JP2008180760A - 光源装置、照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置 - Google Patents

光源装置、照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置 Download PDF

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Abstract

【課題】レーザ光源の略全てを波長変換でき高効率の光源を提供する。さらに、シンチレーションの低減に寄与する光源装置、照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置を提供する。
【解決手段】光源装置は、レーザ光源10と、波長変換素子12と、レーザ光源10から射出され波長変換素子12で変換される高調波レーザ光20の光路上に配設され、基本波レーザ光18a,18bを選択して波長変換素子12に折り返し、高調波レーザ光20,22を透過させる波長選択素子14,16と、を含み、基本波レーザ光18a,18bの光路は、往路と復路とを含み、往路は、レーザ光源10から射出され波長変換素子12を介して波長選択素子14,16に入射する光路に位置し、復路は、波長選択素子14,16を射出し、波長変換素子12に入射する光路に位置し、波長変換素子12内で往路と復路とは異なる領域を通過する。
【選択図】図1

Description

本発明は、光源装置、照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置に関するものである。
従来、プロジェクタ用照明光源としてUHPが用いられているが、色再現性範囲の制約、瞬時点灯、寿命等について課題がある。そこで、半導体レーザをプロジェクタ用照明光源として使用することが提案されている。しかし、半導体レーザ光源から可視光の波長を直接取り出す場合、十分な光量を得られないことから、赤外光から1/2波長に変換する第2高調波発生装置(SHG)が併用されている(例えば、特許文献1参照)。
特開昭59−128525号公報
しかし、SHGの波長変換効率は小さいため、光源からの光の全てを波長変換するために、SHGで波長変換されなかった光を再度SHGに導く構成が必要である。従来の構成では光源からSHGへ入射する光線と波長変換されず再度SHGに入射する光線を同一方向に導く構造が大きく、光源装置の構造が複雑となり、大型、かつ多くの光学部材を経ることから変換効率の低下を発生させる課題があった。
本発明は、このような従来の問題点に着目してなされたもので、その目的は、レーザ光源の略全てを波長変換でき高効率の光源を提供することにある。さらに、シンチレーションの低減に寄与する光源装置、照明装置、モニタ装置、及び画像表示装置を提供することにある。
(1)本発明に係る光源装置は、基本波レーザ光を射出するレーザ光源と、前記基本波レーザ光の少なくとも一部を高調波レーザ光に変換する波長変換素子と、前記レーザ光源から射出され前記波長変換素子で変換される前記高調波レーザ光の光路上に配設され、前記基本波レーザ光を選択して前記波長変換素子へ折り返し、前記高調波レーザ光を透過させる波長選択素子と、を含み、前記基本波レーザ光の光路は、往路と復路とを含み、前記往路は、前記レーザ光源から射出され前記波長変換素子を介して前記波長選択素子に入射する光路に位置し、前記復路は、前記波長選択素子を射出し、前記波長変換素子に入射する光路に位置し、前記波長変換素子内で前記往路と前記復路とは異なる領域を通過する。
本発明によれば、波長変換する構成において、波長選択素子が波長変換前の光線を折り返し、波長変換素子に連続的に透過させることで、波長変換を無駄なく行うことができ、レーザ光源の略全てを波長変換できる高効率の光源を実現できる。さらに、レーザ光源から射出し波長変換素子から射出された高調波レーザは波長変換素子を通過する回数が異なるものが含まれるため、波長変換素子から射出された複数の高調波レーザ光の光路長が異なったタイミングで射出されることで、コヒーレント長に乱れが生じシンチレーションの低減に寄与する光源装置を提供する。
(2)この光源装置において、前記基本波レーザ光は前記波長変換素子を複数回通過してもよい。
(3)この光源装置において、前記波長選択素子はプリズムであってもよい。
(4)この光源装置において、前記波長変換素子に形成される分極反転構造は、複数のピッチで構成されていてもよい。
(5)この光源装置において、前記波長変換素子を通過した前記基本波レーザ光の進行方向を変更する反射面を有する光路変換部を備え、前記反射面の角度が全反射角度であってもよい。
