JP2008182652A - カメラ姿勢推定装置、車両、およびカメラ姿勢推定方法 - Google Patents

カメラ姿勢推定装置、車両、およびカメラ姿勢推定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することが可能なカメラ姿勢推定装置、車両、およびカメラ姿勢推定方法を提供する。
【解決手段】カメラ姿勢推定装置20の視点変換部21は、カメラ10により撮像されて得られた撮像データを、カメラ10の姿勢を示す姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像を生成する。平行度算出部22bは、生成された俯瞰画像上の線の平行度を算出する。姿勢パラメータ推定部22cは、平行度から、姿勢パラメータを推定する。
【選択図】図1

Description

本発明は、カメラ姿勢推定装置、車両、およびカメラ姿勢推定方法に関する。
従来、車体に取り付けたカメラからの画像データを視点変換して俯瞰画像データとし、俯瞰画像を車両利用者に対して表示する画像処理装置が知られている。この装置は、カメラの姿勢状態を示す姿勢パラメータを記憶しており、カメラが姿勢パラメータの通りに設置されていることを前提とし、カメラからの画像データを姿勢パラメータに基づいて俯瞰画像データに変換し、車両を真上から見たような俯瞰画像を得る構成となっている。このため、姿勢パラメータが示す姿勢の通りにカメラを設置することが肝要となっている。
カメラを適切に設置するための方法として、テストパターンを用いる方法が提案されている。この方法では、車両から離れた位置に指標となるテストパターンを設け、これを車載カメラにて撮像し、テストパターンの撮像状態から姿勢パラメータが示す姿勢の通りにカメラが設置されているかを点検する構成となっている(特許文献1参照)。同様に、専用のパターンをカメラにより撮像し、カメラの姿勢パラメータ自体を推定するものも提案されている(非特許文献1および非特許文献2参照)。
また、地面に描かれた白線などの平行線や、この平行線から求まる無限遠を基準に、カメラの取り付け状態を調整する画像処理装置が提案されている。さらに、この装置では、カメラの撮像方向を調整する調整機構を備えており、カメラ取り付け後にカメラの撮像方向がずれてしまったとしても、撮像方向を調整可能となっている(特許文献2参照)。同様に、地面に描かれた白線などの平行線や、この平行線から求まる無限遠に基づいて、カメラの姿勢パラメータ自体を推定するものも提案されている(特許文献3および特許文献4参照)。
特開2001−91984号公報 特開2000−142221号公報 特開平7−77431号公報 特開平7−147000号公報 R.Y.Tsai、"A versatile camera calibration technique for high-accuracy 3D machine vision metrology using off-the-shelf TV cameras and lenses"、Transactions on Pattern Analysis and Machine Intelligence 22(11)、IEEE、1987年、p.323-344 Z.Zhang、"A Flexible New Technique for Camera Calibration"、Journal of Robotics and Automation 3(4)、IEEE、2000年、p.1330-1334
しかし、特許文献1,2および非特許文献2に記載の装置では、予めテストパターン等を用意しておかなければならず、テストパターン等のコスト、保管場所および調整場所などの問題が生じ、カメラの姿勢推定が容易とは言えない。
また、特許文献3,4に記載の装置では、カメラの姿勢推定に、平行線から求まる無限遠が必要となるため、道路がカーブしていたり車両やビルなどの障害物が存在したりすると無限遠を求めることができず(または困難となり)、カメラの姿勢推定が容易とは言えない。
本発明は、上記の問題に鑑み、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することが可能なカメラ姿勢推定装置、車両、およびカメラ姿勢推定方法を提供することを目的とする。
本発明のカメラ姿勢推定装置は、カメラの姿勢を推定するカメラ姿勢推定装置であって、カメラにより撮像されて得られた撮像データを、カメラの姿勢を示す姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像データを生成する生成手段と、生成手段により生成された俯瞰画像データが示す俯瞰画像上の線の平行度を算出する算出手段と、算出手段により算出された平行度から、姿勢パラメータを推定する姿勢推定手段と、を備えることを特徴とする。
