JP2008182498A - 音響出力装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】原音が損なわれる事態を極力回避しつつ、かつ状況に応じて、臨場感を向上させることが容易となる音響出力装置を提供する。
【解決手段】取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生手段と、前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部を備えた構成の音響出力装置とする。
【選択図】図1
【解決手段】取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生手段と、前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部を備えた構成の音響出力装置とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、例えばDVD再生装置などに用いられる、音響出力装置に関する。
従来、DVD再生装置のように、コンテンツ情報に係る映像や音響を出力する装置が広く使用されている。またコンテンツ情報についても、ユーザの要求に応じるべく、種々のジャンルに渡って数多くのものが創作されている。
DVD再生装置などにより、例えばホラーやサスペンスといったジャンルのコンテンツを視聴するにあたって、多くの視聴者は、できるだけスリル感や臨場感を向上させたいと考える。このようなニーズに対し、上記の特許文献などには、ユーザと接触する座椅子等に低周波振動を与えたり、体感装置により空気を振動させたりして、ユーザにより強い臨場感を与えるものが開示されている。
しかしながら、ユーザと接触する物体に振動を与えるものでは、そのような物体が予め準備されている必要があり、装置の小型化や低廉化を阻害するおそれがある。またこのような振動を、状況を問わずに発生させるものでは、例えば軽快な内容のコンテンツを視聴するにあたっては雰囲気を損ねてしまい、逆効果となるおそれがある。なお、可聴周波数の空気振動を別途発生させるようにすると、コンテンツの音響(原音)に対するノイズとなり、原音が損なわれるおそれがある。
そこで本発明は、上記の問題に鑑みて、原音が損なわれる事態を極力回避しつつ、かつ状況に応じて、臨場感を向上させることが容易となる音響出力装置の提供をその目的とする。
上記目的を達成するため、本発明による音響出力装置は、取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生手段と、前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部と、を備えた構成(第2の構成)とする。
本構成によれば、音響の出力と並行して低域音を出力することができるため、低域音(空気振動)がユーザの感覚を刺激し、より臨場感を向上させることが可能となる。また低域音の周波数は不可聴領域(概ね20Hz以下)であるから、低域音が出力されても人間の聴覚に影響を与えず、原音が損なわれることが防止される。更に切替部を備えているから、臨場感向上のための低域音出力を、状況に応じたものとすることが容易となる。
また上記第2の構成において、前記切替部は、ユーザによる指示に基づいて、前記切替を実行する構成(第3の構成)としてもよい。本構成によれば、ユーザの意向に沿ったタイミングで、臨場感を向上させることができるため、利便性の高い音響出力装置とすることが可能となる。
また上記第2または第3の構成において、前記音響における所定周波数以下の成分の音圧レベルを検出する、検出部を備え、前記切替部は、該検出部における検出結果に基づいて、前記切替を実行する構成(第4の構成)としてもよい。
本構成によれば、音響における低周波成分(通常、低音として聞こえる)の音圧レベルの状況に応じて、臨場感を向上させることが可能となる。そのため、例えば低音が出力されているタイミングでのみ臨場感を向上させるといった処理などを、自動的に行わせることが容易となり、利便性の高い音響出力装置とすることが可能となる。
また上記第2から第4の何れかの構成において、前記低域音発生手段は、前記音響の波形と前記低域音の波形とを合成し、該合成された波形の空気振動を発生させることにより、前記低域音を発生させる構成(第5の構成)としてもよい。
本構成によれば、スピーカ等の振動発生装置に、合成された波形の空気振動を生じさせることで、音響と低域音の双方の出力を実現することが可能となる。そのため、音響を出力するための振動発生装置と、低域音を出力するための振動発生装置とを別個に備えるものに比べて、回路の簡略化や製品コストの低減を容易に実現することが可能となる。
