JP2008180411A - サウナ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】サウナ対象室を低騒音にするサウナ装置を提供することを目的とする。
【解決手段】空気を加熱加湿する加熱加湿手段8と、サウナ対象室1内の空気を排出する換気手段10と、加熱加湿手段8と換気手段10を制御する制御手段9を備え、加熱加湿手段8はサウナ対象室1の空気を循環する送風手段12を介し空気を加熱する加熱手段13を通過後、空気を加湿する加湿手段14を経てサウナ対象室1に吹きだす構成であって、加湿手段14通過後の吹出し風路を屈曲する屈曲部33を設けることで、サウナ対象室を低騒音にするサウナ装置を提供できる。
【選択図】図1
【解決手段】空気を加熱加湿する加熱加湿手段8と、サウナ対象室1内の空気を排出する換気手段10と、加熱加湿手段8と換気手段10を制御する制御手段9を備え、加熱加湿手段8はサウナ対象室1の空気を循環する送風手段12を介し空気を加熱する加熱手段13を通過後、空気を加湿する加湿手段14を経てサウナ対象室1に吹きだす構成であって、加湿手段14通過後の吹出し風路を屈曲する屈曲部33を設けることで、サウナ対象室を低騒音にするサウナ装置を提供できる。
【選択図】図1
Description
本発明は、浴室内を中温高湿雰囲気にしサウナ浴をするために用いるサウナ装置に関する。
従来のこの種の噴霧装置を図17に示す。
従来この種の噴霧装置については、先端部が噴霧方向に湾曲して先端に噴霧口が形成された送風ダクト内に噴霧ノズル101を配設し、該噴霧ノズル101から噴霧液を噴出して前記噴霧口から吹出す噴霧装置に於いて、噴霧口の上縁に第1エア吹出口102を形成すると共に、前記噴霧口の下縁に第2のエア吹出口103を形成し、該第1及び第2エア吹出口から吹出されるエアと共に噴霧液を噴霧口から吹出すものが知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特公平6−51140号公報
しかし、特許文献1に示される噴霧装置には、音の進行方向を屈曲させることが考えられ、吹出し口に曲がり管等を設けることが考えられているが、浴室に使用するサウナ装置にあっては、噴霧の騒音のみならずファンモーターがら発生する風きり音等の送風音が浴室内で反響することによる不快感を生じていた。
また、サウナ空間でリラックスすることや、めがねを掛けて本を読んだりする際に加湿空気の粒が大きく体がべたつく、温度湿度分布が悪いめがねが曇る、本に結露水が滴下するといった不快感を生じていた。
また、衣類乾燥時に乾燥むらが生じるといった不快感を生じていた。
そこで、本発明は、使用時に噴霧による騒音、ファンモーターの送風音が消音されることにより不快感がないサウナ装置を提供することを目的とする。
また、加湿空気を微細化し体のべたつき、温度分布が悪い、めがねの曇り、水滴滴下といった不快感がないサウナ装置を提供することを目的とする。
また、衣類乾燥むらがないサウナ装置を提供することを目的とする。
本発明のサウナ装置は、上記目的を達成するために、空気を加熱加湿する加熱加湿手段と、サウナ対象室内の空気を排出する換気手段と、前記加熱加湿手段と前記換気手段を制御する制御手段を備え、前記加熱加湿手段は前記サウナ対象室の空気を循環する送風手段を介し空気を加熱する加熱手段を通過後、空気を加湿する加湿手段を経てサウナ対象室に吹きだす構成であって、前記加湿手段通過後の吹出し風路を屈曲する屈曲部を設けることを特徴とする。
また、吹出し風路を形成する風路壁の屈曲部が連続しないことを特徴とする。
また、屈曲部を、直線的な線でつなぐことを特徴とする。
また、屈曲部に、吸音材を貼ることを特徴とする。
また、屈曲部に、水滴回収手段を設けたことを特徴とする。
また、加湿手段通過後の吹出し風路を、略S字形状とすることを特徴とする。
また、吹出し風路通過後の前記略逆S字形状の後縁に、可変風向板を設けることを特徴とする。
また、可変風向板を、吹出し風路に対しワイド形状にしたことを特徴とする。
また、可変風向板に、ウイング設けることを特徴とする。
