JP2008180237A - クランクシャフトの支持構造 - Google Patents

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昌俊 深町
Shuji Hirayama
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Abstract

【課題】簡単な構造でクランク打音や打痕等の発生を防止できるクランクシャフトの支持構造を提供する。
【解決手段】クランクシャフト11の軸部と、鉄製のブッシュ66が一体的に鋳込まれたアルミニウム合金製のクランクケース5との間に、内輪110と外輪120及びこれら内・外輪の間に複数の転動体130とからなるベアリング32が嵌め込まれて構成されるクランクシャフトの支持構造において、ベアリングの外輪120を、内周に転動体の軌道面が形成された鉄製の内側リング121と、内側リング121の外周に一体的に結合されたアルミニウム製の外側リング122とから構成する。
【選択図】図3

Description

本発明は、クランクシャフトを回転自在に支持するクランクシャフトの支持構造に関する。
シリンダ内を摺動するピストンの直線運動を回転運動に変換するクランクシャフトは、ベアリングを介してクランクケースに回転自在に支持される。ベアリングの外輪を保持すハウジングは、燃焼爆発に対する耐衝撃性及びベアリング外輪との摺接に対する耐摩耗性を向上させるため、アルミニウム製のクランクケースに鉄製のブッシュが一体的に鋳込まれて構成される。
ここで、アルミニウムと鉄とは線膨張係数(各々αAl、αFeと表記する)が異なり、鉄製のブッシュが鋳込まれたハウジングの内径は、エンジン温が上昇した熱間時にアルミニウムと鉄の中間の線膨張係数(αHと表記する)で拡径する。一方、ベアリングは内・外輪及び転動体(ボールやローラ等)がいずれも鉄製であることから鉄の線膨張係数αFeで拡径する。これらの線膨張率の関係はαAl>αH>αFeである。このため、熱間時にハウジングの内周とベアリングの外周との間に隙間が生じ、クランク打音や打痕が発生するという課題があった。このような課題に対し、鋳鉄製のブッシュの内側に鋼鉄製のスリーブを圧入固定してハウジングを形成し、これによりクランク打音の発生等を抑制したクランクシャフトの支持構造が開示されている(例えば、特許文献1を参照)。
特開2003−184648号公報
しかしながら、上記のようなクランクシャフトの支持構造では、ハウジングの拡径を若干抑制することができるものの、比較的大型部品であるクランクケースにスリーブを圧入する工程が必要となり、生産工程が複雑化するという課題や、コストが増大するという課題がある。また、依然としてベアリングとハウジングの線膨張係数に差があるため、熱間時に両者の間にクリアランスが生じるという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、簡単な構造でクランク打音や打痕等の発生を防止できるクランクシャフトの支持構造を提供することを目的とする。
上記課題を解決して目的を達成するため、本発明は、クランクシャフトの軸部と、鉄製のブッシュが一体的に鋳込まれたアルミニウム合金製のクランクケースとの間に、内輪と外輪及びこれら内・外輪の間に複数の転動体(例えば、実施形態におけるボール130)が設けられてなるベアリングが嵌め込まれて構成されるクランクシャフトの支持構造に関するものである。そのうえで、本発明に係るクランクシャフトの支持構造は、上記外輪が、内周に転動体の軌道面が形成された鉄製の内側リングと、この内側リングの外周に一体的に結合されたアルミニウム製の外側リングとから構成される。ここで、「一体的に結合する」とは、内側リングと外側リングとを隙間無く一体の部材に形成することをいい、例えば内側リングの外周にアルミニウムを鋳込んで内・外リングを形成し、内側リングの外周に外側リングを圧入または焼きばめし(内側リングを圧入または冷やしばめし)、あるいは内側リングの外周に外側リングをロー付けする等により一体の部材に形成する。
請求項2に係る本発明は、上記外側リングが、内側リングの外周にアルミニウムを鋳込んで一体的に結合される。
請求項3に係る本発明は、上記外側リングが、内側リングの外周に圧入されて一体的に結合される。
請求項4に係る本発明は、前記内側リングにおけるクランクシャフトが延びる方向の少なくとも一端側に、外側リングの外径と同一径のつば部を設けて構成される。
