JP2008177379A - 回路基板 - Google Patents

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Abstract

【課題】安全性を向上させると共に小形化を実現し得る回路基板を提供する。
【解決手段】回路基板本体11と、回路基板本体11に取り付けられた電気部品12bを覆う絶縁カバー13とを備え、回路基板本体11には、電気部品12bの周囲にスリット22が形成され、絶縁カバー13は、主板31a,31bと主板31a,31bの外周縁部に立設された側板32a,32bとをそれぞれ有して各側板32a,32bが互いに重なり合う状態で嵌合可能な第1カバー14aおよび第2カバー14bを備えて構成されると共に、回路基板本体11を挟んで両主板31a,31bが互いに対向し、かつスリット22を挿通させられた各側板32a,32bが互いに重なり合うようにして両カバー14a,14bが互いに嵌合する状態で回路基板本体11に取り付け可能に形成されている。
【選択図】図5

Description

本発明は、回路基板本体と、回路基板本体に取り付けられた電気部品を覆う絶縁カバーとを備えた回路基板に関するものである。
この種の回路基板として、特開平5−335077号公報に開示されたプリント基板が知られている。このプリント基板は、高周波加熱装置の電源部として機能するプリント基板であって、各種の回路部品が基板(回路基板本体)上にハンダ付けによって固定されると共に、樹脂取り付け板に取り付け可能に構成されている。この場合、この回路基板本体には、隣接する回路部品の端子間の位置にスリットが形成されており、樹脂取り付け板に形成された樹脂製の突き出し板がスリットを貫通して回路基板本体の表側(回路部品の取り付け側)に突き出すように構成されている。したがって、このプリント基板では、昆虫等が回路基板本体上に侵入したとしても、突き出し板が障害物となるため、隣接する端子同士がその昆虫等を介して短絡する事態を防止することが可能となっている。また、突き出し板の存在によって端子間の絶縁距離(沿面距離)を長くすることが可能となっている。
特開平5−335077号公報(第2−3頁、第2図)
ところが、上記のプリント基板には、以下の問題点がある。すなわち、このプリント基板では、突き出し板を回路基板本体の表側に突き出すことによって昆虫等による端子同士の短絡を防止している。しかしながら、回路部品の周囲が覆われていないため、端子に埃が付着し易く、付着した埃によって端子同士が短絡するおそれがある。また、例えば、高電圧が印加されている回路部品の端子に埃が付着したときには、発火のおそれもある。さらに、回路部品の周囲が覆われていないため、回路部品の端子に指等が触れる危険性もある。また、このプリント基板では、例えば、さらに高い電圧が印加される回路部品の装着に伴って沿面距離を一層長く確保することが必要となったときには、突き出し板を高くしなければならず、その分プリント基板が全体として厚くなる(大形化する)という不都合も生じる。
本発明は、かかる問題点に鑑みてなされたものであり、安全性を向上させると共に小形化を実現し得る回路基板を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の回路基板は、電気部品が取り付けられる回路基板本体と、当該回路基板本体に取り付けられた前記電気部品を覆う絶縁カバーとを備え、前記回路基板本体には、前記電気部品の周囲にスリットが形成され、前記絶縁カバーは、主板と当該主板の外周縁部に立設された側板とをそれぞれ有して当該各側板が互いに重なり合う状態で嵌合可能な第1カバーおよび第2カバーを備えて構成されると共に、前記回路基板本体を挟んで前記両主板が互いに対向し、かつ前記スリットを挿通させられた前記各側板が互いに重なり合うようにして当該両カバーが互いに嵌合する状態で前記回路基板本体に取り付け可能に形成されている。
また、請求項2記載の回路基板は、請求項1記載の回路基板において、前記側板には、前記回路基板本体に取り付けられる際の前記電気部品および当該回路基板本体との干渉を回避可能な切り欠きが形成されている。
また、請求項3記載の回路基板は、請求項1または2記載の回路基板において、前記絶縁カバーには、前記回路基板本体に取り付けられた状態における当該絶縁カバーによって覆われる複数の前記電気部品の間に位置して当該各電気部品を電気的に隔離する隔離壁が形成されている。
さらに、請求項4記載の回路基板は、請求項1から3のいずれかに記載の回路基板において、前記絶縁カバーは、固定用ねじによって前記回路基板本体に固定可能に構成されている。
