JP2008177635A - 携帯電話機 - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、電話やメールの着信やカメラのシャッタ音が携帯電話機の使用者や第三者に対してより確実に認識させることができる携帯電話機を提供することを目的とする。
【解決手段】本発明による携帯電話機は、電話やメールの着信音を出力するスピーカ8および/または電話やメールの着信を知らせるために振動を出力するバイブレータ6と、周囲音量を計測する雑音計測部11と、周囲明度を計測する明度計測部13と、記雑音計測部11の計測結果および明度計測部13の計測結果に応じて、スピーカ8から出力する音量またはバイブレータ6から出力する振動量を調整する全体制御部16とを備えることを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は携帯電話機に関し、特に、音量や振動量を自動的に調整する携帯電話機に関する。
従来の携帯電話機では、電話やメールの着信を着信音や振動などによってユーザに知らせていた。また、カメラ付き携帯電話機では、撮影時の盗撮防止などのために被撮影者や第三者にシャッタを切ったことを知らせたり、撮影者自身にもシャッタを切ったことを実感させるために、シャッタボタンの押下などの操作に応じてシャッタ音を鳴らすようにしている。
例えば、従来の携帯電話機において、電話やメールの着信音やカメラによる撮影時のシャッタ音が周囲の雑音に消されてしまうのを防ぐために、周囲の雑音の大きさに応じて着信音やシャッタ音の音量を増減させることによって最適な大きさに調整している(例えば、特許文献1参照)。
また、他の従来の携帯電話機において、周囲の雑音が大きい時に電話を着信したとしても、ユーザが着信を認識できるように周囲の雑音の大きさに応じて着信音の音量を大きくしたり、着信音に振動を付加することで着信音と振動の両方を駆動させている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−210282号公報(第4頁第8段落、第3図) 特開2000−216862号公報(第2頁第8段落、第1図)
特許文献1の携帯電話機では、携帯電話機をポケットやカバンの中に携帯している場合に携帯電話機の周囲の音が小さくなることがあるため、周囲の音の大きさに応じて着信音やシャッタ音を調整しようとすると音量を小さくしてしまい、ユーザが着信を認識し難くなるという問題がある。さらに、このような場合においてカメラで撮影しようとするとシャッタ音が小さくなってシャッタ音の認識が難しくなるため、盗撮に用いられる危険性があり問題である。
また、特許文献2の携帯電話機では、周囲の音が大きい時には着信音と振動によってユーザに着信を認識させているが、携帯電話機をポケットやカバンの中に携帯している場合に携帯電話機の周囲の音が小さくなることがある。そのため、携帯電話機は周囲の音の大きさに応じて着信音を調整しようとするので、ユーザは着信を認識するのが難しくなるという問題がある。さらに、周囲の音が大きい場合に、着信時の設定を着信音のみや振動のみにしたとしても、強制的に着信音と振動の両方によって着信を認識させようとするため、マナーモードなどの振動のみによって着信を認識したいときであっても着信音が鳴ってしまうといった問題がある。
本発明は、これらの問題を解決するためになされたもので、電話やメールの着信やカメラのシャッタ音を携帯電話機の使用者や第三者に対してより確実に認識させることができる携帯電話機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明による携帯電話機は、電話やメールの着信音を出力する音出力部および/または電話やメールの着信振動を出力する振動出力部と、周囲音量を計測する雑音計測部と、周囲明度を計測する明度計測部と、記雑音計測部の計測結果および明度計測部の計測結果に応じて、音出力部から出力する音量または振動出力部から出力する振動量を調整する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明は、請求項1に記載のように、周囲音量を計測する雑音計測部と、周囲明度を計測する明度計測部と、記雑音計測部の計測結果および明度計測部の計測結果に応じて、音声出力部から出力する音量または振動出力部から出力する振動量を調整する制御部とを備えることを特徴とするため、電話やメールの着信やカメラのシャッタ音を携帯電話機の使用者や第三者に対してより確実に認識させることができるという効果がある。
本発明の一実施形態について、図面に基づいて以下に説明する。
(構成)
図1は、本発明の実施形態による携帯電話機の構成図である。図1に示す携帯電話機1において、無線部3は、アンテナ2を介して無線信号を送受信する。記憶部4は電話帳やメールの履歴などを記憶しており、表示操作部5では各種機能の操作や電話番号およびメールなどの各種データを表示する。バイブレータ6は電話やメールなどの着信時にユーザに認識させるために振動し、振動の制御をバイブレータ制御部7で行なっている。スピーカ8は電話やメールの着信音、通話時の音声などを出力するために使用し、マイク10は携帯電話機1の周囲の音の検出を行なったり、通話時に音声信号を送るために使用される。音声制御部9は音声信号を出力するスピーカ8を制御し、マイク10から入力される音声信号を制御している。雑音計測部11はマイク10によって検出された携帯電話機1の周囲の音の音量を計測する。光センサ12は携帯電話機1の周囲の明度の検出を行い、検出した明度を明度計測部13で計測する。カメラ14は被写体を撮影するために使用し、撮影した画像を画像処理部15で処理する。全体制御部16は無線部3、記憶部4、表示操作部5、バイブレータ制御部7、音声制御部9、雑音計測部11、明度計測部13、画像処理部15の各々と信号接続されており、各部の制御を行なう。
