここから出射された印字用レーザ光L1 はガルバノスキャナ20によって向きが変更されてワークWの印字領域MA上に照射される。ガルバノスキャナ20(ガルバノミラー装置)は、一対のガルバノミラー21X,21Yと、それぞれのガルバノミラー21X,21Yを回動可能に支持する駆動モータ23X,23Yと収束レンズ22とを備えている。このうち、駆動モータ23Xは、回転軸が印字エリア上のXY平面に対して略垂直になるよう図示しないガルバノマウントにより支持固定され、その回転軸の先端に一方のガルバノミラー(以下、「Xガルバノミラー21X」という)が取り付けられている。そして、印字用レーザ光源10からの印字用レーザ光L1 が、XY平面に略平行な方向からXガルバノミラー21Xの反射面の回動軸心(光反射面の回動中心位置)に入射するよう設計されている。
次いで、駆動モータ23Yは、回転軸がXY平面に対して略平行で、かつ駆動モータ23Xの回転軸に直交するように図示しないガルバノマウントにより支持固定され、その回転軸の先端にもう一方のガルバノミラー(以下、「Yガルバノミラー21Y」という)が取り付けられている。そして、Yガルバノミラー21Yの反射面に対して、前記Xガルバノミラー21Xで反射された印字用レーザ光L1 が入射するよう設計されている。収束レンズ22は例えばfθレンズから構成されており、Yガルバノミラー21Yで反射された印字用レーザ光L1 を収束して被印字対象物W上に照射点Mを形成する機能を有する。
このような構成によって、駆動モータ23XによりXガルバノミラー21Xが回動されると、被印字対象物W上において前記照射点Mは所定方向(図1でX軸方向)に移動し、駆動モータ23YによりYガルバノミラー21Yが回動されると、照射点Mは前記所定方向に直交する方向(図1でY軸方向)に移動することになる。
上記駆動モータ23X,23Yはコントローラ24により制御される。このコントローラ24には図示しないコンソールが接続され、印字したい所望の文字、記号、図形等(以下「マーキング情報」という)をそのコンソールに設定すると、コントローラ24のCPU24A(本発明の「制御手段」に相当)が後述する制御内容に基づいて被印字対象物Wへの照射位置を決定する複数の座標データを生成しガルバノスキャナ20の駆動モータ23X,23Yに順次与える。そしてこれらの座標データに応じてXガルバノミラー21X及びYガルバノミラー21Yが回動されて印字用レーザ光L1 の照射点Mが被印字対象物Wで走査され、もって前記マーキング情報がワークW上に印字されることとなる。具体的には、ガルバノミラー21X,21Yの回動角度範囲内で規定される印字領域においてマーキング情報から生成された座標データに基づいてマーキング情報が印字領域上にマーキングされる。
さて、本実施形態のレーザマーキング装置には、可視光からなるガイド用レーザ光L2 ,L3 を出射するガイド用レーザ光源30,40(本発明の「複数の光出射部」に相当)を用いて印字したいマーキング情報に対応した投影像をワークW上に投射させる投影像投射機能を備えている。
ガイド用レーザ光源30,40は、図1に示すように、印字用レーザ光源10からの印字用レーザ光L1 の光軸上からXガルバノミラー21Xの回動軸に垂直な方向(図1でXY平面に平行な方向)にずらして配置されている。本実施形態では、印字用レーザ光源10の配置位置からXY平面に平行な面に沿って移動させた位置に配置されている。
それと共に、Xガルバノミラー21Xに対する印字用レーザ光L1 の入射位置と同じ位置にガイド用レーザ光L2 が入射するようガイド用レーザ光源30の出射方向が調整されている。なお、本実施形態では、同図に示すように所定の回動位置にあるXガルバノミラー21Xに対する、印字用レーザ光L1 の入射角とガイド用レーザ光L2 の入射角とは角度−θずれており、印字用レーザ光L1 の入射角とガイド用レーザ光L3 の入射角とは角度+θずれている(本発明の「ガイド用光源部は複数の光出射部を備え、各光出射部からの前記ガイド光の各光軸はそれぞれ前記印字用レーザ光源から出射されるレーザ光の光軸に対して所定角度を有する構成」に相当する)。また、次述するようにガイド用レーザ光源30,40は、印字用レーザ光源10と同様、コントローラ24内に備えられているCPU24Aから出力されるオンオフ信号に基づいて制御される。尚、本実施形態では反時計回りの方向を+θ方向としている。