請求項1記載の回路基板によれば、各側板が互いに重なり合う状態で嵌合可能な第1カバーおよび第2カバーを備えて絶縁カバーを構成すると共に、両カバーの各主板が回路基板本体を挟んで互いに対向し、かつスリットを挿通させられた各側板が互いに重なり合うようにして両カバーが互いに嵌合する状態で回路基板本体に取り付け可能に絶縁カバーを形成したことにより、絶縁カバーの内部への埃の侵入を確実に防止することができるため、電気部品に対する埃の付着を防止することができる。この結果、この回路基板によれば、付着した埃による端子同士の短絡や、埃の付着に起因する発火を確実に防止することができる。また、各電気部品を絶縁カバーで覆うことができるため、電気部品の端子に指等が触れる事態を確実に回避することができる。また、絶縁カバーの各側板同士が重なり合っている分、沿面距離を長くすることができるため、従来のプリント基板の突き出し板と比較して、同じ沿面距離を確保するための絶縁カバーの全体としての厚みを十分に薄くすることができる結果、回路基板の厚みを薄くすることができる。したがって、この回路基板によれば、安全性の向上と小形化とを同時に実現することができる。
また、請求項2記載の回路基板によれば、回路基板本体に取り付けられる際の電気部品および回路基板本体との干渉を回避可能な切り欠きを側板に形成したことにより、電気部品や電気部品の端子を絶縁カバーによって確実に覆うことができるため、安全性をさらに向上させることができる。
また、請求項3記載の回路基板によれば、絶縁カバーに隔離壁を形成したことにより、例えば、絶縁カバーによって覆われている電気部品のうちの隔離(絶縁)したい電気部品同士を隔離壁によって電気的に確実に隔離することができるため、たとえ絶縁カバーの内部に異物が入り込んだとしても、隔離したい電気部品同士のその異物による短絡を確実に防止することができる。
さらに、請求項4記載の回路基板によれば、固定用ねじによって回路基板本体に固定可能に絶縁カバーを構成したことにより、絶縁カバーを回路基板本体に対して確実に固定することができるため、回路基板本体からの絶縁カバーの脱落を確実に回避することができる。
以下、本発明に係る回路基板の最良の形態について、添付図面を参照して説明する。
最初に、本発明に係る回路基板の一例としての回路基板1の構成について、図面を参照して説明する。図1に示す回路基板1は、例えば、測定装置用の測定ユニットに組み込まれる回路基板であって、回路基板本体11と、集積回路、抵抗、コンデンサ、コイル、接続ケーブル、および電気信号の入出力用端子などの各種の電気部品12と、絶縁カバー13とを備えて構成されている。回路基板本体11は、絶縁材料で構成された基板本体21と、基板本体21に形成された導体パターン(図示せず)とを備えて構成されている。また、同図に示すように、回路基板本体11には、絶縁カバー13を回路基板本体11に嵌め込むためのスリット22、および絶縁カバー13を回路基板本体11に固定する固定用ねじ36を挿通させる挿通孔23が形成されている。電気部品12は、回路基板本体11の導体パターンに半田付けされて回路基板本体11に取り付けられている。この場合、上記した回路基板本体11のスリット22は、一例として、回路基板本体11に取り付けられている各電気部品12のうちの、高電圧が印加される電気部品12(例えば同図に示す電気部品12a)の端子Tを取り囲む位置に形成されている。
絶縁カバー13は、本発明における絶縁カバーの一例であって、図2に示すように、第1カバー14aおよび第2カバー14b(以下、両カバー14a,14bを区別しないときには「カバー14」ともいう)を備えて、全体として直方体状に構成されている。第1カバー14aは、図3に示すように、略矩形の主板31aと主板31aの各外周縁部に立設された4枚の側板32aとを備えて構成されている。また、第1カバー14aは樹脂等(一例としてABS樹脂)の絶縁材料で形成されている。この場合、主板31aには、第1カバー14aを回路基板本体11に固定するための固定用ねじ36(図1参照)を挿通させる挿通孔34aが形成されている。また、側板32aには、回路基板本体11への取り付けの際の電気部品12や回路基板本体11との干渉、および後述する第2カバー14bのリブ35bとの干渉を回避するための切り欠き33aが形成されている。さらに、第1カバー14aの内側には、主板31aおよび各側板32aを補強するための複数のリブ35aが形成されている。また、第1カバー14aは、回路基板本体11のスリット22に各側板32aが挿通可能にその大きさが規定されている。
