JP2008182377A - 情報処理装置、情報管理装置、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム及び情報管理プログラム - Google Patents

情報処理装置、情報管理装置、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム及び情報管理プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】情報の処理過程を管理することが可能な情報処理装置、情報管理装置、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム及び情報管理プログラムを提供する。
【解決手段】スキャナ30、プリンタ40、ファイルサーバ50及びルータZ76は、元情報としての電子化原本を処理した処理済情報としての新たな電子文書を得ると、当該新たな電子文書に、電子化原本に付与された識別子を含む識別子を付与し、更に、当該識別子と、新たな電子文書が得られた場所の情報をトレースサーバ10へ送信する。トレースサーバ10は、これらの情報を管理する。
【選択図】図1

Description

本発明は、印刷物に印刷された画像データ等の情報を処理する情報処理装置、当該情報処理装置における情報処理方法及び当該情報処理装置にて実行される情報処理プログラムと、印刷物に印刷された画像データ等の情報を管理する情報管理装置、当該情報管理装置における情報管理方法及び当該情報管理装置にて実行される情報管理プログラムとに関する。
近年、スキャナやプリンタ等の様々な画像処理装置がLAN等の通信ネットワークに接続され、複数の者によって共有されるようになっている。これに伴い、文書や図面等の様々な画像データを管理するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1に記載された画像形成装置は、スキャン処理等によって読み取られて文書IDが付与された画像データについて、当該画像データと既に保存されている元の画像データとを比較し、差分がある場合には、その差分に対応する新たな文書IDの画像データを生成して、元の画像データと、差分の画像データとを1つの画像データにまとめる。これにより、元の画像データと差分の画像データとが関連付けられる。
特開2005−74724号公報
ところで、近年は情報の漏洩を防止することが要求されるようになっている。このためには、情報がどのような処理の過程を経たかについて管理することが必要となるが、上述したような従来の情報管理の手法では、情報の差分のみが管理されるだけであり、情報の処理の過程について適切な管理されていない。
本発明の目的は、上述した課題を解決するものであり、情報の処理過程を管理することが可能な情報処理装置、情報管理装置、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム及び情報管理プログラムを提供するものである。
本発明に係る情報処理装置は、第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得手段と、前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成手段と、前記第1の取得手段により取得された第2の識別子と、前記生成手段により生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力手段とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記元情報を取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された処理済情報と、前記第2の取得手段により取得された元情報との差分を検出する差分検出手段と、前記差分検出手段により検出された差分と、前記付与手段により付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力手段とを有するようにしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記第1の取得手段が、前記処理済情報に、前記第2の識別子を付与するようにしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記第1の取得手段が、印刷物に印刷された前記元情報を読み取ることにより得られる情報を前記処理済情報として取得するようにしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記第1の取得手段が、前記元情報に対応する印刷対象の情報を前記処理済情報として取得するようにしてもよい。
また、本発明に係る情報処理装置は、前記第1の取得手段が、前記元情報を修正又は前記元情報に他の情報を追加した情報を前記処理済情報として取得するようにしてもよい。