CPU24Aは、駆動モータ23X,23Yに対して座標データに応じた駆動信号を送信するとともに、印字用レーザ光源10にオンオフ信号を送信してワークWにマーキング情報を印字させる「印字動作機能」と、座標データに基づいて補正座標データを生成し、これに応じた駆動信号を駆動モータ23X,23Yに対して送信するとともに、ガイド用レーザ光源30,40にオンオフ信号を送信してワークWに印字すべきマーキング情報を投影させる「投影像投射機能」とを備えている。尚、これらの機能については以下に詳述する。
以下、本実施形態の動作についてCPUの動作を中心にフローチャートを主に参照しつつ、適宜図表を用いて説明する。
<座標データ生成・オンオフ信号生成処理>
まず、所望のマーキング情報(ここでは、アルファベットの「A」とする。)がコンソールにて設定されると、CPU24Aはコントローラ24内のメモリ(図示せず)に記憶されたフォントデータに基づき、前記文字等を構成する線分要素のデータを読み出す(図4において、ステップS11)。そして、それらの各線分要素について、被印字対象物Wへの照射位置を決定する複数の座標データ(Xa ,Ya )(a =1,2,3…n )を印字用座標データとして順次生成して、例えば不揮発性メモリ内に形成したデータテーブルTa 上に書き込む(ステップS12、図7及び図9参照)とともに、印字用レーザ光源10のオンオフ信号を生成する。なお、他種類の記憶装置にデータテーブルTa を形成するようにしても良い。この後、上記座標データを基にしてガイド用座標データの生成処理を行なう。
<ガイド用座標データ生成処理>
ガイド用座標データの生成方法は以下の通りである。尚、印字用レーザ光源10及びガイド用レーザ光源30,40と、Xガルバノミラー21Xとを上方から見た図2において、印字動作時における印字領域MA上の所定の位置に印字用レーザ光L1 の照射点Mを照射する場合のXガルバノミラー21Xの回動位置が実線で記載されている。
上述したようにガイド用レーザ光源30は印字用レーザ光L1 の光軸上からXガルバノミラー21Xの回動軸に垂直な方向にずらして配置されており、所定の回動位置にあるXガルバノミラー21Xに対して、ガイド用レーザ光L2 は、印字用レーザ光L1 の入射方向からXY平面に平行な面に沿って角度−θだけずれた角度で入射する。従って、投影動作の際、印字動作時と同じ座標データ(Xa,Ya)に基づいてガルバノミラー21X,21Yを駆動させると、印字領域MA上において、マーキング情報の投影像が印字動作時でのマーキング情報の印字位置から−X方向にずれた位置に投射されるとともに、印字領域MAに対して−X方向オフセットした領域がガイド用レーザ光L2 の照射領域A1 となる(図3参照)。
また、ガイド用レーザ光源40は印字用レーザ光L1 の光軸上からXガルバノミラー21Xの回動軸に垂直な方向にずらして配置されており、所定の回動位置にあるXガルバノミラー21Xに対して、ガイド用レーザ光40は、印字用レーザ光L1 の入射方向からXY平面に平行な面に沿って角度+θだけずれた角度で入射する。従って、投影動作の際、印字動作時と同じ座標データ(x,y)に基づいてガルバノミラー21X,21Yを駆動させると、印字エリア上において、文字等の投影像が印字動作時での文字等の印字位置から+X方向にずれた位置に投射されるとともに、印字領域に対して+X方向オフセットした領域がガイド用レーザ光L3 の照射領域A2 となる(図3参照)。
上記の照射領域A1 を印字領域MAと一致させるには、Xガルバノミラー21Xの回動角を印字動作時よりも図3において角度+θ回動させれば良い(同図において点線で示されたXガルバノミラー21X)。即ち印字用座標データ(Xa ,Ya )を(Xa +α,Ya )に修正すれば良い。
照射領域A2 についてはXガルバノミラー21Xの回動角を印字動作時よりも図3において角度−θ回動させれば良い(同図において点線で示されたXガルバノミラー21X)。即ち印字用座標データ(Xa ,Ya )を(Xa +α,Ya )に修正すれば良い。
なお、補正値「+α(−α)」は前記入射角度の角度差「−θ(+θ)」に基づいて計算的に求めても良く、またガイド用レーザ光源30からの可視光のガイド用レーザ光L2 ,L3 の印字領域MA上における照射点Mの位置を確認しつつガルバノミラー21X,21Yの回動調整をすることで実験的に求めても良い。
ところで、照射領域A1 ,A2 はそれぞれ重複する部分(以下、「重複領域A12」という)が生じる場合があり、このような場合には、双方を同時点灯させてしまうと、正確な投影像が得られなくなるから、この重複領域A12におけるガイド光の照射をL2 かL3 のどちらか一方に担当させる必要が生じる(図3参照)。