(6)この光源装置において、前記波長選択素子は、複数の光路を通って入射する前記高調波レーザ光を同一の角度で射出してもよい。
(7)本発明に係る照明装置は、上記1〜上記6のいずれか一項に記載の光源装置と、前記光源装置から射出された光を拡散させる拡散部と、を有する。
本発明によれば、波長変換する構成において、波長選択素子が波長変換前の光線を折り返し、波長変換素子に連続的に通過させることで、波長変換を無駄なく行うことができ、レーザ光源の略全てを波長変換できる高効率の光源を実現できる。さらに、レーザ光源から射出し波長変換素子から射出される高調波レーザは波長変換素子を通過する回数が異なるものが含まれるため、波長変換素子から射出される複数の高調波レーザ光の光路長が異なったタイミングで射出されることで、コヒーレント長に乱れが生じシンチレーションの低減に寄与する照明装置を提供する。
(8)本発明に係るモニタ装置は、上記7に記載の照明装置と、前記照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、を有する。
本発明によれば、波長変換する構成において、波長選択素子が波長変換前の光線を折り返し、波長変換素子に連続的に透過させることで、波長変換を無駄なく行うことができ、レーザ光源の略全てを波長変換できる高効率の光源を実現できる。さらに、レーザ光源から射出し波長変換素子から射出された高調波レーザは波長変換素子を通過する回数が異なるものが含まれるため、波長変換素子から射出される複数の高調波レーザ光の光路長が異なったタイミングで射出されることで、コヒーレント長に乱れが生じシンチレーションの低減に寄与するモニタ装置を提供する。
(9)本発明に係る画像表示装置は、上記7に記載の照明装置と、前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する変調部と、を有する。
本発明によれば、波長変換する構成において、波長選択素子が波長変換前の光線を折り返し、波長変換素子に連続的に透過させることで、波長変換を無駄なく行うことができ、レーザ光源の略全てを波長変換できる高効率の光源を実現できる。さらに、レーザ光源から射出し波長変換素子から射出される高調波レーザは波長変換素子を通過する回数が異なるものが含まれるため、波長変換素子から射出される複数の高調波レーザ光の光路長が異なって射出されることで、コヒーレント長に乱れが生じシンチレーションの低減に寄与する画像表示装置を提供する。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
(照明装置の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の概略構成を示す図である。本実施の形態に係る照明装置2は、光源装置4と、拡散部6と、を含んでいる。光源装置4は、レーザ光源10と、波長変換素子12と、波長選択素子としての第1及び第2プリズム14,16と、を含んでいる。レーザ光源10は、一又は複数の基本波レーザ光18を供給する。レーザ光源10としては、半導体レーザ、固体レーザ等を用いることができる。
波長変換素子12は、基本波レーザ光18,18a,18bの少なくとも一部を高調波に変換して混在波レーザ光24,26を射出する。波長変換素子12は、レーザ光源10からの基本波レーザ光を、2分の1の波長の高調波レーザ光に変換する。例えば、レーザ光源10から波長変換素子12へ1064nmの基本波レーザ光18を入射させる場合、波長変換素子12は、532nmの高調波レーザ光を含む混在波レーザ光24を射出させる。波長変換素子12としては、例えば、非線形光学結晶を用いることができる。なお、波長変換素子12は、複数の異なる分極反転ピッチを有していてもよい。
第1プリズム14は、レーザ光源10から射出された基本波レーザ光18が波長変換素子12で変換される混在波レーザ光24(基本波レーザ光18aと高調波レーザ光20とを含む)の光路上に配設されている。第1プリズム14は、波長変換素子12からの混在波レーザ光24(基本波レーザ光18aと高調波レーザ光20とを含む)のうち、高調波レーザ光20を透過させ、他の波長領域の基本波レーザ光18aを波長変換素子12へ折り返す。第1プリズム14で折り返された基本波レーザ光18aは、波長変換素子12を経て第2プリズム16へ入射する。第1プリズム14で透過された高調波レーザ光20は、拡散部6へ入射する。