第2カバー14bは、図4に示すように、略矩形の主板31b(以下、第1カバー14aの主板31aと区別しないときには「主板31」ともいう)と主板31bの各外周縁部に立設された4枚の側板32b(以下、第1カバー14aの側板32aと区別しないときには「側板32」ともいう)とを備えて第1カバー14aに嵌合可能に構成されている。また、第2カバー14bは、第1カバー14aに用いられている絶縁材料と同じ絶縁材料で形成されている。この場合、主板31bには、上記した固定用ねじ36がねじ込まれるねじ孔34bが形成されている。また、各側板32bは、第1カバー14aの側板32aと同じ(ほぼ同じ)高さに規定されている。また、側板32bには、回路基板本体11への取り付けの際に電気部品12や回路基板本体11との干渉を回避するための切り欠き33b(以下、第1カバー14aの切り欠き33aと区別しないときには「切り欠き33」ともいう)が形成されている。
さらに、第2カバー14bの内側には、隔離壁37が形成されている。この場合、隔離壁37は、図5に示すように、回路基板本体11に取り付けた状態における第2カバー14bによって覆われる複数の電気部品12(例えば、同図に示す電気部品12b,12d)を電気的に隔離(絶縁)する機能を有している。なお、同図は、回路基板1に絶縁カバー13を取り付けた状態の主要な構成を示す図であって、構成の一部の図示を省略している。また、第2カバー14bの内側には、主板31b、各側板32bおよび隔離壁37を補強するための複数のリブ35b(以下、第1カバー14aのリブ35aと区別しないときには「リブ35」ともいう)が形成されている。また、第2カバー14bは、回路基板本体11に取り付けた状態において各側板32bが第1カバー14aの各側板32aの外側に位置して各側板32a,32b同士が互いに対向する状態で重なり合い、かつ回路基板本体11のスリット22に各側板32bが挿通可能にその大きさが規定されている。
この場合、絶縁カバー13は、図5に示すように、両カバー14a,14bにおける各々の主板31a,31bが回路基板本体11を挟んで互いに対向し、かつ各側板32a,32bを回路基板本体11のスリット22に挿通させて両カバー14a,14bを嵌合させた状態で回路基板本体11に取り付けられる。
次に、回路基板1への絶縁カバー13の取り付け方法について、図面を参照して説明する。まず、第1カバー14aを回路基板本体11に取り付ける。この場合、第1カバー14aにおける各側板32aの先端部を回路基板本体11のスリット22に挿入する。次いで、第1カバー14a全体を回路基板本体11側に押し込むことにより、各側板32aをスリット22に挿通させる(嵌め込む)。この場合、側板32aに切り欠き33aが形成されているため、回路基板本体11に取り付けられている電気部品12や回路基板本体11との干渉が回避されて、電気部品12や電気部品12の端子が第1カバー14aによって確実に覆われる。
続いて、第2カバー14bを回路基板本体11に取り付ける。この場合、第2カバー14bの各側板32bが第1カバー14aの各側板32aの外側に位置するようにして、側板32bの先端部を回路基板本体11のスリット22に挿入する。次いで、図5に示すように、第1カバー14b全体を回路基板本体11側に押し込むことにより、各側板32bをスリット22に挿通させる。この場合、側板32bに切り欠き33bが形成されているため、回路基板本体11に取り付けられている電気部品12や回路基板11との干渉が回避されて、電気部品12や電気部品12の端子が第2カバー14bによって確実に覆われる。これにより、同図に示すように、回路基板本体11を挟んで両主板31a,31bが互いに対向し、かつスリット22を挿通させられた各側板32a,32bの一部同士が互いに重なり合うようにして両カバー14a,14bが互いに嵌合する。なお、上記の手順とは逆に、第2カバー14bを先に取り付けた後に第1カバー14aを取り付けて、両カバー14a,14bを嵌合させることもできる。
続いて、第1カバー14aの挿通孔34aおよび回路基板本体11の挿通孔23に固定用ねじ36を挿通させて、第2カバー14bのねじ孔34bに固定用ねじ36をねじ込む。これにより、第1カバー14aおよび第2カバー14bが回路基板本体11に固定されて、両カバー14a,14bの回路基板本体11からの脱落が回避される。