本発明に係る情報管理装置は、印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得手段と、前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得手段と、前記第1の取得手段により取得された第1の識別子を前記第2の取得手段により取得された第2の識別子に更新する更新手段と、前記第2の取得手段により取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る情報処理方法は、第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得ステップと、前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された第2の識別子と、前記生成ステップにより生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力ステップとを有することを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理方法は、前記元情報を取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された処理済情報と、前記第2の取得ステップにより取得された元情報との差分を検出する差分検出ステップと、前記差分検出ステップにより検出された差分と、前記付与ステップにより処理済情報に付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力ステップとを有するようにしてもよい。
本発明に係る情報管理方法は、印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得ステップと、前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された第1の識別子を前記第2の取得ステップにより取得された第2の識別子に更新する更新ステップと、前記第2の取得ステップにより取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価ステップとを有することを特徴とする。
本発明に係る情報処理プログラムは、第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得ステップと、前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された第2の識別子と、前記生成ステップにより生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
また、本発明に係る情報処理プログラムは、前記元情報を取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された処理済情報と、前記第2の取得ステップにより取得された元情報との差分を検出する差分検出ステップと、前記差分検出ステップにより検出された差分と、前記付与ステップにより処理済情報に付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力ステップとをコンピュータに実行させるようにしてもよい。
本発明に係る情報管理プログラムは、印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得ステップと、前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得ステップと、前記第1の取得ステップにより取得された第1の識別子を前記第2の取得ステップにより取得された第2の識別子に更新する更新ステップと、前記第2の取得ステップにより取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする。
請求項1に係る本発明によれば、元情報が処理されて処理済情報が得られると、その元情報が処理された場所の情報が、元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けた上で処理の場所の情報を得ることができ、情報の処理過程を管理することが可能となる。
また、請求項2に係る本発明によれば、元情報と処理済情報の差分が検出されるとともに、その差分が元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力されるため、元情報と処理済情報とを関連付けて差分を管理することが可能となる。
また、請求項3に係る本発明によれば、元情報に付与された識別子を含んだ識別子を処理済情報に付与することにより、元情報と処理済情報とを関連付けさせることが可能となる。
また、請求項4に係る本発明によれば、印刷物に印刷された元情報と、スキャナ等によって元情報を読み取ることによって得られた処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。
また、請求項5に係る本発明によれば、元情報と、当該元情報に対応する印刷対象の処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。
また、請求項6に係る本発明によれば、元情報と、当該元情報を修正又は当該元情報に他の情報を追加して得られた処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。
また、請求項7に係る本発明によれば、元情報に付与された識別子が取得され、更に当該元情報が処理されて処理済情報が得られた場合には、その処理済情報に付与された、元情報の識別子を含む識別子が取得され、元情報に付与された識別子が処理済情報に付与された識別子に更新される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。更には、処理済情報が得られた場所の情報が取得されるため、当該情報に基づいて、不正な処理が行われたか否か等の評価を行うことができ、情報の処理過程を管理することが可能となる。
また、請求項8に係る本発明によれば、元情報が処理されて処理済情報が得られると、その元情報が処理された場所の情報が、元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けた上で処理の場所の情報を得ることができ、情報の処理過程を管理することが可能となる。
