JP2008180898A - カメラ - Google Patents

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直樹 松本
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Abstract

【課題】水中撮影時、圧力検出部に動的な圧力がかかる虞がなく、また、不用意に圧力検出部を覆って圧力検出ができなくなる状態が防止でき、周囲の圧力を正確に測定することが可能なカメラを提供する。
【解決手段】カメラは、防水構造を有するカメラ筐体2と、カメラ筐体外部の水圧を測定可能な圧力センサ14と、カメラ筐体2のカメラ把持部側に設けられ、圧力センサ14とカメラ筐体外部とを連通するための孔部13a,11aを有する連通部と、該連通部の孔部の近傍に設けられ、上記孔部が配されるカメラ筐体面よりも、カメラ筐体の外方に突出して形成されるストラップ取り付け金具7とを具備しており、水中撮影にて、上記カメラ把持部を把持した状態では孔部11aが把持する手で覆われ、しかも、塞がれことがないので、動圧が作用しにくく、水圧(静圧)のみを確実に検出することができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、防水構造を有し、水圧検出部を内蔵するカメラに関する。
従来から水中での使用を可能とするための防水構造のカメラ筐体を有するカメラが広く知られている。この形式のカメラに関して、水中での使用時において、水圧を測定し、水圧許容範囲の確認や撮影時の水圧や水深といった情報を撮影画像と共に記録したり、上記情報により撮影条件を切り換えるものが提案されている。
特許文献1に開示されたデジタルカメラには、水圧を測定するための圧力センサ用の窓がカメラの前面に配置されている。また、特許文献2に開示されたデジタルカメラには、水圧を測定するための圧力センサがカメラ背面の液晶ディスプレイ表示窓の内側に配置されている。
特開2003−143460号公報 特開2006−129011号公報
周囲の水圧を正確に測定するためには、圧力センサ部に静的圧力が作用していることが必要である。即ち、上記圧力センサ部に動的に水が当たった場合、正確に周囲の水圧が測定できず、実際よりも高い水圧がかかっていると誤認識する虞がある。上記圧力センサ部に動的水圧が作用するのは、カメラを水中で移動させたときや、流れのある水中で使用したときなどが考えられる。
一方、圧力検出部を手で塞いでしまうような場合には、上述した場合とは逆に実際よりも低い水圧がかかっていると誤認識する虞がある。
例えば、上記特許文献1に開示されたデジタルカメラでは、上記圧力センサ用窓がカメラの前面に配置されていることから上述した動圧が作用する確率が高い。また、カメラの把持状態によっては、上記水圧センサ用窓を塞いでしまい、水圧を測定できない状態になる可能性もあった。特に圧力センサ用窓がカメラ前面に配されているとその窓を把持した手で塞ぐ可能性が高い。
また、上記特許文献2に開示されたデジタルカメラでは、上記圧力センサが上記表示窓の内側に配置されているので、カメラ移動中に該表示窓に上記動圧がかかり、同様に誤認識する可能性が高い。
以上のような事情に鑑み、本発明は、水中撮影時、圧力検出部に動的な圧力がかかる虞がなく、また、不用意に圧力検出部を覆って圧力検出ができなくなる状態が防止でき、水圧を正確に測定することが可能なカメラを提供することを目的とする。
本発明の請求項1に記載のカメラは、防水構造を有するカメラ筐体と、カメラ筐体外部の水圧を測定可能な圧力検出手段と、上記カメラ筐体のカメラ把持部側に設けられ、上記圧力検出手段とカメラ筐体外部とを連通するための孔部を有する連通部と、上記連通部の孔部の近傍に設けられ、上記孔部が配されるカメラ筐体面よりも、カメラ筐体の外方に突出して形成される突出部とを具備する。
本発明の請求項2に記載のカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、さらに、上記圧力検出手段を覆う第一のカバーと、上記第一のカバーを挟んで上記圧力検出手段と相反する側に配され、上記第一のカバーを覆う第二のカバーと、上記第一のカバーに形成される第一の孔部と、上記第二のカバーに形成され、上記第一の孔部の外周側の位置に配される第二の孔部と、を具備し、上記連通部の孔部は、上記第一の孔部と第二の孔部とを有する。
本発明の請求項3に記載のカメラは、請求項1に記載のカメラにおいて、上記突出部は、上記連通部の孔部から所定量離間してこの孔部を覆う遮蔽部を有し、カメラ下方に向けて開放する開口部を有する。