本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置によると、俯瞰画像の線の平行度を求め、平行度から姿勢パラメータを推定する。ここで、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においても平行に表現される。ところが、姿勢パラメータが適切でない場合には、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においてその平行性に乱れを生じる。このため、俯瞰画像における線の平行度を求めることで、姿勢パラメータを求めることができる。また、本発明では、俯瞰画像から姿勢パラメータを求めるので予めテストパターン等を用意する必要がなく、無限遠を求める必要がないため姿勢推定の困難さを軽減することができる。従って、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することができる。
また、本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置において、生成手段により生成された俯瞰画像データに対してエッジ抽出するエッジ抽出手段をさらに備え、算出手段は、エッジ抽出手段により抽出されたエッジを、俯瞰画像上の線と判断して平行度を算出することが好ましい。
このカメラ姿勢推定装置によると、俯瞰画像に対してエッジ抽出し、抽出されたエッジを、俯瞰画像上の線と判断して平行度を算出する。このため、既存の画像処理技術により簡便に平行度を求めることができる。
また、本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置において、カメラが設置される設置箇所が停止状態にあるかを判断する停止判断手段をさらに備え、算出手段は、停止判断手段によりカメラ設置箇所が停止状態にあると判断された場合に、俯瞰画像上の線の平行度を算出することが好ましい。
このカメラ姿勢推定装置によると、カメラ設置箇所が停止状態にある場合に平行度を算出するため、カメラが安定し画像が安定しているときに平行度を求めることができる。
また、本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置において、カメラが設置される移動体の始動を検出する始動検出手段をさらに備え、算出手段は、始動検出手段により移動体の始動が検出された場合に、俯瞰画像上の線の平行度を算出することが好ましい。
このカメラ姿勢推定装置によると、カメラが設置される移動体の始動が検出された場合に平行度を算出するため、移動体始動時のようにカメラが安定し画像が安定しているときに姿勢パラメータを求めることができる。
また、本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置において、利用者の操作によって姿勢パラメータを変更可能なパラメータ変更モードを有することが好ましい。
このカメラ姿勢推定装置によると、利用者が姿勢パラメータを変更可能であるため、利用者の望む俯瞰画像が提供されない場合などに、姿勢パラメータを変更でき、利便性を向上させることができる。
また、本発明の特徴に係るカメラ姿勢推定装置において、利用者の操作によって姿勢パラメータが変更された場合における平行度が許容範囲であることを報知する報知手段をさらに備えることが好ましい。
このカメラ姿勢推定装置によると、利用者が自己で適切な姿勢パラメータとなったか否かを判断する必要がなく、利便性を向上させることができる。
本発明の車両は、車両に設置されたカメラと、車両に搭載され、カメラにより撮像された撮像データを入力する上記カメラ姿勢推定装置と、を備えることを特徴とする。
本発明の車両によると、車体に設置されたカメラと、カメラ姿勢推定装置とを備える。ここで、車両は乗員や荷物の積載により傾く場合があり、かかる場合地面に対するカメラの姿勢が変化する。このため、カメラ姿勢推定装置により車両用のカメラの姿勢パラメータを推定することで、逐次変化する姿勢パラメータを推定することができる。
また、本発明のカメラ姿勢推定方法は、カメラの姿勢を推定するカメラ姿勢推定方法であって、カメラにより撮像されて得られた撮像データを、カメラの姿勢を示す姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像データを生成する生成ステップと、生成ステップにおいて生成された俯瞰画像データが示す俯瞰画像上の線の平行度を算出する算出ステップと、算出ステップにおいて算出された平行度から、姿勢パラメータを推定する姿勢推定ステップと、を有することを特徴とする。