請求項5に係る本発明は、前記内側リングの外周と外側リングの内周との接合部に凹凸を設けて構成される。なお凹凸の形態は、内側リングと外側リングの結合方法に応じて軸方向に延びる凹凸、周方向に延びる凹凸、綾目状の凹凸等を用いることができる。
請求項6に係る本発明は、前記外側リングに、防振部材を装着して構成される。
ベアリングの外輪を、内周に転動体の軌道面が形成された鉄製の内側リングと、内側リングの外周に一体的に結合されたアルミニウム製の外側リングとからなる2層構造とした構成によれば、熱間時におけるベアリング外径の拡大を、同様にアルミニウムと鉄の2層構造であるハウジング内径の拡大と同程度にすることができ、これにより隙間の発生を抑止することができる。つまり、ベアリング側の線膨張係数とハウジング側の線膨張係数の差を小さくすることができるので、熱間時におけるベアリング外径の拡大をハウジング内径の拡大と同程度にすることができる。また、ベアリングとハウジングの締め代を不要にできるため、ベアリングを組付けやすくすることができる。
なお、外側リングが内側リングの外周にアルミニウムを鋳込んで一体的に結合される構成によれば、ベアリング外輪の線膨張係数(αBと表記する)がアルミニウムと鉄の中間値となり、同様に線膨張係数αHがアルミニウムと鉄の中間値であるハウジングと略同一の値αB≒αHとなる。このため、熱間時におけるベアリング外径の拡大とハウジング内径の拡大とが略同一となり、熱間時における両者の隙間を冷間時と同じ状態、すなわち隙間がない状態に維持することができる。
また、外側リングが内側リングの外周に圧入されて一体的に結合される構成によれば、アルミニウム製の外側リングと鉄製の内側リングとは各々の線膨張係数αAl,αFeに応じて拡径する。しかしながら、内・外リング間の拡径差が圧入時における締め代の範囲内では両者間に隙間が生じることなく結合した状態が保持されることに加えて、アルミニウムの線膨張係数αAlを有する外側リングは、これより小さい線膨張係数αHのハウジング内に位置するため自由膨張が規制され拡径が制限される。このため、エンジン温が上昇した熱間時でもベアリング外周とハウジング内径との間に隙間が生じることがない。
内側リングの少なくとも一側端に外側リングと同一外径のつば部を設けた構成によれば、内側リングと外側リングとの結合時(例えば前記した鋳込み、圧入、焼きばめ及び冷やしばめ、溶着等の工程)において、内側リングから外方に突出するつば部が軸方向の位置決め基準となり、外側リングを適正位置に容易に結合させることができる。また、外輪の外周面の一部が鉄製となるため、外輪の摩耗を抑制しベアリングの耐摩耗性を向上させることができる。
なお、内側リングの外周と外側リングの内周との接合部に凹凸を設けた構成によれば、内側リングと外側リングとの結合強度(密着性)を高めることができる。
また、外側リングに防振部材を装着した構成によれば、クランク軸からクランクケースに伝わる振動を低減することができ、クランクケースから放射されるノイズを低減することができる。
従って、本発明によれば、比較的小型の部材であるベアリングの外輪を2層化した簡単な構造でクランク打音や打痕等の発生を防止できるクランクシャフトの支持構造を提供することができる。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照して説明する。まず、図1および図2を用いて、本発明に係るクランクシャフトの支持構造が適用されるパワーユニット1の構成について説明する。このパワーユニット1は自動二輪車に用いられるものである。なお、以降の説明においては、図2に示す矢印Fの方向を前方とし、矢印Uの方向を上方とする。
パワーユニット1は、シリンダヘッドカバー2、シリンダヘッド3、シリンダブロック4、クランクケース5、クランクケースカバー6、及びギアケース7等を備えて構成される。シリンダブロック4には、前後方向に円筒状に延びるシリンダスリーブ8が鋳込まれており、このシリンダスリーブ8に囲まれてシリンダ室8aが形成される。シリンダ室8aには、ピストン9がシリンダスリーブ8の軸方向に摺動自在に配設され、コンロッド10及びクランクピン12を介してクランクケース5に回転自在に支持されたクランクシャフト11に接続されている。なお、クランクシャフト11は、左クランクシャフト半体11Lと右クランクシャフト半体11Rとからなり、クランクピン12により連結されている。
シリンダスリーブ8、シリンダヘッド3、及び、ピストン9で形成される燃焼室13には、シリンダヘッド3に形成された吸気口14及び排気口15を介して、それぞれ、吸気ポート16及び排気ポート17が連通している。そして、吸気バルブ18及び排気バルブ19は、一端が弁軸に取り付けられてリテーナに支持され、他端がシリンダヘッド3に支持されるバルブスプリング20,21により、それぞれ吸気口14及び排気口15を常時閉じる方向に付勢されている。
