JP2008181722A - 電池ボックス及びこれを用いた電子機器 - Google Patents

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Abstract

【課題】簡単に乾電池をセットしたり、取り外したりできるようにし、併せて使用期間の
長短を自在に選択できて使い勝手が良く、更にはコンパクトで見栄えも良くなる電池ボッ
クスを提供する。
【解決手段】乾電池支持体15の上面15Aと下面15Bのそれぞれに、収納さけるべき
乾電池18の長辺に沿う方向に配置される複数個の乾電池収納部17が設けられるととも
に、この複数個の乾電池収納部17には夫々の乾電池18に接する接点ストリップ25が
設けられたものである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電池ボックス及びこれを用いた電子機器、更に詳しくは、複数の乾電池若し
くは複数の電池パックを選択的に装着する電池ボックスと、この電池ボックスの収納部を
有して、乾電池や電池パックを電源としてモーターの出力回転軸を回転させることにより
、薬剤含浸体から薬剤を揮散させるようにして、虫除け効果、或いは蚊とり効果などを発
揮させる薬剤揮散容器などの電子機器に関する。
従来より、例えば容器内に収容してある発熱体によって薬剤を揮散させたり、カートリ
ッジタイプの薬剤容器をモーターで回転させることで、このカートリッジ内に収納した薬
剤を蒸散させたりして虫除け効果、或いは蚊とり効果などを発揮させる薬剤揮散容器にお
いては、その主電源として、ほぼ円柱形状からなる一般的な乾電池、主に単3型、1.5
Vの他、この円柱形状の乾電池を複数本集合させた形態としてのほぼ同形形状からなるい
わゆるパック型の電源電池など(これらを総称して以下単に乾電池という)種々の形態の
ものが採用されている。
特開平8−228655号公報 特許公開2004−59548号公報 特許公開2005−304425号公報 特許公開2006−136313号公報 特許公開2006−158468号公報 特許公開2006−230242号公報 特許公開2006−288330号公報
このような従来の製品では、発熱体を熱したりファンや薬剤容器などを回転させる動力
源となる電池は、容器本体内に一体に組み込まれた電池ボックスに収容されている。しか
も、一般的には、例えば単3型、1.5V、2本のみ、また、パック型電池は1個のみを
収容するように構成されている。一方、カートリッジタイプの薬剤容器としては段階的に
使用期間を設定(30日間、60日間、90日間など)した商品が提供されている。
しかし、この従来の製品は、電池の収納量が一定であるために、使用期間が一定で、概
ね30日間しか使えず、60日間や90日間使用した場合は、途中で乾電池を交換する必
要があった。すなわち、この従来品は、使用期間の点で使い勝手が悪く、改善が求められ
ている。
本発明者等は、この従来の製品の問題点を解決すべく、種々検討を重ねた。その結果、
電池の収納の仕方に工夫を重ね、これを二段重ねとすることによって、従来の製品の問題
点を上手くクリアーできるようになったので、ここに提案する。
したがって、本発明の課題は、簡単に乾電池をセットしたり、取り外したりできるよう
にし、併せて使用期間の長短を自在に選択できて使い勝手が良く、更にはコンパクトで見
栄えも良くなる電池ボックスとこれを使用した電子機器を提供することである。
以上の技術的な課題を解決するために、本発明の請求項1に係る電池ボックスは、乾電
池支持体の両面に設けられた複数の乾電池収納部と、この複数の乾電池収納部に装着され
る乾電池を互いに接続する電気的相互接続手段とを備えたものである。
上記のような構成によれば、電池ボックスは、予め、乾電池支持体の両面に設けられた
乾電池収納部に乾電池を、必要個数を装填する。使用期間が、例えば30日間とすると、
片面の複数個の装着部のみに乾電池を収納する。また、これが60日、90日間となると
