JP2008177974A - 表示装置 - Google Patents

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Junji Onishi
純司 大西
Hisaya Hara
久弥 原
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Abstract

【課題】この発明は、表示装置に関し、複数画面を分割表示する場合における画面切替処理と、出力音声の切替処理とを独立して実行することを課題とする。
【解決手段】1または複数の画面を表示する表示部と、表示部に表示させる画面の数を選択する表示選択部と、複数の画面を表示部に表示した場合に画面内に表示される映像の切替操作が可能な画面を選択する操作画面選択部と、音声出力部と、音声出力部に出力させる音声に対応した画面を選択する音声選択部と、音声選択部によって選択された画面に表示されている映像に対応した音声を音声出力部に与える音声制御部とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図1

Description

この発明は、PBP(Picture By Picture)機能を有する表示装置に関し、特に、複数画面表示をしたときの画面の切替制御と音声の切替制御が別々に可能な表示装置に関する。
従来、テレビ放送を受信しテレビ番組を表示する表示装置の中には、PBP機能を有する表示装置がすでに販売されている。PBP機能とは、1つの表示装置に、2つ以上のテレビ番組の画面を同時に表示する機能である。2画面を同時に表示するためには、たとえばリモコンの「2画面表示」ボタンを押す。2画面表示ボタンが押されると、表示装置に2つの画面が同時に表示され、それぞれの画面で異なるテレビ番組を見ることができる。このとき、通常、ボタンが押される前に見ていたテレビ番組の音声がスピーカから出力される。
図14に、従来のPBP表示機能を持つ表示装置の表示画面と出力音声の説明図を示す。
図14では、1つの表示画面に、画面Aと画面Bを同時に表示している状態を示している。また、画面Aが操作可能な画面として選択されており、画面Aについて、リモコンによるチャネルの変更が可能な状態であることを示している。さらに、画面Aに表示されているテレビ番組の音声が出力されている。このとき、画面Bのチャネルの切り替えはできず、画面Bに表示しているテレビ番組の音声は出力されない。
この状態でリモコンでチャネルの変更操作を行った場合、画面Bの表示はそのままで、画面Aの表示映像と出力音声とが同時に切り替えられる。すなわち、画面Aが選択されている状態(操作可能モード)でリモコンのチャネル変更操作を行うと、画面Aの表示内容と音声が同時に連動して切り替えられる。
図15に、従来において、画面Bが操作可能な画面に選択されている場合の説明図を示す。
たとえば、リモコンの「選択画面の切替」ボタンを押したとすると、操作対象の画面が、画面Aから画面Bへ切り替えられる。これにより、画面Bが操作可能な状態となる。このとき、画面Bが操作可能な状態となると同時に、出力音声も切り替えられ、画面Bに表示されているテレビ番組の音声がスピーカから出力される。
また、画面Bが操作可能なモードとなっている場合、チャネルの切り替え操作をすると、画面Bの表示内容と出力音声が同時に切り替えられる。
さらに、画面Bの操作可能モードのときに、「選択画面の切替」ボタンを押すと、画面Aの操作可能モードに切り替えられ、画面Aに表示されている映像に対応した音声が出力されることになる。
しかし、上記のような従来の表示切替方式では、操作対象画面の切替と同時に出力音声も切り替えられてしまうことになるので、出力音声を切り替えたくない場合には対応できない。
たとえば、画面Aに表示されているテレビ番組の音声を聞いた状態のままで、画面Bの表示チャネルを切り替えることはできない。すなわち、画面Aのテレビ番組の表示も音声も継続して視聴したい場合において、もう一つの画面Bで、映像を見ながら他に見たいテレビ番組がないか探したい場合があっても、「選択画面の切替」ボタンを押して画面Bを操作対象画面に選択した時点で、出力音声が画面Bの表示番組の音声に切り替わってしまう。したがって、2画面を表示している状態で、画面Aに表示されている映像の音声を継続して聞きたいというユーザのニーズに答えられない場合があった。
そこで、この発明は、以上のような事情を考慮してなされたものであり、PBP機能を有する表示装置において、出力音声の切替と、表示されている複数の画面の選択切替とが別々に可能な表示装置を提供することを課題とする。
この発明は、1または複数の画面を表示する表示部と、表示部に表示させる画面の数を選択する表示選択部と、複数の画面を表示部に表示した場合に画面内に表示される映像の切替操作が可能な画面を選択する操作画面選択部と、音声出力部と、音声出力部に出力させる音声に対応した画面を選択する音声選択部と、音声選択部によって選択された画面に表示されている映像に対応した音声を音声出力部に与える音声制御部とを備えたことを特徴とする表示装置を提供するものである。
これによれば、音声選択部によって選択された画面に対応した音声を、音声制御部が音声出力部から出力する音声にするので、操作画面選択部によって選択された操作可能な画面とは関係なく、ユーザの意思で出力すべき音声を決定することができる。
また、この発明は、前記操作画面選択部による画面選択と、前記音声選択部による画面選択とが、独立して行われることを特徴とする。
さらに、前記表示選択部によって選択される画面の数が2であり、表示部に2つの画面が同時に表示されている場合、前記音声制御部が、前記2つの画面のうち前記音声選択部によって選択された一方の画面に表示される映像に対応した音声を、音声出力部へ与えることを特徴とする。
また、前記表示部に複数の画面を表示させる場合、いずれか一つの画面内に表示させる映像を切り替える指示を与えるチャネル選択部と、前記表示選択部によって選択された数の画面を表示部に表示させ、前記チャネル選択部によって与えられた切替指示に基づいて、前記操作画面選択部によって選択された画面に表示される映像を切り替える表示制御部とをさらに備えることを特徴とする。
