JP2008183418A - 真空掃除機 - Google Patents

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Abstract

【課題】改良されたフィルターハウジングを備えた真空掃除機を提供する。
【解決手段】フィルターハウジング(60)が、気流を受け入れるための入口と、フィルター(70)を収容するためのキャビティと、入口とキャビティとの間に延びる気流通路と、を備える。気流通路に位置させられた少なくとも1つのベーン(65a,65b,65c)が、気流通路を複数のダクト(51,52,53)に区分する。ベーン(65a,65b)が、フィルターの上流面に近接して位置する、あるいは該上流面に接触し、各ダクトがフィルターの上流面における分離された一部分に通じる。気流通路が、フィルターの上流面に対して傾斜する方向に延びる。ベーン(65a,65b)は、フィルターの表面全体に亘って空気の流れをより均一に分配するように、且つ、フィルターハウジングが一部分を構成する装置から放出されるアコースティックエミッションを減少させるように機能する。
【選択図】図4

Description

本発明は、フィルターハウジングに関する。特に本発明は、限定されないが、真空掃除機のような家庭用器具に使用するためのフィルターハウジングに関する。
真空掃除機は、気流から汚れ及びホコリを分離することが要求される。汚れ及びホコリを含んだ空気は、ホース及びワンド(wand)のアセンブリの端部に接続された、床に係合するクリーナヘッドあるいはツールのいずれかを介して、器具内に吸い込まれる。汚れた空気は、気流から汚れ及びホコリを分離しようとする数種類の分離装置を通過する。多くの真空掃除機は、多孔性の袋を通して汚れた空気を吸い込んだり吐き出したりし、汚れ及びホコリを袋内に保持する一方、清潔な空気を大気へ排気する。他の真空掃除機では、気流から汚れ及びホコリを分離するためにサイクロン分離器あるいは遠心分離器が使用される(例えば、特許文献1参照)。いずれのタイプの分離器が採用されていても、操作中の真空掃除機を通る空気の流れを生じさせるように使用されたときに、少量のホコリが分離器を通過してファン及びモータユニットへ運ばれてしまう危険性が共通して存在する。また、大多数の真空掃除機用ファンが、交流直巻モータのようなカーボンからなるブラシを有するモータによって駆動されているため、モータは空気の排気流に沿って運ばれるカーボン粒子を放出する。
この観点から、モータの後ろかつ空気が装置から排気される位置の前にフィルターが位置させられることは一般的となっている。そのようなフィルターは、しばしば”ポストモータ”フィルターと呼ばれている。
喘息患者にとって特に問題となり得る上記放出の問題についての消費者間の意識は高まっている。したがって、最近の真空掃除機のモデルには、フィルター物質からなる大きな表面積を有するフィルターが取り付けられ、該フィルターはしばしばいくつかのタイプのフィルター物質及び発泡体パッドを含んでいる。そのようなフィルターは物理的にかさばるものであり、また、そのようなフィルターを掃除機内に収容することはかなり大変である。ダイソンリミテッドによって製造及び販売されたDyson DC05(商標)と呼ばれる真空掃除機は、汚れ収集箱の下に円形のポストモータフィルターを収容している。空気は、フィルターの第1面へ向けて流れて該フィルターを通過し、該フィルターの上のカバーに位置する1組の開口部を介して装置から排気される。
特許文献2は、空気が、中央ダクトを囲む円筒形のフィルターへの開放空間を通過する前に、複数のアングルベーンの間に形成された一連の開口部を介して中央ダクトから流れるように構成された真空掃除機用排気フィルターを提示している。
欧州特許第0042723号明細書 米国特許第5961677号明細書 特開平02−128733号公報 特開平06−000317号公報 特開昭51−034572号公報
本発明は、改良されたフィルターハウジングを備えた真空掃除機を提供しようとするものである。