これに対して、本実施形態では以下のようにして担当する領域を分担させている。尚、本実施形態では重複領域A12はガイド用レーザ光源40が担当することを前提にして説明する。
まず、図5に示すように、データテーブルTa における印字用座標データ群をデータテーブルTb 上に書き込むために初期化を行なう(ステップS21)。
データテーブルTa上の印字用座標データ群(Xa (ia ),Ya (ia ))において、これらの座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))が重複領域A12の境界における座標Xp(実際には、Xp1,Xp2とがあり、このうちXp1について説明する。)より小さいか否かを判断する(ステップS202)。
ここで、座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))がXp1よりも小さい場合には(ステップS202で「Y」、ステップS203で「N」)、ガイド用レーザ光源30の分担する領域であるから、座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))に補正値αを加えた座標データ(Xa (ia )+α,Ya (ia ))(第1のガイド用座標データ)をデータテーブルTb のib 番目へ書き込む(ステップS204、図8(A)参照)。
逆に、座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))がXp1よりも大きい場合には(ステップS202で「N」、ステップS207で「N」)、ガイド用レーザ光源40の分担する領域であるから、座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))に補正値αを減じたした補正座標データ(Xa (ia )−α,Ya (ia ))(第2のガイド用座標データ)をデータテーブルTb のib 番目へ書き込む(ステップS208、図8(A)参照)。
ところで、Xp1よりも大きい(又は小さい)座標データ(Xa (ia ),Ya (ia ))とXp1よりも小さい(又は大きい)座標データ(Xa (ia+1 ),Ya (ia+1 ))とが連続して存在するとき、例えば、図9において座標(XA ,YA )と座標(XB ,YB )、及び、座標(XC ,YC )と座標(XD ,YD )において(S205又はS209の処理によってF1,F2のどちらかが「1」以上となるから、ステップS203で「Y」又はS207で「Y」となる)、線分が座標Xp1を跨ぐこととなり、このときには、座標データXp1と、対応するY軸方向の座標データYpg(g =1,2,3…)とをデータテーブルTb のib 番目へ書き込む(ステップS210、図8(A)参照)。その後、F1,F2をリセットし(ステップS211)、g 及びib をインクリメントする(ステップS212)。
このようにしてデータテーブルTa 上の座標データを補正したガイド用座標データをデータテーブルTb 上に順次書き込む(ステップS206、S213)。尚、データテーブルTb に作成されるデータ数はデータテーブルTa に作成されるデータ数「n 」よりも「g 」だけ多い「n+g」となる。
このデータテーブルTbにより、印字領域MA上のX座標において座標Xp1よりも小さい座標となる領域がレーザ光L2の照射される領域A11(第1ガイド光照射領域)となり、座標Xp1よりも大きい座標となる領域A2がレーザ光L3が照射される領域(第2ガイド光照射領域)とされる。
そして、これらのガイド用座標データ群に基づいて、ガイド用レーザ光源30,40のオンオフ信号を生成する。
<ガイド用レーザ光源用オンオフ信号生成処理>
本処理では、データテーブルTb に書き込まれたガイド用座標データ群から、ガイド用レーザ光源30,40のオンオフタイミングを制御するオンオフ信号を生成し、データテーブルTc 上に書き込む。
まず、図6に示すようにデータテーブルTc上に順次オンオフ信号を書き込むために初期化を行なう(ステップS301)。そして、データテーブルTb 上のガイド用座標データ(Xb (ib ),Yb (ib ))が座標Xp1より小さいか否かを判断し、このガイド用座標データXb (ib )が座標Xp1より小さい場合には(ステップS302でY)、ガイド用レーザ光源30が担当するタイミングであるから、データテーブルTc のic 番目においてL2に1(ON)を、L3に0(OFF)をそれぞれ書き込む(ステップS303、図8(B)参照)。