第2プリズム16は、第1プリズム14から射出された基本波レーザ光18aが波長変換素子12で変換された混在波レーザ光26(基本波レーザ光18bと高調波レーザ光22とを含む)の光路上に配設されている。第2プリズム16は、波長変換素子12からの混在波レーザ光26(基本波レーザ光18bと高調波レーザ光22とを含む)のうち、高調波レーザ光22を透過及び屈折させ、他の波長領域の基本波レーザ光18bを波長変換素子12へ折り返す。第2プリズム16で折り返された基本波レーザ光18bは、波長変換素子12を経て第1プリズム14へ入射する。第2プリズム16を透過及び屈折された高調波レーザ光22は、拡散部6へ入射する。
一連の動作は、レーザ光源10から射出された基本波レーザ光18を波長変換素子12、第1プリズム14、波長変換素子12、第2プリズム16、波長変換素子12、第1プリズム14、の順に進ませ、その都度、波長変換素子12で変換された高調波レーザ光20が第1プリズム14より拡散部6へ射出させる。さらに、波長変換素子12で変換された高調波レーザ光22が第2プリズム16より拡散部6へ射出させる。
基本波レーザ光18a,18bの光路は、往路と復路とを含んでいる。往路は、レーザ光源10から射出され波長変換素子12を介して第1及び第2プリズム14,16に入射する光路に位置している。具体的には、混在波レーザ光24に含まれる基本波レーザ光18aの光路であり、混在波レーザ光26に含まれる基本波レーザ光18bの光路である。復路は、第1及び第2プリズム14,16を射出し、波長変換素子12を通過する光路に位置している。具体的には、基本波レーザ光18aの光路であり、基本波レーザ光18bの光路である。波長変換素子12内で往路と復路とは異なる領域を通過する。基本波レーザ光18a,18bは、波長変換素子12を複数回通過する。第1及び第2プリズム14,16を用いることで、レーザ光源10からの基本波レーザ光18を効率良く利用することが可能となる。
拡散部6は、光源装置4からの高調波レーザ光20,22を拡散させる。拡散部6としては、例えば、ホログラム素子を用いることができる。例えば、一方向に並列させた高調波レーザ光20,22を入射させる場合に、拡散部6は、高調波レーザ光20,22を二次元方向へ拡散させて射出させることができる。なお、図1に示す構成のうち、光源装置4は、レーザ光源10から第1プリズム14までの光路中の各部により構成されている。
(波長選択素子の構造)
図2は、本発明の実施の形態に係る波長選択素子の概略図である。第1及び第2プリズム14,16は、例えば、ガラスや透明樹脂など周囲の空気よりも大きな屈折率を有する透光性材料からなる公知のものを採用することができる。
図3は、本発明の実施の形態に係る第1プリズムの斜視図である。本実施の形態に係る第1プリズム14は、図3に示すように、面14A,14B,14Cを有している。面14A,14Bは、基本波レーザ光18a(図1参照)を全反射する全反射角度に設定されている。第1プリズム14は、面14Cに対し垂直に入射した混在波レーザ光24を折り返す。第1プリズム14は、レーザ反射面14A,14Bにより第1プリズム14の面14Cに対し垂直に入射した混在波レーザ光24を折り返す。第1プリズム14は、波長変換素子12からの混在波レーザ光24のうち、高調波レーザ光20を透過させ、他の波長領域の基本波レーザ光18aを波長変換素子12へ折り返す。第1プリズム14を透過した高調波レーザ光20は、拡散部6へ入射する。第1プリズム14で折り返された基本波レーザ光18aは、波長変換素子12で変換され混在波レーザ光26として第2プリズム16へ入射する。
第1プリズム14の面14Aに波長変換された高調波レーザ光20を分離する波長分離膜28を付与することで、波長変換された高調波レーザ光20を波長変換素子12に戻すことなく取り出すことができる。波長分離膜28は、高調波レーザ光20に対しては高透過、基本波レーザ光18aに対しては高反射となるコーティングが施されている。波長変換素子12を射出した混在波レーザ光24は、第1プリズム14の面14Cに対し垂直に入射し、第1プリズム14のレーザ反射面14Aにより反射し、波長分離膜28により高調波レーザ光20と基本波レーザ光18aとに分離される。分離した高調波レーザ光20は、第1プリズム14の面14Aから同一の角度で、レーザ光源からの異光路長で射出される。射出された高調波レーザ光20は、拡散部6へ進む。分離した基本波レーザ光18aは、第1プリズム14の面14Bにより反射し、第1プリズム14の面14Cに対し垂直に射出される。射出された基本波レーザ光18aは、波長変換素子12へ進む。第1プリズム14のレーザ反射面14A,14Bには、基本波レーザ光18aを反射する光学膜が付与されていてもよい。第1プリズム14を用いるとプリズムの面14A及び14Bの角度制御が容易であることから、レーザ反射面の高精度の反射角度を得やすい。