さらに、シリンダヘッド3には、吸気バルブ18及び排気バルブ19を開閉作動させるためのカムシャフト22が左右方向に延びて回転自在に支持されており、このカムシャフト22に結合されたカム従動スプロケット23と、クランクシャフト11(左クランクシャフト半体11L)に結合されたカム駆動スプロケット24とにタイミングチェーン25が巻き掛けられている。そのため、クランクシャフト11の回転に合わせてカムシャフト22が回転し、このカムシャフト22に形成されたカム26,27が、それぞれロッカーアーム28,29の一端側を前方に押圧することにより、これらのロッカーアーム28,29の他端側が後方に揺動して吸気バルブ18及び排気バルブ19を押し出し、吸気口14及び排気口15を開閉する。
吸気ポート16には、スロットルバルブを有するスロットルボディ30が連通して取り付けられており、図示しないエアクリーナで清浄な状態にされて流れ込む空気の量が調整され、燃料と混合されて吸気ポート16から吸気口14を介して燃焼室13に供給される。そして、この混合気がピストン9で圧縮された後、シリンダヘッド3に取り付けられた点火プラグ31で点火されて燃焼し、ピストン9およびコンロッド10を介してクランクシャフト11を回転させるエネルギーとなり、その後、排気ガスとして排気口15から排気ポート17を介して外部に排出される。
クランクシャフト11は、それぞれ軸部とウェブとからなる左右のクランクシャフト半体11L,11Rの各ウェブをクランクピン12で連結接続して一体に構成されており、各ウェッブから左右に延びる軸部が左右のベアリング32,33を介してクランクケース5に回転自在に支持されている。クランクケース5の左側部は、後方に延びて形成されており、その左側側面にクランクケースカバー6が取り付けられてクランクケース5及びクランクケースカバー6で囲まれた変速機室34が形成され、ここに変速装置35が格納されている。変速機室34の後部にはクランクケース5及びクランクケースカバー6にベアリングを介してカウンタシャフト36が取り付けられクランクシャフト11と平行に延びて回転自在に支持されている。
変速装置35は、変速機室34内に延びるクランクシャフト11(左クランクシャフト半体11L)に取り付けられてクランクシャフトと一体回転するドライブプーリ37、カウンタシャフト36の略中央部に取り付けられてこのカウンタシャフト36に対して相対回転可能なドリブンプーリ38、カウンタシャフト36の左端部に取り付けられ、ドリブンプーリ38とカウンタシャフト36とを係脱するクラッチ39、及び、ドライブプーリ37とドリブンプーリ38とに巻き掛けられてドライブプーリ37の回転をドリブンプーリ38に伝達するVベルト40から構成される。
ドライブプーリ37は、クランクシャフト11の左側軸端部に固定された固定プーリ半体37aと、この固定プーリ半体37aに対して軸方向に相対移動可能に取り付けられ固定プーリ半体37aと一体回転可能な可動プーリ半体37bとから構成され、Vベルト40は、これらの固定及び可動プーリ半体37a,37bのプーリ面間に形成されるV字状のプーリ溝に挟持される。一方、ドリブンプーリ38は、カウンタシャフト36に相対回転可能に取り付けられた固定プーリ半体38aと、この固定プーリ半体38aに対して軸方向に相対移動可能に取り付けられて固定プーリ半体38aと一体回転可能な可動プーリ半体38bとから構成され、Vベルト40は、これらの固定及び可動プーリ半体38a,38bのプーリ面間に形成されるV字状のプーリ溝に挟持される。
ドライブプーリ37を構成する可動プーリ半体37bの右側に位置して、可動プーリ半体37bの背面と対向するようにランププレート41がクランクシャフト11上に固定されており、この可動プーリ半体37bとランププレート41とに囲まれてウェイトローラ空間42が形成され、この空間内に複数のウェイトローラ43が格納されている。ウェイトローラ空間42は、クランクシャフト11から外周方向に離れる程、左右方向の幅が狭くなるように形成されている。また、ドリブンプーリ38を構成する可動プーリ半体38bはクラッチ39と並んで配設されており、この可動プーリ半体38bとクラッチ39との間には、可動プーリ半体38bを固定プーリ半体38aに向けて付勢するバネ44が配設されている。