本発明によれば、水中撮影時、圧力検出部に動的な圧力がかかる虞がなく、また、不用意に圧力検出部を覆って圧力検出ができなくなる状態が防止でき、周囲の圧力を正確に測定することが可能なカメラを提供できる。
以下、図を用いて本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態のカメラの正面図である。図2は、上記カメラの背面図であって、右手でカメラを把持した状態を示している。図3は、図2のA矢視図である。図4は、図3のB−B断面図である。図5は、図4のC矢視図である。
図1に示すように本実施形態のカメラ(デジタルカメラ)1は、カメラ外装体となるカメラ筐体2を有しており、カメラ筐体2の前面側に光軸Oを有する撮影レンズ3と、ストロボ発光窓5が配され、上面にレリーズ釦6が配され、さらに、カメラ把持部側となる左側面部2aには突出部を形成するストラップ取り付け金具7が配されている。また、背面部には、操作スイッチ釦群9とモニタ表示窓8が配されている(図2)。
なお、カメラ筐体2内には、図示しないレンズ鏡筒部、CCD撮像部、撮像制御部等が内蔵され、さらに、圧力検出手段である筐体外部水圧測定用圧力センサ14が内蔵されている(図4)。そして、カメラ筐体2は、防水構造を有しており、本カメラ1は水中撮影が可能である。
カメラ筐体2の左側面部2aに配されるストラップ取り付け金具7は、左側面部2aよりも突出した状態で配されている。そして、左側面部2a上のストラップ取り付け金具7の近傍に第二のカバーである外センサカバー11が配されている(図3)。外センサカバー11には、第二の孔部11aが複数個、設けられている。
外センサカバー11の内側には隙間2dを設けた状態で第一のカバーである内センサカバー13が配される。内センサカバー13には第一の孔部13aが1つ設けられている。そして、内センサカバー13の内側に第一の孔部13aに対向する状態で圧力センサ14が配される(図3)。
外センサカバー11と内センサカバー13は、重畳した状態でビス12によりカメラ筐体2の左側面部2aに固着される。圧力センサ14は、内センサカバー13により防水パッキング15を介してセンサ取り付け部2eに押さえ込まれた状態で固着される。なお、圧力センサ14は、フレキシブルプリント基板16に実装されており、図示しないカメラの撮像制御部に電気接続される。
外センサカバー11、内センサカバー13が左側面部2aへの取り付けられた状態で圧力センサ14の検出部は、連通部を形成する第一の孔部13a,隙間2d,第二の孔部11aにより外部と連通した状態となる。また、外センサカバー11の第二の孔部11aは、内センサカバー13の第一の孔部13aの周囲の位置に配される(図5)。即ち、第一の孔部13aと第二の孔部11aとは互いに重なることのないように位置をずらして配置されている。従って、水中にて第二の孔部11aに直接水流が当たったとしてもその動圧が直接的に圧力センサ14の検出部に作用することがない。
なお、第二の孔部11aは第一の孔部13aから隙間2dの寸法分以上、離間した位置に配置されることが望ましい。このように配置すれば、第二の孔部11aに斜め方向から水流が当たったとしてもその動圧が直接的に圧力センサ14の検出部に作用することがない。
また、本実施の形態においては第一の孔部13aを圧力センサ14の中央部に対応する位置に一つ配置しているが、第一の孔部13aを複数個設けても良い。この場合においても第一の孔部と第二の孔部とが互いに重なることのないように位置をずらして配置することが望ましい。
上述した構成を有する本実施形態のカメラ1により水中撮影を行う場合、カメラ筐体2は、撮影者の右手10により左側面部2aをストラップ取り付け金具7の上から把持される。この状態では、カメラ筐体2を把持した右手10は、取り付け金具7を覆う状態になる一方、左側面部2a上の第一の孔部11aを塞ぐことがない(図2)。従って、水圧(静圧)は、第二の孔部11a,第一の孔部13aを通して圧力センサ14に確実に作用する。さらに、カメラ1を水中で移動させたとしても把持した右手10により水流が遮られるので動圧が直接圧力センサ14に作用することなく、静圧のみが検出される状態が得られる。
圧力センサ14のより検出された水圧(静圧)は、撮像制御部で検出され、現在の水深がカメラの許容範囲であるかの判断や、水圧に応じた撮影条件の設定が行われ、さらに、上記現在の水深データが撮影画像データとともに記録される。