(動作その1)
図2は、本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信音のみの場合における処理についてのフローチャートである。なお、この処理の全体は、全体制御部16により司られる。
ステップS100で処理がスタートし、ステップS101において着信時の設定が着信音のみとなっているかどうかの判定を行なう。そして、設定が着信音のみである場合にステップS102に移行する。
ステップS102では、携帯電話機1が電話またはメールを着信したのかどうかを判定する。電話またはメールのいずれかを着信している場合はステップS103に移行する。
ステップS103において、携帯電話機1の周囲の音量(周囲音量)をマイク10で検出し、検出した音量を雑音計測部11によって計測する。また、携帯電話機1の周囲の明度(周囲明度)を光センサ12で検出し、検出した明度を明度計測部13によって計測する。
ステップS104では、ステップS103で雑音計測部11によって計測した周囲音量が、ユーザが設定した音量の閾値(閾値音量)よりも小さいかどうかの判定を行なう。周囲音量が閾値音量よりも小さければステップS105に移行し、周囲音量が閾値音量よりも大きければステップS108に移行する。
ステップS105では、ステップS103で明度計測部13によって計測した周囲明度がユーザが設定した明度の閾値(閾値明度)よりも明るいかどうかの判定を行なう。周囲明度が閾値明度よりも明るければステップS106に移行し、周囲明度が閾値明度よりも暗ければステップS108に移行する。
ステップS106において、着信音の音量をユーザが設定した音量のままに設定してステップS107に移行し、ステップS107では、設定した音量の着信音をスピーカ8から出力する。
一方、ステップS108において、着信音の音量をユーザが設定した音量よりも大きく設定し、さらにユーザが設定した着信振動の振動量よりも大きい振動量が付加的に設定されてステップS109に移行する。そして、ステップS109では、大きく設定した音量の着信音をスピーカ8から出力し、大きく設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
以上の処理によって、周囲音量が閾値音量よりも小さくて周囲明度が閾値明度よりも明るければ、ユーザが設定した着信音量のままスピーカ8から出力される。そして、周囲音量が閾値音量よりも大きいか、周囲明度が閾値明度よりも暗ければ、着信音がユーザが設定した音量よりも大きく設定されてスピーカ8から出力され、これに付加して着信振動もユーザが設定した振動量よりも大きく設定されてバイブレータ6から出力される。
なお、スピーカ8から出力される着信音量とバイブレータ6から出力される振動量は、時間の経過とともに徐々に大きくしていくことも可能である。
これらのことから、着信設定が着信音のみの場合において、携帯電話機1の周囲が工事現場やパチンコ店などの音量が大きい場所であっても、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。また、周囲の音が静かで明度が低いカバンやポケットの中などの暗い場所に携帯電話機1を携帯している場合であっても、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。なお、上記の機能はカメラの有無には依存しない。
(動作その2)
図3は、本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信音および着信振動の場合における処理についてのフローチャートである。なお、この処理の全体は、全体制御部16により司られる。
ステップS200で処理がスタートし、ステップS201において着信時の設定が着信音および着信振動となっているかどうかの判定を行なう。そして、設定が着信音および着信振動となっている場合にステップS202に移行する。
ステップS202では、携帯電話機1が電話またはメールを着信したのかどうかを判定する。ここで、電話またはメールのいずれかを着信している場合はステップS203に移行する。
ステップS203において、携帯電話機1の周囲音量をマイク10で検出し、検出した音量を雑音計測部11によって計測する。また、携帯電話機1の周囲明度を光センサ12で検出し、検出した明度を明度計測部13によって計測する。
ステップS204では、ステップS203で雑音計測部11によって計測した周囲音量がユーザが設定した閾値音量よりも小さいかどうかの判定を行なう。周囲音量が閾値音量よりも小さければステップS205に移行し、周囲音量が閾値音量よりも大きければステップS208に移行する。
ステップS205では、ステップS203で明度計測部13によって計測した周囲明度がユーザが設定した閾値明度よりも明るいかどうかの判定を行なう。周囲明度が閾値明度よりも明るければステップS206に移行し、周囲明度が閾値明度よりも暗ければステップS208に移行する。