また、この発明は、前記音声出力部が2つのスピーカを備え、前記表示部に2画面を表示させる場合、前記音声選択部が、前記第1および第2のスピーカに出力すべき音声に対応した第1および第2の画面をそれぞれ選択し、前記音声制御部が、音声選択部によって選択された前記第1および第2の画面に表示されている映像に対応した音声を、それぞれ対応する第1のスピーカおよび第2のスピーカに与えることを特徴とする。
さらに、表示部の画面に表示される映像に対応する音声が、左音声と右音声からなるステレオ音声である場合に、前記音声制御部は、前記第1のスピーカに、音声選択部によって選択された第1の画面に表示されている映像に対応する左音声を与え、前記第2のスピーカには、音声選択部によって選択された第2の画面に表示されている映像に対応する右音声を与えることを特徴とする。
これによれば、音声選択部によって選択された第1および第2の画面に表示されている映像に対応した音声を、2つのスピーカ(第1および第2のスピーカ)にそれぞれ与えるので、2つのスピーカから出力される音声を、独立してユーザの意図するものに切り替えることができ、たとえば、2つのスピーカから、異なる画面の音声をそれぞれ出力することができる。
さらに、この発明は、前記表示部にM個(M≧2)の画面を表示し、前記音声出力部がN個(N≧2)のスピーカからなる場合、前記音声選択部が、第i番目(i=1,2,…N)のスピーカに出力すべき音声に対応した第k画面(k=1,2,…M)を選択し、前記音声制御部が、音声選択部によって選択された第k画面に表示されている映像に対応した音声を、前記第i番目のスピーカに与えることを特徴とする。
この発明によれば、音声選択部を設けて出力させたい音声に対応した画面を選択し、その選択画面に表示されている映像に対応した音声を出力するようにしているので、操作画面選択部によって選択された画面とは関係なく、ユーザの意思によって出力すべき音声を決定することができ、音声切替に関するユーザの操作性を向上させることができる。
したがって、操作画面選択部によって選択されていない画面に表示されている映像に対応した音声を、出力することもできる。
以下、図面を使用して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の実施例の記載によって、この発明が限定されるものではない。
<表示装置の構成>
図1に、この発明の表示装置の一実施例の構成ブロック図を示す。
この発明の表示装置は、主として、入力部1,要求選択部2,制御部3,映像受信部4,表示部5,音声出力部6,記憶部7とを備える。
入力部1は、ユーザが自らの意思で表示部5に表示される映像や、音声出力部6から出力される音声を選択するための入力をする部分である。たとえば、多数の入力ボタンを有し、入力ボタンを押すことにより赤外線等の無線信号を出力するリモコンが、入力部に相当する。
入力部1は、種々の情報を入力するボタンから構成されるが、この発明に特に関係するものとしては、表示切替要求部11,画面操作切替要求部12,チャネル切替要求部13,音声切替要求部14がある。
表示切替要求部11は、表示部5に表示する映像を1画面とするか又は複数の画面とするかを設定入力する部分である。
たとえば、1画面の映像が表示部5に表示されている状態で、ユーザが表示切替要求部11に対応したボタンを一度押すと、複数の画面が表示部5に表示される。2画面表示がされている状態で、表示切替要求部11を押すと、1画面表示に戻る。複数の画面とは、2以上であればよく、特に限定するものではない。
たとえば、2つの異なるチャネルの映像を同時に表示することができる場合には、表示部5を左右に2分割して、左側の画面Aと右側の画面Bに、それぞれの異なるチャネルの映像を表示する。4つのチャネルの映像を同時に表示することが可能な表示装置の場合には、表示部5を4分割して、4つの画面にそれぞれ異なるチャネルの映像を表示する。
以下の実施例では、複数の画面表示の例として、表示部5に2つの画面を同時に表示することのできる2画面分割表示機能を持つ表示装置について説明する。
すなわち、以下の実施例では、表示部5に分割表示可能な画面の数は原則として2であるが、その画面の数がn(>2)の場合にも適用できる。
画面操作切替要求部12は、2画面表示をしている状態において、どちらの画面について入力操作を行うかを設定入力する部分である。
初期状態において2画面のうち左側の画面Aの入力操作が可能であるとした場合、画面操作切替要求部12を1度押すと、右側の画面Bの入力操作が可能となり、左側の画面Aの入力操作ができなくなる。もう一度画面操作要求部12を押すと、左側の画面Aの入力操作が可能となり、右側の画面Bの入力操作ができなくなる。
ここで、入力操作とはたとえば、チャネル切替要求部13による表示映像のチャネルの切替,音量の変更,画質の変更,入力切替などを意味する。
したがって、右側の画面Bの入力操作が可能な状態では、左側の画面Aに表示されている映像はそのままの状態で、ユーザがチャネル切替要求部13を操作することにより、右側の画面Bに表示される映像を切り替えることができる。現在、どちらの画面が入力操作可能な状態であるかを、ユーザに知らせるために、表示部5の中に、選択された操作画面の表示(たとえば、「左画面選択中」または「右画面選択中」)をしてもよい。
チャネル切替要求部13は、受信可能な映像の中から1つの映像を選択する部分であり、いわゆるテレビ番組のチャネルを切り替える部分である。たとえば、1から12までの数字ボタンや、チャネルの順次切り替えボタンが、これに相当する。
表示部5に1画面表示をしている場合は、その表示画面の映像が切り替えられるが、2画面表示をしている場合は、画面操作切替要求部12によって選択された側の画面の映像が切り替えられる。
音声切替要求部14は、2画面表示をしている場合に、音声出力部6から出力される音声を選択する部分である。たとえば、表示切替要求部11によって2画面表示にされた直後の初期状態では、1画面表示をしていたときに表示されていた映像に対応した音声をそのまま出力する。この初期状態のときに、音声切替要求部14を1度押すと、もう一方の画面に表示されている映像に対応した音声を出力するようにする。
また、もう一度音声切替要求部14を押すと、もとの映像に対応した音声の出力に戻る。
以上が、この発明に特に関係する入力部1であるが、これに限るものではなく、これらの他に音量変更ボタン,入力切替ボタン,電源ON/OFFボタン,タイマーボタンなどを備えてもよい。
