JP2008178211A - 界磁巻線型同期機 - Google Patents

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Abstract

【課題】界磁巻線の遠心力に対するロータへの保持と、界磁巻線のロータへの組付性向上とを図るにあたり、磁気抵抗増大を招くことのない界磁巻線型同期機を提供する。
【解決手段】ロータ20は、ロータコア21と、ロータコア21に一体に形成されるとともにロータコア21の外周面から回転径方向に突出し、ロータコイル22が巻装される複数のコアティース部211と、隣り合うコアティース部211間に配置されるとともに、一端がコアティース部211の突出端部に支持され、他端がロータコア21のうち複数のコアティース部211の間に位置する突起部212に支持され、ロータコイル22が複数のコアティース部211の間から回転径方向外側へ移動することを規制して保持する保持部材213と、を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、界磁巻線型同期機に関するものであり、特に、車両用の発電電動機に用いて好適なものである。
従来より、磁石界磁の代りに電流で界磁を発生させる界磁巻線型の同期機が、特許文献1等にて知られている。この種の界磁巻線型同期機では、ロータに界磁巻線が巻装されていることに起因して、界磁巻線を遠心力に対してロータに保持させる構造、およびロータへの界磁巻線の組付性を良好にする構造が要求される。
これらの要求に対し特許文献1記載の同期機では、図12(A)に示すように、ロータ20Xを、界磁巻線22X(図12(B)参照)を巻き付ける磁気突極部211Xとロータコア21Xとに分離させることで、ロータ20Xへの界磁巻線22Xの組付性向上を図っている。また、磁気突極部211Xに扇形状に張り出した鍔部211Yを形成することで、界磁巻線22Xが遠心力により回転径方向外側にロータ20Xから抜け出ることを防止している。
特開平11−18337号公報
しかしながら、図12に示す上記従来構造では、磁気突極部211Xとロータコア21Xとにロータ20Xを分離させるため、磁気突極部211Xとロータコア21Xとの接合面211Z、21Yに少なからず空隙が存在することとなる。すると、この空隙が、磁気突極部211Xとロータコア21Xとの間における磁気抵抗となるため、磁束量低下による同期機の性能低下を招く。
しかも、この接合面211Z、21Yは磁気突極部211Xの根元に位置するため磁束が集中する箇所であり、僅かな空隙でも大きな性能低下を招く。さらに、磁気突極部211Xが遠心力によりロータコア21Xから抜け出ることを防止するために前記接合面211Z、21Yの部分を楔状に形成しているため、空隙が大きくなりやすい。
そこで、本発明の目的は、界磁巻線の遠心力に対するロータへの保持と、界磁巻線のロータへの組付性向上とを図るにあたり、磁気抵抗増大を招くことのない界磁巻線型同期機を提供することにある。
請求項1記載の発明では、ロータは、ロータコアと、ロータコアに一体に形成されるとともにロータコアの外周面から回転径方向に突出し、界磁巻線が巻装される複数の磁気突極部と、隣り合う磁気突極部間に配置されるとともに、一端が磁気突極部の突出端部に支持され、他端がロータコアのうち複数の磁気突極部の間に位置する支持部に支持され、界磁巻線が複数の磁気突極部の間から回転径方向外側へ移動することを規制して保持する保持部材と、を有する。
これによれば、磁気突極部およびロータコアに端部が支持されている保持部材を有し、この保持部材は、界磁巻線が回転径方向外側へ移動することを規制して保持するので、界磁巻線が遠心力により回転径方向外側にロータから抜け出ることを防止できる。
また、界磁巻線を予めコイル状に巻いておき、そのコイル状の界磁巻線を回転径方向外側から磁気突極部に嵌め込むことにより界磁巻線をロータに組み付けることができる。よって、界磁巻線のロータへの組付性向上を図ることができる。
そして、これらの構造は磁気突極部をロータコアに一体に形成しつつ実現できるため、磁気突極部とロータコアとの間における空隙が存在しなくなる。よって、磁気突極部とロータコアとの間における空隙による磁気抵抗増大を回避でき、磁束量低下による界磁巻線型同期機の性能低下を回避できる。
ここで、隣り合う磁気突極部の間には、磁気突極部に巻装される界磁巻線が隣り合って位置することとなる。そして、これらの隣り合う界磁巻線どうしの間にはデッドスペースが存在する。