また、請求項9に係る本発明によれば、元情報と処理済情報の差分が検出されるとともに、その差分が元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力されるため、元情報と処理済情報とを関連付けて差分を管理することが可能となる。
また、請求項10に係る本発明によれば、元情報に付与された識別子が取得され、更に当該元情報が処理されて処理済情報が得られた場合には、その処理済情報に付与された、元情報の識別子を含む識別子が取得され、元情報に付与された識別子が処理済情報に付与された識別子に更新される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。更には、処理済情報が得られた場所の情報が取得されるため、当該情報に基づいて、不正な処理が行われたか否か等の評価を行うことができ、情報の処理過程を管理することが可能となる。
また、請求項11に係る本発明によれば、元情報が処理されて処理済情報が得られると、その元情報が処理された場所の情報が、元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けた上で処理の場所の情報を得ることができ、コンピュータに情報の処理過程を管理させることが可能となる。
また、請求項12に係る本発明によれば、元情報と処理済情報の差分が検出されるとともに、その差分が元情報に付与された識別子を含んだ処理済情報の識別子とともに出力されるため、コンピュータに元情報と処理済情報とを関連付けて差分を管理させることが可能となる。
また、請求項13に係る本発明によれば、元情報に付与された識別子が取得され、更に当該元情報が処理されて処理済情報が得られた場合には、その処理済情報に付与された、元情報の識別子を含む識別子が取得され、元情報に付与された識別子が処理済情報に付与された識別子に更新される。従って、元情報と処理済情報とを関連付けて管理することが可能となる。更には、処理済情報が得られた場所の情報が取得されるため、当該情報に基づいて、不正な処理が行われたか否か等の評価を行うことができ、コンピュータに情報の処理過程を管理させることが可能となる。
本発明の実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る企業内システムの構成を示す図である。図1に示す企業内システムは、事業所Xに設置されたトレースサーバ10と、事業所Yに設置された原本保存サーバ20と、事業所Zに設置されたスキャナ30、プリンタ40、ファイルサーバ50及びユーザパーソナルコンピュータ(PC)60とを有する。また、企業内システムは、事業所Xに設置されたルータX72、事業所Yに設置されたルータY74、及び、事業所Zに設置されたルータZ76を有し、これらは相互に接続されている。また、トレースサーバ10はルータX72に、原本保存サーバ20はルータY74に、スキャナ30、プリンタ40、ファイルサーバ50及びユーザPC60はルータZ76に、それぞれ接続されている。
図2は、トレースサーバ10の構成を示す図である。図2に示す情報管理装置を構成するトレースサーバ10は、情報管理装置の第1及び第2の取得手段に対応する入出力部102と、更新手段及び評価手段に対応する制御部104と、トレースデータ蓄積部106とにより構成される。
図3は、原本保存サーバ20の構成を示す図である。図3に示す原本保存サーバ20は、入出力部202と、制御部204と、原本蓄積部206とにより構成される。
図4は、スキャナ30の構成を示す図である。図4に示す情報処理装置を構成するスキャナ30は、情報処理装置の第1の取得手段に対応する読取部302と、第1の取得手段及び生成手段に対応する制御部304と、情報処理装置の第2の取得手段と第1及び第2の出力手段とに対応する入出力部306と、差分検出手段に対応する差分検出部308とにより構成される。
図5は、プリンタ40の構成を示す図である。図5に示す情報処理装置を構成するプリンタ40は、情報処理装置の第1及び第2の取得手段と第1及び第2の出力手段とに対応する入出力部402と、第1の取得手段及び生成手段に対応する制御部404と、印刷処理部406と、差分検出手段に対応する差分検出部408とにより構成される。
図6は、ファイルサーバ50の構成を示す図である。図6に示す情報処理装置を構成するファイルサーバ50は、情報処理装置の第1及び第2の取得手段と第1及び第2の出力手段とに対応する入出力部502と、第1の取得手段及び生成手段に対応する制御部504と、ファイル蓄積部506と、差分検出手段に対応する差分検出部508とにより構成される。
図7は、ルータZ76の構成を示す図である。図7に示す情報処理装置を構成するルータZ76は、第1の取得手段及び第1の出力手段に対応する入出力部602と、生成手段に対応する制御部604とにより構成される。
次に、企業内システムの動作を説明する。図8は、企業内システムの第1の動作を示すシーケンス図である。第1の動作においては、紙原稿に印刷された文書を読み取ることによって元情報としての電子文書である電子化原本が得られ、当該電子化原本が原本保存サーバ20に保存される。
スキャナ30内の読取部302は、紙原稿が図示しない読み取り面にセットされ、ユーザPC60等からスキャン処理指示がなされると、その指示に応じてスキャン処理を行い、紙原稿に印刷された文書を読み取り、当該文書を電子化した電子文書を生成する。生成された電子文書は、制御部304へ送られる。制御部304は、この電子文書に第1の識別子としての文書IDを付与する(S101)。文書IDは、対応する機器の識別子と、当該機器において採番される番号とからなり、電子文書のヘッダに追加される。ここでは、付与される文書IDは、対応する機器であるスキャナ30の識別子「A」と当該スキャナ30において採番される番号「1」からなる「A1」となる。また、電子文書のヘッダには、スキャン処理の指示を行った作業者の名前が電子文書の作成者名として含まれる。