この場合、この回路基板1では、各電気部品12が絶縁カバー13によって覆われているため、絶縁カバー13の内部への埃の侵入が防止される結果、電気部品12に対する埃の付着が防止されている。このため、この回路基板1では、付着した埃による端子同士の短絡や、埃の付着に起因する発火が確実に防止されている。また、各電気部品12が絶縁カバー13によって覆われているため、電気部品12の端子に指等が触れる事態が確実に回避される。また、第1カバー14aおよび第2カバー14bに補強用のリブ35a,35bがそれぞれ形成されているため、例えば、回路基板1を測定ユニットに組み込む際に測定ユニットのシャーシ等との接触によってカバー14に力が加わったとしても、カバー14が破損する事態が確実に防止される。また、図5に示すように、第2カバー14bの内側に形成されている隔離壁37によって隔離(絶縁)を希望する電気部品12b,12dが電気的に隔離されているため、例えば、第2カバー14bを取り付ける際に第2カバー14bの内部に異物が入り込んだとしても、隔離したい電気部品12b,12d同士のその異物による短絡が確実に防止されている。
一方、図7に示すように、回路基板本体111から突き出し板121を突き出させただけの従来の回路基板101では、例えば、電気部品112aの端子から電気部品112bの端子までの沿面距離は、回路基板本体111の表面における電気部品112aの端子から突き出し板121までの距離L11と、突き出し板121の表面に沿った距離L12(突き出し板121の高さの2倍)と、回路基板本体111の表面における突き出し板121から電気部品112bの端子までの距離L13との合計となる。これに対して、この回路基板1では、図5に示すように、絶縁カバー13を構成する両カバー14a,14aの各側板32a,32bが互いに重なり合うようにして、絶縁カバー13が回路基板本体11に取り付けられている。このため、この回路基板1では、例えば、電気部品12bの端子から電気部品12cの端子までの沿面距離は、同図に示すように、回路基板本体11の表面における電気部品12bの端子から側板32aまでの距離L1と、側板32a,32bが重なり合った部分における側板32a,32bの表面に沿った距離L2と、回路基板本体11の表面における側板32bから電気部品12cの端子までの距離L3との合計となる。この場合、同図に示すように、側板32a,32bが重なり合っている分、上記した回路基板101と比較して、沿面距離が長くなっている。したがって、この回路基板1では、従来のプリント基板101の突き出し板121と比較して、同じ沿面距離を確保するための絶縁カバー13の全体としての高さを低くすることができるため、回路基板1の厚みを薄くすることができる結果、回路基板1の小形化を実現することが可能となっている。
このように、この回路基板1によれば、各側板32が互いに重なり合う状態で嵌合可能な第1カバー14aおよび第2カバー14bを備えて絶縁カバー13を構成すると共に、両カバー14a,14bの各主板31が回路基板本体11を挟んで互いに対向し、かつスリット22を挿通させられた各側板32が互いに重なり合うようにして両カバー14a,14bが互いに嵌合する状態で回路基板本体11に取り付け可能に絶縁カバー13を形成したことにより、絶縁カバー13の内部への埃の侵入を確実に防止することができるため、電気部品12に対する埃の付着を防止することができる。この結果、この回路基板1によれば、付着した埃による端子同士の短絡や、埃の付着に起因する発火を確実に防止することができる。また、各電気部品12を絶縁カバー13で覆うことができるため、電気部品12の端子に指等が触れる事態を確実に回避することができる。また、絶縁カバー13の各側板32同士が重なり合っている分、沿面距離を長くすることができるため、従来のプリント基板の突き出し板と比較して、同じ沿面距離を確保するための絶縁カバー13の全体としての厚みを十分に薄くすることができる結果、回路基板1の厚みを薄くすることができる。したがって、この回路基板1によれば、安全性の向上と小形化とを同時に実現することができる。
また、この回路基板1によれば、回路基板本体11に取り付けられる際の電気部品12および回路基板本体11との干渉を回避可能な切り欠き33を側板32に形成したことにより、電気部品12や電気部品12の端子を絶縁カバー13(第1カバー14aおよび第2カバー14b)によって確実に覆うことができるため、安全性をさらに向上させることができる。
また、この回路基板1によれば、第2カバー14b(絶縁カバー13)に隔離壁37を形成したことにより、絶縁カバー13によって覆われている電気部品12のうちの隔離したい電気部品同士を隔離壁37によって電気的に確実に隔離することができるため、たとえ絶縁カバー13の内部に異物が入り込んだとしても、隔離したい電気部品12同士のその異物による短絡を確実に防止することができる。