要求選択部2は、主として、上記した各切替要求部に対応して、表示や音声等を選択する部分であり、表示選択部21,操作画面選択部22,チャネル選択部23,音声選択部24を備える。これらの選択部は、CPU,ROM,RAM,I/Oコントローラ,タイマー等からなるマイクロコンピュータにより実現される。また、これらの選択部の各機能は、ROMやRAMに格納されたプログラムに基づいて、CPUが各種ハードウェアを動作させることにより実現される。
表示選択部21は、表示部5に表示される画面を1画面とするか、あるいは、2画面とするかを決定する部分である。
ここで、現在の表示画面の数を示すフラグをFD1とする。このフラグFD1の値によって、表示部5に表示する画面を1画面とするか、2画面とするかを決定する。たとえば、FD1=1のとき、現在1画面表示をしていることを示し、FD1=2のとき2画面表示をしていることを示す。FD1=1となっている場合に、表示切替要求部11からの2画面表示要求の入力があれば、フラグFD1を“2”として、表示部5に2画面表示をするために、表示制御部31に対してFD1=2を転送する。表示制御部31は、FD1=2を確認すると、表示部5に2つの画面を同時に表示させる。
また、FD1=2の状態で、1画面表示への表示切替要求があれば、FD1=1に変更して、フラグFD1を表示制御部31へ与え、表示部5の表示を1画面表示に切りかえる。
操作画面選択部22は、2画面表示をしている場合において、どちらの画面の入力操作を有効にするかを決定する部分である。ここで、現在の入力操作が可能な画面を示すフラグをGSELとする。GSELの値によって、画面Aを入力操作可能画面とするか、画面Bを入力操作可能画面とするかを決定する。
たとえば、GSEL=Aの場合、左の画面Aの入力操作が可能であることを意味する。また、GSEL=Bの場合、右側の画面Bの入力操作が可能であることを意味する。GSEL=Aの状態で、画面操作切替要求部12の入力があったとすると、フラグGSELを“B”に変更し、GSEL=Bを表示制御部31へ与え、画面Bを入力操作可能な画面とすることを伝える。
チャネル選択部23は、チャネル切替要求部13からの入力に従って、表示部5に表示すべき映像を決定する部分である。チャネル切替要求部13によって入力されたチャネルの番号を示すフラグをFCHとする。たとえば、チャネルが1から12まであるとすると、フラグFCHとしては、1から12までのいずれかの数値が設定される。設定したチャネルのフラグFCHは表示制御部31へ与えられる。
音声選択部24は、2画面表示をしている場合において、音声出力部6に出力させる音声に対応した画面を選択する部分であり、言いかえれば、どちらの画面の音声を出力すべきかを決定する部分である。ここで、出力すべき画面を示すフラグを、VSELとする。たとえば、VSEL=Aの場合、画面Aが選択されており、左側の画面Aに表示されている映像に対応する音声を出力することを意味する。また、VSEL=Bの場合、画面Bが選択されており、右側の画面Bに表示されている映像に対応する音声を出力することを意味する。
VSEL=Aの状態で、音声切替要求部14からの入力があった場合、フラグVSELをBに変更し、出力する音声に対応した画面を画面Bに設定する。フラグVSELの値は、音声制御部32に与えられる。
この発明では、上記のような4つの選択部(21〜24)を備えるが、それぞれの選択内容に対して、4つのフラグが存在する。4つのフラグは、記憶部7に記憶される。また、フラグVSELやGSELが、1ビットのデータとして記憶される場合は、たとえば画面Aに対して0、画面Bに対して1が記憶される。記憶部7は、たとえば、フラッシュメモリ,RAM,ハードディスクなどを用いることができる。記憶部7は、これらのフラグの他、表示制御や音声制御に必要な種々の情報を記憶する。
映像受信部4は、多数の放送局から送信されてくるテレビ番組(ch1〜12)を受信する部分であり、たとえば、テレビアンテナ,チューナが相当する。
また、ケーブルテレビやDVDプレーヤなどの映像を出力して表示部5にその映像を表示させることが可能な機器も、映像受信部4に相当する。映像受信部4によって受信された情報は、制御部3へ送られる。ここで受信される情報は、映像と音声に分離され、映像は表示制御部31によって処理され、音声は音声制御部32によって処理される。
制御部3は、要求選択部2から与えられる各フラグの値に基づいて、映像受信部4から取得可能な映像と音声を選択して、表示部5および音声出力部6から出力する部分である。
制御部3は主として、表示制御部31と、音声制御部32とからなる。制御部3も、マイクロコンピュータにより実現され、記憶部7に記憶されるプログラムに基づいて、その機能が実現される。
表示制御部31は、映像受信部4から与えられた映像のうち、要求選択部2によって選択された情報によって特定される映像を、表示部5へ与える部分である。たとえば、1画面表示の場合は、表示選択部21から与えられるフラグFD1はFD1=1であり、チャネル選択部23から与えられるフラグFCHの値に対応する映像を選択して、表示部5へ送る。
また、2画面表示の場合は、FD1=2であり、画面Aに対して選択されたチャネルの映像と、画面Bに対して選択されたチャネルの映像とが、表示部5へ送られる。
また、表示制御部31によって選択された映像に対応する音声は、音声制御部32へ与えられる。たとえば、1画面表示をする場合は、表示部5に表示される1つの映像に対応する音声が、音声制御部32へ送られる。
また、2画面表示をする場合、画面Aと画面Bに表示すべき映像に対応する音声がともに音声制御部32へ与えられる。たとえば、画面Aに表示する映像がチャネル2である場合、チャネル2の映像に対応した音声Vaが与えられ、画面Bに表示する映像がチャネル10である場合、チャネル10の映像に対応した音声Vbが与えられる。
音声制御部32は、表示制御部31から与えられた音声を音声出力部6へ与える部分である。1画面表示をする場合は1つの音声のみが表示制御部31から与えられるので、その与えられた音声をそのまま音声出力部6へ送る。
一方、2画面表示をする場合は、たとえば一方の画面Aに表示される映像に対応した音声Vaを、音声出力部6へ与える。