文書IDが付与された電子文書は入出力部306へ送られる。入出力部306は、電子文書に付与された文書IDをトレースサーバ10へ送信する(S102)。トレースサーバ10内の入出力部102は、この文書IDを受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、入力した文書IDをトレースデータ蓄積部108へ蓄積させることにより、当該文書IDを新規登録する(S103)。
次に、スキャナ30内の入出力部306は、制御部304からの文書IDが付与された電子文書を電子化原本として原本保存サーバ20へ送信する(S104)。原本保存サーバ20内の入出力部202は、この電子化原本を受信し、制御部204へ出力する。制御部204は、入力した電子化原本を原本蓄積部206へ蓄積させる。
更に、スキャナ30内の入出力部306は、制御部304からの文書IDが付与された電子文書(読取電子文書)をファイルサーバ50へ送信する(S105)。ファイルサーバ50内の入出力部502は、この電子文書を制御部504へ出力する。制御部504は、入力した電子文書をファイル蓄積部506へ蓄積させる。
図9は、企業内システムの第2の動作を示すシーケンス図である。第2の動作においては、上述した第1の動作においてファイルサーバ50に蓄積された処理済情報としての電子文書が印刷され、当該印刷処理に伴ってトレースサーバ10に蓄積された文書IDが更新される。
プリンタ40内の入出力部402は、ユーザPC60等からの印刷対象の電子文書に付与された文書ID(ここでは文書ID「A1」)を含む印刷要求を取得する(S201)。取得された印刷要求は制御部404へ送られる。制御部404は、この印刷要求に含まれる文書IDを抽出し、当該文書IDを含む印刷用電子文書要求を生成し、入出力部402へ出力する。入出力部402は、この印刷用電子文書要求をファイルサーバ50へ送信する(S202)。
ファイルサーバ50内の入出力部502は、プリンタ40からの印刷用電子文書要求を受信し、制御部504へ出力する。制御部504は、入力した印刷用電子文書要求に含まれる文書IDが付与された電子文書をファイル蓄積部506から読み出す。ここでは、印刷用電子文書要求に含まれる文書ID「A1」が付与された電子文書が読み出される。読み出された電子文書は、入出力部502へ出力される。入出力部502は、この電子文書(印刷用電子文書)をプリンタ40へ送信する(S203)。
プリンタ40内の入出力部402は、ファイルサーバ50からの電子文書を受信し、制御部404へ出力する。制御部404は、入力した電子文書に対して、第2の識別子としての文書IDを付与する(S204)。この文書IDは、制御部404に入力された電子文書に既に付与されている文書IDと、プリンタ40の識別子と当該プリンタ40において採番される番号とを含むものである。ここでは、付与される文書IDは、電子文書に既に付与されている文書ID「A1」と、プリンタ40の識別子「B」と当該プリンタ40において採番される番号「1」からなる「B1」とを含む「A1,B1」となる。
更に、制御部404は、新たな文書IDが付与された電子文書を印刷処理部406へ出力する。印刷処理部406は、入力した電子文書を印刷する(S204)。この際、印刷処理部406は、入力した電子文書に付与された文書IDも電子文書とともに印刷する。例えば、印刷処理部402は、文書IDを予め定められた用紙の所定位置に印刷してもよく、いわゆる電子透かしの技術を用いて、スキャナ30は読み取れるが人間は視認することができないように印刷してもよい。
次に、制御部404は、処理済情報としての電子文書に対して付与した文書IDを入出力部402へ出力する。入出力部402は、制御部404からの文書IDをトレースサーバ10へ送信する(S205)。トレースサーバ10内の入出力部102は、この文書IDを受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、トレースデータ蓄積部108に蓄積されている文書IDのうち、入力した文書IDの一部と一致するものを特定する。更に、制御部104は、特定した文書IDを入力した文書IDに更新する(S205)。ここでは、入力された文書ID「A1,B1」の一部である文書ID「A1」が特定され、当該文書ID「A1」が文書ID「A1,B1」に更新される。
図10は、企業内システムの第3の動作を示すシーケンス図である。第3の動作においては、上述した第2の動作において紙原稿に印刷された文書及び文書IDが更に読み取られ、当該読取処理に伴ってトレースサーバ10に蓄積された文書IDが更新される。
スキャナ30内の読取部302は、紙原稿が図示しない読み取り面にセットされ、ユーザPC60等からスキャン処理指示がなされると、その指示に応じてスキャン処理を行い、紙原稿に印刷された文書及び文書IDを読み取り、当該文書を電子化した電子文書を生成するとともに、当該電子文書に対応する文書IDを特定する。生成された電子文書及び特定された文書IDは、制御部304へ送られる。制御部304は、この処理済情報としての電子文書に第2の識別子としての文書IDを付与する(S301)。この文書IDは、制御部304に入力された電子文書に既に付与されている文書IDと、スキャナ30の識別子と当該スキャナ30において採番される番号とを含むものである。ここでは、付与される文書IDは、電子文書に既に付与されている文書ID「A1,B1」と、スキャナ30の識別子「A」と当該スキャナ30において採番される番号「2」からなる「A2」とを含む「A1,B1,A2」となる。