これに対し、請求項2記載の発明では、ロータは、ロータコアの外周面から回転径方向に突出する突起部を有し、支持部は突起部の端部に形成されている。よって、上記デッドスペースに突起部が位置することとなるため、デッドスペースを有効活用でき、界磁巻線型同期機の小型化を図ることができる。
請求項3記載の発明では、その突起部が、界磁巻線を冷却する冷媒を流通させる冷媒通路を有する。
そのため、通電により発熱する界磁巻線を冷媒通路を流通する冷媒により冷却できる。また、支持部が突起部としてロータコアの外周面から回転径方向に突出する形状の場合には、突起部の回転径方向両側には界磁巻線が位置することとなる。よって、効率よく界磁巻線を冷却できる。
請求項4記載の発明では、突起部はロータコアと一体に形成されているので、部品点数の低減を図ることができる。
また、請求項5記載の発明では、一体に形成されているロータコアおよび磁気突極部は、ロータの回転軸方向に複数積層される鋼板により構成されている。なお、この構成の他に、ロータコアおよび磁気突極部を、ロータの回転軸方向に延びる形状の一部品により構成してもよい。
請求項6記載の発明では、保持部材は非磁性であるため、磁気突極部からステータに向かう磁束が保持部材から漏れ出てしまうことを防止できる。よって、同期機の性能を向上できる。
また、請求項7記載の発明では、磁気突極部の突出端部およびロータコアの支持部には、ロータの回転軸方向に延びる溝が形成されており、保持部材の一端および他端は溝内に挿入して配置されている。そのため、磁気突極部およびロータコアに保持部材を組み付けるにあたり、保持部材を溝の延出端から溝内に挿入して組み付けるので、その組み付け性を良好にできる。
請求項8記載の発明では、保持部材のうち同一の磁気突極部間に配置されて隣り合う2つの保持部材は、支持部の回転径方向外側に位置する連結部により連結され、連結部とともに一体に形成されている。
そのため、隣り合う2つの保持部材の剛性を連結部により高めることができる。よって、保持部材による界磁巻線の保持力を確実に確保できる。或いは、保持部材の肉厚を薄くできる。
請求項9記載の発明では、ロータは、ロータコアと、ロータコアに一体に形成されるとともにロータコアの外周面から回転径方向に突出し、界磁巻線が巻装される複数の磁気突極部と、隣り合う磁気突極部間に配置されるとともに両端が隣り合う磁気突極部に支持される保持部材と、を備え、保持部材は、界磁巻線が複数の磁気突極部の間から回転径方向外側へ移動することを規制して保持する。
これによれば、磁気突極部に端部が支持されている保持部材を有し、この保持部材は、界磁巻線が回転径方向外側へ移動することを規制して保持するので、界磁巻線が遠心力により回転径方向外側にロータから抜け出ることを防止できる。
また、界磁巻線を予めコイル状に巻いておき、そのコイル状の界磁巻線を回転径方向外側から磁気突極部に嵌め込むことにより界磁巻線をロータに組み付けることができる。よって、界磁巻線のロータへの組付性向上を図ることができる。
そして、これらの構造は磁気突極部をロータコアに一体に形成しつつ実現できるため、磁気突極部とロータコアとの間における空隙が存在しなくなる。よって、磁気突極部とロータコアとの間における空隙による磁気抵抗増大を回避でき、磁束量低下による界磁巻線型同期機の性能低下を回避できる。
請求項10記載の発明では、界磁巻線は、コイル状に巻き回された第1コイル部および第2コイル部を少なくとも有し、第1コイル部および第2コイル部はコイルの軸心方向に積層配置され、かつ、その積層方向はロータコアの回転径方向であり、第1コイル部の内周側端部と第2コイル部の内周側端部とは連続して繋がっている。
ここで、単純に界磁巻線を第1コイル部のみで構成した場合には、第1コイル部の内周側端部をコイル外周側に引き出して外部配線等に結線しなければならないので、内周側端部をコイル外部の部材と接続する構造が複雑になる。
これに対し、請求項10記載の発明によれば、界磁巻線は、図5に例示される如く所謂α巻きの構成となり、第1コイル部および第2コイル部の内周側端部の存在を無くすことができる。よって、コイル端部を外部配線等に結線する構造を簡素にできる。
上述した隣り合う界磁巻線どうしの間に存在するデッドスペースは、回転径方向の外側ほど周方向に大きくなる。この点に鑑み、請求項11記載の発明では、デッドスペースの大きい径方向の外側に位置する第2コイル部のコイル巻数を第1コイル部のコイル巻数よりも多くするので、デッドスペースをより一層有効活用でき、界磁巻線型同期機の小型化を図ることができる。