本発明のカメラ姿勢推定方法によると、俯瞰画像の線の平行度を求め、平行度から姿勢パラメータを推定する。ここで、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においても平行に表現される。ところが、姿勢パラメータが適切でない場合には、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においてその平行性に乱れを生じる。このため、俯瞰画像における線の平行度を求めることで、姿勢パラメータを求めることができる。また、本発明では、俯瞰画像から姿勢パラメータを求めるので予めテストパターン等を用意する必要がなく、無限遠を求める必要がないため姿勢推定の困難さを軽減することができる。従って、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することができる。
本発明によると、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することができる。
次に、図面を用いて、本発明の実施の形態を説明する。なお、本実施形態では、車両に搭載されるカメラ姿勢推定装置を例に説明する。図1は、第1実施形態に係るカメラ姿勢推定装置を含む車両周囲表示システムの概略構成図である。図1に示すように、車両周囲表示システム1は、カメラ10と、カメラ姿勢推定装置20と、モニタ30とを備えている。
カメラ10は、車両の車体に設置され、車両周囲を撮像するものである。カメラ姿勢推定装置20は、カメラにより撮像されて得られた撮像データをもとに車両を上方から見たような俯瞰画像(車両を斜め上方から見た画像を除く)を生成するものである。このカメラ姿勢推定装置20は、カメラ10の姿勢パラメータに基づいて俯瞰画像を生成する。ここで、姿勢パラメータは、カメラ10の姿勢を示すものであり、具体的には鉛直軸線回りのヨー角、および車両進行方向回りのロール角、水平面に沿うと共に進行方向と直行する方向回りのピッチ角などにより構成されている。また、カメラ姿勢推定装置20は、地面(道路面)を基準面として俯瞰画像を生成する。このため、道路に描かれる白線などは、歪みなどが少なく実際に車両を上方側から眺めたように精度良く表示されることとなる。
モニタ30は、カメラ姿勢推定装置20により生成された俯瞰画像を表示するものである。このモニタ30を視認することにより、車両運転者は、車両周囲を車両上方から眺めたような画像を確認でき、周囲の障害物等を認識できることとなる。
さらに、カメラ姿勢推定装置20は、カメラ10の姿勢を推定する機能を備えている。以下、カメラ姿勢推定装置20について詳細に説明する。図1に示すように、カメラ姿勢推定装置20は、視点変換部(生成手段)21と、カメラ姿勢推定部22と、記憶部23と、停止判断部(停止判断手段)24と、始動検出部(始動検出手段)25とを有している。
視点変換部21は、カメラ10により撮像されて得られた撮像データを、姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像を生成するものである。姿勢パラメータは、記憶部23に記憶されており、視点変換部21は、記憶部23から姿勢パラメータを読み出して俯瞰画像を生成することとなる。この視点変換部21は、モニタ30に接続されており、生成した俯瞰画像データをモニタ30に出力し、モニタ30に俯瞰画像を表示させる。さらに、視点変換部21は、カメラ姿勢推定部22に接続されており、生成した俯瞰画像データをカメラ姿勢推定部22に出力する。
カメラ姿勢推定部22は、カメラ10の姿勢を推定するものであって、エッジ抽出部(エッジ抽出手段)22aと、平行度算出部(算出手段)22bと、姿勢パラメータ推定部(姿勢推定手段)22cとを有している。
エッジ抽出部22aは、視点変換部21により生成された俯瞰画像データに対してエッジ検出するものである。エッジ抽出部22aは、このエッジ検出によって俯瞰画像上の線を特定する。平行度算出部22bは、視点変換部21により生成された俯瞰画像データが示す俯瞰画像上の線の平行度を算出するものである。ここでの俯瞰画像上の線は、エッジ抽出部22aにより抽出される。すなわち、平行度算出部22bは、エッジ抽出部22aにより抽出されたエッジを、俯瞰画像上の線と判断して平行度を算出することとなる。
姿勢パラメータ推定部22cは、平行度算出部22bにより算出された平行度から、姿勢パラメータを推定するものである。ここで、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においても平行に表現されるべきである。ところが、姿勢パラメータが適切でない場合には、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においてその平行性に乱れを生じる。このため、姿勢パラメータ推定部22cは俯瞰画像における線の平行度に基づいて、当該線が平行となるように姿勢パラメータを算出する。