なお、上記説明では全反射角度のプリズムを使用したが、直角プリズムに光学膜を設けて使用してもよい。
図4は、本発明の実施の形態に係る第2プリズムの斜視図である。図5は、図4のV−V線断面図である。本実施の形態に係る第2プリズム16は、図4及び5に示すように、面16A,16B,16Cを有している。面16A,16Bは、基本波レーザ光18bを全反射する全反射角度に設定されている。面16Cは、高調波レーザ光22を全反射する全反射角度に設定されている。第2プリズム16は、面16Eに対し垂直に入射した混在波レーザ光26を折り返す。第2プリズム16は、レーザ反射面16A,16Bにより第2プリズム16の面16Eに対し垂直に入射した混在波レーザ光26を折り返す。第2プリズム16は、波長変換素子12からの混在波レーザ光26のうち、高調波レーザ光22を透過させ、他の波長領域の基本波レーザ光18bを波長変換素子12へ折り返す。第2プリズム16を透過した高調波レーザ光22は、拡散部6へ入射する。第2プリズム16で折り返された基本波レーザ光18bは、波長変換素子12で変換され混在波レーザ光24として第1プリズム14へ入射する。
第2プリズム16の面16Dに波長変換された高調波レーザ光22を分離する波長分離膜28を付与することで、波長変換された高調波レーザ光22を波長変換素子12に戻すことなく取り出すことができる。面16Dは、高調波レーザ光22を全反射する全反射角度に設定されている。波長変換素子12を射出した混在波レーザ光26は、第2プリズム16の面16Eに対し垂直に入射し、第2プリズム16のレーザ反射面16Dにより反射し、波長分離膜28により高調波レーザ光22と基本波レーザ光18bとに分離される。分離した高調波レーザ光22は、第2プリズム16のレーザ反射面16Cにより反射し、第2プリズム16の面16Eから一定の角度で射出される。射出された高調波レーザ光22は、拡散部6へ進む。分離した基本波レーザ光18bは、第2プリズム16の面16Aにより反射し、第2プリズム16の面16Bにより反射し、第2プリズム16の面16Eに対し垂直に射出される。射出された基本波レーザ光18bは、波長変換素子12へ進む。第2プリズム16のレーザ反射面16A,16B,16C,16Dには、基本波レーザ光18bを反射する光学膜が付与されていてもよい。第2プリズム16を用いるとプリズムの面16A,16B,16C,16Dの角度制御が容易であることから、レーザ反射面の高精度の反射角度を得やすい。
なお、上記説明では全反射角度のプリズムを使用したが、直角プリズムに光学膜を設けて使用してもよい。
(基本波レーザ光の光路)
図6は、本発明の実施の形態に係る基本波レーザ光の光路を示す図である。本実施の形態に係る基本波レーザ光の光路は、図6に示すように、レーザ光源10から射出され波長変換素子12を介して第1及び第2プリズム14,16に入射する光路に位置している往路と、第1及び第2プリズム14,16を射出し、波長変換素子12を通過する光路に位置している復路と、を含んでいる。波長変換素子12内で往路と復路とは異なる領域を通過している。基本波レーザ光18a,18bは、波長変換素子12を複数回通過している。
レーザ光源10から射出された基本波レーザ光18は、波長変換素子12、第1プリズム14、波長変換素子12、第2プリズム16、波長変換素子12、第1プリズム14、の順に進み、その都度、波長変換素子12で変換されて高調波レーザ光20を第1プリズム14より拡散部6へ射出される。さらに、波長変換素子12で変換された高調波レーザ光22を第2プリズム16より拡散部6へ射出される。第1及び第2プリズム14,16を用いることで、レーザ光源10からの基本波レーザ光18を効率良く利用することが可能となる。
本実施の形態によれば、波長変換する構成において波長変換前の基本波レーザ光を折り返し、波長変換素子12に連続的に透過させることで波長変換を無駄なく波長変換することで、レーザ光源10の略全てを波長変換でき高効率の光源を実現できる。さらに、波長変換の光路が異なったタイミングで射出されることで、コヒーレント長に乱れが生じシンチレーションの低減に寄与することができる。
(変形例)
(波長選択素子の構造)
図7は、本発明の変形例に係る波長選択素子の概略図である。図8は、図7のVIII−VIII線断面図である。本変形例に係る波長変換素子は、図7及び図8に示すように、第1及び第2反射ミラー(ミラー)50,52である。第1反射ミラー50は、レーザ光源10から射出された基本波レーザ光18が波長変換素子12で変換される混在波レーザ光24(基本波レーザ光18aと高調波レーザ光20とを含む)の光路上に配設されている。第2反射ミラー52は、第1反射ミラー50から射出された基本波レーザ光18aが波長変換素子12で変換された混在波レーザ光26(基本波レーザ光18bと高調波レーザ光22とを含む)の光路上に配設されている。