ステップS206において、着信音の音量をユーザが設定した音量のままに設定し、着信振動の振動量をユーザが設定した振動量のままに設定してステップS207に移行する。そして、ステップS207では、ステップS206で設定した音量の着信音をスピーカ8から出力し、設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
一方、ステップS208において、着信音の音量をユーザが設定した音量よりも大きく設定し、着信振動の振動量をユーザが設定した振動量よりも大きく設定してステップS207に移行する。そして、ステップS207では、ステップS208で設定した音量の着信音をスピーカ8から出力し、設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
以上の処理によって、周囲音量が閾値音量よりも小さくて周囲明度が閾値明度よりも明るければ、ユーザが設定した着信音量のままスピーカ8から出力され、ユーザが設定した着信振動量のままバイブレータ6から出力される。そして、周囲音量が閾値音量よりも大きいか、周囲明度が閾値明度よりも暗ければ、着信音がユーザが設定した音量よりも大きく設定されてスピーカ8から出力され、これに付加して着信振動もユーザが設定した振動量よりも大きく設定されてバイブレータ6から出力される。
なお、スピーカ8から出力される着信音量とバイブレータ6から出力される振動量は、時間の経過とともに徐々に大きくしていくことも可能である。
これらのことから、着信設定が着信音および着信振動の場合において、携帯電話機1の周囲が工事現場やパチンコ店などの音量が大きい場所であっても、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。また、周囲の音が静かで明度が低いカバンやポケットの中などの暗い場所に携帯電話機1を携帯している場合であっても、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。なお、上記の機能はカメラの有無には依存しない。
(動作その3)
図4は、本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信振動のみの場合における処理についてのフローチャートである。なお、この処理の全体は、全体制御部16により司られる。
ステップS300で処理がスタートし、ステップS301において着信時の設定が着信振動のみとなっているかどうかの判定を行なう。そして、設定が着信振動のみとなっている場合にステップS302に移行する。
ステップS302では、携帯電話機1がマナーモードの設定となっているのかどうかの判定を行なう。そして、マナーモードの設定されている場合はステップS303に移行し、マナーモードに設定されていない場合はステップS310に移行する。以下、マナーモードに設定されている場合の処理についてステップS303〜ステップS308で説明し、マナーモードに設定されていない場合の処理についてステップS310〜ステップS315で説明する。
まず、携帯電話機1がマナーモードに設定されている場合の処理について説明する。
ステップS303では、携帯電話機1が電話またはメールを着信したのかどうかを判定する。そして、電話またはメールのいずれかを着信している場合はステップS304に移行する。
ステップS304において、携帯電話機1の周囲音量をマイク10で検出し、検出した音量を雑音計測部11によって計測する。また、携帯電話機1の周囲明度を光センサ12で検出し、検出した明度を明度計測部13によって計測する。
ステップS305では、ステップS304で雑音計測部11によって計測した周囲音量がユーザが設定した閾値音量よりも小さいかどうかの判定を行なう。周囲音量が閾値音量よりも小さければステップS306に移行し、周囲音量が閾値音量よりも大きければステップS309に移行する。
ステップS306では、ステップS304で明度計測部13によって計測した周囲明度がユーザが設定した閾値明度よりも明るいかどうかの判定を行なう。周囲明度が閾値明度よりも明るければステップS307に移行し、周囲明度が閾値明度よりも暗ければステップS309に移行する。
ステップS307において、着信振動の振動量をユーザが設定した振動量のままに設定してステップS308に移行する。そして、ステップS308では、ステップS307で設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
一方、ステップS309において、着信振動の振動量をユーザが設定した振動量よりも大きく設定してステップS308に移行する。そして、ステップS308では、ステップS309で設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
次に、携帯電話機1がマナーモードに設定されていない場合の処理について説明する。
ステップS310では、携帯電話機1が電話またはメールを着信したのかどうかを判定する。そして、電話またはメールのいずれかを着信している場合はステップS311に移行する。
ステップS311において、携帯電話機1の周囲音量をマイク10で検出し、検出した音量を雑音計測部11によって計測する。また、携帯電話機1の周囲明度を光センサ12で検出し、検出した明度を明度計測部13によって計測する。