その期間の長さに応じて、乾電池の本数を増量して装填する。装填された乾電池の本数に
応じて使用期間を長短選択できる。
したがって、この発明は以下の効果を奏する。
以上説明したように、本発明の請求項1に係る電池ボックスは、乾電池を乾電池支持体
の両面に収納できるようにして、つまりは電池ボックスの形状を、例えば上側と下側の両
面に別々に使えるように工夫して構成したものであるから、例えば単3型乾電池2本を上
側に、下側に4本(電池パックでは、上側1個、下側2個)と言うように、夫々独立して
セットできる。したがって、具体的な使用の態様としては、上側2本のみをセットした場
合は30日用、下側4本のみをセットした場合は60日用、更に上、下合計6本をセット
した場合は90日用などのように種々のパターンで使い分けでき、選択性を格段に改善で
きる。併せて、上下二段に収納部を分けて構成してあるために、平面的な嵩高さも従来品
に比べて何ら遜色のないコンパクトな電源ボックスである。
以上の構成において、この発明では請求項2に記載のように、乾電池収納部は、乾電
池を位置決めし且つ固定するための隣接した区画から成り、乾電池支持体の上面に二つ、
また、下面に四つ、若しくは上面に一つ、下面に二つが設けられているのが望ましい。
平面的な嵩高さが上手く改善され、電子機器の大きさを従来のものと何ら変わることな
くその投影下内、つまり占有面積内に収めることができるからである。
また、この発明の請求項3に記載された電子機器は、請求項1に記載の電池ボックスを
収納するために本体の下部内に設けられた電池ボックス収納部と、この電池ボックス収納
部に収納された上記乾電池に接触するように当該電池ボックス収納部に配置された接点と
、電池ボックスを電池ボックス収納部に固定保持する係脱自在な固定機構とを備え、電源
ボックスの電源を電子機器本体側に給電する電気的な接続手段とを備えたものである。
請求項1並びに請求項2に記載の格別の効果を奏する電池ボックスは、従来の本体内に
電池ボックスを固定的に装備したり、カートリッジ形式の電池ボックスを本体に着脱した
りする電子機器とは全く違って、電子機器本体の下部内に挿抜自在に装着する。
したがって、電池ボックスをスライドなどさせて、簡単に取り出したり、挿入したりし
て、乾電池をセットでき、乾電池を、手数少なく、容易にセットできる。併せて、電池ボ
ックスも含めて電子機器の全体が嵩低く、まとまりよくコンパクトで、見栄えも良い。し
かも、乾電池の個数の増減によって使用期間の長短も自在に設定でき、一層使い勝手が改
善される。
簡単に乾電池をセットしたり、取り外したりできるようにし、併せて使用期間の長短を
自在に選択できて使い勝手が良く、更にはコンパクトで見栄えも良くなる電池ボックスと
これを使用した電子機器を提供するという本発明の目的を、電子機器の一例として薬剤揮
散容器に適用して実現した例に基づき、添付の図面を参照して以下に詳細に説明する。
本発明に係る薬剤揮散容器の第1の実施例について、図1〜9を参照しながら以下具体
的に説明する。
先ず、薬剤揮散容器の概要を、図4〜6の記載に基づいて以下説明する。
薬剤揮散容器1は、防虫成分を含浸させた基体(図外)を内部に収容していて、これを
モータで回転させることで、防虫成分を外部に揮散させる。
薬剤揮散容器1の本体2の上部にはフード3が開閉自在に設けられていて、このフード
3には、その全周にわたって多数の揮散用のスリット4が設けられている。このフード3
を開閉し、防虫成分を含浸させた基体の取り付けおよび取り外しを行う。図6に示すよう
に、フード3はその下部において、本体2に対してヒンジ5を介して結合され、反対側に
設けられたフック6によって本体2に係止される。
薬剤揮散容器1の内部には、図6に示すように、電動モーター7が備わっている。この
電動モーター7の出力回転軸8が本体1の上面中央に突出するように構成されている。こ
の出力回転軸8に防虫成分を含浸させた上記基体が連結される。本体2前面のスイッチ9