停止判断部24は、カメラ10の設置箇所が停止状態にあるかを判断するものである。本実施形態においてカメラ10は車両に設置されているため、停止判断部24は車両が停止状態にあるかを判断することとなる。具体的に停止判断部24は、車輪速センサなどからの信号に基づいて車両の停止を判断することとなる。
始動検出部25は、カメラ10が設置される移動体の始動を検出するものである。本実施形態においてカメラ姿勢推定装置20は車両に搭載されているため、始動検出部25は車両のエンジンが始動されたか否かを判断することとなる。具体的に始動検出部25は、エンジン回転数センサなどからの信号に基づいて車両の始動を判断することとなる。
図2は、第1実施形態に係るカメラ姿勢推定方法を示すフローチャートである。通常時においてカメラ姿勢推定装置20は、カメラ10からの撮像データを入力し、俯瞰画像を生成し、モニタ30に出力する。また、カメラ姿勢推定装置20は、姿勢パラメータの推定時において、図2に示すフローチャートの処理を実行する。
図2に示すように、まず、カメラ姿勢推定装置20は、撮像データを入力する(ステップS1)。次に、停止判断部24は、車両が停止状態にあるか否かを判断する(ステップS2)。車両が停止状態にあると判断した場合(ステップS2:YES)、処理はステップS4に移行する。
一方、車両が停止状態にないと判断した場合(ステップS2:NO)、始動検出部25は、エンジンが始動されたか否かを判断する(ステップS3)。エンジンが始動されていないと判断した場合(ステップS3:NO)、図2に示す処理は終了する。エンジンが始動されたと判断した場合(ステップS3:YES)、処理はステップS4に移行する。
ステップS4において、視点変換部21は、記憶部23に記憶される姿勢パラメータに基づいて視点変換を行い、俯瞰画像を生成する(ステップS4)。具体的には、実空間の座標系をXYZとし、車両進行方向をY軸、鉛直方向をZ軸、Y軸およびZ軸に対して直行する方向にX軸とする。また、XYZ軸回りの回転角を(θ,φ,ψ)とし、右ねじ回転とする。また、カメラ10の座標系をX’Y’Z’とし、カメラ10の撮像方向をY’軸、撮像画面の水平方向をX’軸とし、X’軸およびY’軸に直行する方向をZ’軸とすると、視点変換部21は、式(1)の変換式に基づいて座標変換を行う。
ここでは、説明を容易とするために、カメラ10のロール角φおよびヨー角ψを0度とし、カメラ10の位置を(0,h,0)、焦点位置をfとする。そして、点(X,Y,Z)が撮像画像上の点p’(x’,y’)に投影されるとすると、式(2)が成り立つ。
視点変換部21は、以上の式(1)および式(2)に基づいて俯瞰画像を生成することとなる。なお、カメラ座標系と画像座標系との関係は式(3)により表せる。
俯瞰画像生成後、エッジ抽出部22aは、俯瞰画像に対してエッジ抽出を行う(ステップS5)。これにより、地面に描かれる白線などの平行線のエッジが抽出される。そして、平行度算出部22bは、俯瞰画像上の線、すなわちエッジ抽出された平行線等の平行度を算出する(ステップS6)。
図3は、図1に示したエッジ抽出部22aおよび平行度算出部22bによる処理の様子を示す図である。まず、エッジ抽出部22aは画像縦方向(図3参照)にエッジ検出を行う。これにより、図3(a)および図3(c)に示すような線L1〜L4が得られる。このとき、エッジ抽出部22aは、例えば画像値の1次微分によりエッジ検出を行うプレヴィット(Prewitt)オペレータ算を用いる。また、エッジ抽出部22aは、画像中央から画像左右端(図3参照)に向かって検出し、最初に検出されたエッジを優先して抽出する。これにより、画像中央側に近い平行線、すなわち路面に描かれた白線のエッジが抽出されやすくなる。
以上のようにして、エッジ抽出を行った後、平行度算出部22bは、エッジを対象にサンプリングしていく。具体的に平行度算出部22bは、俯瞰画像上に探索領域Tを設定する。そして、平行度算出部22bは、探索領域内の線L1,L2に対してサンプリングを行っていく。
サンプリングにあたり、平行度算出部22bは、まず、探索領域内において、できるだけ画像上方側に存在する線L1上の点P1を特定する。そして、点P1の座標値を記憶しておく。次に、平行度算出部22bは、点P1から所定画素だけ画像下側の点P2を特定し、点P2の座標値を記憶しておく。同様に、平行度算出部22bは、点P2から所定画素だけ画像下側の点P3を特定し、点P3の座標値を記憶しておく。その後、平行度算出部22bは、順次線L1上の点を特定し、座標値を記憶していく。
次に、平行度算出部22bは、画像横方向をX軸、画像縦方向をY軸とし、点P1と点P2を結ぶ線分の傾きを求める。例えば点P1の座標値が(x1,y1)であり点P2の座標値が(x2,y2)である場合、平行度算出部22bは、点P1と点P2を結ぶ線分の傾きを、(y2−y1)/(x2−x1)として求める。そして、平行度算出部22bは、この値を記憶する。その後、平行度算出部22bは、同様にして、他に特定された線L1上の点同士を結ぶ線分の傾きを求める。