2画面表示の場合、2つの画面(A,B)に表示される映像のうち、どちらの映像に対応する音声(VaまたはVb)を出力するかは、音声選択部24から与えられるフラグVSELによって決定される。たとえば、VSEL=Aであれば、画面Aに表示される映像に対応する音声Vaが出力され、VSEL=Bであれば、画面Bに表示される映像に対応する音声Vbが出力される。この出力音声の出力のバリエーションについては、後述する。
表示部5は、いわゆるモニタテレビであり、CRT,LCD,PDPなど種々の表示パネルを用いることができる。
音声出力部6は、音声を出力する機器(スピーカ)であり、モノラル音声またはステレオ音声を出力することができるように1または複数のスピーカから構成される。出力される音声は、音声制御部32によって選択された音声である。
ステレオ音声を出力する場合は、少なくとも2つのスピーカが用いられる。この場合、両方のスピーカから、たとえば画面Aに対応する音声のみを出力してもよいが、一方のスピーカから画面Aに対応した音声を出力し、他方のスピーカから画面Bに対応した音声を出力してもよい。
この発明では、表示制御部31によって、表示部5に表示される映像が選択され、音声制御部32によって、音声出力部6から出力される音声が選択される。映像の選択は、要求選択部2の3つのフラグ(FD1,GSEL,FCH)の値に基づいて行われる。音声の選択は、これらの3つのフラグも関係するが、主として、音声選択部24から与えられるフラグVSELの値に基づいて行われる。
すなわち、この発明では、表示部5に表示される映像の選択切替と、スピーカ6から出力される音声の選択切替とは、ユーザの切替要求に基づいて独立して行われる。
したがって、後述するように、この発明では、2画面表示をしている場合において、入力操作画面を切替えても、音声の出力を現在のままとすることができる。また、2画面を見ている状態で、一方の画面の音声を開いたまま、他方の画面の映像のチャネルを切り替えることもできる。すなわち、2画面に表示される映像の切替操作に関係なく、出力する音声を、ユーザの意思で選択することができる。
<この発明の画面表示と音声出力の制御:第1実施例>
以下に、この発明における画面表示の制御と、音声出力の制御の第1実施例について、説明する。ここでも、1画面表示と、2画面表示の切り替えについて説明するが、表示部5に3画面以上の分割表示をする場合も、同様の考え方で、画面と音声の切替をすることが可能である。
図2に、この発明の画面表示制御と、音声出力制御のフローチャートの一実施例を示す。ここでは、2画面表示をする場合、スピーカからはどちらの一方の表示画面に対応する音声のみが出力されるものとする。すなわち、音声切替要求部14からの入力に基づいて、画面Aに対応する音声Vaを出力するか、あるいは、画面Bに対応する音声Vbを出力する。
前提として、表示装置の電源がON状態とされ、初期設定状態の映像と音声が出力されているものとする。
図2のステップS1において、2画面表示要求の入力があるか否か、チェックする。ここでは、表示選択部21が、表示切替要求部11から入力があるか否かをチェックする。
表示切替要求部11が、1つのボタンであり、押すたびに1画面か又は2画面かの選択が順次切替えるものである場合は、そのボタンが押されると現在のフラグFD1の値と異なる値に変更する。
また、1画面選択用ボタンと、2画面選択用ボタンとが別々に設けられている場合は、どちらのボタンが押されたかをチェックする。
ステップS1において、2画面表示を要求する入力があった場合には、ステップS2へ進み、そうでない場合は、ステップS3へ進む。
ステップS3では、1画面表示処理をする。ここでは、表示制御部31と音声制御部32が、現在選択されているチャネル(FCH)に相当する映像と音声を、それぞれ、表示部5とスピーカ6へ出力する。
ステップS2において、表示制御部31が、2画面表示処理をする。また、電源をONした後はじめて2画面表示をする場合は、予め定められた初期状態となるように表示処理を行う。あるいは、記憶部7にフラグの設定値が記憶されている場合は、その設定値を読み出してそのフラグの値に基づいた表示処理を行う。
たとえば、2画面表示処理では、次のような処理を行う。
1画面表示をしていたときの表示映像のチャネル(FCH)を記憶し、そのチャネルを画面Aのチャネル番号とする。表示部5の画面Aに相当する領域に、記憶したチャネルの映像を出力する。
画面Bに表示する映像のチャネルを初期設定する。たとえば、画面Aに表示される映像と同じチャネルに設定してもよい。
また、前回2画面表示をしていたときの画面Bに表示されていた最後の映像のチャネル(FCH)を記憶しておき、この記録チャネルを読み出して、画面Bの表示チャネルに設定してもよい。このように設定されたチャネルの映像を選択して、表示部5の画面Bに相当する領域に出力する。
記憶部7に記憶されているGSELを読み出し、GSEL=Aの場合、画面Aを操作可能画面とする。また、GSEL=Bの場合は、画面Bを操作可能画面とする。
さらに、記憶部7に記憶されているVSELを読み出し、VSEL=Aの場合、音声制御部32は、画面Aに表示する映像に対応する音声Vaをスピーカ6から出力させる。
VSEL=Bの場合は、画面Bに表示する映像に対応する音声Vbをスピーカ6から出力させる。
以上のような処理により、表示部5に2つのチャネルの映像を2つの画面(A,B)に同時に表示させ、フラグVSELによって選択された画面に表示された映像に対応した音声を、スピーカ6から出力させる。
ステップS4において、1画面表示要求が入力されたか否か、チェックする。
ステップS4では、現在2画面表示状態であるので、表示切替要求部11によって、切替入力のボタンが押されたか否かを確認し、順次切り替えられるボタンが押された場合には、1画面表示要求が入力されたと判断する。あるいは、専用の1画面表示要求ボタンがある場合は、このボタンが押されたか否か、確認する。
1画面表示要求が入力された場合は、ステップS3へ進み、1画面表示へ戻る処理を実行し、その後ステップS1へ戻る。一方、1画面表示要求の入力がない場合は、ステップS5へ進む。
次に、ステップS5において、画面操作切替要求部12からの入力の有無をチェックし、ステップS6において、音声切替要求部14からの入力の有無をチェックし、ステップS7において、チャネル切替要求部13からの入力の有無をチェックする。