ステップS312では、ステップS311で雑音計測部11によって計測した周囲音量がユーザが設定した閾値音量よりも小さいかどうかの判定を行なう。周囲音量が閾値音量よりも小さければステップS313に移行し、周囲音量が閾値音量よりも大きければステップS314に移行する。
ステップS313では、ステップS311で明度計測部13によって計測した周囲明度がユーザが設定した閾値明度よりも明るいかどうかの判定を行なう。周囲明度が閾値明度よりも明るければステップS307に移行し、周囲明度が閾値明度よりも暗ければステップS314に移行する。
ステップS307、ステップS308の処理については前述の通りであり、ユーザが設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力する。
一方、ステップS314において、着信振動の振動量をユーザが設定した振動量よりも大きく設定し、さらにユーザが設定した着信音の音量よりも大きい音量が付加的に設定されてステップS315に移行する。そして、ステップS315では、大きく設定した振動量の着信振動をバイブレータ6から出力し、大きく設定した音量の着信音をスピーカ8から出力する。
以上の処理によって、マナーモードを設定した場合には、周囲音量が閾値音量よりも小さくて周囲明度が閾値明度よりも明るければ、ユーザが設定した着信振動のままバイブレータ6から出力される。そして、周囲音量が閾値音量よりも大きいか、周囲明度が閾値明度よりも暗ければ、着信振動がユーザが設定した振動量よりも大きく設定されてバイブレータ6から出力される。一方で、マナーモードを設定していない場合には、周囲音量が閾値音量よりも小さくて周囲明度が閾値明度よりも明るければ、ユーザが設定した着信振動のままバイブレータ6から出力される。そして、周囲温度が閾値音量よりも大きいか、周囲明度が閾値明度よりも暗ければ、着信振動がユーザが設定した振動量よりも大きく設定されてバイブレータ6から出力され、これに付加して着信音もユーザが設定した着信音量よりも大きく設定されてスピーカ8から出力される。
なお、スピーカ8から出力される着信音量とバイブレータ6から出力される振動量は、時間の経過とともに徐々に大きくしていくことも可能である。
これらのことから、着信設定が着信振動であってマナーモード設定の場合において、携帯電話機1の周囲が工事現場やパチンコ店などの音量が大きい場所や、周囲の音が静かで明度が低いカバンやポケットの中などの暗い場所に携帯電話機1を携帯していても、着信音が鳴らないというマナーモードの性質を保ちながら、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。
また、着信設定が着信振動であってマナーモード設定ではない場合において、携帯電話機1の周囲が工事現場やパチンコ店などの音量が大きい場所や、周囲の音が静かで明度が低いカバンやポケットの中などの暗い場所に携帯電話機1を携帯していたとしても、ユーザは電話やメールの着信をより確実に認識することができる。
なお、上記の機能はカメラの有無には依存しない。
(動作その4)
図5は、本発明の実施形態による携帯電話機において、カメラモードの設定時における処理についてのフローチャートである。なお、この処理の全体は、全体制御部16により司られる。
ステップS400で処理がスタートし、ステップS401において携帯電話機1の設定がカメラモードになっているかどうかの判定を行なう。そして、設定がカメラモードになっている場合にステップS402に移行する。
ステップS402において、携帯電話機1の周囲音量をマイク10で検出し、検出した音量を雑音計測部11によって計測する。また、携帯電話機1の周囲明度を光センサ12で検出し、検出した明度を明度計測部13によって計測する。
ステップS403では、ステップS402で雑音計測部11によって計測した周囲音量がユーザが設定した閾値音量よりも小さいかどうかの判定を行なう。周囲音量が閾値音量よりも小さければステップS404に移行し、周囲音量が閾値音量よりも大きければステップS408に移行する。
ステップS404では、ステップS402で明度計測部13によって計測した周囲明度がユーザが設定した閾値明度よりも明るいかどうかの判定を行なう。周囲明度が閾値明度よりも明るければステップS405に移行し、周囲明度が閾値明度よりも暗ければステップS408に移行する。
ステップS405において、シャッタ音の音量をユーザが設定した音量のままに設定してステップS406に移行する。ステップS406では、撮影ボタンの押下や自動撮影のタイマーの設定などによってシャッタが切られたのかどうかを判定する。そして、シャッタが切られた場合はステップS407に移行し、シャッタが切られていない場合はステップS402に移行する。また、ステップS407に移行した場合は、ステップS405で設定されたシャッタ音量でスピーカ8からシャッタ音が出力される。
一方、ステップS408において、シャッタ音の音量をユーザ設定した音量よりも大きく設定してステップS406に移行する。そして、ステップS406でシャッタが切られたかどうかの判定がなされ、シャッタが切られた場合には、ステップS407にてスピーカ8からシャッタ音が出力される。