次に、平行度算出部22bは、上記と同様に、線L2に対しても傾きの値を求めていく。その後、平行度算出部22bは、求めた複数の傾きの値についてのヒストグラムを作成する。図3(b)は図3の俯瞰画像から求められたヒストグラムを示している。図3(b)に示すように、線L1は傾きが約「1」でピークとなっており、線L2は傾きが約「−2.5」でピークとなっている。平行度算出部22bは、これらのピーク値の差の絶対値、すなわち「3.5」を平行度として求める。なお、平行度はその値が低いほど、すなわち2つの線の傾きの差が小さいほど平行であることを示している。
なお、図3の説明では点P1〜点P3のように、各線に対して3点のみサンプリングしたが、実際に平行度算出部22bは、K個の点をサンプリングする。ここで、Kは平行度を正しく算出するのに充分な数である。また、姿勢パラメータ推定部22は、予め個数Kの最小値を定めておき、線に対してK個サンプリングできない場合には平行度を算出しないことが望ましい。これにより、平行度の信頼性を高めることができるからである。
再度、図2を参照する。以上のようにして平行度を算出した後、カメラ姿勢推定部22は、例えば各パラメータ値をインクリメントやディクリメンとする、あるいは各パラメータ値に所定値を加減算するなどして、姿勢パラメータを更新する。そして現時点において、N個の姿勢パラメータに基づいて平行度を算出したか否かを判断する(ステップS7)。現時点において、カメラ姿勢推定部22は記憶部23に記憶されていた1個の姿勢パラメータに基づいて平行度を算出している。このため、カメラ姿勢推定部22は、N個の姿勢パラメータに基づいて平行度を算出していないと判断する(ステップS7:NO)。そして、カメラ姿勢推定部22は、姿勢パラメータを変更する(ステップS8)。このとき、カメラ姿勢推定部22は、例えば俯角θを1度だけ変化させる。
その後、カメラ姿勢推定装置20は、上記したステップS4〜S8の処理を繰り返す。この間に例えば図3(c)に示すような俯瞰画像が得られ、線L3および線L4の各サンプリング点P7〜P12の傾きがヒストグラム化され、図3(d)に示すようなヒストグラムが得られる。図3(d)に示すように、線L3は傾きが約「−1」でピークとなっており、線L4は傾きが約「−1」でピークとなっている。平行度算出部22bは、これらのピーク値の差の絶対値である「0」を平行度として求める。
そして、カメラ姿勢推定部22がN個の姿勢パラメータに基づいて平行度を算出した場合(ステップS7:YES)、姿勢パラメータ推定部22cは、最も平行度の値が低いときの姿勢パラメータを適切な姿勢パラメータであると推定し、記憶部23に記憶させ(ステップS9)、図3に示す処理は終了する。その後、以後の処理において、適正化された姿勢パラメータに基づき、俯瞰画像がモニタ30に表示されることとなる。
このようにして、第1実施形態に係るカメラ姿勢推定装置20およびカメラ姿勢推定方法によれば、俯瞰画像の線の平行度を求め、平行度から姿勢パラメータを決定する。ここで、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においても平行に表現される。ところが、姿勢パラメータが適切でない場合には、地面などの基準面に描かれる平行線は、俯瞰画像においてその平行性に乱れを生じる。このため、俯瞰画像における線の平行度を求めることで、姿勢パラメータを求めることができる。また、本実施形態では、俯瞰画像から姿勢パラメータを求めるので予めテストパターン等を用意する必要がなく且つ無限遠を求める必要がないため姿勢推定の困難さを軽減することができる。従って、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することができる。
また、第1実施形態によれば、俯瞰画像データに対してエッジ抽出し、抽出されたエッジを、俯瞰画像上の線Lと判断して平行度を算出する。このため、既存の画像処理技術により簡便に平行度を求めることができる。
また、第1実施形態によれば、カメラ設置箇所が停止状態にある場合に平行度を算出するため、カメラ10が安定し画像が安定しているときに平行度を求めることができる。特に、本実施形態ではカメラ10が車両に設置されているため、車両停止時、すなわち信号機等により停止し、白線等が存在する可能性が高く平行線が存在する可能性が高い場合に、平行度を求めることとなり、適切なカメラ姿勢の推定を行うことができる。