なお、与えられた音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、前記音響の出力と並行して、所定周波数の空気振動を発生する、空気振動発生手段を備えた構成(第6の構成)の音響出力装置であれば、当該所定周波数を、人にとって殆ど聞こえない程度に小さいものとすることで、上記第2の構成とほぼ同等の効果が得られる。
また、光ディスクに記録された情報を取得する光ディスク読取部と、上記第2から第6の何れかの構成に係る音響出力装置と、を備え、該光ディスクから取得された前記音響情報に基づいて、音響の出力を実行する構成(第7の構成)の光ディスク再生装置であれば、上述した何れかの構成に係る利点を享受し得る、光ディスク再生装置とすることができる。
なお、光ディスクに記録された情報を取得する、光ディスク読取部と、該光ディスから取得された音響情報に基づいて音響を出力する、音響出力部と、前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生部と、前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部と、前記音響における所定周波数以下の成分の音圧レベルを検出する、検出部と、前記切替部における処理の内容を、少なくとも第1処理および第2処理から選択的に設定する、処理設定部と、を備え、前記第1処理は、ユーザによる指示に基づいて、前記切替を実行する処理であり、前記第2処理は、前記検出部の検出結果に基づいて、前記切替を実行する処理である構成(第1の構成)の光ディスク再生装置であれば、上述した各構成に係る利点を享受し得る光ディスク再生装置とすることができる。
本発明の音響出力装置によれば、音響の出力と並行して低域音を出力することができるため、低域音(空気振動)がユーザの感覚を刺激し、より臨場感を向上させることが可能となる。また低域音の周波数は不可聴領域であるから、低域音が出力されても人間の聴覚に影響を与えず、原音が損なわれることが防止される。更に切替部を備えているから、臨場感向上のための低域音出力を、状況に応じたものとすることが容易となる。
本発明の実施形態について、実施例1および実施例2を挙げて、以下に説明する。
[実施例1]
まず実施例1として、図1に示す構成の光ディスク再生装置を挙げて説明する。図1に示すように光ディスク再生装置1は、ディスク情報読取部11、制御部12、音響信号生成部13、低域音信号生成部14、音響スピーカ15、低域音スピーカ16、操作部17、および低周波検出部18などを備えている。また図示していないが、光ディスクに記録されている映像情報に基づいて映像出力を行う、映像出力装置などをも備えている。
まず実施例1として、図1に示す構成の光ディスク再生装置を挙げて説明する。図1に示すように光ディスク再生装置1は、ディスク情報読取部11、制御部12、音響信号生成部13、低域音信号生成部14、音響スピーカ15、低域音スピーカ16、操作部17、および低周波検出部18などを備えている。また図示していないが、光ディスクに記録されている映像情報に基づいて映像出力を行う、映像出力装置などをも備えている。
ディスク情報読取部11は、光ピックアップ装置などを有しており、セッティングされている光ディスク(CDやDVD等)2から、そこに記録されている情報を読み取る。なお光ディスク2には、少なくとも音響出力に用いられる音響情報(例えばMP3形式のデータ)が記録されているものとする。
制御部12は、光ディスク再生装置1においてなされる各種処理を制御するものであり、音響出力処理や、後述する低域音発生処理の制御も実行する。これらの制御の内容については、改めて説明する。
音響信号生成部13は、制御部12の指示に応じ、ディスク情報読取部11から得られた音響情報に基づいて音響信号を生成する。この音響信号は、音響情報をソースとする音響を、音響スピーカ15に出力させるための信号である。
低域音信号生成部14は、制御部12の指示に応じて、低域音信号を生成する。この低域音信号は、不可聴な低域周波数(概ね20Hz以下)の空気振動(以下、「低域音」と称す)を、低域音スピーカ16によって発生させるための信号である。低域音としては、例えば周波数が10Hzに固定されたものなど、種々のものが採用され得る。
音響スピーカ15は、伝送された音響信号に基づいて音響を出力する。また低域音スピーカ16は、伝送された低域音信号に基づいて、低域音を発生させる。なお低域音スピーカ16は、不可聴な低域周波数の空気振動を極力効率良く発生できるように構成されていることが望ましい。