本発明によれば、中周波音を遮音し低騒音することにより浴室空間を快適にすることができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、吹出し空気を微細加湿空気することにより浴室空間を快適にすることができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、水滴が水滴回収手段に流れ落ちることにより水滴落下を防止することができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、浴室空間の温度湿度分布良化による快適性と浴室内での衣類乾燥における、乾燥むら低減により衣類乾燥時間低減による利便性と消費電力低減による省エネができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、浴室の温度分布を均一化することができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
また、吹出し風速を上げることにより浴室床面温度を早期に上昇させることにより使用者に不快感を与えることがなく快適な浴室空間を提供することができるという効果のあるサウナ装置を提供できる。
本発明の請求項1記載によるサウナ装置は、空気を加熱加湿する加熱加湿手段と、サウナ対象室内の空気を排出する換気手段と、前記加熱加湿手段と前記換気手段を制御する制御手段を備え、前記加熱加湿手段は前記サウナ対象室の空気を循環する送風手段を介し空気を加熱する加熱手段を通過後、空気を加湿する加湿手段を経てサウナ対象室に吹きだすことにより、前記加湿手段通過後の吹出し風路を屈曲する屈曲部を設けることを特徴とし、屈曲部で中周波音を遮音し低騒音な加熱加湿空気を吹出し口よりサウナ対象室内に提供することをおこなうという作用を有する。
また、吹出し風路を形成する風路壁の屈曲部が連続しないことにより、屈曲部に衝突した水滴を不連続部で分離することにより微細加湿空気を吹出口よりサウナ対象室内に提供するという作用を有する。
また、屈曲部を、直線的な線でつなぐことにより、ファンモーターより発生する騒音を屈曲部上部の壁面に衝突させ吹出側と反対側に反射することにより遮音されやするという作用を有する。
また、屈曲部に、吸音材を貼ることにより、遮音効果のある吸音材を張るスペースを確保しやすいという作用を有する。
また、屈曲部に、水滴回収手段を設けたことにより、屈曲部に衝突し後、分離した水滴は屈曲面を伝わり水滴回収手段に流れ落ちることにより水滴落下を防止するという作用を有する。
また、加湿手段通過後の吹出し風路を、略S字形状とすることにより、屈曲部を2度設けることにより、中周波音を遮音し低騒音な加熱加湿空気を吹出し口よりサウナ対象室内に提供するという作用を有する。
また、吹出し風路通過後の略逆S字形状の後縁に、可変風向板を設けることにより、風向板は左右長手方に軸を持ち片軸は風路内の穴にもう片方の軸はステッピングの軸と同心円状に固定しリモコン動作操作により任意に可変風向板の片軸を支えるステッピングモーターを回転することにより加湿空気の吹出し方向を可変するという作用を有する。
また、可変風向板を、吹出し風路に対しワイド形状にしたことにより吹出し空気が可変風向板の長手方向に広がり浴室の温度分布を均一化するという作用を有する。
また、可変風向板にウイングを設けることにより、可変風向板と吹出開口部との隙間を狭小させ見かけの吹出し開口面積を絞ることにより吹出し風速を上げという作用を有する。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
(実施の形態1)
図1〜図5に示すように、浴室等よりなるサウナ対象室1の天井裏空間2にサウナ装置を形成する装置本体3を設け、装置本体3の下面に形成された開口部4は天井開口5を介してサウナ対象室1に連通している。また、装置本体3には水を装置本体3に供給する給水管6および装置本体3から排出される水を排水する排水管7が接続され、サウナ対象室1または装置本体3内部を加熱、加湿する場合には、給水管6を介して市水が装置本体3に送水され、給水管6より供給された市水の一部は加湿として使用され、加湿に使用されなかった水が排水管7より排水されるものである。
図1〜図5に示すように、浴室等よりなるサウナ対象室1の天井裏空間2にサウナ装置を形成する装置本体3を設け、装置本体3の下面に形成された開口部4は天井開口5を介してサウナ対象室1に連通している。また、装置本体3には水を装置本体3に供給する給水管6および装置本体3から排出される水を排水する排水管7が接続され、サウナ対象室1または装置本体3内部を加熱、加湿する場合には、給水管6を介して市水が装置本体3に送水され、給水管6より供給された市水の一部は加湿として使用され、加湿に使用されなかった水が排水管7より排水されるものである。