をオンすることによって、上記基体が回転し、防虫成分が揮散用の前記スリット4を通し
て大気中に揮散される。スイッチオンの状態では、ランプ10が点灯する。
電池ボックス11と本体2の電池ボックス収納部12の構造を、図1〜3、図7、8の
記載に基づいて以下に説明する。
電池ボックス11は、図8に示すように、本体2内部の所定の位置に形成された電池ボ
ックス収納部12に収納される。そのために、本体2の背面側側壁2Aに挿入口13が設
けられていて、ここからこの電池ボックス11を本体2の前記電池ボックス収納部12に
挿入したり、これから引き出したりすることが可能に構成されている。
電池ボックス11は、図1〜3、図7、8に示すように、互いに嵌め込んで一体化して
なるカバー14と電池支持体15とでできている。電池支持体15は合成樹脂製で、平ら
な中間隔壁16で互いから分離されて並置された区画、つまりは乾電池収納部17を有す
る。この乾電池収納部17は、図示するように、電池支持体15の上面15Aと下面15
Bとの両側に、収納される乾電池の長辺に沿う方向も、つまりは、この電池ボックス11
を電池ボックス収納部12に収納する方向に沿って設けられている。上面15Aはこの電
池支持体15の左右中央部分に2つ、下面15Bは4つが設けられている。この各乾電池
収納部17には、円形断面の細長い単3型で1.5ボルトの乾電池18が挿入できるよう
に構成されている(図3、7、8参照)。
図8に示すように、挿入口13の左右開口縁13Aには、電池ボックス収納部12に収
納される電池ボックス11が当該電池ボックス収納部12の内部において所定の位置に支
持され、装着された電池ボックス11が容易に離脱すことができないように固定保持する
固定機構19が設けられる。
具体的には、先ず、図1〜3、5、8に示すように、カバー14の左右両縁からこの電
池ボックス11を電池ボックス収納部12に収納する側に向かって一体に突設されたグリ
ップ20と、図8(2)に示すように、このグリップ20をその弾性反発力によって係合
する前記挿入口13の左右両側の辺縁から開口内に向かって突設された係合片21とで構
成される。グリップ20は、図1(1)、図2(1)に示すように、上面視、アルファベ
ットのほぼU字状を呈し且つ端部に摘み22を設けて構成されている。また、このグリッ
プ20における電池ボックス11を電池ボックス収納部12に収納する側とは反対方向に
伸びる片20Aの遊端には、この電池ボックス11を電池ボックス収納部12に挿抜する
のに便利な前記摘み22が設けられている。更に、前記片20Aにおける摘み22の根元
には左右横方向に向かって一体に係止爪23が突設されていて、これが前記係合片21に
係合して、電池ボックス11の電池ボックス収納部12からの不用意な離脱を防止してい
る。言うまでもなく、このグリップ20は弾性変形可能であるから、摘み22を互いにカ
バー14側に近づけるように押し込むことによって前記片20Aが撓み、係合片21から
係止爪23を離脱させ、電池ボックス11を電池ボックス収納部12から簡単に引き出せ
る。
また、前記電池ボックス11が本体2の電池ボックス収納部12に装着されて、この電
池ボックス11が固定機構19によって所定の位置に保持された状態では、この電池ボッ
クス11の前記カバー14が本体2の外装の一部を構成するように、つまり電池ボックス
11の一側面は本体2の外装面と面一となるように構成されている。
このように、電池ボックス11は、その構成部材である電池支持体15の上面15Aの
左右中央部分に2つ、下面15Bには4つの乾電池収納部17が設けられているので、つ
まり上下二段にして並置したために、平面的な嵩高さも従来に比べ遜色がなく、コンパク
トな電源ボックス11である上に、乾電池収納部17が電子機器内に一体に設けられたも
のに比べて使用期間の選択性が格段に改善され、大変使い勝手のよい電池ボックスである
次に個々の乾電池18の相互接続手段を説明する。
図2(1)、(2)に示すように、前記電池支持体15の前記カバー14側の壁24の