これらの3つの入力のチェックの順序は、これに限るものではなく、任意でよい。
ステップS5において、対応するボタンが押され入力があった場合は、ステップS8へ進み、操作画面選択部22が、操作画面をどちらにするかを決定する。
たとえば、入力前のフラグGSELが“A”であった場合において、入力があったとすると、その入力は、操作画面を画面Bにする入力であると判断し、ステップS10へ進み、フラグGSELを、“B”に変更する。逆に、入力前のフラグGSELが“B”であった場合に入力があったとすると、その入力は操作画面を画面Aに切り替える入力であると判断し、ステップS9へ進み、フラグGSELを、“A”に変更する。そして、いずれの場合も、ステップS4へ戻る。
ステップS6において、音声切替に対応するボタンが押され入力があった場合、ステップS11へ進み、音声選択部24が画面を選択し、画面Aあるいは画面Bのどちらの音声を出力するかを決定する。
たとえば、現在のフラグVSELが“A”であったときに、音声切替の入力があった場合は、その入力は画面Bの音声を出力するように切り替えることを示す入力と判断し、ステップS14へ進み、画面B側に表示されている映像に対応する音声Vbを、スピーカ6から出力させる。
さらに、ステップS15へ進み、フラグVSELを“B”に変更する。
逆に、現在のフラグVSELが“B”であったとすると、音声の切替入力があった場合、その入力は画面Aの音声を出力するための入力と判断し、ステップS12へ進み、画面Aに表示されている映像に対応する音声Vaを、スピーカ6から出力させる。さらに、ステップS13へ進み、フラグVSELを“A”に変更する。この後、いずれの場合も、ステップS4へ戻る。
ステップS7において、チャネル切替に対応するボタンが押され入力があった場合、ステップS16へ進む。ここで、その入力によって、表示すべきチャネルの番号(1〜12)がFCHにセットされている。
ステップS16において、現在選択されている操作画面がどちらであるかをチェックする。ここでは、フラグGSELの値をチェックする。
フラグGSEL=Aの場合、現在画面Aが操作画面に設定されているので、ステップS17へ進み、画面Aの操作を可能とし、画面Aに表示される映像のチャネルを、フラグFCHの値に切り替える処理をする。すなわち、画面Aに表示される映像を、フラグFCHで示されるチャネルの映像に切り替えて、表示部5の画面Aの領域へ出力する。
一方、ステップS16において、フラグGSEL=Bの場合、現在画面Bが操作画面に設定されているので、ステップS18へ進み、画面Bの操作を可能とし、画面Bに表示される映像のチャネルを、フラグFCHの値に切り替える処理をする。この場合、画面Bに表示される映像が、フラグFCHで表示されるチャネルの映像に切り替えられる。
次に、ステップS17またはS18の処理の後、ステップS19へ進み、出力音声をどちらの画面のものにするかを決定する。ここでは、現在のフラグVSELの値をチェックする。
フラグVSELが“A”の場合、画面Aに表示されている映像に対応する音声を出力させるために、ステップS20へ進む。
一方、フラグVSELが“B”の場合、画面Bに表示されている映像に対応する音声を出力させるために、ステップS21へ進む。
ステップS20では、画面A側の表示映像の音声Vaを、スピーカ6から出力させる。
ステップS21では、画面B側の表示映像の音声Vbを、スピーカ6から出力させる。
たとえば、ステップS16において、フラグGSEL=Aであるために、画面Aのチャネルを切り替えたとしても、フラグVSELの値が“B”であれば、スピーカ6から出力される音声は、画面Bの音声が出力される。すなわち、画面Bの音声が出力された状態のままで、画面Aに表示される映像の切り替えが行われる。
逆に、操作画面が画面Bに設定されている状態(GSEL=B)であって、フラグVSELの値が“A”であれば、画面Aの音声Vaが出力されている状態で、画面Bに表示される映像の切り替えが行われる。
また、GSEL=AかつVSEL=Aであれば、画面Bの表示映像はそのままの状態で、画面Aに表示される映像と音声とが、同時に切り替えられる。すなわち、画面Aに表示される映像が切り替えられるごとに、出力音声としては、その切り替えられた映像に対応する音声が出力される。
ステップS20またはS21の後、ステップS4へ戻り、上記したような処理が繰り返し行われる。
以上のような映像および音声の切替制御によって、たとえば、図3や図4に示すような映像表示と音声出力が可能となる。
図3は、画面Aが映像の操作選択画面として選択され、かつ音声を出力する画面として画面Bが選択されている場合を示している。すなわち、GSEL=A、かつVSEL=Bの状態を示している。この場合、画面Aがリモコン(入力部1)の映像操作の対象であり、リモコンのチャネル切替操作によって、画面Aの表示内容が切り替えられる。
また、画面Bの表示映像は切り替えられず、現在画面Bに表示されている映像に対応する音声Vbが、スピーカから出力される。
図4は、画面Bが映像の操作選択画面として選択され、かつ音声を出力する画面として画面Aが選択されている場合を示している。この場合は、画面Bに表示される映像の切り替えが可能であるが、出力される音声は、画面Bの切り替え操作とは関係なく、画面Aに表示されている映像に対応する音声Vaである。
また、図2の制御によって、図14と図15に示したような状態の映像および音声の出力も可能である。この場合は、映像の切り替えと同時に、出力される音声も切り替えられる。
<この発明の第2実施例>
ここでは、ステレオ音声の場合において、音声の切替のバリエーションについて説明する。
スピーカは、少なくとも左右2つのスピーカからなり、1画面表示の場合は、左右のスピーカから1つの映像に対応するステレオ音声(左音声と右音声)を出力するものとする。
また、2画面表示の場合は、画面Aあるいは画面Bに表示される映像のどちらか一方に対応するステレオ音声を左右のスピーカから出力するか、あるいは、左右のスピーカから異なる画面の音声を出力できるように制御する。
たとえば、左のスピーカからは画面Aに表示されている映像に対応する音声の左チャネルのみを出力し、それと同時に、右のスピーカからは画面Bに表示されている映像に対応する音声の右チャネルのみを出力するようにする。