また、装置本体3は、一開口面を有した箱状で、内部に空気を加熱加湿する加熱加湿手段8と制御手段9が内蔵され、一方、外部にはサウナ対象室1の空気を屋外に排出する換気手段10と、換気手段10と装置本体3を連通および連通する開口形状を調節するダンパー11を備え、加熱加湿手段8はサウナ対象室1の空気を循環送風する循環送風手段12と、循環送風する空気を温める加熱手段13と、循環送風する空気を加湿する加湿手段14とを有し、一方、制御手段9は、換気手段10とダンパー11と循環送風手段12と加熱手段13と加湿手段14と電気的に連結され各々の動作を調節するものである。
サウナ対象室1に面した位置にパネル15が位置され、パネル15は吸込口16と吹出口17を備えており、循環送風手段12に備えた循環送風ファン18が駆動することにより、サウナ対象室1の空気が吸込口16を介して装置本体3に吸い込まれ循環送風手段12を通じて加熱加湿手段8の加熱手段13に送風される。
加熱手段13は電気加熱ヒーター19であり、循環送風手段12により送気される空気は電気加熱ヒーター19の内部を通過し、加熱されることとなる。電気加熱ヒーター19は発熱素子(図示せず)と熱伝導フィン(図示せず)により構成されたもので、また、熱伝導フィンは電気加熱ヒーター19の熱を有効に空気流に伝えるため空気の流れ方向に対し一定の幅を有しているため、空気流が電気加熱ヒーター19を通過するときに前記熱伝導フィンの幅により整流されることとなる。電気加熱ヒーター19は、加熱手段13から加湿手段14を連結する略角筒形状の加湿部循環風路20に備えられ、気流方向に対し上部が先頭になる角度で取り付けられている。電気加熱ヒーター19で整流された空気流は加湿手段14の上部に備えられたノズル21の噴射水が衝突する噴射水衝突面22に集中するような角度で取り付けられている。つまり、循環送風手段12により送気された空気流は電気加熱ヒーター19を通過することにより下面に屈曲整流されることとなる。また電気加熱ヒーター19により空気流は80℃以上に加熱されるため噴射水衝突面22には80℃近くの空気が送られることとなる。
加湿手段14は、水破砕手段23としてのノズル21と噴射水衝突面22とを備え、一方空気流の下流側には気液分離手段24と一時水を貯水する貯水部25から構成されている。ノズル21はノズル供給配管26に接続され、ノズル供給配管26は水道に直結されており常温水がノズル供給配管26を通じてノズル21に供給されノズル21より噴射されることとなる。ノズル21は略円錐状の表面に水滴が集中して噴射するホロコーンタイプであり、ノズル21内部で供給水が螺旋状に旋回してノズル21噴射口より噴射するものであり旋廻時に空気を巻き込むため、他のタイプのノズルと比較して同水圧に対しての噴射流量が少なくてすみ、さらに、ノズルのオリフィス径を大きく取れるためスケール等のつまりに対して効果的であり、一方噴射速度も速いため噴射粒径も細かいものとなる。ノズル21から噴射された噴射水は下方にある噴射水衝突面22に衝突しさらに微細化される。微細化された水滴は循環送風手段12により電気加熱ヒーター19を通じて80℃以上に加熱された空気流と交わり加湿空気となる。このとき噴射衝突面22に衝突した噴射水は微細な水滴を多く含んだものであるため、常温水で噴射しているものではあるが微細な水滴になることで表面積が増大し加熱された空気流と接触する面積が増えるため一部は蒸発し、また一部は空気流に乗り下流側に設置されている気液分離手段24に導かれる。このように水滴を微細化することにより水滴を蒸発しやすい状態にすることにより、常温水でも十分に加湿性能を上げることができることとなる。
なお、本実施形態1では、水噴霧のノズル21より噴射した噴射水を用いて水を微細化したが、気液混合で噴射する2流体ノズルを用いてもよく、その作用効果になんら違いはない。
加熱された空気と交わった噴射水滴は一部の1μm以上の大粒水滴は加湿部循環風路20の下面に落下し、一部は気液分離手段24に侵入することとなる。気液分離手段24は細い線形のステンレス線がランダムに絡まった形状のものであり、噴射水衝突面22で衝突し加熱された空気と交わり生成された加湿空気は気液分離手段24のステンレス線の隙間を通過する際に、大粒水滴がステンレス線に衝突付着し、この付着を繰り返すことにより付着水が大きくなり自重で下部に設けられた貯水部25に落下することとなる。一方微細な水滴は気液分離手段24であるステンレス線の隙間を衝突することなく通過し吹出口17よりサウナ対象室1に吹き出されることとなる。