内面には、各乾電池収納部17毎に対応させて接点ストリップ25が設けられている。逆
に前記カバー14とは反対の側の壁26(電池ボックス11を電池ボックス収納部12に
収納する方向側)、つまり前記接点ストリップ25の反対側には、乾電池18の対応する
極が前記本体2の内壁2Bに固定された接点ストリップ27(図7参照)に接触できるよ
うに開口28を備えている。乾電池18は各乾電池収納部17内に挿入された状態で各接
点ストリップ25、27の構成により接続される。詳細は項述するが、その接続の対応は
、直列であっても並列であっても良い(図例では直列接続である)。言うまでもなく、こ
れら乾電池18は、所定の電気的な配線によって、前記電動モータ7、スイッチ8、更に
はランプ10に電気的に接続されている。したがって、相互接続手段は、この電池ボック
ス11の接点ストリップ25と本体2の接点ストリップ27で構成されている。
図8は、電地ボックス11を薬剤揮散容器1の本体2の電池ボックス収納部12に挿入
する工程を示す。図例では、すべての乾電池収納部17に乾電池18が収納されていて、
90日間の使用が可能である場合を示している。
先ず、図8(1)に示される状態から、電池ボックス11を本体2の電池ボックス収納
部12側に挿し込む。電池ボックス11の挿入に伴って、各乾電池17も前記本体2の内
壁2Bに固定された接点ストリップ27に向かって移動する。更に押し込むことによって
、グリップ20の係止爪23が挿入口13の開口辺縁に設けた係合片21を乗り越え、つ
いには係合片21に係止される〔図8(2)〕。これによって、不用意な外力によっても
簡単には電池ボックス11が本体2から離脱するおそれがなくなる。併せて電池ボックス
11内の各乾電池18の本体2の内壁2B側の接点がこの本体2の内壁2B側の前記接点
ストリップ27に押し当てられて、乾電池18から本体2へと通電される。
電池ボックス11を電池ボックス収納部12から離脱させるには、まず前記摘み22を
互いにカバー14側に近づけるように押し込むことによって前記片20Aを撓ませ、係合
片21に対する係止爪23の係合を解除する。この状態を保ちながら摘み22をそのまま
手前に引くことによって、電池ボックス11を電池ボックス収納部12から簡単に引き出
せる。
なお、上記各図では乾電池18として円柱形状からなる一般的な乾電池、主に単3型、
1.5Vに適用する場合の構成を述べた。しかしこの構成では円柱形状の乾電池を複数本
集合させた形態としてのほぼ同形形状からなるいわゆるパック型の電源電池に適用出来な
いので、別の手段が必要となる。
つまり、図例では電池ボックス11の各乾電池収納部17は乾電池18の一つ一つが独
立して収納できるように中間隔壁16で区画されているが、パック型の電源電池を収納す
るに当たってはこの中間隔壁16は収納の邪魔になり、好ましい収納が果たせない。そこ
で、望ましい収納を可能にするために、図示しないが、中間隔壁16を取り除くことによ
ってうまく対応できる。この場合、電池支持体15の下面15Bに設けられて各乾電池収
納部12の内、左右中央部の隔壁16Aは残しておく方が、このパック型乾電池の収納が
行い易くて良い。
次に図9は、上記実施例に示される構造の電気回路を示す。
電池ボックス11内の乾電池1、2(図中、丸付き数字)の2本が直列接続され、乾電
池3、4、5、6(図中、丸付き数字)の4本が直列接続され、その直列接続の組が並列
に接続されている。電源ボックス11内の乾電池18は、隣り合うもの同士が交互に逆向
きに挿入されるように構成され、乾電池は4本と2本の二段に配置されることは先に述べ
た通りであるが、上段に2本の乾電池1、2が、下段に3、4、5、6の4本が配置され
る。2本使用の場合(例えば30日間の使用期間)は上段2本1、2を、4本使用の場合
(例えば60日間の使用期間)は下段4本3、4、5、6を、そして6本使用の場合(例
えば90日間の使用期間)は上段2本、下段4本の全ての乾電池を挿入する。