低周波検出部18は、光ディスクから読取られた音響情報について、その音響をサンプリングし、所定の閾値周波数以下の成分が存在しているか否かを検出する。例えば閾値周波数が100Hzである場合、60Hzや90Hzなどの周波数成分が、音響に含まれているか否かを検出する。なお当該検出にあたり、不可聴な低周波領域の周波数成分については、考慮しないこととする。
またこの検出は、閾値周波数以下の成分が全く含まれていない場合にのみ「含まれていない」とするようにしても良いが、その他に、閾値周波数以下の何れの成分の音圧レベルも所定の基準値を超えていなければ「含まれていない」とみなすようにしてもよい。例えば図2に示すグラフ(縦軸が音圧レベル、横軸が周波数を示す)において、実線で示したようなものについては、閾値周波数以下の何れの成分の音圧レベルも基準値を超えていないために、閾値周波数以下の成分が含まれていないとみなし、逆に、破線で示したようなものについては、閾値周波数以下の成分が含まれているとみなす。かかる検出を通じて、音響において比較的低い音が強調されているか否かが判断可能となる。なおここでの閾値周波数や基準値は、任意に変更できるようにしていてもよい。
操作部17は、光ディスク再生装置1に各種指示を与えることを可能とする、ユーザインターフェースとして機能する。操作部17の具体的な構成例を、図3に示す。本図のように操作部17は、現在の設定内容や処理の進行状況等を表示するディスプレイ21や、各種の押しボタンスイッチ22等を備えている。なお表示部17の構成としては、他にOSD[on-screen display]等を採用してもよい。
なお押しボタンスイッチ22は、光ディスク再生装置1自体の電源のON/OFFを切り替えるための「電源」、光ディスク2の再生(音響出力)の開始/停止を切替えるための「再生」、低域音発生のタイミングを手動設定または自動設定に切替えるための「低域音発生モード」、音響出力における音量を調整するための「音量」、低域音の音圧の大きさを調整するための「低域音の音圧」、および、低域音発生モードを「手動」とした場合において低域音発生のON/OFFを切替るための「低域音ON/OFF」の各項目に割り当てられている。
以上の構成により、光ディスク再生装置1は、光ディスク2から取得された音響情報に基づいて音響出力を行うとともに、これに並行して低域音を発生させることが可能である。次に音響出力および低域音発生に関する処理について、図4のフローチャートを参照しながら以下に説明する。
音響情報が記録された光ディスク2がセッティングされた後、「(再生)開始」ボタンが押下されると、光ディスクの音響情報が読み出され、これを用いた音響出力がスタートする。このとき並行して、まず低域音の出力処理パターンが、「手動モード」と「自動モード」のうちの何れに設定されているかが判断される(ステップS11)。なおこの双方のモードは、操作部17における「低域音発生モード」に係る押しボタン22の押下状況(何れが直前に押下されていたか)によって設定されている。
ステップS11において、「手動モード」が設定されていると判断された場合(ステップS11の「手動」)は、次に低域音の発生について、ON(有り)とOFF(無し)の何れに設定されているかを判断する(ステップS12)。なおこの双方は、操作部17における「低域音ON/OFF」に係る押しボタン22の押下状況(2つのうちの何れが直前に押下されていたか)によって設定されている。
ステップS12の判断の結果、「ON」に設定されていた場合は(ステップS12のON)、低域音信号生成部14および低域音スピーカ16を通じて、低域音の発生・出力処理が開始される(ステップS13)。なお現時点で、既に低域音の出力処理がなされている場合には、そのまま出力を継続させる。
一方、ステップS12の判断の結果、「OFF」に設定されていた場合は(ステップS12のOFF)、低域音の発生処理を停止させる(ステップS14)。なお現時点で低域音の発生処理がなされていないときは、そのままの状態を保つ。
そしてステップS13またはS14の処理の後、音響出力が終了しているか否かが判断される(ステップS15)。なお音響出力は、「(再生)停止」の押しボタン22が押下されたときや、音響情報が最後まで再生し尽くされたときなどに終了する。かかる判断の結果、未だ出力が終了していない場合には、ステップS11の処理に戻る。
またステップS11において、「自動モード」が設定されていると判断された場合は(ステップS11の「自動」)、次に、低周波検出部18における検出結果に基づいて、これから出力がなされるタイミングの音響に、閾値周波数以下の成分が含まれているか否かを判断する(ステップS16)。なお、この判断の対象とする音響としては、種々のタイミングのものを採用することが可能であるが、低域音の出力タイミングをより現状に即したもの(低音の音響が出力されている時に合わせて、低域音が出力される)とするため、これから出力されるタイミングのものであることが望ましい。