また、第1実施形態によれば、カメラ10が設置される移動体(車両)の始動が検出された場合に平行度を算出するため、移動体始動時のようにカメラ10が安定し画像が安定しているときに姿勢パラメータを求めることができる。特に、利用者が移動体(車両)を操作(運転)する場合には、これから操作(運転)する移動体(車両)に設置されるカメラ10の姿勢パラメータを推定することができ、適切な操作(運転)を行い易くすることができ、適切なカメラ姿勢パラメータを求めておけるため、ほぼいつも正しい俯瞰図を利用者に提供できる。
さらに、第1実施形態に係る車両によれば、車体に設置されたカメラ10と、カメラ姿勢推定装置20とを備える。ここで、車両は乗員や荷物の積載により傾く場合があり、かかる場合地面に対するカメラ10の姿勢が変化する。このため、カメラ姿勢推定装置20により車両用のカメラ10の姿勢パラメータを推定することで、逐次変化する姿勢パラメータを推定することができる。
次に、本発明の第2実施形態を説明する。第2実施形態に係るカメラ姿勢推定装置20は、第1実施形態のものと同様であるが、構成および処理内容が異なっている。以下、第1実施形態との相違点を説明する。
図4は、第2実施形態に係るカメラ姿勢推定装置を含む車両周囲表示システムの概略構成図である。図4に示すカメラ姿勢推定装置20は、利用者の操作によって姿勢パラメータを変更可能なパラメータ変更モードを有している。具体的に本実施形態に係るカメラ姿勢推定装置20は、第1実施形態に示した姿勢パラメータを推定し記憶部23に記憶させる自動校正モードと、上記パラメータ変更モードとを有している。
スイッチ群40は、利用者からの操作を受け付けるものであり、モード設定スイッチ41と、姿勢パラメータ設定スイッチ42とを備えている。モード設定スイッチ41は、自動校正モードとパラメータ変更モードとを切替可能なスイッチである。利用者は、このスイッチ41を操作することにより、カメラ姿勢推定装置20を自動校正モードとするか、パラメータ変更モードとするかを選択可能となっている。
姿勢パラメータ変更スイッチ42は、姿勢パラメータを変更するためのスイッチである。利用者は、モード設定スイッチ41によりカメラ姿勢推定装置20がパラメータ変更モードに設定された後、姿勢パラメータ設定スイッチ42を操作することにより記憶部23に記憶される姿勢パラメータを変更することができる。
図5は、第2実施形態に係るカメラ姿勢推定方法を示すフローチャートである。まず、カメラ姿勢推定装置20は、姿勢パラメータ変更モードに設定されているか否かを判断する(ステップS10)。姿勢パラメータ変更モードに設定されていないと判断した場合(ステップS10:NO)、図5に示す処理は終了する。なお、ステップS10において「NO」と判断された場合、図2に示した処理が実行される。
一方、姿勢パラメータ変更モードに設定されていると判断した場合(ステップS10:YES)、ステップS11〜S14の処理が実行される。これら処理は、図2に示したステップS1,S4〜S6と同様である。
次に、姿勢パラメータ推定部22cは、算出された平行度の値が所定値以下か否かを判断する(ステップS15)。平行度の値が所定値以下である場合(ステップS15:YES)、姿勢パラメータの精度が高いと言えるため、カメラ姿勢推定装置20は、精度が高いことを示すマーカをモニタ30に表示させる(ステップS16)。その後、処理はステップS17に移行する。
平行度の値が所定値以下でない場合(ステップS15:NO)、姿勢パラメータの精度が高くないため、カメラ姿勢推定装置20は、マーカをモニタ30に表示させず、処理はステップS17に移行する。
図6は、マーカの表示例を示す図である。なお、図6に示す表示例では、駐車枠の平行度に応じてマーカが表示されている。平行度の値が所定値以下である場合、図6(b)に示すように、カメラ姿勢推定装置20は、姿勢パラメータの精度が高いことを示すマーカM1をモニタ30に表示させる。一方、平行度の値が所定値以下でない場合、図6(a)および(c)に示すように、カメラ姿勢推定装置20は、マーカM1を表示させない。なお、カメラ姿勢推定装置20は、平行度の値が所定値以下でない場合、図6(a)および(c)に示すように姿勢パラメータの精度が低いことを示すマーカM2をモニタ30に表示させてもよい。
再度、図5を参照する。ステップS17においてカメラ姿勢推定装置20は、姿勢パラメータスイッチ42が押下されたか否かを判断する(ステップS17)。姿勢パラメータスイッチ42が押下されたと判断した場合(ステップS17:YES)、カメラ姿勢推定装置20は姿勢パラメータを変更し(ステップS18)、その後処理はステップS19に移行する。なお、姿勢パラメータスイッチ42が押下されると、姿勢パラメータは俯角θを1度だけ増加させる。そして、姿勢パラメータスイッチ42が押下され続け、俯角θが上限値に達し、俯角θが上限値であるときに、姿勢パラメータスイッチ42が押下されると、俯角θは下限値となる。