これによれば、ユーザは、2つのスピーカから、2つの画面A,Bの表示映像に対応した音声を、同時に聞くことができる。
また、2つの異なる音声が同時に出力されるとユーザが非常に聞きづらい場合もあるので、現在操作画面に選択されている方の画面の音声の音量を大きくし、他方の画面の音声の音量を小さくなるようにしてもよい。
この実施例では、左右2つのスピーカから異なる画面の映像に対応する音声をそれぞれ出力させるために、フラグVSELの代わりに、2つのフラグVSEL−LとVSEL−Rとを用いる。
VSEL−Lは、左側のスピーカから出力する音声に対応した画面を識別するフラグであり、VSEL−Rは、右側のスピーカから出力する音声に対応した画面を識別するフラグである。
たとえば、VSEL−Lが“A”の場合、左側のスピーカからは、画面Aに表示されている映像に対応する音声を出力することを意味する。VSEL−Rが“B”の場合、右側のスピーカからは、画面Bに表示されている映像に対応する音声を出力することを意味する。
また、第1実施例と同様に、選択された操作画面を示すフラグGSELと、選択音声を示すフラグVSEL−L,VSEL−Rとは、独立して設定される。
さらに、左右のスピーカから異なる音声を出力させるために、左スピーカの出力音声を切り替えるための左音声切替ボタンと、右スピーカの出力音声を切り替えるための右音声切替ボタンとを別々に設けることが好ましい。
すなわち、音声切替要求部14として、2つの切替ボタンを設け、左右のスピーカの出力音声を別々に切替えられるようにする。
また、表示制御部31から音声制御部32へ与えられる音声も、4種類の音声とする。すなわち、画面Aの音声として、左チャネルの音声Va−L(Lin1)と、右チャネルの音声Va−R(Rin1)が与えられ、画面Bの音声として、左チャネルの音声Vb−L(Lin2)と、右チャネルの音声Vb−R(Rin2)が与えられる。
また、音声制御部32は、2つの左チャネルの音声(Va−LとVb−L)のうち、どちらか一方の音声を、左スピーカに出力するためのスイッチSW1と、2つの右チャネルの音声(Va−RとVb−R)のうちどちらか一方の音声を、右スピーカに出力するためのスイッチSW2とを備える。
図11に、この発明の第2実施例の音声制御部32とその周辺部分の概略構成ブロック図を示す。
音声出力部6は、左側スピーカ61と、右側スピーカ62とからなる。
音声制御部32は、左側スピーカ61に出力する左音声(Lout)の入力音声を切り替えるスイッチSW1(33)と、右側スピーカ62に出力する右音声(Rout)の入力音声を切り替えるスイッチSW2(34)とを備える。
音声切替要求部14は、左音声切替ボタン14Lと、右音声切替ボタン14Rとを備え、2つの切替ボタンの入力は音声選択部24に与えられる。
音声選択部24は、音声切替要求部14からの入力によって出力音声を決定するための左側音声用のフラグVSEL−Lと、右側音声用のフラグVSEL−Rとを、音声制御部32へ与える。
表示制御部31は、画面Aに表示されている映像に対応したステレオ音声(左音声Va−L,右音声Va−R)と、画面Bに表示されている映像に対応したステレオ音声(左音声Vb−L,右音声Vb−R)とを、音声制御部32へ出力する。
スイッチSW1(33)は、2つの音声入力(Lin1,Lin2)のどちらか一方を左音声出力(Lout)に接続するものであり、左側音声用フラグVSEL−Lによって、2つの入力のうちどちらを接続するかが決定される。
たとえば、VSEL−L=Aの場合は、入力Lin1をLoutに接続し、画面Aの左側音声Va−Lを左側スピーカ61に出力する。
また、VSEL−L=Bの場合は、入力Lin2をLoutに接続し、画面Bの左側音声Vb−Lを、左側スピーカ61に出力する。
スイッチSW2(34)は、2つの音声入力(Rin1,Rin2)のどちらか一方を右音声出力(Rout)に接続するものであり、右側音声用フラグVSEL−Rによって、2つの入力のうちどちらを接続するかが決定される。
たとえば、VSEL−R=Aの場合は、入力Rin1をRoutに接続し、画面Aの右側音声Va−Rを、右側スピーカ62に出力する。また、VSEL−R=Bの場合は、入力Rin2をRoutに接続し、画面Bの右側音声Vb−Rを、右側スピーカ62に出力する。
図12に、この発明の第2実施例の出力音声の説明図を示す。
図11に示した2つのスイッチ(SW1,SW2)を独立して切り替えることにより、4通りの出力音声の組合せが考えられるが、操作画面の選択フラグGSELとの組合せを考慮すると、図12に示すような8通りの操作画面と音声出力の組合せが考えられる。
選択された操作画面としては、画面Aと画面Bの2通りあるが、どちらの画面選択状態に対しても、4通りの音声出力が独立して選択できる。
たとえば、図12の第1番目は、操作画面として画面Aが選択されており、左側スピーカ61から出力される音声も、右側スピーカ62から出力される音声も画面Aの音声である場合を示している。このとき、GSEL=“A”であり、VSEL−L=“A”,VSEL−R=“A”である。
また、3つのフラグGSEL,VSEL−LおよびVSEL−Rが、1ビットのデータとして記憶されるときは、0または1の値として記憶してもよい。
図12では、これらのフラグの値が0の場合画面Aを意味し、1の場合画面Bを意味している。
図5に、図12の第1番目のフラグ状態に対応した表示画面と出力音声の状態の説明図を示している。
図5では、リモコンの操作対象画面が画面Aであり、画面Aのチャネルの切替が可能状態である。また、左側のスピーカから画面Aの左側音声Va−Lが出力され、右側のスピーカから画面Aの右側音声Va−Rが出力されることを示している。
図5の場合、チャネルが切り替えられると、操作対象である画面Aの映像と両スピーカからの出力音声が切り替えられる。
図12の第2番目は、図6に示すように、操作対象画面が画面Aで、左側スピーカからは画面Aの左音声(Va−L)が出力され、右側スピーカからは画面Bの右音声(Vb−R)が出力される場合を示している。
図6の場合、チャネルの切替により、画面Aに表示される映像と左スピーカから出力される音声が切り替えられるが、画面Bに表示された映像と右スピーカから出力される音声は固定されたままである。