したがって、本発明は、ホース接続入口と、フィルターハウジングであって、気流を受け入れるための気流入口と、フィルターを収容するためのキャビティと、前記キャビティ内に配置されたフィルターと、前記気流入口と前記フィルターキャビティとの間に延びる気流通路と、前記気流通路を分離された複数の細長いダクトに区分するように前記気流通路内に位置させられた少なくとも1つのベーンであって、各ダクトを前記フィルターの上流面における分離された一部分に通じさせるために、前記フィルターの上流面まで延びた、あるいは該上流面に接触していると共に、前記フィルターの上流面の前記分離された一部分の各々は、前記気流入口から異なる距離に位置している、少なくとも1つのベーンと、を備え、前記気流通路が前記フィルターの上流面に対して傾斜する方向に前記複数のダクトに沿って延びているフィルターハウジングと、排気アセンブリと、前記ホース接続入口から前記排気アセンブリへの装置を通る気流を生成するための手段と、前記気流から汚れ及びホコリを分離するための手段と、を備えている真空掃除機を提供する。
ベーンは、フィルターを通過しようと入ってくる空気流の経路がフィルターの表面に垂直ではないときに、フィルターの表面全体に亘って空気の流れをより均一に分配するという利点を提供する。ベーンは、フィルター表面全体に亘って気流をより均一に分配するように機能する。これにより、ユーザーがフィルターを交換あるいは清掃することが必要になるまでの期間を延長するという利点を得ることができる。ベーンはまた、フィルターを支持するように機能し、フィルターハウジングの剛性を増大させることができる。
この配置は、フィルターの上流に隣接する利用可能な空間が制限されるときと、気流通路が該気流通路への入口に関して対称ではないとき、すなわち入口が気流通路あるいはチャンバに関して”オフセンター”とされるときにおいて、特に効果的である。この場合、ベーンは、全体システムの背圧を増加させたり、フィルターの表面の過度の摩耗を引き起こしたりする、気流中の渦巻きを減少させるという重要な目的を果たす。
ベーンは、気流通路を通る流れの方向において非直線形状を有していることが好ましい。各ベーンは、その長さ全体に亘ってアーチ形状を有していることがより好ましい。これにより、ファン及び/またはモータによって放出される音波が複数のベーンで反射させられるため、装置からのアコースティックエミッションが減少し、このようにしてベーンに音響エネルギーの一部を吸収させる。
各ダクトへの入口の総横断面積は、それぞれのダクトが通じるフィルターの上流面の面積に実質的に比例していることが好ましい。このことはまた、フィルター全体に亘ってホコリの捕捉を促進する。
本発明は、円柱(キャニスター)形状の真空掃除機に関して説明されるが、本発明が、他の種類の真空掃除機や、ある種のフィルターを使用する家庭用器具あるいは装置に適用できることは明らかである。
本発明の実施形態を、添付された図面を参照して説明する。
図1〜図3は、本発明の実施形態による真空掃除機10の一例を示している。真空掃除機10は、ホイール13,15を有するシャシー12を含んだ円柱あるいはキャニスター形状のタイプの真空掃除機であり、ホイール13,15によりシャシー12が清掃されるべき表面全体に亘って移動できる。シャシー12はチャンバ20を支持し、このチャンバ20は、気流から汚れ、ホコリ及び他の屑を分離するための分離器として機能するとともに、分離された物質のための収集器として機能する。サイクロン分離器がここに示されているが、該分離器は任意の形状をとることができ、これは本発明にとって重要ではない。チャンバ20は、ユーザーがチャンバ20を空にすることができるように、シャシー12から取り外すことができる。明らかな理由によって示されていないが、ホースが真空掃除機10の入口14に接続され、ユーザーは様々な表面の清掃に使用するためにホースの末端部にワンド(wand)あるいはツールを取り付けることができる。
図2及び図3は、図1の真空掃除機10の内部構成部材のいくつかを示している。チャンバ20は、気流が接線状でチャンバに入ることができるようにする入口14に通じている。チャンバ20は、その内部の中央部に取り付けられた開口部付きのシュラウド21を有している。シュラウド21の外側の領域22が、第1のサイクロン分離ステージを形成している。シュラウド21の複数の開口部23は第2のサイクロン分離ステージに通じ、第2のサイクロン分離ステージは並列に配列された1組の部分円錐形状の複数の分離器25を含んでいる。第2のステージの複数の分離器25の出口は、ダクト29を介してプレモータフィルター30のためのハウジングに接続されている。