このように構成された変速装置35では、クランクシャフト11が回転駆動するとドライブプーリ37が回転し、この回転がVベルト40を介してドリブンプーリ38に伝達され、さらに、クラッチ39を介してカウンタシャフト36が回転駆動される。このとき、クランクシャフト11の回転速度に応じてウェイトローラ43に作用する遠心力の大きさが変化し、この遠心力の大きさに応じてウェイトローラ43がドライブプーリ37の可動プーリ半体37bを左方に移動させ、これにより、Vベルト40のドライブプーリ37に対する巻き掛け半径が変化する。一方、ドリブンプーリ38の可動プーリ半体38bは、Vベルト40の張力及びバネ44の付勢力が釣り合うように左右方向に摺動する。例えば、ドライブプーリ37側の巻き掛け半径が大径方向に変化してVベルト40の張力が増大すると、この張力とバネ44の付勢力とが釣り合うように可動プーリ半体38bが左方に移動し、Vベルト40のドリブンプーリ38に対する巻き掛け半径が小さくなる。従って変速装置35では、クランクシャフト11の回転速度に応じて、Vベルト40の両プーリ37,38に対する巻き掛け半径を連続的に変化させることにより、変速比を無段階に(連続的に)変化させることができる。
クランクケース5の後部には、このケースの後部右側面を覆うギアケース7が取り付けられており、クランクケース5の後部及びギアケース7で囲まれてギア室45が形成されている。クランクケース5及びクランクケースカバー6に支持されたカウンタシャフト35の右端部はギア室45内に延びて配設されている。また、カウンタシャフト36の後方には、このカウンタシャフト36と平行に配置され、クランクケース5及びギヤケース7に回転自在に支持されたアイドルシャフト46、及び、さらに後方に、カウンタシャフト36と平行に配置され、クランクケース5及びギヤケース7に回転自在に保持された後輪シャフト(ファイナルシャフト)47が設けられている。
そして、これらのカウンタシャフト36、アイドルシャフト46、及び、後輪シャフト47に減速ギア列48が配設されており、カウンタシャフト36の回転は、この減速ギア列48により後輪シャフト47に伝達され、後輪シャフト47に取り付けられた後輪(図示せず)が回転駆動される。なお、ギヤケース7には、後輪の回転を制動するためのドラムブレーキ49が設けられている。また、クランクシャフト11の左側側方にキック始動機構50が設けられている。
一方、クランクシャフト11における右クランクシャフト半体11Rの軸部は、右ベアリング33を介してクランクケース5に支持されているが、この右ベアリング33の右側に隣接してオイルポンプ駆動ギア51が結合されており、これと噛合するオイルポンプ従動ギヤ52を介してオイルポンプ53が回転駆動される。
オイルポンプ駆動ギア51の右側では、発電機54を構成するステータ55がクランクケース5にボルト締結され、このステータ55の外周部を囲むように発電機54のロータ56がクランクシャフト11に固定されている。このため、クランクシャフト11が回転駆動すると、ステータ55の周りをロータ56が回転し、これにより発電機54が発電する。クランクシャフト11とクランクケース5との間にはオイルシール61が設けられており、クランク室5a内の潤滑油が発電機54側に流出しないようになっている。
クランクシャフト11の右端部に遠心式の冷却ファン57が取り付けられている。この冷却ファン57を含むパワーユニット1の右側部分は、エンジンカバー(シュラウド)58により覆われるとともに、冷却ファン57の中心部に対向して空気取入れ口59が開口形成されている。このため、クランクシャフト11が回転駆動して冷却ファン57が回転されると、空気取入れ口59からエンジンカバー58内に外気が取り入れられ、エンジンカーバ58で囲まれた冷却風通路58aを通ってシリンダヘッド3やシリンダブロック4の周囲を流れてパワーユニット1の各部が冷却されるようになっている。
さて、以上のように構成されるパワーユニット1におけるクランクシャフト11の支持構造について、図3及び図4を併せて参照しながら説明する。前述したように、クランクシャフト11は、左右のベアリング32,33を介してクランクケース5に支持されている。ここで、クランクケース5は、左右のクランクシャフト半体11L,11Rの中間を通りクランクシャフト11の回転軸線と直交する面で左右に分割される分割ケースであり、左右の分割ケース5L,5Rに、クランク室5aを形成する左側壁部62及び右側壁部63がそれぞれ設けられ、左側壁部62に左ベアリング32を嵌合支持する左ベアリングハウジング64、右側壁部63に右ベアリング33を嵌合支持する右ベアリングハウジング65が形成されている。