そしてステップS16の判断の結果、「含まれている」と判断された場合は(ステップS16のY)、低域音信号生成部14および低域音スピーカ16を通じて、低域音の発生・出力処理を開始させる(ステップS17)。なお現時点で低域音の出力処理がなされているときは、そのまま出力を継続させる。
一方、ステップS16の判断の結果、「含まれていない」と判断された場合は(ステップS16のN)、低域音の発生処理を停止させる(ステップS18)。なお現時点で低域音の発生処理がなされていないときは、そのままの状態を保つ。
そしてステップS17またはS18の処理の後、音響出力が終了したか否かを判断する(ステップS19)。かかる判断の結果、未だ出力が終了していない場合には、ステップS11の処理に戻る。またステップS15もしくはS19の処理により、音響出力が終了したと判断された場合には、低域音の発生処理も停止させる。
以上に説明した一連の処理が実行されることによって、音響再生処理に並行して、低域音を適切に出力させることが可能となる。例えば、ユーザが低域音の出力状況を手動で制御しようとする場合には、低域音発生モードを「手動」に設定した上で、低域音ON/OFFに係る「ON」または「OFF」の押しボタンスイッチ22を適宜押下することで、この要求に応じることができる。
一方、音響において比較的低音が強調されている場合にのみ、自動的に低域音を出力させようとする場合には、低域音発生モードを「自動」に設定することで、この要求に応じることができる。なお低音が強調される音響は、ホラーやサスペンス等のジャンルにおいて、恐怖感を煽るシーンを表現する場合などに多用される傾向にある。そのため、このような音響が出力されている場合には、臨場感の向上がユーザに望まれるものと考えられる。
[実施例2]
次に実施例2として、図5に示す構成の光ディスク再生装置を挙げて説明する。なお本実施例は、合成音信号生成部を備え、音響と低域音とを共通のスピーカから出力させるようにした点等を除き、基本的に実施例1と同様の構成であるため、重複した説明を省略する。
次に実施例2として、図5に示す構成の光ディスク再生装置を挙げて説明する。なお本実施例は、合成音信号生成部を備え、音響と低域音とを共通のスピーカから出力させるようにした点等を除き、基本的に実施例1と同様の構成であるため、重複した説明を省略する。
当該光ディスク再生装置1は、実施例1の場合と同様に、ディスク情報読取部11、制御部12、音響スピーカ15、操作部17、および低周波検出部18を備えている。そして更に、合成音信号生成部19をも備えている。
合成音信号生成部19は、音響信号生成部13と同様に、ディスク情報読取部11から得られた音響情報に基づいて音響信号を生成する機能を有している。そして更に、音響情報における音響の波形と低域音の波形とが合成された波形の空気振動(以下、「合成音」と称す)を音響スピーカ15に出力させるための、合成音信号を生成する機能をも有している。
音響スピーカ15は、合成音信号生成部19から音響信号または合成音信号が伝送されると、これに応じた音響もしくは合成音を出力する。そのため、音響信号が伝送されているときには、通常のスピーカと同様に音響出力を行う一方で、合成音信号が伝送されているときには、音響出力に並行した低域音の出力をも行う。
また制御部12は、基本的に実施例1のものと同様の制御を実行するが、低域音を出力させる際には、合成音信号生成部19に合成音を生成させる点で相違する。実施例1では、音響信号とは独立した低域音信号を低域音信号生成部14に生成させ、音響スピーカ15とは別個に備えられた低域音スピーカ16を通じて低域音を出力させていた。
しかし本実施例では、合成音信号を生成させ、合成音を音響スピーカ15から出力させることにより、低域音をも出力させるものとなっている。なお低域音を出力せず音響のみを出力する場合には、合成音信号生成部19は音響信号生成部13と同様の機能(音響信号を生成して音響スピーカ15に出力する)を果たす。
上述の通り本実施例の光ディスク再生装置1では、音響の出力と低域音の出力を、共通の装置(音響スピーカ15)により実現させる構成となっている。そのため、双方の出力を互いに別個の装置に行わせるものに比べて、回路の簡略化や製品コストの低減などを容易に実現することが可能となっている。
[まとめ]
以上のように、各実施例に係る光ディスク再生装置(音響出力装置)は、光ディスクから取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行するものであって、更に、音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる手段と、この低域音の発生のON/OFFを切替える手段とを備えた構成となっている。