プレモータフィルター30は、2つのサイクロン分離ステージ22,25によって分離されなかった、いかなる微細なホコリあるいは微細粒子をも捕捉するように機能する。プレモータフィルター30の下流側は、ファン及びモータのハウジング48に通じている。このハウジング48は、モータ40によって駆動されるインペラ45を収容している。ハウジング48の出口は、開口部50を介してフィルターハウジング60に通じている。フィルターハウジング60はポストモータフィルター70を収容し、ポストモータフィルター70はモータ40から放出されるカーボン粒子のような気流に残存するいかなる粒子をも捕捉するように機能する。フィルターハウジング60の下流側は排気ダクト90に通じ、排気ダクト90はその最も遠く離れた端部に外部開口部95を有している。
フィルターハウジング60は、図4を参照してさらに詳細に説明される。フィルターハウジング60は、この実施形態において真空掃除機10のシャシー12の一部を形成する下部61と、上部62とを含んでいる。上部62は、複数の突部64及びスナップ留め具67によって下部61に着脱可能に取り付けられている。もちろん、他のタイプの留め具を用いることができる。下部61は気流通路を構成し、該気流通路はその上流端においてハウジング48からの出口を形成する開口部50に通じている。下部61と上部62との間の空間は、フィルター70を収容するためのキャビティを構成している。上部62は分岐出口63を有しており、分岐出口63は排気ダクト90の下端部に気密に接続されている。
複数のベーン65a,65b,65cは、気流通路内に配置されている。2つのベーン65a,65bは、開口部50から、フィルター70を収容するためのキャビティに隣接して位置する気流通路の領域内まで延びている。この領域において、ベーン65a,65bは、下部61から上部62へ向けて延び、フィルター70に近接して位置する、あるいはフィルター70に接触している。第3のベーン65cは、開口部50からフィルター70を収容するためのキャビティに隣接して位置する気流通路の領域へ向けて延びているが、前記領域の直前で終端している。分離された3つのダクト51,52,53が、ベーン65a,65b,65cの間に形成されている。
ベーン65a,65b,65cは、フィルター70へ向かってあるいはフィルター70を介して真空掃除機10を通過する気流をガイドするように機能する。ベーン65a,65b,65cは、下部61の下面に沿ってモータハウジング48の出口50から延びている。ベーン65a,65bは、フィルター70が配置された領域の下に続いている。ベーン65a,65b,65cは2つの用途を有しており、第1には、それらがフィルター70の表面全体に亘って気流を合理的に均一に分配するように機能し、第2には、それらの非直線形状がインペラ45からの音を減衰させるように機能する。図5を参照すると、ベーン65a,65b,65cは、出口50を6つの開口部51a,51b,52a,52b,53a,53bに分割している。これにより、使用の際、インペラ45からの空気の流れが、分離された6つの流れに分割される。各開口部51a,51b,52a,52b,53a,53bは、ダクト51,52,53のうちの1つへの入口を形成する。各ダクト51,52,53は、フィルター70の表面領域における分離された個別の部分に通じている。各ベーン65a,65bの高さは、フィルターがフィルターハウジング60内に取り付けられたときに、それらの末端縁部がフィルター70の表面に近接して位置する、好ましくは接触するように選択される。したがって、各ダクト51,52,53がフィルター70における分離された個別の部分に通じているために、各ダクト51,52,53に沿って流れる空気がフィルター70のそれぞれの部分を通る流れとされる。
図2を再び参照すると、使用の際、フィルター70の上流面がモータハウジング48から入ってくる気流に関して鋭角(約10°)をなすように位置していることが示されている。入ってくる気流に関するフィルター70の配置が均一な分配にとって理想的ではなくても、前記のように気流を分離された複数の部分に分割したことが、フィルター70の表面全体に亘って気流を均一に分配するように機能する。各ダクト51,52,53が入口50からの距離の異なるフィルター表面の一部分を提供すること、すなわち、ダクト51がフィルター70における離れた一部分を提供し、ダクト52が中間部分を提供し、ダクト53がフィルター表面70における最も近い一部分を提供することは、とくに有効である。