次に、制御部304は、電子文書に対して付与した文書IDを入出力部306へ出力する。入出力部306は、制御部304からの文書IDをトレースサーバ10へ送信する(S302)。トレースサーバ10内の入出力部102は、この文書IDを受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、トレースデータ蓄積部108に蓄積されている文書IDのうち、入力した文書IDの一部と一致するものを特定する。更に、制御部104は、特定した文書IDを入力した文書IDに更新する(S303)。ここでは、入力された文書ID「A1,B1,A2」の一部である文書ID「A1,B1」が特定され、当該文書ID「A1,B1」が文書ID「A1,B1,A2」に更新される。
更に、スキャナ30内の制御部304は、文書IDが付与された電子文書を入出力部306へ出力する。入出力部306は、この電子文書をファイルサーバ50へ送信する(S304)。ファイルサーバ50内の入出力部502は、この電子文書を受信し、制御部504へ出力する。制御部504は、入力した電子文書をファイル蓄積部506へ蓄積させる。
図11は、企業内システムの第4の動作を示すシーケンス図である。第4の動作においては、紙原稿に印刷された文書を読み取ることによって処理済情報としての電子文書が得られ、元情報としての電子化原本との差分が検出されるとともに、紙原稿の読み取りを行う装置の設置場所の情報が管理される。
スキャナ30内の読取部302は、紙原稿が図示しない読み取り面にセットされ、ユーザPC60からスキャン処理指示がなされると(S401)、その指示に応じてスキャン処理を行い、紙原稿に印刷された文書を読み取り、当該文書を電子化した電子文書を生成する(S402)。生成された電子文書は、制御部304へ送られる。
次に、読取部302は、紙原稿に印刷された文書IDを読み取り、当該文書IDを制御部304へ出力する。制御部304は、入力した文書IDを解析する(S403)。更に、制御部304は、解析によって特定した文書IDを含む原本要求を生成し、入出力部306へ出力する。入出力部306は、この原本要求を原本保存サーバ20へ送信する(S404)。
原本保存サーバ20内の202は、この文書IDを受信し、制御部204へ出力する。制御部204は、原本蓄積部206に蓄積されている電子化原本のうち、入力した文書IDの一部と一致する文書IDが付与されたものを読み出す。例えば、入力された文書IDが「A1,B1」である場合、この文書IDの一部である文書ID「A1」が付与された電子化原本が読み出される。S402において得られた電子文書は、この電子化原本が印刷された紙原稿を読み取ったものである。読み出された電子化原本は、入出力部202へ出力される。入出力部202は、この電子化原本をスキャナ30へ送信する(S405)。
スキャナ30内の入出力部306は、原本保存サーバ20からの電子化原本を受信し、制御部304へ出力する。制御部304は、この電子化原本と、S402における読み取りによって得られた電子文書とを差分検出部308へ出力する。差分検出部308は、入力した電子化原本と電子文書との差分を検出し、当該差分を表す差分情報を生成する(S406)。例えば、電子化原本が印刷された紙原稿にメモ書き等がなされてS402における読み取りが行われた場合には、電子化原本と電子文書とに差分が生じ、その差分を表す差分情報が生成される。生成された差分情報は、制御部304へ送られる。
更に、制御部304は、スキャナ30の設置場所を表す情報(設置場所情報)を生成する(S406)。この設置場所情報は、スキャナ30の識別子と当該スキャナ30が設置された事業所Zの識別子からなり、これらの情報は予め制御部304に保持されている。更に、制御部304は、差分検出部308からの差分情報と、生成した設置場所情報とのそれぞれに、S403の解析によって特定した文書IDを付加した上で入出力部306へ出力する。入出力部306は、これら文書IDが付加された差分情報と、設置場所情報とをトレースサーバ10へ送信する(S407)。
更に、入出力部306は、S402における読み取りにより得られた電子文書(読取電子文書)をファイルサーバ50へ送信する(S408)。ファイルサーバ50内の入出力部502は、この電子文書を制御部504へ出力する。制御部504は、入力した電子文書をファイル蓄積部506へ蓄積させる(S409)。
一方、トレースサーバ10内の入出力部102は、S407においてスキャナ30から送信された差分情報及び設置場所情報を受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、入力した差分情報をトレースデータ蓄積部108へ蓄積させる(S410)。上述したように、この差分情報には、S403における解析によって特定された文書ID、換言すれば、S402における読み取りにより得られた電子文書に付与された文書IDが付加されているため、当該差分情報がどの電子文書と電子化原本との差分を表すものであるかを特定可能である。
更に、制御部104は、入力した設置場所情報を評価する(S411)。具体的には、制御部104は、情報の処理を許可する装置の識別子と当該装置が設置された事業所の識別子との組み合わせを保持しており、この組み合わせと設置場所情報とを比較し、両者が一致しない場合には、不正な処理が行われたと判断する。設置場所情報には、S402における読み取りにより得られた電子文書に付与された文書IDが付加されているため、当該設置場所情報がどの電子文書に対応するものであるかを特定可能である。更に、制御部104は、図示しないモニタ等に評価結果を表示させる等によって、作業者に評価結果を通知する(S412)。作業者は、この評価結果により、不正な処理が行われたか否かを判断することができる。