逆に、ガイド用座標データ(Xb (ib ),Yb (ib ))が座標Xp1より大きい場合には(ステップS302でN)、ガイド用レーザ光源40が担当するタイミングであるから、ガイド用レーザ光源30が担当するタイミングであるから、データテーブルTc のic 番目においてL2に0(OFF)を、L3に1(ON)をそれぞれ書き込む(ステップS304、図8(B)参照)。
そして、上記動作を繰り返し(ステップS305,S306)、すべてのガイド用座標データに対応したオンオフ信号を生成する(ステップS306でY)。
尚、上記<ガイド用座標データ生成処理>及び<ガイド用レーザ光源用オンオフ信号生成処理>が本発明の「制御手段は、前記印字領域を複数の領域に区画するとともに、各領域に照射すべき前記ガイド光をそれぞれ対応付ける」構成に相当する。
<印字動作処理>
続いて、コンソールにより、印字開始ボタン又は投影像投射開始ボタンのいずれかを押し操作する。印字開始ボタンを押し操作した場合にはCPU24Aに印字開始信号が受信され(ステップS15で「Y」)、印字用レーザ光源10にオンオフ信号を与えると共に、データテーブルTa上の座標データを順次D/A変換して駆動モータ23X,23Yに与える。これにより与えられる座標データ(Xa,Ya)に基づいてXガルバノミラー21X及びYガルバノミラー21Yが回動し印字用レーザ光L1 の照射点MがワークWの印字領域MA上で走査され、もって所望のマーキング情報がワークW上の所定の位置に印字されることとなる(ステップS16)。
<投影像投射動作処理>
一方、投影像投射開始ボタンを押し操作したときには、CPU24Aに投影動作開始信号が受信され(ステップS15で「N」、ステップS17で「Y」)は、データテーブルTc上のオンオフ信号をガイド用レーザ光源30,40に順次与えるとともに、データテーブルTb 上のガイド用座標データ(Xb (ib ),Yb (ib ))を順次D/A変換して駆動モータ23X,23Yに与える。
これにより、レーザ光源30が担当する領域A11では、第1のガイド用座標データ(Xb (ib )+α,Yb (ib ))に応じてXガルバノミラー21X及びYガルバノミラー21Yが回動し、Xガルバノミラー21Xで反射されたガイド用レーザ光L2 は、印字動作時の印字用レーザ光L1 と同じ光路を通過してYガルバノミラー21Yに向うこととなる。また、レーザ光源40が担当する領域A2 では、第2のガイド用座標データ(Xb (ib )−α,Yb (ib ))に応じてXガルバノミラー21X及びYガルバノミラー21Yが回動し、Xガルバノミラー21Xで反射されたガイド用レーザ光L2 は、やはり印字動作時の印字用レーザ光L1 と同じ光路を通過してYガルバノミラー21Yに向うこととなる。
これにより、本発明の「各領域において、これに対応する前記ガイド光が前記レーザ光と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に対して補正した補正座標データを送信する」構成が実現されている。
また、<座標データ生成・オンオフ信号生成処理>及び<印字動作処理>により「印字動作機能」が発揮され、<ガイド用座標データ生成処理>、<ガイド用レーザ光源用オンオフ信号生成処理>及び<投影像投射動作処理>により「投影像投射機能」が発揮される。
従って本実施形態では、印字領域MA内の各領域A11,A2 に対応してレーザ光源30,40を照射するとともに、ガルバノミラー装置20に対して補正した第1及び第2のガイド用座標データを送信するように構成しているから、従来のCPU24Aをそのまま流用しつつ、分解能の低下を防止することができる。これにより、投影像投射動作時において、極めて低コストで印字動作時と同じ位置に前記文字等に応じた投影像を投射させることができる。
さらに、印字用レーザ光源10からのレーザ光L1 をガルバノミラー装置20における反射面の回動軸に照射するとともに、ガイド用レーザ光源30,40からのレーザ光L2 ,L3 を反射面におけるレーザ光L1 の照射位置と同一位置に照射するように構成しているので、第1及び第2のガイド用座標データの生成においてX座標の補正のみでよいから、その過程が簡略化されて高速処理が実現されている。
<実施形態2>