一方、姿勢パラメータスイッチ42が押下されていないと判断した場合(ステップS17:NO)、カメラ姿勢推定装置20は姿勢パラメータを変更することなく、その後処理はステップS19に移行する。
ステップS19において、カメラ姿勢推定装置20は、自動校正モードに設定されているか否かを判断する(ステップS19)。自動校正モードに設定されていないと判断した場合(ステップS19:NO)、処理はステップS11に移行する。
一方、自動校正モードに設定されていると判断した場合(ステップS19:YES)、図5に示す処理は終了する。なお、図5に示す処理の終了時には、姿勢パラメータ設定スイッチ42の押下によって変更された姿勢パラメータが記憶部23に記憶されることとなる。
このようにして、第2実施形態に係るカメラ姿勢推定装置20およびカメラ姿勢推定方法によれば、第1実施形態と同様に、カメラ姿勢の推定について困難さを軽減することができる。また、既存の画像処理技術により簡便に平行度を求めることができ、且つ、適切なカメラ姿勢の推定を行うことができる。よって、適切な俯瞰図を利用者に提供することができ、適切な操作(運転)を行い易くすることができる。さらにまた逐次変化する姿勢パラメータをほぼいつも適切に推定することができる。
さらに、第2実施形態によれば、利用者が姿勢パラメータを変更可能であるため、利用者の望む俯瞰画像が提供されない場合などに、姿勢パラメータを変更でき、利便性を向上させることができる。
また、第2実施形態によれば、利用者が自己で適切な姿勢パラメータとなったか否かを判断する必要がなく、利便性を向上させることができる。
以上、実施形態に基づき本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、変更を加えてもよい。
例えば、上記において、エッジ抽出部22aは、画像中央から画像左右端に向かって検出し、最初に検出されたエッジを優先して抽出していたが、これに限らず、重み付けを行い平行度の算出時に利用するようにしてもよい。具体的には、エッジ抽出部22aは、俯瞰画像を各領域に分割し、道路の白線や路肩が存在する確率が高い領域を優先すべく、これらの領域に重みを持たせる(高い値を設定するなど)。さらには、画像中央側の領域が優先されるように領域毎に重みを持たせてもよい。その後、各線Lの傾きが求められると、どの領域における線Lによって求められた傾きであるかを判断し、設定した値すなわち重みを傾きに掛け合わせ、ヒストグラムを作成する。これにより、白線や路肩等の平行線でない確率が高いものについては、重みが小さくされることとなり、平行線以外の路面のひびやその他のエッジの影響を抑制することができる。
また、第1実施形態において、姿勢パラメータ推定部22cは、複数の姿勢パラメータに基づいて平行度を算出し、最も平行度の値が低いものを、最も精度が高い姿勢パラメータであると推定しているが、姿勢パラメータ推定部22cによる姿勢パラメータの推定は、これに限られない。例えば、姿勢パラメータ推定部22cは、平行度の値が所定値より高ければ姿勢パラメータの精度が低いと判断し、平行度の値が所定値以下であれば姿勢パラメータの精度が高いと判断してもよい。
また、第2実施形態では、マーカM1の表示によって姿勢パラメータの精度が高いことを利用者に通知していたが、これに限らず、音声や報知音により通知してもよいし、姿勢パラメータの精度が高いことを文字等により通知してもよい。
また、第2実施形態では、姿勢パラメータ設定スイッチ42をモニタ30とは別に設けたが、これに限らず、モニタ30上にタッチパネルを組み込み、姿勢パラメータ変更モード時にはモニタ30に姿勢パラメータ設定スイッチ42を表示させるようにしてもよい。
また、第2実施形態では、姿勢パラメータ設定スイッチ42の操作により、姿勢パラメータを変更するようになっていたが、これに限らず、姿勢パラメータの数値を直接入力できるように構成されていてもよい。
また、第1実施形態では、カメラ姿勢パラメータの推定を車両停止時または車両始動時に行っていたが、このタイミングに限らず、カメラ姿勢パラメータの推定は常時行われてもよいし、所定間隔で行われてもよい。さらに、ナビゲーション装置からの道路情報に基づいて、カメラ姿勢パラメータの推定に適した道路であるかを判断して、カメラ姿勢パラメータの推定を行ってもよい。具体的には、カーブやアップダウンがある道などではカメラ姿勢パラメータの推定を行わないこととなる。
さらに、第1および第2実施形態の双方において、路面に横断歩道、速度表示、止まれマークなどが描かれている場合、カメラ姿勢パラメータの推定に影響を与えてしまう可能性がある。特に、第1実施形態のように、画像中央側のエッジを優先した場合には、平行線よりも先に横断歩道、速度表示、止まれマークなどのエッジが抽出されてしまい、カメラ姿勢パラメータの推定に与える影響が大きくなってしまう。そこで、エッジ抽出部22aは、縦エッジを検出するだけでなく、横エッジを検出することが望ましい。横エッジの比率が高くなれば路面に横断歩道等が描かれていると判断できるため、このような場合にはカメラ姿勢パラメータの推定を行わないようにして誤推定を防止することができる。