本実施形態のカメラ1によれば、水中撮影を行う場合、撮影状態における水深データをより確実に取り込むことが可能である。具体的には第二の孔部11aが配されている外センサカバー11が突状のストラップ取り付け金具7が配されるカメラ把持部側の左側面部2a上に配されている。よって、カメラ筐体2を把持する場合、おのずと突部であるストラップ取り付け金具7により、把持する手が離間される。従って、連通部の孔部である第二の孔部を指や手のひらで塞ぐことなく水圧を確実に検出できる。
更に、本実施形態においては、カメラ筐体2の把持部側の側面である左側面部2aに連通部の孔部である第二の孔部11aを設けている。そして、カメラを把持した場合、カメラの側面部には手のひら部が対応することが多い。従って、指などが位置する箇所に比して、連通部の孔部を塞ぐ可能性が低い。従って、カメラ筐体2の側面部に連通部の孔部を配置することによっても、指などにより孔部を塞がれる可能性を低めることが出来る。
また、本実施形態においては、連通部の孔部である第二の孔部を複数個設けている。従って、例えば一つの第二の孔部が指などにより塞がれたとしても他の第二の孔部が塞がれていなければ正確に水圧を測定することができる。また、カメラを把持した状態でカメラ1を水中で移動させたとしてもカメラ筐体2を把持した手で移動による水流が遮断され、動圧を検出することなく静圧のみを確実に検出することができる。そして、センサカバーの第二の孔部11a,第一の孔部13aの配置構造も簡単であり、コストアップの要因にならない。
次に、本発明の第二の実施形態のカメラについて、図6〜8を用いて説明する。
図6は、本実施形態のカメラの背面図であって、右手で把持した状態を示す。図7は、図6のD矢視図である。図8は、図7のE−E断面図であって、圧力センサ周りの断面を示している。
本実施形態のカメラ1Bは、第一の実施形態のカメラ1に対して圧力センサまわり以外は、同一の構成を有しており、同一構成部材には、同一の符号を付して、以下、異なる部分について説明する。
図7に示すように本実施形態のカメラ1Bにおいてもカメラ筐体2Bのカメラ把持部側となる左側面部2Baには突出部を形成するストラップ取り付け金具7が配されている。左側面部2Ba上のストラップ取り付け金具7の前側にて上下に延びた状態の第二のカバーである外センサカバー11Bが配されている。外センサカバー11Bの上下部には、複数の第二の孔部11Ba,11Bbがそれぞれ設けられている。
図8に示すように外センサカバー11Bの内側には隙間2Bdを設け、離間した状態で第一のカバーである内センサカバー13Bが配される。内センサカバー13Bの中央部には第一の孔部13Baが一つ設けられている。そして、内センサカバー13Bの内側に第一の孔部13Baに対向する状態で圧力検出手段である筐体外部水圧測定用圧力センサ14が、その中央部が第一の孔部13Baに対向するように配される。
外センサカバー11Bは、カメラ筐体2Bの左側面部2Ba上にビス17により固着される。また、内センサカバー13Bは、カメラ筐体2Bの左側面部2Ba内側にビス18により固着される。圧力センサ14は、内センサカバー13Bにより防水パッキング15を介してセンサ取り付け部2Beに押さえ込まれた状態で固着される。
外センサカバー11B、内センサカバー13Bの上記取り付け状態で圧力センサ14の検出部は、連通部を形成する第一の孔部13Ba,隙間2Bd,第二の孔部11Ba,11Bbを介してカメラ筐体2Bの外部と連通する状態となっている。そして、カメラ筐体2Bの左側面部2Ba上で外センサカバー11Bの第二の孔部11Baと11Bbから離れた中間の位置に内センサカバー13Bの第一の孔部13Baが位置するように配されている(図7,8)。従って、水中にあって第二の孔部11Baに万一、水流が当たったとしてもその動圧が直接的に圧力センサ14の検出部に作用することがない。特に本実施形態の場合、隙間2Bdの寸法分に比して第二の孔部11Ba,11Bbが第一の孔部13Baから離間して配置することができるので、斜め方向からの水流が第二の孔部11Ba,11Bbに当たったとしてもその動圧が直接的に圧力センサ14の検出部に作用することがない。
上述した構成を有する本実施形態のカメラ1Bにより水中撮影を行う場合、カメラ筐体2Bは、撮影者の右手10により左側面部2Baをストラップ取り付け金具7の上から把持される(図6)。この状態では、カメラ筐体2Bを把持した右手10は、取り付け金具7を覆う状態になるが左側面部2Ba上の第二の孔部11Ba,11Bbに対して右手10は両方同時に密着することなく、少なくとも第二の孔部11Ba,11Bbのいずれか一方は、確実に開放状態に保たれる。