図12は、企業内システムの第5の動作を示すシーケンス図である。第5の動作においては、処理済情報としての印刷用の電子文書が得られ、元情報としての電子化原本との差分が検出されるとともに、印刷を行う装置の設置場所の情報が管理される。
ユーザPC60から文書IDが付与された電子文書が送信されると(S501)、プリンタ40内の入出力部402は、当該電子文書を受信し、制御部404へ出力する。制御部404は、入力した電子文書を一時的に保持する(S502)。
その後は、上述した第4の動作に対応する図11のS403乃至S407と同様の動作が行われる。すなわち、制御部404は、保持した電子文書に付与されている文書IDを解析する(S503)。更に、制御部404は、解析によって特定した文書IDを含む原本要求を生成し、入出力部402へ出力する。入出力部402は、この原本要求を原本保存サーバ20へ送信する(S504)。
原本保存サーバ20内の202は、この文書IDを受信し、制御部204へ出力する。制御部204は、原本蓄積部206に蓄積されている電子化原本のうち、入力した文書IDの一部と一致する文書IDが付与されたものを読み出して、入出力部202へ出力する。入出力部202は、この電子化原本をプリンタ40へ送信する(S505)。
プリンタ40内の入出力部402は、原本保存サーバ20からの電子化原本を受信し、制御部404へ出力する。制御部404は、この電子化原本と、S502において保持した電子文書とを差分検出部408へ出力する。差分検出部408は、入力した電子化原本と電子文書との差分を検出し、当該差分を表す差分情報を生成する(S506)。例えば、保持された電子文書が電子化原本に追加や修正がなされたものである場合には、電子化原本と電子文書とに差分が生じ、その差分を表す差分情報が生成される。生成された差分情報は、制御部404へ送られる。
更に、制御部404は、プリンタ40の設置場所を表す情報(設置場所情報)を生成する(S506)。この設置場所情報は、プリンタ40の識別子と当該プリンタ40が設置された事業所Zの識別子からなる。更に、制御部404は、差分検出部408からの差分情報と、生成した設置場所情報とのそれぞれに、S503の解析によって特定した文書IDを付加した上で入出力部402へ出力する。入出力部402は、これら文書IDが付加された差分情報と、設置場所情報とをトレースサーバ10へ送信する(S507)。
更に、制御部404は、S502において保持した電子文書を印刷処理部406へ出力する。印刷処理部406は、入力した電子文書を印刷する(S508)。
一方、トレースサーバ10では、上述した第4の動作に対応する図11のS410乃至S412と同様の動作が行われる。すなわち、トレースサーバ10内の入出力部102は、S507においてプリンタ40から送信された差分情報及び設置場所情報を受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、入力した差分情報をトレースデータ蓄積部108へ蓄積させる(S509)。更に、制御部104は、入力した設置場所情報を評価し(S510)、図示しないモニタ等に評価結果を表示させる等によって、作業者に評価結果を通知する(S511)。
図13は、企業内システムの第6の動作を示すシーケンス図である。第6の動作においては、処理済情報としての電子文書が蓄積され、元情報としての電子化原本との差分が検出されるとともに、電子文書を蓄積する装置の設置場所の情報が管理される。
ユーザPC60から文書IDが付与された電子文書が送信されると(S601)、ファイルサーバ50内の入出力部502は、当該電子文書を受信し、制御部504へ出力する。制御部504は、入力した電子文書をファイル蓄積部506に蓄積させる(S602)。
その後は、上述した第5の動作に対応する図11のS403乃至S407と同様の動作が行われる。すなわち、制御部504は、S602においてファイル蓄積部506に蓄積させた電子文書に付与されている文書IDを解析する(S603)。更に、制御部504は、解析によって特定した文書IDを含む原本要求を生成し、入出力部502へ出力する。入出力部502は、この原本要求を原本保存サーバ20へ送信する(S604)。
原本保存サーバ20内の202は、この文書IDを受信し、制御部204へ出力する。制御部204は、原本蓄積部206に蓄積されている電子化原本のうち、入力した文書IDの一部と一致する文書IDが付与されたものを読み出して、入出力部202へ出力する。入出力部202は、この電子化原本をファイルサーバ50へ送信する(S605)。
ファイルサーバ50内の入出力部502は、原本保存サーバ20からの電子化原本を受信し、制御部504へ出力する。制御部504は、この電子化原本と、S602においてファイル蓄積部506に蓄積させた電子文書とを差分検出部506へ出力する。差分検出部508は、入力した電子化原本と電子文書との差分を検出し、当該差分を表す差分情報を生成する(S606)。例えば、保持された電子文書が電子化原本に追加や修正がなされたものである場合には、電子化原本と電子文書とに差分が生じ、その差分を表す差分情報が生成される。生成された差分情報は、制御部504へ送られる。
更に、制御部504は、ファイルサーバ50の設置場所を表す情報(設置場所情報)を生成する(S606)。この設置場所情報は、ファイルサーバ50の識別子と当該ファイルサーバ50が設置された事業所Zの識別子からなる。更に、制御部504は、差分検出部508からの差分情報と、生成した設置場所情報とのそれぞれに、S603の解析によって特定した文書IDを付加した上で入出力部502へ出力する。入出力部502は、これら文書IDが付加された差分情報と、設置場所情報とをトレースサーバ10へ送信する(S607)。