本実施形態では、印字領域MA内において、それぞれのガイド用レーザ光源30,40のレーザ光L2 ,L3 が照射される領域A1 、A2 が重複しないようにレーザ光源30,40を配設した構成(本発明の「第1ガイド光照射領域と第2ガイド光照射領域とが印字領域において分離形成されるように前記第1ガイド用光源及び前記第2ガイド用光源を配設した」構成に相当する)が上記実施形態1の構成と相違している。例えば、レーザ光源30が担当する領域A1 にレーザ光L2 が照射される場合には、レーザ光源40からのレーザ光L3 は印字領域MA外に照射されることとなる。逆に、レーザ光源40が担当する領域A2 にレーザ光L3 が照射される場合には、レーザ光源30からのレーザ光L2 は印字領域MA外に照射されることとなり、両レーザ光源30、40を同時点灯しても、投影像が正確に投射される。
このような構成とすれば、レーザ光源30,40のオンオフ信号の生成処理を省略することができるから更なる高速処理を実現することができる。
<実施形態3>
本実施形態では、ガイド用レーザ光源50を1つ設け、このレーザ光源50からのレーザ光を電磁シャッター60及び反射ミラー70を用いて2つの光軸を形成させ、これによって、印字領域MA内における照射領域を分担するように構成したものである。このうち、電磁シャッター60と反射ミラー70を介する光軸はレーザ光源30からのレーザ光L2 と同一光軸とされるように構成し、電磁シャッター60のみを介する光軸を通ってガルバノミラー21Xに照射されるレーザ光は上記実施形態において、レーザ光源40のレーザ光L3 の光軸と同一光軸とされるように構成しておく。
そして、例えば、実施形態1において、データテーブルTcのうち、レーザ光源30のオンオフ信号に応じた制御信号を電磁シャッター60に送信する。ここでは、「1」を電磁シャッター60を開動作させる制御信号を送信し、「0」を閉動作させる制御信号を送信するようにしておけば、領域A11に投影像を投射する際には、レーザ光L2 が照射され、領域A2 に投影像を投射する際には、レーザ光L3 が照射されることとなる。
尚、本実施形態では、背景技術の説明において懸念されていた光軸合わせのための調整工程が付加されることはない。
<他の実施形態>
本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下に説明するような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
(1)上記実施形態では、X及びYの一対のガルバノミラー21X,21Yを備えたレーザマーキング装置を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば1枚のガルバノミラーを備えてレーザ光の照射点を印字エリア上で一次元的に走査するものであっても良い。この場合、ガイド用レーザ光源は、印字用レーザ光源から出射されたレーザ光の光軸上からガルバノミラーの回動軸に垂直な方向にずらした位置に配置される必要がある。また、たとえ3枚以上のガルバノミラーを備えたものであっても、例えば上記実施形態のようにレーザ光が最初に入射するガルバノミラーへのガイド用レーザ光及び印字用レーザ光の入射角のずれに基づいて座標データを補正することで印字エリア上へ向うレーザ光の光軸を一致させることが可能であり、本発明の効果を得ることができる。
(3)上記実施形態では、ガイド用レーザ光源30を、印字用レーザ光源10からの印字用レーザ光L1 の光軸上からXガルバノミラー21Xの回動軸に垂直な方向にずらした位置に配置したが、これに限らず、平行方向又は平行及び垂直の両方向にずらした位置に配置してもそれに応じて座標データを補正することで投影像を正確な位置に投射することは可能である。
(4)上記実施形態では、レーザ光を2光軸分出射させる構成であったが、3光軸以上の光軸を構成しても良い。この場合、3つ以上のガイド用レーザ光源を用いたり、あるいは、電磁シャッターやハーフミラー等の光学部材を用いて構成することができる。
(5)上記第1実施形態では、座標Xp1を境界にして両レーザ光源30,40の担当する領域を分ける構成としていたが、座標Xp2を境界にして両レーザ光源30,40の担当する領域を分けるように構成してもよい。また、Xp1とXp2との間の任意の座標Xp3を境にしてレーザ光源30,40の担当する領域を分けるように構成しても良い。
実施形態1におけるレーザマーキング装置の全体構成を示す図 印字用及びガイド用レーザ光と、Xガルバノミラー21Xの回動位置の関係を示した概略図 ガイド用レーザ光の照射領域を示した斜視図 CPUの制御類−チンを示すフローチャート ガイド用座標データの生成処理を示したフローチャート ガイド用レーザ光源30,40のオンオフ信号生成処理を示したフローチャート 座標データが書き込まれたデータテーブルTaを示した図 (A)ガイド用座標データが書き込まれたデータテーブルTbを示した図 (B)ガイド用レーザ光源のオンオフ信号が書き込まれたデータテーブルTcを示した図 ガイド用座標データの生成手順を示した図 実施形態2に係るレーザマーキング装置の構成を示した図 実施形態3に係るレーザまーきんぐ装置の構成を示した図 (a)従来の具体例1を示した図 (b)従来の具体例2を示した図 従来構成を示した図