気液分離手段24の下部には一時水を貯水する貯水部25が備えられ、気液分離手段24で回収された1μm以上の大粒水滴を一時貯水することとなる。貯水部25は電気加熱ヒーター19から下り勾配を持って位置した噴射水衝突面22に対し更に下り勾配を持って配置されており、貯水部25の底面は一部下り勾配を持った底面を形成している。一方貯水部25の底面は排水口27に対して下り勾配を持って形成されており貯水部25に蓄えられた水あるいは温水は排水口27を通じて装置本体3外部に排出されることとなる。
貯水部25は、循環送風手段12により送気される気流の流通路である貯水部循環流通路28と気流の流通路外となる気流流通路外貯水部29からなり排水口27は気流流通路外貯水部29に備えている。これは排水口27が貯水部循環流通路28内にあると循環送風手段12による空気流も排水口27に流れてしまい貯水部25の排水口27に近傍で空気、水とも乱流が起こりうまく排水されなくなるからである。排水口27はノズル21から噴射した水を排水するために十分な口径を有しており、ノズル21より噴射した水の一部は貯水部25に一部滞留するが一定時間後排水口27より装置本体3外部に排出されることとなる。排水口27から排出された水は自然下り勾配の排水管7の施工により一般的には排水溝等に導かれるが、装置本体3の設置がサウナ対象室1である浴室の天井裏空間2であるため浴室の天井裏縁にリブ等凸部があることも多く、装置本体3の排水口27に接続する排水管7がサウナ対象室1である浴室の外部の縁に乗り上げ上り勾配になったり、また排水管27を樹脂管等を用いると角部に角度を設けるときにRが大きくなり結果部分的に上り勾配になってしまう等の施工不具合により排水ができなくなる場合がある。また排水管7がスケール等で詰まった場合も同様である。このため貯水部25の一部に溢水検知手段30としてフロートスイッチが備えられている。溢水検知手段30は気流流通路外貯水部29に備えられ、貯水部25の貯水量が一定値以上となると溢水検知手段30が満水を検知し電気的に接続された制御手段9に信号を送り、一方、制御手段9は満水検知の信号を受け給水開閉手段である電磁弁(図示せず)に信号を送り給水弁を閉とし給水を止めることによりノズル21からの噴射を停止させるとともにリモコン(図示せず)に信号を送り異常である信号を表示する。溢水検知手段30は気流流通路外貯水部29に備えられているため貯水された水の水面は空気流による波立ち等なく、精度の高い満水検知を行うことができる。一方、貯水部25は、一定の水を貯水しているため循環送風手段12により送気され水破砕手段23で微細化された水滴は一部が貯水面に接触して気液分離手段24に導かれることとなる。貯水部25の貯水表面に接触した空気は、乾燥空気の場合は湿度成分を授与し加湿空気として気液分離手段24に送られ、また大粒水滴を含んだ加湿空気の場合は大粒水滴が水面と接触することにより貯水部25に吸収されるため、気液分離手段24に侵入する加湿空気流は大粒水滴がある程度除去された加湿空気として送り込まれることとなる。
気液分離手段24を通過した加湿空気は微細水滴のみを含んだ加湿空気となり、吹出口17よりサウナ対象室1に送気されるが、送風空気自体が電気加熱ヒーター19で高温となっているため吹出口17からの微細な水滴は結露を抑制した状態でサウナ対象室1内に拡散されることとなり、微細な状態なままサウナ対象室1である浴室内部に広がるため使用者に水滴によるわずらわしさを与えることのない空間となるサウナ対象室1を提供できるので、サウナ対象室1内での読書が可能となり、サウナ対象室1の利用範囲を広げることができ、また水破砕手段23による水の衝突で水を微細化することにより、レナード効果により負イオンを多く含んだ空気をサウナ対象室1内に送風することができる。
一方、図6で示すように、屈曲部33を連続的な曲線でつなぐことなく、直線的な線でつなぐことによりファンモーターより発生する騒音を屈曲部33上部の壁面に衝突させ吹出側と反対側に反射することにより遮音されやすくまた、曲面に吸音材を貼る場合、吸音材の弾力により剥がれ易く、スペースを確保する事が困難であるが、直線的な面にすることにより遮音効果のある吸音材34を張るスペースを確保やしやすい。
(実施の形態2)
実施の形態1と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
図6に示すように、加湿空気は屈曲部33の上部壁面もしくは上部壁面上の吸音材34と衝突することにより水分を壁面に吸着することにより水分を除去し、屈曲部により除去した水の垂れる方向と吹出し方向を変える、また壁面もしくは吸音材34に衝突したのエネルギーにより水滴を細分に分離する。