第1反射ミラー50は、基本波レーザ光18aの進行方向を変える。第2反射ミラー52は、基本波レーザ光18bの進行方向を変える。第1反射ミラー50は、基本波レーザ光18aの進行方向を変える光路変換部材として機能している。第2反射ミラー52は、基本波レーザ光18bの進行方向を変える光路変換部材として機能している。
第1及び第2反射ミラー50,52は、基本波レーザ光を全反射する全反射角度に設定されている。第1及び第2反射ミラー50,52としては、ガラス、樹脂、木板等の基材上にアルミニウム等の金属反射膜を形成したもの、そして更に該金属反射膜上にガラス等の透明板を積層した構成等の公知のものを採用することができる。
本変形例に係る第1反射ミラー50は、反射ミラー面50A,50Bを含む。本変形例に係る第2反射ミラー52は、反射ミラー面52A,52B,52C,52D(図8参照)を含む。
反射ミラー面50A,50Bは、図7に示すように、波長変換素子12により変換された高調波レーザ光20を透過させる。反射ミラー面50A,50Bは、反射ミラー面50A,50Bの面上に波長分離膜(図示せず)を配設し、基本波レーザ光18aの進行方向を変える。反射ミラー面50A,50Bは、反射ミラー面50A,50Bの面上に波長分離膜を配設することにより基本波レーザ光18aの進行方向を変える光路変換部材として機能している。反射ミラー面50A,50Bは、反射ミラー面50A,50Bに入射した基本波レーザ光18aの進行方向を略90度変える。反射ミラー面50A,50Bには、基本波レーザ光18aを反射する光学膜が付与されていてもよい。
反射ミラー面52A,52Bは、波長変換素子12により変換された高調波レーザ光22を透過する。反射ミラー面52A,52Bは、反射ミラー面52A,52Bの面上に波長分離膜(図示せず)を配設し、基本波レーザ光18bの進行方向を変える。反射ミラー面52A,52Bは、反射ミラー面52A,52Bの面上に波長分離膜を配設することにより基本波レーザ光18bの進行方向を変える光路変換部材として機能している。反射ミラー面52A,52Bは、反射ミラー面52A,52Bに入射した基本波レーザ光18bの進行方向を略90度変える。反射ミラー面52A,52Bには、基本波レーザ光18bを反射する光学膜が付与されていてもよい。
反射ミラー面52C,52Dは、図8に示すように、波長変換素子12により変換された高調波レーザ光22の進行方向を変える。反射ミラー面52C,52Dは、高調波レーザ光22の進行方向を変える光路変換部材として機能している。反射ミラー面52C,52Dは、反射ミラー面52C,52Dに入射した高調波レーザ光22の進行方向を略90度変える。
第3反射ミラー54は、図7に示すように、波長変換素子12により変換された混在波レーザ光56のうち高調波レーザ光20を透過させる。第3反射ミラー54は、第3反射ミラー54の面上に波長分離膜を配設し、混在波レーザ光56のうち基本波レーザ光(図示せず)の進行方向を変える。第3反射ミラー54は、第3反射ミラー54の面上に波長分離膜を配設することにより基本波レーザ光の進行方向を変える光路変換部材として機能している。第3反射ミラー54は、第3反射ミラー54に入射した基本波レーザ光の進行方向を略180度変える。
波長変換素子12は、複数の異なる分極反転ピッチを有している。これにより、波長変換素子12の温度分布の不整合や基本波レーザ光の波長シフトが生じた場合においても、混在波レーザ光24,26,56を得ることができる。基本波レーザ光は、波長変換素子12を複数回通過する。
なお、上記説明では全反射角度の反射ミラーを使用したが、反射ミラーの反射ミラー面が基本波レーザ光の光路と略45度交わる方向に指向するように配設し、光学膜を設けて使用してもよい。具体的には、レーザ光源10から射出された基本波レーザ光を略90度曲がって反射されるように反射ミラーを配設する。
(第2の実施の形態)
(モニタ装置の構成)
図9は、本発明の第2の実施の形態に係るモニタ装置の構成を示す図である。本実施の形態に係るモニタ装置400は、図9に示すように、装置本体410と、光伝送部412と、を含む。装置本体410は、前述した第1の実施の形態の光源装置4を含む。詳細な図示は省略しているが、光源装置4は、第1の実施の形態で説明したように、レーザ光源10と、波長変換素子12と、波長選択素子14,16と、を含む。