図12の第4番目は、図9に示すように、操作対象画面が画面Aで、左右のスピーカから出力される音声は、画面Bに表示されている映像に対応する音声(Vb−L,Vb−R)である場合を示している。この場合、チャネルの切替操作をすると、画面Aに表示される映像が切り替えられるが、スピーカから出力される音声は、画面Bの音声のままである。
したがって、画面Bに表示されている映像と出力される音声は固定されたままであるので、ユーザは、自己が希望する画面Bの映像と音声とを視聴した状態で、画面Aの表示映像を切り替えることができ、画面Aを用いて他に見たい番組を探すことができる。
図12の第5番目は、図10に示すように、操作対象画面が画面Bで、左右のスピーカから出力される音声は、画面Aに表示されている映像に対応する音声(Va−L,Va−R)の場合を示している。この場合は、画面Aの表示映像と出力音声が固定されたままで、画面Bの表示映像を切り替えることができる。
図12の第6番目は、図8に示すように、操作対象画面が画面Bで、左側のスピーカから画面Aの左音声(Va−L)が出力され、右側のスピーカから画面Bの右音声(Vb−R)が出力される場合を示している。この場合、左側スピーカから出力される音声(Va−L)は固定されたままで、ユーザがチャネル切替操作をすると画面Bの映像と右音声(Vb−R)が切り替えられる。
図12の第8番目は、図7に示すように、操作対象画面が画面Bで、左右のスピーカから出力される音声は、画面Bに表示されている映像に対応する音声(Vb−L,Vb−R)の場合を示している。このとき、ユーザがチャネルの切替操作をした場合、画面Aの映像は固定されたままで、画面Bの表示映像と出力音声とが同時に切り替えられる。
以上のように、第2実施例では、操作対象画面とは別に、左右のスピーカから出力される音声の出力をそれぞれ独立して切り替えることができる。
したがって、操作対象となっている画面の映像と連動して出力音声を切り替えることや、操作対象となっている画面とは別に、左右のスピーカから出力される出力音声をユーザの意思で切り替えることができる。
図13に、第2実施例の音声切替制御処理の一実施例のフローチャートを示す。
ステップS31において、音声選択部24が、音声切替要求部14からの入力があるか否か、チェックする。入力がない場合は、処理を終了する。
音声切替要求部14から、左スピーカへ61の出力音声の切替要求か、あるいは右スピーカ62への出力音声の切替要求があれば、ステップS32へ進む。
ステップS32において、音声選択部24が、切替要求の入力が左スピーカ61の切替要求であるか右スピーカ62の切替要求であるかを、チェックする。
音声切替要求部14として、左スピーカから出力される左音声の切替ボタン14Lと右スピーカから出力される右音声の切替ボタン14Rとが別々に設けられている場合は、どちらのボタンが押されたかによって、どちらのスピーカの切替要求かを判断する。
たとえば、左音声切替ボタン14Lが押された場合、音声選択部24は、左スピーカ61の出力音声を切り替える要求が入力されたと判断し、ステップS33へ進む。
右音声切替ボタン14Rが押された場合、右スピーカ62の出力音声を切り替える要求が入力されたと判断し、ステップS34へ進む。
ステップS33において、音声選択部24は、現在のフラグVSEL−Lの値を読み出し、その値と異なる値に書き換え、音声制御部32へ出力する。
たとえば、読み出したVSEL−Lの値が“A(0)”の場合、“B(1)”に書き換え、VSEL−L=B(1)を、音声制御部32へ出力する。
ステップS34においては、音声選択部24が、現在のフラグVSEL−Rの値を読み出し、その値と異なる値に書き換え、音声制御部32へ出力する。たとえば、読み出したVSEL−Rの値が“B(1)”の場合、“A(0)”に書き換え、VSEL−R=A(0)を、音声制御部32へ出力する。
ステップS35において、音声制御部32は、与えられたフラグVSEL−Lの値をチェックして、画面Aを示す値(0)の場合はステップS37へ進み、画面Bを示す値(1)の場合はステップS38へ進む。
ステップS37において、左スピーカ61から、画面Aの左音声Va−Lを出力するように、スイッチSW1を切り替える。具体的には、画面Aの左音声Va−L(Lin1)を、左音声出力Loutに接続する。
ステップS38においては、左スピーカ61から、画面Bの左音声Vb−Lを出力するように、スイッチSW1を切り替える。このとき、画面Bの左音声Vb−L(Lin2)を、左音声出力Loutに接続する。
ステップS36において、音声制御部32は、与えられたフラグVSEL−Rの値をチェックして、画面Aを示す値(0)の場合はステップS39へ進み、画面Bを示す値(1)の場合はステップS40へ進む。
ステップS39において、右スピーカ62から、画面Aの右音声Va−Rを出力するように、スイッチSW2を切り替える。このとき、画面Aの右音声Va−R(Rin1)を、右音声出力Routに接続する。
ステップS40においては、右スピーカ62から、画面Bの右音声Vb−Rを出力するように、スイッチSW2を切り替える。このとき、画面Bの右音声Vb−R(Rin2)を、右音声出力Routに接続する。
これにより、図5から図10に示すように、ユーザの音声切替要求に基づいて、左右スピーカから出力される音声を、それぞれ独立して切り替えることができる。
また、操作画面の切り替えと、左右スピーカからの出力音声の切り替えとを、ユーザの異なる切替要求により行うので、映像の操作画面の切替要求が行われても、それに従属して出力音声が切り替えられることはない。
<その他の実施例>
ただし、映像と音声の切り替えを連動して行うための連動ボタンを別に設けてもよい。
たとえば、この連動ボタンが押されている場合は、映像の操作画面の切り替えに基づいて、出力音声も操作画面に選択された方の画面に対応する音声に切り替えるようにする。
一方、連動ボタンが押されていない場合は、映像の操作画面の切り替えが行われたとしても、操作画面が切り替わるだけで、出力音声は切り替えないようにする。
このように、連動ボタンを設けることにより、映像と出力音声との連動した切替制御と、独立した切替制御の選択が可能となる。
また、出力音声を現在の出力状態に一時的に固定したい場合に押す音声固定ボタンを別に設けてもよい。たとえば、音声固定ボタンが押されている状態では、音声切替要求部14による切替入力があったとしても無視し、現在の音声出力状態を維持する。