以上の処理によって、周囲音量が閾値音量よりも小さくて周囲明度が閾値明度よりも明るければ、シャッタが切られたときにユーザが設定したシャッタ音量のままスピーカ8から出力される。そして、周囲音量が閾値音量よりも大きいか、周囲明度が閾値明度よりも暗ければ、シャッタが切られたときにシャッタ音量がユーザが設定した音量よりも大きく設定されてスピーカ8から出力される。
これらのことから、設定がカメラモードである場合において、携帯電話機1の周囲が多数の人や車が往来する街中などの音量が大きい場所であっても、カメラ撮影時にシャッタを切ったときに、ユーザやそれ以外の第三者に対してシャッタ音をより確実に認識させることができる。また、携帯電話機1の周囲を袋などで覆うといった、周囲の音が静かで明度が低い状況下でカメラ撮影をしようとしても、シャッタ音が大きくなって撮影者以外の第三者に対してシャッタ音をより確実に認識させることができるので、盗撮などの犯罪を未然に防ぐことができる。
本発明の実施形態による携帯電話機の構成図である。 本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信音のみの場合における処理についてのフローチャートである。 本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信音および着信振動の場合における処理についてのフローチャートである。 本発明の実施形態による携帯電話機において、着信設定が着信振動のみの場合における処理についてのフローチャートである。 本発明の実施形態による携帯電話機において、カメラモードの設定時における処理についてのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、2 アンテナ、3 無線部、4 記憶部、5 表示操作部、6 バイブレータ、7 バイブレータ制御部、8 スピーカ、9 音声制御部、10 マイク、11 雑音計測部、12 光センサ、13 明度計測部、14 カメラ、15 画像処理部、16 全体制御部。

Claims (8)

  1. 電話やメールの着信音を出力する音出力部および/または電話やメールの着信振動を出力する振動出力部と、
    周囲音量を計測する雑音計測部と、
    周囲明度を計測する明度計測部と、
    前記雑音計測部の計測結果および前記明度計測部の計測結果に応じて、前記音出力部から出力する音量または前記振動出力部から出力する振動量を調整する制御部と、
    を備える、携帯電話機。
  2. 前記制御部は、着信音および/または着信振動によって着信を知らせるように設定したとき、所定の閾値音量と前記周囲音量との比較および所定の閾値明度と前記周囲明度との比較の結果より、前記周囲音量が前記閾値音量よりも大きいか、前記周囲明度が前記閾値明度よりも低い場合に、設定した音量より大きい着信音および/または設定した振動量より大きい着信振動を出力することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  3. 前記制御部は、着信音のみによって着信を知らせるように設定したとき、設定した音量より大きい着信音を付加して設定した振動量の振動を付加することを特徴とする、請求項2に記載の携帯電話機。
  4. 前記制御部は、振動のみによって着信を知らせるように設定したとき、設定した振動より大きい振動量を付加して設定した音量の着信音を付加することを特徴とする、請求項2に記載の携帯電話機。
  5. 前記制御部は、マナーモードに設定したとき、所定の閾値音量と前記周囲音量との比較および所定の閾値明度と前記周囲明度との比較の結果より、前記周囲音量が前記閾値音量よりも大きいか、前記周囲明度が前記閾値明度よりも低い場合に、設定した振動量より大きい着信振動を出力することを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  6. 前記制御部は、前記音出力部から出力する着信音の音量や前記振動出力部から出力する着信振動の振動量を時間の経過とともに徐々に大きくしていくことを特徴とする、請求項1に記載の携帯電話機。
  7. カメラと、
    前記カメラのシャッタ音を出力する音出力部と、
    周囲の音量を計測する雑音計測部と、
    周囲の明度を計測する明度計測部と、
    前記雑音計測部の計測結果および前記明度計測部の計測結果に応じて、前記音声出力部から出力する前記シャッタ音の音量を調整する制御部と、
    を備える、携帯電話機。
  8. 前記制御部は、カメラで撮影するときに、所定の閾値音量と前記周囲音量との比較および所定の閾値明度と前記周囲明度との比較の結果より、前記周囲音量が前記閾値音量よりも大きいか、前記周囲明度が前記閾値明度よりも低い場合に、前記シャッタ音の音量を大きくして出力することを特徴とする、請求項7に記載の携帯電話機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012065133A (ja) * 2010-09-16 2012-03-29 Nec Casio Mobile Communications Ltd 携帯電話機、着信音制御方法、及びプログラム
JP2012114620A (ja) * 2010-11-24 2012-06-14 Nec Saitama Ltd 通信端末装置、バイブレータ制御方法、及び、プログラム

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