これらの左右のベアリングハウジング64,65は、アルミ合金製であるクランクケース5(分割ケース5L,5R)のダイキャスト時に、予め別途製作した鉄製のブッシュ66,67が鋳込まれて一体に結合されたうえ、クランクケース5の機械加工時に他の各部とともにハウジング内周部が切削及び研削加工されて所定の形状寸法に形成される。
ベアリング32,33は、ともに内輪と外輪及びこれら内・外輪の間に複数の転動体が設けられてなるベアリングであり、外輪を除く他の構成要素は一般的なボールベアリングと同様である。また左右のベアリング32,33は、呼び番号、すなわち軸受の内外径の寸法サイズ等を除いて基本構成が同様であり、左右のベアリングハウジング64,65についても内径寸法を除いて基本的な構成が同様である。そこで、以降では左ベアリング32を例として、まず第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100(100A,100B)について図4を参照しながら詳細に説明する。
すなわち、左ベアリング32は、クランクシャフト11の軸部(ジャーナル部)に嵌合される内輪110と、左ベアリングハウジング64に嵌合される外輪120と、これら内・外輪の軌道面間に転動可能に配設された複数のボール(転動体)130、及びこれらのボールを周方向に所定の間隔で保持するリテーナ140からなるラジアルボールベアリングであり、内輪110、ボール130及びリテーナ140はいずれも鋼鉄製である。一方、第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100では、外輪120が、内周にボール130の軌道面が形成された鋼鉄製の内側リング121と、この内側リング121の外周を覆って一体的に結合されたアルミニウム合金製の外側リング122とから構成される。
ここで、鋼鉄製の内側リング121の外周にアルミニウム合金製の外側リング122を一体的に結合する手段は、既述したように種々の結合手段があるが、本実施形態における第1実施例のクランクシャフトの支持構造100Aでは、内側リング121の外周にアルミニウム合金を鋳込んで外側リング122を形成する。具体的には、アルミダイキャストの金型に内側リング121を装着して外側リング122をキャスティングし、内側リング及121び外側リング122を一体的に結合したうえで、内外周を研磨加工して所定の形状寸法に仕上げ外輪120を構成する。そしてこのようにして構成された外輪120を組み込んだ左ベアリング32を左ベアリングハウジング64に嵌着し、内輪110にクランクシャフト11を嵌合接続することで、クランクシャフトの支持構造100Aが構成される。
このような構成のクランクシャフトの支持構造100Aでは、左ベアリング32における外輪120の線膨張係数αBが、アルミニウム合金の線膨張係数αAlと、鉄の線膨張係数αFeの中間値となり(αAl>αB>αFe)、アルミニウム合金製のクランクケース5に鉄製のブッシュ66が一体結合された左ベアリングハウジング64の線膨張係数αHと略同一の値αB≒αHとなる。
なお、詳細にはアルミニウム合金の線膨張係数αAlは合金組成によって変化するが、アルミ鋳物(ダイキャスト)の線膨張係数は概ねαAl=21〜23×10-6であり、鉄の線膨張係数は鋳鉄と炭素鋼で若干相違するものの、その値は概ねαFe=10〜11×10-6でありアルミ鋳物の半分程度である。このため、ブッシュ66に鋼材を用い、外側リング122の材質をクランクケース5と同質のアルミ鋳物とした場合には、ベアリング外輪120の線膨張係数αBと左ベアリングハウジング64の線膨張係数αHとが使用温度帯域において殆ど同じ値αB=αHとなり、ブッシュ66に鋳鉄を用いた場合であっても、両者の線膨張係数は実質的にほぼ同一の値αB≒αHとなる。
このため、本実施例のクランクシャフトの支持構造100Aによれば、パワーユニット1の温度が最低使用温度t1から最高使用温度t2までΔt℃上昇したときのハウジング内径φHの変化量Δhと、ベアリング外径φBの変化量Δbとをほぼ同一にすることができ、熱間時におけるハウジング内周とベアリング外周との隙間を冷間時と同じ状態、すなわち隙間が無い締まりばめの状態に維持することができる。なお内側リング121と外側リング122とをロー付けにより一体的に結合した場合にも、同様の作用により同様の効果を得ることができる。