光伝送部412は、光を送る側と受ける側の2本のライトガイド414,416を含む。各ライトガイド414,416は、多数本の光ファイバを束ねたもので、レーザ光を遠方に送ることができる。光を送る側のライトガイド414の入射側には光源装置4が配設され、その射出側にはホログラム素子418、可視光センサ420、拡散板422が配設されている。光源装置4から射出したレーザ光は、ライトガイド414を伝って光伝送部412の先端に設けられたホログラム素子418に到達し、このホログラム素子418によって拡散板422が照明され、最終的に、この拡散板422によって被写体が照明される。ホログラム素子418から射出されたゼロ次光は、可視光センサ420に入射し、ホットスポットとなる不要光線をオートパワーコントロールに必要な、光量モニタが可能となる。
光伝送部412の先端には、結像レンズ424が設けられており、被写体からの反射光を結像レンズ424で受けることができる。結像レンズ424で受けた反射光は、受け側のライトガイド416を伝って、装置本体410内に設けられた撮像部としてのカメラ426に送られる。この結果、光源装置4により射出したレーザ光により被写体を照射したことで得られる反射光に基づく画像をカメラ426で撮像することができる。
以上のように構成されたモニタ装置400によれば、高出力の光源装置4により被写体を照射することができることから、カメラ426によって明るい画像を撮影することができる。カメラ426は、例えば、CRTや液晶ディスプレイ、プロジェクタ等の各種表示装置に接続することができる。
なお、上述した第2の実施の形態のモニタ装置400においても、第1の実施の形態で説明した変形例を適用できることはいうまでもない。
(第3の実施の形態)
(画像表示装置の構成)
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。本実施の形態に係るプロジェクタ500は、図10に示すように、赤色光を射出する赤色照明装置502Rと、緑色光を射出する緑色照明装置502Gと、青色光を射出する青色照明装置502Bと、を含む。
赤色照明装置502R、緑色照明装置502G、青色照明装置502Bは、前述した第1の実施の形態の照明装置2とそれぞれ同一の構成であり、光源装置4と、拡散部6と、を含む。光源装置4は、レーザ光源10と、波長変換素子12と、波長選択素子14,16と、を含む。赤色照明装置502Rが備える波長変換素子12では、赤外レーザ光から赤色への波長変換が行われ、緑色照明装置502Gが備える波長変換素子12では、赤外レーザ光から緑色への波長変換が行われる。また、青色照明装置502Bが備える波長変換素子12では、赤外レーザ光から青色への波長変換が行われる。
プロジェクタ500は、各色の照明装置502R,502G,502Bから射出された照明光を、パソコン等から送られてきた画像信号に応じてそれぞれ変調する変調部としての液晶ライトバルブ504R,504G,504Bを含んでいる。また、プロジェクタ500は、液晶ライトバルブ504R,504G,504Bから射出された光を合成して投写レンズ506に導くクロスダイクロイックプリズム508を含んでいる。さらに、プロジェクタ500は、液晶ライトバルブ504R,504G,504Bによって形成された像を拡大してスクリーン510に投写する投写レンズ506を含んでいる。
各液晶ライトバルブ504R,504G,504Bによって変調された3つの色光は、クロスダイクロイックプリズム508に入射する。このプリズムは4つの直角プリズムを貼り合わせて形成され、その内面に赤色光を反射する誘電体多層膜と青色光を反射する誘電体多層膜とが十字状に配置されている。これらの誘電体多層膜によって3つの色光が合成され、カラー画像を表す光が形成される。そして、合成された光は投写光学系である投写レンズ506によりスクリーン510上に投写され、拡大された画像が表示される。
以上のように構成されたプロジェクタ500によれば、レーザを光源とした、高輝度の画像を表示することが可能になる。
なお、上述した第3の実施の形態のプロジェクタ500においても、第1の実施の形態で説明した種々の変形例を適用できることはいうまでもない。また、本実施の形態のプロジェクタ500は、いわゆる3板式の液晶プロジェクタであったが、これに換えて、色毎に時分割でレーザ光源を点灯することにより1つのライトバルブのみでカラー表示を可能とした構成の単板式の液晶プロジェクタとしてもよい。又、上述したプロジェクタでは光変調手段として液晶ライトバルブを採用したが、光変調手段としてデジタルマイクロミラーデバイス(DMD)等を採用することも可能である。