請求項12記載の発明では、第1コイル部、第2コイル部、第3コイル部および第4コイル部をコイルの軸心方向に順に積層配置しているので、図5(D)に例示される如く、前述した第1コイル部および第2コイル部によるα巻線と、第3コイル部および第4コイル部によるα巻線とを2段に重ねた構成となる。
これによれば、4つのコイル部の巻数をそれぞれ異なる巻数にして、界磁巻線全体の外形形状をデッドスペースの形状に合った形状にできる。よって、上述のデッドスペースをさらに一層有効活用でき、界磁巻線型同期機の小型化を図ることができる。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態に係る電機子巻線給電方式の界磁巻線型同期機を、図1〜図7に基づいて説明する。
本第1実施形態では、界磁巻線型同期機を、車両用の発電電動機に適用させている。なお、前記車両として本第1実施形態では、バッテリおよびエンジンを走行駆動力とするハイブリッド車、バッテリ駆動型の電気自動車、燃料電池車等を対象としている。
図2は界磁巻線型同期機(以下、単に発電電動機と呼ぶ)を示す断面図であり、発電電動機は、ステータコア11を有するステータ10、ステータコア11に巻装されたステータコイル12(電機子巻線)、ロータコア21を有するロータ20、ロータコア21に巻装されたロータコイル22(界磁巻線)、ロータシャフト23、フレーム31、32、位置センサ33等を備えて構成されている。
そして、ステータ10はフレーム31、32に固定されて収容されている。ロータ20はフレーム31、32に回転可能に支持されている。また、位置センサ33は、ロータシャフト23に固定されて周方向に一定ピッチで磁気突極が形成された磁性輪板の外周面に対面して配置されて、上記磁気突極の通過を検出することにより、ロータ20の回転位置を検出する。
上記構成による界磁巻線型同期機は、インバータ41、コントローラ42、電源43および昇圧回路44により制御されて駆動する。インバータ41は、位置センサ33とコントローラ42から出力された信号に基づいて、昇圧回路44により昇圧された直流電源30の電圧をステータコイル12に引加する。ステータコイル12は3相の巻線を有しており、ステータコイル12から所望の回転磁界が発生するように、前記3相の巻線にインバータ41は電圧を引加する。
ステータ10及びロータ20の径方向断面を図3に示し、図3の詳細を図1に示す。ステータコイル12は3相の相巻線を有し、コントローラ42は、回転位置センサ33から得られたロータ20の回転位置に対応した電機子電流をステータコイル12に通電するべくインバータ41を断続制御する。図1に示す如く、ロータコア21は、一対の界磁極をなすコアティース部211(磁気突極部)を複数有しており、ロータコイル22は、コアティース部211に界磁束を形成するべくその回りにロの字状に巻装されている。
上記構成による界磁巻線型同期機の回路を図4に示す。三相のインバータ41は、合計3つの上アーム素子411と合計3つの下アーム素子411とをもち、各アーム素子411はそれぞれ絶縁ゲート型バイポーラトランジスタ(IGBT)411aおよびフライホイルダイオード411bにより構成されている。もちろん、各アーム素子411をMOS電界効果型トランジスタ等、他のトランジスタに代替してもよい。ロータコイル22に誘導された交流電圧は、ダイオード24により半波整流され、一対のコアティース部211の一方をN極に、他方をS極に励磁する。なお、半波整流された交流電圧は平滑コンデンサ26により平滑されて脈動低減される。因みに、平滑コンデンサ412は、電源30側の交流電圧を平滑するためのものである。
更に、本第1実施形態では、インバータ41は、ロータコイル22に上記交流電圧を誘起するために、特別の交流電流(ロータ励磁用電流)をステータコイル12に通電する。したがって、ステータコイル12に流れる電機子電流は、トルク発生用の電流成分である同期電流とロータ励磁用電流との和となる。
ロータ励磁用電流は同期電流(基本波電流)である電機子電流の周波数に比べて高い周波数とされ、例えばパルス状の波形とされる。このロータ励磁用電流をステータコイル12に通電することにより形成された交流磁界は、ロータコイル22と鎖交しロータコイル22に交流電圧を発生させる。ロータコイル22はダイオード24を介して短絡されているために、ロータコイル22には一方向へのみ電流が流れてロータコア21を所定方向へ励磁してロータコア21に一対の界磁極を形成する。すなわち、界磁束は、ステータコイル12へのロータ励磁用電流の通電と、ロータコイル22の電流の整流により形成される。
次に、本第1実施形態の要部であるロータ20の構造について、図1を用いて説明する。