図6は、平面視でのフィルターハウジング60の下部61を示している。ダクト52の一部分に沿った気流の経路が矢印85で示されている一方、音波の経路が矢印86で示されている。ベーン65a,65bの形状のために、音波がベーン65a,65bの間で多段的に反射させられること、あるいは、少なくともモータハウジング48から放出される音波に対する障害を提供することが理解できる。ベーン65a,65b,65cは、フィルターハウジング60の下部61と一体に形成されるように成型あるいは他の方法で製造することができるし、ベーン65a,65b,65cを、フィルターハウジング60の下部61内に配置される分離された部材あるいは1組の部材として設けることもできる。
上述したベーン65a,65b,65cの構成はまた、気流入口50がフィルターハウジング60に関してオフセンターとなっている場合に特に有益である。図7は、この種の複数のベーンが存在しない場合の予測される気流を示している。空気は、フィルターハウジング60に入り、ハウジングの周囲で渦巻く。この渦巻いている気流は、ノイズの増加を引き起こし、さらに吸引力を減少させる。図8は、フィルターハウジング60内にベーン65a,65bを配置させた場合の効果を示している。フィルターハウジング60に入る空気は、いかなる目立つ程度にも渦巻くことができない。
ベーン65a,65b,65cの形状は、方向と断面変化との間の滑らかな移行を保証し、このことは、ノイズ及び背圧を増大させる”剥離(break away)”及び乱流を避けるために役立つ。特に、吸引力を減少させる掃除機内の背圧を最小化することが望ましい。図9及び図10は、滑らかに湾曲したダクト(図9)と非常に鋭く湾曲したダクト(図10)とを比較することによって、”剥離(break away)”した気流の効果を示している。
モータハウジング48の外部開口部50内のベーン65a,65b,65cの位置は、各ダクト51,52,53への入口の横断面積がそれらのダクトによって提供されるフィルター部分の表面積に実質的に比例するように選択される。これは、フィルター表面全体に亘って気流が均一に分配されることを保証するように機能する。各ダクトへの2つの入口(例えば、ダクト51への入口51a,51b)の構成はまた、フィルターへの気流のバランスをとるように機能する。
ここでは、フィルター70がひだ付きフィルターとして示され、円柱プラスチックケースは、ひだ付き構造体72を収容している。他のタイプのフィルター、例えば単純な発泡体パッドフィルターが、ここに示されている位置に使用されていてもよい。ポストモータフィルターは、HEPA(High Efficiency Particulate Air)フィルターであることが好ましい。
図11は、フィルターハウジング60の下部61の他の実施形態の平面図を示している。この実施形態では、1組のベーン165a〜165eが、図6に示されたものとは異なるように位置させられている。ここで、ベーン165a〜165eは、モータハウジング48の外部開口部50からフィルターハウジング60の下部61の最も遠く離れた側面に向けて外側へ延びている。前述したように、この複数のベーンの配置はフィルター70の下の領域を複数のダクト151〜156に分割し、各ダクトはフィルター表面の異なる一部分に通じている。各ベーンは非直線形状かつ曲がりくねった形状を有しており、音波が少なくとも1つのベーンに衝突する公算を高める。使用の際、入ってくる気流は分離された複数の部分に分割され、各部分がそれぞれのダクトに沿って流れる。前述したように、各入口の横断面は、該入口によって提供されるフィルターの面積に比例する。
真空掃除機の操作を説明する。使用の際、空気は、モータ駆動のインペラ45により任意の床ツール及びホースを通って真空掃除機10の入口14へ吸い込まれる。汚れた空気は、他の箇所で十分に記載されたように、汚れ及びホコリが気流から取り除かれつつ、サイクロン分離ステージ22,25を通過する。空気は、サイクロン25の出口から、ダクト29に沿ってプレモータフィルター30を通り、モータハウジング48内へ流れる。排気は、開口部50に向けて吹き出されるとともに、そこでベーン65a,65b,65cのガイド縁部によって6つの部分に分割される。気流の分割された複数の部分は、3つのダクト51,52,53に沿って流れる。