従って、水圧(静圧)は、上記連通部の孔部(第一、第二の孔部)を通して圧力センサ14の検出部に確実に作用する。さらに、カメラ1を水中で移動させたとしてもカメラ筐体2Bを把持した右手10により水流が遮られるので動圧が圧力センサ14に作用することなく、静圧のみが検出される状態が得られる。
本実施形態のカメラ1Bによれば、第一の実施形態の場合と同様の効果を奏し、水中撮影を行う場合、撮影状態における水深データをより確実に取り込むことが可能である。特にカメラを把持した状態で外センサカバー11Bの第二の孔部11Baと11Bbが上下に離れて配されているので、少なくとも一方の孔部は開放されており、より確実に水圧を検出することができる。
次に、本発明の第三の実施形態のカメラについて、図9〜11を用いて説明する。
図9は、本実施形態のカメラの背面図であって、右手で把持した状態を示す。図10は、上記カメラの下面図であって、同じく右手で把持した状態を示す。図11は、図9のF矢視図である。
本実施形態のカメラ1Cは、第一の実施形態のカメラ1に対してストラップ取り付け金具および圧力センサまわり以外は、同一の構成を有しており、同一構成部材には、同一の符号を付して、以下、異なる部分について説明する。
図9〜11に示すように本実施形態のカメラ1Cにおいてもカメラ筐体2Cのカメラ把持部側となる左側面部2Caには突出部を形成し、かつ、第二のカバーを兼ねるT字型断面のストラップ取り付け金具7Cが配されている。ストラップ取り付け金具7Cには、突出部にストラップ挿通穴7Caが設けられ、さらに、左側面取り付け部側に上下に2つの第二の孔部7Cbが設けられている。
カメラ筐体2Cの左側面部2Caの中央内部に第一のカバーである内センサカバー13Cが配されている。内センサカバー13Cには、第一の孔部13Caが一つ設けられている。さらに、第一の孔部13Caに対向した状態で圧力検出手段である筐体外水圧測定用圧力センサ(図示せず)がカメラ筐体2C内部に組み付けられている。
ストラップ取り付け金具7Cの第二の孔部7Cbと内センサカバー13Cの第一の孔部13Caとは、カメラ筐体2Cの左側面部2Caの壁内部に形成される隙間2Cdにより連通している。従って、カメラ筐体2C外の水圧は、連通部を形成する第二の孔部7Cbから隙間2Cdさらに第一の孔部13Caを経て伝達され、上記圧力センサ14により検出される。
上述した構成を有する本実施形態のカメラ1Cにより水中撮影を行う場合、カメラ筐体2Cは、撮影者の右手10により左側面部2Caをストラップ取り付け金具7Cの上から把持される(図9,10)。この状態では、カメラ筐体2Cを把持した右手10は、ストラップ取り付け金具7Cを覆う状態になり、ストラップ取り付け金具7C上の第二の孔部7Cbを塞ぐ状態にはならない。従って、第二の孔部7Cbは、確実に開放状態に保たれる。
従って、水圧(静圧)は、連通部を形成する第二の孔部7Cb,隙間2Cd,第一の孔部13Caを通して圧力センサに確実に作用する。さらに、カメラ1Cを水中で移動させたとしてもカメラ筐体2Cを把持した右手10により水流が遮られるので動圧が圧力センサに作用することなく、静圧のみが検出される状態が得られる。
本実施形態のカメラ1Cによれば、第一の実施形態の場合と同様の効果を奏し、水中撮影を行う場合、撮影状態における水深データをより確実に取り込むことが可能である。特にストラップ取り付け金具7Cに連通部を構成する孔部が設けられていることからカメラを把持した状態で該孔部は確実に開放され、かつ、カメラを把持した手10により水流が遮断され、より正確な水圧を検出することができる。
次に、本発明の第四の実施形態のカメラについて、図12,13を用いて説明する。
図12は、本実施形態のカメラをグリップ側からみた側面図である。図13は、図12のG−G断面図であって、圧力センサ周りの断面を示している。
本実施形態のカメラ1Dは、第一の実施形態のカメラ1に対して圧力センサまわり以外は、同一の構成を有しており、同一構成部材には、同一の符号を付して、以下、異なる部分について説明する。
図12に示すように本実施形態のカメラ1Dにおいては、カメラ筐体2Dのカメラ把持部側となる左側面部2Daに突出部2Dbを設け、該突出部に覆われた状態で下方側に開口する第二の孔部である開口2Dcを設ける。突出部2Dbの内壁側に隙間2Ddを隔てて第一のカバーである内センサカバー13Dが配される。内センサカバー13Dには、第一の孔部13Daが設けられる。圧力検出手段である水圧測定用圧力センサ14は、第一の孔部13Daに対向した状態で内センサカバー13Dにより防水パッキング15を介してカメラ筐体2Dのセンサ取り付け部2Deに固着される。