第1実施形態に係るカメラ姿勢推定装置を含む車両周囲表示システムの概略構成図である。 第1実施形態に係るカメラ姿勢推定方法を示すフローチャートである。 図1に示したエッジ抽出部および平行度算出部による処理の様子を示す図であり、(a)は俯瞰画像の第1の例を示し、(b)は(a)の俯瞰画像に基づくヒストグラムを示し、(c)は俯瞰画像の第2の例を示し、(d)は(c)の俯瞰画像に基づくヒストグラムを示している。 第2実施形態に係るカメラ姿勢推定装置を含む車両周囲表示システムの概略構成図である。 第2実施形態に係るカメラ姿勢推定方法を示すフローチャートである。 マーカの表示例を示す図であり、(a)は第1の例を示し、(b)は第2の例を示し、(c)は第3の例を示している。
符号の説明
10…カメラ
20…カメラ姿勢推定装置
21…視点変換部
22…カメラ姿勢推定部
22a…エッジ抽出部
22b…平行度算出部
22c…姿勢パラメータ推定部
23…記憶部
24…停止判断部
25…始動検出部
30…モニタ
40…スイッチ群
41…モード設定スイッチ
42…姿勢パラメータ設定スイッチ
M1,M2…マーカ

Claims (8)

  1. カメラの姿勢を推定するカメラ姿勢推定装置であって、
    カメラにより撮像されて得られた撮像データを、カメラの姿勢を示す姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像データを生成する生成手段と、
    前記生成手段により生成された俯瞰画像データが示す俯瞰画像上の線の平行度を算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された平行度から、前記姿勢パラメータを推定する姿勢推定手段と、
    を備えることを特徴とするカメラ姿勢推定装置。
  2. 前記生成手段により生成された俯瞰画像データに対してエッジ抽出するエッジ抽出手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記エッジ抽出手段により抽出されたエッジを、俯瞰画像上の線と判断して平行度を算出する
    ことを特徴とする請求項1に記載のカメラ姿勢推定装置。
  3. 前記カメラが設置される設置箇所が停止状態にあるかを判断する停止判断手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記停止判断手段によりカメラ設置箇所が停止状態にあると判断された場合に、前記俯瞰画像上の線の平行度を算出する
    ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれかに記載のカメラ姿勢推定装置。
  4. 前記カメラが設置される移動体の始動を検出する始動検出手段をさらに備え、
    前記算出手段は、前記始動検出手段により前記移動体の始動が検出された場合に、前記俯瞰画像上の線の平行度を算出する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載のカメラ姿勢推定装置。
  5. 利用者の操作によって前記姿勢パラメータを変更可能なパラメータ変更モードを有する
    ことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のカメラ姿勢推定装置。
  6. 利用者の操作によって前記姿勢パラメータが変更された場合における前記平行度が許容範囲であることを報知する報知手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のカメラ姿勢推定装置。
  7. 車両に設置されたカメラと、
    前記車両に搭載され、カメラにより撮像された撮像データを入力する請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のカメラ姿勢推定装置と、
    を備えることを特徴とする車両。
  8. カメラの姿勢を推定するカメラ姿勢推定方法であって、
    カメラにより撮像されて得られた撮像データを、カメラの姿勢を示す姿勢パラメータに基づき視点変換して俯瞰画像データを生成する生成ステップと、
    前記生成ステップにおいて生成された俯瞰画像データが示す俯瞰画像上の線の平行度を算出する算出ステップと、
    前記算出ステップにおいて算出された平行度から、前記姿勢パラメータを推定する姿勢推定ステップと、
    を有することを特徴とするカメラ姿勢推定方法。
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