上述したように、音波は、対向するベーン65a,65bの間でダクト51,52,53に沿って反射する。ダクト51,52,53からの気流はそれから、各ダクト51,52,53のそれぞれが通じるポストモータフィルター70の一部分を通過する。フィルター70を通過した後、空気は、排気ダクト90への入口を通る。空気の一部は、フィルターハウジング上部62の上面に位置する開口部80を介して大気へ抜ける(図3の矢印82参照)。残りの空気は、排気ダクト90に沿って流れる。空気が排気ダクト90に沿って流れるときに、該空気は、ダクト90が流れの方向において幅を広くしているために速度を落とす。この空気は、開口部95を介して大気へ抜ける(図3の矢印85参照)。
本発明の実施形態によるフィルターハウジングを備えた真空掃除機の斜視図である。 図1の真空掃除機の側面図であり、掃除機の内部構成部材のいくつかを示す図である。 図1の真空掃除機の側面図であり、掃除機の内部構成部材のいくつかを示す図である。 図1〜図3の真空掃除機のフィルターハウジングを示す図である。 真空掃除機のシャシーと図4のフィルターハウジングへ導かれるダクトとを示す図である。 図4のフィルターハウジングの下部の平面図である。 気流中の渦巻きを減少させるベーンの効果を示す図である。 気流中の渦巻きを減少させるベーンの効果を示す図である。 図6のフィルターハウジングのベーンの形状の効果を示す図である。 図6のフィルターハウジングのベーンの形状の効果を示す図である。 フィルターハウジングの下部の他の実施形態の平面図である。
符号の説明
10 真空掃除機
50 開口部
51,52,53 ダクト
60 フィルターハウジング
65a,65b,65c ベーン
70 フィルター

Claims (6)

  1. ホース接続入口(14)と、
    フィルターハウジング(60)であって、
    気流を受け入れるための気流入口(50)と、
    フィルター(70)を収容するためのキャビティと、
    前記キャビティ内に配置されたフィルター(70)と、
    前記気流入口(50)と前記フィルターキャビティとの間に延びる気流通路と、
    前記気流通路を分離された複数の細長いダクト(51,52,53)に区分するように前記気流通路内に位置させられた少なくとも1つのベーン(65a,65b,65c)であって、各ダクトを前記フィルター(70)の上流面における分離された一部分に通じさせるために、前記フィルター(70)の上流面まで延びた、あるいは該上流面に接触していると共に、前記フィルター(70)の上流面の前記分離された一部分の各々は、前記気流入口(50)から異なる距離に位置している、少なくとも1つのベーン(65a,65b,65c)と、を備え、
    前記気流通路が前記フィルター(70)の上流面に対して傾斜する方向に前記複数のダクト(51,52,53)に沿って延びているフィルターハウジング(60)と、
    排気アセンブリと、
    前記ホース接続入口(14)から前記排気アセンブリへの装置を通る気流を生成するための手段と、
    前記気流から汚れ及びホコリを分離するための手段と、
    を備えている真空掃除機。
  2. 請求項1に記載の真空掃除機において、
    前記気流通路が前記フィルター(70)の上流面に対して約10°の角度をなすように傾斜している真空掃除機。
  3. 請求項1または請求項2に記載の真空掃除機において、
    各ベーン(65a,65b,65c)が前記気流通路を通る流れの方向において非直線形状を有している真空掃除機。
  4. 請求項3に記載の真空掃除機において、
    各ベーン(65a,65b,65c)がその長さ全体に亘ってアーチ形状を有している真空掃除機。
  5. 請求項1〜4のいずれかに記載の真空掃除機において、
    少なくとも1つの前記ダクト(51,52,53)が分離された2つのダクト入口を有し、該ダクト入口の両方が気流源に通じている真空掃除機。
  6. 請求項1〜5のいずれかに記載の真空掃除機において、
    各ダクト(51,52,53)への前記ダクト入口の総横断面積が、それぞれのダクト(51,52,53)が通じるフィルターの上流面の面積に実質的に比例している真空掃除機。
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