符号の説明
10…印字用レーザ光源
20…ガルバノミラー装置
24A…CPU
30,40…ガイド用レーザ光源
Ta,Tb,Tc…データテーブル
M…印字点
MA…印字領域
A11…第1ガイド光照射領域
A2…第2ガイド光照射領域
L1…印字用レーザ光
L2,L3…ガイド用レーザ光

Claims (4)

  1. レーザ光を出射する印字用レーザ光源と、
    可視光からなるガイド光を出射するガイド光出射手段と、
    被マーキング対象物上の印字領域において所定の印字位置に前記レーザ光又は前記ガイド光を照射するガルバノミラー装置と、
    前記被マーキング対象物にマーキングすべき文字・記号・図形等のマーキング情報から座標データを生成して前記ガルバノミラー装置に出力する制御手段とを備えたレーザマーキング装置において、
    前記ガイド光出射手段は複数の光出射部を備え、各光出射部からの前記ガイド光の各光軸はそれぞれ前記印字用レーザ光源からガルバノミラー装置に向けて入射するレーザ光の光軸に対して傾けられるとともに、前記印字領域を複数の各領域に区画して前記各光出射部に対応付けられた前記各領域に前記印字領域が包含されるように所定角度を有して構成されており、
    前記制御手段は、前記印字領域を複数の領域に区画するとともに、各領域に照射すべき前記ガイド光をそれぞれ対応付け、前記各領域において、これら各領域に対応する前記ガイド光が前記レーザ光により前記マーキング情報がマーキングされる際のレーザ光照射位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に対して前記マーキング情報の座標データを補正したガイド用座標データを送信するようにしたことを特徴とするレーザマーキング装置。
  2. 前記印字用レーザ光源は前記レーザ光がガルバノミラー装置における光反射面の回動中心位置に照射されるように配置されていると共に、前記光出射部からのガイド光が前記反射面における前記レーザ光の照射位置と同一位置に照射されるように配置されているされていることを特徴とする請求項1に記載のレーザマーキング装置。
  3. 前記複数の光出射部は第1ガイド用光源及び第2ガイド用光源の2光源から構成されており、
    前記制御手段は、前記印字領域を第1ガイド用光源からのガイド光(第1ガイド光)を照射する第1ガイド光照射領域と、第2ガイド用光源からのガイド光(第2ガイド光)を照射する第2ガイド光照射領域とに区画し、
    前記第1ガイド光照射領域に前記第1ガイド光を照射する際には前記第1ガイド用光源のみに駆動信号を送信するとともに、この第1ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第1のガイド用座標データを送信し、
    他方、前記第2ガイド光照射領域に前記第2ガイド光を照射する際には前記第2ガイド用光源のみに駆動信号を送信するとともに、この第2ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第2のガイド用座標データを送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のレーザマーキング装置。
  4. 前記第1ガイド光照射領域と前記第2ガイド光照射領域とが前記印字領域において分離形成されるように前記第1ガイド用光源及び前記第2ガイド用光源が配設されており、
    制御手段は、前記印字領域のうち、前記第1ガイド光照射領域に第1ガイド光を照射する際には少なくとも前記第1ガイド用光源に駆動信号を送信するとともに、この第1ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第1のガイド用座標データを送信し、
    他方、前記第2ガイド光照射領域に第2ガイド光を照射する際には少なくとも前記第2ガイド用光源に駆動信号を送信するとともに、この第2ガイド光が前記レーザ光の照射される印字位置と同一位置に照射されるように前記ガルバノミラー装置に第2のガイド用座標データを送信するようにしたことを特徴とする請求項3に記載のレーザマーキング装置。
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