以上、本発明の種々の実施の形態および変形例について説明したが、本発明はこのような実施の形態あるいは変形例に限定されず、その趣旨を逸脱しない範囲で種々の構成を採ることができることはいうまでもない。
本発明の第1の実施の形態に係る照明装置の概略構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る波長選択素子の概略図である。 本発明の実施の形態に係る第1プリズムの斜視図である。 本発明の実施の形態に係る第2プリズムの斜視図である。 図4のV−V線断面図である。 本発明の実施の形態に係る基本波レーザ光の光路を示す図である。 本発明の実施の形態に係る波長変換素子の概略図である。 図7のVIII−VIII線断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係るモニタ装置の構成を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る画像表示装置の構成を示す図である。
符号の説明
2…照明装置 4…光源装置 6…拡散部 10…レーザ光源 12…波長変換素子 14…第1プリズム(波長選択素子) 16…第2プリズム(波長選択素子) 18…基本波レーザ光 20,22…高調波レーザ光 24,26…混在波レーザ光 28…波長分離膜 50…第1反射ミラー(波長選択素子) 52…第2反射ミラー(波長選択素子) 54…第3反射ミラー 56…混在波レーザ光 400…モニタ装置 410…装置本体 412…光伝送部 414,416…ライトガイド 418…ホログラム素子 420…可視光センサ 422…拡散板 424…結像レンズ 426…カメラ 500…プロジェクタ 502R…赤外照明装置 502G…緑色照明装置 502B…青色照明装置 504R,504G,504B…液晶ライトバルブ 506…投写レンズ 508…クロスダイクロイックプリズム 510…スクリーン。

Claims (9)

  1. 基本波レーザ光を射出するレーザ光源と、
    前記基本波レーザ光の少なくとも一部を高調波レーザ光に変換する波長変換素子と、
    前記レーザ光源から射出され前記波長変換素子で変換される前記高調波レーザ光の光路上に配設され、前記基本波レーザ光を選択して前記波長変換素子へ折り返し、前記高調波レーザ光を透過させる波長選択素子と、
    を含み、
    前記基本波レーザ光の光路は、往路と復路とを含み、
    前記往路は、前記レーザ光源から射出され前記波長変換素子を介して前記波長選択素子に入射する光路に位置し、
    前記復路は、前記波長選択素子を射出し、前記波長変換素子に入射する光路に位置し、
    前記波長変換素子内で前記往路と前記復路とは異なる領域を通過することを特徴とする光源装置。
  2. 請求項1に記載の光学装置において、
    前記基本波レーザ光は前記波長変換素子を複数回通過することを特徴とする光源装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光源装置において、
    前記波長選択素子はプリズムであることを特徴とする光源装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載の光源装置において、
    前記波長変換素子に形成された分極反転構造は、複数のピッチで構成されていることを特徴とする光源装置。
  5. 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の光源装置において、
    前記波長変換素子を通過した前記基本波レーザ光の進行方向を変更する反射面を有する光路変換部を備え、前記反射面の角度が全反射角度であることを特徴とする光源装置。
  6. 請求項1〜請求項5のいずれか一項に記載の光源装置において、
    前記波長選択素子は、複数の光路を通って入射する前記高調波レーザ光を同一の角度で射出することを特徴とする光源装置。
  7. 請求項1〜請求項6のいずれか一項に記載の光源装置と、
    前記光源装置から射出された光を拡散させる拡散部と、
    を有することを特徴とする照明装置。
  8. 請求項7に記載の照明装置と、
    前記照明装置により照明された被写体を撮像する撮像部と、
    を有することを特徴とするモニタ装置。
  9. 請求項7に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する変調部と、
    を有することを特徴とする画像表示装置。
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