一方、トレースサーバ10では、上述した第4の動作に対応する図11のS410乃至S412と同様の動作が行われる。すなわち、トレースサーバ10内の入出力部102は、S607においてファイルサーバ50から送信された差分情報及び設置場所情報を受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、入力した差分情報をトレースデータ蓄積部108へ蓄積させる(S608)。更に、制御部104は、入力した設置場所情報を評価し(S609)、図示しないモニタ等に評価結果を表示させる等によって、作業者に評価結果を通知する(S610)。
図14は、企業内システムの第7の動作を示すシーケンス図である。第7の動作においては、電子文書等を含むパケットを転送する装置の設置場所の情報が管理される。
ルータZ76内の入出力部602は、転送元の装置(スキャナ30、プリンタ40、ファイルサーバ50及びユーザPC60のいずれか)から文書IDが付与された電子文書を含み、転送先が設定されたパケットが送信されると(S701)、当該パケットを受信し、制御部604へ出力する。制御部604は、入力したパケットに設定されている転送先を特定し、入出力部602へその転送先への転送を指示する。入出力部602は、この指示に従い、受信したパケットを、図示しない転送先の装置が接続されたルータ(転送先ルータ)へ転送する(S702)。
次に、制御部604は、入力したパケットに含まれる電子文書に付与されている文書IDを解析する(S703)。更に、制御部604は、ルータZ76の設置場所を表す情報(設置場所情報)を生成する(S704)。この設置場所情報は、ルータZ76の識別子と当該ルータZ76が設置された事業所Zの識別子からなる。そして、制御部504は、生成した設置場所情報に、S703の解析によって特定した文書IDを付加した上で入出力部602へ出力する。入出力部602は、この文書IDが付加された設置場所情報をトレースサーバ10へ送信する(S705)。
トレースサーバ10内の入出力部102は、ルータZ76から送信された設置場所情報を受信し、制御部104へ出力する。制御部104は、入力した設置場所情報を評価し(S706)、図示しないモニタ等に評価結果を表示させる等によって、作業者に評価結果を通知する(S707)。
このように、本実施形態の企業内システムでは、情報処理装置を構成するスキャナ30、プリンタ40、ファイルサーバ50及びルータZ76は、元情報としての電子化原本を処理して得られる処理済情報としての新たな電子文書を得ると、当該新たな電子文書に、電子化原本に付与された識別子を含む識別子を付与し、更に、当該識別子と、新たな電子文書が得られた場所の情報とをトレースサーバ10へ送信し、これらがトレースサーバ10にて管理される。従って、電子化原本と新たな電子文書とを関連付けた上で処理の場所の情報を得ることができ、情報の処理過程を管理することが可能となる。
また、情報処理装置を構成するスキャナ30、プリンタ40及びファイルサーバ50は、電子化原本と新たな電子文書の差分を検出し、その差分の情報を新たな電子文書に付与された識別子とともにトレースサーバ10へ送信し、これらがトレースサーバ10にて管理される。従って、電子化原本と新たな電子文書とを関連付けて差分を管理することが可能となる。
以上、説明したように、本発明に係る情報処理装置、情報管理装置、情報処理方法、情報管理方法、情報処理プログラム及び情報管理プログラムによれば、情報の処理過程を管理することが可能であり、情報処理装置等として有用である。
企業内システムの構成を示す図である。 トレースサーバの構成を示す図である。 原本保存サーバの構成を示す図である。 スキャナの構成を示す図である。 プリンタの構成を示す図である。 ファイルサーバの構成を示す図である。 ルータの構成を示す図である。 企業内システムの第1の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第2の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第3の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第4の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第5の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第6の動作を示すシーケンス図である。 企業内システムの第7の動作を示すシーケンス図である。
符号の説明
10 トレースサーバ
20 原本保存サーバ
30 スキャナ
40 プリンタ
50 ファイルサーバ
60 ユーザPC
72、74、76 ルータ
102、202、306、402、502、602 入出力部
104、204、304、404、504、604 制御部
108 トレースデータ蓄積部
206 原本蓄積部
302 読取部
308、408、508 差分検出部
406 印刷処理部
506 ファイル地奇跡部

Claims (13)

  1. 第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られる処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成手段と、
    前記第1の取得手段により取得された第2の識別子と、前記生成手段により生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力手段とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記元情報を取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された処理済情報と、前記第2の取得手段により取得された元情報との差分を検出する差分検出手段と、