(実施の形態3)
実施の形態1および2と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1および2と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
図7に示すように屈曲部33の外側外周にリブ35を設け、加湿空気は屈曲部33の上部壁面と衝突することにより水分を壁面に吸着し水分を除去する。壁面に吸着した水分は壁面を伝わり屈曲部33のリブ35に達したのち風路の外側に落ちる。そして水分が除去された空気は屈曲部33で方向を変え吹出される。また、図8のように外側外周のリブ36を溝構造にした場合、前述と同様壁面に吸着した水分は壁面を伝わりリブ35の端面より落ち、その水滴は水滴回収溝37に入り溝内で自然乾燥する、もしくは溝を沿って風路外に流れ落ちる構造とする。
(実施の形態4)
実施の形態1、2および3と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1、2および3と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
図9に示すように屈曲部33と屈曲部38のように屈曲部を2度設け、風路を略S字形状にすることにより、ファンモーターより発生する騒音を最初の屈曲部33上部の壁面に衝突させ吹出し側と反対側に反射することにより遮音し、さらに、屈曲部33を通過した騒音は屈曲部38下部の壁面に衝突することにより、同様に騒音を吹出し口と反対側に反射させ遮音効果を得る。
また、加湿空気は屈曲部33の上部壁面と衝突することにより水分を壁面に吸着することにより水分を除去し、屈曲部により除去した水の垂れる方向と吹出し方向を変える、さらに屈曲部33を通過した加湿空気は屈曲部38下部壁面と衝突することにより、水分を壁面に吸着させ水分を除去し吹出し方向を変える。また、壁面に衝突したエネルギーにより水滴を細分に分離する。
(実施の形態5)
実施の形態1、2、3および4と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1、2、3および4と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
図10、図11は実施形態5の斜視図、図12は実施形態の三面図を示す。
図10、図11、図12に示すように風向板39は左右長手方に軸を持ち片軸は風路内の穴に、もう片方の軸はステッピングモーター40の軸と同心円状に固定しリモコン操作により任意に可変風向板の片軸を支えるステッピングモーター40を回転させることにより加湿空気の吹出し方向を可変する。そして、その翼形状は外側翼42と内側翼43の2枚で構成され、また2枚の翼形状を支えるリブ41は中央部をストレートにそして左右に進むに従って緩やかにRが小さくなる、そして翼形状を通過する風はそのRに沿うことにより左右に広がる、また内側翼43の短手を外側翼42にたいし1/3以下にすることにより、内側翼43に衝突し損失する圧力を緩和し外側翼42に沿う風量と吹出し風速を確保する。
(実施の形態6)
実施の形態1、2、3、4および5と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
実施の形態1、2、3、4および5と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
図13、図15は実施形態6の側面図、正面図、図14は図13の断面A−Aを示す。
吹出し口までの内部風路は実施の形態1で説明した制御手段9や溢水検地手段30のスペース確保により長手方向に対して制限されるがしかし吹出し開口近傍では制御手段や溢水検地スペースが不要になる。そこで吹出口17を開口部近傍でそれまでの風路形状から長手方向に対し拡張し開口部を広げる、そして拡張した開口スペースに可変風向板44を格納する、可変風向板44には実施の形態5で説明した、外側翼42、内側翼43の2枚と2枚の翼形状を支えるリブ41を備えそのリブは中央部をストレートにそして左右に進むに従って緩やかにRが小さくなる。内側翼43は開口拡張前の開口長手寸法に、外側翼形状は拡張後の開口長手寸法にそれぞれ合わせ、そして風路上流より吹出された風はリブ41に沿い左右に広がりながら外側翼42に沿って浴室空間に吹出され、吹出し方向に対し垂直方向の温度湿度分布を良化する。