ロータ20は、円筒形状のロータコア21と、ロータコア21の外周面から回転径方向に突出する複数のコアティース部211とを備えている。コアティース部211の突出端面は、ステータコア11のティース端面に対向しており、コアティース部211およびステータコア11の両端面の間にて磁気回路が形成される。そして、コアティース部211およびステータコア11を通る磁束と鎖交する様に、コアティース部211の回りにはロータコイル22がロの字状に巻装されている。
隣り合うコアティース部211の間には2つのロータコイル22が隣り合うこととなる。そして、これらの隣り合うロータコイル22の中間部分には、ロータコア21の外周面から回転径方向に突出する突起部212が位置する。突起部212、コアティース部211およびロータコア21は一体に形成されており、ロータ20の回転軸方向に複数積層される鋼板により構成されている。
コアティース部211および突起部212には保持部材213が取り付けられている。より具体的に説明すると、コアティース部211の突出端部には、保持部材213の一端が係合する溝211aが形成されており、突起部212の突出端部には、保持部材213の他端が係合する溝212aが形成されている。
また、これらの溝211a、212aは、ロータ20の回転軸方向(図1の紙面垂直方向)に延びる形状であり、保持部材213の一端および他端は溝211a、212aの延出端から溝211a、212a内に挿入して配置されている。そのため、コアティース部211およびロータコア21に保持部材213を組み付けるにあたり、その組み付け性を良好にできる。
なお、突起部212のうち溝212aを形成する部分は、特許請求の範囲に記載の「支持部」に相当する。
保持部材213は、ロータコイル22の外側に沿って周方向に延びる形状である。そして、ロータコイル22は、ロータコア21の外周面上にてコアティース部211と突起部212との間に位置するが、このように配置されたロータコイル22がコアティース部211と突起部212との間から回転径方向外側へ遠心力で抜け出てしまうことを、保持部材213により規制されている。
また、保持部材213の材質は非磁性である。そのため、コアティース部211およびステータコア11を通る磁束が、保持部材213から漏れ出てしまうことを防止できる。よって、発電電動機の性能を向上できる。
突起部212の根元部分には、ロータ20の回転軸方向(図1の紙面垂直方向)に延びる形状の冷媒通路212bが形成されている。この冷媒通路212bに冷媒を循環させることにより、通電により発熱するロータコイル22を冷却する。そして、突起部212の回転径方向両側にはロータコイル22が隣接して配置されているので、ロータコイル22を効率よく冷却できる。
図5(A)は、ロータコイル22単体を示す斜視図であり、ロータコイル22には以下に説明するα巻線が採用されている。ロータコイル22は、コイル状に巻き回された内側コイル部221(第1コイル部)および外側コイル部222(第2コイル部)を有し、両コイル部221、222はコイルの軸心方向(図5(A)中の矢印Aの方向)に積層配置され、かつ、積層方向Aはロータコア21の回転径方向である。そのため、ロータコイル22をコアティース部211に組み付けるにあたり、コアティース部211に対して積層方向Aにロータコイル22を挿入する事で容易に組み付けることができる。
図5(B)は、図5(A)のB矢視図であり外側コイル部222のみを示す斜視図であり、図5(C)は図5(A)のC矢視図である。このように、内側コイル部221の内周側端部221aおよび外側コイル部222の内周側端部222aは連続して繋がっている。また、内側コイル部221の外周側端部221bおよび外側コイル部222の外周側端部222bは、両コイル部221、222の外側に向けて引き出され、外部配線等に結線される引出線を構成している。
上記構造のα巻線によれば、巻き始めである外側コイル部222の外周側端部222bと、巻き終りである内側コイル部221の外周側端部221bが同方向(図5(A)の上方)に引き出せる。よって、ロータコイル22を外部配線等に結線する構造を簡素にできる。また、上記構造のα巻線によれば、巻線を平角線にできるので、巻線の占積率が高い。よって、発電電動機の性能を向上できる。
以上により、本第1実施形態によれば、コアティース部211およびロータコア21に端部が係合して支持される保持部材213を有する。そしてこの保持部材213は、ロータコイル22が遠心力で回転径方向外側に移動することを規制して保持するので、ロータコイル22がロータ20から抜け出ることを防止できる。