また、図例では、本体2側の内壁2Bに固定された接点ストリップ27が設けられ、こ
こに電池ボックス11の各乾電池18の極を夫々直に接触させるように構成してあるが、
必ずしもこの手法にとらわれる必要はない。例えば、図10、11の実施例2に示すよう
に、電池ボックス11における電池ボックス収納部12の前記壁26の外面に正負一対の
外部取り出し接点29を設けるとともに、本体2側の内壁2Bにも、正負一対の接点を設
けて、両者を接触する手法が採用されても良い。
この外部取り出し接点29を設ける具体的な構造は以下の通りである。
すなわち、図10(1)、(2)に示すように、電池ボックス11は、先の実施例1と
同様に、互いに嵌め込んで一体化してなるカバー14と電池支持体15とでできている。
電池支持体15は合成樹脂製で、平らな中間隔壁16で互いから分離されて並置された区
画、つまりは乾電池収納部17を有する。この乾電池収納部17は、図示するように、電
池支持体15の上面15Aと下面15Bとの両側に、収納される乾電池の長辺に沿う方向
、つまりは、この電池ボックス11を電池ボックス収納部12に収納する方向に沿って設
けられている。上面15Aはこの電池支持体15の左右中央部分に2つ、下面15Bは4
つが設けられている。この各乾電池収納部17には、円形断面の細長い単3型で1.5ボ
ルトの乾電池18が挿入できるように構成されている。なお、前記電池支持体15は、上
面15Aと下面15Bに直に乾電池収納部17が形成されているが、互いに底を持つ上下
二つのパーツで形成し、それらの底を互いに重合させ、適宜の嵌合接続手段を用いて一体
に接続形成されるものであっても良い。若しくは一方に底を持つ上下二つのパーツで形成
し、これらの二つのパーツを前記一方のパーツの底を共通させるようにし、適宜の嵌合接
続手段を用いて一体に接続形成されるものであっても良い。この構成派、前記実施例1に
も適用できることは言うまでもない。
また、前記電池ボックス11が本体2の電池ボックス収納部12に装着されこの電池ボ
ックス11が前記固定機構19(図8参照)によって所定の位置に保持された状態では、
この電池ボックス11の前記カバー14が本体2の外装の一部を構成するように、つまり
電池ボックス11の一側面は本体2の外装面と面一となるように構成されている。
更に、電池ボックス11は、その構成部材である電池支持体15の上面15Aの左右中
央部分に2つ、下面15Bには4つの乾電池収納部17が設けられているので、平面的な
嵩高さも従来に比べ遜色がなく、コンパクトな電源ボックス11である上に、乾電池収納
部17が電子機器内に一体に設けられたものに比べて使用期間の選択性が格段に改善され
、大変使い勝手のよい電池ボックスである。
次に個々の乾電池18の相互接続手段を説明する。
前記電池支持体15の前記カバー14側の壁24の内面には、各乾電池収納部17毎に
対応させて接点ストリップ25(図例では負極)が設けられている。逆に前記カバー14
とは反対の側(電池ボックス11を電池ボックス収納部12に収納する方向側)、つまり
前記接点ストリップ25の反対側の壁26の内面には、乾電池18の対応する極を接触す
るために、接点ストリップ25(図例では正極)が設けられている。本例の場合、先の実
施例1の図1〜3、図7、8に示されるものと違って、この前記カバー14とは反対の側
の壁26には開口28が無く、電池ボックス収納部12の各乾電池収納部17の前記カバ
ー14の反対の側は閉止されている。
そして、前記の通り、電池ボックス11における電池ボックス収納部12の前記壁26
の外面に正負一対の外部取り出し接点29が設け〔図10(3)、11参照〕られるとと
もに、本体2側の内壁2Bでこの外部取り出し接点29に対応する部位に、正負一対の接
点(図11参照)を設けて、両者を接触させる手法が採用される。電池18は各乾電池収
納部17内に挿入された状態で各接点ストリップ25の構成により接続される。詳細は次