次に、本実施形態における第2実施例のクランクシャフトの支持構造100Bは、鋼鉄製の内側リング121の外側にアルミニウム合金製の外側リング122を圧入固定して内側・外側リング121,122を一体的に結合した外輪120を構成する。ここで、外側リング122の内径は、この外側リング122を圧入固定する常温時のみならず、最高使用温度t2において内側リング121の外径よりも小、すなわちパワーユニット1の使用温度帯域において締め代を有するように設定される。そしてこのようにして一体に結合された外輪120を組み込んだ左ベアリング32を左ベアリングハウジング64に嵌着し、内輪110にクランクシャフト11を嵌合接続することで、クランクシャフトの支持構造100Bが構成される。
このような構成のクランクシャフトの支持構造100Bでは、アルミニウム合金製の外側リング122と、鋼鉄製の内側リング121とは、各部材の材質に基づいた線膨張係数αAl,αFeで各々独立して拡径する。しかしながら、内側リング121及び外側リング122の寸法は、このパワーユニットの最高使用温度t2においても締め代の範囲内であることから、内側リング121と外側リング122との間に隙間が生じることがなく、一体的に結合(嵌合)した状態が保持される。さらに、温度上昇時にアルミニウム合金の線膨張係数αAlで拡径する外側リング122は、これより小さい線膨張係数αHの左ベアリングハウジング64内に位置するため、外径方向への自由膨張が規制され拡径が制限される。このため、エンジン温が上昇した熱間時でも左ベアリング32の外周と左ベアリングハウジング64の内周との間に隙間が生じることがない。なお、内側リング121と外側リング122とを焼きばめまたは冷やしばめにより一体的に結合した場合にも、同様の作用により同様の効果を得ることができる。
次に、第2実施形態のクランクシャフトの支持構造200について、図5を参照して説明する。本実施形態の支持構造200は、前述した第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100とベアリングの外輪の構成のみが異なり、他の部分の構成は同様である。そこで、既述した左ベアリング32と同様の構成部分に同一番号を付して重複説明を省略し、相違点である外輪の構成、及びこの構成に基づく作用を中心として簡潔に説明する。
クランクシャフトの支持構造200における左ベアリング32の外輪220は、内周にボール130の軌道面が形成された鋼鉄製の内側リング221と、この内側リング221の外周に一体的に結合されたアルミニウム合金製の外側リング222とからなり、内側リング221におけるクランクシャフトが延びる方向の一端側(図5における左側端部)に、内側リング221から外径方向に突出して外側リング222の外径と同一径のつば部223を設けて構成される。
ここで、図示するようなつば部223を有する鋼鉄製の内側リング221の外周にアルミニウム合金製の外側リング222を一体的に結合する手段は、上述した第1実施形態の外輪120と同様に種々の結合手段があり、例えば、つば部を形成した内側リング221の外周にアルミニウム合金を鋳込んで外側リング222を形成し、あるいはつば部が形成されていない側端側から内側リング221の外周に外側リング222を圧入等により装着して一体的に結合する。そして外輪220の内外周を研磨加工して所定の形状寸法に仕上げる。なお、外側リング222を圧入固定する場合の内径寸法は、パワーユニットの最高使用温度t2において内側リング221の外径よりも小さく、パワーユニット1の使用温度帯域において締め代を有するように設定される。
このような構成の外輪220を備えたクランクシャフトの支持構造200の基本的な作用は、上記外側リング222の結合形態に応じて、前述した第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100A,100Bと同様であり、同様の効果を得ることができる。
すなわち、内側リング221の外周にアルミニウム合金を鋳込んで外側リング222を形成した構成によれば、外輪220の線膨張係数αBが、アルミニウム合金の線膨張係数αAlと鉄の線膨張係数αFeの中間値となり、左ベアリングハウジング64の線膨張係数αHと略同一の値αB≒αHとなって、熱間時におけるハウジング内周とベアリング外周との隙間を冷間時と同じ状態、すなわち隙間が無い状態に維持することができる。