また、ロータコイル22を予めコイル状に巻いておき、そのコイル状のロータコイル22を回転径方向外側からコアティース部211に嵌め込むことによりロータコイル22をロータ20に組み付けることができる。よって、ロータコイル22のロータ20への組付性向上を図ることができる。
そして、これらの構造はコアティース部211をロータコア21に一体に形成しつつ実現できるため、コアティース部211とロータコア21との間における空隙が存在しなくなる。よって、コアティース部211とロータコア21との間における空隙による磁気抵抗増大を回避でき、磁束量低下による発電電動機の性能低下を回避できる。
ところで、本第1実施形態に係る磁気突極部としてのコアティース部211は、図12に示す従来構造に係る鍔部211Yを有していない。この構造上の違いに起因して磁束量に違いが生じ、ひいては発電電動機の性能に違いが生じるか否かを、本願の発明者は以下の試験により確認した。すなわち、鍔部211Yを有していない図6(A)に示す発電電動機と、鍔部211Yを有する図6(B)に示す発電電動機と、図6(B)よりも大きい鍔部211Yを有する図6(C)に示す発電電動機との3つについて性能比較を行った。
その結果、図7に示す如く、鍔部211Yを有していない本第1実施形態に係る発電電動機の出力が最も高トルクであり、鍔部211Yが大きいほど出力が低下することが分かった。このように、本第1実施形態によれば、磁気突極部211に備えられていた鍔部211Yを廃止でき、その結果、発電電動機の出力を向上できる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態に係る発電電動機を、図5(D)に基づいて説明する。
上記第1実施形態では、ロータコイル22を内側コイル部221および外側コイル部222の2層による1組のα巻線で構成しているのに対し、本第2実施形態では、第3コイル部223および第4コイル部224を追加して4層による2組のα巻線で構成している。
具体的には、内側コイル部221の内周側端部221aおよび外側コイル部222の内周側端部222aは連続して繋がっているとともに、第3コイル部223の内周側端部223aおよび第4コイル部224の内周側端部224aは連続して繋がっている。また、外側コイル部222の外周側端部222bと第3コイル部223の外周側端部223bとは連続して繋がっている。そして、内側コイル部221の外周側端部221bおよび第4コイル部224の外周側端部224bは、両コイル部221、224の外側に向けて引き出され、外部配線等に結線される引出線を構成している。
(第3実施形態)
本発明の第3実施形態に係る発電電動機を、図8に基づいて説明する。
上記第1実施形態では、内側コイル部221のコイル巻数と外側コイル部222のコイル巻数とを同じに構成しているのに対し、本第2実施形態では、外側コイル部222のコイル巻数が内側コイル部221のコイル巻数よりも多くなるように構成している。そのため、外側コイル部222の回転径方向寸法は内側コイル部221回転径方向寸法よりも大きくなっている。
ここで、隣り合うロータコイル22どうしの間にはデッドスペースが存在するが、このデッドスペースは回転径方向の外側ほど周方向に大きくなる。この点に鑑み、本第3実施形態によれば、デッドスペースの大きい径方向の外側に位置する外側コイル部222の回転径方向寸法が大きくなっているので、上記デッドスペースを有効活用でき、発電電動機の小型化を図ることができる。
また、上記第2実施形態に係る4層のコイル部221、222、223、224について、本第3実施形態の如く巻数をそれぞれ異なる巻数にして、ロータコイル22全体の外形形状をデッドスペースの形状に合った形状にできる。よって、前記デッドスペースをさらに一層有効活用でき、発電電動機の小型化を図ることができる。また、各々のコイル部221、222、223、224について、巻数の他にターン数や各種寸法を異なるようにして、より一層のデッドスペース有効活用を図るようにしてもよい。
(第4実施形態)
本発明の第4実施形態に係る発電電動機を、図9に基づいて説明する。
上記第1〜第3実施形態では、複数の保持部材213がそれぞれ別体に形成されているのに対し、本第4実施形態では、保持部材213のうち同一のコアティース部211間に配置されて隣り合う2つの保持部材213は、連結部213aにより連結されている。そして、これらの隣り合う2つの保持部材213は、連結部213aとともに、樹脂等の非磁性体にて一体に形成されている
連結部213aは、突起部212の回転径方向外側に位置し、周方向に延びる形状である。