    前記差分検出手段により検出された差分と、前記付与手段により付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力手段とを有することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1の取得手段は、前記処理済情報に、前記第2の識別子を付与することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記第1の取得手段は、印刷物に印刷された前記元情報を読み取ることにより得られる情報を前記処理済情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の取得手段は、前記元情報に対応する印刷対象の情報を前記処理済情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記第1の取得手段は、前記元情報を修正又は前記元情報に他の情報を追加した情報を前記処理済情報として取得することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得手段と、
    前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得手段と、
    前記第1の取得手段により取得された第1の識別子を前記第2の取得手段により取得された第2の識別子に更新する更新手段と、
    前記第2の取得手段により取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価手段とを有することを特徴とする情報管理装置。
  8. 第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得ステップと、
    前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された第2の識別子と、前記生成ステップにより生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力ステップとを有することを特徴とする情報処理方法。
  9. 前記元情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された処理済情報と、前記第2の取得ステップにより取得された元情報との差分を検出する差分検出ステップと、
    前記差分検出ステップにより検出された差分と、前記付与ステップにより処理済情報に付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力ステップとを有することを特徴とする請求項8に記載の情報処理方法。
  10. 印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得ステップと、
    前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された第1の識別子を前記第2の取得ステップにより取得された第2の識別子に更新する更新ステップと、
    前記第2の取得ステップにより取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価ステップとを有することを特徴とする情報管理方法。
  11. 第1の識別子が付与された元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報と、該処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子を取得する第1の取得ステップと、
    前記処理済情報が得られた場所の情報を生成する生成ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された第2の識別子と、前記生成ステップにより生成された場所の情報とを所定の装置へ出力する第1の出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする情報処理プログラム。
  12. 前記元情報を取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された処理済情報と、前記第2の取得ステップにより取得された元情報との差分を検出する差分検出ステップと、
    前記差分検出ステップにより検出された差分と、前記付与ステップにより処理済情報に付与された第2の識別子とを、所定の装置へ出力する第2の出力ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする請求項11に記載の情報処理プログラム。
  13. 印刷物から読み取られた元情報に対して付与された第1の識別子を取得する第1の取得ステップと、
    前記元情報を処理することによって得られた情報である処理済情報に付与された、前記第1の識別子を含む第2の識別子と、前記処理済情報が得られた場所の情報とを取得する第2の取得ステップと、
    前記第1の取得ステップにより取得された第1の識別子を前記第2の取得ステップにより取得された第2の識別子に更新する更新ステップと、
    前記第2の取得ステップにより取得された処理済情報が得られた場所の情報を評価する評価ステップとをコンピュータに実行させることを特徴とする情報管理プログラム。
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