さらに、この回路基板1によれば、固定用ねじ36によって回路基板本体11に固定可能に絶縁カバー13を構成したことにより、絶縁カバー13(第1カバー14aおよび第2カバー14b)を回路基板本体11に対して確実に固定することができるため、回路基板本体11からの絶縁カバー13の脱落を確実に回避することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、カバー14の主板31を矩形に形成した例について上記したが、主板31の形状はこれに限定されず、円形状、楕円形状、矩形以外の多角形状、および曲線と直線とを組み合わせた形状等の任意の形状に形成することができる。また、回路基板本体11におけるスリット22の形状もカバー14の形状に合わせて任意に規定することができる。また、側板32の高さも、少なくとも一部が互いに重なり合う限り、任意の高さに規定することができる。また、固定用ねじ36を用いて絶縁カバー13を回路基板本体11に固定する構成例について上記したが、例えば、接着剤を用いて固定する構成を採用することもできる。
さらに、上記した絶縁カバー13に代えて、図6に示す第1カバー114aおよび第2カバー114bを備えた絶縁カバー113を採用することもできる。なお、同図は、回路基板1に絶縁カバー113を取り付けた状態の主要な構成を示す図であって、構成の一部の図示を省略している。この場合、第1カバー114aは、略矩形の主板131aと、主板131aの各外周縁部に多重(一例として、二重)に立設された複数(この例では、合計で8枚)の側板132aとを備えて構成されている。また、第2カバー114bは、同図に示すように、略矩形の主板131bと、主板131bの各外周縁部に多重(一例として、二重)に立設された複数(この例では、合計で8枚)の側板132bとを備えて各側板132a,132b同士が互いに対向し合うようにして重なり合う状態で第1カバー114aに嵌合可能に構成されている。この構成によれば、側板132a,132bが多重に重なり合っている分、例えば、絶縁カバー113の内側に位置する電気部品12の端子から絶縁カバー113の外側に位置する電気部品12の端子までの沿面距離を一層長くすることができる。
回路基板1の平面図である。 絶縁カバー13の斜視図である。 第1カバー14aの斜視図である。 第2カバー14bの斜視図である。 回路基板1に絶縁カバー13を取り付けた状態を説明するための説明図である。 絶縁カバー113の構成を説明するための説明図である。 従来の回路基板101の断面図である。
符号の説明
1 回路基板
11 回路基板本体
12 電気部品
12a〜12d 電気部品
13,113 絶縁カバー
14a,14a,114a 第1カバー
14b,14b、114b 第2カバー
23 スリット
31a,131a 主板
31b,131b 主板
32a,132a 側板
32b,132b 側板
34a 挿通孔
34b ねじ孔
36 固定用ねじ
37 隔離壁

Claims (4)

  1. 電気部品が取り付けられる回路基板本体と、当該回路基板本体に取り付けられた前記電気部品を覆う絶縁カバーとを備え、
    前記回路基板本体には、前記電気部品の周囲にスリットが形成され、
    前記絶縁カバーは、主板と当該主板の外周縁部に立設された側板とをそれぞれ有して当該各側板が互いに重なり合う状態で嵌合可能な第1カバーおよび第2カバーを備えて構成されると共に、前記回路基板本体を挟んで前記両主板が互いに対向し、かつ前記スリットを挿通させられた前記各側板が互いに重なり合うようにして当該両カバーが互いに嵌合する状態で前記回路基板本体に取り付け可能に形成されている回路基板。
  2. 前記側板には、前記回路基板本体に取り付けられる際の前記電気部品および当該回路基板本体との干渉を回避可能な切り欠きが形成されている請求項1記載の回路基板。
  3. 前記絶縁カバーには、前記回路基板本体に取り付けられた状態における当該絶縁カバーによって覆われる複数の前記電気部品の間に位置して当該各電気部品を電気的に隔離する隔離壁が形成されている請求項1または2記載の回路基板。
  4. 前記絶縁カバーは、固定用ねじによって前記回路基板本体に固定可能に構成されている請求項1から3のいずれかに記載の回路基板。
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