この構成によれば、隣り合う2つの保持部材213の剛性を連結部213aにより高めることができる。よって、保持部材213によるロータコイル22の保持力を確実に確保できる。或いは、保持部材213の肉厚を薄くできる。
(第5実施形態)
本発明の第5実施形態に係る発電電動機を、図10に基づいて説明する。
図10に示す隣り合う2つの保持部材213は、上記第4実施形態と同様にして連結部213aとともに一体に形成され、当該一体に形成された保持部材213の両端部は、コアティース部211の溝211aへそれぞれ係合している。そして、一体に形成された保持部材213は、突起部212の溝212aへの係合が廃止されており、突起部212には溝212aが形成されていない。
この構成によれば、保持部材213および突起部212の形状を簡素にできる。
なお、上記第4実施形態では、冷媒通路212bを内側コイル部221に対向する部分にのみ形成しているが、本第5実施形態では、溝212aを廃止したことにともない、冷媒通路212bを外側コイル部222に対向する部分にも形成している。
(第6実施形態)
本発明の第6実施形態に係る発電電動機を、図11に基づいて説明する。
上記各実施形態では、ロータコイル22を1本の巻線で構成しているが、本第6実施形態では、ロータコイル22を2本の巻線P、Qで構成している。
これらの巻線P、Qは、互いに隣接して並行に巻き回されており、内側コイル部221および外側コイル部222をそれぞれ有している。換言すれば、上記各実施形態に係るロータコイル22を構成する1本の巻線を2分割して2本の巻線P、Qにしたものが本第6実施形態に係るロータコイル22の形状である。
(他の実施形態)
上記各実施形態では、ロータコア21およびコアティース部211は、ロータ20の回転軸方向に複数積層される鋼板により構成されているが、本発明の実施にあたり、積層構造を廃止して、ロータコア21およびコアティース部211を、ロータ20の回転軸方向に延びる形状の一部品により構成してもよい。
また、上記各実施形態では、突起部212の端部に溝212aと形成することにより特許請求の範囲に記載の「支持部」を構成しているが、本発明の実施にあたり、突起部212を廃止して、ロータコア21の外周面に溝部を直接形成して、ロータコア21のうち溝部が形成されている部分を支持部として構成してもよい。
ただし、突起部212の端部を支持部として構成すれば、保持部材213の長手方向を短くする事ができる。よって、ロータコイル22の遠心力を支持するにあたり、保持部材213の応力を小さくできる。また、突起部212の端部を支持部として構成すれば、隣り合うロータコイル22の間に存在するデッドスペースに突起部212が位置することとなるため、デッドスペースを有効活用でき、発電電動機の小型化を図ることができる。
このように、本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の実施形態に適用可能であり、例えば、上記各実施形態の特徴的構造をそれぞれ任意に組み合わせるようにしてもよい。
本発明の第1実施形態に係る発電電動機を示す断面図。 第1実施形態に係る発電電動機を示す断面図。 第1実施形態に係る発電電動機の径方向断面図。 第1実施形態に係る発電電動機の回路図。 (A)は図1のロータコイル単体を示す斜視図、(B)は(A)のB矢視図、(C)は(A)のC矢視図、(D)は、本発明の第2実施形態に係るロータコイル単体を示す図。 第1実施形態に係る発電電動機の出力と、従来構造に係る発電電動機の出力とを比較するための試験に関し、その試験に用いた発電電動機を示す模式図。 図6の発電電動機による試験結果を示す図。 本発明の第3実施形態に係る発電電動機を示す断面図。 本発明の第4実施形態に係る発電電動機を示す断面図。 本発明の第5実施形態に係る発電電動機を示す断面図。 (A)は、本発明の第6実施形態に係るロータコイル単体を示す斜視図、(B)は(A)のB矢視図。 従来の発電電動機を示す図。
符号の説明
10:ステータ、11:ステータコア、12:ステータコイル(電機子巻線)、20:ロータ、21:ロータコア、22:ロータコイル(界磁巻線)、211:コアティース部(磁気突極部)、212:突起部(支持部)、212b:冷媒通路、213:保持部材、221:内側コイル部(第1コイル部)、222:外側コイル部(第2コイル部)、223:コイル部、224:コイル部

Claims (13)

  1. 電機子巻線が巻装されたステータおよび界磁巻線が巻装されたロータを備える界磁巻線型同期機において、
    前記ロータは、
    ロータコアと、