以上のように、各実施例に係る光ディスク再生装置(音響出力装置)は、光ディスクから取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行するものであって、更に、音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる手段と、この低域音の発生のON/OFFを切替える手段とを備えた構成となっている。
その結果、音響の出力と並行して低域音を出力することができるため、低域音(空気振動)がユーザの感覚を刺激し、より臨場感を向上させることが可能となっている。また低域音の周波数は不可聴領域であるから、低域音が出力されても人間の聴覚に影響を与えず、原音が損なわれることを防止できるものとなっている。更に低域音の発生のON/OFFを切替える手段を備えているから、臨場感向上のための低域音出力を、状況に応じたものとすることが容易となっている。
また本発明は上記の各実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が可能である。例えば、音響出力装置の一例として光ディスク再生装置を挙げて説明したが、何らかの音響情報に基づいて音響の出力を行う種々の装置に対して、本発明の適用が可能である。
本発明は、例えばDVD再生装置の分野において利用可能である。
1 光ディスク再生装置
2 光ディスク
11 ディスク情報読取部
12 制御部
13 音響信号生成部
14 低域音信号生成部
15 音響スピーカ
16 低域音スピーカ
17 操作部
18 低周波検出部(検出部)
19 合成音信号生成部
21 ディスプレイ
22 押しボタンスイッチ
2 光ディスク
11 ディスク情報読取部
12 制御部
13 音響信号生成部
14 低域音信号生成部
15 音響スピーカ
16 低域音スピーカ
17 操作部
18 低周波検出部(検出部)
19 合成音信号生成部
21 ディスプレイ
22 押しボタンスイッチ
Claims (7)
- 光ディスクに記録された情報を取得する、光ディスク読取部と、
該光ディスから取得された音響情報に基づいて音響を出力する、音響出力部と、
前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生部と、
前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部と、
前記音響における所定周波数以下の成分の音圧レベルを検出する、検出部と、
前記切替部における処理の内容を、少なくとも第1処理および第2処理から選択的に設定する、処理設定部と、を備え、
前記第1処理は、
ユーザによる指示に基づいて、前記切替を実行する処理であり、
前記第2処理は、
前記検出部の検出結果に基づいて、前記切替を実行する処理であること
を特徴とする光ディスク再生装置。 - 取得された音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、
前記音響の出力と並行して、不可聴な低域周波数の空気振動である低域音を発生させる、低域音発生手段と、
前記低域音の発生のON/OFFを切替える、切替部と、
を備えたことを特徴とする音響出力装置。 - 前記切替部は、
ユーザによる指示に基づいて、前記切替を実行することを特徴とする請求項2に記載の音響出力装置。 - 前記音響における所定周波数以下の成分の音圧レベルを検出する、検出部を備え、
前記切替部は、
該検出部における検出結果に基づいて、前記切替を実行することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の音響出力装置。 - 前記低域音発生手段は、
前記音響の波形と前記低域音の波形とを合成し、該合成された波形の空気振動を発生させることにより、前記低域音を発生させることを特徴とする請求項2から請求項4の何れかに記載の音響出力装置。 - 与えられた音響情報に基づいて音響の出力を実行する、音響出力装置において、
前記音響の出力と並行して、所定周波数の空気振動を発生する、空気振動発生手段を備えたことを特徴とする音響出力装置。 - 光ディスクに記録された情報を取得する光ディスク読取部と、
請求項2から請求項6の何れかに記載の音響出力装置と、を備え、
該光ディスクから取得された前記音響情報に基づいて、音響の出力を実行することを特徴とする光ディスク再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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