一方、内側リング221の外周に外側リング222を圧入固定した構成によれば、内側リング221及び外側リング222は、各部材の材質に基づいた線膨張係数αAl,αFeで各々独立して拡径するが、内側リング221及び外側リング222の寸法はパワーユニット1の最高使用温度t2においても締め代の範囲内であることから、内側リング221と外側リング222との間に隙間が生じることがなく一体的な結合状態が保持される。さらに、昇温時に線膨張係数αAlで拡径する外側リング222は、これより小さい線膨張係数αHの左ベアリングハウジング64内に位置するため、外径方向への自由膨張が規制され拡径が制限される。このため、パワーユニットの熱間時でも左ベアリング32の外周と左ベアリングハウジング64の内周との間に隙間が生じることがない。
また、本実施形態のクランクシャフトの支持構造200では、内側リング221の側端部に外側リング222と同一外径のつば部223を設けているため、内側リング221に外側リング222を結合する際(鋳込み、圧入、焼きばめ等の工程)において、つば部223の側端面が軸方向の位置決め基準となり、外側リング223を適正位置に容易に結合させることができる。さらに、外輪220の外周面の一部が鋼鉄製となるため、外輪220の摩耗を抑制し左ベアリング32の耐摩耗性を向上させることができる。なお、外側リング222の結合形態は鋳込みに限定されるが、つば部223を内側リング221の左右両端部に設ける構成としても良い。
次に、第3実施形態のクランクシャフトの支持構造300について、図6を参照して説明する。本実施形態の支持構造300は、既述した第1,第2実施形態のクランクシャフトの支持構造100,200とベアリングの外輪の構成のみが異なり、他の部分の構成は同様である。そこで本実施形態においても、既述した左ベアリング32と同様の構成部分に同一番号を付して重複説明を省略し、相違点である外輪の構成、及びこの構成に基づく作用を中心として簡潔に説明する。
クランクシャフトの支持構造300における左ベアリング32の外輪320は、内周にボール130の軌道面が形成された鋼鉄製の内側リング321と、この内側リング321の外周に一体的に結合されたアルミニウム合金製の外側リング322とからなり、内側リングの外周と外側リングの内周との接合部に凹凸323を設けて構成される。ここで、接合部に設けられる凹凸323は、内側リング321と外側リング322の結合方法に応じて適宜な形状に設定することができ、例えば内側リング321の外周に外側リング322を圧入固定する場合には外側リングの圧入方向である軸方向に延びる凹凸形状に設定し、内側リング321の外周にアルミニウムを鋳込んで外側リング322を形成する場合には、軸方向に延びる凹凸の他、図6に示すように周方向に延びる凹凸や、綾目ローレット状の凹凸形状等に設定することができる。
このような構成の外輪320を備えたクランクシャフトの支持構造300にあっても、その外輪の構成形態から明らかなように、内側リング321に対する外側リング322の結合形態に応じて、既述した第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100A,100Bと同様の作用・効果を得ることができる。
さらに、本実施形態のクランクシャフトの支持構造300では、内側リング321と外側リング322との接合部に凹凸323が設けられているため、内側リング321と外側リング322との結合強度を高めることができ、層間剥離や滑りを防止して長期信頼性が高い支持構造を提供できる。
次に、第4実施形態のクランクシャフトの支持構造400について、図7を参照して説明する。本実施形態の支持構造400は、既述した各実施形態のクランクシャフトの支持構造100,200,300とベアリングの外輪の構成のみが異なり、他の部分の構成は同様である。そこで本実施形態においても、既述した左ベアリング32と同様の構成部分に同一番号を付して重複説明を省略し、相違点である外輪の構成、及びこの構成に基づく作用を中心として簡潔に説明する。
クランクシャフトの支持構造400における左ベアリング32の外輪420は、内周にボール130の軌道面が形成された鋼鉄製の内側リング421と、この内側リング421の外周に一体的に結合されたアルミニウム合金製の外側リング422とからなり、外側リング422に、防振部材425を装着して構成される。外輪420は、例えば、内側リング421の外周にアルミダイキャストにより円盤状の外側リング422を成型する際に、円盤部を軸方向に貫通する防振部材装着孔424を周方向に所定の角度ピッチで複数設けて一体に形成し、この防振部材装着孔424にゴム等の減衰性を有する防振部材425を装着して構成することができる。また、上記防振部材装着孔424を有する外側リング422をアルミダイキャストにより成型し、これを内側リング421の外周に圧入固定して構成することもできる。