また、吹出口17の長手方向の開口部拡張を可能にすることにより、開口を広く取った吸込開口45の長手寸法の延長線上に吹出口17の長手寸法を重ねることが可能になりデザイン性を良化する。
(実施の形態7)
図16、図17は実施形態7の斜視図を示す。
図16、図17は実施形態7の斜視図を示す。
実施の形態1、2、3、4,5および6と同じ部分は同じ番号で示し、詳細な説明は省略する。
内側翼43の端面に角度をもったウイング46を備えウイング46は可変時に吹出し開口部内側を狭小することを可能にする、それによりの吹出口17の送風面積はウイング46が掛ることにより変化し風速の強弱変化を可能にする。例えばウイングが図17の様に屈曲部の延長線上に重なる様に調整することにより風路内の摩擦抵抗を減少し風速が増す、そしてウイング46上を沿った風の流れは外側翼42に衝突し外側翼42に沿って浴室空間に吹出される。浴室の洗い場中央を目標としたときの可変風向板44の可変位置に対して上述のようにウイングが屈曲部の延長線上になるように設計することにより、床面到達確保の風速を備えることもできるとともに浴室内の温湿度分布も特に浴室内の上下方向に対し良化する。
最寒の北海道の地区では冬の暖房時には必ず加湿をする必要があることから暖房装置と加湿装置を一体に設けた空気調和装置の用途にも適用でき、また、温度制御・湿度制御が可能であるので動植物の育成・保存にも適用できる。
1 サウナ対象室
8 加熱加湿手段
9 制御手段
10 換気手段
12 循環送風手段
13 加熱手段
14 加湿手段
19 電気加熱ヒーター
20 加湿部循環風路
21 ノズル
22 噴射水衝突面
23 水破砕手段
24 気液分離手段
25 貯水部
26 ノズル供給配管
27 排水口
29 気流流通路外貯水部
30 溢水検知手段
31 吸水用穴
32 穴閉塞手段
33 屈曲部
34 吸音材
35 リブ
36 リブ
37 水滴回収溝
38 屈曲部
39 風向板
40 ステッピングモーター
41 リブ
42 外側翼
43 内側翼
44 可変風向板
45 吸込開口
46 ウイング
8 加熱加湿手段
9 制御手段
10 換気手段
12 循環送風手段
13 加熱手段
14 加湿手段
19 電気加熱ヒーター
20 加湿部循環風路
21 ノズル
22 噴射水衝突面
23 水破砕手段
24 気液分離手段
25 貯水部
26 ノズル供給配管
27 排水口
29 気流流通路外貯水部
30 溢水検知手段
31 吸水用穴
32 穴閉塞手段
33 屈曲部
34 吸音材
35 リブ
36 リブ
37 水滴回収溝
38 屈曲部
39 風向板
40 ステッピングモーター
41 リブ
42 外側翼
43 内側翼
44 可変風向板
45 吸込開口
46 ウイング
Claims (9)
- 空気を加熱加湿する加熱加湿手段と、サウナ対象室内の空気を排出する換気手段と、前記加熱加湿手段と前記換気手段を制御する制御手段を備え、前記加熱加湿手段は前記サウナ対象室の空気を循環する送風手段を介し空気を加熱する加熱手段を通過後、空気を加湿する加湿手段を経てサウナ対象室に吹きだす構成であって、前記加湿手段通過後の吹出し風路を屈曲する屈曲部を設けることを特徴とするサウナ装置。
- 吹出し風路を形成する風路壁の屈曲部が連続しないことを特徴とする請求項1記載のサウナ装置。
- 屈曲部を、直線的な線でつなぐことを特徴とする請求項1または2記載のサウナ装置。
- 屈曲部に、吸音材を貼ることを特徴とする請求項3記載のサウナ装置。
- 屈曲部に、水滴回収手段を設けたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のサウナ装置。
- 加湿手段通過後の吹出し風路を、略S字形状とすることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のサウナ装置。
- 吹出し風路通過後の略逆S字形状の後縁に、可変風向板を設けることを特徴とする請求項6記載のサウナ装置。
- 可変風向板を、吹出し風路に対しワイド形状にしたことを特徴とする請求項7記載のサウナ装置。
- 可変風向板に、ウイングを設けることを特徴とする請求項7または8記載のサウナ装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007012308A JP2008180411A (ja) | 2007-01-23 | 2007-01-23 | サウナ装置 |
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