    前記ロータコアに一体に形成されるとともに前記ロータコアの外周面から回転径方向に突出し、前記界磁巻線が巻装される複数の磁気突極部と、
    隣り合う前記磁気突極部間に配置されるとともに、一端が前記磁気突極部の突出端部に支持され、他端が前記ロータコアのうち前記複数の磁気突極部の間に位置する支持部に支持され、前記界磁巻線が前記複数の磁気突極部の間から回転径方向外側へ移動することを規制して保持する保持部材と、
    を有することを特徴とする界磁巻線型同期機。
  2. 前記ロータは、前記ロータコアの外周面から回転径方向に突出する突起部を有し、
    前記支持部は前記突起部の端部に形成されている請求項1記載の界磁巻線型同期機。
  3. 前記突起部は、前記界磁巻線を冷却する冷媒を流通させる冷媒通路を有する請求項2記載の界磁巻線型同期機。
  4. 前記突起部は前記ロータコアと一体に形成されている請求項2または3記載の界磁巻線型同期機。
  5. 一体に形成されている前記ロータコアおよび前記磁気突極部は、前記ロータの回転軸方向に複数積層される鋼板により構成されている請求項1から4のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
  6. 前記保持部材は非磁性である請求項1から5のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
  7. 前記磁気突極部の前記突出端部および前記ロータコアの前記支持部には、前記ロータの回転軸方向に延びる溝が形成されており、
    前記保持部材の一端および他端は前記溝内に挿入して配置されている請求項1から6のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
  8. 前記保持部材のうち同一の前記磁気突極部間に配置されて隣り合う2つの保持部材は、前記支持部の回転径方向外側に位置する連結部により連結され、前記連結部とともに一体に形成されている請求項1から7のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
  9. 電機子巻線が巻装されたステータおよび界磁巻線が巻装されたロータを備える界磁巻線型同期機において、
    前記ロータは、
    ロータコアと、
    前記ロータコアに一体に形成されるとともに前記ロータコアの外周面から回転径方向に突出し、前記界磁巻線が巻装される複数の磁気突極部と、
    隣り合う前記磁気突極部間に配置される保持部材と、
    を備え、
    前記保持部材の一端は、前記隣り合う磁気突極部のうち一方の磁気突極部の突出端部に支持され、
    前記保持部材の他端は、前記隣り合う磁気突極部のうち他方の磁気突極部の突出端部に支持され、
    前記保持部材は、前記界磁巻線が前記複数の磁気突極部の間から回転径方向外側へ移動することを規制して保持することを特徴とする界磁巻線型同期機。
  10. 前記界磁巻線は、コイル状に巻き回された第1コイル部と、前記第1コイル部に対して前記ロータコアの回転径方向外側に位置する第2コイル部を少なくとも有し、
    前記第1コイル部および前記第2コイル部はコイルの軸心方向に積層配置され、かつ、前記積層方向は前記ロータコアの回転径方向であり、
    前記第1コイル部の内周側端部と前記第2コイル部の内周側端部とは連続して繋がっている請求項1から9のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
  11. 前記第2コイル部のコイル巻数は、前記第1コイル部のコイル巻数よりも多い請求項10記載の界磁巻線型同期機。
  12. 前記界磁巻線は、コイル状に巻き回された第3コイル部および第4コイル部を有し、
    前記第1コイル部、前記第2コイル部、前記第3コイル部および前記第4コイル部は、コイルの軸心方向に順に積層配置され、
    前記第3コイル部の内周側端部と前記第4コイル部の内周側端部とは連続して繋がっており、かつ、前記第2コイル部の外周側端部と前記第3コイル部の外周側端部とは連続して繋がっている請求項10または11記載の界磁巻線型同期機。
  13. 前記界磁巻線は、互いに隣接して並行に巻き回された複数本の巻線により構成され、
    当該複数本の巻線はそれぞれ、前記第1コイル部および前記第2コイル部を有している請求項10から12のいずれか一項記載の界磁巻線型同期機。
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