このような構成の外輪420を備えたクランクシャフトの支持構造400においても、内側リング421に対する外側リング422の結合形態に応じて、既述した第1実施形態のクランクシャフトの支持構造100A,100Bと同様の作用・効果を得ることができる。さらに、本実施形態のクランクシャフトの支持構造400では、外側リング422に防振部材が装着されているため、クランクシャフト11からクランクケース5に伝わる振動や騒音(特に高周波成分の振動及び騒音)を低減することができ、クランクケース5から外部に放射されるノイズを低減することができる。
以上説明したように、本発明に係る各実施形態のクランクシャフトの支持構造100,200,300,400によれば、比較的小型の部材であるベアリングの外輪を2層化した簡単な構造でクランク打音や打痕等の発生を防止できるクランクシャフトの支持構造を提供することができる。なお、以上では左ベアリング32を例としてクランクシャフトの支持構造の構成を説明したが、右ベアリング33についても左ベアリング32と同様に適用して同様の効果を得ることができるのはもとより、左右のベアリングに対して異なる実施形態の支持構造を組み合わせて適用してもよい。また各実施形態では、ベアリングの例として転動体130がボールである球軸受けを例示したが、転動体がピンないしローラであるころ軸受けであっても同様に適用することができる。
本発明に係るクランクシャフトの支持構造の適用例として示すパワーユニットの平断面図である。 上記パワーユニットの側断面図である。 上記パワーユニットにおけるクランクシャフトの支持部を示す断面図である。 第1実施形態のクランクシャフトの支持構造の要部断面図である。 第2実施形態のクランクシャフトの支持構造におけるベアリングの断面図である。 第3実施形態のクランクシャフトの支持構造におけるベアリングの断面図である。 第4実施形態のクランクシャフトの支持構造におけるベアリングの断面図である。
符号の説明
5 クランクケース
11 クランクシャフト
64 左ベアリングハウジング
65 右ベアリングハウジング
66,67 ブッシュ
100(100A,100B) クランクシャフトの支持構造(第1実施形態)
110 内輪
120 外輪
130 ボール(転動体)
121 内側リング
122 外側リング
200 クランクシャフトの支持構造(第2実施形態)
220 外輪
221 内側リング
222 外側リング
223 つば部
300 クランクシャフトの支持構造(第3実施形態)
320 外輪
321 内側リング
322 外側リング
323 凹凸
400 クランクシャフトの支持構造(第4実施形態)
420 外輪
421 内側リング
422 外側リング
425 防振部材

Claims (6)

  1. クランクシャフトの軸部と、鉄製のブッシュが一体的に鋳込まれたアルミニウム合金製のクランクケースとの間に、内輪と外輪及びこれら内・外輪の間に複数の転動体が設けられてなるベアリングが嵌め込まれて構成されるクランクシャフトの支持構造において、
    前記外輪が、内周に前記転動体の軌道面が形成された鉄製の内側リングと、前記内側リングの外周に一体的に結合されたアルミニウム製の外側リングとからなることを特徴とするクランクシャフトの支持構造。
  2. 前記外側リングは、前記内側リングの外周にアルミニウムを鋳込んで一体的に結合されることを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトの支持構造。
  3. 前記外側リングは、前記内側リングの外周に圧入されて一体的に結合されることを特徴とする請求項1に記載のクランクシャフトの支持構造。
  4. 前記内側リングにおける前記クランクシャフトが延びる方向の少なくとも一端側に、前記外側リングの外径と同一径のつば部を設けたことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のクランクシャフトの支持構造。
  5. 前記内側リングの外周と前記外側リングの内周との接合部に凹凸を設けたことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のクランクシャフトの支持構造。
  6. 前記外側リングに、防振部材を装着したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のクランクシャフトの支持構造。
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