音声固定ボタンが押されていない状態では、音声切替要求部14の切替入力を有効とし、その切替入力に基づいて、出力音声を切り替える。
このように、音声固定ボタンを設けることにより、ユーザが現在の出力音声を継続して聞きたい場合に、誤って音声を切り替える操作をしても、出力音声が切り替えられないようにすることができる。
上記実施例では、発明の内容を容易に理解できるようにするために、表示部に2つの画面を分割表示させる場合について説明した。ただし、表示部5に同時に表示させる画面数をM個(M≧2)とし、スピーカ6がN個(N≧2)からなる表示装置にも、この発明を適用できる。たとえば、操作画面選択部22は、表示部5に表示されるM個の画面のうち、ユーザの画面操作切替要求に従って、1つの画面を選択する。このとき、操作画面の切替要求をするために、表示される画面のそれぞれに予め番号を付与しておき、ユーザは、操作したい画面の番号を入力すればよい。
また、音声選択部24は、入力されたユーザの音声切替要求に従って、出力すべき音声に対応した画面を選択する。
ここで、N個のスピーカから、1つの画面に表示されている映像に対応した音声のみを出力する場合には、ユーザは、1つの画面を選択すればよい。たとえば、ユーザは音声を出力させたい画面の番号を、音声切替要求として入力すればよい。
ただし、N個のスピーカから、異なる画面に表示された映像に対応した音声をそれぞれ出力する場合には、ユーザがどのスピーカに、どの画面の音声を出力するかを指定する必要がある。
この場合、ユーザが、出力するスピーカの番号i(i=1,2,…N)と、出力すべき音声に対応した画面の番号k(k=1,2,…M)とを音声切替要求として入力する。
音声選択部24は、入力された第i番目のスピーカに出力すべき第k番目の画面を選択し、フラグVSELとして、スピーカの番号(i)と画面の番号(k)を音声制御部32に与える。そして、このフラグVSELをもとに、音声制御部32は、選択された第k画面に表示されている映像に対応した音声を、第i番目のスピーカに出力するようにする。
この発明の表示装置の一実施例の主要構成ブロック図である。 この発明の画面表示制御と音声出力制御の一実施例のフローチャートである。 この発明の第1実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第1実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例におけるPBP表示画面と出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例の音声制御に関する部分の構成ブロック図である。 この発明の第2実施例の出力音声の説明図である。 この発明の第2実施例の音声切替制御のフローチャートである。 従来のPBP表示画面と出力音声の説明図である。 従来のPBP表示画面と出力音声の説明図である。
符号の説明
1 入力部
2 要求選択部
3 制御部
4 映像受信部
5 表示部(モニタ)
6 音声出力部(スピーカ)
7 記憶部
11 表示切替要求部
12 画面操作切替要求部
13 チャネル切替要求部
14 音声切替要求部
21 表示選択部
22 操作画面選択部
23 チャネル選択部
24 音声選択部
31 表示制御部
32 音声制御部
33 スイッチSW1
34 スイッチSW2
61 左側スピーカ
62 右側スピーカ

Claims (7)

  1. 1または複数の画面を表示する表示部と、表示部に表示させる画面の数を選択する表示選択部と、複数の画面を表示部に表示した場合に画面内に表示される映像の切替操作が可能な画面を選択する操作画面選択部と、音声出力部と、音声出力部に出力させる音声に対応した画面を選択する音声選択部と、音声選択部によって選択された画面に表示されている映像に対応した音声を、音声出力部に与える音声制御部とを備えたことを特徴とする表示装置。
  2. 前記操作画面選択部による画面選択と、前記音声選択部による画面選択とが、独立して行われることを特徴とする請求項1の表示装置。
  3. 前記表示選択部によって選択される画面の数が2であり、表示部に2つの画面が同時に表示されている場合、前記音声制御部が、前記2つの画面のうち前記音声選択部によって選択された一方の画面に表示される映像に対応した音声を、音声出力部へ与えることを特徴とする請求項1の表示装置。
  4. 前記表示部に複数の画面を表示させる場合、いずれか一つの画面内に表示させる映像を切り替える指示を与えるチャネル選択部と、
    前記表示選択部によって選択された数の画面を表示部に表示させ、前記チャネル選択部によって与えられた切替指示に基づいて、前記操作画面選択部によって選択された画面に表示される映像を切り替える表示制御部とをさらに備えることを特徴とする請求項1の表示装置。
  5. 前記音声出力部が2つのスピーカを備え、前記表示部に2画面を表示させる場合、
    前記音声選択部が、前記第1および第2のスピーカに出力すべき音声に対応した第1および第2の画面をそれぞれ選択し、前記音声制御部が、音声選択部によって選択された前記第1および第2の画面に表示されている映像に対応した音声を、それぞれ対応する第1のスピーカおよび第2のスピーカに与えることを特徴とする請求項1の表示装置。
  6. 表示部の画面に表示される映像に対応する音声が、左音声と右音声からなるステレオ音声である場合に、前記音声制御部は、前記第1のスピーカに、音声選択部によって選択された第1の画面に表示されている映像に対応する左音声を与え、前記第2のスピーカには、音声選択部によって選択された第2の画面に表示されている映像に対応する右音声を与えることを特徴とする請求項5の表示装置。
  7. 前記表示部にM個(M≧2)の画面を表示し、前記音声出力部がN個(N≧2)のスピーカからなる場合、前記音声選択部が、第i番目(i=1,2,…N)のスピーカに出力すべき音声に対応した第k画面(k=1,2,…M)を選択し、前記音声制御部が、音声選択部によって選択された第k画面に表示されている映像に対応した音声を、前記第i番目のスピーカに与えることを特徴とする請求項1の表示装置。
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