上記取り付け状態で圧力センサ14の前面検出部は、連通部を形成する第一の孔部13Da,隙間2Dd,開口2Dcを介してカメラ筐体2の外部と連通する。
上述した構成を有する本実施形態のカメラ1Dにより水中撮影を行う場合、カメラ筐体2Dは、撮影者の右手10により左側面部2Daを把持される(図6)。この状態では、カメラ筐体2Dを把持した右手10は、図13に示すように突出部2Dbを覆うような状態になり、開口2Dcは、確実に開放状態に保たれる。従って、水圧(静圧)は、上記連通部を通して圧力センサ14の検出部に確実に作用する。さらに、カメラ1を水中で移動させたとしてもカメラ筐体2Dを把持した右手10により水流が遮られるので動圧が圧力センサ14に作用することなく、静圧のみが検出される状態が得られる。
本実施形態のカメラ1Dによれば、第一の実施形態の場合と同様の効果を奏し、水中撮影を行う場合、撮影状態における水深データをより確実に取り込むことが可能である。特にカメラを把持した状態でカメラ筐体2Dの突出部2Dbの下方側に設けられた開口2Dcが確実に開放状態に保持され、より確実に水圧を検出することができる。また、カメラを把持した状態で開口2Dbがカメラの下方に向けて開放するように形成したので、例えば水中からカメラを出した場合などに、内部に水が溜まることを防ぐことが出来る。
この発明は、上記各実施の形態に限ることなく、その他、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々の変形を実施し得ることが可能である。さらに、上記各実施形態には、種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適宜な組合せにより種々の発明が抽出され得る。
本発明によるカメラは、水中撮影時、圧力検出部に動的な圧力がかかる虞がなく、また、不用意に圧力検出部を覆って圧力検出ができなくなる状態が防止でき、周囲の圧力を正確に測定することが可能なカメラとして利用することができる。
本発明の第一の実施形態のカメラの正面図である。 図1のカメラの背面図であって、右手で把持した状態を示している。 図2のA矢視図である。 図3のB−B断面図である。 図4のC矢視図である。 本発明の第二の実施形態のカメラの背面図であって、右手で把持した状態を示す。 図6のD矢視図である。 図7のE−E断面図であって、圧力センサ周りの断面を示している。 本実施形態のカメラの背面図であって、右手で把持した状態を示す。 本発明の第三の実施形態のカメラの下面図であって、右手で把持した状態を示す。 図9のF矢視図である。 本発明の第四の実施形態のカメラをグリップ側からみた側面図である。 図12のG−G断面図であって、圧力センサ周りの断面を示している。
符号の説明
2,2B,2C,2D
…カメラ筐体
2a,2Ba,2Ca,2Da
…カメラ筐体左側面部(カメラ把持部側)
2d,2Bd,2Cd,2Dd
…隙間(連通部)
2Db…突出部
2Dc…開口(開口部)
7,7C
…ストラップ取り付け金具(突出部)
7Cb,11a,11Ba
…第二の孔部(連通部)
11,11B
…外センサカバー(第二のカバー)
13a,13Ba,13Ca,13Da
…第一の孔部(連通部)
13,13B,13C,13D
…内センサカバー(第一のカバー)
14 …圧力センサ(圧力検出手段)

Claims (3)

  1. 防水構造を有するカメラ筐体と、
    カメラ筐体外部の水圧を測定可能な圧力検出手段と、
    上記カメラ筐体のカメラ把持部側に設けられ、上記圧力検出手段とカメラ筐体外部とを連通するための孔部を有する連通部と、
    上記連通部の孔部の近傍に設けられ、上記孔部が配されるカメラ筐体面よりも、カメラ筐体の外方に突出して形成される突出部と、
    を具備することを特徴とするカメラ。
  2. 上記圧力検出手段を覆う第一のカバーと、
    上記第一のカバーを挟んで上記圧力検出手段と相反する側に配され、上記第一のカバーを覆う第二のカバーと、
    上記第一のカバーに形成される第一の孔部と、
    上記第二のカバーに形成され、上記第一の孔部の外周側の位置に配される第二の孔部と、
    を具備し、上記連通部の孔部は、上記第一の孔部と第二の孔部とを有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
  3. 上記突出部は、上記連通部の孔部から所定量離間してこの孔部を覆う遮蔽部を有し、カメラ下方に向けて開放する開口部を有することを特徴とする請求項1に記載のカメラ。
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