の項に譲る。言うまでもなく、これら乾電池18は、所定の電気的な配線によって、前記
電動モータ7、スイッチ8、更にはランプ10に電気的に接続されている。したがって、
相互接続手段は、この電池ボックス11の接点ストリップ25並びに外部取り出し接点2
9、そして本体2の接点(図11参照)で構成されている。
電池ボックス11を薬剤揮散容器1の本体2の電池ボックス収納部12に挿入するには
、先の実施例1と同様の手順でおこなう。
図11に、この図10に示される変形例に採用される構造の電気回路を示す。
乾電池1、2、3(図中、丸付き数字)の3本が並列接続、同様に乾電池4、5、6(
図中、丸付き数字)の3本が並列接続され、その並列接続の組が直列に接続されている。
電池ボックス11内の乾電池18は全て、同じ方向に挿入されるように構成され、乾電池
は4本と2本の二段に配置されることは先に述べた通りであるが、上段に2本の乾電池1
、4が、下段に4本の乾電池2、3、5、6が配置される。2本使用の場合(例えば30
日間の使用期間)は上段2本の乾電池1、4を、4本使用の場合(例えば60日間の使用
期間)は下段4本の乾電池2、3、5、6を、そして6本使用の場合(例えば90日間の
使用期間)は上段2本、下段4本の全ての乾電池1〜6を挿入する。フューズ(FUSE
)は、回路的には電池接続の中間に接続されていて、機器側で乾電池18が短絡された場
合は必ずフューズに過電流が流れる構成となっている。
本発明に係る電池ボックスを示し、(1)は正面斜め上から見た全体斜視図、(2)は上下反転させて斜め上から見た全体底面図である。 本発明に係る電池ボックスに乾電池を収納した状態を示し、(1)は全体平面図、(2)は全体底面図である。 本発明に係る電池ボックスに乾電池を収納した状態を示し、(1)は正面斜め上から見た全体斜視図、(2)は上下反転させて斜め上から見た全体底面図である。 本発明に係る電子機器の正面側から見た全体斜視図である。 図4に示される電子機器の背面図である。 フードを開放した状態の図1に対応する全体斜視図である。 電子機器の背部から前面側を望んだ説明縦断面図である。 作用の説明図で、(1)は電源ボックスを電源ボックス収納部に収納する前の状態を示す説明斜視図、(2)は一部を電源ボックス収納部に収納した状態を示す説明斜視図である。 図1の電池ボックスに乾電池を装着した後、これを電子機器に装着した場合における電気回路の説明図である。 本発明に係る電池ボックスの変形例を示し、(1)は全体平面図、(2)は全体底面図、(3)は背面図である。 図9に示される変形例に採用される電気回路の説明図である。
符号の説明
1…薬剤揮散容器
2…本体
11…電池ボックス
12…電池ボックス収納部
13…挿入口
14…カバー
15…電池支持体
17…乾電池収納部
18…乾電池
19…固定機構
25…接点ストリップ
27…接点ストリップ
28…開口
29…外部取り出し接点

Claims (3)

  1. 乾電池支持体の両面に設けられた複数の乾電池収納部と、この複数の乾電池収納部に装着
    される乾電池を互いに接続する電気的相互接続手段とを備えたことを特徴とする電池ボッ
    クス。
  2. 乾電池収納部は、乾電池を位置決めし且つ固定するための隣接した区画から成り、乾電池
    支持体の上面に二つ、また、下面に四つ、若しくは上面に一つ、下面に二つが設けられて
    成る請求項1記載の電池ボックス。
  3. 請求項1に記載の電池ボックスを収納するために本体の下部内に設けられた電池ボックス
    収納部と、この電池ボックス収納部に収納された上記乾電池に接触するように当該電池ボ
    ックス収納部に配置された接点と、電池ボックスを電池ボックス収納部に固定保持する係
    脱自在な固定機構とを備え、電源ボックスの電源を電子機器本体側に給電する電気的な接
    続手段とを備えたことを特徴とする電子機器。
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